JP2014157888A - 半導体素子,半導体装置,保護回路および保護装置 - Google Patents

半導体素子,半導体装置,保護回路および保護装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014157888A
JP2014157888A JP2013027196A JP2013027196A JP2014157888A JP 2014157888 A JP2014157888 A JP 2014157888A JP 2013027196 A JP2013027196 A JP 2013027196A JP 2013027196 A JP2013027196 A JP 2013027196A JP 2014157888 A JP2014157888 A JP 2014157888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protection circuit
semiconductor
schottky barrier
barrier diode
lead frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013027196A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Hirako
正明 平子
Shigetoshi Soda
茂稔 曽田
Tomonari Ota
朋成 太田
Toshikazu Imai
俊和 今井
Do Hwan An
道煥 安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2013027196A priority Critical patent/JP2014157888A/ja
Publication of JP2014157888A publication Critical patent/JP2014157888A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】過充電時における半導体素子の発熱量を抑制することを目的とする。
【解決手段】両端が、それぞれMOSFET4aのソース電極およびドレイン電極に接続されるショットキーバリアダイオード3aを設けることにより、過充電時に流れる電流をショットキーバリアダイオード3aを介して流すことができるため、電圧を低減でき、過充電時の半導体素子の発熱を抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、リチウムイオン電池等の充電式電池の過充電時に、電池を保護する保護回路,保護装置およびこれらに使用する半導体素子,半導体装置に関するものである。
従来のリチウムイオン電池等の充電式電池の過充電時に、充電式電池を保護する保護回路としては、コントロール用集積素子と2つのMOSFETからなる保護回路とで構成されていた。
図7は従来の充電式電池の過充電時に充電式電池を保護する保護回路の構成を示す概略図である。
図7において、100はコントロール用集積素子、101は2つのMOSFET102a,102bからなる保護回路、104は保護対象であるリチウムイオン電池である(例えば、特許文献1 参照)。
従来のMOSFET2素子からなる保護回路について、図7,図8,図9を用いて説明する。
図7は従来の保護回路全体の等価回路を示す図、図8は従来の保護回路を構成するMOSFETの構成を示す等価回路、図9は前記MOSFETの要部断面図である。
図7,図8,図9において、保護回路101を構成するMOSFET102a,102bは、第一主面にソース電極114、第二主面側にドレイン電極(図示なし)を有し、P
型拡散領域であるチャネル層105とN+型エピタキシャル層106との間に形成されたpn接合からなる寄生ダイオード103が製造工程中に設けられる。
この寄生ダイオード103は、従来のリチウムイオン電池等の充電式電池の過充電時においては順方向電流が通電する様な働きを有していた。
特開2011−129662号公報 実用新案登録 3173566号公報
しかしながら、前記従来の構成では、例えばリチウムイオン電池を用いた携帯機器においても小型化が叫ばれているが、これに伴い、例えば、過充電時におけるMOSFET102a,102bの動作時の発熱量、特に前記pn接合ダイオードからなる寄生ダイオード103のジャンクション温度が高いため、大きな放熱板が必要となり、機器の小型化ができないと言った問題点があった。
本発明は、従来の問題点を解決するために、過充電時における半導体素子の発熱量を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の半導体素子は、第1導電型の半導体層と、前記第1導電型半導体層の表面の一部に形成される第2導電型の半導体層と、前記第2導電型の半導体層に形成されるトランジスタと、前記第1導電型の半導体層の表面に形成される前記トランジスタのソース電極と、前記第1導電型の半導体層の表面に前記トランジスタと分離して形成されるショットキーバリアダイオードとを有し、前記ショットキーバリアダイオードのショットキー接合部が前記ソース電極の形成領域と前記第1導電型の半導体層との境界部であることを特徴とする。
また、前記ショットキーバリアダイオードのショットキー接合部で使用される導電性材料のバリアハイトは、前記ソース電極で使用される導電性材料のバイアハイトよりも低いことが好ましい。
また、前記ショットキーバリアダイオードの周囲に形成される環状のガードリング層により、前記ショットキーバリアダイオードと前記トランジスタとが分離されても良い。
また、前記ガードリング層の内周内に複数のピラー状の拡散領域をさらに備え、前記ショットキーバリアダイオードが前記拡散領域間に形成されても良い。
また、前記ショットキーバリアダイオードの周囲に形成されるトレンチにより、前記ショットキーバリアダイオードと前記トランジスタとが分離され、前記トレンチが溝の内表面に形成される絶縁膜と前記絶縁膜の内周部に充填される金属層とで構成されても良い。
また、本発明の半導体装置は、前記半導体素子を搭載し、CSPまたはBGAまたはLGAのいずれかの形状であることを特徴とする。
また、本発明の保護回路は、ドレイン電極を共通接続するように2つの前記半導体素子を直列接続してなり、2つの前記半導体素子を同時に活性化することにより一方向に電流を導通させ、一方の前記半導体素子を非活性化することにより前記一方向に対して逆方向にのみ電流を導通させることを特徴とする。
また、前記半導体素子の活性化/非活性化の制御をコントロール用集積素子で行い、過充電時に充電式電池の保護を行っても良い。
さらに、本発明の保護装置は、前記保護回路と、前記保護回路を搭載するリードフレームと、前記保護回路と前記リードフレームとを電気的に接続する配線構造と、前記リードフレーム上の前記保護回路および配線構造を樹脂封止する樹脂とを有することを特徴とする。
また、前記保護回路と、前記半導体素子の活性化/非活性化を制御するコントロール用集積素子と、前記保護回路および前記コントロール用集積素子を混載するリードフレームと、前記保護回路または前記コントロール用集積素子と前記リードフレームとを電気的に接続する配線構造と、前記リードフレーム上の前記保護回路および配線構造を樹脂封止する樹脂とを有しても良い。
以上のように、両端が、それぞれMOSFETのソース電極およびドレイン電極に接続されるショットキーバリアダイオードを設けることにより、過充電時に流れる電流をショットキーバリアダイオードを介して流すことができるため、前記pn接合ダイオードからなる寄生ダイオードに比べて順方向電圧を低減でき、過充電時の半導体素子の発熱を抑制することができる。
本発明の充電式電池の過充電時に充電式電池を保護する保護回路全体の構成を示す概略図 実施の形態1における一方の半導体素子の構成を示す要部断面図と2つの半導体素子からなる保護回路部の断面図 実施の形態1における2つの半導体素子からなる保護回路部の等価回路と2つの半導体素子が搭載された半導体装置の構成を例示する図 本発明の保護回路全体の動作を説明する図 ダイオード特性を説明する図 実施の形態2における一方の半導体素子の構造を示す要部断面図 従来の充電式電池の過充電時に充電式電池を保護する保護回路全体の構成を示す概略図 従来の2つの半導体素子からなる保護回路部の等価回路を示す図 従来の一方の半導体素子を構成するMOSFETの構造を示す要部断面図
以下発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の充電式電池の過充電時に充電式電池を保護する保護回路全体の構成を示す概略図である。図2は実施の形態1における半導体素子の構成を示す断面図であり、図2(a)は一方の半導体素子の構成を示す要部断面図、図2(b)は2つの半導体素子からなる保護回路部全体を示す断面図である。
図3は実施の形態1における保護回路部と2つの半導体素子が搭載された半導体装置の構成を例示する図、図4は本発明の保護回路全体の動作を説明する図、図5はダイオード特性を説明する図である。
図1〜図5に示すように、本発明の保護回路において、リチウムイオン電池20等の充電式電池は、コントロール用集積素子100および保護回路1に接続され、コントロール用集積素子100はリチウムイオン電池20が過充電状態にあることを検知すると、保護回路1を制御して、リチウムイオン電池20を放電する方向(図4(b)の方向)に電流を流す。
実施の形態1における半導体素子8は、N++型シリコン半導体基板7の第一主面にN+型エピタキシャル半導体層6が形成され、第一主面に対する裏面である第二主面に金属電極からなるドレイン電極26が配置されている。TMOS領域27の第一主面側には、それぞれ縦型トレンチMOSFET等のMOSFET4aまたはMOSFET4bの1つが形成されており、第一主面側にソース電極14が形成される。ここではMOSFETを例に説明するが、他のトランジスタを用いることもできる。TMOS領域27に隣接するSBD領域28には、チャネル層5が設けられておらず、N+型エピタキシャル半導体層6表面にP型からなる環状のガードリング15が形成され、その内側の第一主面表面のN+型エピタキシャル半導体層6とソース電極14との境界がショットキー接合部16となるショットキーバリアダイオード(略称SBD)3aまたはショットキーバリアダイオード3bが形成される。前記ショットキー接合部16からなるショットキーバリアダイオード3a,3bのアノードは前記ソース電極14と導電し、カソードはN++型シリコン半導体基板7を介してドレイン電極26と導通して構成される。また、実施の形態1における保護回路1は、2つの半導体素子8で形成され、その等価回路は図3(a)の様になる。
図3(a)に示す本発明の保護回路部の等価回路図における4aや4bは図2(b)に示す2つのMOSFETであり、2aや2bは、前記それぞれのMOSFET4a,MOSFET4bに製造過程で作り込まれた寄生ダイオードである。寄生ダイオード2a,2bはP型拡散層からなるチャネル層5とN+型エピタキシャル半導体層6との間に形成されたpn接合からなり、アノード側はMOSFETのソース端子S1とS2にそれぞれ導電されている。
また、3aと3bは、MOSFET4a,MOSFET4bに対応して形成されるショットキーバリアダイオードであって、それぞれのショットキーバリアダイオード3a,3bのアノード側は、前記寄生ダイオードと同様MOSFET4a,4bのソース端子S1とS2にそれぞれ導電されている。
一方、DはN++型シリコン半導体基板7の下面側に設けられた前記MOSFET4aとMOSFET4bに共通接続されるドレイン電極26であり、かつ、それぞれのショットキーバリアダイオード3a,3bのカソードと共通接続されている。
図3(b)は本発明の保護回路1または1つのMOSFET4a,4bをパッケージングした半導体装置を例示する外形図で6端子のLGAタイプである。例えば、X方向の寸法は2.57mm、Y方向の寸法は1.67mm、厚みはおよそ0.1mmである。ソース端子S1とS2、ゲート端子G1とG2それぞれの端子間の距離Wは0.65mm、ソース端子S1,S2とゲート端子G1,G2の直径Vは0.3mmである。なお、厚みZは前記シリコンと電極の厚みを含むものとする。図3(b)に示す半導体装置の例では、前記第一主面側に前記4個のソース端子S1,S2と2個のゲート端子G1,G2があり、その反対の第二主面全面にドレイン電極26と接続されるドレイン端子Dが配置されている。なお他の実施例として、本発明の保護装置または半導体装置は保護回路1または1つのMOSFET4a,4bをリードフレーム(図示せず)上に搭載し、金属ワイヤ(図示せず)もしくは金属クリップ(図示せず)等により配線したものを樹脂封止して形成される。また、保護回路1のみならずコントロール用集積素子100をリードフレーム(図示せず)上に混載し、金属ワイヤ(図示せず)もしくは金属クリップ(図示せず)等により配線したものを樹脂封止して形成しても良い。
図4はかかる構成の本発明の保護回路を、例えば、携帯電話機の電池パックの保護回路において使用した時の等価回路図である。
電池パックには、過充電からリチウムイオン電池20を保護するためにコントロール用集積素子100やノイズ除去用コンデンサ21やヒューズ18が本発明の保護回路1と共に構成されている。リチウムイオン電池20への充電電流をon/offするためにMOSFET4a,4bが構成された双方向の保護回路1を用い、充電時および放電時に流れる電流を完全に遮断するために2素子のMOSFET4a,4bをシリーズ接続して両方のMOSFET4a,4bをon/off制御するものである。
より詳細には、図4(a)の充電時の電流経路を示す図に示す。
図4に示すように、本発明の保護回路1は、2つのMOSFET4a,4bのドレイン電極を共通接続することにより、MOSFET4aのソース電極がリチウムイオン電池20と接続され、MOSFET4bのソース電極がコンデンサ21側に接続される構成となる。そのため、MOSFET4a,4bに形成されるショットキーバリアダイオード3a,3bの順方向電流の向きが互いに逆向きとなる構成である。コントロール用集積素子100は、MOSFET4a,4bのゲート端子と導電されており、リチウムイオン電池20を充電する際にMOSFET4aとMOSFET4bは共にon状態にされ、充電時の電流はMOSFET4aからMOSFET4b側(図4(a)では左側から右側)へ流れる様にコントロールされる。
なお、リチウムイオン電池20の電圧が満充電時の電池電圧以上になった場合、電流を遮断して充電電流の流れを強制的に停止させる。また過充電時にはリチウムイオン電池20の保護のため、放電電流が、図4(b)の様に充電時の電流経路と反対の向きに流れる。この時、MOSFET4aはon動作、MOSFET4bはoff動作となる様に、コントロール用集積素子100によりコントロールされている。
従来の保護回路部の回路図(図8)においては、過充電時における電流経路は、MOSFET102bの寄生ダイオード103を通ってd2の向きに流れるが、本発明の保護回路1では、寄生ダイオード2bではなく順方向電圧が寄生ダイオード2bよりも更に低いショットキーバリアダイオード3b側に流れる事に大きな特徴を有するものである。
図5は順方向電流と順方向電圧の関係を示す特性図である。図5に示すように、一定の順方向電流時においては、順方向電圧はショットキーバリアダイオード3bの方が寄生ダイオード2bであるpn接合ダイオードよりも低い特性である。
つまり、導電体であるソース電極14と半導体層であるN+型エピタキシャル半導体層6とが接合したショットキーバリアダイオード3a,3bの方が、半導体層であるチャネル層5とN+型エピタキシャル半導体層6とがpn接合した寄生ダイオード2a、2bより順方向電圧が低くなる。
したがって、本発明の保護回路1の様に、順方向特性の低いショットキーバリアダイオード3bを寄生ダイオード2bに並列に配置する事で、過充電時における電流は、pn接合からなる寄生ダイオード2bではなくショットキーバリアダイオード3b側に流れることになる。その結果、過充電時においては、順方向電圧が従来の回路構成(図8)に比べて本発明の回路構成(図3(a))の方が低くなるので、MOSFETのジャンクション温度(Tj)は、本発明の保護回路1(図3(a))の方が低く抑えられる。
即ち、MOSFETと、MOSFETから電気的に分離した状態で設けられるショットキーバリアダイオードとから構成される半導体素子8を備える保護回路1では、過充電時におけるMOSFET4a,4bの動作時の発熱温度は、寄生ダイオード2a、2bを電流が流れる場合に比べてショットキーバリアダイオード3a,3bを電流が流れる場合の方が順方向電圧の差分だけ温度上昇が抑制できる。これにより、MOSFET4a,4bの動作時に起因する発熱による品質課題、例えば、MOSFET4a,4bやコントロール用集積素100の特性劣化が防げられたり、リチウムイオン電池20への熱的負荷を抑制できたり、放熱板の小型軽量化が図れて各種携帯機器の軽薄短小化に寄与する事ができる。
(実施の形態2)
図6は実施の形態2における一方の半導体素子の構造を示す要部断面図である。
実施の形態1ではSBD領域28において、環状のP型ガードリング15でMOSFET4a,4bから分離されたショットキーバリアダイオード3a,3bであった(図2参照)。これに対して、さらに低い順方向電圧を得るために、SBD領域28に代わりジャンクションバリア領域(JBS領域と称す)29に設けられた環状のガードリング15の内面表面に、ハニカム(メッシュ)あるいは矩形のパターン形状かつ所定の深さに、複数のピラー状(柱状)からなるP型層22で分離されるショットキーバリアダイオード3a,3bであってもよい(図6(a))。
あるいは、溝内側に絶縁膜24を形成し更にその内側に金属25を設けた複数のトレンチ10で囲まれたトレンチSBD領域30にショットキーバリアダイオード3a,3bを形成してもよい(図6(b))。
なお、実施の形態1の半導体素子8においては、ショットキーバリアダイオード3a,3bが形成されるSBD領域28のガードリング15とショットキー接合部16は、半導体素子の中央部、即ち半導体素子の左側に記載されたMOSFET4aはMOSFET4a領域の右側にSBD領域28が記載されており、一方の半導体素子の右側に記載されたMOSFET4bはMOSFET4b領域の左側にSBD領域28が記載されているが(図2(b)参照)、ショットキーバリアダイオード3a,3bの位置は必ずしもMOSFET4a,4bの間に限定されず、ショットキーバリアダイオード3a,3bの放熱性に問題がなければ、MOSFET4a,4bが中央部、SBD領域28,JBS領域29,トレンチSBD領域30が外周領域にあってもよい。
さらに、実施の形態1では、MOSFET4a,4bのソース電極14とショットキー接合部16を形成するショットキー電極とは同一の金属材料として説明したが、必ずしも同一の金属に限定するのではなく異なってもよい。具体的にはショットキーバリアダイオード3a,3bの金属材料として、ソース電極14よりも金属障壁(バリアハイト)が低い金属等の導電性材料をソース電極14内にショットキー接合部16に接して設けてもよく、これにより、より低い順方向電圧が得られ更に好適である。
さらに、実施の形態1ではMOSFET4a,4bはトレンチ構造を有する構成であるが、必ずしも縦型トレンチMOSFETでなくてもよく、縦型プレーナMOSトランジスタでもよく、その他の任意のトランジスタでもよい。
さらに、MOSFET4a,4bとショットキーバリアダイオード3a,3bとの距離は、動作時に互いに空乏層で影響を受けない様な距離が空いていれば問わない。
さらに、MOSFET4aとMOSFET4bとの距離は、動作時に互いに空乏層で影響を受けない様な距離が空いていれば問わない。
さらに、図3(b)に示す様に、パッケージ形状は6端子のLGAに限らず、他のBGAやCSPの形態でもよい。
さらに、図3(b)は6端子のLGAパッケージ形状であったが、6個に電極数に限定するのではなく、4個以上の偶数個であれば問わない。
さらに、シリコンを使用した半導体材料に限定されず、SiCやGaN等の他の半導体材料を使用した構成であってもよい。
さらに、リードフレーム上にショットキーバリアダイオード3a,3bを備えた本発明の半導体素子8をダイボンドし、ワイヤもしくはクリップボンドされた後に樹脂封止してもよい。
さらに、リードフレーム上にショットキーバリアダイオード3a,3bを備えた本発明の半導体素子8とコントロール用集積素子100をダイボンドし、ワイヤもしくはクリップボンドされた後に樹脂封止してもよい(図1参照)。
本発明は、過充電時におけるMOSFETの発熱量を抑制することができ、リチウムイオン電池等の充電式電池の過充電時に、電池を保護する保護回路,保護装置およびこれらに使用する半導体素子,半導体装置等に有用である。
1 保護回路
2a 寄生ダイオード
2b 寄生ダイオード
3a ショットキーダイオード
3b ショットキーダイオード
4a MOSFET
4b MOSFET
5 チャネル層
6 N+型エピタキシャル半導体層
7 N++型シリコン半導体基板
8 半導体素子
10 トレンチ
14 ソース電極
15 ガードリング
16 ショットキー接合部
18 ヒューズ
20 リチウムイオン電池
21 ノイズ除去用コンデンサ
22 P型拡散層
24 絶縁膜
25 金属
26 ドレイン電極
27 TMOS領域
28 SBD領域
29 JBD領域
30 トレンチSBD領域
100 コントロール用集積素子
101 保護回路
102a MOSFET
102b MOSFET
103 寄生ダイオード
104 リチウムイオン電池
105 チャネル層
106 N+型エピタキシャル層
114 ソース電極
S1 ソース端子
S2 ソース端子
G1 ゲート端子
G2 ゲート端子
D ドレイン端子

Claims (10)

  1. 第1導電型の半導体層と、
    前記第1導電型半導体層の表面の一部に形成される第2導電型の半導体層と、
    前記第2導電型の半導体層に形成されるトランジスタと、
    前記第1導電型の半導体層の表面に形成される前記トランジスタのソース電極と、
    前記第1導電型の半導体層の表面に前記トランジスタと分離して形成されるショットキーバリアダイオードと
    を有し、前記ショットキーバリアダイオードのショットキー接合部が前記ソース電極の形成領域と前記第1導電型の半導体層との境界部であることを特徴とする半導体素子。
  2. 前記ショットキーバリアダイオードのショットキー接合部で使用される導電性材料のバリアハイトは、前記ソース電極で使用される導電性材料のバイアハイトよりも低いことを特徴とする請求項1記載の半導体素子。
  3. 前記ショットキーバリアダイオードの周囲に形成される環状のガードリング層により、前記ショットキーバリアダイオードと前記トランジスタとが分離されることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の半導体素子。
  4. 前記ガードリング層の内周内に複数のピラー状の拡散領域をさらに備え、
    前記ショットキーバリアダイオードが前記拡散領域間に形成されることを特徴とする請求項3記載の半導体素子。
  5. 前記ショットキーバリアダイオードの周囲に形成されるトレンチにより、前記ショットキーバリアダイオードと前記トランジスタとが分離され、
    前記トレンチが溝の内表面に形成される絶縁膜と前記絶縁膜の内周部に充填される金属層とで構成されることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の半導体素子。
  6. 請求項1〜請求項5記載の半導体素子を搭載し、CSPまたはBGAまたはLGAのいずれかの形状であることを特徴とする半導体装置。
  7. ドレイン電極を共通接続するように2つの請求項1〜請求項5記載の半導体素子を直列接続してなり、2つの前記半導体素子を同時に活性化することにより一方向に電流を導通させ、一方の前記半導体素子を非活性化することにより前記一方向に対して逆方向にのみ電流を導通させることを特徴とする保護回路。
  8. 前記半導体素子の活性化/非活性化の制御をコントロール用集積素子で行い、
    過充電時に充電式電池の保護を行うことを特徴とする請求項7記載の保護回路。
  9. 請求項7記載の保護回路と、
    前記保護回路を搭載するリードフレームと、
    前記保護回路と前記リードフレームとを電気的に接続する配線構造と、
    前記リードフレーム上の前記保護回路および配線構造を樹脂封止する樹脂と
    を有することを特徴とする保護装置。
  10. 請求項7記載の保護回路と、
    前記半導体素子の活性化/非活性化を制御するコントロール用集積素子と、
    前記保護回路および前記コントロール用集積素子を混載するリードフレームと、
    前記保護回路または前記コントロール用集積素子と前記リードフレームとを電気的に接続する配線構造と、
    前記リードフレーム上の前記保護回路および配線構造を樹脂封止する樹脂と
    を有することを特徴とする保護装置。
JP2013027196A 2013-02-15 2013-02-15 半導体素子,半導体装置,保護回路および保護装置 Pending JP2014157888A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013027196A JP2014157888A (ja) 2013-02-15 2013-02-15 半導体素子,半導体装置,保護回路および保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013027196A JP2014157888A (ja) 2013-02-15 2013-02-15 半導体素子,半導体装置,保護回路および保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014157888A true JP2014157888A (ja) 2014-08-28

Family

ID=51578602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013027196A Pending JP2014157888A (ja) 2013-02-15 2013-02-15 半導体素子,半導体装置,保護回路および保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014157888A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018025839A1 (ja) * 2016-08-02 2018-02-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 半導体装置、半導体モジュール、および半導体パッケージ装置
CN108133966A (zh) * 2018-01-22 2018-06-08 北京世纪金光半导体有限公司 一种集成了周边RCsnubber结构的碳化硅SBD器件元胞结构
JP7047981B1 (ja) * 2021-02-04 2022-04-05 三菱電機株式会社 炭化珪素半導体装置および電力変換装置

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102212240B1 (ko) 2016-08-02 2021-02-04 누보톤 테크놀로지 재팬 가부시키가이샤 반도체 장치, 반도체 모듈, 및 반도체 패키지 장치
JPWO2018025839A1 (ja) * 2016-08-02 2019-06-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 半導体装置、半導体モジュール、および半導体パッケージ装置
WO2018025839A1 (ja) * 2016-08-02 2018-02-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 半導体装置、半導体モジュール、および半導体パッケージ装置
KR20190034547A (ko) * 2016-08-02 2019-04-02 파나소닉 아이피 매니지먼트 가부시키가이샤 반도체 장치, 반도체 모듈, 및 반도체 패키지 장치
KR20210014206A (ko) * 2016-08-02 2021-02-08 누보톤 테크놀로지 재팬 가부시키가이샤 반도체 장치, 반도체 모듈, 및 반도체 패키지 장치
JP2020129693A (ja) * 2016-08-02 2020-08-27 パナソニックセミコンダクターソリューションズ株式会社 半導体装置、および半導体モジュール
CN111863811A (zh) * 2016-08-02 2020-10-30 松下半导体解决方案株式会社 半导体装置以及半导体封装装置
KR102259185B1 (ko) 2016-08-02 2021-06-01 누보톤 테크놀로지 재팬 가부시키가이샤 반도체 장치, 반도체 모듈, 및 반도체 패키지 장치
CN109564941A (zh) * 2016-08-02 2019-04-02 松下知识产权经营株式会社 半导体装置、半导体模块、以及半导体封装装置
CN109564941B (zh) * 2016-08-02 2022-05-13 新唐科技日本株式会社 半导体装置、半导体模块、以及半导体封装装置
CN112271178A (zh) * 2016-08-02 2021-01-26 松下半导体解决方案株式会社 半导体装置以及半导体模块
CN111863811B (zh) * 2016-08-02 2021-06-22 新唐科技日本株式会社 半导体装置以及半导体封装装置
US11056563B2 (en) 2016-08-02 2021-07-06 Nuvoton Technology Corporation Japan Semiconductor device, semiconductor module, and packaged semiconductor device
US11069783B2 (en) 2016-08-02 2021-07-20 Nuvoton Technology Corporation Japan Semiconductor device, semiconductor module, and packaged semiconductor device
CN108133966A (zh) * 2018-01-22 2018-06-08 北京世纪金光半导体有限公司 一种集成了周边RCsnubber结构的碳化硅SBD器件元胞结构
JP7047981B1 (ja) * 2021-02-04 2022-04-05 三菱電機株式会社 炭化珪素半導体装置および電力変換装置
WO2022168240A1 (ja) * 2021-02-04 2022-08-11 三菱電機株式会社 炭化珪素半導体装置および電力変換装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10784256B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing semiconductor device
JP5406171B2 (ja) SiC半導体装置
US6707128B2 (en) Vertical MISFET transistor surrounded by a Schottky barrier diode with a common source and anode electrode
JP5990437B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
US9472543B2 (en) Wide band gap semiconductor device
JP2009187994A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US10050140B2 (en) Rectifier diode
JP2009295641A5 (ja)
JP5968548B2 (ja) 半導体装置
JP2008251923A (ja) 半導体装置
US11527660B2 (en) Semiconductor device with a lifetime killer region in the substrate
JPWO2018034127A1 (ja) 半導体装置
JP2009071059A (ja) 半導体装置
US11133300B2 (en) Semiconductor device
JP5735611B2 (ja) SiC半導体装置
US20130248886A1 (en) Semiconductor device and semiconductor module
JP2015159235A (ja) 半導体装置
JP2014157888A (ja) 半導体素子,半導体装置,保護回路および保護装置
JP2020013836A (ja) 半導体装置および半導体回路装置
JP4122113B2 (ja) 高破壊耐量電界効果型トランジスタ
US11107913B2 (en) Semiconductor device
US20200328274A1 (en) Semiconductor device
KR102038525B1 (ko) Esd 방지 구조를 가진 실리콘카바이드 쇼트키 정션 배리어 다이오드
JP4432332B2 (ja) 半導体素子及びその製造方法
JP2014187080A (ja) 半導体素子、半導体装置及び複合モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150225