JP2014151537A - 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置 - Google Patents

液滴吐出ヘッド及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014151537A
JP2014151537A JP2013022568A JP2013022568A JP2014151537A JP 2014151537 A JP2014151537 A JP 2014151537A JP 2013022568 A JP2013022568 A JP 2013022568A JP 2013022568 A JP2013022568 A JP 2013022568A JP 2014151537 A JP2014151537 A JP 2014151537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
piezoelectric element
actuator
adhesive
discharge head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013022568A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Onishi
晃二 大西
Tomofumi Kiyomoto
智文 清元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013022568A priority Critical patent/JP2014151537A/ja
Publication of JP2014151537A publication Critical patent/JP2014151537A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】圧電素子基板に接着剤を用いて保持基板を接合する際に、接合部からはみ出した接着剤に起因する吐出特性のばらつきを抑制する。
【解決手段】インク液室202の隔壁部207を形成する基板200a上に、振動板203と、アクチュエータ素子201とを積層して一体に形成したアクチュエータ基板200の、アクチュエータ素子が積層されていない隔壁部に対向する領域に、接着剤を用いてサブフレーム基板400を接合する。アクチュエータ基板のサブフレーム基板が接合される箇所とアクチュエータ素子が積層された領域との間に凸部210を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッド、及び、その液滴吐出ヘッドを備えた画像形成装置に関するものである。
一般に、プリンタ、ファックス、複写機、プロッタ、或いはこれらの内の複数の機能を複合した画像形成装置としては、例えばインクの液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを備えたインクジェット記録装置がある。このインクジェット記録装置では、媒体を搬送しながらインク滴を用紙に付着させて画像形成を行う。ここでの媒体は「用紙」ともいうが材質を限定するものではなく、被記録媒体、記録媒体、転写材、記録紙なども同義で使用する。また、画像形成装置は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液滴を吐出して画像形成を行う装置を意味する。そして、画像形成とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与する(単に液滴を吐出する)ことをも意味する。また、インクとは、所謂インクに限るものではなく、吐出されるときに液体となるものであれば特に限定されるものではなく、例えばDNA試料、レジスト、パターン材料なども含まれる液体の総称として用いる。
インクジェット記録装置の液滴吐出ヘッドとして、圧電素子からなるピエゾ型のアクチュエータを用いた構成が広く知られている。このような液滴吐出ヘッドとしては、複数の液室の側面となる隔壁部を形成する基板に、複数の液室の一面を形成する振動板と、各液室を駆動する圧電素子とを積層して一体とした圧電素子基板を作成する。この圧電素子基板の圧電素子が積層された面に、圧電素子基板を保持する保持基板を接着剤によって接合し、反対側の面となる液室の隔壁部に、ノズルを有するノズル基板を接着剤によって接合する技術が広く用いられている。保持基板は、圧電素子の変位を妨げないよう、圧電素子基板の圧電素子が積層された面の、圧電素子が積層されていない、隔壁部に対応する領域に接合される。この液滴吐出ヘッドでは、圧電素子の変位を振動板にもたらすことにより、液室内に貯留されたインクに圧力を与え、ノズルよりインク滴を吐出する。
通常、接着剤による接合では、接着力を確保するために接着剤の塗布量を多めにし、接着剤を硬化させるために加圧、加温環境で焼成する。接着剤は加圧、加温されることにより流動性が向上し、余剰接着剤が接合部からはみだしてしまう。
特許文献1,2には、液室の隔壁部とノズル基板とを接着剤で接合する液滴吐出ヘッドにおいて、ノズル基板の隔壁部と接合する箇所の近傍に、突起部を形成した構成が記載されている。
圧電素子基板の液室の隔壁部にノズル基板を接合する際に、接合部から余剰接着剤がはみだすと、はみ出した接着剤が液室内に流れ込み、インクの吐出特性のばらつきの要因となる。特許文献1,2の構成では、各液室の隔壁部とノズル基板が接着剤によって接合される際、ノズル基板の隔壁部と接合する箇所の近傍に形成された突起部が、接合部からはみ出した接着剤を堰きとめて、隔壁部との間に接着剤溜まりを形成する。これにより、隔壁部とノズル基板とが接合する箇所からはみ出した接着剤が液室内へ流れ込むことを抑止できる。
一方、圧電素子基板の圧電素子が積層された面の隔壁部に対応する領域に保持基板を接着剤により接合する際に、接合部から余剰接着剤がはみだすと、はみだした接着剤が圧電素子を積層した領域へ流れ込み、圧電素子の変位を妨げるおそれがある。すなわち、圧電素子基板に保持基板を接着剤により接合する際にはみだした接着剤が、インクの吐出特性のばらつきを発生させる要因となる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、圧電素子基板に接着剤を用いて保持基板を接合する際に、接合部からはみ出した接着剤に起因する吐出特性のばらつきを抑制することのできる液滴吐出ヘッドおよび画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、複数の液室の隔壁部を形成する基板上に、該複数の液室の一面を形成する振動板と、該複数の液室を個別に駆動するための圧電素子とを積層して一体に形成した圧電素子基板に、該圧電素子基板を保持する保持基板を、該圧電素子基板の該圧電素子が積層されていない領域に接着剤を用いて接合した液滴吐出ヘッドにおいて、
該圧電素子基板の該保持基板が接合される箇所と該圧電素子が積層された領域との間に突起部を設けたことを特徴とするものである。
本発明においては、圧電素子基板の保持基板が接合される箇所と圧電素子が積層された領域との間に設けた突起部が、保持基板が接合される箇所からはみだした接着剤を堰きとめて接着剤溜まりを形成する。これにより、保持基板が接合される箇所からはみ出した接着剤が、圧電素子が積層された領域へ流れ込むことを抑止する。このため、はみだした接着剤が圧電素子を積層した領域へ流れ込むことにより吐出特性のばらつきを発生させることを抑制できる。
本発明によれば、圧電素子基板に接着剤を用いて保持基板を接合する際に、接合部からはみ出した接着剤に起因する吐出特性のばらつきを抑制することができるという優れた効果がある。
本実施形態に係る液滴吐出ヘッドの分解斜視図。 本実施形態に係る液滴吐出ヘッドの断面図。 アクチュエータ基板のアクチュエータ面を形成する工程の説明図(その1)。 アクチュエータ基板のアクチュエータ面を形成する工程の説明図(その2)。 アクチュエータ基板にサブフレーム基板とノズル基板を接合する工程の説明図(その1)。 アクチュエータ基板にサブフレーム基板とノズル基板を接合する工程の説明図(その2)。 本実施形態に係る液体吐出ヘッドを搭載したインクジェット記録装置の全体構成を示す側面図。 本実施形態のインクジェット記録装置の要部構成を示す平面図。
以下、本発明の好適な実施の形態(以下「実施形態」という)について、画像形成装置としてのインクジェット記録装置と、インクジェット記録装置に採用される液滴吐出ヘッドとを用いて説明を行う。
図1は、本実施形態に係る液滴吐出ヘッドの要部分解斜視図である。図2は、本実施形態に係る液滴吐出ヘッドの要部断面図であり、図1のA−A断面を示している。
液滴吐出ヘッド50は、複数のインク液室202の隔壁部207を有する基板200a上に、振動板203および圧電素子からなるアクチュエータ素子201を積層形成して一体とした圧電素子基板としてのアクチュエータ基板200を備えている。このアクチュエータ基板200に対して、保持基板としてのサブフレーム基板400と、複数のノズル301を有するノズル基板300とを接着剤による接合により積層形成する。
アクチュエータ基板200の一方の面(図中下側)には、インク液室202を形成する。インク液室202は、各ノズル301に連通する個別のインク液室202の側面を形成する隔壁部207を有する基板200aに、インク液室の202の一面を形成する振動板203を積層して形成する。
アクチュエータ基板200の他方の面(図中上側)には、インク液室202に対応して、インク液室202を駆動するアクチュエータを形成する。図2に示すように、アクチュエータは、振動板203上に、下部電極層201a、圧電体層201b、上部電極層201bのサンドイッチ構成からなる圧電素子からなるアクチュエータ素子201を積層する。アクチュエータ素子201上には、層間絶縁膜204、外部駆動回路からの信号を伝達するメタル配線(不図示)、さらにメタル配線を保護するためのパッシベーション保護膜(不図示)を形成する。
アクチュエータ基板200のアクチュエータ素子201が積層された面の、インク液室202の隔壁部207に対応する位置には、サブフレーム基板400を接合するための接合面段差208を形成する。接合面段差208は、アクチュエータ素子201上に層間絶縁膜204、メタル配線、パッシベーション保護膜を形成する工程で、隔壁部207に対応する位置に層間絶縁膜204、メタル配線、パッシベーション保護膜の各層と同じ層を形成して用いる。すなわち、接合面段差208は、層間絶縁膜204と同じ層、メタル配線と同じ層205、パッシベーション保護膜と同じ層206を積層したものより構成される。
また、アクチュエータ基板200のアクチュエータ素子201が積層された面の、アクチュエータ素子201と接合面段差208との間となる、隔壁部207に対応する位置には突起部としての凸部210を形成する。凸部210は、アクチュエータ素子201を構成する下部電極層201a、圧電体201b、上部電極201b、及び、層間絶縁膜204の各層を積層形成する工程で、隔壁部207に対応する位置に上記各層と同じ層を積層することにより形成される。すなわち、凸部210は、アクチュエータ素子201を構成する下部電極層201a、圧電体層201b、上部電極201b、及び、層間絶縁膜204の各層と同じ層を積層形成したものよりなる。ただし、凸部210は、アクチュエータ素子201とは電気的に分離されたパターンで形成し、アクチュエータとしての機能はなく、単に接着剤の流れ込みを防止する壁として機能する。
サブフレーム基板400のアクチュエータ基板200と接合する面に、アクチュエータ基板200のアクチュエータ素子201の変位を妨げないような空隙であるアクチュエータ保護キャビティ401と、サブフレーム接合面402とが形成されている。これ以外にも、サブフレーム基板400には、外部よりインクを供給するためのインク供給孔、外部への電気配線の取り回し用開口、あるいはアクチュエータ基板200とのアライメント用マーク等が形成されているが、こられの説明および図示は省略する。
このようなサブフレーム基板400のサブフレーム接合面402を、アクチュエータ基板200の接合面段差208に接着剤209を用いて接合する。接着力を確保するため、あるいは、異物などがかみ込んだ際に発生するボイドの影響をなくすために、接着剤209の塗布厚は、概ね、2[μm]〜3[μm]の厚膜状態で塗布する。また、接着剤209を硬化させるために、加圧、加温環境で焼成する。接着剤209は加圧、加温されることにより流動性が向上するため、余剰接着剤がサブフレーム接合面402と接合面段差208との接合部から押し出されるが、上記凸部210が接合部からはみだした余剰接着剤209を堰きとめて接着剤溜まりを形成する。これにより、サブフレーム接合面402と接合面段差208との接合部からはみ出した接着剤209が、アクチュエータ素子201が形成された領域へ流れ込むことを防止できる。
凸部210は、アクチュエータ素子201を構成する下部電極層201a、圧電体201b、上部電極201b、及び、層間絶縁膜204の各層を積層形成する工程で、隔壁部207に対応する位置に上記各層と同じ層を積層することで形成する。一方、特許文献2には、突起部(凸部)を形成する方法として、金属膜のエッチング、あるいは電鋳工法が記載されている。この方法では、突起部(凸部)を形成するために金属膜のエッチング、あるいは電鋳工法等の形成工程が別途必要である。これに対して、本実施形態では、凸部210を形成する工程として、アクチュエータ素子201及び層間絶縁膜204とを形成する工程を使用しているので、凸部210を形成するために別工程を設ける必要がない。このため、凸部210の形成によるコストアップをおさえることができる。
また、凸部210を形成するために、微細なアクチュエータ素子201を精密に形成する工程を使用しているため、凸部210を精密に形成することができる。なお、本実施形態では、凸部210を、アクチュエータ素子201を構成する各層、及び、層間絶縁膜204と同じ層とを積層形成したものを用いて説明している。しかし、凸部210を形成する工程としては、これに限らない。例えば、接着剤の特性によって、より高い凸部210を必要とする場合は、さらにメタル配線と同じ層205を積層することも可能である。また、接着剤の濡れ性等によっては、さらにパッシベーション保護膜と同じ層206を積層することも可能となる。このように、凸部210は、アクチュエータ素子201を構成する下部電極層201a、圧電体201b、上部電極201b、及び、層間絶縁膜204、さらには、メタル配線、パッシベーション保護膜などと同一工程で形成される層を適宜組み合わせる。これにより、凸部210を、接着剤209の諸特性に応じた高さおよび表面特性に調整することが可能である。
本実施形態の液滴吐出ヘッド50では、凸部210を、アクチュエータ基板200の接合面段差208とアクチュエータ素子201との間に形成することで、アクチュエータ素子201が積層された領域へ接着剤209が流れ込むことを抑止できる。凸部210の配置位置は、アクチュエータ基板200の接合面段差208とアクチュエータ素子201との間であれば、余剰接着剤の量、あるいは接着剤の濡れ性等によって適宜設定できるものである。
さらに、本実施形態の液滴吐出ヘッド50では、凸部210は隔壁部207に対応する位置に配置される。このため、アクチュエータ素子201が積層された領域だけでなく、振動板203の隔壁部207に隣接するインク液室202に対応する領域に接着剤209が流れ込むことを抑止できる。接着剤209が、振動板203の隔壁部207に隣接するインク液室202に対応する領域に流れ込むと、アクチュエータ素子201によるインク液室202に対応する領域の振動板203の変位を阻害する恐れがある。特に、アクチュエータ素子201として、後述するPZT膜のような薄膜の圧電体膜を用いる場合では、吐出性能を安定させるために振動板の変位量をより高精度に制御することが求められている。このため、吐出性能を安定させるためには、アクチュエータ機能を有する振動板203のインク液室202に対応する領域に、接着剤209が流れ込むということも抑止することが望まれる。
凸部210を、隔壁部207に対応する位置に配置することで、アクチュエータ機能を有する振動板203のインク液室202に対応する領域に、接着剤209が流れ込むことを抑止する。これにより、アクチュエータ素子201により振動板の変位量をより高精度に制御することができ、吐出性能を安定化できる。
また、凸部210の配置位置を詳細に調整することで、振動板203の可動範囲を限定できるという効果もある。例えば、凸部210の端面と、隔壁部207の端面とが揃うように設けることで、アクチュエータ素子201による振動板203の可動領域を限定することができ、吐出特性を安定化できる。
ノズル基板300は、周知のプレス加工あるいはNi電鋳工法等によってノズル301が形成されており、アクチュエータ基板200のインク液室202が形成された側の面に接着剤によって接合する。
次に、図3〜6に基づき、上記液滴吐出ヘッド50の形成方法について詳細に説明する。図3(a)〜(d)および図4(a)〜(d)は、アクチュエータ基板200のアクチュエータが積層される面(アクチュエータ面)を形成する工程の一例の説明図である。
図3(a)は、アクチュエータ基板200の基板200a上に振動板203を積層形成する工程である。基板200aとしては、<100>、625[μm]厚のシリコンウェハを用いる。振動板203は、熱酸化膜およびCVD法(Chemical Vapor Deposition:化学蒸着法)によって、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、ポリシリコン膜が所望の構成にて形成されたものである。なお、基板200aは、後工程で、インク液室202の隔壁部207を形成する液室基板としの機能を有している。
図3(b)は、振動板203上にアクチュエータ素子201を構成する各層を積層形成する工程である。アクチュエータ素子201の下部電極層201aとしては、Ti層、Pt層、SRO(ストロンチウムルテニウムオキサイド)層をスパッタにより形成する。圧電体層201bは、ゾルゲル法によってPZT膜を所望の厚みに形成する。PZT膜は、チタン(Ti)、ジルコニア(Zr)等の金属を含むチタン酸ジルコン酸鉛からなる圧電体膜である。PZT膜上には、上部電極層201cとしSRO層、Pt層を形成する。
図3(c)、図3(d)、図4(a)は、アクチュエータ素子201を構成する各層をパターンニングする工程である。アクチュエータ素子201を構成する各層は、フォトリソグラフィイによって、パターニングされる。アクチュエータ素子201を構成する各層にアクチュエータ素子201および凸部210に対応するレジストパターン221を形成し(図3(c))、エッチングをおこない(図3(d))、レジストパターン221を除去する(図4(a))。これにより、アクチュエータ素子201を構成する各層を、アクチュエータ素子201および凸部210を構成する各パターンに形成する。ここで、アクチュエータ素子201と凸部210とは、電気的に分離(アイソレーション)されたパターンとする。
図4(b)は、パターン形成されたアクチュエータ素子201上および凸部210上に層間絶縁膜204を形成する工程である。層間絶縁膜204は、ALD法(Atomic Layer Deposition:原子層堆積法)によって形成されるAl膜と、CVD法によって形成されるシリコン酸化膜の二層構造としている。
図4(c)は、層間絶縁膜204上にメタル配線を形成する工程である。なお、図では、アクチュエータ素子201に外部回路の信号を伝播するメタル配線は不図示であり、接合面段差208を構成する、メタル配線と同一工程で形成されるメタル配線と同じ層205のみを図示している。接合面段差208を構成するメタル配線と同じ層205は、電気回路としての機能は有していない。接合面段差208を構成するメタル配線と同じ層205は、後で形成するインク液室202の隔壁部207に対応する位置に沿って形成される。
図4(d)は、パッシベーション膜を形成する工程である。なお、図では、アクチュエータ素子201に外部回路の信号を伝播するメタル配線上に形成されるパッシベーション膜は不図示であり、接合面段差208を構成するパッシベーション膜と同一工程で形成されるパッシベーション膜と同じ層206のみを図示している。なお、本実施形態では、パッシベーション膜をアクチュエータ素子201上で取り除き、アクチュエータ素子201の変位効率を高めるため、してもよい。また、パッシベーション膜を凸部210上に残す構成としても、特に問題はなく、接着剤209の特性と合わせて使い分けることが可能である。
図5(a)〜(c)、図6(a)〜(b)は、アクチュエータ基板200にサブフレーム基板400とノズル基板300を接合する工程の一例の説明図である。
図5(a)は、サブフレーム基板400のサブフレーム接合面402に接着剤を塗布する工程である。サブフレーム基板400は、<100>、400[μm]厚のシリコンウェハを用いて形成する。サブフレーム基板400のアクチュエータ基板200と接合する面(図中下側)に、フォトリソグラフィイを用いたエッジングによって、アクチュエータ保護キャビティ401と、サブフレーム接合面402とを形成する。サブフレーム基板400のサブフレーム接合面402上に接着剤209を塗布する。接着剤209は、周知のフレキソ印刷の技術によって、サブフレーム接合面402の凸パターン部分にのみ塗布されるもので、ここでは塗布厚を3[μm]とした。
図5(b)は、サブフレーム基板400をアクチュエータ基板200に接合する工程である。接着剤209が塗布されたサブフレーム接合面402をアクチュエータ基板200の接合面段差208に、ボンディング装置によって接合する。この際に、接着剤209を硬化させるための加圧、加温により、余剰接着剤が接合面からはみ出す。はみ出した接着剤は、アクチュエータ素子201と接合面段差208との間に形成された凸部210により堰きとめられ、接合面段差208と凸部210との間に接着剤溜まりを形成する。このため、余剰接着剤が、アクチュエータ機能を有するアクチュエータ素子201が形成された領域や、振動板203のインク液室202に対応する領域に流れ込むことが抑止される。
図5(c)、図6(a)は、アクチュエータ基板200にインク液室面を形成する工程である。アクチュエータ基板200のサブフレーム基板400が接合された面とは反対側面(図中下面)に対して研磨加工を行い、基板200aを所望のインク液室高さとする。次いで、フォトリソグラフィイを用いたエッジングによって、基板200aからインク液室202の隔壁部207を形成して、インク液室202の空間を形成する。具体的には、隔壁部207に対応するレジストパターン222を形成し(図5(c))、エッチングをおこない、レジストパターン221を除去する(図6(a))。
アクチュエータ基板200のアクチュエータ面の接合面段差208および凸部210は、この隔壁部207に対向するよう配置されている。また、凸部210の端面と、隔壁部207の端面とが揃うように設けている。これによりアクチュエータ素子201による振動板203の可動領域を限定することができ、吐出特性を安定化することができる。
図6(b)は、インク液室面が形成されたアクチュエータ基板200にノズル基板300を接合する工程である。ノズル301が形成されたノズル基板300を、アクチュエータ基板200のインク液室面側に接合することで、ノズル301を有するインク液室202が形成される。
以上の工程で、液滴吐出ヘッド50が形成される。
次に、実施形態に係る液滴吐出ヘッド50を備える画像形成装置の一例としてのインクジェット記録装置の構成例について説明する。
図7は、本インクジェット記録装置の機構部の全体構成を説明する概略図であり、図8は機構部の要部平面図である。
インクジェット記録装置は、図示しない左右の側板に横架したガイド部材であるガイドロッド101とガイドレール102とでキャリッジ103を主走査方向に摺動自在に保持している。キャリッジ103は、主走査モータ104で図示しないタイミングベルトを介して図8中矢示方向(主走査方向)に移動走査する。このキャリッジ103には、例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出する4個の液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド107が装着されている。記録ヘッド107は、複数のインク吐出口を主走査方向と交叉する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着されている。なお、記録ヘッド107を構成する液滴吐出ヘッドとしては、上述の液滴吐出ヘッド50を使用している。
キャリッジ103には、記録ヘッド107に各色のインクを供給するための各色のサブタンク108を搭載している。このサブタンク108には図示しないインク供給チューブを介してメインタンク(インクカートリッジ)からインクが補充供給される。
なお、本実施形態では、サブタンク108と記録ヘッド107で本発明に係る液滴吐出装置を構成しているが、記録ヘッド107を本発明に係る液滴吐出ヘッドで構成し、別途、サブタンク108を設ける構成とすることもできる。あるいは、サブタンクを用いないでインクカートリッジを搭載する構成とすることもできる。
インクジェット記録装置の下部には、給紙カセット110と、給紙カセット110から用紙を給紙するための給紙部が設けられている。給紙部としては、給紙カセット110の用紙積載部(圧板)111上に積載した用紙112を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙ローラ)113と、給紙ローラ113に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド114を備えている。分離パッド114は給紙ローラ113側に付勢されている。
給紙部から給紙された用紙112を記録ヘッド107の下方側で搬送するための搬送部として、用紙112を静電吸着して搬送するための搬送ベルト121を備えている。また、給紙部からガイド115を介して送られる用紙112を搬送ベルト121との間で挟んで搬送するためのカウンタローラ122を備えている。また、略鉛直上方に送られる用紙112を略90°方向転換させて搬送ベルト121上に倣わせるための搬送ガイド123と、押さえ部材124で搬送ベルト121側に付勢された先端加圧コロ125とを備えている。また、搬送ベルト121表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ126を備えている。
搬送ベルト121は、無端状ベルトであり、搬送ローラ127とテンションローラ128との間に掛け渡されている。搬送ベルト121は、副走査モータ131からタイミングベルト132及びタイミングローラ133を介して搬送ローラ127が回転されることで、図8のベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。なお、搬送ベルト121の裏面側には記録ヘッド107による画像形成領域に対応してガイド部材129を配置している。また、図7に示すように、搬送ローラ127の軸には、スリット円板134を取り付け、このスリット円板134のスリットを検知するセンサ135を設けて、これらのスリット円板134及びセンサ135によってエンコーダ136を構成している。
帯電ローラ126は、搬送ベルト121の表層に接触し、搬送ベルト121の回動に従動して回転するように配置され、加圧力として軸の両端に各2.5Nをかけている。
図7に示すように、キャリッジ103の前方側には、スリットを形成したエンコーダスケール142と、エンコーダスケール142のスリットを検出する透過型フォトセンサからなるエンコーダセンサ143を設けている。これらによって、キャリッジ103の主走査方向位置(ホーム位置に対する位置)を検知するためのエンコーダ144を構成している。
さらに、記録ヘッド107で記録された用紙112を排紙するための排紙部として、搬送ベルト121から用紙112を分離するための分離部と、排紙ローラ152及び排紙コロ153と、排紙される用紙112をストックする排紙トレイ154とを備えている。
また、背部には両面給紙ユニット161が着脱自在に装着されている。この両面給紙ユニット161は搬送ベルト121の逆方向回転で戻される用紙112を取り込んで反転させて、再度、カウンタローラ122と搬送ベルト121との間に給紙する。
このように構成したインクジェット記録装置においては、給紙部から用紙112が1枚ずつ分離給紙される。略鉛直上方に給紙された用紙112はガイド115で案内され、搬送ベルト121とカウンタローラ122との間に挟まれて搬送される。更に先端を搬送ガイド123で案内されて先端加圧コロ125で搬送ベルト121に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。このとき、図示しない制御回路によって高圧電源から帯電ローラ126に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、交番する電圧が印加される。これにより、搬送ベルト121が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト121上に用紙112が給送されると、用紙112が搬送ベルト121に静電力で吸着され、搬送ベルト121の周回移動によって用紙112が副走査方向に搬送される。
一方、キャリッジ103を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド107を駆動して、停止している用紙112にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙112を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙112の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙112を排紙トレイ154に排紙する。
また、両面印刷の場合には、表面(最初に印刷する面)の記録が終了したときに、搬送ベルト121を逆回転させることで、記録済みの用紙112を両面給紙ユニット161内に送り込み、用紙112を反転させる(裏面が印刷面となる状態)。そして、再度、カウンタローラ122と搬送ベルト121との間に給紙し、タイミング制御を行って、前述したと同様に搬送ベルト121上に搬送して裏面に記録を行った後、排紙トレイ154に排紙する。このように、この画像形成装置では本発明に係る液滴吐出ヘッドを記録ヘッドとして備えているので、信頼性の高い安定した滴吐出を行うことができて、高速で、かつ高画質な画像を形成することができる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様ごとに特有の効果を奏する。
(態様A)
複数のインク液室202などの液室の隔壁部207を形成する基板200a上に、複数の液室の一面を形成する振動板203と、複数の液室を個別に駆動するためのアクチュエータ素子201などの圧電素子とを積層して一体に形成したアクチュエータ基板200などの圧電素子基板に、圧電素子基板を保持するサブフレーム基板400などの保持基板を、圧電素子基板の圧電素子が積層されていない領域に接着剤を用いて接合した液滴吐出ヘッド50である。この液滴吐出ヘッドにおいて、圧電素子基板の保持基板が接合される箇所と圧電素子が積層された領域との間に凸部210などの突起部を設ける。これによれば、上記実施形態について説明したように、圧電素子基板に、接着剤を用いて保持基板を接合する際に、接合部からはみ出した接着剤が圧電素子基板の圧電素子が積層された領域へ流れ込むことを抑止する。これにより、はみだした接着剤に起因する吐出特性のばらつきを抑制できる。
(態様B)
(態様A)において、突起部を液室の隔壁部に対向する領域に配置する。これによれば、上記実施形態について説明したように、接着剤が振動板の隔壁部に隣接する液室に対応する領域に流れ込むことも抑止できる。これにより、はみだした接着剤に起因する吐出特性のばらつきを抑制できる。
(態様C)
(態様A)または(態様B)において、突起部は、圧電素子を構成する各層を形成する工程で、突起部を設ける領域に形成された圧電素子を構成する各層と同じ層よりなる。これによれば、上記実施形態について説明したように、突起部を形成する工程として、圧電素子の各層を形成する工程を使用しているので、突起部を形成するための別工程を設ける必要がない。このため、突起部の形成によるコストアップをおさえることができる。
(態様D)
(態様C)において、突起部に、圧電素子上に層間絶縁膜、配線部材または配線保護膜を形成する工程で、突起部を設ける領域に形成された層間絶縁膜、配線部材または配線保護膜を形成する各層と同じ層を積層する。これによれば、上記実施形態について説明したように、層間絶縁膜、配線部材または該配線保護膜を形成する各層と同じ層を適宜組み合わせて突起部を形成することで、接着剤の諸特性に応じた突起部の高さおよび表面特性に調整することが可能である。これにより、はみだした接着剤の流れ込みを良好に抑止できる。
(態様E)
用紙112などの媒体を搬送しながら、液滴吐出手段により吐出した液滴を媒体に付着させて画像形成を行う画像形成装置において、液滴吐出手段として(態様A)乃至(態様D)の液体吐出ヘッドを採用する。これによれば、液体吐出ヘッドの吐出性能が安定し、高品位の画像を形成することができる。
50 液滴吐出ヘッド
103 キャリッジ
107 記録ヘッド
112 用紙
121 搬送ベルト
200 アクチュエータ基板
200a 基板
201 アクチュエータ素子
201a 下部電極層
201b 圧電体層
201c 上部電極層
202 インク液室
204 層間絶縁膜
205 メタル配線と同じ層
206 パッシベーション保護膜と同じ層
207 隔壁部
209 接着剤
208 接合面段差
210 凸部
221 レジストパターン
300 ノズル基板
301 ノズル
400 サブフレーム基板
401 アクチュエータ保護キャビティ
402 サブフレーム接合面
特開2008−221825号公報 特開2009−78534号公報

Claims (5)

  1. 複数の液室の隔壁部を形成する基板上に、該複数の液室の一面を形成する振動板と、該複数の液室を個別に駆動するための圧電素子とを積層して一体に形成した圧電素子基板に、該圧電素子基板を保持する保持基板を、該圧電素子基板の該圧電素子が積層されていない領域に接着剤を用いて接合した液滴吐出ヘッドにおいて、
    該圧電素子基板の該保持基板が接合される箇所と該圧電素子が積層された領域との間に突起部を設けたことを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  2. 請求項1の液滴吐出ヘッドにおいて、上記突起部を上記液室の隔壁部に対向する領域に配置することを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  3. 請求項1または2の液滴吐出ヘッドにおいて、上記突起部は、上記圧電素子を構成する各層を形成する工程で、該突起部を設ける領域に形成された該圧電素子を構成する各層と同じ層よりなることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  4. 請求項3の液滴吐出ヘッドにおいて、上記突起部に、上記圧電素子上に層間絶縁膜、配線部材または配線保護膜を形成する工程で、該突起部を設ける領域に形成された該層間絶縁膜、該配線部材または該配線保護膜を形成する各層と同じ層を積層したことを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  5. 媒体を搬送しながら、液滴吐出手段により吐出した液滴を該媒体に付着させて画像形成を行う画像形成装置において、
    該液滴吐出手段として請求項1乃至請求項4の液体吐出ヘッドを採用したことを特徴とする画像形成装置。
JP2013022568A 2013-02-07 2013-02-07 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置 Pending JP2014151537A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013022568A JP2014151537A (ja) 2013-02-07 2013-02-07 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013022568A JP2014151537A (ja) 2013-02-07 2013-02-07 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014151537A true JP2014151537A (ja) 2014-08-25

Family

ID=51573880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013022568A Pending JP2014151537A (ja) 2013-02-07 2013-02-07 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014151537A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9956780B2 (en) 2015-08-25 2018-05-01 Seiko Epson Corporation Electronic device, liquid ejecting head, and manufacturing method of electronic device
JP2019098530A (ja) * 2017-11-28 2019-06-24 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッド
JP2020073353A (ja) * 2015-05-25 2020-05-14 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
US11145803B2 (en) 2019-07-30 2021-10-12 Ricoh Company, Ltd. Piezoelectric element substrate, bonded substrate, liquid discharge head, liquid discharge unit, and liquid discharge apparatus

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020073353A (ja) * 2015-05-25 2020-05-14 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
US9956780B2 (en) 2015-08-25 2018-05-01 Seiko Epson Corporation Electronic device, liquid ejecting head, and manufacturing method of electronic device
JP2019098530A (ja) * 2017-11-28 2019-06-24 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッド
US11145803B2 (en) 2019-07-30 2021-10-12 Ricoh Company, Ltd. Piezoelectric element substrate, bonded substrate, liquid discharge head, liquid discharge unit, and liquid discharge apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5754188B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP5633200B2 (ja) 圧電アクチュエータ、液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2013063551A (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2005246656A (ja) 液滴吐出ヘッド、液体吐出装置及び画像形成装置
JP5375667B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2014151537A (ja) 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2016016522A (ja) 液滴吐出ヘッド、画像形成装置
JP2014162192A (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2017213713A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドの製造方法、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置
JP2017217820A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置
JP2014054849A (ja) 液体吐出ヘッドユニット及び画像形成装置
JP6303285B2 (ja) 液滴吐出ヘッドおよび画像形成装置
JP5728934B2 (ja) ヘッド回復装置及び画像形成装置
JP5471459B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2017087439A (ja) 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2015208882A (ja) 液体吐出装置、画像形成装置及び液体吐出装置の製造方法
JP2014151623A (ja) 圧電アクチュエータ装置、液滴吐出ヘッド、インクカートリッジ及び画像形成装置
JP4508683B2 (ja) 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置
JP7010062B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置
JP5982761B2 (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法
JP5338715B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP6024139B2 (ja) 液滴吐出ヘッド、インクカートリッジ、及び画像形成装置
JP6701784B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置
JP2014177043A (ja) 液滴吐出ヘッド、液滴吐出ヘッドの製造方法及び画像形成装置
JP5365553B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置