JP2014150877A - 折り畳み自在ベッド - Google Patents

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Abstract

【課題】利用しない場合にガードが側方に突出することなく、コンパクトに折り畳むことができる折り畳み自在ベッドを提供する。
【解決手段】折り畳み自在ベッド10はベース12と、ベース12に対して回動自在に配置されたベッド本体11と、ベッド本体11の下面に設けられベッド本体11の回動に合わせて回動する脚パイプ15とを有している。ベッド本体11の下面のうち、ベース12と反対側部分に円弧状のガード用レール25が設けられている。このガード用レール25に沿って、円弧状ガード20が摺動自在に設けられている。ベッド本体11をベース12に対して回動させて閉状態とした場合、ガード20はガード用レール25に沿って摺動して、ガード用レール25内に収まる閉位置をとる。
【選択図】図2

Description

本発明は、身体障害者または高齢者等の利用者が利用する折り畳み自在ベッドに関する。
従来、身体障害者または高齢者等の利用者が利用する折り畳みベッドとして、ベースと、ベースに対して回動自在に配置され開状態と閉状態とをとることができるベッド本体と、ベッド本体の下面に回動自在に設けられた脚パイプとを有するものが知られている。
このような折り畳みベッドにおいて、利用者が利用する場合、ベースに対してベッド本体を回動させて開状態までもってくる。この時、ベッド本体の下面に設けられた脚パイプも開位置まで回動し、脚パイプとベースによってベッド本体を支持する。
利用者による折り畳みベッドの利用が終了すると、ベッド本体はベースに対して回動して垂直方向を向く閉状態となり、同時に脚パイプもベッド本体に対して閉位置に折り畳まれる。
このようにして、垂直方向に折り畳まれた折り畳み自在ベッドは、室内の壁側に立て掛けられて配置され、折り畳み自在ベッドの設置スペースを最小限となるよう抑えている。
ところで、このような折り畳み自在ベッドは、上述のように身体障害者または高齢者等の利用者に利用されるため、利用者の安全を図る目的でベッド本体にガードを設置することが望まれている。
しかしながら、このようなガードを設置した場合、折り畳み自在ベッドを利用しないで壁側に立て掛けた際、ガードが壁にぶつかったり、あるいはガードの高さ分だけ設置スペースが拡大してしまうという問題がある。
特開2003−250663号公報 特開2001−314283号公報 特開2003−250840号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、利用しない場合に室内の壁側に設置する場合であっても、設置スペースを拡大することなくベッド本体にガードを取付けることができる折り畳み自在ベッドを提供することを目的とする。
本発明は、折り畳み自在ベッドにおいて、ベースと、ベースに対して回動自在に配置され、開状態と閉状態とをとることができるベッド本体と、ベッド本体の下面に回動自在に設けられ、ベッド本体の回動に合わせて開位置と閉位置との間で回動する脚パイプと、ベッド本体のうちベースと反対側に設けられた円弧状のガード用レールと、ガード用レールに沿って摺動自在に設けられ、開位置と閉位置との間で摺動する円弧状のガードとを備えたことを特徴とする折り畳み自在ベッドである。
本発明は、ガードに係止片が設けられるとともに、ガード用レールに開位置にあるガードの係止片に係合する係止爪を有する係止レバーが揺動自在に設けられていることを特徴とする折り畳み自在ベッドである。
本発明は、ガードはベッド本体に設けられたガード用スプリングにより閉方向へ付勢されていることを特徴とする折り畳み自在ベッドである。
本発明は、係止レバーはベッド本体に設けられた係止レバー用スプリングにより係止爪との係止方向へ付勢されていることを特徴とする折り畳み自在ベッドである。
本発明は、ベッド本体と脚パイプは連結リンク機構により連結され、ベッド本体がベースに対して開状態から閉状態へ回動する際、連結リンク機構によって脚パイプはベッド本体に対して開位置から閉位置へ回動することを特徴とする折り畳み自在ベッドである。
本発明は、ベッド本体と脚パイプは連結リンク機構により連結され、ベッド本体がベースに対して開状態から閉状態へ回動する際、連結リンク機構によって脚パイプはベッド本体に対して開位置から閉位置へ回動し、脚パイプと係止レバーとの間に脚パイプが閉位置へ回動する際、係止レバーを解除方向へ揺動させる連結ワイヤが設けられていることを特徴とする折り畳み自在ベッドである。
本発明は、係止レバーに、この係止レバーを係止位置と解除位置との間で揺動させる操作部が設けられていることを特徴とする折り畳み自在ベッドである。
本発明は、ガードはガード本体と、ガード用レールに沿って摺動するガードブラケットとを有し、係止片はガードブラケットに設けられていることを特徴とする折り畳み自在ベッドである。
本発明は、ガードブラケットは、ガード用レールと係合する樹脂製受部を有することを特徴とする折り畳み自在ベッドである。
本発明は、ガード用レールはベッド本体の下面のうち、ベースと反対側の部分に設けられていることを特徴とする折り畳み自在ベッドである。
以上のように本発明によれば、利用者が利用しない場合に、ベッド本体からガードが側方に突出することはなく、コンパクトに折り畳み自在ベッドを折り畳むことができる。このため、利用しない場合に、室内の壁側に折り畳み自在ベッドをコンパクトに設置することができる。
図1(a)(b)は本発明による折り畳み自在ベッドであって開状態にある折り畳み自在ベッドを示す正面図および側面図。 図2(a)(b)は閉状態の折り畳み自在ベッドを示す正面図および側面図。 図3は開状態の折り畳み自在ベッドを示す平面図。 図4は閉状態の折り畳み自在ベッドを示す平面図。 図5は折り畳み自在ベッドの内部構造を示す図。 図6は折り畳み自在ベッドの内部構造を示す概略図。 図7はガード用レールとガードを示す詳細図。 図8はガード用レールに係合するガードを示す図7のA−A線断面図。 図9は閉状態の折り畳み自在ベッドの内部構造を示す側面図。 図10は開状態の折り畳み自在ベッドの内部構造を示す側面図。 図11は閉状態の折り畳み自在ベッドの回動部を示す図。 図12は開状態の折り畳み自在ベッドの回動部を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図12は本発明による折り畳み自在ベッドの一実施の形態を示す図である。ここで図1(a)(b)は開状態の折り畳み自在ベッドを示す正面図および側面図、図2(a)(b)は閉状態の折り畳み自在ベッドを示す正面図および側面図、図3は開状態の折り畳み自在ベッドを示す平面図、図4は閉状態の折り畳み自在ベッドを示す平面図、図5は折り畳み自在ベッドの内部構造を示す図、図6は折り畳み自在ベッドの内部構造を示す概略図、図7はガード用レールとガードを示す詳細図、図8はガード用レールに係合するガードを示す図7のA−A線断面図、図9は閉状態の折り畳み自在ベッドの内部構造を示す側面図、図10は開状態の折り畳み自在ベッドの内部構造を示す側面図、図11および図12は折り畳み自在ベッドの回動部を示す詳細図である。
図1乃至図8に示すように、身体障害者または高齢者等の利用者が利用する折り畳み自在ベッド10はベース12と、ベース12に対して回動部13を介して回動自在に配置され開状態と閉状態をとることができるベッド本体11と、ベッド本体11の下面に回動自在に設けられベッド本体11の回動に合わせて開位置と閉位置との間で回動する脚パイプ15とを備えている。
このうちベッド本体11は、長方形状をなしており、ベッド本体11はその側方端線がベース12の回動部13に連結されて回動するようになっている。
ベッド本体11は、図5に示すように金属製パイプ材等からなるフレーム18により基本骨格が構成され、このフレーム18の裏面側には樹脂製プレート19が設けられている。フレーム18の表面側には、例えばベニヤ板を介して、ウレタン製のクッション材17が支持される。クッション材17は表皮レザーで覆われている。ベース12は、金属製パイプ材あるいは板材等からなるフレーム12aにより基本骨格が構成される。
そしてベース12の上方に回動部13が設けられ、ベッド本体11はその側方端縁が回動部13に連結されて、回動部13の回動軸13a回りに回動するようになっている。
次にベッド本体11の下面に設けられた脚パイプ15について図6により説明する。上述のように脚パイプ15はベッド本体11の回動に合わせて開位置と閉位置との間を回動する。
ここで図6は、ベッド本体11と脚パイプ15とを連結する連結リング機構30Aを抽出して示している。図6に示すように、ベッド本体11は回動部13の回動軸13a回りを回動して開状態と閉状態をとることができる。
図6において、ベッド本体11は開状態をとり、脚パイプ15も開位置をとっている。図6に示すようにベッド本体11側には、ベッド本体11の回動とともに回動軸13aを中心として回動する揺動リンク30が設けられ、脚パイプ15には脚パイプ15の基端側に脚パイプ15を回動させる回動パイプ32が連結されている。この回動パイプ32はベッド本体11に、回動軸32a回りに回動するよう取付けられており、回動パイプ32は揺動リンク30の揺動端部(回動軸13aと反対側の端部)に駆動リンク31を介して連結されている。
このためベッド本体11が図6に示す開状態から閉状態に向かって回動軸13a回りに矢印L方向に回動すると、ベッド本体11の回動に伴って揺動リンク30も矢印L方向に回動軸30b回りに回動する。この揺動リンク30の矢印L方向への回動により、揺動リンク30の揺動端部(回動軸13aと反対側端部)に連結軸30aを介して取付けられた駆動リンク31が矢印L方向に回動軸32a回りに回動し、同時に回動パイプ32が矢印L方向に回動する。なお、揺動リンク30の回動軸30bは、ベッド本体11の回動部13の回動軸13aに対してわずかに偏心している。
このように回動パイプ32が矢印L方向に回動することによって、脚パイプ15もベッド本体11に対して矢印L方向に回動してベッド本体11に対して折り畳まれた閉位置をとる。そして揺動リンク30、駆動リンク31および回動パイプ32によって、ベッド本体11と脚パイプ15とを連結する連結リンク30Aが構成されている。
ところで、ベッド本体11下面のうちベース12および回動部13と反対側の部分には、円弧状のガード用レール25が設けられ、このガード用レール25に沿ってガード用レール25と同様に円弧状に形成されたガード20が摺動自在に設けられている。
このうちガード20は折り畳み自在ベッド10の利用者がベッド本体11上に寝た場合、ベッド本体11上から転落することを防止するものであり、ベッド本体11がベース12に対して回動して開状態となった場合、ガード20はガード用レール25に沿って摺動してガード用レール25上方へ突出して開位置をとる(図1(a)(b)の破線参照)。
他方、ベッド本体11がベース12に対して回動して垂直方向を向く閉状態となった場合、ガード20はガード用レール25に沿って摺動して、ガード用レール25内へ収まる閉位置をとる(図2(a)(b))。
なお、図2(b)において、ベッド本体11がベース12に対して回動して閉状態となった場合、ガード20がガード用レール25内へ収まらないと、ガード20へ折り畳み自在ベッド10から側方へ突出してしまう状態を一点鎖線で示す。
次にガード20およびガード用レール25について図5乃至図8により更に詳述する。
図5乃至図8に示すように、ガード20は円弧状のガード本体21と、ガード本体21の下方端部に固着されたガードブラケット22とを有し、ガードブラケット22には樹脂製受部22bが内蔵されている。
そして、ガードブラケット22の樹脂製受部22bがガード用レール25に係合することにより、ガード20がガード用レール25に沿って摺動するようになっている。
またガード20のガードブラケット22には係止片22aが設けられ、ベッド本体11側のガード用レール25にはガードブラケット22の係止片22aに係合する係止爪37を有する係止レバー35が設けられている。
すなわち、ガード用レール25に設けられた係止レバー35は、係止レバー本体35aと、係止レバー本体35aの両端に固着され係止レバー本体35aを回動させる操作部35bとを有している。また係止レバー本体35aに係止爪37が固着され、ガード20が開位置にある場合、ガードブラケット22の係止片22aに係止レバー35の係止爪37が係合してガード20を固定する。
ところで図7に示すように、ガードブラケット22は布製の駆動バンド40が取付けられた駆動部40aを有し、この駆動バンド40はベッド本体11にガード用スプリング41を介して連結されている。
このためガード20はこのガード用スプリング41によって常時閉方向(図7の矢印L方向)に向かって付勢されている。
ここで図7はガード20が開位置にある状態を示している。
また係止レバー35は上述のように、係止レバー本体35aの両端に設けられた操作部35bを有し、この操作部35bを操作して係止レバー35を図7の矢印L方向に回動することにより、係止爪37がガードブラケット22側の係止片22aから解除される。このとき、ガード20はガード用スプリング41によって矢印L方向へガード用レール25に沿って摺動し、ガード20がガード用レール25内に収まる閉位置をとる。
なお、係止レバー35の係止レバー本体35a回りには係止レバー用スプリング36が巻付けられている。この係止レバー用スプリング36は、係止レバー35を図7の矢印L方向と反対の方向に付勢して、係止レバー35の係止爪37をガードブラケット22側の係止片22aに係止させるように作用する。
すなわち、ガード20を図7において開方向へ摺動させた場合、係止レバー用スプリング36によって係止方向へ常時付勢される係止レバー35の係止爪37がガードブラケット22側の係止片22aに係合するようになっている。
また係止レバー35の係止レバー本体35aには突起部38が固着され、さらに脚パイプ15には脚パイプ15とともに回動軸32a回りを回動する突起部15aが設けられ、これら係止レバー35側の突起部38と脚パイプ15側の突起部15aは連結ワイヤ39により互いに連結されている(図6および図7参照)。
ベッド本体11を開状態とし、かつガード20を開位置にもってきた状態からベッド本体11をベース12に対して回動させて閉状態までもってくると、ベッド本体11と脚パイプ15とを連結する連結リンク機構30Aによってベッド本体11に対して脚パイプ15も回動して脚パイプ15は閉位置にくる。図7において、開位置にある脚パイプ15を実線で示し、閉位置にある脚パイプ15を二点鎖線で示す。このように脚パイプ15が閉位置に向かって回動すると、突起部15a,38間に掛け渡された連結ワイヤ39によって係止レバー35が図7の矢印L方向へ自動的に回動して係止レバー35は解除方向へ向かう。
このことによって係止レバー35の係止爪37がガードブラケット22側の係止片22aから解除され、ガード20はガード用スプリング41によってガード用レール25に沿って摺動する。このようにして開状態にあるベッド本体11を回動させて閉状態とすることにより、脚パイプ15を回動させて閉位置にもってくることができる。同時にガード20をガード用レール25に沿って摺動させ、ガード用レール25内に収まる閉位置にもってくることができる。
ところで、ベッド本体11は上述のようにベース12に設けられた回動部13に回動自在に取付けられているが、この回動部13にはベッド本体11を閉方向へ容易に回動するための閉方向駆動機構50が設けられている(図9乃至図12参照)。
すなわち、図9乃至図12に示すように、この閉方向駆動機構50は回動部13の回動軸13a回りに回動してベッド本体11に閉方向への回転力を伝達する従動リンク51と、ベース12側に設けられた駆動リンク52と、駆動リンク52と従動リンク51とを連結する伝達リンク53と、駆動リンク52とベース12の下方部とを連結する閉方向スプリング54とを有している。
このうち従動リンク51は、その一端51aが回動部13の回動軸13a回りに回動するようになっており、従動リンク51の他端51bが伝達リンク53の上端に取付けられている。また伝達リンク53はその長さを調節することができる。
また駆動リンク52は、その一端52aがベース12に回動自在に取付けられており、駆動リンク52の他端52bに閉方向駆動スプリング54が取付けられている。また閉方向駆動スプリング54の下端部54aはベース12に固着されている。
また駆動リンク52のうち、その一端52aと他端52bとの間の中央位置(作用点)52cに、伝達リンク53の下端が取付けられている。さらに、駆動リンク52の一端52aから中央位置52cまでの間の距離lと、一端52aから他端52bまでの距離lとの比は1:2〜1:5となっている。
このため駆動リンク52の他端52b側は伝達リンク53から他方へ大きく張り出している。
図9乃至図12において、駆動リンク52の一端52aから中央位置52cまでの距離lと、一端52aから他端52bまでの距離lとの比を1:2〜1:3としたことにより、閉方向駆動スプリング54の力を大きく生かして駆動リンク52を作動させることができ、このことによりベッド本体11を常時閉方向に向かって駆動力を伝えることができる。このため、ベッド本体11を容易にベース12に対して回動させて閉位置へもってくることができる。
また、閉方向駆動スプリング54に連結された駆動リンク52を、ベッド本体11の回動部13から離れたベース12側へもってくることによって、駆動リンク52の他端52b側が側方へ大きく張り出しても、回動部13回りに張り出した部分をなくすことができる。
すなわち、ベッド本体11が開状態にあるとき(図10および図12参照)、回動部13の側方に空スペースが存在するが、ベッド本体11が閉状態にあると(図9および図11参照)、回動部13の右側にベッド本体が垂直方向に配置され同様に回動部13の左側に脚パイプ15が垂直方向に配置される。
この場合、回動部13回りに駆動リンク52の他端52bのような張り出し部が存在すると、ベッド本体11あるいは脚パイプ15がこれらの駆動リンク52の張り出し部に干渉してしまう。
これに対し本発明によれば、回動部13回りに駆動リンク52の他端52bのような張り出し部が存在しないので、ベッド本体11および脚パイプ15を回動部13回りにコンパクトに折り畳んで垂直方向に配置することができる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず利用者が使用する際、利用者はベース12に対して回動部13を介して折り畳み自在ベッド10のベッド本体11を回動させてベッド本体11を開状態とする。このとき、ベッド本体11の回動に伴って、連結リンク機構30Aにより脚パイプ15もベッド本体11に対して回動して、脚パイプ15が開位置にくる。このようにしてベッド本体11はベース12と脚パイプ15により支持される。
次に利用者は、ベッド本体11の側方端縁に設けられたガード20をガード用レール25から引出し、ガード用レール25に沿って摺動させてガード20を開位置へもってくる(図1(a)(b)、図3および図5および図6の位置)。そして利用者はベッド本体11上に寝ることができる。
このようにしてガード20をベッド本体11から上方へ突出することにより、ベッド本体11上に寝る利用者を側方から保護することができる。このときガード20の係止片20aが係止レバー35の係止爪37に係合して、ガード20は開位置に保持される。
折り畳み自在ベッド10の使用が終わった後、ベース12に対してベッド本体11を回動させ、ベッド本体11を垂直方向を向く閉状態にもってくる。
このとき、ベッド本体11の回動に伴って連結リンク機構30Aにより脚パイプ15もベッド本体11に対して回動して、脚パイプ15が閉位置にくる。
このようにしてベース12に対してベッド本体11および脚パイプ15を垂直方向に折り畳んだ状態で配置することができる(図2(a)(b)および図4)。
ベッド本体11が回動して脚パイプ15が閉位置に向かう間、脚パイプ15と係止レバー35とを連結する連結ワイヤ39によって係止レバー35が解除方向(図7の矢印L方向)に回動し、係止爪37と係止片22aとの係合が解除される。
このとき、ガード用スプリング41により閉方向へ付勢されていたガード20が、ガード用レール25に沿って摺動してガード用レール25内に収納されて閉位置に達する。
このようにベッド本体11をベース12に対して回動させて閉状態にもってくることにより、ベッド本体11に対して脚パイプ15も回動して閉位置にくる。このことによりベッド本体11および脚パイプ15を垂直方向に折り畳むことができ、同時にガード20をガード用レール25内に収めて閉位置にもってくることができる。
この状態では、ガード用レール25からガード20Aが突出することはなく(図2(b)参照)、このため折り畳み自在ベッド10の設置幅をきわめて小さく抑えることができる。このようにして、折り畳み自在ベッド10は、室内の壁側に立て掛けられる。
また上述のように、ベッド本体11は閉方向駆動機構50によって常時閉方向へ付勢されており、わずかの力でベース12に対してベッド本体11を回動させて閉状態までもっていくことができる。
また、円弧状のガード用レール25は上述のように、ベッド本体11の下面のうちベース12と反対側の部分に設けられている。このためベッド本体11が閉状態となって円弧状のガード20がガード用レール25内に収まった場合、ガード20もベッド本体11の下面にコンパクトに収納されることになる(図2(b)参照)。またベッド本体11が開状態となった場合に、円弧状のガード20がガード用レール25を摺動してベッド本体11から上方へ突出するので、ベッド本体11上に寝る利用者を側方から確実に保護することができる。
10 折り畳み自在ベッド
11 ベッド本体
12 ベース
13 回動部
13a 回動軸
15 脚パイプ
15a 突起部
20 ガード
21 ガード本体
22 ガードブラケット
22a 係止片
22b 樹脂製受部
25 ガード用レール
30 揺動リンク
30A 連結リンク機構
31 駆動リンク
32 回動パイプ
35 係止レバー
35a 係止レバー本体
35b 操作部
36 係止レバー用スプリング
37 係止爪
38 突起部
39 連結ワイヤ
40 駆動バンド
41 ガード用スプリング
50 閉方向駆動機構
51 従動リンク
52 駆動リンク
53 伝達リンク
54 閉方向駆動スプリング

Claims (10)

  1. 折り畳み自在ベッドにおいて、
    ベースと、
    ベースに対して回動自在に配置され、開状態と閉状態とをとることができるベッド本体と、
    ベッド本体の下面に回動自在に設けられ、ベッド本体の回動に合わせて開位置と閉位置との間で回動する脚パイプと、
    ベッド本体のうちベースと反対側に設けられた円弧状のガード用レールと、
    ガード用レールに沿って摺動自在に設けられ、開位置と閉位置との間で摺動する円弧状のガードとを備えたことを特徴とする折り畳み自在ベッド。
  2. ガードに係止片が設けられるとともに、ガード用レールに開位置にあるガードの係止片に係合する係止爪を有する係止レバーが揺動自在に設けられていることを特徴とする請求項1記載の折り畳み自在ベッド。
  3. ガードはベッド本体に設けられたガード用スプリングにより閉方向へ付勢されていることを特徴とする請求項1記載の折り畳み自在ベッド。
  4. 係止レバーはベッド本体に設けられた係止レバー用スプリングにより係止爪との係止方向へ付勢されていることを特徴とする請求項2記載の折り畳み自在ベッド。
  5. ベッド本体と脚パイプは連結リンク機構により連結され、ベッド本体がベースに対して開状態から閉状態へ回動する際、連結リンク機構によって脚パイプはベッド本体に対して開位置から閉位置へ回動することを特徴とする請求項1記載の折り畳み自在ベッド。
  6. ベッド本体と脚パイプは連結リンク機構により連結され、ベッド本体がベースに対して開状態から閉状態へ回動する際、連結リンク機構によって脚パイプはベッド本体に対して開位置から閉位置へ回動し、脚パイプと係止レバーとの間に脚パイプが閉位置へ回動する際、係止レバーを解除方向へ揺動させる連結ワイヤが設けられていることを特徴とする請求項2または4記載の折り畳み自在ベッド。
  7. 係止レバーに、この係止レバーを係止位置と解除位置との間で揺動させる操作部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の折り畳み自在ベッド。
  8. ガードはガード本体と、ガード用レールに沿って摺動するガードブラケットとを有し、係止片はガードブラケットに設けられていることを特徴とする請求項2記載の折り畳み自在ベッド。
  9. ガードブラケットは、ガード用レールと係合する樹脂製受部を有することを特徴とする請求項8記載の折り畳み自在ベッド。
  10. ガード用レールはベッド本体の下面のうち、ベースと反対側の部分に設けられていることを特徴とする請求項1記載の折り畳み自在ベッド。
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