JP2014154703A - コンデンサ及びコンデンサの製造方法 - Google Patents

コンデンサ及びコンデンサの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】耐電圧特性に優れるポーラスコンデンサ及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明に係るコンデンサは、誘電体層と、第1の外部電極層と、第2の外部電極層と、第1の内部電極と、第2の内部電極とを具備する。誘電体層は、結晶構造を有する金属酸化物からなり、第1の面と、第1の面と反対側の第2の面と、第1の面と第2の面に連通する複数の貫通孔とを備える。第1の外部電極層は、第1の面に配設されている。第2の外部電極層は、第2の面に配設されている。第1の内部電極は、複数の貫通孔に形成され、第1の外部電極層に接続されている。第2の内部電極は、複数の貫通孔に形成され、第2の外部電極層に接続されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ポーラスコンデンサに関する。
近年、新しいタイプのコンデンサとしてポーラスコンデンサが開発されている。ポーラスコンデンサは、アルミニウム等の金属表面に形成される金属酸化物がポーラス(細孔の貫通孔)構造を形成する性質を利用してポーラス内に内部電極を形成し、金属酸化物を誘電体としてコンデンサとしたものである。
誘電体の表面及び裏面にはそれぞれ外部導電体が積層され、ポーラス内に形成される内部電極は表面の外部導電体と裏面の外部導電体のいずれか一方に接続される。内部電極と接続されない側の外部導電体との間は、空隙又は絶縁性材料によって絶縁される。これにより内部電極は、誘電体を介して対向する対向電極(正極又は負極)として機能する。
例えば、特許文献1及び特許文献2には、このような構成を有するポーラスコンデンサが開示されている。いずれの特許文献においても、ポーラス内に内部電極が形成され、内部電極の一端は一方の導電体に接続され、他端は他方の導電体と絶縁されている。
特許4493686号公報 特開2009−76850号公報
上述のようにポーラスコンデンサは、ポーラス内に形成された内部電極が誘電体を介して対向する構造となっているが、誘電体は金属酸化物からなり、その構造は緻密ではない。このため、内部電極の間に位置する誘電体の耐電圧特性にばらつきが生じるという問題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、耐電圧特性に優れるポーラスコンデンサ及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るコンデンサは、誘電体層と、第1の外部電極層と、第2の外部電極層と、第1の内部電極と、第2の内部電極とを具備する。
上記誘電体層は、結晶構造を有する金属酸化物からなり、第1の面と、上記第1の面と反対側の第2の面と、上記第1の面と上記第2の面に連通する複数の貫通孔とを備える。
上記第1の外部電極層は、上記第1の面に配設されている。
上記第2の外部電極層は、上記第2の面に配設されている。
上記第1の内部電極は、上記複数の貫通孔に形成され、上記第1の外部電極層に接続されている。
上記第2の内部電極は、上記複数の貫通孔に形成され、上記第2の外部電極層に接続されている。
本発明の実施形態に係るコンデンサの斜視図である。 同コンデンサの断面図である。 同コンデンサの誘電体層の斜視図である。 同コンデンサの誘電体層の断面図である。 同コンデンサの誘電体層となる金属酸化物のXRD測定結果である。 同コンデンサの絶縁耐圧試験の結果である。 同コンデンサの製造プロセスを示す模式図である。 同コンデンサの製造プロセスを示す模式図である。 同コンデンサの製造プロセスを示す模式図である。 同コンデンサの製造プロセスを示す模式図である。 同コンデンサの製造プロセスを示す模式図である。 同コンデンサの製造プロセスを示す模式図である。 同コンデンサの誘電体層における貫通孔の配列を示す断面図である。 同コンデンサの誘電体層における貫通孔の配列を示す断面図である。 同コンデンサの誘電体層における貫通孔の配列を示す断面図である。 同コンデンサの誘電体層における貫通孔の配列を示す断面図である。 同コンデンサの誘電体層における貫通孔の配列を示す断面図である。 同コンデンサの誘電体層における貫通孔の配列を示す断面図である。 同コンデンサの誘電体層における貫通孔の配列を示す断面図である。
本発明の一実施形態に係るコンデンサは、誘電体層と、第1の外部電極層と、第2の外部電極層と、第1の内部電極と、第2の内部電極とを具備する。
上記誘電体層は、結晶構造を有する金属酸化物からなり、第1の面と、上記第1の面と反対側の第2の面と、上記第1の面と上記第2の面に連通する複数の貫通孔とを備える。
上記第1の外部電極層は、上記第1の面に配設されている。
上記第2の外部電極層は、上記第2の面に配設されている。
上記第1の内部電極は、上記複数の貫通孔に形成され、上記第1の外部電極層に接続されている。
上記第2の内部電極は、上記複数の貫通孔に形成され、上記第2の外部電極層に接続されている。
この構成によれば、第1の内部電極と第2の内部電極は、結晶構造を有する金属酸化物からなる誘電体層を介して対向する。結晶構造を有する金属酸化物は、結晶構造を有しない(即ちアモルファス構造の)金属酸化物より緻密であるので、第1の内部電極と第2の内部電極の間において耐電圧特性のばらつきが生じず、コンデンサの耐電圧特性を向上させることが可能となる。なお、結晶構造を有する金属酸化物には、結晶構造のみからなる金属酸化物と、アモルファス(非晶質)構造中に結晶構造が存在する金属酸化物が含まれる。
上記誘電体層は、陽極酸化作用によって貫通孔を生じる材料からなるものであってもよい。
この構成によれば、陽極酸化プロセスによって貫通孔を有する誘電体層を形成することが可能であり、上記構造のコンデンサを製造することが可能である。
上記誘電体層は、酸化アルミニウムからなるものであってもよい。
アルミニウムを陽極酸化すると生じる酸化アルミニウムは、酸化の過程において自己組織化作用による貫通孔を生じる。即ち、アルミニウムを陽極酸化することによって、貫通孔を有する誘電体層を形成することが可能である。
上記誘電体層は、α相、θ相、δ相及びγ相のうちいずかの結晶相を有する酸化アルミニウムからなるものであってもよい。
酸化アルミニウムは、結晶化の条件に応じてα相、θ相、δ相及びγ相の結晶相をとり得る。即ち、結晶構造を有する金属酸化物としてα相、θ相、δ相及びγ相のうちいずかの結晶相を有する酸化アルミニウムを利用することが可能である。
本発明の一実施形態に係るコンデンサの製造方法は、金属を酸化させることによって、複数の貫通孔を有する金属酸化物を形成する。
上記金属酸化物を加熱して、上記金属酸化物を結晶化させる。
上記複数の貫通孔に第1の内部電極及び第2の内部電極を形成する。
上記第1の内部電極に接続する第1の外部電極層と、上記第2の内部電極に接続する第2の外部電極層とを上記金属酸化物上に配設する。
この製造方法によれば、結晶構造を有する金属酸化物からなる誘電体層を有するコンデンサを製造することが可能である。なお、金属酸化物を結晶化させる工程では、金属酸化物の全てを結晶化させてもよく、金属酸化物を部分的に結晶化させてもよい。
上記金属酸化物は、酸化アルミニウムであり、上記金属酸化物を結晶化させる工程では、上記酸化アルミニウムを800℃以上に加熱してもよい。
酸化アルミニウムは、800℃以上に加熱すると、結晶相を生じる。即ち、この製造方法によれば、結晶構造を有する酸化アルミニウムからなる誘電体層を有するコンデンサを製造することが可能である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[コンデンサの構成]
図1は本発明の一実施形態に係るコンデンサ100の斜視図であり、図2はコンデンサ100の断面図である。これらの図に示すように、コンデンサ100は、誘電体層101、第1外部電極層102、第2外部電極層103、第1内部電極104及び第2内部電極105を有する。
第1外部電極層102、誘電体層101及び第2外部電極層103はこの順で積層され、即ち誘電体層101は、第1外部電極層102及び第2外部電極層103によって挟まれている。第1内部電極104及び第2内部電極105は、図2に示すように誘電体層101に形成された貫通孔101aの内部に形成されている。なお、コンデンサ100には、ここに示す以外の構成、例えば、第1外部電極層102及び第2外部電極層103にそれぞれ接続された配線等が設けられていてもよい。
誘電体層101は、コンデンサ100の誘電体として機能する層である。誘電体層101は、結晶構造を有する金属酸化物からなる。「結晶構造を有する金属酸化物」は、結晶構造のみからなる金属酸化物や、アモルファス構造中に結晶構造が存在する金属酸化物を含む。金属酸化物における結晶構造の有無は、後述する結晶構造解析によって確認することが可能である。
また、誘電体層101を構成する金属酸化物は、後述する貫通孔(ポーラス)を形成することが可能な材料であり、特に陽極酸化されると自己組織化作用によってポーラスを生じる材料が好適である。このような材料としては、酸化アルミニウム(Al)を挙げることができる。また、この他に誘電体層101は、弁金属(Al、Ta、Nb、Ti、Zr、Hf、Zn、W、Sb)の酸化物からなるものとすることも可能である。
酸化アルミニウムの結晶構造には、γ相、δ相、θ相及びα相がある。即ち、「結晶構造を有する金属酸化物」は、より具体的には、γ相、δ相、θ相及びα相のうちいずかの結晶相を有する酸化アルミニウムであるものとすることができる。誘電体層101がこの他の金属酸化物からなる場合においても、誘電体層101はその金属酸化物がとり得る結晶構造を有する金属酸化物からなるものとすることが可能である。
誘電体層101の厚みは特に限定されないが、例えば数μm〜数百μmとすることができる。図3は誘電体層101の斜視図であり、図4は誘電体層101の断面図である。これらの図に示すように、誘電体層101には、複数の貫通孔101aが形成されている。誘電体層101の層面方向に平行な表面を第1の面101bとし、その反対側の面を第2の面101cとすると、貫通孔101aは第1の面101b及び第2の面101cに垂直な方向(誘電体層101の厚み方向)に沿って形成され、第1の面101b及び第2の面101cに連通するように形成されている。なお、図3等に示す貫通孔101aの数や大きさは便宜的なものであり、実際のものはより小さく、多数である。
第1外部電極層102は図2に示すように、誘電体層101の第1の面101b上に配設されている。第1外部電極層102は導電性材料、例えば、Cu、Ni、Cr、Ag、Pd、Fe、Sn、Pb、Pt、Ir、Rh、Ru、Al、Ti等の純金属やこれらの合金であるものとすることができる。第1外部電極層102の厚さは例えば数十nm〜数μmであるものとすることができる。また、第1外部電極層102は、複数層の導電性材料が積層されるように配設されたものとすることも可能である。
第2外部電極層103は図2に示すように、誘電体層101の第2の面101c上に配設されている。第2外部電極層103は、第1外部電極層102と同様の導電性材料からなるものとすることができ、その厚さは例えば数nm〜数μmであるものとすることができる。第2外部電極層103の構成材料は第1外部電極層102の構成材料と同一でもよく異なっていてもよい。また、第2外部電極層103は、複数層の導電性材料が積層されるように配設されたものとすることが可能である。
第1内部電極104は、コンデンサ100の一方の対向電極として機能する。第1内部電極104は導電性材料、例えば、In、Sn、Pb、Cd、Bi、Al、Cu、Ni、Au、Ag、Pt、Pd、Co、Cr、Fe、Zn等の純金属やこれらの合金であるものとすることができる。図2に示すように第1内部電極104は、貫通孔101a内に形成され、第1外部電極層102に接続されている。また、第1内部電極104は、第2外部電極層103とは離間して形成され、第2外部電極層103と絶縁されている。第1内部電極104と第2外部電極層103の間の間隙には、絶縁体(図示せず)が充填されていてもよい。
第2内部電極105は、コンデンサ100の他方の対向電極として機能する。第2内部電極105は第1内部電極104と同様の導電性材料からなるものとすることができる。第2内部電極105の材料は第1内部電極104と同一の材料であってもよく、異なる材料であってもよい。図2に示すように第2内部電極105は、貫通孔101a内に形成され、第2外部電極層103に接続されている。また、第2内部電極105は第1外部電極層102とは離間して形成され、第1外部電極層102と絶縁されている。第2内部電極105と第1外部電極層102の間の間隙には、絶縁体(図示せず)が充填されていてもよい。
なお、図2等に示す第1内部電極104及び第2内部電極105は1つおきに交互に描かれているが、これらは便宜的なものであり、実際には交互に存在しなくてもよい。
コンデンサ100は以上のような構成を有する。誘電体層101を介して第1内部電極104と第2内部電極105が対向し、コンデンサを形成する。即ち、第1内部電極104と第2内部電極105は、コンデンサの対向電極(正極又は負極)として機能する。なお、第1内部電極104と第2内部電極105のどちらが正極であってもよい。第1内部電極104は第1外部電極層102を介して、第2内部電極105は第2外部電極層103を介して、それぞれ外部への配線や端子等と接続される。
[金属酸化物の結晶構造について]
上述のように、コンデンサ100の誘電体層101は、結晶構造を有する金属酸化物からなる。金属酸化物が結晶構造を有するか否は、XRD(X‐ray diffraction:X線回折)等の結晶構造解析によって確認することが可能である。
図5は酸化アルミニウムのXRD測定結果である。図5に示す測定結果は、750℃、800℃、900℃、1000℃、1100℃、1250℃のいずれかの温度で4時間保持された酸化アルミニウム(バルク)を測定試料として測定されたものである。測定試料は、測定対象の試料の面が同一面となるように試料台に並べることができる。また、測定試料を乳鉢などで粉砕し、粉末状にしてから、測定面を整えて試料台にセットしても良い。測定に仕様した測定装置はX'pert MRD(PANalytical社製)であり、測定条件は測定範囲(2θ):10°〜90°、管電圧:45kV、管電流:40mV、対陰極:Cu、モノクロメーター使用、スキャンステップ:0.01°である。
図5において、α相、θ相、δ相又はγ相に同定されるピークとミラー指数を示す。750°に加熱した試料では、非加熱(RT)の試料と同様に顕著なピークがみられず、酸化アルミニウムがアモルファス構造を有していることがわかる。800℃以上に加熱した試料では、γ相に由来するピークが確認できる。さらに加熱温度が高くなるにつれ、δ相やθ相に由来するピークがみられ、1250℃に加熱した試料ではα相に由来するピークのみがみられる。
このように、酸化アルミニウムは800℃以上に加熱することにより結晶構造を生じ、結晶構造の有無はXRDによって確認することが可能である。また、他の金属酸化物も同様に所定温度以上に加熱することによって結晶構造を生じる。金属酸化物における結晶構造の有無は、XRD以外にもEELS(Electron Energy-Loss Spectroscopy:電子エネルギー損失分光)や他の解析方法によって、巨視的あるいは局所的に確認することが可能である。
[コンデンサの効果]
以上のような構成を有するコンデンサ100は次のような効果を有する。図2に示すように、第1内部電極104と第2内部電極105は誘電体層101を介して対向する。このため、第1内部電極104と第2内部電極105の間に電圧が印加されると、これらの間に位置する誘電体層101の耐電圧特性が問題となる。
仮に誘電体層101が結晶構造を有しない(即ち、アモルファス構造の)金属酸化物である場合、その構造に緻密でない部分が存在するため、耐電圧特性にばらつきが生じる。しかしながら、上述のように誘電体層101が結晶構造を有する金属酸化物からなる場合、緻密な結晶構造によって耐電圧特性のばらつきが生じない。即ちコンデンサ100は高い耐電圧特性を有するものとすることが可能である。
図6は、コンデンサの絶縁耐圧試験の結果を示す表である。この試験では、表に記載の各温度で加熱した金属酸化物(酸化アルミニウム)を誘電体層とし、その他は上述の構成(図2参照)を有するコンデンサを1000個ずつ作成し、絶縁破壊が生じる印加電圧を測定した。なお、コンデンサは後述する製造方法によって作成することができる。
印加電圧を0.5Vずつ上昇させ、10秒間絶縁破壊を生じなかったコンデンサは同印加電圧で絶縁破壊されないものと判定した。図6に示すように加熱しなかった場合(RT)や加熱温度が低い場合には、10V未満の印加電圧でコンデンサの絶縁破壊が生じている。これに対し、加熱温度が高い場合には、10V未満の印加電圧で絶縁破壊を生じるコンデンサはみられなかった。
この結果から、金属酸化物を加熱することによって金属酸化物が結晶化され、コンデンサの耐電圧特性が向上するといえる。また、金属酸化物が酸化アルミニウムである場合、加熱温度は800℃以上が好適であり、900℃以上がより好適であるといえる。
[コンデンサの製造方法]
本実施形態に係るコンデンサ100の製造方法について説明する。なお、以下に示す製造方法は一例であり、コンデンサ100は、以下に示す製造方法とは異なる製造方法によって製造することも可能である。図7乃至図12は、コンデンサ100の製造プロセスを示す模式図である。
図7(a)は、誘電体層101の元となる第1基材301を示す。第1基材301は、誘電体層101となる金属酸化物の酸化前の金属であり、金属酸化物が酸化アルミニウムの場合、第1基材301はアルミニウムである。
例えば15℃〜20℃に調整されたシュウ酸(0.1mol/l)溶液中で第1基材301を陽極として電圧を印加すると、図7(b)に示すように第1基材301が酸化(陽極酸化)され、金属酸化物302が形成される。この際、金属酸化物302の自己組織化作用によって、金属酸化物302に孔Hが形成される。孔Hは酸化の進行方向、即ち第1基材301の厚み方向に向かって成長する。
なお、陽極酸化の前に第1基材301に規則的なピット(凹部)を形成しておき、このピットを基点として孔Hを成長させてもよい。このピットの配置により孔Hの配列を制御することが可能となる。ピットは、例えば第1基材301にモールド(型)を押圧することによって形成することが可能である。
続いて、図7(c)に示すように、酸化されていない第1基材301を除去する。第1基材301の除去は、例えばウェットエッチングによってすることができる。以降、金属酸化物302の孔Hが形成された側の面を表面302aとし、その反対側の面を裏面302bとする。
続いて、図8(a)に示すように、金属酸化物302を裏面302b側から所定の厚さで除去する。これは反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etching)によってすることができる。この際、孔Hが裏面302bに連通する程度の厚さで、金属酸化物302を除去する。
続いて、金属酸化物302を結晶化させる。金属酸化物302は、大気中で加熱することによって結晶化させることができ、例えば電気炉を用いて加熱することが可能である。金属酸化物302が酸化アルミニウムである場合、上述のように加熱温度を800℃以上とすることにより結晶化させることが可能であるが、900℃以上とすると結晶化がより促進され、好適である。加熱時間は例えば4時間とすることができる。
続いて、図8(b)に示すように、金属酸化物302の裏面302bに第2基材303を配設する。第2基材303は例えばスパッタ法によって配設することが可能である。第2基材303は、第1基材301と同様に、誘電体層101となる金属酸化物の酸化前の金属からなるものとすることができ、金属酸化物が酸化アルミニウムの場合、第2基材303はアルミニウムである。
続いて、第2基材303を陽極として、例えば15℃〜20℃に調整されたシュウ酸(0.1mol/l)溶液中で電圧を印加すると、図8(c)に示すように第2基材303が酸化(陽極酸化)される。この際、孔Hを形成した際よりも印加電圧を大きくする。自己組織化によって形成される孔Hのピッチは、印加電圧の大きさによって決定されるため、孔Hのピッチが拡大するように自己組織化が進行する。これにより、図8(c)に示すように一部の孔Hについて孔の形成が継続すると共に、孔径が拡大する。一方で、孔Hのピッチが拡大したことによって、他の孔Hについては孔の形成が停止する。以下、孔の形成が停止した孔Hを孔H1とし、孔の形成が継続した(孔径が拡大した)孔Hを孔H2とする。
陽極酸化の条件は適宜設定可能であり、例えば、図7(b)に示す1段階目の陽極酸化の印加電圧は数V〜数100V、処理時間は数分〜数日に設定することができる。図8(c)に示す2段階目の陽極酸化の印加電圧では、電圧値を1段階目の数倍とし、処理時間は数分〜数十分に設定することができる。
例えば、1段階目の印加電圧を40Vとすることにより孔径が100nmの孔Hが形成され、2段階目の印加電圧を80Vとすることにより孔H2の孔径が200nmに拡大される。2段階目の電圧値を上述した範囲内とすることにより、孔H1と孔H2の数を概ね同等とすることが可能である。また、2段階目の電圧印加の処理時間を上述の範囲内とすることにより、孔H2のピッチ変換が十分に完了しつつ、2段階目の電圧印加によって底部に形成される金属酸化物302の厚さを小さくすることができる。2段階目の電圧印加で形成される金属酸化物302は、後の工程で除去されるため、できるだけ薄いことが好ましい。
続いて、図9(a)に示すように、酸化されていない第2基材303を除去する。第2基材303の除去は、例えばウェットエッチングによってすることができる。
続いて、図9(b)に示すように、金属酸化物302を裏面302b側から所定の厚さで除去する。これは反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etching)によってすることができる。この際、孔H2が裏面302bに連通し、孔H1は裏面302bに連通しない程度の厚さで、金属酸化物302を除去する。
続いて、図9(c)に示すように、表面302aに導電性材料からなる第1導体層304を成膜する。第1導体層304は、スパッタ法、真空蒸着法等、任意の方法によって成膜することが可能である。
続いて、図10(a)に示すように、孔H2内に第1メッキ導体305を埋め込む。第1メッキ導体305は、導電性材料からなり、第1導体層304をシード層として金属酸化物302に電解メッキを施すことによって埋め込むことが可能である。孔H1にはメッキ液が侵入しないため、孔H1内には第1メッキ導体305は形成されない。
続いて、図10(b)に示すように、金属酸化物302を裏面302bから所定の厚さで再度除去する。これは、反応性イオンエッチングによってすることができる。この際、孔H1が裏面302bに連通する程度の厚さで金属酸化物302を除去する。
続いて、図10(c)に示すように、孔H1内に第2メッキ導体306を埋め込み、孔H2内に第3メッキ導体307を埋め込む。第2メッキ導体306及び第3メッキ導体307は、導電性材料からなり、第1導体層304をシード層として金属酸化物302に電解メッキを施すことによって埋め込むことが可能である。なお、この製造工程によれば、第2メッキ導体306と第3メッキ導体307は同一の材料となるが、他の製造工程を利用してこれらが異なる材料からなるものとすることも可能である。
ここで、孔H2には、先の工程によって第1メッキ導体305が形成されているため、第3メッキ導体307の先端は第2メッキ導体306の先端より突出する。以下、第1メッキ導体305と第3メッキ導体307とを合わせて第4メッキ導体308とする。
続いて、図11(a)に示すように、金属酸化物302を裏面302bから所定の厚さで再度除去する。これは、CMP(chemical mechanical polishing)等によってすることができる。この際、第4メッキ導体308が裏面302bに露出し、第2メッキ導体306が裏面302bに露出しない程度の厚さで金属酸化物302を除去する。
続いて、図11(b)に示すように、裏面302bに導電性材料からなる第2導体層309を成膜する。第2導体層309は、スパッタ法、真空蒸着法等、任意の方法によって成膜することが可能である。
続いて、図11(c)に示すように、第1導体層304を除去する。第1導体層304の除去は、ウェットエッチング法、ドライエッチング法、イオンミリング法、CMP法等によってすることができる。
続いて、図12(a)に示すように、第2導体層309をシード層として、第4メッキ導体308に電解エッチングを施す。第4メッキ導体308は第2導体層309に導通しているため、電解エッチングによりエッチングされる。一方、第2メッキ導体306は第2導体層309に導通していないため、電解エッチングによりエッチングされない。
続いて、図12(b)に示すように、表面302aに導電性材料からなる第3導体層310を成膜する。第3導体層310は、スパッタ法、真空蒸着法等、任意の方法によって成膜することが可能である。
以上のようにして、コンデンサ100を製造することが可能である。なお、金属酸化物302は誘電体層101に、第3導体層310は第1外部電極層102に、第2導体層309は第2外部電極層103にそれぞれ対応する。また第2メッキ導体306は第1内部電極104に、第4メッキ導体308は第2内部電極105にそれぞれ対応する。
なお、金属酸化物302の結晶化(加熱)工程は、孔Hを開口した工程(図8(a))の次に実施したが、これに限られず、他の工程で実施してもよい。しかしながら、上記メッキ導体や導体層が既に形成されている場合には、これらが溶融しないように留意する必要がある。
[貫通孔の配列について]
以上の説明では、誘電体層101に形成される貫通孔101a(図4参照)は、誘電体層101の厚み方向に沿って形成され、規則的に配列しているものとして説明した。しかし、貫通孔101aは次のように、規則的に配列しないようにすることも可能である。図13乃至図19は、コンデンサ100の模式的な断面図である。
図13は貫通孔101aが規則的に配列しているコンデンサ100を示す。貫通孔101aが規則的に配列しているため、貫通孔101aの内部に形成される第1内部電極104及び第2内部電極105も規則的に配列している。この場合、図13に破線で示すように、貫通孔101aの伸びる方向(誘電体層101の厚み方向)に壁開し易く、この方向におけるコンデンサ100の機械強度が不十分となる。
そこで、図14に示すように、誘電体層101の表層部において、貫通孔101aを不規則な配列とすることができる。この場合、第1内部電極104及び第2内部電極105も貫通孔101aに沿って不規則な配列となる。この貫通孔101aの不規則な配列によって、図14に破線で示すように、誘電体層101の厚み方向において壁開し易い方向や位置が異なり、厚み方向におけるコンデンサ100の機械強度が大きくなる。なお、図14では、貫通孔101aの第1外部電極層102側が不規則な配列となっているが、第2外部電極層103側が不規則な配列となっていてもよい。
同様に、図15に示すように、誘電体層101の表裏両側の表層部において、貫通孔101aを不規則な配列としてもよく、図16に示すように、誘電体層101の層中央部において貫通孔101aを不規則な配列としてもよい。また、図17乃至図19のように貫通孔101aが厚み方向に複数に分岐したり、複数の貫通孔101aが合一する配列としてもよい。いずれの場合であっても、貫通孔101aの不規則な配列によって誘電体層101の厚み方向において壁開し易い方向や位置が異なり、この方向におけるコンデンサ100の機械強度を大きくすることが可能である。
貫通孔101aを不規則な配列とするためには、上述の陽極酸化処理において、陽極酸化の条件(印加電圧や浴液)を調整すればよい。例えば誘電体層101の表層部のみに貫通孔101aの不規則配列を形成したい場合(図14)、陽極酸化処理開始時から所定時間までは不規則配列条件での処理によって不規則配列を形成し、残りの領域は規則配列条件に変更すればよい。
誘電体層101の表裏両側の表層部(図15)、あるいは層中央部(図16)に貫通孔101aの不規則配列を形成させたい場合も同様に、陽極酸化処理中の所定のタイミングで処理条件を変化させることにより実現することが可能である。
本技術は上記実施形態にのみ限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することが可能である。
100…コンデンサ
101…誘電体層
101a…貫通孔
102…第1外部電極層
103…第2外部電極層
104…第1内部電極
105…第2内部電極

Claims (6)

  1. 結晶構造を有する金属酸化物からなり、第1の面と、前記第1の面と反対側の第2の面と、前記第1の面と前記第2の面に連通する複数の貫通孔とを備える誘電体層と、
    前記第1の面に配設された第1の外部電極層と、
    前記第2の面に配設された第2の外部電極層と、
    前記複数の貫通孔に形成され、前記第1の外部電極層に接続された第1の内部電極と、
    前記複数の貫通孔に形成され、前記第2の外部電極層に接続された第2の内部電極と
    を具備するコンデンサ。
  2. 請求項1に記載のコンデンサであって、
    前記誘電体層は、陽極酸化作用によって貫通孔を生じる材料からなる
    コンデンサ。
  3. 請求項1に記載のコンデンサであって、
    前記誘電体層は、酸化アルミニウムからなる
    コンデンサ。
  4. 請求項1に記載のコンデンサであって、
    前記誘電体層は、α相、θ相、δ相及びγ相のうちいずかの結晶相を有する酸化アルミニウムからなる
    コンデンサ。
  5. 金属を酸化させることによって、複数の貫通孔を有する金属酸化物を形成し、
    前記金属酸化物を加熱して、前記金属酸化物を結晶化させ、
    前記複数の貫通孔に第1の内部電極及び第2の内部電極を形成し、
    前記第1の内部電極に接続する第1の外部電極層と、前記第2の内部電極に接続する第2の外部電極層とを前記金属酸化物上に配設する
    コンデンサの製造方法。
  6. 請求項5に記載のコンデンサの製造方法であって、
    前記金属酸化物は、酸化アルミニウムであり、
    前記金属酸化物を結晶化させる工程では、前記酸化アルミニウムを800℃以上に加熱する
    コンデンサの製造方法。
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