JP2014151308A - Pcb含有廃棄物の減容装置及びpcb含有廃棄物の減容方法 - Google Patents
Pcb含有廃棄物の減容装置及びpcb含有廃棄物の減容方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014151308A JP2014151308A JP2013025719A JP2013025719A JP2014151308A JP 2014151308 A JP2014151308 A JP 2014151308A JP 2013025719 A JP2013025719 A JP 2013025719A JP 2013025719 A JP2013025719 A JP 2013025719A JP 2014151308 A JP2014151308 A JP 2014151308A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pcb
- containing waste
- volume reduction
- ballast
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/82—Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
【解決手段】PCBを含有する電気機器101と、電気機器101を埋封するモールド材102とを備える直方体状のPCB含有廃棄物100の減容装置10において、PCB含有廃棄物100を整列させる整列手段12、13、整列されたPCB含有廃棄物100中の電気機器101の位置を特定する位置特定手段14、15、及び特定された電気機器101の位置に基づき、PCB含有廃棄物100における電気機器101より外側の部分の少なくとも一部を切断する切断手段16、17を備える。
【選択図】図1
Description
前記PCB含有廃棄物を整列させる整列手段、
整列された前記PCB含有廃棄物中の前記電気機器の位置を特定する位置特定手段、及び
特定された前記電気機器の位置に基づき、前記PCB含有廃棄物における前記電気機器より外側の部分の少なくとも一部を切断する切断手段
を備える。
前記PCB含有廃棄物を整列させる整列工程、
整列された前記PCB含有廃棄物中の前記電気機器の位置を特定する位置特定工程、及び
特定された前記電気機器の位置に基づき、前記PCB含有廃棄物における前記電気機器より外側の部分を切断する切断工程
を有する。
<PCB含有廃棄物の減容装置10>
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るPCB含有廃棄物の減容装置10(以下、減容装置10ともいう。)は、投入ホッパー11、整列手段としてのパーツフィーダー12及びラインフィーダー13、位置特定手段としてのX線検査機14及びマーキング装置15、切断手段としてのY方向カッター16及びX方向カッター17、並びに振動手段としての振動機18を主に備える。投入ホッパー11は、パーツフィーダー12の上方に配置され、パーツフィーダー12、ラインフィーダー13、X線検査機14、マーキング装置15、Y方向カッター16、X方向カッター17及び振動機18は、この順に直線状にY方向に沿って配置されている。
ここで、まず、図3を参照に減容装置10に供せられる蛍光灯用の安定器(PCB含有廃棄物の一例)100について説明する。図3の安定器100は直方体状を有し、コンデンサ(PCBを含有する電気機器の一例)101と、コンデンサ101を埋封するモールド材102とを主に備えている。また、コンデンサ101以外に図示しないトランスやこれらを連結する配線等が、モールド材102中に埋め込まれている。
投入ホッパー11には、投入容器19(例えば、ドラム缶等)に収納された複数の安定器100が上方から投入される。投入ホッパー11は、下方に設けられたパーツフィーダー12へ一定量の安定器100を供給するよう構成されていてもよいし、パーツフィーダー12内の安定器100の量を検知して、この量に応じて自動的にパーツフィーダー12へ安定器100を供給するよう構成されていてもよい。このように構成されていることで、パーツフィーダー12への安定器100の供給量、及びパーツフィーダー12の処理量が安定化する。
パーツフィーダー12(ボウルフィーダー)は、円形の底板21と、底板21の周縁から外方向かつ上方向に向かって形成される螺旋状の底板22と、底板21の下方に設置され、底板21及び底板22を振動させる振動装置(図示しない)とを主に備えている。螺旋状の底板22における内側の周縁から下方に向かって側壁24が形成されている。また、螺旋状の底板22における上側先端には、送出口25が設けられている。なお、パーツフィーダー12は、架台40上に載置されている。
ラインフィーダー13は、Y方向に沿って設けられる溝状のコンベア部26を有する公知の構造からなるものである。このラインフィーダー13においては、長手方向に一列に(安定器100の一の鉛直な外面103(平面視で長辺となる外面)に沿って(図3参照))整列されて供給された複数の安定器100が、Y方向に沿ってコンベア部26上を移動し、整列状態を保ってX線検査機14へ供給される。
X線検査機14は、ラインフィーダー13から長手方向に整列された状態(安定器100の一の鉛直な外面103がY方向に沿った状態)で供給される各安定器100を上方からX線撮影し、安定器100中のコンデンサ101の位置を特定する。X線検査機14においては、この特定されたコンデンサ101の位置情報が、マーキング装置15に出力されるように構成されている。また、X線検査機14は、Y方向に沿って設けられるコンベア部27を有する。各安定器100は、このコンベア部27に沿って移動し、X線撮影を経た安定器100はマーキング装置15に送出される。
マーキング装置15は、X線検査機14から入力される安定器100中のコンデンサ101の位置情報に基づき、X線検査機14から長手方向に整列された状態で供給される対応する安定器100の上面にコンデンサ101の位置をマーキングするように構成されている。また、マーキング装置15は、Y方向に沿って設けられるコンベア部28を有する。各安定器100は、このコンベア部28に沿って移動し、マーキングされた安定器100はY方向カッター16に送出される。
Y方向カッター16は、図2に示すように、Y方向に沿って設けられる溝状のコンベア部29、コンベア部29の上方に設けられる2つの刃部30a、30b、2つの刃部30a、30bの下流側にそれぞれ設けられる2つの固定具31a、31b、撮像手段(図示しない)及び制御手段(図示しない)を主に備える。
X方向カッター17は、図2に示すように、Y方向に沿って設けられる溝状のコンベア部33、コンベア部33の上方に設けられる2つの刃部34a、34b、2つの刃部34a、34bの下流側にそれぞれ設けられる2つの固定具35a、35b、撮像手段(図示しない)及び制御手段(図示しない)を主に備える。
振動機18(振動篩)は、Y方向に沿って設けられる溝状のコンベア部37と、コンベア部37の下方に設けられ、コンベア部37を振動させる振動装置(図示しない)とを主に備える。
本発明の第2の実施の形態に係るPCB含有廃棄物の減容方法として、減容装置10の使用方法を説明する。この減容方法は、整列工程(1)、位置特定工程(2)、切断工程(3)及び振動工程(4)を有する。
本工程においては、パーツフィーダー12及びラインフィーダー13により、安定器100を長手方向に(安定器100の一の鉛直な外面103がY方向に沿って)一列に整列させる。
本工程においては、X線検査機14及びマーキング装置15により、整列された安定器100中のコンデンサ101の位置を特定する。具体的には、X線検査機14によりコンデンサ101の位置及びその形状を検出し、マーキング装置15によりその位置及び形状を安定器100の上面にマーキングする。
本工程においては、特定(マーキング)された安定器100中のコンデンサ101の位置に基づき、安定器100におけるコンデンサ101より外側の部分を切断する。具体的には、Y方向カッター16により安定器100のY方向両端部分(前後部分)を切断面A及びBで切断し、X方向カッター17により安定器100のX方向両端部分(左右部分)を切断面C及びDで切断する。切り落とされた部分(モールド材102の一部)は、排出口32、36から排出され、別途回収、処理する。
本工程においては、振動機18によりコンデンサ101表面に残存するモールド材102を剥ぎ落とす。剥ぎ落とされた部分(モールド材102の一部)は、排出口39から排出され、別途回収、処理する。振動工程(4)を経て分離された、コンデンサ101は、回収容器20により回収し、例えばプラズマ溶融分解法等のPCB分解処理に供することができる。
Claims (8)
- PCBを含有する電気機器と、該電気機器を埋封するモールド材とを備える直方体状のPCB含有廃棄物の減容装置において、
前記PCB含有廃棄物を整列させる整列手段、
整列された前記PCB含有廃棄物中の前記電気機器の位置を特定する位置特定手段、及び
特定された前記電気機器の位置に基づき、前記PCB含有廃棄物における前記電気機器より外側の部分の少なくとも一部を切断する切断手段
を備えることを特徴とするPCB含有廃棄物の減容装置。 - 請求項1記載のPCB含有廃棄物の減容装置において、
切断された前記PCB含有廃棄物に振動を与える振動手段
をさらに備えることを特徴とするPCB含有廃棄物の減容装置。 - 請求項1又は2記載のPCB含有廃棄物の減容装置において、
前記整列手段が、前記PCB含有廃棄物をその一の鉛直な外面に沿って整列させ、
前記切断手段が、前記PCB含有廃棄物の前記一の外面に垂直又は平行な1又は複数の切断面により切断することを特徴とするPCB含有廃棄物の減容装置。 - 請求項3記載のPCB含有廃棄物の減容装置において、
前記切断面が、前記PCB含有廃棄物の前記一の外面に垂直かつ鉛直な2つの平面を含むことを特徴とするPCB含有廃棄物の減容装置。 - 請求項3又は4記載のPCB含有廃棄物の減容装置において、
前記切断面が、前記PCB含有廃棄物の前記一の外面に平行な2つの平面を含むことを特徴とするPCB含有廃棄物の減容装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のPCB含有廃棄物の減容装置において、
前記整列手段、前記位置特定手段及び前記切断手段が、この順に前記PCB含有廃棄物が通過するよう構成されていることを特徴とするPCB含有廃棄物の減容装置。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載のPCB含有廃棄物の減容装置において、
前記電気機器がコンデンサであり、前記PCB含有廃棄物が安定器であることを特徴とするPCB含有廃棄物の減容装置。 - PCBを含有する電気機器と、該電気機器を埋封するモールド材とを備える直方体状のPCB含有廃棄物の減容方法であって、
前記PCB含有廃棄物を整列させる整列工程、
整列された前記PCB含有廃棄物中の前記電気機器の位置を特定する位置特定工程、及び
特定された前記電気機器の位置に基づき、前記PCB含有廃棄物における前記電気機器より外側の部分を切断する切断工程
を有することを特徴とするPCB含有廃棄物の減容方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013025719A JP2014151308A (ja) | 2013-02-13 | 2013-02-13 | Pcb含有廃棄物の減容装置及びpcb含有廃棄物の減容方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013025719A JP2014151308A (ja) | 2013-02-13 | 2013-02-13 | Pcb含有廃棄物の減容装置及びpcb含有廃棄物の減容方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014151308A true JP2014151308A (ja) | 2014-08-25 |
Family
ID=51573716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013025719A Pending JP2014151308A (ja) | 2013-02-13 | 2013-02-13 | Pcb含有廃棄物の減容装置及びpcb含有廃棄物の減容方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014151308A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH114564A (ja) * | 1997-04-16 | 1999-01-06 | Ebara Corp | 廃モータの処理方法 |
JP2001015347A (ja) * | 1999-06-28 | 2001-01-19 | Daihen Corp | 変圧器用コイル解体方法及び解体装置 |
JP2003094013A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-04-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 蛍光灯安定器用コンデンサの無害化処理方法及びそのシステム |
JP2003311223A (ja) * | 2002-04-22 | 2003-11-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 被汚染体の浄化方法 |
JP2003311235A (ja) * | 2002-04-22 | 2003-11-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 蛍光灯安定器用コンデンサの固定樹脂の無害化処理方法及びそのシステム |
JP2012041575A (ja) * | 2010-08-16 | 2012-03-01 | National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology | 希少金属回収処理方法及び回収処理装置 |
-
2013
- 2013-02-13 JP JP2013025719A patent/JP2014151308A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH114564A (ja) * | 1997-04-16 | 1999-01-06 | Ebara Corp | 廃モータの処理方法 |
JP2001015347A (ja) * | 1999-06-28 | 2001-01-19 | Daihen Corp | 変圧器用コイル解体方法及び解体装置 |
JP2003094013A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-04-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 蛍光灯安定器用コンデンサの無害化処理方法及びそのシステム |
JP2003311223A (ja) * | 2002-04-22 | 2003-11-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 被汚染体の浄化方法 |
JP2003311235A (ja) * | 2002-04-22 | 2003-11-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 蛍光灯安定器用コンデンサの固定樹脂の無害化処理方法及びそのシステム |
JP2012041575A (ja) * | 2010-08-16 | 2012-03-01 | National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology | 希少金属回収処理方法及び回収処理装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DK2512699T3 (en) | REMOVAL OF hazardous substances from LCD displays | |
CN112638551B (zh) | 线状物的去除方法、线状物的去除装置及电子、电气设备部件屑的处理方法 | |
JP5812727B2 (ja) | 石膏ボード廃材からの異物除去方法 | |
US9566614B2 (en) | Dry separation apparatus and dry separation method | |
CN102941950A (zh) | 自动开袋系统 | |
KR20200113254A (ko) | 선상물의 제거 방법, 선상물의 제거 장치 및 전자ㆍ전기 기기 부품 부스러기의 처리 방법 | |
CN108353528B (zh) | 切断/弯折装置 | |
JP2014151308A (ja) | Pcb含有廃棄物の減容装置及びpcb含有廃棄物の減容方法 | |
JP2006314912A (ja) | 廃棄物分別方法及びその装置 | |
CN102120222A (zh) | 一种废旧印刷线路板插装式元器件拆解装置及方法 | |
GB0517437D0 (en) | Apparatus for operating a feed device for fibre material, for example, a hopper feeder | |
JP6373871B2 (ja) | 部品供給装置 | |
CN210253500U (zh) | Pcb高效回收装置 | |
CN103489538A (zh) | 一种废旧电线电缆回收设备 | |
CN202715608U (zh) | 废电路板干式回收生产线 | |
JPWO2019058431A1 (ja) | テープ回収装置および部品実装システム | |
KR20120009116A (ko) | 금형 장치 및 이를 이용한 기판 절단 방법 | |
KR20120117179A (ko) | 다이컷팅의 스크랩 제거기 | |
JP4424562B2 (ja) | 電線被覆廃材からの銅の除去装置 | |
CN108455193A (zh) | 一种芯片送料机构 | |
KR20140056555A (ko) | 패턴 생성을 위한 미세 방전가공방법 및 이를 위한 방전가공 시스템 | |
KR200382474Y1 (ko) | 피씨기판의 가공장치 | |
JP6095332B2 (ja) | 廃棄装置 | |
JP7015047B2 (ja) | 基板加工装置 | |
JP2006237076A (ja) | 被分割基板及び基板分割装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20140731 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151019 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161025 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170425 |