JP2014150375A - 通信端末 - Google Patents

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達雄 岸本
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祐一 矢吹
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Abstract

【課題】着信に対し許可を与えていない第三者が勝手に応答するのを抑制し、情報が漏えいするのを抑制する通信端末を提供する。
【解決手段】受信した受信電話番号が特定電話番号情報に含まれているとき、制御部1は受信電話番号を含む特定電話番号情報の特定操作情報を参照し、入力部4からの操作入力が、参照された特定操作情報と同じであるとき応答動作を行うことを特徴とする通信端末A。
【選択図】図5

Description

本発明は、通信端末に関し、具体的には、前記通信端末の応答操作に関するものである。
電話機は、着信時において、受話器を持ち上げる、又は、通話ボタンを押す等の動作(オフフック動作と称する)を行うことで、応答可能に構成されている。前記オフフック動作は、電話機の種類や形が異なっても共通している場合が多く、だれもが応答可能であり、情報が漏えいしやすく、セキュリティー上の問題点があった。
このようなセキュリティー上の問題点を解決する方法が提案されている。例えば、特開2011−199538号公報に記載の電話制御装置は、内線電話機(本発明の、電話機に相当)の利用者を特定するコードを登録しておき、着信を通知した内線電話機からの応答操作(前記コードの入力)が当該内線番号と関連付けて登録されている利用者特定コードに一致している場合のみ、当該内線電話機への着信接続を実施するものとしている。
このような、内線電話機を用いることで、応答者がその電話機の利用を許可された人物であるか否か(すなわち、通話相手が正しい相手であるか)判断するため、情報の漏えいを抑制できる。
特開2011−199538号公報
特開2011−199538号公報に記載された内線電話機の場合、着信に対して利用者を特定するためのロックを行う構成であるため、利用者特定コード情報や利用者の応答操作方法が漏えいしてしまうと、応答が許可されていない者が応答する(正しくない通話相手が応答する)ことが可能となる問題がある。
また、応答が許可されている利用者(正しい通話相手)が代理人に応答(代理応答)を頼む場合がある。この場合、前記代理人に代理応答をお願いするため、応答操作を開示しなくてはならず、前記代理人がこの内線電話機の全ての着信に対して応答が可能となり、許可していない着信に応答することが可能となる問題もある。
そこで本発明は、第三者が許可を得ていない着信に勝手に応答するのを抑制し、情報の漏えいを抑制する通信端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、発信者の電話番号を受信できる通信部と、操作入力を受け付ける入力部と、電話番号を含む電話番号情報が格納された電話帳データベースが記憶された記憶部と、制御部とを備えており、前記制御部は前記入力部からの操作入力を検出しており、前記電話帳データベース内の少なくとも一部の電話番号情報は、前記入力部の操作の情報である特定操作情報を含む特定電話番号情報であり、受信した電話番号が前記特定電話番号情報に含まれているとき、前記制御部は前記受信電話番号を含む特定電話番号情報の特定操作情報を参照し、前記操作入力が、前記参照された特定操作情報と一致するとき応答動作を行うことを特徴とする。
本発明によると、着信に対し許可を与えていない第三者が勝手に応答するのを抑制し、情報の漏えいを抑制する通信端末を提供することができる。
本発明にかかる電話機の一例のブロック図である。 図1に示す通信端末のメモリに格納されている電話帳データベースの一例を示す図である。 着信時における通信端末のディスプレイの表示の一例を示す図である。 着信時におけるディスプレイの表示の他の例を示す図である。 応答時のディスプレイの表示の一例を示す図である。 応答時のディスプレイの表示の一例を示す図である。 本発明にかかる通信端末の応答時の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明にかかる通信端末に備えられた電話帳データベースの他の例を示す図である。 本発明にかかる通信端末に備えられたグループ情報データベースの一例を示す図である。 本発明にかかる通信端末の応答時の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明にかかる通信端末の他の例のブロック図である。 図8に示す通信端末に備えられた電話帳データベースの一例を示す図である。 図8に示す通信端末の応答時のディスプレイ表示の一例を示す図である。
(第1実施形態)
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明にかかる通信端末の一例のブロック図である。図1に示す通信端末Aは通信部及び表示部を備え、表示部に情報を表示する携帯型の情報端末、いわゆる、携帯電話機である。
図1に示すように、通信端末Aは、制御部1と、メモリ2(記憶部)と、ディスプレイ3(表示部)と、入力部4と、通信部5と、スピーカ6と、マイク7とを備えている。
制御部1は、携帯情報端末Aを総合的に制御するとともに、取得されたデータの処理を行う装置である。制御部1はCPU、MPU等の演算処理装置を備えている。なお、図1に示すように、携帯情報端末Aでは、上述した、メモリ2、ディスプレイ3、入力部4、通信部5、スピーカ6及びマイク7は、制御部1に接続されており、制御部1からの制御信号に基づいて制御されている。
メモリ2は、情報を記憶するための記憶装置であり、揮発性メモリ(例えば、RAM等)及び不揮発性メモリ(例えば、ROM、フラッシュメモリ等)を含む構成となっている。メモリ2には、電話帳データベース21(後述する、図2参照)が収容されている。なお、電話帳データベース21の詳細については後述する。
ディスプレイ3は、ここでは、液晶表示装置を用いている。液晶表示装置は、液晶表示パネル31と液晶コントローラ32とを備えている。ディスプレイ3の表示内容は、制御部1からの指示に応じて変更される。なお、ディスプレイ3として、液晶表示装置を挙げているが、これに限定されるものではなく、情報を表示可能な表示装置を広く採用することが可能である。
入力部4は、使用者が通信端末Aの操作や文字の入力等を行うときに使用するユーザインターフェースの一つである。通信端末Aでは入力部4として、手指等で押下するボタンスイッチを備えている。入力部4は、数字キー41と、決定キー42とを備えている。
なお、ボタンスイッチ以外にも、ディスプレイ3を触れることで入力を行うタッチパネル、加速度センサや電子コンパス等を利用し、通信端末Aの移動で入力を行う移動入力システム、マイク7を利用した音声入力システム等、使用者による操作や文字の入力が行える入力装置を広く採用することができる。
通信部5は、外部の装置(携帯電話機の場合、例えば、無線基地局)との間で通信を行う。通信部5は、無線基地局との間で電波の送受信を行うためのアンテナ51を備えている。通信部5は、受信した電波が電話の信号であり、その電話信号に発信者の電話番号(の情報)が含まれている場合、発信者の電話番号を取得することができる。なお、通信端末Aが固定電話機の場合、通信部5は電話回線に接続するための接続部を含む構成となる。
スピーカ6は、通信端末Aの電話通信の信号の受信(以下、着信と称する)、内蔵機能の作動開始又は停止等の通信端末Aの状態の変化を知らせるときの音や通話時の音声等を出力する装置である。マイク7は、使用者の発声による音声や周囲の音等、音を電気信号に変換するための装置である。
次に通信端末Aの動作について図面を参照して説明する。図2は図1に示す通信端末のメモリに格納されている電話帳データベースの一例を示す図であり、図3Aは着信時における通信端末のディスプレイの表示の一例を示す図であり、図3Bは着信時におけるディスプレイの表示の他の例を示す図である。また、図4Aは応答時のディスプレイの表示の一例を示す図であり、図4Bは応答時のディスプレイの表示の一例を示す図である。
図2Aに示すように、電話帳データベース21には、電話番号情報として、名前情報211と、電話番号212とが関連付けられて保存されている。なお、名前情報211は、個人の氏名、会社や団体の名称等、電話番号と関連付けられた名前を格納することができる。そして、特定の電話番号情報には、特定操作情報213が設定されている。
特定操作情報213は、特定操作情報213を備えている電話番号情報に含まれる電話番号を受信したとき、応答を行うための操作である。特定操作情報213は、特定操作が設定されている電話番号情報にだけ対応する特定操作が記載される。なお、ここでは、特定操作として、4ケタの数字を挙げている。また、電話帳データベース21では、特定操作が設定されていない電話番号情報の特定操作情報213には「なし」と記載している。
なお、以下の説明では、特定操作情報が設定されている電話番号情報を特定電話番号情報と称し、特定操作情報が設定されていない電話番号情報を通常の電話番号情報と称する。また、電話帳データベース21の情報は、使用者によって追加又は編集が可能であるとともに、インターネット等のネットワークや赤外線通信等でサーバや他の通信端末から受信した情報を追加又は編集できるものでもよい。
次に、通信端末Aに着信があったときのディスプレイ3での着信表示について図面を参照して説明する。図3A、図3Bに示すように、通信端末Aでは、着信があったとき、ディスプレイ3には着信等の動作の状態を示す第1文字列Ch1と、着信の状態を示す第2文字列Ch2との表示を行う。また、着信時には、応答キーBt1が表示される。
通信端末Aでは、外部から着信があると、すなわち、通信部5が着信信号を受信すると、制御部1は、第1文字列Ch1として、「着信中」の表示を行う。また、このとき、通信部5は着信信号に発信者の電話番号が含まれて(通知されて)いるか確認する。電話番号が含まれていない場合、制御部1は第2文字列Ch2として、電話番号を通知しない着信であることを示す「非通知」を表示するようにディスプレイ3に指示を送る。以上のような表示を行った場合、図3に示すような第1着信表示Dp1となる。
なお、発信者の電話番号が含まれない着信には、電話番号を意図的に含まないようにする場合と、回線等の理由(例えば、公衆電話回線を用いた場合)で着信信号に発信者の電話番号を含むことができない場合とがある。制御部1は、着信信号が電話番号を含めることができない信号である場合、その着信を公衆電話着信と判断し、第2文字列Ch2として「公衆電話」の文字列を表示する(不図示)ようにディスプレイ3に指示を送る。
通信部5が着信信号に電話番号が含まれていることを確認する(電話番号を受信する)と、制御部1は電話帳データベース21を検索する。受信した電話番号が電話帳データベース21の電話番号に含まれていない場合、制御部1は、第1着信表示Dp1の第2文字列として図3の「非通知」の表示の代わりに電話番号を表示するようにディスプレイ3に指示を送る。
受信した電話番号を含む電話番号情報が電話帳データベース21に含まれている場合、制御部1は、電話番号情報に含まれる名前(ここでは、Aさんとする)を抽出する。そして、制御部1は、第2文字列Ch2に、発信者の電話番号と発信者の名前(Aさん)とを表示する第2着信表示Dp2を表示するようにディスプレイ3に指示を送る(図3B参照)。
次に応答時のディスプレイ3について説明する。本発明にかかる通信端末Aの電話帳データベース21に保存されている電話番号情報の中には、特定操作情報213を含む特定電話番号情報を含んでいる。通信端末Aは、特定電話番号情報に含まれる電話番号を受信した場合、特定電話番号情報に含まれている特定操作情報213と同じ特定操作が行われたときのみ応答が可能となる。
そこで、以下に、通常の電話番号情報に含まれる電話番号を受信したときの応答(通常応答と称する)時のディスプレイ3での表示を図4Aに、特定電話番号情報に含まれる電話番号を受信したときの応答(特定応答と称する)時のディスプレイ3での表示を図4Bに示す。
まず、通常応答時のディスプレイ3での表示について説明する。図3Bに示すような、第2着信表示Dp2が表示されている状態で、通常の応答操作(以下の説明ではオフフック動作と称する)が行われると、ディスプレイ3の表示が第1応答表示Dp21に切り替わる(図4A参照)。ここで、通常の応答操作とは、ディスプレイ3上の応答キーBt1にカーソルを合わせて決定キー42を押すことで行われるものとする。なお、図3Bでは、第2文字列Ch2として、「Aさん」とその電話番号が表示されているが、ここでは、通常の電話番号情報に含まれる名前「Bさん」とその電話番号「090−2222−2222」が表示されているものとする。
図4Aに示すように、第1応答表示Dp21では、第1文字列Ch1には、「通話中」が表示され、第2文字列Ch2には、名前「Bさん」、電話番号及び通話時間(ここでは、「0:14」)が表示される。また、第1応答表示Dp21は、終了キーBt2が備えられており、カーソルを終了キーBt2に合わせ、決定キー42を押すことで通話終了(オンフック動作と称する)が行われる。
一方、特定応答時のディスプレイでの表示について説明する。図3Bに示すような、第2着信表示Dp2が表示されている状態で、オフフック動作が行われると、図4Bに示すような、第2応答表示Dp22に切り替わる。第2応答表示Dp22は、第2文字列Ch2として、名前「Aさん」と、その電話番号に加え、特定操作の入力を促す表示(ここでは、横に並んだ4個の横線)を表示する。なお、第2応答表示Dp22は、応答操作が完了していないため、終了キーBt2は表示されない。
なお、図4Bでは、左から3個の横線の上部に「※」が表示されているが、これは、数字を入力したことを示す表示である。第2応答表示Dp22における操作入力が、特定操作情報と一致した場合(ここでは、「Aさん」の特定操作である、「1111」の入力が検出された場合)、第1応答表示Dp21と同じ表示方法で応答表示をおこなう。
なお、図4Bに示す第2応答表示22では、特定操作情報213に含まれるものと同じ桁数分の横線を表示しているものとしているが、これに限定されるものではなく、四角の箱形状だけを表示するようにしてもよい。これにより、特定操作の桁数を第三者に知られることがなく、適当な入力で応答されてしまうのを抑制することができる。
通信端末Aでの応答動作の詳細について図面を参照して説明する。図5は本発明にかかる通信端末の応答時の動作の一例を示すフローチャートである。通信端末Aでは、非通知着信、公衆電話着信及び電話帳データベースにない電話番号を受信した場合、オフフック動作で応答可能となっている。
通信端末Aでは、着信があると(ステップS11)、制御部1は通信部5からの情報に基づいて、電話番号を受信しているかどうか判断を行う(ステップS12)。電話番号を受信している場合(ステップS12でYesの場合)、受信した電話番号が電話帳データベースに含まれているか判断する(ステップS13)。電話番号を受信できない場合(ステップS12でNoの場合)又は電話番号を受信しても電話帳データベースにない電話番号の場合(ステップS13でNoの場合)、制御部1は、特定応答対応の着信ではないと判断する。そして、制御部1はディスプレイ3で第2文字列Ch2に着信に対応する文字(非通知、公衆電話、電話番号のいずれか)を用いた第1着信表示Dp1(図3A参照)の表示を行う(ステップS14)。
制御部1は、オフフック動作(通常の応答操作)が行われたかどうか判断する(ステップS15)。オフフック動作が行われていない場合(ステップS15でNoの場合)、オフフック動作を検出するまで待機する。また、オフフック動作があった場合(ステップS15でYesの場合)、通話を開始する。
一方、受信した電話番号を含む電話番号情報が電話帳データベースにある場合(ステップS13でYesの場合)、制御部1は、ディスプレイ3で第2文字列Ch2として、受信した電話番号及び着信相手の名前を用いた第2着信表示Dp2(図3B参照)の表示を行う(ステップS16)。
また、制御部1は、受信した電話番号を含む電話番号情報が特定電話番号情報であるか、すなわち、電話番号情報に特定操作情報213が含まれるか確認する(ステップS17)。受信した電話番号を含む電話番号情報が通常の電話番号情報の場合(ステップS17でNoの場合)、オフフック動作の検出を行い(ステップS15)、オフフック動作が検出される(ステップS15でYesになる)と通話を開始する(図4A参照)。
受信した電話番号を含む電話番号情報が特定電話番号情報である場合(ステップS17でYesの場合)、制御部1は、オフフック動作が行われたかどうか判断する(ステップS18)。オフフック動作が行われていない場合(ステップS18でNoの場合)、オフフック動作を検出するまで待機する。また、オフフック動作があった場合(ステップS18でYesの場合)、制御部1は特定操作の入力が行われたかどうかを判断する(ステップS19)。
特定操作の入力が行われていない場合(ステップS19でNoの場合)、制御部1は特定操作の入力が行われるまで待機する。このとき、ディスプレイ3には、第2応答表示Dp22(図4B参照)が表示される(このとき、入力がされていないので、「※」は表示されない)。なお、制御部1は、特定操作の入力が行われていない時間を計測しておき、一定時間経過後に、着信を終了する動作を行うようにしてもよい(不図示)。
また、入力部4に操作入力が行われたことを検出(操作入力の検出)した場合(ステップS19でYesの場合)、制御部1は入力された操作が、受信した電話番号が含まれる特定電話番号情報の特定操作情報と一致するかどうか確認する(ステップS110)。例えば、図3Bに示すように「Aさん」からの着信である場合、電話帳データベース21より「Aさん」の電話番号情報(特定電話番号情報)から特定操作情報「1111」を抽出し、入力された操作が「1111」であるかどうか確認する。
入力された操作が抽出した特定操作情報と異なる場合(ステップS110でNoの場合)、制御部1は、操作入力の回数が規定回数に達しているかどうか判断し(ステップS111)、規定回数以下(ステップS111でYes)なら、制御部1は、操作入力の確認を繰り返す(ステップS110に戻る)。操作入力の回数が規定回数に達している場合(ステップS111でNoの場合)、制御部1は着信を終了する。なお、本実施形態では、規定回数以下の操作入力を許容しているが、1回の操作入力が、異なる入力である場合(ステップS110でNoの場合)に、着信を終了してもよい。
第三者に応答されたくない相手の電話番号情報を特定電話番号情報としておき、特定操作情報を管理することで、許可のない第三者が勝手に着信に応答するのを抑制することができる。
また、通常の電話番号情報に含まれる相手からの着信や、非通知、公衆電話或いは電話帳データベース21に含まれない電話番号からの着信の場合、第三者に応答を依頼する(代理応答と称する)ことも可能であり、仕事の能率を高めることが可能である。なお、特定電話番号情報に含まれる相手からの着信と、それ以外の着信とを区別する方法(例えば、呼び出し音やランプの色、個数、点灯パターン等)を利用してもよい。
さらに、着信の相手によって特定操作情報が異なっているので、決められた相手からの着信時の特定操作を代理人に教えておき、代理応答を依頼する場合でも、この代理人が異なる相手からの着信に対して許可なく応答することを抑制できる。これにより、使用者は代理応答を利用できることで利便性が高くなるとともに、聞かれたくない、通話されたくない着信に許可なく応答されるのを抑制することができるため、情報の漏えいを抑制することが可能である。特定電話番号情報に含まれる相手のうち特に秘密にしたい相手からの着信と、それ以外の着信とを区別する方法を利用してもよい。
また、通信端末Aでは、電話番号情報として、電話番号と名前とを含むものとしているが、これに限定されるものではなく、少なくとも電話番号を含む情報であればよい。このとき、ディスプレイ3には、第2文字列Ch2として、少なくとも電話番号が表示されればよい。
また、通信端末Aにおいて、制御部1はオフフック動作(通常の応答操作)の確認後、操作入力の検出を行い、その操作入力が特定操作情報と一致するか判断しているが、これに限定されるものではなく、オフフック動作の前に操作入力の検出及び特定操作情報と一致しているかの判断を行うようにしてもよい。また、オフフック動作の前後両方で行うようにしてもよい。さらには、必ずしもオフフック動作が行われなくてもよく、検出された操作入力が特定操作情報と一致したことによって、特定応答するものであってもよい。
(第2実施形態)
本発明にかかる通信端末の応答動作の他の例について図面を参照して説明する。図6Aは本発明にかかる通信端末に備えられた電話帳データベースの他の例を示す図であり、図6Bは本発明にかかる通信端末に備えられたグループ情報データベースの一例を示す図である。
図6Aに示すように、電話帳データベース21bは、各電話番号情報がグループ情報214を備えている以外、図2に示す電話帳データベース21と同じ構成であり、実質上同じ部分には同じ符号を付してある。本実施形態の通信端末では、利便性を向上するため、電話番号情報を複数のグループに分類して管理している。そして、メモリ2には、電話帳データベース21bに加えて、グループの管理を行うためのグループ情報データベース22が備えられている(図6B参照)。
図6Aに示すように、電話帳データベース21bに含まれる電話番号情報は、名前の相手の所属、相手との関係性等でグループ分けすることができる。そこで、電話帳データベース21bは、グループ情報214を備えておき、各電話番号情報の名前の相手がどのグループに所属しているか示している。なお、グループ名としては、例えば、会社、家族、友人、サークル等を挙げることができる。また、電話帳データベース21bにおいて、グループに所属しない電話番号情報のグループ情報214には「なし」と記載している。
図6Bに示すグループ情報データベース22は、グループ名221と、メンバー222と、特定操作情報223とが関連付けられて保存されている。グループ情報データベース22は、グループごとに特定操作情報223を備えている。また、グループ情報データベース22において、特定操作が設定されていないグループの特定操作情報223には「なし」と記載している。
グループ情報データベース22は、電話帳データベース21bと連動しており、グループ情報214に含まれる名前によって並べ替えているものとすることができる。そのため、電話帳データベース21bが更新される(例えば、新しい電話番号情報が追加される、編集が行われる等)と、その電話帳データベース21bのグループ情報214に基づいて、グループ情報データベース22が自動的に修正される。
グループ情報データベース22の特定操作情報を含むグループ(特定グループと称する)に含まれるメンバーより着信があった場合、制御部1は、それぞれのメンバーの電話番号情報を特定電話番号情報であると認識する。そして、特定応答を行うとき、特定グループのメンバーからの着信は、グループ情報データベース22に含まれる特定操作情報と照らしあわされる。例えば、図6Bにおいて、グループ「友人」に「Cさん」、「Eさん」が含まれているとすると、「Cさん」、「Eさん」からの着信は、グループ「友人」の特定操作情報である「2222」が操作入力されたとき、応答開始するようになっている。
また、電話帳データベース21bに含まれる特定操作情報213と、グループ情報データベース22に含まれる特定操作情報223とが異なる場合がある。例えば、図6Aに示すように電話帳データベース21bでは「Aさん」の電話番号情報に含まれる特定操作情報は「1111」となっている。一方、図6Bのグループ情報データベース22での「Aさん」が含まれるグループ「会社」の特定操作情報は「9999」となっている。
この場合、個別の特定電話番号情報を優先し、「Aさん」からの着信に対しては、特定操作を「1111」とすることができる。また、逆にグループを優先するようにしてもよい。さらには、両方の操作で応答開始するようにしてもよい。応答を行うための特定操作は、使用者が選択できるようにしていてもよいし、予め決められた設定となっていてもよい。以下の説明では、個別の特定電話番号情報を優先するものとする。
図7は本発明にかかる通信端末の応答時の動作の一例を示すフローチャートである。図7に示すフローチャートは、図5に示すフローチャートのステップS17(特定応答の確認)の後にグループ分けがあるかの確認(ステップS171)及びグループの情報の抽出(ステップS172)が追加された構成となっている。そのため、ステップS171の前後のステップより説明し、共通のステップについては、詳細な説明を省略する。
受信した電話番号を含む電話番号情報が特定電話番号情報であるか、特定応答対応の電話番号であるか確認する(ステップS17)。特定応答対応の電話番号であった場合(ステップS17でYesの場合)、制御部1は、オフフック動作の確認を行う(ステップS18)。以降の工程は図5のフローチャートと同じであるので省略する。
電話番号情報が特定電話番号情報でなかった場合(ステップS17でNoの場合)、制御部1は、抽出された電話番号情報がグループに分類されているか確認する(ステップS171)。抽出された電話番号情報がグループに分類されていることが確認されなかった場合(ステップS171でNoの場合)、制御部1は通常応答動作に進む(ステップS15に進む)。抽出された電話番号情報がグループに分類されている場合(ステップS171でYesの場合)、制御部1は分類されているグループの情報(特定操作情報)を抽出する(ステップS172)。
そして、グループの情報を抽出した後、オフフック動作が行われたかどうかの判断を行う(ステップS18)。この後、特定操作の確認(ステップS19)を行うが、このとき、グループの情報に含まれる特定操作情報に基づいて行われる。
このように、グループごとに特定操作情報を設定することで、電話番号情報毎に設定するよりも特定操作情報の数を減らすことができ、使用者の特定操作情報の管理が容易である。また、図7に示したフローチャートでは、個別の特定操作の確認を優先する構成となっているが、グループを優先する場合、ステップS17とステップS171を入れ替えることで行うことが可能である。
さらに、個別の特定操作の確認とグループごとの特定操作の確認の両方が行われることで、応答可能とするようにしてもよい。この場合、まずグループごとの特定操作の確認を行い、その後、個別の電話番号情報が特定電話番号情報である場合、特定操作の確認を行うようにすることを挙げることができる。
また、グループの特定操作情報と個別の特定操作情報と両方備えた構成となる場合について説明しているが、例えば、グループ分けを行ったとき、グループには通常の電話番号情報が含まれるようにし、グループに含まれないもののうち、一部又はすべてを特定電話番号情報としてもよい。このようにすることで、特定操作情報を更に減らすことができ、使用者の特定操作情報の管理の負担をより軽くすることが可能である。なお、これ以外の特徴については、第1実施形態と同じである。
(第3実施形態)
本発明にかかる通信端末の他の例について図面を参照して説明する。図8は本発明にかかる通信端末の他の例のブロック図であり、図9は図8に示す通信端末に備えられた電話帳データベースの一例を示す図であり、図10は図8に示す通信端末の応答時のディスプレイ表示の一例を示す図である。なお、通信端末Cは入力部4c、電話帳データベース21cが異なる以外は、通信端末Aと同じであり、実質上同じ部分には同じ符号を付すとともに実質上同じ部分の詳細な説明を省略する。
図8に示すように、通信端末Cは、入力部4c備えている。入力部4cは、ディスプレイ3の表面に配置され、ディスプレイ3を触る、なぞることで入力を行うタッチパネル43を備えている。タッチパネル43は、ディスプレイ3と連動して用いられる場合が多く、ディスプレイ3に表示されているボタンやキー(例えば、応答キーBt1)を指や専用の棒状の部材で接触することで、ボタンやキーに対応した入力を行うことが可能となる。
図9に示すように通信端末Cは電話帳データベース21cを備えている。電話帳データベース21cは、特定操作情報213cとして、タッチパネル43で入力する図形の情報が収納されている。例えば、図9に示す電話帳データベース21cでは、「Aさん」の電話番号情報には、特定操作情報213cに「○(円)」が、「Cさん」の電話番号情報には、特定操作情報213cに「△(三角)」が設定されている。
そして、図5に示すフローチャートにおいて、制御部1は、特定操作の入力の確認時において、タッチパネル43への図形の入力があるかどうかの確認を行う。図10に示しているように、応答キーBt1を押した状態の第3応答表示Dp3で、ディスプレイ3上に指Fgで図形を描くことで特定操作を行う。例えば、「Aさん」から着信があった場合、指Fgでタッチパネル43に円Crが描かれたとき、制御部1は特定操作が行われたと判断し、通話を開始する。
なお、特定操作で描く図形は円に限定されるものではなく、三角形、四角形等の多角形や、数字、アルファベット、ひらがな等の文字であってもよい。例えば、電話帳データベースに含まれる名前情報211の名前の頭文字を用いるようにすることで、特定操作を忘れにくい。
以上のように、タッチパネル43に図形を描くことを特定操作とすることで、第三者が着信に対して許可なく応答することを抑制することが可能である。なお、これ以外の特徴については、上述の各実施形態と同じである。
以上示した実施形態において、通信端末を携帯電話機として説明しているが、それに限定されるものではない。固定電話機(親機及び子機)等、電話帳データベースを備え、着信があったことを知らせることができるとともに、電話帳データベースに基づいてシークレット応答が可能な通信端末を広く採用することができる。
上述した各実施形態は、本発明にかかる通信端末が携帯電話機であるものとして説明しているが、これに限定されるものではなく、通常の固定電話であってもよい。また、固定電話の場合、オフフック動作及びオンフック動作は、受話器の上げ下げで行われるものであってもよいし、応答キー(終了キー)の押下で行われるものであってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの内容に限定されるものではない。また本発明の実施形態は、発明の趣旨を逸脱しない限り、種々の改変を加えることが可能である。
本発明は、携帯電話機、固定電話機(親機、子機)等、内部に電話帳データベースを備えた、通信端末に広く採用することが可能である。
A、C 通信端末
1 制御部
2 メモリ
21、21b、21c 電話帳データベース
22 グループ情報データベース
3 ディスプレイ
4、4c 入力部
41 数字キー
42 決定キー
43 タッチパネル
5 通信部
51 アンテナ
6 スピーカ
7 マイク

Claims (5)

  1. 発信者の電話番号を受信できる通信部と
    操作入力を受け付ける入力部と、
    電話番号を含む電話番号情報が格納された電話帳データベースが記憶された記憶部と、
    制御部とを備えており、
    前記制御部は前記入力部からの操作入力を検出しており、
    前記電話帳データベース内の少なくとも一部の電話番号情報は、前記入力部の操作の情報である特定操作情報を含む特定電話番号情報であり、
    受信した電話番号が前記特定電話番号情報に含まれているとき、前記制御部は前記受信電話番号を含む特定電話番号情報の特定操作情報を参照し、前記操作入力が、前記参照された特定操作情報と一致するとき応答動作を行うことを特徴とする通信端末。
  2. 前記電話帳データベースは、グループ分けされており、
    前記グループごとに前記特定操作情報を備えている請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記入力部が文字入力を可能な構成であり、
    前記特定操作情報が、前記入力部からの文字入力による文字列である請求項1又は請求項2に記載の通信端末。
  4. 前記入力部が図形入力を可能な構成であり、
    前記特定操作情報が、図形情報である請求項1から請求項3のいずれかに記載の通信端末。
  5. 前記制御部は、通常の応答操作の前又は後のうち少なくとも一方のタイミングで前記操作入力の検出を行う請求項1から請求項4のいずれかに記載の通信端末。
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