JP2014156126A - 包装用フィルムの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(A)ポリメチルペンテン−1系樹脂100質量部および(B)ポリブテン−1系樹脂0.5〜60質量部および/または流動パラフィン0.1〜20重量部、ただし成分(B)の総量が75質量部を超えない、を含むポリメチルペンテン−1系樹脂組成物を、Tダイを使用して押出してフィルム肉厚3〜30μmの包装用フィルムを得ることを含み、上記押出において、Tダイのリップ開度R(単位μm)、フィルム肉厚t(単位μm)、ダイスから押し出される樹脂組成物のダイス幅1cm当たりの吐出速度E(単位cm3/hr)およびエアギャップA(単位cm)が下記式1:15≦(1/t - 1/R)・(E/At )×100≦900を満たすことを特徴とする、包装用フィルムの製造方法。
【選択図】なし
Description
(A)ポリメチルペンテン−1系樹脂100質量部、および
(B)ポリブテン−1系樹脂0.5〜60質量部および/または流動パラフィン0.1〜20質量部、ただし成分(B)の総量が75質量部を超えない
を含むポリメチルペンテン−1系樹脂組成物を、Tダイを使用して押出してフィルム肉厚3〜30μmの包装用フィルムを得ることを含み、上記押出において、Tダイのリップ開度R(単位μm)、フィルム肉厚t(単位μm)、ダイスから押し出される樹脂組成物のダイス幅1cm当たりの吐出速度E(単位cm3/hr)およびエアギャップA(単位cm)が下記式1:
15≦(1/t - 1/R)・(E/At )×100≦900 ・・・式1
を満たすことを特徴とする、包装用フィルムの製造方法である。
(A)ポリメチルペンテン−1系樹脂100質量部、および
(B)ポリブテン−1系樹脂0.5〜60質量部および/または流動パラフィン0.1〜20質量部、ただし成分(B)の総量が75質量部を超えない
を含むポリメチルペンテン−1系樹脂組成物を、Tダイを使用して押出してフィルム肉厚3〜30μmの包装用フィルムを得ることを含む。
15≦(1/t - 1/R)・(E/At )×100≦900 ・・・式1
ここで、RはTダイのリップ開度(単位μm)であり、tは得られるフィルムの肉厚(単位μm)であり、Eはダイスから押し出される樹脂組成物のダイス幅1cm当たりの吐出速度(単位cm3/hr)であり、Aはエアギャップ(単位cm)である。
ダイス(幅W)からの微小時間Δt における樹脂の押出体積量をΔEとし、そのときの押出長さをΔχとすると、
ΔE=WRΔχ ・・・式1−1
であるから、
Δχ=ΔE/WR ・・・式1−2
である。ここで、ΔEが一定であるように製膜条件を設定すると、Wは一定であるから、
Δχ=a/R (aは比例定数(a=ΔE/W)) ・・・式1−3
である。一方、ΔEの量の樹脂がチルロールに到達したときに得られるフィルムの長さをX、厚みをtとする。ここで、横方向の変形は長さ方向と比較して十分小さい故に無視することができ、したがって、フィルムの幅はWであるので、
ΔE=WtΧ
であり、式1−1より、
WRΔχ=WtΧ
∴ Χ=RΔχ/t
である。したがって、式1−3から、
Χ=a/t ・・・式1−4
である。よって、長さ方向の変形Χ−Δχは、式1−2と式1−4から、
Χ−Δχ=a/t−a/R=a(1/t −1/R) ・・・式1−5
である。
上記長さ方向の変形は、溶融フィルムがTダイを出てチルロールに接するまでの間、すなわちエアギャップを通過する時間において起こる。エアギャップ通過時間Tは、エアギャップ(A)/エアギャップ間における平均フィルム引取速度(Vave)であるが、上記平均速度(Vave)は近似的にはフィルムがチルロールに達したときのフィルム引取速度(Va)に比例することが知られている(例えば、金井俊孝、プラスチクスエージ、32、(10)、168(1986);金井敏孝、繊維学会誌、41、T−409(1985);金井敏孝および舟木章、繊維学会誌、41、T−521(1985);金井敏孝および舟木章、繊維学会誌、42、T−1(1986))。したがって、エアギャップ通過時間Tは、エアギャップ(A)/フィルム引取速度(Va)に比例する。また、フィルム引取速度(Va)は、吐出速度Eに比例し、フィルムの厚みtに反比例する。したがって、時間Tは、エアギャップAが長いほど長く、吐出速度Eが小さいほど長く、またフィルムの厚みtが大きいほど長い。したがって、時間Tは、以下のように表わすことができる。
T=b・At/E (bは比例定数) ・・・式1−6
長さ方向の変形速度は、式1−5と式1−6より、
(Χ−Δχ)/T=a(1/t −1/R)/(b・At/E)
=c(1/t −1/R)・(E/At) (cは比例定数(c=a/b)) ・・・式1−7
である。ここで、t(フィルム肉厚)およびR(リップ開度)の単位はμmであり、E(吐出速度)の単位はcm3/hrであり、A(エアギャップ)の単位はcmであり、これらの単位を使用すると、上記式の単位は、
(1/μm)・{(cm3/hr)/(cm・μm)}=(cm2/μm2)・(1/hr)=(1/hr)×108
である。簡便化のために比例定数cを1×106としたのが上記式1である。つまり、式1は長さ方向変形速度を簡便に表わしたものである。
(1)フィルム切断試験における切断ずれ量(δ)が10mm以下である、
(2)フィルムの長さ方向の端部引張伸び(P)が120%以下である、および
(3)フィルムの長さ方向の端部引張伸び(P)と横方向の端部引張伸び(Q)との比P/Qが0.25以下である。
フィルム端部の引張破断力は、破断がどの程度の力で伝播するかの指標である。上記引張破断力が小さすぎると、包装用としての使用に適しない。また、大きすぎると、以下に述べるように、切断補助具を有しない箱に収容された巻回フィルムを箱から引き出して切断するときに不利である。フィルムを収納する箱として、切断補助具を有していないもの、つまり単に厚紙により構成されているに過ぎないものを使用する場合、フィルムの切断は、掩蓋板の先端部及び/又は前面板と底面板の稜線部で行われる(図5参照)。もしフィルムの強度が、実用上必要とされるレベルを大きく上回るものであるとすると、フィルム切断時に厚紙が負けて、収納箱が傷んでしまうことになるし、厚紙が負けないように箱を補強したり、厚みを増したりすることは経済的ではない。つまり、フィルムが不必要に高い強度を有することは好ましくない。
CD方向の端部引張破断力(ロ)もMD方向の端部引張破断力(イ)と同様の理由から15N以下が好ましく、より好ましくは10N以下である。(ロ)の下限も、包装用としての要請に基づき、1N以上あれば十分であり、より好ましくは2N以上である。なお、引張破断力(ロ)は、試験片の辺Aがフィルムの横方向(CD方向)と平行であること以外は、上記引張破断力(イ)の測定と同様にして測定される。
本発明の包装用フィルムは優れた横切性を有するが、フィルムとしての強度が比較的高いものになり易いため、より容易に横方向に切断するためには何らかの”きっかけ”のある方が好ましい。その方法としては、紙やすり等の切断補助具を収納箱に設ける方法もあるが、本発明の目的に即して選択すれば、フィルムの長さ方向に平行な端部にローレット加工やレーザー加工を施す方法が最も好ましい。
包装用フィルムの収納箱としては、図5に示されるような、前面板と底面板と後面板と蓋面板と掩蓋板が順次稜線を介して連結し、両側面板部を有する長形の化粧箱が多用されており、従来は、掩蓋板の先端部及び/又は前面板と底面板の稜線部に切断補助具としての鋸歯が固着されていた。本発明の包装用フィルムは、上述したように優れた横切性を有するので、収納箱にこのような切断補助具を必要としない。
ポリ4−メチルペンテン−1系樹脂
MX−0020:三井化学株式会社製のポリ4−メチルペンテン−1、MFR(260℃、5.00kg)21g/10分
MX−004:三井化学株式会社製のポリ4−メチルペンテン−1、MFR(260℃、5.00kg)25g/10分
ポリブテン−1系樹脂
PB8640M:LYONDELLBASELL社製のポリブテン-1、MFR(190℃、21.18N)28g/10分
タフマーBL2000:三井化学株式会社製のポリブテン-1、MFR(190℃、21.18N)1.0g/10分
流動パラフィン
ハイコールK−350:カネダ株式会社製の流動パラフィン
モレスコホワイトP−350P:株式会社MORESCOの流動パラフィン
比較用成分
FB3HAT:日本ポリプロ株式会社製のポリプロピレン、キャストフィルム用グレード、MFR(230℃、21.18N)7.5g/10分
DFD0118:日本ユニカー株式会社製の低密度ポリエチレン、密度923Kg/m3、MFR(190℃、21.18N)2.4g/10分
(1)切断ずれ量(δ)
辺α(長さ300mm)および辺β(長さ220mm)を有しかつ辺αがフィルムの長さ方向(MD方向)と平行である長方形のフィルムを試験片とし、一方の辺αの中央部に長さ3mmの切込みを入れ、切込みを入れた辺α側の両隅を人の手で引張ってフィルムを切断する(図1)。切込みから他方の辺αに垂直に降ろした基準線と切断線との乖離を測定し、その最大値(単位:mm)を切断ずれ量(δ)とした。上記試験を3人が各3回行い、合計9回の平均値をとった。なお、ローレット加工またはレーザー加工を施されたフィルムについては、ローレット加工またはレーザー加工された端部が、切込みを入れるところの上記一方の辺αとなるように試験片を作成した。
辺A(長さ60mm)および辺B(長さ20mm)を有しかつ辺Aがフィルムの長さ方向(MD方向)と平行である長方形のフィルムを試験片とし、両方の辺Bに沿って10mm幅でセロハンテープ(ニチバン株式会社のセロテープ(登録商標)、グレード名CT15−S)による補強を行った。試験片の辺Aの1つを引張試験機により引張速度200mm/minで引張る引張試験を行い、試験片破断時の力(単位:N)を測定した(図2)。試験を5回行い、その平均値をとった。なお、ローレット加工またはレーザー加工を施されたフィルムについては、ローレット加工またはレーザー加工された端部が、上記辺Aの1つとなるように試験片を作成し、ローレット加工されたまたはレーザー加工側の辺Aを引張った。
上記試験(2)と同様の引張試験を行い、試験片破断時のストローク量S(単位:mm)を測定し、次式により伸びを計算した。試験を5回行い、その平均値をとった。
P={S/(60−10×2)}×100 (%)
上記(2)の試験において、試験片の辺Aがフィルムの横方向(CD方向)と平行であること以外は上記(2)と同様にして、試験片破断時の力(単位:N)を測定した。試験を5回行い、その平均値をとった。
上記(3)の試験において、試験片の辺Aがフィルムの横方向(CD方向)と平行であること以外は上記(3)と同様にして試験片破断時のストローク量S(単位:mm)を測定し、伸びを計算した。試験を5回行い、その平均値をとった。
図5に示す形状の箱(厚紙の坪量400g/m2、40mmx40mmx310mm)の掩蓋板先端部の裏表1cmずつを覆うように、幅2cmx長さ310mmの紙やすり(株式会社ノリタケコーテッドアブレーシブ製、耐水タイプの紙やすり、商品名C947H)を折り曲げて両面粘着テープを用いて貼りつけた。使用した紙やすりの番手は#320および#600である。この箱に、巻回されたフィルム(幅300mm、長さ20mのフィルムを、幅305mm、内径27mm、肉厚1.5mmの紙管に巻いたもの)を収納し、フィルムを約20cm引き出し、蓋を閉じた状態で、紙やすりを貼り付けた掩蓋板先端部を利用して切断を試みた。この試みを10回行い、切断できた回数を切断率(%)として表記した。
常温(25℃)の冷めたおにぎり(正三角形状、重さ100g、1辺7cm、厚さ4cm)を、図6に示すように、30cm角の正方形に切り取ったフィルムで包装し、フィルム末端をひねって紙縒り状にした。包装状態の保持性を下記の3段階で評価した。
3:紙縒りがばらけず、最初の状態のままで保持される。
2:紙縒りが少しほどけるが、おにぎりが露出してしまうほどではない。
1:紙縒りがほどけて、おにぎりが露出する。
JIS K 7105に従い測定した。
表2に示す配合量(質量部)の各成分を使用し、株式会社日本製鋼所製のTダイ製膜装置を表2に示す条件で用いて、表2に示す肉厚のフィルムを製造した。なお、チルロール温度は25℃であり、ダイス出口樹脂温度は290℃であり、バキュームチャンバーと耳ジェットを使用した。得られたフィルムを用いて試験(1)〜(8)を行った。結果を表2に示す。
実施例25では、実施例1のフィルムの長さ方向に平行な端部の一方に幅3mmのローレット加工を施した。加工条件は、押え量0.2mm、加工幅3mm、加工速度400m/分であった。実施例26では、加工幅を0.6mmとした以外は実施例25と同様にローレット加工を施した。実施例25のローレット加工を施した部分のフィルム表面を写真撮影したものを図3に示す。実施例27では、実施例1のフィルムの長さ方向に平行な端部の一方に幅3mmのレーザー加工を施した。加工条件は、炭酸ガスレーザーを使用し、出力は1W、加工幅3mm、加工速度1000mm/秒であった。レーザー加工を施した部分のフィルム表面を写真撮影したものを図4に示す。比較例13では、サランラップ(商品名)(旭化成ホームプロダクツ株式会社製、ポリ塩化ビニリデン系樹脂組成物のラップフィルム)の長さ方向に平行な端部の一方に幅3mmのローレット加工を施した。加工条件は実施例25と同じであった。これらのフィルムについて、下記試験(9)を行った。
図5に示す形状の、鋸歯等の切断補助具を有しない箱(厚紙の坪量400g/m2、40mmx40mmx310mm)に、巻回されたフィルム(幅300mm、長さ20mのフィルムを、幅305mm、内径27mm、肉厚1.5mmの紙管に巻いたもの)を収納し、フィルムを約20cm引き出し、蓋を閉じた状態で、箱の前面板と底面板との稜線部を利用して切断を10回試み、切断できた回数を切断率(%)として表記した。なお、ローレット加工もレーザー加工も施していない実施例1のフィルムについても同様の試験を行った。結果を表3に示す。
下記の市販の包装用フィルムを使用して試験(1)〜(8)を行った。結果を表4に示す。
比較例14:クレラップ(商品名)(株式会社クレハ製、ポリ塩化ビニリデン系樹脂組成物のラップフィルム)
比較例15:サランラップ(商品名)(旭化成ホームプロダクツ株式会社製、ポリ塩化ビニリデン系樹脂組成物のラップフィルム)
比較例16:ヒタチラップ(商品名)(日立化成フィルテック株式会社製、ポリ塩化ビニル系樹脂組成物のラップフィルム)
比較例17:ポリラップ(商品名)(宇部フィルム株式会社製、ポリエチレン系ラップフィルム)
(A)ポリメチルペンテン−1系樹脂100質量部、および
(B)ポリブテン−1系樹脂0〜0.5質量部未満および/または流動パラフィン0〜0.1質量部未満
を含むポリメチルペンテン−1系樹脂組成物を、Tダイを使用して押出してフィルム肉厚3〜30μmの包装用フィルムを得ることを含む。
表2に示す配合量(質量部)の各成分を使用し、株式会社日本製鋼所製のTダイ製膜装置を表2に示す条件で用いて、表2に示す肉厚のフィルムを製造した。なお、チルロール温度は25℃であり、ダイス出口樹脂温度は290℃であり、バキュームチャンバーと耳ジェットを使用した。得られたフィルムを用いて試験(1)〜(8)を行った。結果を表2に示す。
実施例25では、実施例1のフィルムの長さ方向に平行な端部の一方に幅3mmのローレット加工を施した。加工条件は、押え量0.2mm、加工幅3mm、加工速度400m/分であった。実施例26では、加工幅を0.6mmとした以外は実施例25と同様にローレット加工を施した。実施例25のローレット加工を施した部分のフィルム表面を写真撮影したものを図3に示す。実施例27では、実施例1のフィルムの長さ方向に平行な端部の一方に幅3mmのレーザー加工を施した。加工条件は、炭酸ガスレーザーを使用し、出力は1W、加工幅3mm、加工速度1000mm/秒であった。レーザー加工を施した部分のフィルム表面を写真撮影したものを図4に示す。比較例13では、サランラップ(商品名)(旭化成ホームプロダクツ株式会社製、ポリ塩化ビニリデン系樹脂組成物のラップフィルム)の長さ方向に平行な端部の一方に幅3mmのローレット加工を施した。加工条件は実施例25と同じであった。これらのフィルムについて、下記試験(9)を行った。
Claims (5)
- (A)ポリメチルペンテン−1系樹脂100質量部、および
(B)ポリブテン−1系樹脂0.5〜60質量部および/または流動パラフィン0.1〜20質量部、ただし成分(B)の総量が75質量部を超えない
を含むポリメチルペンテン−1系樹脂組成物を、Tダイを使用して押出してフィルム肉厚3〜30μmの包装用フィルムを得ることを含み、上記押出において、Tダイのリップ開度R(単位μm)、フィルム肉厚t(単位μm)、ダイスから押し出される樹脂組成物のダイス幅1cm当たりの吐出速度E(単位cm3/hr)およびエアギャップA(単位cm)が下記式1:
15≦(1/t - 1/R)・(E/At )×100≦900 ・・・式1
を満たすことを特徴とする、包装用フィルムの製造方法。 - 請求項1に記載の方法により得られた包装用フィルムであって、下記(1)〜(3)を満たすことを特徴とする包装用フィルム、
(1)フィルム切断試験における切断ずれ量(δ)が10mm以下である、
(2)フィルムの長さ方向の端部引張伸び(P)が120%以下である、および
(3)フィルムの長さ方向の端部引張伸び(P)と横方向の端部引張伸び(Q)との比P/Qが0.25以下である、
ここで、切断ずれ量(δ)は、辺α(長さ300mm)および辺β(長さ220mm)を有しかつ辺αがフィルムの長さ方向と平行である長方形のフィルムを試験片とし、一方の辺αの中央部に長さ3mmの切込みを入れ、切込みを入れた辺α側の両隅を人の手で引張ってフィルムを切断したときの切断線と、切込みから他方の辺αに垂直に降ろした基準線との乖離の最大値(単位:mm)であり;
フィルムの長さ方向の端部引張伸び(P)は、辺A(長さ60mm)および辺B(長さ20mm)を有しかつ辺Aがフィルムの長さ方向と平行である長方形のフィルムを試験片とし、試験片の辺Aの1つを引張速度200mm/分で引張ったときの試験片破断時の伸びであり;
フィルムの横方向の端部引張伸び(Q)は、試験片の辺Aがフィルムの横方向と平行であることを除いて上記(P)と同様に引張試験を行ったときの試験片破断時の伸びである。 - フィルムの長さ方向に平行な端部の少なくとも一方に幅0.1〜10mmのローレット加工および/またはレーザー加工が施されていることを特徴とする、請求項2に記載の包装用フィルム。
- 請求項2または3に記載の包装用フィルムの巻回フィルムが、鋸歯状の切断補助具の無い収納箱に収納されていることを特徴とする包装用フィルム製品。
- 請求項2または3に記載の包装用フィルムの巻回フィルムが、砥粒径が#320またはそれより小さい紙やすりを有する収納箱に収納されていることを特徴とする包装用フィルム製品。
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