JP2014153273A - 比抵抗測定回路、比抵抗測定装置、液体試料管理方法及び液体試料管理システム - Google Patents

比抵抗測定回路、比抵抗測定装置、液体試料管理方法及び液体試料管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】液体試料の比抵抗を連続して精度良く測定できるとともに、測定に伴う液体試料の変質等の劣化を防ぐ。
【解決手段】液体試料の劣化を検知するために比抵抗を測定する比抵抗測定回路Cであって、外部電極21及び内部電極22の間に生じる電圧を検出することによって、液体試料の比抵抗を算出するものであり、外部電極21及び内部電極22の間に、振幅が1V〜42Vで周波数が0.5Hz〜30Hzの矩形波交流電圧を印加する。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば潤滑油等の液体試料の比抵抗を測定する比抵抗測定装置、当該比抵抗測定装置に用いられる比抵抗測定回路、前記比抵抗測定装置を用いた液体使用管理方法及び液体試料管理システムに関するものである。
従来、絶縁性の液体であるIPA(イソプロピルアルコール)の比抵抗を測定するものとして、特許文献1に示すものが考えられている。この比抵抗測定装置は、外部電極及び内部電極に交流電圧を印加して、外部電極及び内部電極の間に位置するIPAの比抵抗を測定するものである。
ここで、IPAの比抵抗は1000MΩ・cm程度であり、外部電極及び内部電極に印加する交流電圧としては、振幅が2V程度で周波数が100Hzのものを用いている。なお、IPAの他にも、純水等の比抵抗も同様の交流電圧を用いて測定することが一般的である。
一方、潤滑油等のオイルの劣化を検知するために当該オイルの比抵抗を測定するものとして、前記比抵抗測定装置を用いることが考えられている。
しかしながら、オイルの比抵抗は、IPAの比抵抗に比べて数十倍〜数百倍大きいため、外部電極及び内部電極を有する測定回路に流れる電流が小さいため測定が難しく、また測定回路の浮遊容量によって、交流電圧による応答が悪くなってしまう。そうすると、周波数100Hzの交流電圧を印加した場合には、測定回路から出力される信号(例えば出力電圧)が安定する前に交流電圧の正負が切り替わってしまうため、オイルの比抵抗測定を精度良く行うことができないという問題がある。
また、オイルの比抵抗を測定するために、外部電極及び内部電極に印加する電圧を例えば1000V等の高電圧にして、検出電流を大きくすることが考えられる。なお、従来のオイルの比抵抗測定においては、高電圧を印加することが一般的である。
しかしながら、オイルに例えば1000Vといった高電圧を印加すると、オイルが酸化して変質してしまい、測定によってオイルの劣化を招いてしまうという問題がある。
特許第3769119号公報
そこで本発明は、上記問題点を一挙に解決するためになされたものであり、液体試料の比抵抗を連続して精度良く測定できるとともに、測定に伴う液体試料の変質等の劣化を防ぐことをその主たる所期課題とするものである。
すなわち本発明に係る比抵抗測定回路は、液体試料劣化を検知するために比抵抗を測定する比抵抗測定回路であって、一対の電極の間に生じる電圧を検出することによって、当該一対の電極間にある液体試料の比抵抗を測定するものであり、前記一対の電極の間に、振幅が1V〜42Vで周波数が0.5Hz〜30Hzの矩形波交流電圧を印加することを特徴とする。ここで、液体試料には、潤滑油、潤滑用液状有機媒体、錆止め油、放電加工油、液圧作動媒体液、食用油等のオイル類、熱媒体液、熱処理液、ワニス・顔料・農薬等希釈用炭化水素系溶媒、洗浄用炭化水素系溶媒、流動性を有するグリス類、IPA(イソプロピルアルコール)等のアルコールなどが含まれる。
このようなものであれば、上記のような矩形波交流電圧を印加しているので、電極及び液体試料の境界において電気二重層が形成されることを抑制し、液体試料の比抵抗を連続測定することができる。また、1V〜42Vの電圧を印加することから測定中の液体試料の変質等の測定による劣化を防ぐことができる。ここで、1V〜42Vの交流電圧としていることから、電源を安価に構成することができるとともに、感電した場合であっても人体への危険性を低減することができる。さらに、周波数が0.5Hz〜30Hzであるため、交流電圧の切り替え前において測定回路から出力される信号を安定させることができるので、液体試料の比抵抗を精度良く測定することができ、液体試料の劣化を精度良く検知することができる。この液体試料測定セルは、IPAの比抵抗に比べて数十倍〜数百倍大きいオイル等の液体試料の比抵抗を測定できるだけでなく、IPA等の比抵抗が10GΩ・cm未満の液体試料の比抵抗も当然に測定できる。
なお、外部電極及び内部電極に直流電圧を印加した場合には、電極と液体試料の境界の電気二重層に電荷が溜まってしまい、次第に電気二重層の電位が増加するに伴って電極間の電位勾配が低下し、イオンの移動が低下して、比抵抗が上昇する。これにより、液体試料の比抵抗を連続測定する場合に直流電圧を用いると、液体試料の比抵抗を精度良く測定することが難しい。
前記一対の電極に接続される配線の間に形成される浮遊容量の電位差をゼロとする、オペアンプを用いたシールドドライブ回路を有することが望ましい。これならば、一対の電極に接続される配線の間に形成される浮遊容量を測定回路から切り離すことができ、液体試料の比抵抗を示す信号の応答を速くすることができるとともに、その抽出を容易にすることができる。したがって、液体試料の比抵抗を精度良く測定することができ、液体試料の劣化を精度良く検知することができる。
このように構成した本発明によれば、測定に伴う液体試料の変質等の劣化を防ぎながら、液体試料の比抵抗を連続して精度良く測定できる。
本発明の一実施形態に係るオイル測定セルの縦断面図。 同実施形態のオイル測定セルの横断面図。 同実施形態の比抵抗測定装置の制御機器の機能構成図。 同実施形態の比抵抗測定回路を示す模式図。 オイルの比抵抗の経時変化を示す模式図。 複数のオイルにおける比抵抗及び温度の関係を示す模式図。 同実施形態の測定までのタイムチャートを示す図。 同実施形態の比抵抗測定装置を用いたオイル管理システムを示す模式図。 変形実施形態の比抵抗測定装置の制御機器の機能構成図。
以下に本発明に係る比抵抗測定装置の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る比抵抗測定装置100は、軸受や歯車等に用いられる潤滑油又は油圧装置等に用いられる作動油(以下、単にオイルという。)の劣化を検知するために当該オイル(液体試料)の比抵抗(電気抵抗率)を連続測定するものである。
具体的にこのものは、2電極方式のものであり、図1〜図3に示すように、円筒状をなす外部電極21の内部に円柱状をなす内部電極22を配置して、それら電極21、22の間にセル空間Sが形成されたオイル測定セル2と、外部電極21に設けられて、セル空間Sに収容されたオイルを加熱するヒータ3と、外部電極21及び内部電極22の間に生じる電圧を検出することによって、オイルの比抵抗を測定する比抵抗測定部4と、オイルの加熱温度を示す加熱温度設定信号を受け付ける加熱温度設定信号受付部5と、その加熱温度設定信号に基づいてヒータ3を制御するヒータ制御部6とを備えている。なお、本実施形態では、前記比抵抗測定部4、前記加熱温度設定信号受付部5及び前記ヒータ制御部6が制御機器10により構成されている。以下、各部について説明する。
オイル測定セル2は、図1及び図2に示すように、円筒状の外部電極21と、この外部電極21に挿入されて外部電極21と同軸状に設けられる円柱状の内部電極22と、外部電極21及び内部電極22を互いに固定するものであり、外部電極21の両端開口を閉塞して外部電極21の内面及び内部電極22の外面の間にオイルを収容するセル空間Sを形成する絶縁部材23とを備えている。
本実施形態の外部電極21及び内部電極22は、ステンレス鋼から形成されている。
また、絶縁部材23は円環状をなすものであり、その開口部に内部電極22の軸方向端部がOリング等のシール部材24を介して挿入されるとともに、その軸方向端面が外部電極21の軸方向端面にOリング等のシール部材25を介して密着される。この絶縁部材23は、円環状をなす固定部材26により外部電極21に固定されている。このように絶縁部材23が軸方向両端部において外部電極21及び内部電極22を固定しているので、振動に強く、外部電極21の内面及び内部電極22の外面の隙間の変動を抑えることができるので、外部電極21の内面及び内部電極22の外面の隙間を小さくすることができ、セル定数を従来よりも10分の1程度まで小さくすることができる。本実施形態では、オイル測定セル2のセル定数を例えば0.001/cmにできる。
そして、このオイル測定セル2は、軸方向一端側における内部電極22に、セル空間Sにオイルを導入するためのオイル導入路L1が形成されており、軸方向他端側における内部電極22に、セル空間Sからオイルを導出するためのオイル導出路L2が形成されている。これらオイル導入路L1の導入ポートP1及びオイル導出路L2の導出ポートP2には、例えばPFA等の絶縁性を有する材質からなる外部配管H1、H2が接続されている。このように外部配管H1、H2を絶縁性を有する管により構成することで、外界から絶縁してノイズ電流を低減し、安定して測定することができる。これら外部配管H1、H2は、直接又は他の接続管を介して、軸受や歯車等又は油圧装置等に接続されている。なお、外部配管H1には、図示しない流量計が設けられている。
オイル導入路L1は、内部電極22の軸方向一端部に形成されており、オイル導入路L1がセル空間Sの軸方向一端部に連通する複数のオイル導入口L1aを有している。また、オイル導出路L2は、内部電極22の軸方向他端部に形成されており、オイル導出路L2がセル空間Sの軸方向他端部に連通する複数のオイル導出口L2aを有している。なお、内部電極22の軸方向一端部及び他端部は、外部電極21よりも外側に延出した部分である。このように、絶縁部材23に、オイル導入路L1及びオイル導出路L2を形成しているため、外部電極21及び内部電極22に導入ポートP1及び導出ポートP2を設ける必要が無く、外部電極21及び内部電極22の対向面積を大きくすることができ、セル定数を小さくすることができる。また、オイル導入路L1が複数のオイル導入口L1aを有するため、セル空間Sにおける周方向にオイルを万遍なく行き渡らせることができるとともに、オイル導出路L2が複数のオイル導出口L2aを有するため、セル空間S内部でのオイルの滞留を防ぎ、効率良く導出することができる。したがって、オイルの比抵抗を精度良く測定することができる。
また、本実施形態のオイル測定セル2においては、オイル導入口L1aがセル空間Sの最下端に形成されており、オイル導出口L2aがセル空間Sの最上端に形成されている。これにより、セル空間Sの下端部及び上端部のデットスペースを可及的に小さくし、気泡の溜まりを防ぐことができる。さらに、複数のオイル導入口L1a及び複数のオイル導出口L2aは、セル空間Sの周方向において等間隔に形成されている。セル空間Sにオイルを均一に満たすことができるとともに、セル空間Sからオイルを周方向において均一に排出することができ、気泡の溜まりを一層防ぐことができる。
しかして本実施形態のオイル測定セル2において、外部電極21の外側周面21aの一部に、セル空間Sに収容されたオイルを加熱するためのヒータ3が設けられている。このヒータ3は、例えばシリコン等の可撓性を有する部材内に発熱抵抗体を内蔵して構成された例えばシート状のものである。そして、このヒータ3は、外部電極21の外側周面21aに密着して設けられている。具体的にヒータ3は、軸方向においては、内部のセル空間Sの略全体に対応して設けられており、周方向においては、外側周面21aの一部に設けられており、その他の部分が外部に露出するように設けられている。この外部露出部分21bが放熱部として機能する。なお、外部電極21がステンレス鋼から形成されており、熱伝導性に優れているため、部分的に設けられたヒータ3によりセル空間S全体を加熱することができ、また、外部露出部分21bによりセル空間Sの冷却も容易にすることができる。また、このヒータ3は、後述する制御機器10のヒータ制御部6により、流れる電流が制御される。
また、外部電極21の外側周面21aにおいて前記ヒータ3が設けられていない部分、つまり外部露出部分21bに、外部電極21の温度を検出する温度センサ7が設けられている。ここで、温度センサ7は、外部露出部分21bに形成された凹部21Mの底面に設けられている。これにより、外部電極21の温度を精度良く検出することができる。なお、外部電極21の上下対称性を考慮して、温度センサ7は、外部電極21に軸方向中心部に設けられている。この温度センサ7により得られた検出信号は、制御機器10によって取得される。
制御機器10は、温度センサ7の検出温度を用いて前記ヒータ3を制御して外部電極21の温度が一定となるようにするとともに、オイル測定セル2に流れるオイルの比抵抗を測定するものである。具体的に制御機器10は、比抵抗測定部4、加熱温度設定信号受付部5、及びヒータ制御部6等として機能する。なお、制御機器10は、CPUやメモリ、A/D変換器、D/A変換器等を有したデジタル乃至アナログ電気回路で構成されたもので、専用のものであってもよいし、一部又は全部にパソコン等の汎用コンピュータを利用するようにしたものであってもよい。また、CPUを用いず、アナログ回路のみで前記各部としての機能を果たすように構成してもよいし、物理的に一体である必要はなく、有線乃至無線によって互いに接続された複数の機器からなるものであってもよい。
比抵抗測定部4は、外部電極21及び内部電極22の間に生じる電圧を検出することによって、オイルの比抵抗を測定するものである。
具体的にこの比抵抗測定部4は、図4に示す比抵抗測定回路Cを有するものである。この比抵抗測定回路Cは、内部電極22に直列接続された既知の抵抗値を有する基準抵抗Ca(R)と、一対の電極21、22及び基準抵抗Caに交流電圧(V)を印加する交流電源Cbと、一対の電極21、22間に生じる電極間電圧(V)を検出する検出部Ccと、当該検出部Ccからの出力電圧を用いてオイルの比抵抗(R)を演算する信号処理部(不図示)とを有する。本実施形態の検出部Ccは、電極間電圧(V)をインピーダンス変換して出力するオペアンプOPによって構成されている。また、信号処理部による抵抗(R)の演算は、V/R=V/(R+R)の式を用いている。
そして、交流電源Cbは、外部電極21及び内部電極22の間に、振幅が1V〜42V内の何れかの振幅で、周波数が0.5Hz〜30Hz内の何れかの周波数の矩形波交流電圧(V)を印加するものである。ここで矩形波交流電圧の周波数としては、応答速度の確保のために2Hz以上がより好ましく、測定精度の確保のために15Hz以下がより好ましい。また、矩形波交流電圧の振幅としては、既存の回路素子を用いるために15V以下がより好ましい。そして、信号処理部は、前記交流電源Cbによる矩形波交流電圧(V)の印加に伴い検出部Ccから出力される出力電圧が安定したタイミングで、その安定した出力電圧を用いて比抵抗を演算するように構成されている。なお、信号処理部が安定した出力電圧を用いて比抵抗を演算する構成としては、(1)矩形波の後半部分における出力電圧、つまり、交流電圧の正負が切り替わってから所定時間経過後(言い換えれば、交流電圧の正負が切り替わる直前)に取得した出力電圧を用いて比抵抗を演算する構成、又は、(2)出力電圧の変動量を算出することにより安定したか否かを判断して、安定したと判断した場合に、その出力電圧を用いて比抵抗を演算する構成、などが考えられる。
また、この比抵抗測定回路Cは、外部電極21に接続される配線CL1及び内部電極22に接続される配線CL2の間に形成される浮遊容量Cdの電位差をゼロとするシールドドライブ回路C1が設けられている。このシールドドライブ回路C1は、前記検出部Ccを構成するオペアンプOPを用いて構成されている。これにより、外部電極21に接続される配線CL1及び内部電極22に接続される配線CL2の間に形成される浮遊容量Cdへの充放電電流を少なくすることができ、真の比抵抗を示す電気信号の抽出を容易にすることができる。また、比抵抗測定回路Cの時定数を小さくすることができ、電極間電圧(V)が安定するまでの時間を短くすることができる。したがって、オイルの比抵抗を精度良く測定することができ、オイル劣化を精度良く検知することができる。
加熱温度設定信号受付部5は、オイル測定セル2に収容されるオイルの比抵抗測定に好適な加熱温度を示す加熱温度設定信号を受け付けるものである。この加熱温度設定信号は、ユーザがキーボード、マウス、タッチパネル又は温度設定ボタン等の入力手段又は後述するオイル管理システム100Zの通信システムを用いて入力することによって生成される。また、加熱温度設定信号受付部5は、受け付けた加熱温度設定信号を後述のヒータ制御部6に送信する。ここで、オイルは、図5に示すように、時間経過、すなわちオイルの劣化(酸化)とともに比抵抗が低くなる。また、図6に示すように、種類及び温度によって、比抵抗が異なる。また、オイルの比抵抗は、未使用時が最も大きい。このため、各種オイルの未使用時の比抵抗が、オイル測定セル2の測定レンジ内となるように、各種オイルの加熱温度が設定される。
ヒータ制御部6は、加熱温度設定信号受付部5から加熱温度設定信号を取得するとともに、オイル測定セル2に設けられた温度センサ7から検出信号を取得して、その検出信号が示す温度(測定温度)と、加熱温度設定信号が示す温度(設定温度)とを比較して、温度センサ7の測定温度が前記設定温度となるように、ヒータ3に流す電流を制御する。
次にこのように構成した比抵抗測定装置100の測定までのタイムチャートの一例について図7を参照して説明する。
まず、ユーザが比抵抗測定装置100の電源を投入する。そして、ユーザが、測定対象であるオイルの比抵抗測定に好適な加熱温度を入力手段により設定する。ここで設定された加熱温度を示す加熱温度設定信号は、加熱温度信号設定受付部5により取得されて、ヒータ制御部6に送信される。ヒータ制御部6は、加熱温度設定信号を取得してヒータ3の温度制御を開始する。これにより、オイル測定セル2は、ヒータ3により暖機される。このヒータ3による暖機に伴って温度センサ7により得られる測定温度は、所望の加熱温度に向かって昇温する。また、この昇温期間の経過後、オイル測定セル2が一定温度になると、比抵抗測定部4がオイルの比抵抗測定を開始する。
なお、ヒータ制御部6がヒータ3の温度制御を開始してからオイル測定セル2が一定温度となるまでは、制御機器10に設けられた暖機用ランプが点灯しており、ユーザに測定準備中であることを報知する構成としている。
また、比抵抗測定部4による比抵抗測定を開始するタイミングは、例えば次の(1)、(2)、(3)のようにすることが考えられる。
(1)前記暖機用ランプが点灯から消灯に切り替わったことを確認したユーザが、別途設けられた測定開始スイッチ等の入力手段を操作することによって、比抵抗測定部4に測定開始信号が送信される。そして、比抵抗測定部4が前記測定開始信号を取得したときに比抵抗測定を開始する。
(2)ヒータ制御部6が、温度センサ7の測定温度と設定温度とが同一であると判断した場合にその判断信号を比抵抗測定部4に送信するように構成されている。そして、比抵抗測定部4が前記判断信号を取得したときに比抵抗測定を開始する。
(3)比抵抗測定部4が、加熱温度設定信号受付部5又はヒータ制御部6から加熱温度設定信号を取得するとともに、温度センサ7から検出信号を取得して、その検出信号が示す温度(測定温度)と加熱温度設定信号が示す温度(設定温度)とを比較するように構成されている。そして、比抵抗測定部4が、測定温度と設定温度とが同一であると判断したときに比抵抗測定を開始する。
(4)比抵抗測定の開始又は取得データの有効性判定を、後述するオイル管理システム100Z経由で信号を受け付けたコンピュータ等が行うようにしても良い。
次に本実施形態の比抵抗測定装置100を用いたオイル管理システム100Zについて、図8を参照して説明する。なお、比抵抗測定装置100により管理される対象機器Xは、潤滑油等の使用液の種類によって劣化度、比抵抗値及び温度の関係が異なるため、予め対象機器Xの使用液の比抵抗測定装置100での挙動を確認し、その挙動が確認された使用液を使用することが望ましい。
このオイル管理システム100Zは、比抵抗測定装置100により得られた比抵抗値及び温度を通信回線を介して自動的に管理者側の管理装置(ユーザ端末)に送信する送信システム(不図示)を有しており、比抵抗値及び温度を信号として取得することによりオイル管理を経時的に行うことを可能にするものである。なお、管理装置には、比抵抗測定装置100からの信号以外にも水分や光透過度等の別の測定対象項目を測定する測定装置からの信号も送信され、これら全ての信号を用いて総合的に使用液の管理を行うことができる。
具体的にこのオイル管理システム100Zは、対象機器Xの使用液タンクX1から使用液を比抵抗測定装置100のオイル測定セル2に供給するための給油管11(上述の外部配管H1に対応)と、オイル測定セル2からのオイルを再び使用液タンクX1に戻すための排油管12(上述の外部配管H2に対応)とを備えている。なお、使用液タンクX1には、当該使用液タンクX1に貯留されているオイルを浄化するための浄化ラインX2が設けられており、当該浄化ラインX2には、ラインX2にオイルを循環させるためのポンプX21と、オイルに含まれる夾雑物や摩耗粉等の異物を除去するためのフィルタX22が設けられている。
そして、給油管11のオイル導入ポートによるオイル採取部位は、使用液タンクX1であり、より詳細には浄化ラインX2におけるフィルタX22の下流側である。これにより、フィルタX22により浄化された使用液をオイル測定セル2に供給することができる。なお、浄化ラインX2が設けられていない場合には、オイル導入ポートを使用液タンクX1内の使用液に接触する部分に設けることが考えられる。
また、給油管11には、オイル導入ポートにより採取したオイルをオイル測定セル2に供給するための供給ポンプ13が設けられている。なお、供給ポンプ13を排油管12に設けても良い。
そして、オイル測定セル2の上流側には、異物除去機構14が設けられていることが望ましい。この異物除去機構14としては、オイルに含まれる夾雑物や摩耗粉を捕集するフィルタや磁石等からなる捕集ユニットである。そして、この捕集ユニット14は、給油管11に対して着脱可能とされており、回収された捕集ユニット14に捕集された捕集物を分析することにより、厳格なオイル管理を行うことができるように構成されている。
本実施形態の異物除去機構14はフィルタであり、当該フィルタ14の上流側及び下流側に圧力センサ15、16が設けられており、当該圧力センサ15、16からの圧力を信号として取得してその差圧を用いて、オイル管理とともにフィルタ14の目詰まり等のフィルタ管理を行うことができるように構成されている。
また、排油管12には、サンプリングライン16が設けられており、比抵抗測定装置100により得られた比抵抗値が異常値となった場合に、当該異常の比抵抗値を示す使用液をサンプリング容器17に採取可能としている。さらに、本システムを可搬型にて運用する場合には、1日に1つのシステムで何台もの装置を計測し、迅速な結果を得るとともに、それぞれの装置および結果に対する実サンプルを用いた詳細分析を追って行うことが好ましいため、本サンプリング機構が極めて有効に機能する。
具体的にこのサンプリングライン16は、排油管12の途中に分岐して設けられたサンプリング管であり、当該サンプリング管16の出口にはサンプリング容器17が設けられている。また、排油管12における分岐点の下流側及び前記サンプリング管16には、使用液の流れる管を切り替えるための切り替え弁18が設けられている。この切り替え弁18は、自動的に切り替え可能な電磁弁であっても良いし、手動で切り替え可能な手動弁であっても良い。
さらにサンプリング容器17は、サンプリング管16に対して着脱可能に設けられており、当該サンプリング容器17に貯留された異常の使用液は、例えば元素分析装置等の分析装置により分析される。なお、サンプリング容器17の下側には、サンプリング容器17から溢れ出た使用液等を回収するためのオイルパン19が設けられており、当該オイルパン19には、回収された使用液を使用液タンクX1に戻すための戻し配管20が設けられている。
<本実施形態の効果>
このように構成した本実施形態の比抵抗測定装置100によれば、矩形波交流電圧を印加しているので、電極21、22及びオイルの境界において電気二重層が形成されることを抑制し、オイルの比抵抗を連続測定することができる。また、1V〜42Vの電圧を印加することから測定中のオイルの変質等の測定による劣化を防ぐことができる。ここで、1V〜42Vの交流電圧としていることから、交流電源を安価に構成することができるとともに、感電した場合であっても人体への危険性を低減することができる。さらに、周波数が0.5Hz〜30Hzであるため、交流電圧の正負切り替え前において比抵抗測定回路Cから出力される信号を安定させることができるので、オイルの比抵抗を精度良く測定することができ、オイルの劣化を精度良く検知することができる。
また、セル空間Sに収容されるオイルの温度を所定の加熱温度に温度調節するので、種々のオイル毎にそれらオイルの比抵抗の測定に適した温度とすることができ、種々のオイルの比抵抗を測定可能にすることができる。また、セル空間Sに収容されるオイルの温度を一定に制御するので、温度補償に必ずしも頼ることなくオイルの温度変動に伴う測定誤差を低減することができ、オイルの比抵抗を精度良く測定することができる。したがって、種々のオイルのオイル劣化を精度よく検知することができる。さらに、特に粘性の高いオイルの場合には、加熱することによって粘性が低下するため、オイルをオイル測定セル2に流通し易くすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態の比抵抗測定装置100が、さらに劣化判定部を有するものであっても良い。この劣化判定部は前記制御機器10により構成される。劣化判定部は、比抵抗測定部4により得られた比抵抗と、予め定められた閾値(基準比抵抗)との比較により劣化判定を行うものである。ここで基準比抵抗は、種々のオイル毎に設定されており、例えばユーザが設定入力できるようにしても良いし、種々のオイル毎に設定された閾値を示す閾値データをメモリに格納させておき、それをユーザが選択できるようにしても良い。なお、劣化判定の方法としては、その他、測定しているオイルの初期値(比抵抗)との関係、例えば初期値に対する割合によって、劣化判定を行うようにしても良い。
また、劣化判定部は、算出した比抵抗が閾値よりも低い場合に、制御機器10に設けられた報知手段制御部に劣化判定信号を出力する。なお、報知手段制御部は、制御機器10に設けられた例えばランプやディスプレイ等の報知手段を制御して、ユーザにオイル劣化を報知するものである。
前記実施形態では、ユーザが加熱温度を設定する構成であったが、ユーザがオイル種を入力することによって、制御機器10側で自動的に加熱温度を設定する構成としても良い。この場合、図9に示すように、制御機器10は、オイルの種類毎に設定された加熱温度を示す加熱温度設定データを格納するデータ格納部8と、オイル測定セル2に収容されるオイルの種類を示すオイル選択信号を受け付けるオイル選択信号受付部9とを備えたものとすることが考えられる。
データ格納部8は、オイルの種類毎に設定された加熱温度を示す加熱温度設定データを格納するものである。ここで加熱温度設定データは、例えば各オイルの未使用時の比抵抗が、オイル測定セル2の測定レンジ内となるように設定された加熱温度を示すものである。この加熱温度設定データは、ユーザによって予めデータ格納部8に格納される。
オイル選択信号受付部9は、オイル測定セル2に収容される測定対象となるオイルの種類を示すオイル選択信号を受け付けるものである。このオイル選択信号は、ユーザがキーボード、マウス、タッチパネル又はオイル設定ボタン等の入力手段又は前記オイル管理システム100Zの通信システムを用いて入力することによって生成される。また、オイル選択信号受付部9は、受け付けたオイル選択信号をヒータ制御部6に送信する。
ヒータ制御部6は、オイル選択信号受付部9からオイル選択信号を取得して、当該オイル選択信号及びデータ格納部8に格納された加熱温度設定データに基づいて、ヒータ3の加熱温度(設定温度)を設定する。そして、ヒータ制御部6は、オイル測定セル2に設けられた温度センサ7から検出信号を取得して、その検出信号が示す温度(測定温度)と、設定した加熱温度(設定温度)とを比較して、温度センサ7の検出信号が示す温度が設定された加熱温度となるように、ヒータ3に流す電流値を制御する。
このようなものであれば、前記実施形態の効果に加えて、ユーザがオイルの種類を入力するだけで、当該オイルの比抵抗測定に好適な温度に温度調節することができるので、種々のオイル毎にそれらオイルの比抵抗の測定に適した温度とすることができ、種々のオイルの比抵抗を測定可能にすることができる。
また、前記実施形態では、加熱温度をヒータの温度制御開始前に設定する構成であったが、ヒータの温度制御開始後又は比抵抗測定中に、以前(例えば温度制御開始前)に設定した設定温度を変更できるように構成しても良い。
さらに、設定温度を単一の値とするのではなく、加熱温度の上限値及び下限値を設定できるようにし、当該加熱温度の上限値及び下限値の間でオイル測定セル2の温度を制御するように構成しても良い。また、この場合、比抵抗測定部により算出された比抵抗を、温度センサにより得られた検出温度を用いて温度補償するように構成しても良い。
その上、前記実施形態のオイル導入路L1及びオイル導出路L2は、内部電極22に設けられているが、絶縁部材23に設けたものであっても良い。
オイル測定セル2及び制御機器10を1つのケーシング内に収容してユニット化しても良い。この場合、ケーシングに持ち運び用の取っ手を設けることで可搬型のものとすることが考えられる。また、ケーシングには、オイル測定セルに外部の軸受や油圧装置等のオイルを供給するための配管が接続される供給ポート及びオイル測定セルから外部に測定後のオイルを排出するため又は外部の軸受や油圧装置等に測定後のオイルを戻すための配管が接続される排出ポートが設けることが考えられる。
加えて、前記実施形態では、外部電極21及び内部電極22の間の電圧(V)を検出して比抵抗を演算しているが、基準抵抗Caにかかる電圧を検出して比抵抗を演算するようにしても良い。この場合、差動回路を用いて基準抵抗Caの抵抗値Rを検出する。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・比抵抗測定装置
2・・・オイル測定セル(液体試料測定セル)
21・・・外部電極
22・・・内部電極
4・・・比抵抗測定部
C・・・比抵抗測定回路
Ca・・・基準抵抗
Cb・・・交流電源
OP・・・オペアンプ
CL1・・・外部電極に接続される配線
CL2・・・内部電極に接続される配線
C1・・・シールドドライブ回路
Cd・・・浮遊容量

Claims (9)

  1. 液体試料の劣化を検知するために比抵抗を測定する比抵抗測定回路であって、
    一対の電極の間に生じる電圧を検出することによって、当該一対の電極間にある液体試料の比抵抗を測定するものであり、
    前記一対の電極の間に、振幅が1V〜42Vであり周波数が0.5Hz〜30Hzの矩形波交流電圧を印加することを特徴とする比抵抗測定回路。
  2. 前記一対の電極に接続される配線の間に形成される浮遊容量の電位差をゼロとする、オペアンプを用いたシールドドライブ回路を有する請求項1記載の比抵抗測定回路。
  3. 請求項1又は2記載の比抵抗測定回路を有する比抵抗測定装置。
  4. 請求項3記載の比抵抗測定装置を用いて、比抵抗値及び温度を信号として取得することにより液体試料管理を経時的に行うことを特徴とする液体試料管理方法。
  5. 請求項4記載の液体試料管理方法のために信号として取得された比抵抗値及び温度を通信回線を介して自動的に管理者側に送信する送信システムと、
    前記一対の電極を有する測定セルに液体試料を供給するための供給ポンプとを備える液体試料管理システム。
  6. 前記供給ポンプが、前記測定セルに液体試料を供給する供給管又は前記液体試料測定セルからの液体試料を排出する排出管の少なくとも一方に設けられている請求項5記載の液体試料管理システム。
  7. 前記比抵抗測定装置への信号又はデータの入力が、通信システムを介して行われる請求項5又は6記載の液体試料管理システム。
  8. 前記測定セルに液体試料を供給する供給管に異物除去機構が設けられている請求項5乃至7の何れかに記載の液体試料管理システム。
  9. 請求項8記載の液体試料管理システムにおける異物除去機構がフィルタであり、
    前記フィルタの少なくとも上流側に圧力センサを設けて、当該圧力センサからの圧力を信号として取得することにより、液体試料管理とともにフィルタ管理を行うことを特徴とする液体試料管理方法。
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