JP2014155361A - ロック構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】半ロックを防止でき、かつ、完全ロックか半ロックかの確認を容易に行うことができるロック構造を提供する。
【解決手段】ロック構造1は、ロック突起2と、弾性変形片4及び突起部5を有しかつロック突起2に係合するロックアーム3とから成る。ロック突起2及び突起部5は、係合状態において互いに対向する対向面20,50と、テーパ面21,51とを有している。テーパ面21には、凸部6が設けられている。テーパ面51には、その底面7aを凸部6が摺動する凹溝7が設けられている。底面7aは、第1底面71と、第2底面72と、境界部73とを有している。第1底面71は、境界部73に近付くにしたがって弾性変形片4の表面から離れる方向に傾斜している。第2底面72は、境界部73から離れるにしたがって弾性変形片4の表面に近付く方向に傾斜している。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロック突起とロックアームとから成るロック構造に関するものである。
従来より、物品と他の物品とを固定するために、ロック突起とロックアームとから成るロック構造が用いられてきた(例えば、特許文献1を参照。)。図5は、従来のロック構造を構成するロック突起及びロックアームの斜視図である。図6は、図5に示されたロック突起とロックアームとが係合する際の様子を説明する説明図である。
図5に示すロック構造301は、物品(不図示)から突出したロック突起302と、ロックアーム303と、から成る。ロックアーム303は、他の物品(不図示)に片持ち状に連なった弾性変形片4と、弾性変形片4の表面から突出した突起部5と、を有している。ロックアーム303は、ロック突起302に対して図6(a)の矢印K方向に移動することにより図6(c)に示すようにロック突起302に係合する。
上記ロック突起302及び上記ロックアーム303の突起部5は、係合状態において互いに対向する対向面20,50と、テーパ面21,51と、をそれぞれ有している。
ロック突起302のテーパ面21は、対向面20から離れた第1テーパ面21aと、対向面20と第1テーパ面21aとの間に位置する第2テーパ面21bと、を有している。第2テーパ面21bは、対向面20及び第1テーパ面21aの双方に対して角度を成している。また、第2テーパ面21bと対向面20とは、略直角を成している。
突起部5のテーパ面51は、対向面50から離れた第1テーパ面51aと、対向面50と第1テーパ面51aとの間に位置する第2テーパ面51bと、を有している。第2テーパ面51bは、対向面50及び第1テーパ面51aの双方に対して角度を成している。また、第2テーパ面51bと対向面50とは、略直角を成している。
このようなロック突起302とロックアーム303とが係合する際は、ロックアーム303及び前記他の物品がロック突起302及び前記物品に対して図6(a)の矢印K方向に移動することにより、第1テーパ面51aが第1テーパ面21aを摺動すると共に弾性変形片4が撓み、続いて、第2テーパ面51bが第2テーパ面21bを摺動し、そして、図6(b)に示すように突起部5がロック突起302を乗り越えることにより、弾性変形片4が無負荷状態に復元して、図6(c)に示すように対向面20,50同士が対向した状態でロック突起302とロックアーム303とが係合する。
また、ロックアーム303側が移動せず、ロック突起302側が移動する際は、ロック突起302及び前記物品がロックアーム303及び前記他の物品に対して矢印Kと反対方向に移動する。
特開2011−151969号公報
上述した従来のロック構造301においては、以下に示す複数の問題があった。
第1の問題は、ロック突起302とロックアーム303との係合作業時に、半ロックが発生し得るという問題である。半ロックとは、突起部5がロック突起302に乗り上げた状態、すなわち第2テーパ面21b,51b同士が重なった状態、で止まっていることを意味する。図6においては、ロックアーム303の基準点QがD1の範囲内で止まっている状態が半ロック状態である。
第2の問題は、ロック突起302とロックアーム303とが完全に係合している(以下、半ロックに対して「完全ロック」と言う。)か半ロックであるかを確認することが非常に困難であるという問題である。完全ロックか半ロックかを確認する際は、目視で確認するか、チェッカーと称される自具又は装置を用いて確認するが、大抵の場合はロック突起302及びロックアーム303が物品又は他の物品の内側に配されており、目視で確認することは困難であった。
チェッカーを用いて確認する場合は、ロック突起302に対するロックアーム303の相対的な位置に基いて完全ロックか半ロックかを判断する。図6においては、ロックアーム303の基準点QがD2の範囲内にある状態が完全ロック状態である。図6に示すように、ロック構造301においては、完全ロック状態と半ロック状態とでロックアーム303の位置に大きな差がないため、すなわち完全ロックと判断できる範囲が狭いため、チェッカーでの判断は困難であった。
なお、ロックアーム303又は前記他の物品の位置を目視で確認するとしても、完全ロック状態と半ロック状態とでロックアーム303又は前記他の物品の位置に大きな差がないため、チェッカーでの判断と同様に、その判断は困難であった。
本願発明者は、このような問題を解決できるロック構造を研究したが、ロック突起302又はロックアーム303の形状を変更するにあたっては様々な制約があり、上記問題を解決できるロック構造の開発は容易ではなかった。様々な制約とは、例えば、ロック突起302と突起部5との掛かり代(図6中にFで示す。)が十分に確保されていなければならないという制約や、ロック突起302及びロックアーム303を配置するためのロックスペースを大きくすることができないという制約や、ロック突起302及びロックアーム303の強度が十分に確保されていなければならないという制約である。
したがって、本発明は、半ロックを防止でき、かつ、完全ロックか半ロックかの確認を容易に行うことができるロック構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載された発明は、物品から突出したロック突起と、他の物品に片持ち状に連なった弾性変形片と、該弾性変形片の表面から突出した突起部と、を有し、前記ロック突起に係合するロックアームと、から成るロック構造であって、前記ロック突起及び前記ロックアームの前記突起部が、係合状態において互いに対向する対向面と、テーパ面と、をそれぞれ有し、前記ロック突起の前記テーパ面及び前記突起部の前記テーパ面のうち一方に、前記対向面と面一の端面を有する凸部が設けられ、他方に、前記対向面まで延び、前記ロック突起と前記ロックアームとが係合する際にその内部を前記凸部が移動する凹溝が設けられ、前記ロック突起と前記ロックアームとが係合する際、前記凸部が前記凹溝の底面を摺動し、かつ、一方のテーパ面における前記凸部以外の部分が他方のテーパ面における前記凹溝以外の部分に接触せず、前記凹溝の底面が、前記対向面から離れた第1底面と、前記対向面と前記第1底面の間に位置する第2底面と、前記第1底面と前記第2底面との境界部と、を有し、前記第2底面が、前記対向面に対して鈍角を成し、前記ロック突起と前記ロックアームとが係合する際、前記凸部が前記境界部を乗り越えることなく前記第1底面で止まると、変形した前記弾性変形片の復元力が作用して前記凸部が前記第2底面から遠ざかり、前記凸部が前記境界部を乗り越えると、変形した前記弾性変形片の復元力が作用して前記凸部が前記第2底面を摺動し、前記ロック突起と前記ロックアームとが係合することを特徴とするロック構造である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記凹溝が設けられた前記テーパ面が、前記対向面から離れた第1テーパ面と、前記対向面と前記第1テーパ面との間に位置する第2テーパ面と、を有し、前記第2テーパ面と前記対向面とが成す角度が、前記第2底面と前記対向面とが成す角度よりも小さいことを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は請求項2に記載された発明において、前記凸部が前記ロック突起の前記テーパ面に設けられ、前記凹溝が前記突起部の前記テーパ面に設けられ、前記弾性変形片に、前記ロック突起と前記ロックアームとが係合した状態において前記凸部が位置付けられる第2凹溝が設けられていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、凹溝の底面形状によって半ロックの発生を防止することができ、凹溝の両側部分及び凸部の両側部分によってロック突起と突起部との掛かり代を十分に確保することができる。また、ロック突起に対するロックアームの相対的な位置に基いて完全ロックか半ロックかを確認する際、凸部が第2底面に接する範囲を完全ロックと判断する範囲に含めることができるので、完全ロックと判断できる範囲が広くなり、完全ロックか半ロックかの確認を容易に行うことができる。
請求項2に記載された発明によれば、従来のロック構造に凸部及び凹溝を追加することができ、しかも、従来のロック構造と同じロックスペースにて凸部及び凹溝を追加することができる。
請求項3に記載された発明によれば、弾性変形片に第2凹溝が設けられているので、凸部を設けることによるロックスペースの肥大化を回避することができると共に、ロック突起と突起部との掛かり代が減少することを回避できる。
本発明の一実施形態にかかるロック構造を構成するロック突起及びロックアームの斜視図である。 図1中のA−A線に沿った断面図である。 図1中のB−B線に沿った断面図である。 図1に示されたロック突起とロックアームとが係合する際の様子を説明する説明図である。 従来のロック構造を構成するロック突起及びロックアームの斜視図である。 図5に示されたロック突起とロックアームとが係合する際の様子を説明する説明図である。
本発明の一実施形態にかかる「ロック構造」を図1〜4を参照して説明する。
図1に示すロック構造1は、従来例として説明した図5,6のロック構造301に、凸部6及び凹溝7を追加したものである。ロック構造1において、ロック構造301と同一構成部分には同一符号を付して説明する。
上記ロック構造1は、物品8(図2に示す。)から突出した合成樹脂製のロック突起2と、ロック突起2に係合する合成樹脂製のロックアーム3と、から成る。ロックアーム3は、他の物品9(図3に示す。)に片持ち状に連なった弾性変形片4と、該弾性変形片4の表面から突出した突起部5と、を有している。ロックアーム3は、ロック突起2及び物品8に対して図4(a)の矢印K方向に他の物品9と共に移動することにより、図4(c)に示すようにロック突起2に係合する。また、ロックアーム3側が移動せず、ロック突起2側が移動する際は、ロック突起2及び物品8がロックアーム3及び他の物品9に対して矢印Kと反対方向に移動する。
上記ロックアーム3の弾性変形片4は、無負荷状態すなわち自然状態において、他の物品9の表面から矢印Kと直交する方向に突出し、途中で略直角に曲がると共に矢印K方向と反対方向に延びている。この弾性変形片4における他の物品9と連なった側の端を「固定端4a」と称し、反対側の端を「自由端4b」と称する。
上記ロック突起2及び上記ロックアーム3の突起部5は、係合状態において互いに対向する対向面20,50と、テーパ面21,51と、をそれぞれ有している。
上記ロック突起2のテーパ面21は、図2に示すように、対向面20から離れた第1テーパ面21aと、対向面20と第1テーパ面21aとの間に位置する第2テーパ面21bと、を有している。第2テーパ面21bは、対向面20及び第1テーパ面21aの双方に対して角度を成している。また、第2テーパ面21bと対向面20とは、略直角を成している。このテーパ面21には、対向面20と面一の端面60を有する凸部6が設けられている。また、凸部6は、本実施形態では、第2テーパ面21bに設けられており、その断面形状が山形に形成されている。
上記突起部5のテーパ面51は、図3に示すように、対向面50から離れた第1テーパ面51aと、対向面50と第1テーパ面51aとの間に位置する第2テーパ面51bと、を有している。第1テーパ面51aは、第2テーパ面51bよりも弾性変形片4の固定端4a側に位置している。第2テーパ面51bは、対向面50及び第1テーパ面51aの双方に対して角度を成している。また、第2テーパ面51bと対向面50とは、略直角を成している。このテーパ面51には、一端が対向面50まで延び、ロック突起2とロックアーム3とが係合する際にその内部を上記凸部6が移動する凹溝7が設けられている。また、凹溝7の他端は、本実施形態では、弾性変形片4の固定端4a近傍まで延長されている。
ロック突起2とロックアーム3とが係合する際は、凸部6が凹溝7の底面7aを摺動し、かつ、ロック突起2のテーパ面21における凸部6以外の部分が突起部5のテーパ面51における凹溝7以外の部分に接触しない。また、弾性変形片4には、ロック突起2とロックアーム3とが係合した状態において凸部6が位置付けられる第2凹溝17が設けられている。この第2凹溝17は、一端が対向面50まで延び、他端が弾性変形片4の自由端4bまで延びている。
上記凹溝7の底面7aは、図3に示すように、弾性変形片4の固定端4a側に位置する固定端側底面70と、対向面50から離れた第1底面71と、対向面50と第1底面71の間に位置する第2底面72と、第1底面71と第2底面72との境界部73と、を有している。境界部73とは、第1底面71と第2底面72とが交わる角部にRを付けた部分である。第1底面71は、境界部73に近付くにしたがって弾性変形片4の表面から離れる方向に傾斜している。第2底面72は、境界部73から離れるにしたがって弾性変形片4の表面に近付く方向に傾斜している。また、第2底面72は、対向面50に対して鈍角を成している。すなわち、第2底面72と対向面50とが成す角度は、直角ではない。このように、第2底面72と対向面50とが成す角度は、第2テーパ面51bと対向面50とが成す角度(略直角)よりも大きい。
このようなロック突起2とロックアーム3とが係合する際は、ロックアーム3及び他の物品9がロック突起2及び物品8に対して図4(a)の矢印K方向に相対的に移動することにより、凸部6が凹溝7の固定端側底面70を摺動し、続いて、凸部6が第1底面71を摺動すると共に弾性変形片4が他の物品9側に撓み、続いて、図4(b)に示すように凸部6が境界部73を乗り越え、凸部6が第2底面72を摺動して突起部5を乗り越えることにより、弾性変形片4が無負荷状態に復元して、図4(c)に示すように対向面20,50同士が対向した状態でロック突起2とロックアーム3とが係合する。また、ロック突起2とロックアーム3とが係合した状態では、凸部6の頂点部が第2凹溝17内に位置している。
また、他の物品9の押し込みが不十分であるなどの何らかの事情により、凸部6が境界部73を乗り越えることなく第1底面71で止まると、変形した弾性変形片4の復元力が作用して凸部6が第2底面72から遠ざかり、半ロックの発生が防止される。また、他の物品9の押し込みが不十分であるなどの何らかの事情により、凸部6が第2底面72で一旦止まったとしても、変形した弾性変形片4の復元力及び第2底面72の傾斜角度が作用して、再び凸部6が第2底面72を摺動し、ロック突起2とロックアーム3とが係合するので、半ロックの発生が防止される。
また、凸部6が境界部73に接している状態、すなわち図4においてロックアーム3の基準点P(ロック突起2とロックアーム3とが係合する際の、境界部73における凸部6との当たり始め位置である。)がC1の範囲内にある状態、で止まった場合は、理論上、半ロックが発生するが、境界部73の長さはわずかであるので、実際にはほとんど半ロックが発生しない。
本発明のロック構造1によれば、凹溝7の底面形状によって半ロックの発生を防止することができ、凹溝7の両側部分及び凸部6の両側部分によってロック突起2と突起部5との掛かり代を十分に確保することができる。なお、本ロック構造1における掛かり代は、図4(c)に示すように、凹溝7の両側部分及び凸部6の両側部分の掛かり代E1と、凸部6の端面60の長さE2と、の和であるE3となる。凹溝7の両側部分及び凸部6の両側部分の掛かり代E1は、従来のロック構造301におけるロック突起302と突起部5との掛かり代Fと等しい。このように、ロック構造1によれば、従来のロック構造301に凸部6及び凹溝7を追加することができ、しかも、従来のロック構造301と同じロックスペースにて凸部6及び凹溝7を追加することができる。
さらに、本発明のロック構造1によれば、ロック突起2に対するロックアーム3の相対的な位置に基いて完全ロックか半ロックかを確認する際、凸部6が第2底面72に接する範囲を完全ロックと判断する範囲に含めることができるので、完全ロックと判断できる範囲が従来のロック構造301よりも広くなり、完全ロックか半ロックかの確認を目視又は簡易チェッカーによって容易に行うことができる。よって、作業工数及び作業コストを抑えることができる。なお、本ロック構造1においては、図4に示すC2の範囲内にロックアーム3の基準点Pが位置していれば、完全ロックと判断することができる。
上述したロック構造1は、例えば、自動車用電気接続箱のフレームとカセットブロックに適用される。
また、上述した実施形態では、ロック突起2側に凸部6が設けられ、ロックアーム3側に凹溝7が設けられていたが、ロック突起2側に凹溝7が設けられ、ロックアーム3側に凸部6が設けられていても良い。その場合、物品8に第2凹溝17を設けても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 ロック構造
2 ロック突起
3 ロックアーム
4 弾性変形片
5 突起部
6 凸部
7 凹溝
8 物品
9 他の物品
20,50 対向面
21,51 テーパ面

Claims (3)

  1. 物品から突出したロック突起と、
    他の物品に片持ち状に連なった弾性変形片と、該弾性変形片の表面から突出した突起部と、を有し、前記ロック突起に係合するロックアームと、
    から成るロック構造であって、
    前記ロック突起及び前記ロックアームの前記突起部が、係合状態において互いに対向する対向面と、テーパ面と、をそれぞれ有し、
    前記ロック突起の前記テーパ面及び前記突起部の前記テーパ面のうち一方に、前記対向面と面一の端面を有する凸部が設けられ、他方に、前記対向面まで延び、前記ロック突起と前記ロックアームとが係合する際にその内部を前記凸部が移動する凹溝が設けられ、
    前記ロック突起と前記ロックアームとが係合する際、前記凸部が前記凹溝の底面を摺動し、かつ、一方のテーパ面における前記凸部以外の部分が他方のテーパ面における前記凹溝以外の部分に接触せず、
    前記凹溝の底面が、前記対向面から離れた第1底面と、前記対向面と前記第1底面の間に位置する第2底面と、前記第1底面と前記第2底面との境界部と、を有し、
    前記第2底面が、前記対向面に対して鈍角を成し、
    前記ロック突起と前記ロックアームとが係合する際、前記凸部が前記境界部を乗り越えることなく前記第1底面で止まると、変形した前記弾性変形片の復元力が作用して前記凸部が前記第2底面から遠ざかり、前記凸部が前記境界部を乗り越えると、変形した前記弾性変形片の復元力が作用して前記凸部が前記第2底面を摺動し、前記ロック突起と前記ロックアームとが係合する
    ことを特徴とするロック構造。
  2. 前記凹溝が設けられた前記テーパ面が、前記対向面から離れた第1テーパ面と、前記対向面と前記第1テーパ面との間に位置する第2テーパ面と、を有し、
    前記第2テーパ面と前記対向面とが成す角度が、前記第2底面と前記対向面とが成す角度よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1に記載のロック構造。
  3. 前記凸部が前記ロック突起の前記テーパ面に設けられ、
    前記凹溝が前記突起部の前記テーパ面に設けられ、
    前記弾性変形片に、前記ロック突起と前記ロックアームとが係合した状態において前記凸部が位置付けられる第2凹溝が設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロック構造。
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