JP2014151836A - アームレストを備えた自動車用内装部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】アームレストにおける擦れ音の発生を手間なく安価に防止することができ、かつ車両の側突時における自動車用内装部品の反力低減を図るのに好適な、アームレストを備えた自動車用内装部品を提供する。
【解決手段】ドアトリムは、車両の側壁パネルの室内面に取り付けられるドアトリム本体と、ドアトリム本体に装備したアームレスト4と、を備え、アームレスト4はベースとなるアームレスト芯材401と、アームレスト芯材401の表面を覆うアームレスト表皮材402と、アームレスト芯材401とアームレスト表皮材402との間に介在するアームレストパッド403と、を備え、アームレストパッド403が接触しているアームレスト芯材401の表面にシボ等の凹凸Tが形成されることにより、そのアームレスト芯材401表面の平均摩擦係数が1.0以下に設定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、アームレストを備えた自動車用内装部品に関し、特に、アームレストにおける擦れ音、いわゆるスティック・スリップ音の発生を手間なく安価に防止でき、かつ、車両の側突時における自動車用内装部品の反力低減も図れるようにしたものである。
アームレストを備えた自動車用内装部品としては、例えば、図1に示すドアトリムDTが知られている。同図のドアトリムDTは、ドアトリムロア2とドアトリムアッパー3の上下2分割体を一体に接合し、その接合部付近に乗員の肘掛としてアームレスト4を設けている。このようなアームレスト4を備えた自動車用内装部品としてのドアトリムDTは例えば、特許文献1に開示されている。
図3は、図1のドアトリムにおける従来のアームレストの断面図(図1のA−A矢視断面図)である。この図3のアームレスト4は、ベースとなるアームレスト芯材401と、アームレスト芯材401の表面を覆うアームレスト表皮材402と、アームレスト芯材401とアームレスト表皮材402との間に介在するアームレストパッド403とを備えている。
しかしながら、図3に示した従来のアームレスト4にあっては、アームレスト芯材401の表面とこれに接触しているアームレストパッド403とをマスキングテープ、両面テープあるいは接着剤等の接着部材で接着しないものとしたら、アームレスト芯材401に対してアームレストパッド403が位置決め固定されないため、乗員が肘をアームレスト4に掛けた時に、アームレスト芯材401とアームレストパッド403とが擦れ合い、擦れ音が発生するという不具合が生じ得る。
この一方、図3に示した従来のアームレスト4において、アームレスト芯材401の表面とこれに接触しているアームレストパッド403とを接着部材で接着した場合は、その接着によってアームレスト芯材401とアームレストパッド403とが一体化し、アームレスト芯材401自体の座屈強度が高くなるため、車両の側突時におけるドアトリム1の反力がアップしてしまうという不具合が生じる。
すなわち、車両の側突時において、乗員の腰部がアームレスト4の垂直面部4Bに当接し、その垂直面部4Bに所定の荷重が作用すると、該荷重と反対向きの反力がドアトリムDT側(具体的にはアームレスト4の垂直面部4B側)から乗員の腰部に作用する。このような反力はアームレスト芯材401がその段部401A付近を基点として座屈変形する動作によって低減される。しかしながら、前記のようにアームレスト芯材401の表面にアームレストパッド403を接着してしまうと、接着したアームレストパッド403の影響によりアームレスト芯材401自体の座屈強度が高くなり、アームレスト芯材401が座屈変形し難くなることから、車両の側突時におけるドアトリム1の反力がアップするというものである。
また、前記のように接着部材でアームレスト芯材401の表面とアームレストパッド403とを接着する方式では、接着工程と接着部材が必要となるから、接着の手間と費用が発生し、ドアトリムDTのコストが高くならざるを得ず、安価に手間なくアームレストにおける擦れ音の発生を防止することはできない。
特開2009−6934号公報
本発明は前記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、アームレストにおける擦れ音の発生を手間なく安価に防止することができ、かつ、車両の側突時における自動車用内装部品の反力低減を図るのに好適な、自動車用内装部品を提供するものである。
前記目的を達成するために、本発明は、車両の側壁パネルの室内面に配置される自動車用内装部品であって、前記自動車用内装部品は、前記車両の側壁パネルの室内面に取り付けられるドアトリム本体と、前記ドアトリム本体に装備したアームレストと、を備え、前記アームレストは、ベースとなるアームレスト芯材と、前記アームレスト芯材の表面を覆うアームレスト表皮材と、前記アームレスト芯材と前記アームレスト表皮材との間に介在するアームレストパッドと、を備え、前記アームレストパッドが接触している前記アームレスト芯材の表面にシボ等の凹凸が形成されることにより、そのアームレスト芯材表面の平均摩擦係数が1.0以下に設定されていることを特徴とする。
本発明では、自動車用内装部品を構成するアームレストの構造として、前述の通り、そのアームレストを構成するアームレスト芯材の表面にシボ等の凹凸が形成されることにより、アームレスト芯材表面の平均摩擦係数(MIU値)が1.0以下に設定されるように構成したため、下記(A)(B)の作用効果が奏し得られる。
(A)
前記平均摩擦係数の設定により、アームレスト芯材表面とアームレストパッドとの間での摩擦抵抗が減り、それらの摩擦による擦れ音の発生が抑制される。また、前記平均摩擦係数の設定は、アームレスト芯材の表面にシボ等の凹凸が形成されることによって設定される。従って、本発明によると、アームレストにおける擦れ音の抑制対策は、アームレスト芯材の表面を成形する成形金型の成形面に、前記シボ等の凹凸に対応する凹凸を追加するだけで済むから、この種の自動車用内装部品の製造工程において擦れ音抑制対策として従来実施していた手間と費用を要する工程、すなわち、接着部材によるアームレスト芯材表面とアームレストパッドの接着工程を廃止すること、及び、接着部材の省略による製造コスト削減を図ることもでき、アームレストにおける擦れ音の発生を手間なく安価に防止することができる。
(B)
本発明によると、アームレスト芯材表面とアームレストパッドは、従来のように接着部材で接着されておらず、それらは、シボ等の凹凸を介して、単に接触しているだけであり、アームレストパッドは何の力も加えないでアームレスト芯材の表面から上向き方向に外れるフリー状態になっている。このため、車両の側突時においてアームレスト芯材が座屈変形する時、その座屈変形の動作が従来のようにアームレストパッドによって著しく拘束されることはないから、車両側突時における自動車用内装部品の反力低減を図ることもできる。
車両の側壁パネルの室内面に自動車用内装部品として装着されるドアトリムの正面図。 図1のドアトリムに本発明を適用したときのアームレストの断面図(図1のA−A矢視断面図)。 図1のドアトリムにおける従来のアームレストの断面図(図1のA−A矢視断面図)。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、車両の側壁パネルの室内面に自動車用内装部品として配置されるドアトリムの正面図、図2は、図1のドアトリムに本発明を適用したときのアームレストの断面図(図1A−A矢視断面図)である。
図1のドアトリムDT(自動車用内装部品)は、ドアトリム本体1をベースとして構成されており、ドアトリム本体1は、ドアトリムロア2とドアトリムアッパー3の上下2分割体を一体に接合し、その接合部付近にアームレスト4を装備した構造になっていて、かつ、車両の側壁パネルの室内面に取り付けられる。
ドアトリムロア2は、その略中央付近に、備品を収容できるドアポケット用開口5を有し、また、ドアトリムロア2は、そのフロント側に、図示しないスピーカーグリルを一体に又は別体に設けた構成になっている。
ドアトリムアッパー3は、所要形状のアッパーシート6と中接シート7の上下2分割体を一体に接合し、その中接シート7側を前記ドアトリムロア2に接合した構造になっている。アッパーシート6には、ドアを開閉するためのインサイドハンドルエスカレッション8が設けられており、中接シート7は、室内側から図示しない車両の側壁パネルに向かって凹状に湾曲した形状とすることにより、アームレスト4付近で肘掛奥行きスペースを広く確保できるように構成してある。
アームレスト4は、乗員が肘を掛けて休めるように室内の水平方向に延びている水平面部4Aと、この水平面部4Aから室内の下方に延びている垂直面部4Bとを連接した外観形状になっており、その垂直面部4Bは、車両の側突時に、乗員の腰部が当接する部位として機能する。
図2に示したように、前記アームレスト4は、そのベースとなるアームレスト芯材401と、アームレスト芯材401の表面を覆うアームレスト表皮材402と、アームレスト芯材401とアームレスト表皮材402との間に介在するアームレストパッド403とを備えている。
そして、アームレストパッド403が接触しているアームレスト芯材401の表面(上面)には、シボ等の凹凸T(図2の例では、シボ)が形成されており、このような凹凸Tの形成により、アームレスト芯材401表面の平均摩擦係数(MIU値)は、1.0以下(好ましくは0.6以下)に設定されている。なお、シボ無しの時は平均摩擦係数(MIU値)が1.8である。
前記のような平均摩擦係数の設定により、アームレスト芯材401表面とアームレストパッド403との間での摩擦抵抗が減り、それらの摩擦による擦れ音の発生が効果的に抑制される。特に、前記平均摩擦係数を0.6以下に設定すると、擦れ音発生の抑制効果がより一層高まる。
車両の側突時において、乗員の腰部がアームレスト4の垂直面部4Bに当接し、その垂直面部4Bに所定の荷重が作用すると、該荷重と反対向きの反力がドアトリムDT側(具体的にはアームレスト4の垂直面部4B側)から乗員の腰部に作用する。
前記のような反力を低減する手段として、図2のアームレスト4では、アームレスト芯材401に段部401Aを設けるとともに、該段部401Aの上段と下段を繋いでいる連結部401Bに複数の図示しない開口を形成することで、段部401A付近を基点としてアームレスト芯材401が座屈及び屈曲変形し易いように構成してある。なお、この段部401Aの段差形状に合わせてアームレストパッド403も形成してある。
図2のアームレスト4では、アームレスト芯材401表面とアームレストパッド403は前記凹凸Tを介して単に接触しているだけであり、アームレスト芯材401とアームレストパッド403は一体化されていない独立のパーツとして存在し、アームレストパッド403は何の力も加えないでアームレスト芯材401の表面から上向き方向に外れるフリー状態になっている。このため、前記のように段部401A付近を基点としてアームレスト芯材401が座屈変形する時、その座屈変形の動作が従来のようにアームレストパッド403によって著しく拘束されることはないから、ドアトリムDT側(具体的にはアームレスト4の垂直面部4B側)からの前記反力は低減する。
ところで、図2のアームレスト4での擦れ音の抑制対策は、アームレスト芯材401の表面を成形する成形金型の成形面に、前記シボ等の凹凸Tに対応する凹凸を追加するだけで済むから、ドアトリムDTの製造工程において、擦れ音抑制対策として従来実施していた手間と費用を要する工程、すなわち、接着部材によるアームレスト芯材表面とアームレストパッドの接着工程を廃止すること、及び、接着部材の省略による製造コスト削減を図ることができ、ドアトリムDTのコスト低減を実現することができる。
前記アームレストパッド403は、そのクッション性によりソフト感を付与する手段として、アームレスト4の水平面部4Aに対応する位置、すなわち前記アームレスト芯材401の上面に積層してある。
アームレスト芯材401は、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等、汎用の熱可塑性樹脂を射出成形することにより、所要形状に成形してある。
アームレスト表皮402は軟質樹脂の射出成形体からなり、その軟質樹脂としては、例えば、軟質塩化ビニル樹脂、サーモプラスチックエラストマー樹脂、EPDM等の合成ゴム系材料を使用することができる。また、アームレストパッド403はスラブウレタン等の軟質発泡体からなるものを採用することができる。
1 ドアトリム本体
2 ドアトリムロア
3 ドアトリムアッパー
4 アームレスト
4A アームレストの水平面部
4B アームレストの垂直面部
401 アームレスト芯材
401A アームレスト芯材の段部
401B 段部の連結部
402 アームレスト表皮材
403 アームレストパッド
5 ドアポケット用開口
6 アッパーシート
7 中接シート
8 インサイドハンドルエスカレッション
DT ドアトリム
T 凹凸

Claims (1)

  1. 車両の側壁パネルの室内面に配置される自動車用内装部品(DT)であって、
    前記自動車用内装部品(DT)は、
    前記車両の側壁パネルの室内面に取り付けられるドアトリム本体(1)と、
    前記ドアトリム本体(1)に装備したアームレスト(4)と、を備え、
    前記アームレスト(4)は、
    ベースとなるアームレスト芯材(401)と、
    前記アームレスト芯材(401)の表面を覆うアームレスト表皮材(402)と、
    前記アームレスト芯材(401)と前記アームレスト表皮材(402)との間に介在するアームレストパッド(403)と、を備え、
    前記アームレストパッド(403)が接触している前記アームレスト芯材(401)の表面にシボ等の凹凸(T)が形成されることにより、そのアームレスト芯材(401)表面の平均摩擦係数が1.0以下に設定されていること
    を特徴とする自動車用内装部品。
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