JP2014155876A - 女性用マスク - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マスク10は、マスク本体11と、このマスク本体11の内側面11Aで使用者の鼻及び口を含む顔面の所要部を覆う状態を保持するために、顔の一部に係止させる紐で構成された耳掛け部12と、を備えている。マスク本体11の内側面11Aの全面に、はっ水はつ油加工剤によりはっ水はつ油処理されている。
【選択図】図2
Description
このため、ファンデーション、口紅などが付着したマスクを長時間(例えば一日中)そのまま使い続けると、不快で衛生的に好ましくない。また、人前でマスクを外すときには、化粧落ちや化粧直しを気にしてしまい、心理的・精神的にも好ましくない。
上記の課題は、以下の手段により解決することができる。
(1)使用者の顔面の少なくとも一部を覆うための多層構造を有するマスク本体と、前記マスク本体の両側に設けられた耳掛け部とを備えた立体型女性用マスクであって、化粧の付着を防止するように前記マスク本体の最内層の内側面が、はっ水はつ油加工剤によりはっ水はつ油処理されていることを特徴とする立体型女性用マスク。
(2)前記マスク本体が、最内層の内側面の全面にはっ水はつ油処理されていることを特徴とする上記(1)に記載の立体型女性用マスク。
(3)前記マスク本体が、最内層にはっ水はつ油加工剤によりはっ水はつ油処理された不織布を用いていることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の立体型女性用マスク。
(4)前記不織布が、ポリエステル系繊維、ポリプロピレン系繊維、レーヨン系繊維、ナイロン系繊維、アセテート系繊維、羊毛系繊維、コットン系繊維、ウレタン系繊維およびポリエチレン系繊維から選ばれる不織布であることを特徴とする上記(3)に記載の立体型女性用マスク。
(5)前記はっ水はつ油加工剤が、フッ素系加工剤であることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれか1に記載の立体型女性用マスク。
(6)前記マスク本体の立体型の形状が、プリーツ加工型であることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれか1に記載の立体型女性用マスク。
(7)前記マスク本体の立体型の形状が、合掌形様に接合した型であることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれか1に記載の立体型女性用マスク。
図1は、本発明の実施形態に係るマスク10を示すものである。図1に示すように、このマスク10は、使用者の顔面(例えば、口や鼻孔の周辺)を覆うためのマスク本体11と、このマスク本体11の両側に設けられた細紐で構成される耳掛け部12とを備えている。
耳掛け部12を構成する材料としては、一般に用いられている周知の材料を使用することができる。
また、はっ水はつ油加工剤は、液状、粉末状など種々の形態のものを使用できる。
また、はっ水はつ油加工剤の添着・塗布後、適宜乾燥させることが好ましい。乾燥工程としては、通常100℃から170℃で10秒から5分乾燥するが、好ましくは100℃から120℃で10秒から5分乾燥し、更に150℃から170℃で10秒から5分乾燥する二段階乾燥がよい。
例えば、上記実施形態においては、プリーツ加工が施されたマスク10を一例として示したが、図4に示すようないわゆる「立体成形型マスク」と呼ばれる形態のマスクにも本発明を適用することができる。
このマスク本体41の内側面41Aにも、はっ水はつ油加工剤によるはっ水はつ油処理が施されているので、内側面41Aにファンデーションや口紅などが付着し難く、化粧崩れも回避でき、快適に使用できる。
本発明のマスクは、女性の使用に適したものであるが、男性の使用を妨げるものではない。また小人も使用することができる。
実施例1および参考例においては、マスク本体11の内側面11Aにフッ素樹脂エマルションによりフッ素コートしたものを使用した。具体的には、最内層のシート材として、幅1m×縦5mのポリエステル不織布をフッ素樹脂エマルションに25℃にて数秒間含浸させた後、110℃にて90秒乾燥し、更に160℃にて30秒乾燥させたものを使用した。
比較例1,2では内側面11Aに何も処理していないものを使用した。
上記の不織布を用いた以外は、通常の方法でプリーツ加工型マスクを製造した。
また、参考例及び比較例1ではプリーツを開かないで平面状でマスクを装着させ、実施例1及び比較例2ではプリーツを開いて立体形状でマスクを装着させた。
(使用後評価)
・3点:化粧がついておらず、化粧直しも全く必要ない。
・2点:少し化粧がついていたが、化粧直しは不必要。
・1点:化粧がついており、化粧直しも必要。
・0点:かなり化粧がついており、すぐに化粧直しが必要。
11,41 マスク本体
11A、41A 内側面
12,42 耳掛け部
Claims (6)
- 使用者の顔面の少なくとも一部を覆うための多層構造を有するマスク本体と、前記マスク本体の両側に設けられた耳掛け部とを備えた立体型女性用マスクであって、化粧の付着を防止するように前記マスク本体の最内層の内側面の全面が、はっ水はつ油加工剤によりはっ水はつ油処理されていることを特徴とする立体型女性用マスク。
- 前記マスク本体の立体型の形状が、プリーツ加工型であることを特徴とする請求項1に記載の立体型女性用マスク。
- 前記マスク本体が、最内層に予めはっ水はつ油加工剤により全面にはっ水はつ油処理されたシート材を用いていることを特徴とする請求項1または2に記載の立体型女性用マスク。
- 前記シート材が、ポリエステル系繊維、ポリプロピレン系繊維、レーヨン系繊維、ナイロン系繊維、アセテート系繊維、羊毛系繊維、コットン系繊維、ウレタン系繊維およびポリエチレン系繊維から選ばれる不織布であることを特徴とする請求項3に記載の立体型女性用マスク。
- 前記はっ水はつ油加工剤が、フッ素系加工剤であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の立体型女性用マスク。
- 多層構造を有するマスク本体と、前記マスク本体の両側に設けられた耳掛け部とを備えた立体型女性用マスクの製造方法であって、シート材の全面をはっ水はつ油加工剤によりはっ水はつ油処理する工程と、前記シート材の該処理面が前記マスク本体の最内層の内側面となるようにして多層構造とした後、プリーツ加工する工程を含むことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の立体型女性用マスクの製造方法。
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