JP2014151813A - 車輪支持装置 - Google Patents

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JP2014151813A JP2013024434A JP2013024434A JP2014151813A JP 2014151813 A JP2014151813 A JP 2014151813A JP 2013024434 A JP2013024434 A JP 2013024434A JP 2013024434 A JP2013024434 A JP 2013024434A JP 2014151813 A JP2014151813 A JP 2014151813A
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Tetsuji Kawakado
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Abstract

【課題】ハブホイールのハブ軸端部と、等速ジョイントの外輪端部との外径寸法を拡大することなく両サイドスプラインのスプライン歯の噛み合い長さを長くすることができる車輪支持装置を提供する。
【解決手段】車輪が取り付けられるハブホイールのハブ軸端部と等速ジョイントの外輪端部とのそれぞれに形成された両サイドスプライン80、90の噛み合いによってトルク伝達可能に結合される。両サイドスプライン80、90のスプライン歯81、91は、円周方向へ曲がった曲がり部を有している。
【選択図】図3

Description

この発明は、車輪が取り付けられるハブホイールのハブ軸と等速ジョイントの外輪とがサイドスプラインの噛み合いによってトルク伝達可能に連結された車輪支持装置に関する。
車輪支持装置においては、例えば、図5と図6に示すように、車輪が取り付けられるハブホイール210のハブ軸213端部と、等速ジョイント250の外輪260端部とのそれぞれにサイドスプライン280、290が形成され、これら両サイドスプライン280、290の噛み合いによってトルク伝達可能に連結された構造のものが知られている。
また、両サイドスプライン280、290のスプライン歯281、291は、半径方向に一直線上に形成されている。
また、前記したような構造を有する車輪支持装置には、例えば、特許文献1〜3に開示されている。
特開昭57−178903号公報 特開2009−234541号公報 特開昭2009−83813号公報
ところで、図5と図6に示す従来の車輪支持装置においては、ハブホイール210のハブ軸213端部と、等速ジョイント250の外輪260端部とのそれぞれに形成された両サイドスプライン280、290のスプライン歯281、291は、半径方向に一直線上に形成される。そして、両スプライン歯281、291は、その歯部の長さA3で噛み合う。
このため、両サイドスプライン280、290のスプライン歯281、291の噛み合い長さを長くして許容伝達トルクを増大させるためには、ハブホイール210のハブ軸213端部と、等速ジョイント250の外輪260端部との外径寸法を拡大する必要があり、これによって車輪支持装置が大型化する問題点があった。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、ハブホイールのハブ軸端部と、等速ジョイントの外輪端部との外径寸法を拡大することなく両サイドスプラインのスプライン歯の噛み合い長さを長くすることができる車輪支持装置を提供することである。
前記課題を解決するために、この発明の請求項1に係る車輪支持装置は、車輪が取り付けられるハブホイールのハブ軸端部と等速ジョイントの外輪端部とのそれぞれに形成された両サイドスプラインの噛み合いによってトルク伝達可能に連結された車輪支持装置であって、
前記両サイドスプラインのスプライン歯は、円周方向へ曲がった曲がり部を有していることを特徴とする。
前記構成によると、両サイドスプラインのスプライン歯は、円周方向へ曲がった曲がり部を有しているため、スプライン歯が半径方向へ一直線上に形成される場合と比較し、両サイドスプラインのスプライン歯が円周方向へ曲がった分だけスプライン歯を長くすることができる。
これによって、ハブホイールのハブ軸端部と、等速ジョイントの外輪端部との外径寸法を拡大することなく両サイドスプラインのスプライン歯の噛み合い長さを長くして、許容伝達トルクを増大させることができる。
請求項2に係る車輪支持装置は、請求項1に記載の車輪支持装置であって、
サイドスプラインのスプライン歯は、径方向中央部近傍で曲がり部を有し、この曲がり部を境して内径側歯部と外径側歯部とが逆向きに傾斜されて形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、サイドスプラインのスプライン歯は、径方向中央部近傍で曲がり部を有し、この曲がり部を境して内径側と外径側とで逆向きに傾斜されているため、半径方向へ一直線上に形成される場合と比較し、両サイドスプラインの内径側歯部と、外径側歯部とがそれぞれ逆向きに傾斜した分だけスプライン歯を長く形成することができる。
特に、両サイドスプラインの噛み合いによるトルク伝達時において、内径側歯部の噛み合い回転による径方向内方(又は外方)の力と、外径側歯部の噛み合い回転による径方向外方(又は内方)の力とが相殺される。このため、両サイドスプラインの噛み合いによるトルク伝達が円滑となる。
この発明の実施例1に係る車輪支持装置を示す縦断面図である。 同じく両サイドスプラインが噛み合わされた状態を拡大して示す断面図である。 同じくサイドスプラインを示す正面図である。 この発明の実施例2に係る車輪支持装置のサイドスプラインを示す正面図である。 従来の車輪支持装置を示す縦断面図である。 従来のサイドスプラインを示す正面図である。
この発明を実施するための形態について実施例にしたがって説明する。
この発明の実施例1を図1〜図3にしたがって説明する。
図1に示すように、この実施例1に係る車輪支持装置は、ハブホイール10と、転がり軸受としての複列のアンギュラ玉軸受20と、等速ジョイント50とを備えて構成されている。
ハブホイール10は、円筒状をなすハブ軸13と、ハブ軸13の一端部(車外側端部)寄り外周面に形成されたフランジ11とを一体に有している。そして、フランジ11には、ブレーキロータ(図示しない)を間に挟んで車輪(図示しない)を取り付けるための複数本のハブボルト12が所定ピッチで圧入固定されている。
ハブ軸13の外周には、外輪30、内輪21、転動体としての複数の玉41、42及び保持器45、46を備えた複列のアンギュラ玉軸受20が組み付けられている。
この実施例1において、ハブ軸13は、フランジ11側に形成された大径軸部15と、大径軸部15よりも適宜に小径でかつ大径軸部15と段差部をもって連続して形成された小径軸部16とを一体に有している。そして、大径軸部15の外周面に、外輪30の一方(車外側)の軌道面31に対応する軌道面22が形成されている。
さらに、外輪30の他方(車内側)の軌道面32に対応する軌道面23が外周面に形成された内輪21がハブ軸13の小径軸部16の外周面に嵌込まれた後、小径軸部16の先端部(車内側端部)が半径方向外方へかしめられてかしめ部17が形成されることによって、内輪21が段差部とかしめ部17との間に固定されている。
また、外輪30の両軌道面31、32とハブ軸13側の両軌道面22、23との間には、各複多数個の玉41、42と、これら各複多数個の玉41、42をそれぞれ保持する保持器45、46が組み付けられる。
また、外輪30の外周面には、車両の懸架装置(図示しない)に支持された車体側部材(ナックル、又はキャリア)にボルトによって取り付けるための固定フランジ35が一体に形成されている。
図1に示すように、等速ジョイント50は、周知のツェッパー型、バーフィールド型と呼ばれている等速ジョイントが使用されており、駆動軸51の一端部(車外側端部)外周面に一体状に連結された内輪52と、外輪60と、これら内・外輪52、60の間に配設された複数のボール53と、これら複数のボール53を保持する保持器54を備えて構成されている。
また、等速ジョイント50の外輪60の車外側端部に形成された端壁部61の中心部にはハブホイール10と等速ジョイント50とを一体状に連結するための連結ボルト70が突出されている。
この実施例1において、連結ボルト70は、等速ジョイント50の外輪60と別体をなす頭部71と軸部72とを有する一方、等速ジョイント50の外輪60の端壁部61の中心部には貫通孔63が貫設されている。
そして、等速ジョイント50の外輪60の貫通孔63の内側開口部から連結ボルト70の軸部72が嵌挿され、頭部71の下面が端壁部61の内面に当接する位置まで軸部72の根本部の大径部72aが圧入されることによって、等速ジョイント50の外輪60の端壁部61から連結ボルト70の軸部72が突出されて固定される。連結ボルト70の軸部72の先端部には雄ねじ部73が形成され、この雄ねじ部73には締付ナット75を回り止めするためのかしめ溝74が凹設されている。
図1と図2に示すように、ハブホイール10のハブ軸13端部(車内側端部)に形成されたかしめ部17の端面の環状面と、等速ジョイント50の外輪60端部(車外側端部)に形成された端壁部61の端面の環状面とのそれぞれには、相互に噛み合うサイドスプライン80、90が形成されている。
そして、両サイドスプライン80、90の噛み合いによって等速ジョイント50の外輪60とハブホイール10とがトルク伝達可能に結合される。
すなわち、ハブホイール10と等速ジョイント50とをトルク伝達可能に結合する場合、先ず、等速ジョイント50の外輪60の端壁部61端面から突出された連結ボルト70の軸部72をハブホイール10のハブ軸13の中心孔14の一端側(車幅方向中心側)から他端側(車幅方向外側)に向けて挿通する。
その後、ハブホイール10のハブ軸13と等速ジョイント50の外輪60との両サイドスプライン80、90の各スプライン歯81、91を噛み合わせながら、連結ボルト70の軸部72先端部の雄ねじ部73をハブ軸13の中心孔14の他端側に突出させる。
この状態で、連結ボルト70の雄ねじ部65に締付ナット75を締め付け、最後に、締付ナット75端部の薄肉部76の一部が雄ねじ部73のかしめ溝74内にかしめられて回り止めされることで、ハブホイール10と等速ジョイント50とがトルク伝達可能に結合されて一体状に連結される(図1参照)。
両サイドスプライン80、90の各スプライン歯81、91は、円周方向へ曲がった曲がり部を有している。
この実施例1において、図2と図3に示すように、両サイドスプライン80、90の各スプライン歯81、91は、ハブ軸13(かしめ部17)端面の環状面と、等速ジョイント50の外輪60(端壁部61)端面の環状面との内径端から外径端にわたって円周方向の一方向へ連続して曲がった曲がり歯やハイポイド歯によって形成されている。そして、図3に示すように、各スプライン歯81、91は、その全長にわたって円周方向へ曲がった曲がり部を有している。
この実施例1に係る車輪支持装置は上述したように構成される。
したがって、両サイドスプライン80、90の各スプライン歯81、91は、その全長にわたって円周方向へ曲がった曲がり部を有している。このため、図6に示す従来のスプライン歯281、291が半径方向へ一直線上に形成される場合のスプライン歯181、191の長さA3と比較し、この実施例1の両サイドスプライン80、90は、そのスプライン歯81、91が円周方向へ曲がった分だけ各スプライン歯81、91の長さA1を長くすることができる。
これによって、ハブホイール10のハブ軸13(かしめ部17)端面と、等速ジョイント50の外輪60(端壁部61)端面との外径寸法を拡大することなく両サイドスプライン80、90の各スプライン歯81、91の噛み合い長さを長くすることができる。
この結果、許容伝達トルクを増大させる場合においても、ハブホイール10のハブ軸13端面と、等速ジョイント50の外輪60端面との外径寸法を拡大する必要性を解消することができ、ハブホイール10や等速ジョイント50の大型化を抑制することができる。
次に、この発明の実施例2に係る車輪支持装置を図4にしたがって説明する。
この実施例2においては、図4に示すように、ハブ軸と等速ジョイントの外輪との両サイドスプライン180、190の各スプライン歯181、191の形状を変更したものである。
すなわち、両サイドスプライン180、190の各スプライン歯181、191は、ハブ軸端部と、等速ジョイント50の外輪60端部とのそれぞれの径方向中央部近傍で曲がり部を有している。そして、この曲がり部を境して内径側歯部181a、191aと、外径側歯部181b、191bとが逆向きに傾斜されて形成されている。
そして、内径側歯部181a、191aの長さをa2とし、外径側歯部181b、191bの長さをb2としたときに、両サイドスプライン180、190の長さA2は、A2=a2+b2となる。
また、両サイドスプライン180、190の噛み合い回転時における力は外径側よりも内径側が大きくなることを考慮し、内径側歯部181a、191aの長さa2と、外径側歯部181b、191bの長さb2との関係において、a2>b2の関係に設定されることが望ましい。
この実施例2のその他の構成は実施例1と同様にして構成されるためその説明は省略する。
この実施例2に係る車輪支持装置は上述したように構成される。
したがって、ハブ軸と等速ジョイントの外輪との両サイドスプライン180、190の各スプライン歯181、191は、径方向中央部近傍の曲がり部を境して内径側歯部181a、191aと、外径側歯部181b、191bとが逆向きに傾斜されて形成されている。このため、図6に示す従来のスプライン歯281、291が半径方向へ一直線上に形成される場合のスプライン歯181、191の長さA3と比較し、内径側歯部181a、191aと、外径側歯部181b、191bとがそれぞれ逆向きに傾斜した分だけ両サイドスプライン180、190の長さA2(a2+b2)を長くることができる。
特に、この実施例2において、両サイドスプライン180、190の噛み合いによるトルク伝達時において、内径側歯部181a、191aの噛み合い回転による径方向内方(又は外方)の力と、外径側歯部181b、191bの噛み合い回転による径方向外方(又は内方)の力とが相殺される。このため、両サイドスプライン180、190の噛み合いによるトルク伝達が円滑となる。
なお、この発明は前記実施例1及び2に限定するものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の形態で実施することができる。
10 ハブホイール
11 フランジ
13 ハブ軸
17 かしめ部
20 複列のアンギュラ玉軸受(転がり軸受)
50 等速ジョイント
60 外輪
61 端壁部
80、90 サイドスプライン
81、91 スプライン歯

Claims (2)

  1. 車輪が取り付けられるハブホイールのハブ軸端部と等速ジョイントの外輪端部とのそれぞれに形成された両サイドスプラインの噛み合いによってトルク伝達可能に連結された車輪支持装置であって、
    前記両サイドスプラインのスプライン歯は、円周方向へ曲がった曲がり部を有していることを特徴とする車輪支持装置。
  2. 請求項1に記載の車輪支持装置であって、
    サイドスプラインのスプライン歯は、径方向中央部近傍で曲がり部を有し、この曲がり部を境して内径側歯部と外径側歯部とが逆向きに傾斜されて形成されていることを特徴とする車輪支持装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101991620B1 (ko) * 2018-02-22 2019-06-20 주식회사 선익시스템 캐로셀 회전을 위한 동력전달이 개선된 증착막 두께 측정 모듈

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