JP2014148107A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 接続される外部記憶手段を識別して給電すべき処理手段を特定することで、使用されない処理手段へ電源が給電されてしまうことを制限する。
【解決手段】
所定の画像処理を行うための複数の処理手段と、外部記憶手段を接続する接続手段とを備える画像形成装置において、外部記憶手段が接続されることに応じて、CPU13が当該外部記憶手段にデータを読み書き状態を識別する。そして、CPU13が識別した読み書き状態に応じて前記複数の処理手段のうち、電源を給電すべき処理手段を特定する。そして、CPU13が特定された処理手段へ電源を給電する構成を特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
現在、オフィスにおいて省電力効果の高い画像形成装置が要望されている。そのため、画像形成装置のOFF/ONや、画像形成装置全体の省電力モードだけではなく、スタンバイ中またはジョブ処理中であっても使用しない個所の電源を落とす事で、より実効電力を低減できる画像形成装置が考えられている。特許文献1では、オーディオデバイスがコンピュータに接続された時、デバイス自身がデバイス内に格納されているファイル種別を判定し、コンピュータのオーディオコントローラをOFF/ONする方法が提案されている。
特許第3101592号公報
しかしながら、プリンタやスキャナ等を搭載した画像形成装置、いわゆる複合機にUSBストレージのようなデバイスを外部接続した場合、実行するジョブ、例えばスキャンやプリントによって、装置内の使用するデバイスが異なる。
また、USBストレージやSDカードのような外部記憶装置を画像形成装置に接続する場合、画像形成装置をジョブが実行できる状態にする必要がある。
さらに、複合機のプリンタ部は、トナーを紙に定着させるために、一定温度まで定着ユニットを昇温させる必要があるので、プリントするまでに時間を要し、定着ユニットの昇温には多くの電力を消費する。
また、画像形成装置の他の個所、例えばスキャナ部は、スキャン時に発光が必要なため、多くの電力を要する。このため、プリンタ部やスキャナ部など、装置内の各個所のそれぞれへ通電するか否かで画像形成装置の消費電力が大幅に変動する。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、接続される外部記憶手段を識別して給電すべき処理手段を特定することで、使用されない処理手段へ電源が給電されてしまうことを制限できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
所定の画像処理を行うための複数の処理手段と、外部記憶手段を接続する接続手段と、前記外部記憶手段が接続されることに応じて、当該外部記憶手段に記憶された情報を識別する識別手段と、識別した情報に応じて前記複数の処理手段のうち、電源を給電すべき処理手段を特定する特定手段と、特定された処理手段へ電源を給電する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、接続される外部記憶手段を識別して給電すべき処理手段を特定することで、使用されない処理手段へ電源が給電されてしまうことを制限できる。
画像形成装置の構成を説明するブロック図である。 図1に示した画像形成装置のハードウエアに対する通電状態を示す図である。 図1に示した画像形成装置のハードウエアに対する通電状態を示す図である。 図1に示した画像形成装置のハードウエアに対する通電状態を示す図である。 図1に示した画像形成装置のハードウエアに対する通電状態を示す図である。 図1に示した画像形成装置のハードウエアに対する通電状態を示す図である。 図1に示した画像形成装置のハードウエアに対する通電状態を示す図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置による印刷可能性の判断情報を示す図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 外部記憶装置に記憶される制御用テキストデータを示す図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 外部記憶装置に記憶される制御用テキストデータを示す図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。本例は、画像形成装置1を、スキャナ装置2とプリンタ装置4を備えるMFP(Multi Function Printer)で構成した例である。本実施形態では、複数の処理手段として、スキャナ装置2とプリンタ装置4、およびコントローラ3,画像処理ユニット5等を備え、電源装置6から対応する電源が給電されることで、対応する処理を実行する。また、本ン実施形態では、後述する外部記憶装置33には、データとして、種々のデータが記憶されている実施形態を説明する。ここで、種々のデータとは、印刷データ、電源指示データ、制御テキストデータ(詳細は後述するPower.txt)
図1において、2は原稿読取りを行うスキャナ装置で、CISセンサ等を備え、原稿から光学的に画像を読み取りデジタル画像に変換する。4はプリンタ装置で、感光体に現像されたトナー像をシートに転写した後、熱定着ユニットを用いて現像剤をシート上に定着させる。
8は操作部で、液晶タッチパネルのような設定状態表示およびユーザ操作可能な操作表示画面と、テンキーのような操作ボタンから構成される。
14はハードディスク装置(HDD)で、デジタル画像や制御プログラム等を記憶する。7はFAX装置で、電話回線等に接続してデジタル画像データを送信したり受信したりする。33はUSBストレージやSDカード等で構成される外部記憶装置で、外部記憶装置I/F32を介してCPU13の内部バスに接続され、CPU13によりデータの読み出しやデータの書き込みが実行される。3はコントローラ(制御装置)で、CPU13を備え、各モジュールに指示を出す事により画像形成装置上でジョブを実行する。
画像形成装置1は、LAN9経由でコンピュータ10からデジタル画像の入出力、ジョブの発行や機器の指示等も行なうことが可能である。
スキャナ装置2は、自動的に原稿束を逐次入れ替えることが可能な原稿給紙ユニット11、原稿を光学スキャンしデジタル画像に変換する事が可能なスキャナユニット12から成り、変換された画像データはコントローラ3に送信される。
プリンタ装置4は、紙束から一枚ずつ逐次給紙可能な給紙ユニット18、給紙したシートに画像データを印刷するためのマーキングユニット16、印刷後のシートを排紙するための排紙ユニット17から成る。コントローラ3はCPU13を有し、スキャナ装置2及びプリンタ装置4と画像データの送受信及び保存を行う。すなわち、コントローラ3ではスキャナ装置2から受信した画像データを、メモリ15に一時保存する。
その後、ハードディスク装置14へと画像データを格納する事で画像のスキャンと保存が完了する。コントローラ3は、ハードディスク装置14から画像データをメモリ15に一時保存し、メモリ15からプリンタ装置4に画像データを送信することによりプリント出力を行うことができる。
また、汎用画像処理部19を有し、メモリ15に保存した画像データを汎用画像処理部19で、例えば縮小等の処理を行ったものを再度メモリ15に保存することが可能な画像処理ユニット5を持っている。この汎用画像処理部19は必要に応じて様々な場面で使用する。6は電源装置で、画像形成装置1における電源を供給する。なお、画像形成装置がOFF時、AC電源29はスイッチ30により絶縁されている。そして、スイッチ30をONにすることでAC−DCコンバータ20にAC電源が供給され、DC電源が作られる。本実施形態に示す画像形成装置はCPU13の指示により装置全体を4つの独立した電源制御が可能である。
すなわち、CPU13からのスイッチ手段21により、コントローラ部電力25の電源をOFF/ON制御可能である。同様に、スイッチ手段22はプリンタ部電力28、スイッチ手段23はスキャナ部電力26、スイッチ手段24は汎用画像処理部電力27の電源をOFF/ON制御可能である。CPU13はこれらのスイッチ手段21から24を用いることで、適切に画像形成装置1の必要な場所に電力を供給する。
本実施形態に示す画像形成装置1は、コントローラ3が制御する操作部8を有し、オペレータ操作もしくは、LAN9からの指示をCPU13が解釈し、多彩なジョブを実行可能である。以下、実行可能な機能処理例を説明する。
〔複写機能〕
スキャナ装置2から読み込んだ画像をハードディスク装置14に保存し、同時にプリンタ装置4を使用して印刷を行なう。
〔画像送信機能〕
スキャナ装置2から読み込んだ画像をハードディスク装置14に保存し、LAN9を経由してコンピュータ10に送信する。
〔画像保存機能〕
スキャナ装置2から読み込んだ画像をハードディスク装置14に保存し、必要に応じて画像送信や画像印刷を行なう。
〔画像印刷機能〕
コンピュータ10から送信された例えばページ記述言語を解析し、プリンタ装置4で印刷する。
〔FAX受信プリント〕
FAX装置7から受信したFAX画像をハードディスク装置14に保存し、同時にプリンタ装置4を使用して印刷を行う。
〔FAX転送処理〕
FAX装置7から受信したFAX画像をハードディスク装置14に保存し、同時にLAN9を経由してコンピュータ10等に転送する。
〔FAXメモリ受信処理〕
FAX装置7から受信したFAX画像をハードディスク装置14に保存し、オペレータからの参照を待つ。
〔FAX送信処理〕
スキャナ装置2から読み込んだ画像をハードディスク装置14に保存し、同時にFAX装置7から公衆回線に送信する。
〔外部記憶装置ダイレクトプリント〕
USBストレージやSDカード等の外部記憶装置33に格納されている画像を外部記憶装置I/F32を介してハードディスク装置14に保存し、必要に応じて画像印刷を行なう。
〔外部記憶装置ダイレクト保存機能〕
スキャナ装置2から読み込んだ画像をハードディスク装置14に保存し、必要に応じて外部記憶装置I/F32を介してUSBストレージやSDカード等の外部記憶装置33に格納する。
〔外部記憶装置保存機能〕
ハードディスク装置14に保存してあるデータを、外部記憶装置I/F32を介して外部記憶装置33に格納する。なお、多くのケースでハードディスク装置14を介在するのは、ジョブに失敗した場合や、電源断等の異常状態からリカバリするためである。
以下に画像形成装置が遷移可能な電力状態について説明する。
〔スリープ状態〕
このモードは画像形成装置1自体の電力を可能な限り落した状態である。
具体的には、CPU13の周辺デバイスは一般的なサスペンド状態(ACPI−S3等)とし、ジョブを検出可能な部分(スリープ時電力31)のみの通電を行い、装置全体の電力を非常に少ない電力状態にすることができる。
具体的には、CPU13は装置の状態をメモリ15に保存し、スイッチ手段21により自分自身を含むコントローラ部電力25の電源を落とす。この時、CPU13自身が動作しなくなるが、スリープ時電力31がハードウエア的にONされ、ジョブが来たことだけが分かる状態となる。
そして、例えば、LAN9からのネットワーク受信、FAX装置7からのFAXコール、操作部8の操作(スリープ復帰ボタン押下等)がなされた時に、ハードウエア的にコントローラ部電力25がONとなる。
CPU13はメモリ15に保存された装置の状態をメモリ15から読みだして、再設定を行い、コントローラ部電力25の電源がOFFされる直前の状態に復帰し、スタンバイ状態へと移行する。
スリープ状態はハードウエアの多くが動作できない状態であるため、スタンバイ状態に遷移するだけの機能しかない。ジョブはスタンバイ状態に移行してから受け付ける。
〔スタンバイ状態〕
コントローラ部電力25が通電されている状態である。
具体的には、操作部8からのオペレータによる操作、LAN9からのネットワーク経由のジョブ等を受け付ける。
ことのとき、操作部8の操作表示画面の液晶バックライトは消灯されており、オペレータ操作時(スリープ復帰ボタン押下等)で液晶バックライトが点灯し、操作表示画面が起動される。
プリンタ部電力28、スキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27はOFFとなっているため、CPU13はスイッチ手段22から24の使用するデバイスの電源を通電させた後に、所定のジョブを実行する。
例えば以下のようにジョブ種に応じて各デバイスの電源をONにする。
〔複写機能〕
スキャナ部電力26とプリンタ部電力28をONにし、先に述べたように複写機能を実現する。
〔画像送信機能〕
スキャナ部電力26のみをONにし、読みとった画像データを送信する。
〔画像保存機能〕
スキャナ部電力26のみをONにし、読みとった画像データを保存する。
〔画像印刷機能〕
プリンタ部電力28のみをONにし、様々な画像データを印刷する。
〔FAX受信プリント〕
プリンタ部電力28と汎用画像処理部電力27をONにし、受信したFAX画像に汎用画像処理を施したのちに印刷する。
〔FAX転送処理〕
汎用画像処理部電力27のみをONにし、FAX受信したデータを汎用画像処理したのちに転送する。
〔FAXメモリ受信処理〕
汎用画像処理部電力27のみをONにし、FAX受信したデータを汎用画像処理した後、ハードディスク装置14に保存する。
〔FAX送信処理〕
スキャナ部電力26と汎用画像処理部電力27をONにし、読み込んだFAX画像データを公衆回線に送信する。
〔外部記憶装置ダイレクトプリント〕
USBストレージやSDカード等の外部記憶装置33が接続されている時、プリンタ部電力28をONにし、様々な画像データを印刷する。
〔外部記憶装置ダイレクト保存機能〕
USBストレージやSDカード等の外部記憶装置33が接続されている時、スキャナ部電力26をONにし、読みとった画像データを外部記憶装置I/F32を介してUSBストレージやSDカード等の外部記憶装置33に格納する。
〔外部記憶装置保存機能〕
USBストレージやSDカード等の外部記憶装置33が接続されている時、ハードディスク装置14に保存してあるデータを外部記憶装置I/F32を介してUSBストレージやSDカード等の外部記憶装置33に格納する。なお、いずれのジョブ種の場合であっても、汎用画像処理部電力27をONにしても構わない。
ジョブが完了したらデバイスの電源を落とすことで、使用する時だけ必要なデバイスのみを通電させることが可能となり、スタンバイ時の待機電力を削減することが可能となる。
図2A〜図2Fは、図1に示した画像形成装置1のハードウエアに対する通電状態を示す図である。
図2Aは通常状態に対応し、コントローラ部電力25、スキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27、プリンタ部電力28が通電されている状態である。
例えば、複写機能使用時の電力状態である。
図2Bはスリープ状態に対応し、前述のとおり、画像形成装置1自体の電力を可能な限り落した状態である。この際、各部電力25〜28は通電されていない。また、このとき、コントローラ3および外部記憶装置I/F32は通電されていないため、外部記憶装置33が接続されてもCPU13は外部記憶装置33を認識できない。
図2Cはスタンバイ状態で、前述のとおり、コントローラ部電力25が通電されている状態である。この際、スキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27、プリンタ部電力28は通電されていない。また、このとき、コントローラ3および外部記憶装置I/F32は通電されているため、外部記憶装置33が接続されてもCPU13は外部記憶装置33を認識できる。
図2Dは第1の省電力状態に対応し、コントローラ部電力25、スキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27が通電されている状態である。この際、プリンタ部電力28は通電されていない。また、第1の省電力状態とは、画像送信機能/画像保存機能/FAX送信処理/外部記憶装置ダイレクト保存機能使用時の電力状態に対応する。
図2Eは第2の省電力状態に対応し、コントローラ部電力25、汎用画像処理部電力27、プリンタ部電力28が通電されている状態である。この際、スキャナ部電力26は通電されていない。また、第2の省電力状態とは、画像印刷機能/FAX受信プリント/外部記憶装置ダイレクトプリント使用時の電力状態に対応する。
図2Fは第3の省電力状態に対応し、コントローラ部電力25、汎用画像処理部電力27が通電されている状態である。この際、プリンタ部電力28、スキャナ部電力26は通電されていない。また、第3の省電力状態とは、FAX転送処理/FAXメモリ受信処理/外部記憶装置保存機能使用時の電力状態に対応する。ただし、上記各電力状態において、各装置・ユニットに電力を供給するAC−DCコンバータ20はAC電源29より電力が供給されている。
また、画像形成装置1が図2Cに示すスタンバイ状態のとき、操作部8は通電されているが、電力低減のため操作表示画面は消灯・停止している。図2Cに示すスタンバイ状態から図2Aに示す通常状態、図2dに示す第1の省電力状態、図2Eに示す第2の省電力状態に遷移した時、操作部8の操作表示画面が起動・操作できる状態となる。
図3は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した外部記憶装置I/F32に外部記憶装置33が接続されたことを認識して実行される電力制御例である。なお、各ステップは、CPU13がHDD14等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
以下、説明では、外部記憶装置33の一例として、USBストレージが接続された場合を想定し、前述のとおり、図2Bに示したスリープ状態ではUSBストレージを認識できないため、フローチャートの開始における画像形成装置1の電力状態は、図2Cに示したスタンバイ状態として記述する。
画像形成装置1の電力状態が図2Cに示すスタンバイ状態にあるとき、S301で、CPU13が外部記憶装置I/F32を介してUSBストレージが接続されていると認識し、S302に移行する。S302で、ユーザが画像形成装置1を操作できるようCPU13は操作部8の操作表示画面を起動し、S303に移行する。
S303で、CPU13は接続されているUSBストレージが、画像形成装置1が図2Cに示したスタンバイ状態中に新規に接続されたかを判断する。ここで、USBストレージが新規に接続されたとCPU13が判断した場合は、CPU13に対してconnect信号が入力される。
このため、connect信号がCPU13に対して入力されている場合、USBストレージが新規接続であり、connect信号が入力されていない場合は。既にUSBストレージが接続された状態のままで接続状態に変化がなかった場合(つまり、新規接続ではない)と判断できる。
このとき、USBストレージが新規接続であるとCPU13が判断した場合は、S304に移行し、新規接続でないとCPU13が判断した場合は、CPU13は通電等の処理を行わない。
S304で、CPU13は外部記憶装置I/F32を介して、USBストレージに対してデータ検出処理をする。ここで、CPU13がUSBストレージ内のデータを検出した場合、S305に移行し、データを検出できなかったとCPU13が判断した場合、CPU13は通電等の処理を行わない。
S305で、CPU13は、スキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27、プリンタ部電力28を通電し、画像形成装置1の電力状態を図2Aの通常状態に遷移させる。
なお、S304で、CPU13がUSBストレージ内のデータを検出できないとCPU13が判断した場合、ユーザはスキャンしたデータをUSBストレージ内に格納することが考えられる。このとき、S305で、CPU13が特定されるスキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27を通電し、画像形成装置1の電力状態を図2Dに示す第1の省電力状態に遷移させるように制御しても構わない。
例えば、ユーザがUSBストレージを画像形成装置1の外部記憶装置I/F32に接続する場合、USBストレージ内にデータがないとき、USBストレージからのプリントは実行できない。このため、本実施形態では、プリンタ装置4へ通電しないため、消費電力を抑えることが可能となる。
また、USBストレージ内にデータがある場合、ユーザはUSBストレージからのプリントを行う可能性がある。このため、データがある場合にはプリンタ装置4へ通電するため、予めプリンタ装置4内の定着ユニットを昇温することが可能となり、効率的にプリントジョブを実行できる。
〔第2実施形態〕
図4は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した外部記憶装置I/F32に外部記憶装置33が接続されたことを認識して実行される電力制御例である。なお、各ステップは、CPU13がHDD14等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
なお、本実施形態では、第1実施形態と同様、外部記憶装置33はUSBストレージとし、前述のとおり、図2Bに示すスリープ状態ではUSBストレージを認識できないため、フローチャートの開始における画像形成装置1の電力状態は、図2Cに示すスタンバイ状態として記述する。
画像形成装置1の電力状態が図2Cに示すスタンバイ状態にあるとき、S401で、CPU13が外部記憶装置I/F32を介してUSBストレージが接続されていると認識し、S402に移行する。
S402で、ユーザが画像形成装置1を操作できるようCPU13は操作部8の操作表示画面を起動し、S403に移行する。S403で、CPU13は接続されているUSBストレージが、画像形成装置1が図2Cに示すスタンバイ状態中に新規に接続されたかを判断する。ここで、USBストレージが新規に接続されたとCPU13が判断した場合は、CPU13に対してconnect信号が入力される。
このため、connect信号が入力されていると判断された場合は、USBストレージが新規接続状態であり、connect信号が発行されていないと判断した場合は接続された状態のままであった(つまり、新規接続ではない)と判断できる。
このとき、USBストレージが新規接続であると判断した場合は、S404に移行し、新規接続でないと判断した場合は、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
S404で、CPU13は外部記憶装置I/Fを介して、USBストレージに対してデータ検出処理をする。ここで、CPU13がUSBストレージ内のデータを検出したと判断した場合、S405に移行し、データを検出できないと判断した場合、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
S405で、CPU13は外部記憶装置I/Fを介して、USBストレージ内のデータ種別を検出する。
ここで、CPU13がUSBストレージ内に画像形成装置1が印刷可能なデータを検出しているかどうかを判断する。ここで、画像形成装置1が印刷可能なデータを検出しているとCPU13が判断した場合、S406に移行し、印刷可能なデータを検出できていないとCPU13が判断した場合、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
S406で、CPU13はスキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27、プリンタ部電力28を通電し、画像形成装置1の電力状態を図2Aの通常状態に遷移させるように制御する。
なお、S404およびs405で、CPU13がUSBストレージ内のデータを検出できないと判断した場合および印刷可能なデータを検出できないと判断した場合、ユーザはスキャンしたデータをUSBストレージ内に格納することが考えられる。このとき、s406で、CPU13が特定されるスキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27を通電し、画像形成装置1の電力状態を図2Dの第1の省電力状態に遷移させるように制御しても構わない。
例えば、ユーザがUSBストレージを画像形成装置1の外部記憶装置I/F32に接続する場合、USBストレージ内に画像形成装置1が印刷可能なデータでないとき、USBストレージからのプリントは実行できない。このため、第2実施形態ではプリンタ装置4へ通電しないため、消費電力を抑えることが可能となる。
また、USBストレージ内に印刷可能なデータがある場合、ユーザはUSBストレージからのプリントを実行できる。このため、印刷可能なデータがある場合にはプリンタ装置4へ通電するため、予めプリンタ装置4内の定着ユニットを昇温することが可能となり、効率的にプリントジョブを実行できる。また、USBストレージ内データが印刷可能か否かの判定は、画像形成装置1がデータの拡張子やマジックナンバー等を参照することで実現可能である。
図5は、本実施形態を示す画像形成装置による印刷可能性の判断情報を示す図である。本例は、USBストレージ内データが印刷可能か否かの判断を、データの拡張子で判断する例である。
図5において、例えば、pdf/jpeg/tiffは画像データであり、画像形成装置1にデータを解析する手段があるため、印刷可能と判定される。
doc(Word)/xlS(Excel)は、画像形成装置1内にデータを解析する手段がないため、印刷不可能と判定される。なお、exe(実行ファイル)は画像データではなく、mpegやaviは動画データであるため、印刷対象外となり印刷不可能と判定される。
〔第3実施形態〕
図6は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した外部記憶装置I/F32に外部記憶装置33が接続されたことを認識して実行される電力制御例である。なお、各ステップは、CPU13がHDD14等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
なお、本実施形態では、第1実施形態と同様、外部記憶装置33はUSBストレージとし、前述のとおり、図2Bに示すスリープ状態ではUSBストレージを認識できない。このため、フローチャートの開始における画像形成装置1の電力状態は、図2Cに示すスタンバイ状態として記述する。
画像形成装置1の電力状態が図2Cに示すスタンバイ状態にあるとき、S601で、CPU13が外部記憶装置I/F32を介してUSBストレージが接続されていると認識し、S602に移行する。S602で、ユーザが画像形成装置1を操作できるようCPU13は操作部8の操作表示画面を起動し、S603に移行する。
S603で、画像形成装置1はスリープ状態から復帰するための内部処理を実行し、S604に移行する。
S604で、CPU13は接続されているUSBストレージが、画像形成装置1が図2Cに示すスタンバイ状態中に新規に接続されたかを判断する。ここで、USBストレージが新規に接続されたとCPUが判断した場合は、外部記憶装置I/F32からCPU13に対してconnect信号が入力される。
このため、外部記憶装置I/F32からconnect信号が発行されている場合はUSBストレージが新規接続であり、外部記憶装置I/F32からconnect信号が発行されていない場合は接続された状態のままであったと判定できる。つまり、新規接続ではないと判定される。
このとき、USBストレージが新規接続であるとCPU13が判断した場合は、S605に移行し、新規接続でないとCPU13が判断した場合は、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
S605で、CPU13は外部記憶装置I/Fを介して、USBストレージに対して制御用テキストデータを検出しているかどうかを判断する。
ここで、CPU13がUSBストレージ内の制御用テキストデータ(Power.txt)を検出したと判断した場合、S606に移行し、データを検出できないとCPU13が判断した場合、S607に移行する。画像形成装置は全箇所を通電させるため、図2Cに示す通常状態に入る。
S606で、CPU13は、Power.txtの記載内容を解析して、通電箇所を決める。本実施形態で通電可能な箇所はスキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27、プリンタ部電力28である。その後、S608に移行する。
S608では、CPU13はS606で決められた通電箇所に対して通電するように図1に示したスイッチを制御する。前述通り制御用テキストデータ(Power.txt)は存在しないとCPU13が判断した場合、全ての機能(スキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27、プリンタ部電力28である)に通電して、本処理を終了する。なお、S607では、画像形成装置は全箇所を通電させるため、電力状態は、図2Aの通常状態に入る。
例えば、ユーザがプリント専用のUSBストレージにPower.txt(プリンタはON、他機能全てOFF)を格納して、画像形成装置1の外部記憶装置I/F32に接続する場合、制御用テキストデータを解析した結果、プリンタ装置4にしか通電しないため、消費電力を抑えることが可能となる。このため、データがある場合にはプリンタ装置4へ通電し、予めプリンタ装置4内の定着ユニットを昇温することが可能となり、効率的にプリントジョブを実行できる。
図7は、図1に示した外部記憶装置33に記憶される制御用テキストデータの一例を示す図である。本例は、制御用テキストデータにプリンタ、スキャン、FAX送信処理という機能とその通電状態が記載されている。
画像形成装置1はこの制御用テキストデータを参照してCPU13は、、汎用画像処理部27、プリンタ部電力28を通電し、スキャナ部電力26には通電せず、画像形成装置1の電力状態を図2Eに示す第2の省電力状態へ遷移させる制御を実行する。
〔第4実施形態〕
図8は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した外部記憶装置I/F32に外部記憶装置33が接続されたことを認識して実行される電力制御例である。なお、各ステップは、CPU13がHDD14等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
なお、本実施形態では、第1実施形態と同様、外部記憶装置33はUSBストレージとし、前述のとおり、図2Bに示すスリープ状態ではUSBストレージを認識できない。このため、フローチャートの開始における画像形成装置1の電力状態は、図2Cに示すスタンバイ状態として記述する。なお、S601〜S607に関しては、図6で説明済であるため、省略する。
S708で、CPU13は、usbストレージから読み出したPower.txtの中身を解析して、行われるジョブに応じた通電順番を図9に示す制御要テキストデータに基づいて決める。その後S709に移行する。
S709では、CPU13がPower.txtで指定された通り通電する。一部自動的に行えるジョブ(たとえば文書・画像の印刷)は自動的に行う。それによってユーザの手間を省けることができる。また不要な箇所の電源を切り落とすことで消費電力を抑えることができる。
なお、前述通り制御用テキストデータ(Power.txt)は存在しない場合全ての機能(スキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27、プリンタ部電力28である)に通電する。これによってどんな状況でもユーザは画像形成装置を利用できるようになる。
図9は、図1に示した外部記憶装置33に記憶される制御用テキストデータの一例を示す図である。本例は、制御用テキストデータにプリンタ、スキャン、FAX送信処理という機能とその通電順番・実行ターゲットが記載されている。画像形成装置1はこのデータを参照して順次に機能に通電して、一部ジョブを自動的に実行することもある。
なお、図9に示す例では、以下の順番で電力制御が実行される。
制御用テキストデータによれば、プリント→コピー→スキャン→処理して発送と記憶されている。そこで、CPU13は、画像形成装置の電力状態を以下のように遷移させるように制御する。図2Eに示す第2の省電力状態→図2Aに示す通常状態→図2Dに示す第1の省電力状態→図2Fに示す第3の省電力状態。
これにより、図1に示したハードウエアのうち、通電する箇所は以下通り遷移する。
図2Eに示す第2の省電力状態では、汎用画像処理部27とプリンタ部電力28に通電ンする。そして、図2Aに示す通常状態では、汎用画像処理部27、プリンタ部電力28、スキャナ部電力26を通電する。そして、図2Dに示す第1の省電力状態では、汎用画像処理部27、スキャナ部電力26を通電し、図2Fに示す第3の省電力状態では、汎用画像処理部27を通電する。
この中で、印刷と処理のターゲットは指定されているため、画像形成装置は自動的に印刷処理を実行して、外部記憶装置に記憶されたテキストデータで指定されたファイル(Print.jpg)を出力する。そして、第4番目の処理では、処理結果を指定されたメールアドレス(a@gmail.com)に自動的に送信することができる。しかし、第3番目のスキャンと第2の番目のコピーの場合には、画像形成装置に対してユーザが部数等を操作する必要があるため、自動実行することができない。
このように、第3番目のスキャンと第2の番目のコピーの場合には、画像形成装置に対してユーザが部数等を操作する必要があるので、必要に応じて通電することで消費電力削減を実現できる。また、外部記憶装置に記憶されたジョブのうち、一部のジョブはユーザが手を加えずにできるため、迅速にジョブを仕上げることができる。これにより、通電時間の削減でさらに電力消費を削減できる。
〔第5実施形態〕
図10は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した外部記憶装置I/F32に外部記憶装置33が接続されたことを認識して実行される電力制御例である。なお、各ステップは、CPU13がHDD14等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
なお、本実施形態では、第1実施形態と同様、外部記憶装置33はUSBストレージとし、前述のとおり、図2Bに示すスリープ状態ではUSBストレージを認識できない。このため、フローチャートの開始における画像形成装置1の電力状態は、図2Cに示すスタンバイ状態として説明する。
画像形成装置1の電力状態が図2Cに示すスタンバイ状態にあるとき、S1001で、CPU13が外部記憶装置I/F32を介してUSBストレージが接続されていると認識し、S1002に移行する。S1002で、ユーザが画像形成装置1を操作できるようCPU13は操作部8の操作表示画面を起動し、S1003に移行する。
S1003で、CPU13は接続されているUSBストレージが、画像形成装置1が図2Cに示すスタンバイ状態中に新規に接続されたかを判断する。ここで、USBストレージが新規に接続されたとCPU13が判断した場合は、外部記憶装置I/F32からCPU13に対してconnect信号が入力される。
このため、connect信号がCPU13に入力されている場合は、USBストレージが新規接続であると判断でき、connect信号が入力されていない場合は、接続された状態のままであった(つまり、新規接続ではない)とCPU13は判断できる。
このとき、USBストレージが新規接続であるとCPU13が判断した場合は、S1004に移行し、新規接続でないとCPU13が判断した場合は、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
S1004で、CPU13は、USBストレージが読み込み可能であるかを判定する。S1004の詳細については、図11の(A)にて説明する。
S1005で、CPU13は、USBストレージが書き込み可能であるかを判定する。S1005の詳細については、図11の(B)にて説明する。
S1006で、CPU13は、S1004、S1005での判定の結果に応じて、電力状態を以下のように遷移させる制御を実行する。
すなわち、USBストレージが、読み込み可能で、かつ、書き込み可能であると判断できた場合、S1007へ進む。そして、CPU13は、スキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27、プリンタ部電力28を通電し、画像形成装置1の電力状態を図2Aに示す通常状態に遷移させる制御を行い(S1007)、本処理を終了する。
また、USBストレージが、読み込み不可で、かつ、書き込み可能であると判断できた場合、S1008へ進む。そして、CPU13は、特定された読み書き状態に基づいてスキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27を通電し、画像形成装置1の電力状態を図2Dに示す第1の省電力状態に遷移させる制御を実行して(S1008)、本処理を終了する。これは、USBストレージが読み込み不可であり、USBストレージ内部のファイルを読み出しこれをプリントすることが出来ないため、プリント機能が使われる可能性が低いからである。
また、USBストレージが、読み込み可能で、かつ、書き込み不可であると判断できた場合、S1009へ進む。そして、CPU13は、汎用画像処理部電力27、プリンタ部電力28を通電し、画像形成装置1の電力状態を図2Eに示した第2の省電力状態に遷移させる制御を実行して(S1009)、本処理を終了する。これは、USBストレージが書き込み不可であり、スキャン物を格納することができないため、スキャナ機能が使われる可能性が低いからである。
また、USBストレージが、読み込み不可で、かつ、書き込み不可であると判断できた場合、CPU13は通電の処理を行わず、本処理を終了する。
図11は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した外部記憶装置I/F32に外部記憶装置33が接続されたことを認識して実行されるUSBストレージに対する判断処理例である。なお、各ステップは、CPU13がHDD14等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。また、図11の(A)はUSBストレージの読み込み可能判定処理例であり、図11の(B)はUSBストレージの書き込み可能判定処理例である。
まず、図11の(A)に示す読み込み可能判定処理を行う場合は、CPU13はUSBストレージがマウントされているかどうかを判断する。ここで、USBストレージがマウントされていないと判断した場合は、読み込み不可と判定して、本処理を終了する。
一方、S1101で、USBストレージがマウントされていると判断した場合、CPU13は、USBストレージに読み込み可能ファイルが存在するかどうかを判断する。ここで、読込可能なファイルが存在しないと判断した場合は、読み込み不可と判定して、本処理を終了する。
一方、S1102で、読込可能なファイルが存在すると判断した場合、読み込み可能と判定し(S1103)、本処理を終了する。
また、図11の(B)に示すUSBストレージの書き込み可能判定処理を行う場合は、CPU13はUSBストレージについてライトプロテクト(書き込みが禁止されている)されていないかを判断する(S1151)。ここで、USBストレージについてライトプロテクトされていると判断した場合、CPU13はUSBストレージの書き込み可能性は書き込み不可と判断して(S1156)、本処理を終了する。
一方、S1151で、CPU13は、USBストレージの書き込み可能であると判断した場合、USBストレージが書き込み可能でマウントされているかどうかを判断する(S1152)。ここで、USBストレージが書き込み可能でマウントされていないとCPU13が判断した場合、CPU13はUSBストレージの書き込み可能性は書き込み不可と判断して(S1156)、本処理を終了する。
一方、S1152で、USBストレージが書き込み可能でマウントされていると判断した場合、CPU13は、USBストレージにデータを書き込むための空き容量が存在するかどうかを判断する(S1153)。ここで、USBストレージにデータを書き込むための空き容量が存在しないと判断した場合、CPU13はUSBストレージの書き込み可能性は書き込み不可と判断して(S1156)、本処理を終了する。
一方、S1153で、USBストレージにデータを書き込むための空き容量が存在すると判断した場合、CPU13は、データの書き込みテストが成功したかどうかを判断する(S1154)。ここで、データの書き込みテストが成功しないとCPU13が判断した場合、CPU13はUSBストレージの書き込み可能性は書き込み不可と判断して(S1156)、本処理を終了する。
一方、S1154で、USBストレージにデータの書き込みテストが成功したと判断した場合、CPU13は、CPU13はUSBストレージの書き込み可能性は書き込み可能と判断して(S1155)、本処理を終了する。
なお、S1151でのライトプロテクトとは、「誤消去防止スイッチ」などの名称で、USBストレージ本体の側面、もしくは、裏面についているスイッチが、有効になっている状態のことを示す。例えば、SDカードでは、カードの表面の左横部に誤消去防止スイッチが配置されており、メモリスティックでは、カードの裏面中央部に誤消去防止スイッチが配置されている。
なお、第1〜第5実施形態では、図2Cに示すスタンバイ状態時にUSBストレージが新規に接続された場合について記載した。これに対して、図2Bに示すスリープ状態時でもハードウエア的にUSBストレージが新規に接続されたかを判定できれば、本実施形態を適用できる。
また、USBストレージが接続されたときの処理として、図2のいずれの電力状態へ移行するかをユーザが設定可能(例えば、操作部8で設定)であってもよい。
〔第6実施形態〕
図12は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した外部記憶装置I/F32に外部記憶装置33が接続されたことを認識して実行される電力制御例である。なお、各ステップは、CPU13がHDD14等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
なお、本実施形態では、第1実施形態と同様、外部記憶装置33はUSBストレージとし、前述のとおり、図2Bに示すスリープ状態ではUSBストレージを認識できない。このため、フローチャートの開始における画像形成装置1の電力状態は、図2Cに示すスタンバイ状態として説明する。
画像形成装置1の電力状態が図2Cに示すスタンバイ状態にあるとき、S1201で、CPU13が外部記憶装置I/F32を介してUSBストレージが接続されていると認識し、S1202に移行する。S1202で、ユーザが画像形成装置1を操作できるようCPU13は操作部8の操作表示画面を起動し、S1203に移行する
S1203で、CPU13は接続されているUSBストレージが、画像形成装置1が図2Cに示すスタンバイ状態中に新規に接続されたかを判断する。ここで、USBストレージが新規に接続されたとCPU13が判断した場合は、外部記憶装置I/F32からCPU13に対してconnect信号が入力される。このため、connect信号がCPU13に入力されている場合はUSBストレージが新規接続であり、connect信号が入力されていない場合は接続された状態のままであった(つまり、新規接続ではない)とCPU13は判定できる。
このとき、USBストレージが新規接続であるとCPU13が判断した場合は、S1204に移行し、新規接続でないと判断した場合は、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
そして、S1204では、CPU13は外部記憶装置I/Fを介して、USBストレージに対してデータ検出処理をする。具体的には、CPU13がUSBストレージ内のデータを検出しているかどうかを判断する。ここで、USBストレージ内のデータを検出しているとCPU13が判断した場合、S1205に移行し、データを検出できないとCPU13が判断した場合、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
S1205で、USBストレージ内に画像形成装置1が印刷可能なデータを検出しているかどうかを判断する。ここで、CPU13が印刷可能なデータを検出していないと判断した場合は、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
一方、S1205で、USBストレージ内に画像形成装置1が印刷可能なデータを検出しているとCPU13が判断した場合は、S1206へ進む。
S1206で、CPU13はUSBストレージ内に画像形成装置1が印刷可能なデータを識別処理するためにライセンス(権限)が必要であるか(権限状態)どうかを判断する。
これは、画像形成装置1において、一部制限された機能がある。そこで、一部制限された機能のライセンスを有効にすることによって、ユーザは当該機能を使用させることができる。そして、一部制限された機能のライセンスが画像形成装置1において有効であるとCPU13が判断した場合、例えばハードディスク装置14等の不揮発性記憶装置に当該機能のライセンスを有効にするライセンスフラグを立てる。そして、CPU13は、ハードディスク装置14にアクセスし、ライセンスフラグが立っていれば当該機能が使用可能であると判定して処理を進める。
ここで、印刷可能データを処理するためにライセンスが必要であるとCPU13が判断した場合、S1207に移行し、ライセンスが必要でないと判断した場合、S1208に移行する。そして、CPU13は、ライセンスから特定される処理手段に対応するスキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27、プリンタ部電力28を通電し、画像形成装置1の電力状態を図2(A)に示した通常状態にする。
S1207では、さらに、CPU13は画像形成装置1に印刷可能データを処理するためのライセンスが有効であるかどうかを判断する。ここで、印刷可能データを処理するためのライセンスが有効であるとCPU13が判断した場合、S1208に移行する。そして、CPU13はスキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27、プリンタ部電力28を通電し、画像形成装置1の電力状態を図2(A)に示す通常状態にして、本処理を終了する。
一方、S1207で、ライセンスが有効でないとCPU13が判断した場合、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
これにより、例えば、図5において、doc/xlsといったデータはライセンスを有効すると画像形成装置1で処理が可能とする。このような状態で、ユーザがUSBストレージを画像形成装置1の外部記憶装置I/F32に接続する場合、USBストレージ内にdoc/xlsといったデータしかない場合、画像形成装置1にdoc/xlsを処理するためのライセンスが有効でないと、USBストレージからのプリントは実行できない。
このため、本実施形態ではプリンタ装置4へ通電しないため、消費電力を抑えることが可能となる。また、画像形成装置1にdoc/xlsを処理するためのライセンスが有効であれば、ユーザはUSBストレージからのプリントを実行できる。
このため、印刷可能なデータがある場合にはプリンタ装置4へ通電するため、予めプリンタ装置4内の定着ユニットを昇温することが可能となり、効率的にプリントジョブを実行できる。
なお、USBストレージ内の検出したデータにライセンスが必要なデータ、不要なデータが存在する場合、第1実施形態のように検出したデータが印刷可能であればプリンタ装置4へ通電してもよい。また、第6実施形態はUSBストレージ接続時だけでなく、コンピュータ10からLAN9を介して送られてきたデータであっても適用できる。
〔第7実施形態〕
図13は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した外部記憶装置I/F32に外部記憶装置33が接続されたことを認識して実行される電力制御例である。なお、各ステップは、CPU13がHDD14等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
なお、本実施形態では、第1実施形態と同様、外部記憶装置33はUSBストレージとし、前述のとおり、図2Bに示すスリープ状態ではUSBストレージを認識できない。このため、フローチャートの開始における画像形成装置1の電力状態は、図2Cに示すスタンバイ状態として説明する。
画像形成装置1の電力状態が図2Cに示すスタンバイ状態にあるとき、S1301で、CPU13が外部記憶装置I/F32を介してUSBストレージが接続されていると認識し、S1302に移行する。S1302で、ユーザが画像形成装置1を操作できるようCPU13は操作部8の操作表示画面を起動し、S1303に移行する
S1303で、CPU13は接続されているUSBストレージが、画像形成装置1が(c)スタンバイ状態中に新規に接続されたかを判断する。ここで、USBストレージが新規に接続された場合は、CPU13に対して外部記憶装置I/F33からconnect信号が入力される。このため、connect信号が入力されている場合は、USBストレージが新規接続であり、connect信号が発行されていない場合は接続された状態のままであった(つまり、新規接続ではない)とCPU13は判断できる。
ここで、USBストレージが新規接続であるとCPU13が判断した場合は、S1304に移行し、新規接続でないとCPU13が判断した場合は、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
そして、S1304では、CPU13は外部記憶装置I/Fを介して、USBストレージに対してデータ検出処理をする。具体的には、CPU13がUSBストレージ内のデータを検出しているかどうかを判断する。ここで、USBストレージ内のデータを検出しているとCPU13が判断した場合、S1305に移行し、データを検出できないとCPU13が判断した場合、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
S1305で、S1304で検出されたデータにCPU13はアクセスし、データをオープンしようとする。S1306で、CPU13がアクセスしたUSBストレージ内データをオープン可能か否か判断する。ここで、オープン可能とCPU13が判断した場合、S1307に移行し、オープンできないとCPU13が判断した場合は、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
S1307では、CPU13はオープンの可否から特定されるスキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27、プリンタ部電力28を通電し、画像形成装置1の電力状態を図2(A)に示す通常状態にして、本処理を終了する。
ここで、データがオープンできない場合とは、例えばデータにパスワードがかけられている、暗号化されている、画像変換できない等が考えられる。もし、USBストレージ内のデータすべてオープンできなければ、USBストレージ内に画像形成装置1が印刷できるデータがないということと同等なので、プリンタ装置4へ通電しない。このため、本実施形態では、消費電力を抑えることが可能となる。また、1つでもUSBストレージ内のデータをオープンできれば、プリンタ装置4へ通電する。このため、予めプリンタ装置4内の定着ユニットを昇温することが可能となり、効率的にプリントジョブを実行できる。
〔第8実施形態〕
図14は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した外部記憶装置I/F32に外部記憶装置33が接続されたことを認識して実行される電力制御例である。なお、各ステップは、CPU13がHDD14等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。なお、図14の(a)は、USBストレージに記憶されたデータの更新履歴状態(更新回数状態)を判断して、通電処理を制御する例である。また、図14の(b)は、USBストレージに記憶されたデータに付加されているバージョン情報を判断して、通電処理を制御する例である。
なお、本実施形態では、第1実施形態と同様、外部記憶装置33はUSBストレージとし、前述のとおり、図2Bに示すスリープ状態ではUSBストレージを認識できない。このため、フローチャートの開始における画像形成装置1の電力状態は、図2Cに示すスタンバイ状態として説明する。
画像形成装置1の電力状態が図2Cに示すスタンバイ状態にあるとき、S1401で、CPU13が外部記憶装置I/F32を介してUSBストレージが接続されていると認識し、S1402に移行する。S1402で、ユーザが画像形成装置1を操作できるようCPU13は操作部8の操作表示画面を起動し、S1403に移行する
S1403で、CPU13は接続されているUSBストレージが、画像形成装置1が(c)スタンバイ状態中に新規に接続されたかを判断する。ここで、USBストレージが新規に接続された場合は、CPU13に対して外部記憶装置I/F33からconnect信号が入力される。このため、connect信号が入力されている場合は、USBストレージが新規接続であり、connect信号が発行されていない場合は接続された状態のままであった(つまり、新規接続ではない)とCPU13は判断できる。
ここで、USBストレージが新規接続であるとCPU13が判断した場合は、S1404に移行し、新規接続でないとCPU13が判断した場合は、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
そして、S1404では、CPU13は外部記憶装置I/Fを介して、USBストレージに対してデータ検出処理をする。具体的には、CPU13がUSBストレージ内のデータを検出しているかどうかを判断する。ここで、USBストレージ内のデータを検出しているとCPU13が判断した場合、S1405に移行し、データを検出できないとCPU13が判断した場合、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
S1405で、CPU13はS1404で検出されたデータにアクセスし、データの更新履歴を参照し、S1406に移行する。S1406で、CPU13がアクセスしたUSBストレージ内データの更新履歴が所定値以上であるか判断する。ここで、所定値以上であるとCPU13が判断した場合、S1407に移行し、所定以上でないとCPU13が判断した場合、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
S1407では、CPU13は更新履歴(更新回数状態)から特定されるスキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27、プリンタ部電力28を通電し、画像形成装置1の電力状態を図2(A)に示す通常状態にして、本処理を終了する。
なお、本実施形態では、データの更新履歴の所定値は年月日とし、工場出荷時に規定値を設定する場合や、ユーザが操作部8やコンピュータ10等で変更できるものとする。
また、もしUSBストレージ内のデータすべての更新履歴が所定値以上できなければ、USBストレージ内に印刷する必要のあるデータがないということと同等なので、プリンタ装置4へ通電しない。
図14の(b)では、S1421〜S1424までは、S1401〜S1404と同様の処理であるので、説明を省略する。
S1425で、CPU13はS1424で検出されたデータにアクセスし、データのバージョンを参照し、S1426に移行する。S1426で、CPU13がアクセスしたUSBストレージ内データのバージョンが所定値以上であるか判断する。ここで、所定値以上であるとCPU13が判断した場合、S1427に移行し、所定以上でないと判断した場合、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
S1427では、CPU13はバージョンから特定されるスキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27、プリンタ部電力28を通電し、画像形成装置1の電力状態を図2(A)に示す通常状態にして、本処理を終了する。
本実施形態で、データのバージョンの所定値とは、例えばテキストデータに文書作成ソフトウェアのバージョンが組み込まれているときや、使用した文書作成ソフトウェアによって拡張子が変わる場合が考えられる。バージョンの所定値も更新履歴の所定地同様、工場出荷時に規定値を設定する場合や、ユーザが操作部8やコンピュータ10等で変更できるものとする。もしUSBストレージ内のデータすべての更新バージョンが所定値以上できなければ、USBストレージ内に印刷する必要のあるデータがないということと同等なので、プリンタ装置4へ通電しない。このため、本実施形態では、消費電力を抑えることが可能となる。
また、1つでもUSBストレージ内のデータの更新履歴またはバージョンが所定値以上であれば、プリンタ装置4へ通電する。このため、予めプリンタ装置4内の定着ユニットを昇温することが可能となり、効率的にプリントジョブを実行できる。
〔第9実施形態〕
図15は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した外部記憶装置I/F32に外部記憶装置33が接続されたことを認識して実行される電力制御例である。なお、各ステップは、CPU13がHDD14等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
なお、本実施形態では、第1実施形態と同様、外部記憶装置33はUSBストレージとし、前述のとおり、図2Bに示すスリープ状態ではUSBストレージを認識できない。このため、フローチャートの開始における画像形成装置1の電力状態は、図2Cに示すスタンバイ状態として説明する。
画像形成装置1の電力状態が図2Cに示すスタンバイ状態にあるとき、S1501で、CPU13が外部記憶装置I/F32を介してUSBストレージが接続されていると認識し、S1502に移行する。S1502で、ユーザが画像形成装置1を操作できるようCPU13は操作部8の操作表示画面を起動し、S1503に移行する
S1503で、CPU13は接続されているUSBストレージが、画像形成装置1が(c)スタンバイ状態中に新規に接続されたかを判断する。ここで、USBストレージが新規に接続された場合は、CPU13に対して外部記憶装置I/F33からconnect信号が入力される。このため、connect信号が入力されている場合は、USBストレージが新規接続であり、connect信号が発行されていない場合は接続された状態のままであった(つまり、新規接続ではない)とCPU13は判断できる。
ここで、USBストレージが新規接続であるとCPU13が判断した場合は、S1504に移行し、新規接続でないとCPU13が判断した場合は、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
S1504で、CPU13は、現在画像形成装置1を使用しているユーザがUSBストレージの使用を許可されているユーザか、すなわち記憶されたデータを利用可能なユーザであるか否かを判断する。ここで、当該ユーザが許可されているとCPU13が判断した場合は、S1505に移行し、許可されていないとCPU13が判断した場合は、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
ここで、ユーザ認証は、画像形成装置1内部にあるハードディスク装置14等の不揮発性記憶装置にあるユーザ認証プログラムやLAN9等の外部機器と接続しているI/Fを介して、外部機器でユーザ認証を実施するものとする。
S1505で、CPU13は特定されたユーザに基づいて外部記憶装置I/Fを介して、USBストレージ内にデータがあるかどうかを判断する。ここで、CPU13がUSBストレージ内にデータがあると判断した場合、S1506に移行し、CPU13がUSBストレージ内にデータがないと判断した場合、CPU13は通電等の処理を行わず、本処理を終了する。
S1506で、CPU13はスキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27、プリンタ部電力28を通電し、画像形成装置1の電力状態を図2の(A)に示す通常状態に遷移させる制御を実行して、本処理を終了する。
なお、S1505で、CPU13がUSBストレージ内のデータを検出できなかった場合、ユーザはスキャンしたデータをUSBストレージ内に格納することが考えられる。このとき、S1505で、CPU13がスキャナ部電力26、汎用画像処理部電力27を通電し、画像形成装置1の電力状態を図2(D)に示す第1の省電力状態に遷移させるように制御しても構わない。
例えば、管理職以上でないとUSBストレージの使用を許可されていないオフィスであれば、ユーザ認証機能で現在画像形成装置を使用しているユーザが管理職か否かを判定する。管理職以上と判定されれば、ユーザはUSBストレージを使用することが許可されているため、USBストレージ内のデータ判定によるプリンタ装置4への通電判定に移行する。このため、第9実施形態では使用許可がないユーザがUSBストレージを画像形成装置に接続しても、プリンタ装置4へ通電しないため、消費電力を抑えることが可能となる。なお、上記第1〜第9実施形態では、図2Cに示すスタンバイ状態時にUSBストレージが新規に接続された場合について説明した。これに対して、図2Bに示すスリープ状態時でもハードウエア的にUSBストレージが新規に接続されたかを判定できれば、本実施例を適用できる。
また、USBストレージが接続されたときの処理として、図2のいずれの電力状態へ移行するかをユーザが設定可能(例えば、操作部8で設定)であってもよい。
なお、上記第1〜第9実施形態を有機的、かつ、複合的に組み合わせ、USBストレージ接続時の消費電力低減を実現してもよい。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
1 画像形成装置
2 スキャナ装置
3 コントローラ
4 プリンタ装置
5 画像処理ユニット

Claims (22)

  1. 所定の画像処理を行うための複数の処理手段と、
    外部記憶手段を接続する接続手段と、
    前記外部記憶手段が接続されることに応じて、当該外部記憶手段に記憶された情報を識別する識別手段と、
    識別した情報に応じて前記複数の処理手段のうち、電源を給電すべき処理手段を特定する特定手段と、
    特定された処理手段へ電源を給電する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 所定の画像処理を行う複数の処理手段と、
    外部記憶手段を接続する接続手段と、
    前記外部記憶手段が接続されることに応じて、当該外部記憶手段にデータを読み書き状態を識別する識別手段と、
    識別した読み書き状態に応じて前記複数の処理手段のうち、電源を給電すべき処理手段を特定する特定手段と、
    特定された処理手段へ電源を給電する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 所定の画像処理を行う複数の処理手段と、
    外部記憶手段を接続する接続手段と、
    前記外部記憶手段が接続されることに応じて、当該外部記憶手段に記憶されたデータに対する権限状態を識別する識別手段と、
    識別した権限状態に応じて前記複数の処理手段のうち、電源を給電すべき処理手段を特定する特定手段と、
    特定された処理手段へ電源を給電する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 所定の画像処理を行う複数の処理手段と、
    外部記憶手段を接続する接続手段と、
    前記外部記憶手段が接続されることに応じて、当該外部記憶手段に記憶されたデータに対する更新回数状態を識別する識別手段と、
    識別した更新回数状態に応じて前記複数の処理手段のうち、電源を給電すべき処理手段を特定する特定手段と、
    特定された処理手段へ電源を給電する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 所定の画像処理を行う複数の処理手段と、
    外部記憶手段を接続する接続手段と、
    前記外部記憶手段が接続されることに応じて、当該外部記憶手段に記憶されたデータに付加されるバージョン情報を識別する識別手段と、
    識別したバージョン情報に応じて前記複数の処理手段のうち、電源を給電すべき処理手段を特定する特定手段と、
    特定された処理手段へ電源を給電する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 所定の画像処理を行う複数の処理手段と、
    外部記憶手段を接続する接続手段と、
    前記外部記憶手段が接続されることに応じて、当該外部記憶手段に記憶されたデータを利用可能なユーザであるかどうかを識別する識別手段と、
    識別したユーザに応じて前記複数の処理手段のうち、電源を給電すべき処理手段を特定する特定手段と、
    特定された処理手段へ電源を給電する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 所定の画像処理を行う複数の処理手段と、
    外部記憶手段を接続する接続手段と、
    前記外部記憶手段が接続されることに応じて、当該外部記憶手段に記憶されたデータをオープン可能かどうかを識別する識別手段と、
    前記データをオープン可能であると識別した場合、前記複数の処理手段のうち、電源を給電すべき処理手段を特定する特定手段と、
    特定された処理手段へ電源を給電する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記処理手段は、印刷手段と、読取手段と、画像処理手段と、前記印刷手段と、前記読取手段と、前記画像処理手段とを制御する制御手段と、を含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記外部記憶手段に記憶された情報は、印刷データ、電源指示データ、制御テキストデータであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  10. 前記識別手段は、前記外部記憶手段にデータに書き込み制限が設定されている場合、前記外部記憶手段にデータを書き込み可能な空き容量がない場合、前記外部記憶手段を認識できない場合、データを書き込みできない状態であると識別することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  11. 前記識別手段は、前記外部記憶手段を認識できない場合、データを読み込みできない状態であると識別することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  12. 前記制御手段は、前記外部記憶手段からデータを読み込みできない状態で、かつ、データを書き込みできる状態であると識別した場合、前記処理手段のうち、印刷手段に電源を給電しないように制御することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  13. 前記制御手段は、前記外部記憶手段からデータを読み込みできる状態で、かつ、データを書き込みできない状態であると識別した場合、前記処理手段のうち、読取手段に電源を給電しないように制御することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  14. 前記制御手段は、前記外部記憶手段からデータを読み込みできない状態で、かつ、データを書き込みできない状態であると識別した場合、前記処理手段のうち、印刷手段と読取手段に電源を給電しないように制御することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  15. 所定の画像処理を行うための複数の処理手段と、外部記憶手段を接続する接続手段とを備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記外部記憶手段が接続されることに応じて、当該外部記憶手段に記憶された情報を識別する識別工程と、
    識別した情報に応じて前記複数の処理手段のうち、電源を給電すべき処理手段を特定する特定工程と、
    特定された処理手段へ電源を給電する制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  16. 所定の画像処理を行うための複数の処理手段と、外部記憶手段を接続する接続手段とを備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記外部記憶手段が接続されることに応じて、当該外部記憶手段にデータを読み書き状態を識別する識別工程と、
    識別した読み書き状態に応じて前記複数の処理手段のうち、電源を給電すべき処理手段を特定する特定工程と、
    特定された処理手段へ電源を給電する制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  17. 所定の画像処理を行うための複数の処理手段と、外部記憶手段を接続する接続手段とを備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記外部記憶手段が接続されることに応じて、当該外部記憶手段に記憶されたデータに対する権限状態を識別する識別工程と、
    識別した権限状態に応じて前記複数の処理手段のうち、電源を給電すべき処理手段を特定する特定工程と、
    特定された処理手段へ電源を給電する制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  18. 所定の画像処理を行うための複数の処理手段と、外部記憶手段を接続する接続手段とを備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記外部記憶手段が接続されることに応じて、当該外部記憶手段に記憶されたデータに対する更新回数状態を識別する識別工程と、
    識別した更新回数状態に応じて前記複数の処理手段のうち、電源を給電すべき処理手段を特定する特定工程と、
    特定された処理手段へ電源を給電する制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  19. 所定の画像処理を行うための複数の処理手段と、外部記憶手段を接続する接続手段とを備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記外部記憶手段が接続されることに応じて、当該外部記憶手段に記憶されたデータに付加されるバージョン情報を識別する識別工程と、
    識別したバージョン情報に応じて前記複数の処理手段のうち、電源を給電すべき処理手段を特定する特定工程と、
    特定された処理手段へ電源を給電する制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  20. 所定の画像処理を行うための複数の処理手段と、外部記憶手段を接続する接続手段とを備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記外部記憶手段が接続されることに応じて、当該外部記憶手段に記憶されたデータを利用可能なユーザであるかどうかを識別する識別工程と、
    識別したユーザに応じて前記複数の処理手段のうち、電源を給電すべき処理手段を特定する特定工程と、
    特定された処理手段へ電源を給電する制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  21. 所定の画像処理を行うための複数の処理手段と、外部記憶手段を接続する接続手段とを備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記外部記憶手段が接続されることに応じて、当該外部記憶手段に記憶されたデータをオープン可能かどうかを識別する識別工程と、
    前記データをオープン可能であると識別した場合、前記複数の処理手段のうち、電源を給電すべき処理手段を特定する特定工程と、
    特定された処理手段へ電源を給電する制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  22. 請求項15乃至21のいずれか1項に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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