JP2014152967A - 焼物調理機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】食材2が載せられる焼網3の下方に配置され、下部の開口4bから内部に火炎7が導入され、加熱されることで遠赤外線を放射するセラミック層4cが外面に被着された熱変換部材4と、熱変換部材4の上部に、上方から見て熱変換部材4の上部の開口4aを覆うと共に、その下面と熱変換部材4の上部の開口4aとの間に隙間8が形成されるように取り付けられ、加熱されることで遠赤外線を放射するセラミック層5cが上面に被着されたカバー5とを備えている。熱変換部材4とカバー5との隙間8から排出される火炎7の近赤外線で食材2を加熱し、同時に、熱変換部材4のセラミック層4c及びカバー5のセラミック層5cから放射される遠赤外線で食材2を加熱する。
【選択図】図4
Description
図1は本発明の一実施形態に係る焼物調理機1の斜視図、図2は焼物調理機1の組立図、図3は焼物調理機1の平面図、図4は焼物調理機1の使用状態を示す断面図である。この焼物調理機1は、食材2が載せられる焼網3の下方に配置された熱変換部材4と、熱変換部材4の上部に取り付けられたカバー5とを有する。なお、図3のカバー5の長さは、作図上の都合により、図1及び図2のカバー5と異なっている。
図4に示すように、熱変換部材4は、上部及び下部に開口4a、4bを有し、下部の開口4bから内部にバーナー6の火炎7が導入されるようになっている。熱変換部材4は、図2、図3に示すように、上方から見て細長い矩形状に形成されており、長辺部分を構成する左右一対の側面(側面板41、42)、短辺部分を構成する正面板43及び背面板44を有し、上部の開口4a、下部の開口4bは、夫々細長い矩形状となっている。バーナー6は、熱変換部材4の下部の開口4bの下方に、開口4bの長手方向に沿って配設されている(図6参照)。図2(b)、図4に示すように、熱変換部材4は、金属板を曲げて溶接して成形されており、上部の開口4aの縁、下部の開口4bの縁は、熱的強度を高めるため、金属板が折り返されてる。金属板の素材には例えば耐熱鋼(SUH409等)、耐熱性ステンレス(SUS430等)が用いられ、金属板の板厚は例えば1.5mm程度となっている。
図1、図2(b)、図4に示すように、熱変換部材4の対向する側面板41、42の双方には、水平方向に沿った括れ部9が夫々形成されている。括れ部9は、熱変換部材4の側面板41、42に内方に傾斜して形成された下部傾斜面9aと、下部傾斜面9aの上端から熱変換部材4の外方に傾斜された上部傾斜面9bとを有し、断面く字状に成形されている。このように、熱変換部材4の側面板41、42に括れ部9を形成することで、図4に示すように、熱変換部材4の内部に供給されたバーナー6の火炎7の熱流が、括れ部9の内面に衝突して蛇行し熱変換部材4の加熱が促進され、外面のセラミック層4cから放射される遠赤外線(破線の矢印)の量が効率よく増大する。
図1、図4に示すように、熱変換部材4の左右の側面板41、42には、括れ部9よりも下方に位置して、熱変換部材4の外部(側面板41、42の外方)の空気を内部に導くための空気導入孔10が形成されている。空気導入孔10は、熱変換部材4の長手方向(水平方向)に間隔を隔てて複数形成されている。図4に示すように、バーナー6の火炎7が上昇することで、熱変換部材4の外部の空気が空気導入孔10から内部に引き込まれ、熱変換部材4の内部に安定した火炎7の熱流が上方に向けて生成されると共に、不完全燃焼が回避される。図1、図4において、空気導入孔10から内部に引き込まれる空気を矢印で示す。
図1、図2に示すように、熱変換部材4の上部には、カバー5が取り付けられている。カバー5は、上方から見て細長く、断面山型(逆さU字状でもよい)に形成されており、上方から見て熱変換部材4の上部の開口4aを覆うように、熱変換部材4の上部に取り付けられている。カバー5が熱変換部材4の上部の開口4aを覆っているので、図4に示す食材2から落滴した焼き汁やタレが熱変換部材4の上部の開口4aから内部に入り込む事態を回避できる。また、カバー5は、その下面と熱変換部材4の上部の開口4aとの間に隙間8が形成されるように、熱変換部材4の上部に取り付けられている。すなわち、側方から見て、カバー5の下面と熱変換部材4の上部の開口4aとの間には、隙間8が形成されている。この隙間8からは、上述したように、バーナー6の火炎7の熱が近赤外線(一点鎖線の矢印)として排出される。
図1、図2、図5に示すように、カバー5は、熱変換部材4に対する取付高さを調節する調整機構11を介して、熱変換部材4の上部に取り付けられている。調整機構11は、カバー5の熱変換部材4に対する取付高さを調節することで、カバー5と熱変換部材4の開口4aとの隙間8を調節し、焼網3上の食材2に作用する近赤外線の量を調整するものである。図1、図2に示すように、調整機構11は、カバー5に設けられた係合部12と、熱変換部材4に設けられた被係合部13と、係合部11と被係合部12とを係脱する係脱部材(ピン)14とを有する。
図4に示すように、本実施形態に焼物調理機1によれば、バーナー6の火炎7が熱変換部材4の下部の開口4bから内部に導入されると、その火炎7は、熱変換部材4を内側から加熱し、熱変換部材4の上部の開口4aとカバー5の下面との隙間8から上方に排出される。
2 食材
3 焼網
4 熱変換部材
4a 開口(上部)
4b 開口(下部)
4c セラミック層
5 カバー
5c セラミック層
51 切欠部
51d 切欠深さ
6 バーナー
7 火炎
8 隙間
9 括れ部
9a 下部傾斜面
9b 上部傾斜面
10 空気導入孔
11 調節機構
Claims (7)
- 食材が載せられる焼網の下方に配置され、上部及び下部に開口を有し、下部の開口から内部に火炎が導入され、該火炎によって加熱されることで遠赤外線を放射するセラミック層が外面に被着された熱変換部材と、
該熱変換部材の上部に、上方から見て前記熱変換部材の上部の開口を覆うと共に、その下面と前記熱変換部材の上部の開口との間に隙間が形成されるように取り付けられ、前記火炎によって加熱されることで遠赤外線を放射するセラミック層が上面に被着されたカバーとを備え、
前記熱変換部材の上部の開口と前記カバーの下面との隙間から排出される火炎の近赤外線で前記焼網に載せられた食材を加熱すると同時に、前記熱変換部材の外面のセラミック層及び前記カバーの上面のセラミック層から放射される遠赤外線によって前記食材を加熱する、ことを特徴とする焼物調理機。 - 前記カバーの前記熱変換部材に対する取付高さを調節することで、前記カバーの下面と前記熱変換部材の上部の開口との隙間を調節する調節機構を備え、該調節機構によって前記隙間を調節することで、前記食材に作用する近赤外線の量を調整可能とした、請求項1に記載の焼物調理機。
- 前記カバーの縁に、間隔を隔てて切欠部を複数形成し、該切欠部の切欠深さが、上方から見て前記熱変換部材の上部の開口が見えない深さに設定された、請求項1又は2に記載の焼物調理機。
- 前記熱変換部材の対向する側面の双方に、括れ部を水平方向に沿って夫々形成し、該括れ部の位置が、対向する一方の側面と他方の側面とで、高さ方向に異なっている、請求項1から3の何れか1項に記載の焼物調理機。
- 前記括れ部が、前記熱変換部材の対向する双方の側面から夫々内方に傾斜した下部傾斜面と、該下部傾斜面の上端から前記熱変換部材の外方に傾斜した上部傾斜面とを有し、
前記熱変換部材の対向する一方の側面の上部傾斜面の上端と前記カバーとの間、他方の側面の上部傾斜面の上端と前記カバーとの間に、夫々隙間が形成され、
これら隙間が等しくなるように 前記一方の側面の上部傾斜面の傾斜角度と前記他方の側面の上部傾斜面の傾斜角度とが異なっている、請求項4に記載の焼物調理機。 - 前記熱変換部材の対向する双方の側面に、前記括れ部よりも下方に位置して、前記熱変換部材の外部の空気を内部に導くための空気導入孔を設けた、請求項4又は5に記載の焼物調理機。
- 前記カバーを、前記熱変換部材の上部に、水平方向に対して斜めに取り付けることで、前記熱変換部材の上部の開口と前記カバーの下面との隙間に、狭い部分と広い部分とを形成した、請求項1から6の何れか1項に記載の焼物調理機。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019208967A (ja) * | 2018-06-07 | 2019-12-12 | 株式会社ペッパーフードサービス | 肉調理装置 |
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JPS63150521A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-23 | Riken Kiki Kaihatsu Kk | 焼物調理装置 |
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2013
- 2013-02-06 JP JP2013021432A patent/JP6086572B2/ja active Active
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JP2019208967A (ja) * | 2018-06-07 | 2019-12-12 | 株式会社ペッパーフードサービス | 肉調理装置 |
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