JP2014151492A - バルブゲートシステム - Google Patents

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昌彦 黒田
Kaname Nozaki
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Abstract

【課題】残留樹脂が生じにくく色替え不良が発生しにくいバルブゲートシステムを提供する。
【解決手段】内部に溶融樹脂の供給口から吐出口への湯道11,12,13を形成したマニホールド10の内部に形成された湯道11,12,13の供給口から吐出口へ流れる溶融樹脂の量を、バルブゲート20のバルブピン22の開閉により制御する。その際、バルブゲート20のバルブピン22の内部に設置され、バルブピン22の温度を検出する温度センサ40により検出したバルブピン22の温度に基づいて、バルブピン22が所定の温度となるように、バルブピン22の内部に設置され、外部から供給される電力によりバルブピン22を加熱するヒータ30の温度制御を行う。それにより、バルブゲート20における溶融樹脂の温度低下を防ぎ、バルブゲート20内に残留樹脂が生じにくくし、ひいては、色替え不良が発生しにくいバルブゲートシステム1とすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂の成形を円滑に行うことができるバルブゲートシステムに関する。
従来、プラスチック樹脂などの溶融材料の射出成形に用いられるバルブゲートシステムは、金型内のゲートの開閉を機械的に操作できるようになっている。したがって、溶融材料の冷却固化を待たずに強制的にゲートを切断し、金型を開くことで成形サイクルの短縮が可能であったり、多数キャビティ金型において、いずれかのゲートを不使用(閉)にして、必要なキャビティだけで成形が可能であったりするなどの利点がある。
ところが、複数の種類の溶融材料を用いて射出成形する場合、溶融材料の交換時に、ゲート内に残留樹脂(いわゆる、色替え不良)が発生する。この色替え不良の原因は、ゲート内の残留樹脂により生成されるスキン層の排出ができないことである。
その原因となるのが、バルブゲートの形状、パイプ内面の粗度及び温度管理などであるが、特に、溶融材料の流動性を保持するための温度管理が重要である。したがって、従来のバルブゲートシステムでは、マニホールド及びノズル部分にヒータを設置することにより、マニホールドやノズルの温度を高め、溶融材料の流動性を保持している(例えば、引用文献1参照)。
特開2002−331552号公報
ところが、上記従来のバルブゲートシステムにおいては、マニホールド及びノズルをヒータで加熱しているのみであり、バルブピンの温度制御はなされていなかった。したがって、溶融樹脂の流路(以下、湯道ともいう)、特に、バルブピン部分で温度差が生じ、その部分でスキン層ができやすく残留樹脂が生じやすくなっているという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、残留樹脂が生じにくく色替え不良が発生しにくいバルブゲートシステムを提供することを目的とする。
この欄においては、発明に対する理解を容易にするため、必要に応じて「発明を実施するための形態」欄において用いた符号を付すが、この符号によって請求の範囲を限定することを意味するものではない。
上記「発明が解決しようとする課題」において述べた問題を解決するためになされた発明は、マニホールド(10)、バルブゲート(20)、加熱手段(30)、温度検出手段(40)及び温度制御手段(50)を備えたバルブゲートシステム(1)である。
マニホールド(10)は、内部に溶融樹脂の供給口から吐出口への湯道(11,12,13)を形成したものであり、バルブゲート(20)は、マニホールド(10)の内部に形成された湯道(11,12,13)の供給口から吐出口へ流れる溶融樹脂の量をバルブピン(22)の開閉により制御するものである。
加熱手段(30)は、バルブピン(22)の内部に設置され、外部から供給される電力により前記バルブピン(22)を加熱するものであり、温度検出手段(40)は、バルブゲート(20)のバルブピン(22)の内部に設置され、バルブピン(22)の温度を検出するものである。
温度制御手段(50)は、温度検出手段(40)により検出したバルブピン(22)の温度に基づいて、バルブピン(22)が所定の温度となるように加熱手段(30)の温度制御を行うものである。
このようなバルブゲートシステム(1)によれば、バルブゲート(20)内に残留樹脂が生じにくく色替え不良が発生しにくいバルブゲートシステム(1)とすることができる。
つまり、前述のように、マニホールド(10)の内部の湯道(11,12,13)を供給口から吐出口へ流れる溶融樹脂の温度差が発生するのは、バルブゲート(20)である。したがって、バルブゲート(20)内の溶融樹脂が所定の温度となるように制御できればよい。
バルブゲート(20)内の溶融樹脂の温度を制御するには、バルブゲート(20)における溶融樹脂の流路(湯道)を開閉する、つまり溶融樹脂が接触するバルブピン(22)の温度を制御すると効率がよい。
すると、バルブピン(22)の内部に加熱手段(30)と温度検出手段(40)を配置し、温度検出手段(40)により検出したバルブピン(22)の温度に基づいて、バルブピン(22)が所定の温度となるように加熱手段(30)の温度制御を行うようにすれば、バルブゲート(20)における溶融樹脂の温度差をなくすことができる。
したがって、バルブゲート(20)内に残留樹脂が生じにくくなり、ひいては、色替え不良が発生しにくいバルブゲートシステム(1)とすることができる。
また、バルブピン(22)の直径は小さいため、請求項2に記載のように、加熱手段(30)及び温度検出手段(40)が一体化されているとバルブピン(22)の内部に収納しやすく、また、バルブピン(22)の内部から効率よくバルブピン(22)全体の温度を効率よく制御できる。
バルブゲートシステムの概略の構成を示す断面図である。 バルブゲート部分の概略の構成を示す断面図である。 バルブゲートシステムの電気的接続関係を示すブロック図である。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
(バルブゲートシステム1の構成)
図1は、本発明が適用されたバルブゲートシステム1の概略の構成を示す断面図である。図1に示すように、バルブゲートシステム1は、マニホールド10、バルブゲート20、ヒータ30、温度センサ40及び温度制御装置50を備えている。
マニホールド10は、スチールなどの金属材料の内部に溶融樹脂の供給口から吐出口への湯道を形成した金属ブロックである。
湯道は、供給口から下方に穿たれた第1湯道11、第1湯道11の下端から水平方向(図1中左向き)に穿たれた第2湯道12及び第2湯道12の左端から下方に穿たれた第3湯道13からなっている。
マニホールド10の供給口(第1湯道11の上端)には、プラスチックなどの溶融樹脂を射出する図示しない射出成形機の吐出口(ノズル)を結合するためのブッシュ14(以下、ノズルタッチブッシュ14ともいう)が設けられている。
射出成形機のノズルとノズルタッチブッシュ14とは、射出成形機のノズルを位置決めするための、リング状に形成された金属製のロケートリング15を介して接合される。
また、マニホールド10の吐出口(第3湯道13の下端)には、溶融樹脂を成形するための図示しない金型に吐出するためのノズル16(以下、ホットノズル16ともいう)が設けられ、ホットノズル16の先端には、金型を接続するためのリング状の金属製のブッシュ18(以下、ゲートブッシュ18ともいう)が設けられている。
ノズルタッチブッシュ14及びホットノズル16の側面には、それぞれヒータ60,62が巻き付けられており、また、ノズルタッチブッシュ14及びホットノズル16の先端側面には、温度センサ64,66が取り付けられている。
そして、温度センサ64,66でノズルタッチブッシュ14及びホットノズル16の温度を検出し、検出した温度に基づき、ノズルタッチブッシュ14及びホットノズル16がそれぞれ所定の温度になるように加熱することにより、供給口から供給される溶融樹脂及び吐出口から吐出される溶融樹脂を加熱して、溶融樹脂の粘度を低下させ、湯道内を流れやすくしている。
バルブゲート20は、バルブピン22とバルブピンガイドブッシュ24とを備えており、マニホールド10の内部に形成された湯道の供給口から吐出口へ流れる溶融樹脂の量を、バルブピン22の開閉により制御する。
バルブピンガイドブッシュ24は、内部に、断面が円形の孔が設けられ、第3湯道13に、その中心軸に沿って挿入されるようにしてマニホールド10に固定されており、バルブピンガイドブッシュ24内部に設けられた孔には、バルブピンガイドブッシュ24の上端部からバルブピン22が挿入されている。
バルブピンガイドブッシュ24の先端部分(図1中では下端部分)及びホットノズル16の内部孔後端部分(図1中では上端部分)にはネジが切ってあり、バルブピンガイドブッシュ24をマニホールド10に設けられた取付孔に挿入し、ホットノズル16とバルブピンガイドブッシュ24でマニホールド10を挟むようにして、ネジ止めすることにより、バルブピンガイドブッシュ24がマニホールド10に取り付けられている。
また、バルブピンガイドブッシュ24の後端(図1中では上端)には、縦断面が凹状で、その底面の中心に孔が設けられたステンレスなどの金属製の断熱リング26が取り付けられ、断熱リング26の上端には、リング状のスチールなどの金属製のスペーサ28が取り付けられている。
このスペーサ28の厚みを調整することにより、マニホールド10やバルブピンガイドブッシュ24の熱膨張を見込んで、バルブゲート20の取付寸法の調整ができるようになっている。
バルブピン22の先端は円錐状に成形されており、その先端がゲートブッシュ18の内部孔の端部に着座して密着することにより、バルブゲート20は、閉となり、溶融樹脂の流れを停止させる(図1は着座状態を示している)。
逆に、バルブピン22の先端がゲートブッシュ18の内部孔の端部から離隔することにより溶融樹脂の流れの量を制御することができる。
つまり、バルブピン22がバルブピンガイドブッシュ24の内部を、その中心軸に沿って移動(図2中では上下に移動)することにより、溶融樹脂の流れの量を制御するようになっている。
また、バルブピン22の上部(図2中「A」で示す部分)の内部は中空になっており、その中空部分に後述するヒータ30と温度センサ40とを挿入するようになっている。
ヒータ30は、図2に示すように、バルブゲート20のバルブピン22の内部に設置され、外部から供給される電力によりバルブピン22を加熱するものであり、1本のニクロム線を、長さがバルブピン22の中空部分の深さとほほ同じとなるように折り返し、折り返し部分の先端が、バルブピン22内部の中空部分の先端まで届くようにして挿入してある。
バルブピン22の上端部は、スペーサ28から突出しており、突出した部分の端部(上端部)は、スペーサ28の内径よりも大きな直径を有するフランジ22aになっている。そして、そのフランジ22a部分が連結ジョイント29を介して、エアシリンダ70に連結され、エアシリンダ70の上下運動により、バルブピン22が上下に動くようになっている。
ヒータ30の、折返し部分と反対端には、リード線32(図3参照)が接続されており、リード線32が、バルブピン22のフランジ22aの側面に設けられた開口部から外部に延出され、温度制御装置50に接続されて、電力が供給されるようになっている。
温度センサ40は、バルブゲート20のバルブピン22の内部に設置され、バルブピン22の温度を検出するセンサである。具体的には、ゼーベック効果を利用したクロメル(+極)−アルメル(−極)の熱電対であり、端部からリード線42が接続されている。
温度センサ40は、ヒータ30と同様にバルブピン22の中空部分に挿入され、バルブピン22のフランジ22aの側面の開口部からリード線42が延出され、温度制御装置50に接続されている。
また、ヒータ30及び温度センサ40は、一体化された状態で、バルブピン22の中空部分に挿入されている。
温度制御装置50は、図示しないCPU、ROM、RAM及びI/Oを備えており、図3に示すように、ヒータ30のリード線32、温度センサ40のリード線42によって、それぞれヒータ30及び温度センサ40に接続されている。
温度制御装置50は、ヒータ30に電力を供給するとともに、温度センサ40により検出したバルブピン22の温度に基づいて、バルブピン22が所定の温度となるようにヒータ30に供給する電力を制御することにより、バルブピン22の温度制御を行う。
なお、「所定の温度」とは、溶融樹脂が湯道内部を流れるのに適した温度であり、溶融樹脂の種類によって定められる温度である。
(バルブゲートシステム1の特徴)
以上のようなバルブゲートシステム1では、バルブピン22の内部にヒータ30と温度センサ40とを配置し、温度センサ40により検出したバルブピン22の温度に基づいて、バルブピン22が所定の温度となるようにヒータ30の温度制御を行っているので、バルブゲート20における溶融樹脂の温度差をなくすことができる。
つまり、マニホールド10の内部の湯道を供給口から吐出口へ流れる溶融樹脂の温度差が発生しやすいバルブゲート20内の溶融樹脂が所定の温度となるように制御できる。
したがって、バルブゲート20内に残留樹脂が生じにくくなり、ひいては、色替え不良が発生しにくいバルブゲートシステム1とすることができる。
さらに、直径が小さいバルブピン22の内部にヒータ30及び温度センサ40がモールドされ一体化されて内蔵されているので、バルブピン22の内部から効率よくバルブピン22全体の温度を効率よく制御できるとともに、バルブゲート20を小型にすることができる。
また、溶融樹脂の種類を変えて、樹脂成形を行う場合(いわゆる色替えの場合)、仮にバルブゲート20に溶融樹脂のスキン層が形成された場合であっても、バルブピン22の温度を高温(スキン層が溶融する温度)にすることにより、バルブゲート20におけるスキン層が剥離しやすくなるので、色替え作業が容易になる。
また、スキン層が形成されやすいバルブゲート20において、マニホールド10の他の部分の温度は設定温度にしたまま、マニホールド10に比べて熱容量の低いバルブピン22のみを高温にすることによりスキン層を除去しやすくなる。また、設定温度へ低下させる時間も短くできることにより、色替えのための段取り時間を短くすることもできるようになる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
(1)上記実施形態では、温度センサ40をクロメル−アルメル型の熱電対としていたが、他の金属の組合せの熱電対であってもよい。また、熱電対に限らず、バルブピン22の中空部分に挿入できるものであれば、他の方式の温度センサであってもよい。
(2)上記実施形態では、ヒータ30をニクロム線で構成していたが、発熱体として作動するものであれば、他の材料で構成してもよい。
1… バルブゲートシステム 10… マニホールド 11… 第1湯道 12… 第2湯道 13… 第3湯道 14… ブッシュ(ノズルタッチブッシュ) 15… ロケートリング 16… ノズル(ホットノズル) 18… ブッシュ(ゲートブッシュ) 20… バルブゲート 22… バルブピン 22a… フランジ 24… バルブピンガイドブッシュ 26… 断熱リング 28… スペーサ 29… 連結ジョイント 30… ヒータ 32… リード線 40… 温度センサ 42… リード線 50… 温度制御装置 60,62… ヒータ 64,66… 温度センサ 70… エアシリンダ。

Claims (2)

  1. 内部に溶融樹脂の供給口から吐出口への湯道を形成したマニホールドと、
    前記マニホールドの内部に形成された前記湯道の前記供給口から前記吐出口へ流れる前記溶融樹脂の量をバルブピンの開閉により制御するバルブゲートと、
    前記バルブピンの内部に設置され、外部から供給される電力により前記バルブピンを加熱する加熱手段と、
    前記バルブゲートの前記バルブピンの内部に設置され、前記バルブピンの温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段により検出した前記バルブピンの温度に基づいて、前記バルブピンが所定の温度となるように前記加熱手段の温度制御を行う温度制御手段と、
    を備えたことを特徴とするバルブゲートシステム。
  2. 請求項1に記載のバルブゲートシステムにおいて、
    前記加熱手段及び前記温度検出手段は、
    前記バルブピン内部で一体化されていることを特徴とするバルブゲートシステム。
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KR102622692B1 (ko) * 2023-09-20 2024-01-09 주식회사 티솔루션 사출금형 핫런너용 밸브핀 가이드 어셈블리

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