JP2014147893A - フィルタ材及びフィルタ材の製造方法 - Google Patents

フィルタ材及びフィルタ材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】所定寸法の微粒子を精度よく分別する。
【解決手段】複数の貫通孔が設けられることで形成されるフィルタ領域を有する基材と、基材の少なくとも片面に設けられ、複数の貫通孔をそれぞれ露出させる複数の開口が設けられた金属箔と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定寸法の微粒子を分別するフィルタ材及びフィルタ材の製造方法に関する。
フィルタは、医療分野における各種生体物質の分別濾過や、工業分野における異物の分別除去等、種々の用途に用いられている。このようなフィルタには、例えば不織布層をフィルタ材として補強用ネットシートと共に巻きこんで筒型に構成した筒型フィルタや、側面を補強材に覆われた樹脂多孔質体をフィルタ材とする樹脂フィルタ等がある(例えば、特許文献1,2)。これにより、不織布層や樹脂多孔質体の空隙や空孔を透過できない大きな寸法の粒子が分別される。
特開2011−104471号公報 特開2007−222834号公報
しかしながら、上記特許文献1,2の不織布層や樹脂多孔質体をはじめとするフィルタ材が有する空隙や空孔を、例えば5μm未満の微細で均等な寸法に形成することは難しかった。このため、所定寸法の微粒子を精度よく分別することは困難であった。
そこで、本発明は、上記課題を解決し、微細な粒子を精度よく分別できるフィルタ材及びフィルタ材の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は次のように構成されている。
本発明の第1の態様によれば、複数の貫通孔が設けられることで形成されるフィルタ領域を有する基材と、前記基材の少なくとも片面に設けられ、複数の前記貫通孔をそれぞれ露出させる複数の開口が設けられた金属箔と、を備えるフィルタ材が提供される。
本発明の第2の態様によれば、前記貫通孔は、テーパ形状である第1の態様のフィルタ材が提供される。
本発明の第3の態様によれば、前記基材は可撓性を有する樹脂フィルムである第1又は第2の態様のいずれかのフィルタ材が提供される。
本発明の第4の態様によれば、前記金属箔の露出面には、メッキ層が形成されている第1ないし第3の態様のいずれかのフィルタ材が提供される。
本発明の第5の態様によれば、基材の少なくとも片面に設けられた金属箔上にレジスト層を形成し、前記レジスト層をマスクとして、前記金属箔上にレジストパターンを形成するレジストパターン形成工程と、前記レジストパターンをマスクとするエッチングにより前記金属箔に複数の開口を形成する開口形成工程と、前記開口から露出した前記基材の領域に貫通孔を形成してフィルタ領域を形成するフィルタ領域形成工程と、を有するフィルタ材の製造方法が提供される。
本発明の第6の態様によれば、前記フィルタ領域形成工程では、レーザによって前記貫通孔を形成する第5の態様のフィルタ材の製造方法が提供される。
本発明の第7の態様によれば、前記金属箔の露出面に所定厚さのメッキ層を形成するメッキ層形成工程を有する第5又は第6の態様のフィルタ材の製造方法が提供される。
本発明によれば、微細な粒子を精度よく分別できるフィルタ材及びフィルタ材の製造方法を得ることができる。
本発明の一実施形態にかかるフィルタ材の平面概略図である。 本発明の一実施形態にかかるフィルタ材が備えるフィルタ領域の平面概略図である。 本発明の一実施形態にかかるフィルタ材の断面概略図である。 本発明の一実施形態にかかるフィルタ材の製造工程を示す概略フロー図である。
以下に、本発明にかかるフィルタ材及びフィルタ材の製造方法の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
(1)フィルタ材
まず、本実施形態にかかるフィルタ材について、主に図1〜図3を用いて説明する。図1は、本実施形態にかかるフィルタ材の平面概略図である。図2は、本実施形態にかかるフィルタ材が備えるフィルタ領域の平面概略図である。図3は、本実施形態にかかるフィルタ材の断面概略図である。
(基材)
図1に示すように、本実施形態にかかるフィルタ材1は、基材2を備えている。基材2として、例えば可撓性を有する樹脂フィルムが用いられるとよい。例えば、基材2として、ポリイミド(PI)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリアミドイミド(PAI)、アラミドのいずれかを主材料とする樹脂フィルムが用いられるとよい。基材2の厚さは、フィルタ材1の用途等に応じて適宜調整できるが、例えば10μm以上20μm以下であるとよい。基材2の平面形状は、例えば図1に示すような円形とすることができる。この他、基材2の平面形状は、フィルタ材1の用途等に応じて、例えば矩形、楕円形、多角形等の種々の形状としてもよい。
図1及び図2に示すように、基材2は、複数の貫通孔3が設けられることで形成されるフィルタ領域4を備えている。基材2には、複数(例えば4つ)のフィルタ領域4が形成されている。フィルタ領域4の平面形状は、例えば図1及び図2に示すような矩形とすることができる。この他、フィルタ領域4の平面形状は、フィルタ材1の用途等に応じて、例えば、円形や楕円形、多角形、スリット形状等の種々の形状としてもよい。
図3に示すように、貫通孔3は、フィルタ材1の上流側(図3の紙面における貫通孔3の上面)の開口寸法が、フィルタ材1の下流側(図3の紙面における貫通孔3の下面)の開口寸法よりも大きいテーパ形状に形成されているとよい。貫通孔3の上流側の開口及び貫通孔3の下流側の開口の平面形状はそれぞれ、例えばスリット形状(図2参照)の他、円形、楕円形、多角形等の種々の形状とすることができる。基材2に設けられる複数の貫通孔3はそれぞれ、同一形状であって、ほぼ同一の寸法に形成されているとよい。
貫通孔3は、例えばエキシマレーザ等のレーザ加工によって形成されている。これにより、微細な寸法の貫通孔3を、基材2に精度よく形成することができる。例えば、貫通孔3の上面の最短幅が3.8μm以上4.2μm以下であり、貫通孔3の下面の最短幅が1.3μm以上1.9μm以下である微細な貫通孔3を基材2に形成することができる。なお、貫通孔3の最短幅とは、例えば貫通孔3の平面形状がスリット形状や多角形である場合は、貫通孔3の内接円の直径を言い、例えば貫通孔3の平面形状が円形である場合は、貫通孔3の直径を言い、例えば貫通孔3の平面形状が楕円形や長方形等である場合は、貫通孔3の短径を言う。
(金属箔)
基材2の少なくとも片面、好ましくは両面には、金属箔5が設けられている。これにより、フィルタ材1の強度を向上させることができる。金属箔5は、例えば電解めっきやスパッタリングにより、基材2の少なくとも片面に設けられている。金属箔5としては、例えば銅箔を用いることができる。この他、金属箔5として、例えばステンレス鋼(SUS)、アルミニウム(Al)等から成る金属箔5を用いてもよい。金属箔5の厚さは、所望とするフィルタ材1の強度を得ることができる厚さに設定されている。すなわち、金属箔5の厚さは、フィルタ材1の用途等により適宜調整できるが、例えば5μm以上10μm以下であるとよい。
金属箔5には、上述の基材2に設けられた複数の貫通孔3をそれぞれ露出させる複数の開口6が設けられている。開口6は、例えばエッチング加工等により形成される。開口6の平面形状は、上述の貫通孔3を露出させることができる形状であれば、スリット形状、円形、楕円形、多角形等の種々の形状とすることができる。
開口6の寸法は、例えば5μm以上10μm以下とすることができる。なお、開口6の寸法とは、例えば開口6の平面形状がスリット形状や多角形である場合は、開口6の内接円の直径を言い、例えば開口6の平面形状が円形である場合は、開口6の直径を言い、例えば開口6の平面形状が楕円形や長方形等である場合は、開口6の短径を言う。
(メッキ層)
金属箔5の露出面には、メッキ層7が設けられている。メッキ層7は、例えば第1メッキ層8と第2メッキ層9との2層の積層構造を有している。すなわち、メッキ層7は、例えば異なる成分を用いた2段階のメッキ処理を施すことで形成されている。
第1メッキ層8は、メッキ層7のうち主要な厚さを占めるように形成されている。第1メッキ層8は、例えばニッケル(Ni)を主成分とするNiメッキ層である。なお、第1メッキ層8は、この他、例えばスズ(Sn)や金(Au)を主成分とするSnメッキ層やAuメッキ層であってもよい。
第2メッキ層9は、第1メッキ層8とは異なるメッキ材を用いて形成されている。第2メッキ層9は、メッキ層7の最表面に形成され、耐薬品性を有するように構成されている。これにより、フィルタ材1の耐薬品性を向上させることができる。第2メッキ層9の厚さは、第1メッキ層8の厚さよりも薄くなるように形成されている。第2メッキ層9は、例えば金(Au)を主成分とするAuメッキ層である。なお、第2メッキ層9は、例えば白金(Pt)、ロジウム(Rh)等を主成分とするPtメッキ層やRhメッキ層であってもよい。
メッキ層7全体の厚さは、第1メッキ層8としてのNiメッキ層の厚さと略同一の厚さであり、フィルタ材1の用途等により適宜調整できるが、例えば1μm以上2μm以下とすることができる。すなわち、メッキ層7は、例えば、第1メッキ層8として厚さが約1μm〜2μmのNiメッキ層を金属箔5上に形成し、Niメッキ層の一部をAuに置換することで、第2メッキ層9として厚さが0.01μm程度のAuメッキ層をNiメッキ層の上面に形成して設けられている。
(2)フィルタ材の製造方法
次に、本発明の一実施形態に係るフィルタ材1の製造方法の一実施形態について、主に図4を用いて説明する。図4は、本実施形態にかかるフィルタ材1の製造工程を示す概略フロー図である。以下では、例えばロール・ツー・ロール法による製造工程が適用されるフィルタ材1の製造方法について説明する。
(レジストパターン形成工程)
まず、基材2を準備する。基材2として、ポリイミドを主成分とする所定厚さ(例えば12.5μm)の樹脂フィルムを用いる。そして、図4(a)に示すように、基材2の両面に、所定厚さ(例えば6μm)の金属箔5としての銅箔を、例えば電解メッキにより形成する。
次に、基材2の両面に設けられた金属箔5上にそれぞれレジストパターンを形成する。すなわち、図4(b)に示すように、それぞれ金属箔5上に例えばフォトレジストを塗布してレジスト層10を形成する。そして、図4(c)に示すように、レジスト層10に対して露光及び現像を行って、レジスト層10に所定のレジストパターン(例えば直径が10μmの円形状)を形成する。この他、例えばレーザビーム等を用いた、いわゆる直接描画方式等により、レジスト層10に所定のレジストパターンを形成してもよい。
(開口形成工程)
続いて、図4(d)に示すように、レジスト層10に形成された所定のレジストパターンをマスクとして、例えばエッチングにより所定形状の複数の開口6を金属箔5に形成し、開口6から基材2を露出させる。エッチング液としては、例えば、塩化第二鉄(FeCl)溶液や塩化第二銅(CuCl)溶液等を用いることができる。そして、図4(e)に示すように、エッチング処理によって、金属箔5に複数の開口6から基材2が露出したら、レジスト層10を剥離する。
(フィルタ領域形成工程)
次に、図4(f)に示すように、開口6から露出した基材2の領域のそれぞれに貫通孔3を形成する。すなわち、例えばエキシマレーザ等のレーザを用い、開口6から露出した基材2の領域のそれぞれにレーザ光を照射して貫通孔3を形成する。これにより、基材2に複数のテーパ状の貫通孔3が形成され、基材2にフィルタ領域4が形成される。
(メッキ層形成工程)
そして、図4(g)に示すように、例えば無電解メッキにより金属箔5の露出面に、メッキ層7として、所定厚さの第1メッキ層8と所定厚さの第2メッキ層9とを形成する。すなわち、まず、例えばメッキ速度が高く、かつ安価なニッケル(Ni)を用いて、金属箔5の露出面上に第1メッキ層8としてNiメッキ層を形成する。このとき、第1メッキ層8の厚さは、最終的なメッキ層7の厚さと略同一の厚さとなるように、比較的厚く形成する。続いて、例えばメッキ速度が低く、高価ではあるが、耐薬品性に優れる金(Au)を用いて、第1メッキ層8に対する置換メッキを行い、第1メッキ層8上に第2メッキ層9としてのAuメッキ層を形成する。このとき、第2メッキ層9の厚さは、第1メッキ層の厚さよりも薄くなるように形成する。そして、第2メッキ層9をメッキ層7の最表面とする。このように、第1メッキ層8としてNiメッキ層を形成することで、メッキ層7のメッキ時間を短縮することができるとともに、高価なAuメッキ材の使用量を抑えつつ、フィルタ材1の耐薬品性を向上させることができる。
(個片化工程)
その後、基材2をパンチング等により個片化し、円形や短冊状などの所定の形状を備えるフィルタ材1とする。本実施形態にかかるフィルタ材1が製造される。なお、本実施形態では、例えば基材2上に形成された金属箔5の寸法が、個片化後の基材2の寸法より小さくなるように形成されている。これにより、個片化のため基材2をパンチング等する際、金属箔5が切断されることがなく、金属箔5の切削屑等が発生してフィルタ領域4等に付着することを抑制することができる。よって、フィルタ領域4の貫通孔3の目詰まりを抑制し、歩留まりを向上させることができる。
(3)本実施形態にかかる効果
本実施形態によれば、以下に示す1つまたは複数の効果を奏する。
(a)本実施形態によれば、フィルタ材1は、複数の貫通孔3が設けられることで形成されるフィルタ領域4を有する基材2と、基材2の少なくとも片面に設けられ、複数の貫通孔3をそれぞれ露出させる複数の開口6が設けられた金属箔5と、を備えている。これにより、フィルタ材1は、フィルタ材1としての強度を保ちつつ、所定寸法の微粒子を精度よく分別することができる。従って、フィルタ材1は、例えば生体細胞等をはじめとする生体物質や化学物質、或いは、固形の異物やエマルジョン状となった油分等の種々の微粒子を分別することができる。すなわち、フィルタ材1は、例えば、医療分野や、化学分野、各種工業分野等の種々の分野で用いることができる。例えば、フィルタ材1は、配管等の継ぎ手部分に設けられて使用される。
(b)本実施形態によれば、貫通孔3は、フィルタ材1の上流側の開口寸法が、フィルタ材1の下流側の開口寸法よりも大きいテーパ形状に形成されている。これにより、フィルタ材1の貫通孔3内に分別された微粒子が収納されるため、フィルタ材1によって分別した微粒子等を収集する必要がある場合、フィルタ材1によって分別された微粒子を収集しやすくなる。すなわち、トラップ効果を得ることができる。
(c)本実施形態によれば、貫通孔3はレーザによって形成されている。これにより、微細な寸法の貫通孔3を基材2に精度よく形成することができる。例えば、貫通孔3の上面の最短幅が3.8μm以上4.2μm以下であり、貫通孔3の下面の最短幅が1.3μm以上1.9μm以下である微細な貫通孔3を基材2に形成することができる。従って、例えば5μm以下の微細な寸法の粒子を精度よく分別することができる。なお、従来のフィルタ材1では、不織布層や樹脂多孔質体をはじめとするフィルタ材1が有する空隙や空孔を、例えば5μm未満の微細な寸法に形成することは困難な場合があった。
(d)本実施形態によれば、基材2として、可撓性を有する樹脂フィルムを用いている。これにより、フィルタ材1の取り扱いが容易となるとともに、フィルタ材1の変形や破損を抑制することができる。また、フィルタ材1を、用途等に応じて種々の形状に成型することが容易となる。また、所定の樹脂を主材料として選択すれば、フィルタ材1に耐薬品性を付与することができる。
(e)本実施形態によれば、金属箔5の露出面には、メッキ層7が形成されている。これにより、フィルタ材1に耐薬品性を付与することができる。
(f)本実施形態によれば、メッキ層7は無電解メッキにより形成されている。無電解メッキでは、例えば電解メッキ等においてみられるような電界集中が起こりにくい。したがって、メッキ層7の厚さをより均一にすることができる。
(本発明の他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態を具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
上述の実施形態では、メッキ層7を第1メッキ層8と第2メッキ層9との2層により構成したが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、メッキ層7は、単層で構成されていてもよく、あるいは3層以上の複数層で構成されていてもよい。この際、メッキ層7の最表面には、耐薬品性を有するメッキ層が設けられているとよい。
上述の実施形態では、基材2には、4つのフィルタ領域4を設けたが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば基材2には、1つのフィルタ領域4が設けられていてもよく、或いは2つ以上の複数のフィルタ領域4が設けられていてもよい。
1 フィルタ材
2 基材
3 貫通孔
4 フィルタ領域
5 金属箔
6 開口

Claims (7)

  1. 複数の貫通孔が設けられることで形成されるフィルタ領域を有する基材と、
    前記基材の少なくとも片面に設けられ、複数の前記貫通孔をそれぞれ露出させる複数の開口が設けられた金属箔と、を備える
    ことを特徴とするフィルタ材。
  2. 前記貫通孔は、テーパ形状である
    ことを特徴とする請求項1に記載のフィルタ材。
  3. 前記基材は可撓性を有する樹脂フィルムである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフィルタ材。
  4. 前記金属箔の露出面には、メッキ層が形成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のフィルタ材。
  5. 基材の少なくとも片面に設けられた金属箔上にレジスト層を形成し、前記レジスト層をマスクとして、前記金属箔上にレジストパターンを形成するレジストパターン形成工程と、
    前記レジストパターンをマスクとするエッチングにより前記金属箔に複数の開口を形成する開口形成工程と、
    前記開口から露出した前記基材の領域に貫通孔を形成してフィルタ領域を形成するフィルタ領域形成工程と、を有する
    ことを特徴とするフィルタ材の製造方法。
  6. 前記フィルタ領域形成工程では、レーザによって前記貫通孔を形成する
    ことを特徴とする請求項5に記載のフィルタ材の製造方法。
  7. 前記金属箔の露出面に所定厚さのメッキ層を形成するメッキ層形成工程を有する
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のフィルタ材の製造方法。
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