JP2014146562A - 照明装置 - Google Patents

照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014146562A
JP2014146562A JP2013015880A JP2013015880A JP2014146562A JP 2014146562 A JP2014146562 A JP 2014146562A JP 2013015880 A JP2013015880 A JP 2013015880A JP 2013015880 A JP2013015880 A JP 2013015880A JP 2014146562 A JP2014146562 A JP 2014146562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical member
light emitting
cover
guide plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013015880A
Other languages
English (en)
Inventor
Hikaru Maeda
光 前田
Yasuo Uemoto
泰生 上本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2013015880A priority Critical patent/JP2014146562A/ja
Publication of JP2014146562A publication Critical patent/JP2014146562A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)

Abstract

【課題】導光板のランナー部の除去に伴う痕跡に影響されずに、均一な配光特性を得ることができる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置は、器具本体3と、器具本体3の前面に配された複数の半導体発光素子と、複数の半導体発光素子を覆う状態で器具本体3に設けられ且つ半導体発光素子から発せられた光を導光して前方へと出射する導光板25と、導光板25を覆う状態で器具本体3に装着されたカバーとを備え、導光板25は、ランナー部除去に伴う痕跡124を1個以上有する射出成形品であり、痕跡124から出射される光がカバーに直接達するのを規制する規制部材95が痕跡124とカバーとの間に設けられている。
【選択図】図11

Description

本発明は、器具本体の前面に導光板を備える照明装置に関する。
LEDは、長寿命で、小型で発光効率が良く、鮮やかな発光色を有するといった利点を持ち、照明装置等に広く利用されている。このような照明装置の一つとして、例えば、天井に装着される、所謂、シーリングライトがある(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の照明装置は、中央に貫通口を有する器具本体と、器具本体の前面であって貫通口の周りに配された発光部と、器具本体の前側を覆うように器具本体に装着されたカバーとを備える。発光部は、環状に配された複数のLEDと、LEDから発せられて内部に入射した光を導光しつつ前方へと出射する導光板とを備える。導光板は、器具本体の貫通口に合わせて、その中央に貫通孔を有する。
導光板は、樹脂材料から構成され、例えば、射出成形により形成される。一方、導光板内の光は、導光板の前面と後面との間で反射を繰り返す。このため、前面と後面については高い面精度が必要され、樹脂注入用のゲートが導光板の内周面又は外周面に位置するように金型が設計されている。なお、成形時にランナーに成形された樹脂(以下、「ランナー部」という。)の切り離し(除去)は、例えば、ホットニッパー等により行われる。
特開2012−43759号公報
しかしながら、上記照明装置では、ランナー部がホットニッパーにより除去された痕跡にはバリが残存しやすく、均一な配光特性を得るのが困難である。つまり、導光板内を伝播する光は、内周面又は外周面で反射する。この際、周面にバリ等が存在していると、その部分から外部へと光が漏れてしまう。このため、バリが残存している部分での輝度が周りの部分の輝度よりも高くなり、均一な配光特性が得られないのである。
なお、ランナー部の除去に伴う痕跡は、バリが残存していなくても、導光板の光出射面に比べて、表面状態が悪いため、当該痕跡から光が漏れるやすい。
本発明は、上記した課題に鑑み、導光板のランナー部の除去に伴う痕跡に影響されずに、均一な配光特性を得ることができる照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る照明装置は、器具本体と、前記器具本体の前面に配された複数の半導体発光素子と、前記複数の半導体発光素子を覆う状態で前記器具本体に設けられ、前記半導体発光素子から発せられた光を導光して前方へと出射する導光板と、前記導光板を覆う状態で前記器具本体に装着されたカバーとを備え、前記導光板は、ランナー部除去に伴う痕跡を1個以上有する射出成形品であり、前記痕跡から出射される光が前記カバーに直接達するのを規制する規制部材が、前記痕跡と前記カバーとの間に設けられていることを特徴とする。
また、前記器具本体は、引掛けシーリング用の貫通口を中央に有し、前記導光板は、前記貫通口に対応した貫通孔を有し、前記痕跡が前記導光板の内周面及び外周面の少なくとも一方の面に存在していることを特徴とする。あるいは、前記痕跡にはバリが残存し、前記規制部材は、前記バリを前記カバー側から被覆する第1被覆部と、前記バリを前記一方の面と直交する方向であって前記導光板が存在する側と反対側から被覆する第2被覆部とを備えることを特徴とする。
また、前記第1被覆部は、前記導光板における前記カバー側の面であって前記バリ周辺部も被覆することを特徴とする。あるいは、前記痕跡は前記内周面に複数あると共に、当該複数の痕跡に対応して前記規制部材が複数個あり、前記複数の規制部材が、前記導光板の貫通孔に沿って延伸する連結部により連結されていることを特徴とする。
また、前記連結部の横断面形状は、前記規制部材の横断面形状と同じ形状をしていることを特徴とする。あるいは、前記規制部材は前記器具本体に装着されることで、前記第1被覆部が前記導光板を係止していることを特徴とする。
本発明の一態様に係る照明装置は、規制部材を有しているため、痕跡から洩れた光がカバーに達するようなことはない。これにより、カバー上において痕跡に対応する部分が痕跡の周辺に対応する部分より明るくなるようなことはなく、均一な配光特性を得ることができる。
実施形態に係る照明装置の斜視図であり、(a)は下方から見た図、(b)は上方から見た図 照明装置の左半分の断面図 カバーを外し、前面を上に向けた状態の斜視図 図3の状態から外側光学部材と内側光学部材等を外した状態の斜視図 器具本体の前面を上に向けた状態での斜視図 図3における中央部を拡大した図 図2のA部を拡大した図 内側光学部材を半分で切断し、後面を上に向けた斜視図 外側発光部の拡大図 図9のB部を拡大した図 図9のC部を拡大した図 外側光学部材の斜視図 カバーの斜視図であり、(a)は前面を上方に向けた状態を上方から見た斜視図、(b)は後面を上方に向けた状態を上方から見た斜視図 外側光学部材の成形を説明するための図 外側光学部材用の成形物の斜視図 外側光学部材の内周端部周辺の光の伝播状態を説明する図であり、(a)はランナー部の除去に伴う痕跡にバリが存在しない箇所の図、(b)はランナー部の除去に伴う痕跡にバリが存在する箇所の図 外側発光部及び内側発光部を発光させた状態の模式図 外側光学部材の外周端部周辺の拡大図 変形例2に係る規制部材周辺の斜視図
<実施形態>
以下、本発明の一態様に係る照明装置について、図面を参照しながら説明する。なお、各図面における部材の縮尺は実際のものとは異なる箇所もある。
照明装置1は、天井に着脱自在に装着できる、所謂シーリングライトである。照明装置1を床の方から見たときに見える側を照明装置1の前側とし、照明装置1の見えない側を後側とする。また、照明装置1において上下方向又は前後方向は、天井における照明装置1が装着されている面に直交する方向をいい、「下」又は「前」は床のある側を指し、「上」又は「後ろ」は天井のある側を指す。
また、照明装置1を前後方向から見たときの照明装置1の中心を通り、前後方向に延伸する仮想軸を中心軸とし、単に中心軸と称する場合は、照明装置1の中心軸を指すものとする。
1.全体構成
図1は実施形態に係る照明装置1の斜視図であり、(a)は下方から見た図であり、(b)は上方から見た図である。図2は、照明装置1を上に向けた状態の左半分の断面図であり、図3はカバー9を外し、前面を上に向けた状態の斜視図である。
照明装置1は、主な構成として、図1〜図3に示すように、皿状の器具本体3と、器具本体3の前面に設けられた2つの発光部5,7と、2つの発光部5,7を覆うように器具本体3の前側に装着されたカバー9と、器具本体3の後面に設けられた点灯回路ユニット(図示省略)と、点灯回路ユニットを覆うように器具本体3の後側に装着された上カバー11とを備える。
照明装置1は、図示していないが、天井の引掛シーリングに対してアダプタ13を介して着脱自在に装着される。アダプタ13は、図2に示すように、上カバー11に着脱自在に装着されている。なお、点灯回路ユニットは、アダプタ13を介して受電した商用電力を利用して2つの発光部5,7を点灯させる。
カバー9は、上カバー11との関係では、「下カバー」とも言えるが、照明装置1が下方を照射する機能を主機能とする装置であるため、上下位置関係を表す「下」を省略している。また、上カバー11は、天井に装着されるシーリングライトにおいて、照明装置1として上下の概念があるため、上カバーとしているが、例えば、器具本体3の表裏を基準にすると、上カバーは裏カバーとも言え、(下)カバーは表カバーとも言える。
2.前側構造
図4は図3の状態から外側光学部材25と内側光学部材19等を外した状態の斜視図である。
器具本体3は、前後方向に貫通する貫通口15を中央に有する板状をしている。貫通口15は、装置(器具本体3)を引掛けシーリングに装着する際に、自装置の位置合わせ等に利用される。2つの発光部5,7は、図3に示すように、器具本体3の前面であって貫通口15の周りに配された環状の内側発光部5と、内側発光部5の外側に配された環状の外側発光部7である。
内側発光部5は、図4に示すように複数のLEDが環状に配されてなる内側発光モジュール17と、図3に示すように内側発光モジュール17を覆う環状の内側光学部材19とを含む。外側発光部7は、図4に示すように複数のLEDが環状に配されてなる外側発光モジュール23と、図3に示すように外側発光モジュール23を覆い且つ内側発光部5に対応した開口を中央に有する外側光学部材25とを含む。
器具本体3の外周縁周辺には、カバー9を装着するための2種類の装着部材27,29が取り付けられている。器具本体3の外周縁には、図2に示すように、器具本体3の外周縁から斜め上方に延伸する傘部材31が取り付けられている。
以下、各構成について説明する。
(1)器具本体
図5は、器具本体3から発光部5,7を取り除いて、その前面を上に向けた状態での斜視図である。
器具本体3は、図5に示すように、円板状をしている。器具本体3は、内側発光部5を装着するための内側発光部装着領域41と、外側発光部7を装着するための外側発光部装着領域43と、カバー9用の装着部材27,29を装着するためのカバー装着領域45とを前面に有する。
また、器具本体3は、その中央に貫通口15が位置する第1平坦部47と、第1平坦部47の外周側に位置する環状の第2平坦部49と、第2平坦部49の外周側に位置する環状の第3平坦部51とを備える。ここでは、第1平坦部47、第2平坦部49、第3平坦部51の順で段差状に後退している(第3平坦部51を基準にすると、第1平坦部47がもっとも高い位置にある。)。
器具本体3の前面を前方から見ると各平坦部47,49,51は円環状をし、その径方向の寸法である幅は、第1平坦部47が最も長く、第2平坦部49と第3平坦部51とが同じぐらいになっている。
ここで、内側発光部装着領域41は、第1平坦部47の内周側に存在し、外側発光部装着領域43は、第1平坦部47の外周側と第2平坦部49とに跨って存在している。また、カバー装着領域45は、第3平坦部51に存在している。
器具本体3における第3平坦部51の外周部55は、図2及び図5に示すように、前側に折り返され、その先端部55aは丸められている。なお、先端部55aを丸めることにより、カバー9を器具本体3に装着する際に、人の指が先端部55aに接触して、怪我するようなことを失くすことができる。
器具本体3には、上記の主・内側発光部5,7、装着部材27,29、傘部材31等を装着するための貫通孔やネジ孔が設けられている。
(2)内側発光部
図6は、図3における中央部を拡大した図である。図7は、図2のA部を拡大した図である。
内側発光部5は、図4及び図7に示すように、器具本体3の前面に載置された内側発光モジュール17と、内側発光モジュール17を押圧するように器具本体3に固定された内側光学部材19とを備える。内側光学部材19は、内側発光部5から所定方向に向けて光が出射するように、内側発光モジュール17から発せられた光の軌道を変更する。
(2−1)内側発光モジュール
内側発光モジュール17は、図4及び図7に示すように、基板61と、基板61に実装されたLEDとを備える。基板61は、図4に示すように、全体形状として円環状をしている。基板61は、1個の絶縁板から構成される。ここでは、1つの絶縁板から構成され、その前面にLEDと電気的に接続される配線パターンが形成されている。
LEDは、ここでは、所謂、SMD(Surface Mount Device)63が用いられている。このSMD63は、複数のLEDが実装され、実装された全てのLEDをまとめて封止材料で封止され、パッケージ化されたものである。SMD63は、SMD63を構成するLEDの主出射方向を中心軸と平行となるように、基板61に実装されている。
SMD63は、複数あり、環状の基板61上に存する仮想円周線上を周方向に間隔をおいて実装されている。なお、ここでの間隔は等間隔である。また、仮想円周線は、図7に示すように、基板61の半径方向の略中央にある。つまり、仮想円周線は、環状の基板61の内周と外周との真ん中に位置している。
封止材料は、例えば、樹脂材料からなる。LEDから発せられた波長を変換する必要がある場合は、蛍光体粒子等の波長変換部材が樹脂材料に混入されている。
内側発光モジュール17は、図4に示すように、照明装置1の点灯・消灯等を遠隔操作するリモコンからの信号を受信する受信センサ65を基板61に有している。
(2−2)内側光学部材
図8は、内側光学部材19を半分で切断し、後面を上に向けた斜視図である。
内側光学部材19は、内側発光モジュール17から出射された光の進行方向を屈折作用により変更する。ここでは、内側発光モジュール17は、上述のように円環状をしている。このため、内側光学部材19も図6等に示すように円環状をしている。
内側光学部材19は、図6、図8に示すように、全体の形状として板状をし、前側から見た場合、その中央部分19aが周方向に連続して隆起している。
内側光学部材19の中央部分19aの内部には、図7に示すように、内側発光モジュール17のSMD63が配されている。隆起している部分で、内部に配されているSMD63からの光を、その一部を除いて屈曲(屈折)させる光学手段が構成されている。
光学手段は、光の屈折を利用しており、隆起した部分、及びその周辺をまとめて屈折レンズ部69とする。
屈折レンズ部69は、図7に示すように、SMD63からの光のうち、中心軸と略平行に進む光をそのまま直進させ、中心軸に向かう方向に進む光をあまり屈折させず、中心軸から離れる方向に進む光を中心軸に向かう光よりも大きく屈折させる。具体的には、図7に示すように、屈曲レンズ69の前面73において、SMD63の中心を通り、中心軸と平行なSMD63の中心線に対して、中心軸に近い側(図の右側)の内面73bの曲率半径を小さくし、中心軸に遠い側(図の左側)の外面73aの曲率半径を大きくしている。これにより、SMD63の中心線の外側・内側で屈折率が異なり、SMD63の光を内側光学部材19から所定方向に出射させることができる。
屈折レンズ部69は、図7に示すように、SMD63の中心を通り中心軸と平行な仮想線に対して、後面71における前記仮想線の外側の面形状と前記仮想線の内側の面形状とは対称であり、曲率半径が同じになっている。また、後面71の曲率半径は、前面73の曲率半径よりも小さくなっている。
内側光学部材19は、図7及び図8に示すように、後面71に凹入部75を有し、この凹入部75の中央に屈折レンズ部69が位置する。凹入部75の幅は、内側発光モジュール17の基板61の幅に対応し、深さは基板61の厚みより浅い。これにより、内側光学部材19が器具本体3に固定されると、内側発光モジュール17が内側光学部材19により押圧され、その移動が規制される。なお、凹入部75の幅は、径方向の寸法であり、内側光学部材19や内側発光モジュール17の横断面において左右方向の寸法である。
内側光学部材19は、所定の固定方法により固定される。ここでの固定方法は螺合方法である。つまり、内側光学部材19は、図6及び図8に示すように、屈折レンズ部69よりも内側に位置する内側部分77と、屈折レンズ部69よりも外側に位置する外側部分79とに、厚み方向に貫通する貫通孔81を有する。貫通孔81を挿通する固定ネジ83が器具本体3のネジ孔85に螺合する(図5及び図6参照)。
内側光学部材19は、図6に示すように、内部が中空の膨出部分87を有し、この内部に内側発光モジュール17の受信センサ65や点灯回路ユニット側と接続するための接続コネクタ67が収容される。
内側光学部材19は、内側発光モジュール17が大気に晒されるのを防止するための密閉構造を有している。具体的には、図7に示すように、リングパッキン88を利用し、リングパッキン88用のパッキン溝76a,76bが凹入部75の外周側と内周側との2ヶ所に設けられている。
(3)外側発光部
図9は外側発光部7の拡大図であり、図10は図9のB部を拡大した図であり、図11は図9のC部を拡大した図である。
外側発光部7は、図4及び図9に示すように、器具本体3の前面に載置された外側発光モジュール23と、外側発光モジュール23の外側位置から内側発光部5の近傍位置に跨るように配された外側光学部材25とを備える。外側光学部材25は、内側発光部5から光が発せられない領域及び内側発光部5から発せられている光が弱い(光束が少ない)領域をカバーするように、外側発光モジュール23から発せられた光の軌道を変更する。
外側光学部材25は、図3及び図9に示すように、その外周縁は外側押さえ部材93により器具本体3側に押圧され、内周縁は内側押さえ部材95により器具本体3側に押圧されることで、器具本体3に装着される。
(3−1)外側発光モジュール
外側発光モジュール23は、図4に示すように、基板97と、基板97に実装されたLEDとを備える。ここでは、外側発光モジュール23は、図4に示すように、複数個(4個である。)ある。これらすべての外側発光モジュール23が器具本体3上に配されると、全体形状として円環状を形成する。
基板97は、1個の絶縁板と、絶縁板の前面形成された配線パターン(図示省略)とを備える。なお、各基板97は環状の一部(4分の1である。)を構成している。このため、各基板97について周方向及び径方向を用いて説明するときは、この方向は、4つの基板97が配されて形成される環状における周方向及び径方向と同じ方向である。
LEDは、ここでは、所謂、SMD(Surface Mount Device)99が用いられている。このSMD99は、複数のLEDが実装され、実装された全てのLEDをまとめて封止材料で封止され、パッケージ化されたものである。SMD99は、SMD99を構成するLEDの主出射方向を中心軸と平行となるように、基板97に実装されている。
SMD99は、複数あり、4つの基板97により環状を形成したときに、各基板97上に位置する仮想円周線(図示省略)上を周方向に間隔をおいて実装されている。なお、ここでの間隔は等間隔である。また、仮想円周線は、基板97の半径方向の中央より外側に位置している(図4参照)。
封止材料は、例えば、樹脂材料からなる。LEDから発せられた波長を変換する必要がある場合は、蛍光体粒子等の波長変換部材が樹脂材料に混入されている。
各基板97には、図4に示すように、環状に配された際に、周方向に隣接する基板97同士を連結する連結コネクタ101,103が設けられている。なお、隣接する基板97の連結コネクタ101,103を結ぶ配線の図示は省略している。
(3−2)外側光学部材
図12は、外側光学部材の斜視図である。
外側光学部材25は、外側発光モジュール23から出射された光を入射面から入射させ、内側発光部5の近傍まで導光させつつ前方へと出射させる。ここでは、器具本体3の中央に内側発光部5や貫通口15が存している。このため、外側光学部材25も図3等に示すように円環状をしている。なお、外側光学部材25は、中央に厚み方向に貫通する貫通孔110を有する円盤状をしているとも言える。
外側光学部材25は、図9に示すように、第1平坦部47に沿って平行に延伸する第1円環板部111と、第2平坦部49に沿って平行に延伸する第2円環板部113と、第1円環板部111と第2円環板部113とを連結する連結板部115とを有する。ここでは、第1円環板部111、第2円環板部113及び連結板部115の厚みは略同じである。
第1円環板部111は、第1平坦部47であって内側発光部5の外側位置から、外側発光モジュール23の基板97の内周縁の近傍位置までの領域に跨っている。第2円環板部113は、第2平坦部49であって外側発光モジュール23のSMD99の内側位置から、第2平坦部49の外周縁の近傍位置までの領域に跨っている。
第2平坦部49は、第1平坦部47に対して低くなっている。このため、連結板部115は、図10に示すように、第1円環板部111の外周端から、第2円環板部113の内周端にかけて円弧状に湾曲している。
外側光学部材25が器具本体3に装着された状態では、図10に示すように、第1円環板部111と器具本体3の第2平坦部49との間に空間125が形成される。この空間125には、基板97同士を連結する連結コネクタ101,103が収容される。
外側光学部材25は、図10に示すように、外側発光モジュール23からの光が入射する入射部117と、入射した光を導光させる導光部119と、導光してきた光を出射する出射部121とを有する、所謂、導光板である。
入射部117は、広い意味では、SMD99から側方に発せられて器具本体3や連結コネクタ101,103等で反射した後、外側光学部材25に入射することもあり、当該入射する部分も入射部と言える。このため、入射部117は、外側発光モジュール23が収容されている空間125に接する面と言える。
ここでは、SMD99は光の指向性が強いため、入射部117は、少なくとも、SMD99の上面と対向する部分及び当該部分周辺を含む部分である。
導光部119は、外側光学部材25の内部に相当する。つまり、入射部117から入射した光は、図10に示すように、後面25aと前面25bとの間を反射しながら、外側光学部材25の内部を伝搬する。出射部121は、ここでは外側光学部材25の前面25bが相当する。
外側光学部材25は、上記の導光板として機能するために、入射部117を除く後面25aが反射機能を有し、前面25bが拡散機能を有している。なお、ここでの拡散機能は、前面25bを凹凸にすることで実施できる。
これにより、入射部117から入射した光が、後面25aにおいて前面25b側へと反射され、前面25bで一部の光が前方へと出射し、残りの光が後面25a側へと反射される。これを繰り返すことで、導光部119内の光が所望の位置まで伝播して前方へと出射される。
外側光学部材25は、図10に示すように、器具本体3への装着用の装着部127を有している。装着部127は、外側発光モジュール23の外周縁に近い位置に形成されている。ここでは、外側発光部7の外側部分に形成された貫通孔127aで構成されている。
外側光学部材25は、樹脂材料により構成され、例えば、射出成形により形成された、所謂、射出成形品である。樹脂注入用のゲート(図15参照)は、外側光学部材25の内周面に1又は複数個存在している(ここでは、4個である。)。
ランナー部の除去は、例えばホットニッパーにより行われる。このような場合、ランナー部を除去した痕跡には、図12においてD部の拡大図で示すようにバリ124が存在することがある。
外側光学部材25は、外側発光モジュール23が大気に晒されるのを防止するための密閉構造を有している。具体的には、図9から図11に示すように、リングパッキン126を利用し、リングパッキン126用のパッキン溝128a,128bが外側光学部材123における外周縁に近い部分と内周縁に近い部分との2ヶ所に設けられている。
なお、外側光学部材25の内周縁部の厚みは、図11に示すように、中央部の厚みよりも厚くなっている。これは、パッキン溝128bを内周縁部に設けることにより、内周縁部の厚みが中央部の厚みより薄くなるのを防止するためである。つまり、内周縁部において、パッキン溝128bが存している部分での実質的な厚みH2と、中央部の厚みH1とが略同じになるようにしているためである。
(3−3)外側押さえ部材
外側押さえ部材93は、図10に示すように、外側光学部材25の外周部分を押さえた状態で、器具本体3に固定される。外側押さえ部材93は環状をしている。外側押さえ部材93は、横断面形状が外側光学部材25の外周部分の前面と同じような形状をし、全体形状として、図3に示すように、円環状をしている。このため、外側押さえ部材93を外側光学部材25の外周部分に載置すると、外側押さえ部材93の後面と、外側光学部材25の前面25bとの大部分が当接する。
外側押さえ部材93の外周部分には、外側光学部材25の装着部127に対応して、固定部129が形成されている。ここでは、外側光学部材25の装着部127及び外側押さえ部材93の固定部129は貫通孔127a,129aが利用される。この貫通孔127a,129aと器具本体3の貫通孔133とを挿通するネジ部材131が上カバー11のネジ穴134に螺合する。これにより、外側光学部材25の外周部分と外側押さえ部材93とが器具本体3(上カバー11)に固定される。
外側押さえ部材93が当接する外側光学部材25の外周部分25cは、第2円環板部113と連結板部115と第1円環板部111の外周部分である。外側光学部材25の外周部分25cは、外側発光部7のSMD99の上方部分と当該上方部分の周辺部とを含む部分であり、SMD99から中心軸に平行に発せられた光及び中心軸に対して少し傾斜した方向に発せられた光は、外側光学部材25をそのまま通り貫けて、前方へと出射する傾向にある。
外側押さえ部材93は、SMD99から上方に出射されて外側光学部材25を通り貫けて時部材93に入射する光の進行方向を変更させる機能を有する。この機能は、拡散機能であり、例えば、外側押さえ部材93の前面や後面の少なくとも一方の面に拡散処理(凹凸処理)を施したり、外側押さえ部材93の内部に拡散材料を混入したりすることで実施できる。
(3−4)内側押さえ部材
内側押さえ部材95は、図11に示すように、外側光学部材25の内周端部の前面をカバー9側から押さえた状態で、器具本体3に固定される。内側押さえ部材95はここでは、環状、具体的には円環状をしている。
内側押さえ部材95は、横断面形状が、外側光学部材25の内周端部と同じような形状をしている。ここでは、外側光学部材25の内周端部は、図11に示すように、前面が器具本体3の第1平坦部47(外側発光部装着領域43でもある。)と平行となっており、内周面が器具本体3の第1平坦部47(外側発光部装着領域43でもある。)と垂直になっている。
内側押さえ部材95は、器具本体3の第1平坦部47に対して立設する立設壁95aと、立設壁95aの前端から外側光学部材25の内周端部の前面へと張り出す前壁95bとを全周に亘って備える。つまり、内側押さえ部材95の横断面形状(断面が周方向と直交し、図11に示す状態である。)は、「L」字を逆にしたような形状をしている。
このため、内側押さえ部材95を外側光学部材25の内周端部に載置すると、内側押さえ部材95の前壁95bと外側光学部材25の内周端部の前面25dとが当接し、内側押さえ部材95の立設壁95aの外周面95cと外側光学部材25の内周面25eとが対向する。
内側押さえ部材95の内周部分には、図6及び図11に示すように、固定部137が形成されている。ここでの固定部137は貫通孔137aを有する。この貫通孔137aを挿通するネジ部材139が器具本体3のネジ穴141に螺合する。これにより、外側光学部材25の内周端部を押さえる内側押さえ部材95が器具本体3に固定される。
外側光学部材25の内周面25eと立設壁95の外周面95cとは、両者の間に隙間が存在するように、構成されている。この隙間は、外側光学部材25の内周面25eから貫通孔110の中心へと張り出すバリ124を収容できる大きさに設定されている。なお、図11は、バリ124が存在している部分での断面を示している。
内側押さえ部材95は、外側光学部材25の内周面に存在するバリ124の周辺部分は、バリ124から出射される光がカバー9に直接達するのを規制する規制部材として機能する。内側押さえ部材95の痕跡(バリ)周辺部分を1つの規制部材とすると、本例ではランナー部(191b)の除去に伴う痕跡が4個あるため、4個の規制部材が存在することとなる。
換言すると、内側押さえ部材95は、バリ124をカバー9側から被覆する前壁(本発明の「第1被覆部」に相当する。)95bと、バリ124を外側光学部材25の内周面25eと直交する方向であって外側光学部材25が存在する側と反対側から被覆する立設壁95a(本発明の「第2被覆部」に相当する。)とを備える。
内側押さえ部材95における周方向に隣接するバリ124の周辺部分の間が、外側光学部材(導光板)25の貫通孔に沿って延伸する連結部に相当する。つまり、4つの規制部材が連結部により連結されている。
(4)装着部材
装着部材は、図3及び図4に示すように、カバー9の落下と回転を阻止する第1装着部材27と、カバー9の落下を阻止する第2装着部材29との2種類がある。なお、第1装着部材27及び第2装着部材29のそれぞれは4個ある。
(4−1)第1装着部材
第1装着部材27は、図3及び図4に示すように、器具本体3の円周方向に沿って延伸するとともに横断面形状が「コ」の字状をする本体部145と、本体部145の周方向の一方の端部を塞ぐ蓋部147とを有する。なお、本体部145の後側の辺が器具本体3に当接して装着される。
本体部145はカバー9の周縁部の突出部分171(図12の(b)参照)と嵌合し、蓋部147は、カバー9が一方向に回転した時に、カバー9の突出部分171と当接する。これにより、カバー9の回転が規制される。
(4−2)第2装着部材
第2装着部材29は、図3及び図4に示すように、本体部149と係止部151とを有する。本体部149は、器具本体3に装着される。係止部151は、本体部149の前側から鉤状に延出してなる。器具本体3の前面と係止部151の間にカバー9の端部の突出部分171が嵌る。これにより、カバー9の突出部分171が係止部151により係止(掛止)される。
(5)傘部材
傘部材31は、図2及び図3に示すように、器具本体3の外周縁に装着されている。傘部材31は、図2に示すように、「L」字状をしたL字状部155と、円弧状に湾曲する湾曲部157とを有している。なお、傘部材31は、カバー9への埃が付着するのを防止する機能を有する。
L字状部155は、その一端部が器具本体3の外周端の後面に固定されている。湾曲部157は、中心が前側に存するように湾曲し、その一端がL字状部155の他端につながっている。湾曲部157の一端は、図2に示すように、カバー9が器具本体3に装着されている状態では、カバー9の外周縁よりも少し中心軸側に移った位置に存在する。これにより、器具本体3の外周部55が傘部材31とカバー9とで隠れる。
(6)カバー
図13は、カバー9の斜視図であり、(a)は前面を上方に向けた状態を上方から見た斜視図であり、(b)は後面を上方に向けた状態を上方から見た斜視図である。
なお、図13で、径方向に延伸している線は、カバーが曲線状であってドーム状をしているため、その湾曲具合が分かるように記載したものである。
カバー9は、図13に示すように、器具本体3の前側を覆う本体部161と、器具本体3に装着するための装着部163とを有する。
本体部161は、内側発光部5及び貫通口15に対向する部分に形成された平坦部165と、外側発光部7に対向する部分に形成された湾曲部167とを有する。
平坦部165は中心軸と直交するように形成されている。平坦部165は、円形状をした円形領域に形成され、前方から見たときに、この領域内に貫通口15と内側発光部5とが含まれる。
平坦部165を前方から見たときに、平坦部165は内側発光部5の複数のSMD63の外側領域まであればよい。つまり、図2に示すように、平坦部165の直径を「D1」とし、SMD63の中心線を結んだ仮想線(円形状をしている)の直径を「D2」とすると、直径D1が直径D2よりも大きければよい。また、外側発光部7の外側光学部材25の内周面の直径を「D3」とすると、直径D1は直径D3よりも小さい。
湾曲部167は、外側発光部7と対向する部分を含む円環状をした円環領域に形成されている。湾曲部167は、平坦部165に近接する部分位置する内側湾曲部分168と、内側湾曲部分168の外周側に位置する外側湾曲部分169とを有する。
なお、図1の(a)及び図13で示されている円状の線は、形状が変化する部分の境界線であり、例えば、内側湾曲部分168と外側湾曲部分169との境界を示す線等である。
内側湾曲部分168は、カバー9を下方から見たときに、後方へ膨らむように湾曲する。つまり、湾曲部分の円弧の中心が前側(カバー9の外面側であり、光の出射方向である。)にある。外側湾曲部分169は、カバー9を下方から見たときに、前方へ膨らむように湾曲する。つまり、湾曲部分の円弧の中心が後側(カバー9の内面側である。)にある。
内側湾曲部分168の円弧の曲率半径は、外側湾曲部分169の円弧の曲率半径よりも大きい。側方からカバー9を見ると、カバー9はドーム状をし、その中央部分(平坦部165と内側湾曲部分168である。)が突出している。
図2に示すように、内側発光部5のSMD63とカバー9の平坦部165の内面との前後方向の間隔L1は、外側発光部7のSMD99とカバー9の外側湾曲部分169の内面との前後方向の間隔L2よりも大きい。つまり、湾曲部167は、平坦部165から外側発光部7の外周側へと移るに従って外側発光部7に近づくように湾曲している。
3.後側構造
器具本体3の後面は、図1の(b)に示すように、上カバー11が装着されている。上カバー11は、碗状をし、その開口周縁を器具本体3の後面に当接させている。上カバー11と器具本体3との間の空間には、点灯回路ユニットが配されている。
上カバー11の後面には、天井に照明装置1を装着する際に、天井と照明装置1との間の隙間をなくすためのクッション材173が取り付けられている。なお、クッション材173は、周方向に間隔をおいて4個設けられている。
4.外側光学部材25について
(1)製造方法
図14は、外側光学部材25の成形を説明するための図である。
外側光学部材25を成形するための成形型181は、下型183と上型185の2個の金型から構成される。下型183と上型185とが組み合されると、内部に、外側光学部材25用のキャビティ181a、ランナー181b、スプルー181cとが形成される。
スプルー181cは、外側光学部材25の中心軸に相当する部分に設けられている。ランナー181bは、スプルー181cの下流端から放射状に延伸している。ここでは、ランナー181bは、周方向に間隔をおいて複数個設けられている。具体的には、等間隔をおいて4個設けられている。
ランナー181bの下流端は、キャビティ181aの入り口であり、外側光学部材25の内周面に相当する。このキャビティ181aへの入り口がゲート181dとなる。
図15は、外側光学部材用の成形物の斜視図である。
上述の成形型181を用いて、外側光学部材25用の樹脂をスプルー181c、ランナー181bを経由して、キャビティ181a内に充填した後、充填された樹脂材料を硬化させて、成形型181から取り出した(脱型後である)ものを成形物191としている。
成形物191は、本体部191aと、ランナー部191bと、スプルー部191cとからなる。ここでは、成形型181に対応してランナー部191bは4個あり、4個のランナー部191bが交差する部分で立設するスプルー部191cが存在する。
外側光学部材25は、成形物191からランナー部191b及びスプルー部191cを除去して得られる。ランナー部191b及びスプルー部191cの除去は、例えば、ヒートニッパーにより行われる。ランナー部191bの除去は、外側光学部材25を平面視したときに、内周面の形状が円形状となるように削除されるが、痕跡としてバリが残存してしまうことがある。
(2)光学特性
外側光学部材25は、図11に示すように、内周側の端部における内周面25eと前面25dとが内側押さえ部材95により被覆されている。特に、内側押さえ部材95は、外側光学部材25やカバー9よりも光透過性の悪い材料で構成されている。
これにより、外側光学部材25の内周面25eにバリ124が残存し、外側発光モジュール23から伝播してきた光がバリ124から漏れたとしても、内側押さえ部材95により遮光されるため、漏れ光が内側押さえ部材95から出射されることはない。
図16は、外側光学部材25の内周側の端部周辺の光の伝播状態を説明する図であり、(a)はランナー部を除去した痕跡にバリが存在しない箇所での状態であり、(b)はランナー部を除去した痕跡にバリが存在する箇所での状態である。
まず、バリが存在しない箇所での状態について説明する。
外側発光モジュール23から出射されて外側光学部材25内を伝播してきた光のうち、一部の光195は、図16の(a)に示すように、外側光学部材25の内周面25eに達する。内周面25eは、金型面に接して形成されるため、良好な表面状態が得られる。このため、内周面25eに達した光195は、内周面25eで反射する。
次にバリが存在する箇所での状態について説明する。
外側発光モジュール23から出射されて外側光学部材25内を伝播してきた光のうち、一部の光197は、図16の(b)に示すように、外側光学部材25の内周面25eとバリ124との境界であり、バリが存在しない部分での内周面25eに相当する位置に達する。なお、一部の光197が内周面25eに達するまでの光路は、上記のバリが存在しない場合での光195の光路と同じとしている。
バリ124が存在する内周面25eは、ホットニッパーでライナー部191bの除去の際に変形したり、バリが残ったりして、凹凸の大きな表面状態となる。このため、内周面25eに相当する部分に達した光196は、バリ124の内部をそのまま直進する。
このとき、バリ124の表面に対する入射角が大きい場合、図16の(b)に示すように、そのまま直進して外側光学部材25から外部へと光が出射される。外部に出射された光197は、破線で示すように、内側押さえ部材95に進入する。
内側押さえ部材95は光透過性が悪いため、内側押さえ部材95に入射した光197は吸収され、内側押さえ部材95の外部から出射する光197を少なくできる。これにより、外側光学部材25の内周側であって、バリと、その周辺のバリの存在しない部分との輝度ムラを小さくできる。
(3)操作性
外側光学部材25のバリ124は、図11に示すように、内側押さえ部材95により被覆されている。このため、外側光学部材25の内周面25eにバリ124が残存し、表側カバー9を取り外した状態においても、バリ124が露出することはなくなる。これにより、器具本体3を天井の引掛けシーリングに装着する際にも、バリ124が人の手に触れるようなことを完全に失くすことができる。
特に、外側光学部材25の内周端面25eと内側押さえ部材95の外周側面95cとの間には、外側光学部材25のライナー部(191b)の除去の際に発生したバリ124を考慮した隙間が存在する。これによって、バリ124の影響により、外側光学部材25と内側押さえ部材95とが干渉して、外側光学部材25が内側押さえ部材95により固定されないというようなことも生じ難い。
5.点灯について
図17は、外側発光部及び内側発光部を発光させた状態の模式図である。
照明装置1は、外側発光部7及び内側発光部5を発光させて、カバー9の全面から光を出射する、所謂、全面発光タイプである。外側発光部7は、外側光学部材25を利用して、所望の位置まで光を誘導して出射させる。外側光学部材25は、器具本体3の第1平坦部47と平行に延伸する第1円環板部111を有しているため、第1円環板部111の前面(出射部121)から前方(下方)へと光183aが出射される。
連結板部115は、第2平坦部49と平行に延伸する第2円環板部113の内周端から第1円環板部111へと円弧状に張り出すように湾曲しているため、連結板部115の前面(出射部121)からは、外側方へと光183bが出射される。
また、外側発光部7のSMD99はその主出射方向を前方に向けて配され、外側光学部材25の入射部117は、SMD99と対向している。このため、SMD99から主出射方向に発せられた光は、外側光学部材25の入射部117から入射し、外側光学部材25内を主出射方向にそのまま直進して外側光学部材25の連結板部115の前面(出射部121)から外部へと出射される。
しかし、外側光学部材25における前面であってSMD99の前方及びその周辺には、拡散機能を有する外側押さえ部材93が設けられている。これにより、連結板部115から主出射方向に出射された光183cは外側押さえ部材93で拡散される。したがって、カバー9における、SMD99の主出射方向上に位置する部分だけ輝度が明るくなるようなことを防止することができ、輝度ムラの発生を抑制できる。
さらに、SMD99の主出射方向に発せられた光が外側押さえ部材93により拡散され、カバー9上の輝度ムラが抑制される。これにより、SMD99とカバー9との距離を短くすることができ、結果的にカバー9の湾曲部167の厚み(高さ)を薄くできる。
内側発光部5は、器具本体3の貫通口15と外側発光部7との間に配され、内側光学部材19を有している。特に内側光学部材19の屈折レンズ部69は、内側発光部5のSMD63からその主出射方向よりも中心軸側に出射された光を、図17の矢印185bに示すように、さらに中心軸へと近づけるように屈折させる。これにより、貫通口15前方へも光が出射されることとなる。
また、屈折レンズ部69は、SMD63から主出射方向よりも外側に出射された光を、図17の矢印185cに示すように、外側発光部7側へと屈折させる。このため、外側光学部材25の内周端部が内側押さえ部材95により被覆されていても、外側発光部7と内側発光部5との間で輝度が不足するようなことはなくなり、内側発光部5と外側発光部7とが連続するように光がカバー9から出射される。つまり、均斉な全面発光特性が得られる。
内側発光部5のSMD63はその主出射方向を前方に向けて配され、主出射方向と屈折レンズ部69の光軸とが略一致している。このため、SMD63から主出射方向に発せられた光は、図17の矢印185aで示すように、そのまま屈折レンズ部69の光軸上を進行して出射される。
しかし、カバー9の平坦部165とSMD63との間隔は、外側発光部7におけるSMD99とカバー9の湾曲部167との間隔よりも大きくなっている。これにより、カバー9における、SMD63の主出射方向上に位置する部分だけ輝度が明るくなるようなことを防止することができる。
なお、カバー9の平坦部165と内側発光部5のSMD63との間隔は、SMD63が発光している状態で前方からカバー9を見たときに、SMD63が斑点状としてカバー9上に現れない距離以上である。この距離はSMDの仕様によって変わる。
以上のように、内側発光部5と外側発光部7とを点灯させると、内側発光部5及び外側発光部7の前方だけでなく、貫通口15の前方にも光が出射され、カバー9の全面から光が出射される全面発光が可能となる。
また、カバー9において、湾曲部167では薄く、平坦部165では湾曲部167よりも厚くなっている。これにより、照明装置1として中央部だけが厚くなり、全体として、薄い印象をユーザに与えることができる。
<変形例>
1.照明装置
実施形態に係る照明装置1は、前面から見ると、円形状をしていたが、他の形状をしていてもよい。他の形状としては、例えば、正方形状、長方形状、長円形状等がある。
また、照明装置1についての発光光束について説明しなかったが、蛍光灯を利用した現行の照明装置と同程度の光束を発するものであってもよいし、現行の照明装置と異なる光束を発するようにしてもよい。
また、実施形態に係る照明装置1は、現行の照明装置を装着するのに利用されている引掛シーリングに装着でき、当該引掛シーリングを介して受電しているが、現行の引掛シーリングとは別に、専用の引掛シーリングに装着するような照明装置であってもよい。この場合でも、引掛シーリングに照明装置(実際にはカバーが取り外された装置である。)を装着する際に、引掛シーリングの位置を把握するための貫通口が必要である。換言すると、本発明に係る照明装置は、装置を設置する際に、引掛シーリング等の設置側のユニットの位置を把握する必要があり、この位置確認のために貫通口を器具本体に有している照明装置であればよい。
2.発光部
(1)形状
実施形態に係る発光部5,7は環状をし、その例として円環状をしていたが、他の形状であってもよい。他の形状としては、正方形、長方形状及び多角形状並びに楕円形状及び長円形状等の環状であってもよい。
また、実施形態に係る発光部5,7を前側から見た外周形状は、照明装置1を前側から見た外観形状と略同じである。つまり、照明装置1の外観形状は円形状であり、発光部5,7の外周形状は円形状であり、互いに同じ形状をしている。しかしながら、発光部の外周形状は、照明装置の外観形状に依存する必要はない。例えば、発光部の外周形状が円形状で、照明装置の外観形状が正方形状や長方形状であってもよい。
また、実施形態に係る発光部5,7は2つあり、2つの発光部5,7の外周形状が一致している。つまり、内側発光部5の外周形状は円形状であり、外側発光部7の外周形状は円形状であり、互いに一致している。しかしながら、複数の発光部の形状は互いに一致していなくてもよい。例えば、内側発光部の外周形状が正方形状で、外側発光部の外周形状が円形状であってもよい。
(2)個数
実施形態に係る発光部5,7は、内側発光部5と外側発光部7との2個により構成されていたが、中央に貫通孔を有する導光板を備えていればよく、外側発光部のみで構成されてもよい。また、発光部は、中央に貫通孔を有する導光板を備えていればよく、3個以上であってもよい。この場合、各発光部の外周形状や照明装置の外観形状は特に限定される必要はない。
(3)LED(半導体発光素子)
実施形態では、SMDタイプ(形態)のLEDを利用しているが、他のタイプのLEDを利用してもよい。他のタイプとしては、例えば、ベアチップタイプやCOB(Chip On Board)タイプ等がある。また、実施形態では、SMDが一列で配されていたが、複数列(例えば、2列である。)で配されていてもよい。さらに、千鳥状に配されていてもよい。
また、半導体発光素子として、実施形態ではLEDを利用したが、例えば、LD(レーザダイオード)であってもよいし、これらとの組み合わせでもよい。
3.外側光学部材
(1)ゲート
実施形態に係る外側光学部材25は、内周面25eに対応する部分にゲートを有する金型で射出成形されている。しかしながら、外側光学部材は、他の部分にゲートが位置するよう金型により射出成形されてもよい。他の部分としては、例えば、外周面や、光の出射にあまり影響を与えない装着部の後面等がある。外周面にバリがある場合を変形例1として以下に説明する。
図18は、外側光学部材の外周端部周辺の拡大図である。
外側光学部材201は、実施形態と同様に、中央に開口(図示省略)する円環板状をしている。外側光学部材201は、樹脂材料により構成され、射出成形により形成される。成形型は、外側光学部材201の外周面にゲートが位置するように設計され、図18に示すように、外周面201aにバリ203が、ランナー部の除去に伴う痕跡として存在している。
外側押さえ部材205は、図18に示すように、外側光学部材201の外周端部201bをカバー9側から押さえた状態で、器具本体3に固定される。なお、ここでの外周端部201bは、外側光学部材201の前面であって外周縁の近傍部分をいう。
外側押さえ部材205は、実施形態と同様に、環状をしている。外側押さえ部材205は、横断面形状において、後面が外側光学部材201の外周端部201bの前面と同じような形状をしている。外側押さえ部材205の外周側端207は、横断面が「L」字を90[°]回転させたような形状をしている。
つまり、器具本体201に対して直交するように設けられた立設壁(本発明の「第2被覆部」に相当する。)207aと、立設壁207aの前端から外側光学部材201の外周端部201bの前面に沿って延伸する前壁(本発明の「第1被覆部」に相当する。)207bとを有する。
外側光学部材201の外周面201aと立設壁207aの内周面との間には、バリ203の収容を許容する隙間が設けられている。外側押さえ部材205は、立設壁207aの内周面と、前壁207bの下面とに反射膜を有している。
本例では、外側押さえ部材205は、透光性材料から構成されている。しかしながら、外側押さえ部材205は、外側光学部材201の外周面及びその周辺領域に対向する領域に反射膜を有している。このため、バリ203から出射された光は反射膜により反射され、外側押さえ部材205の前面から出射されることはない。
なお、外側光学部材の外周面と内周面にバリが残存する可能性がある場合、実施形態で説明した内側押さえ部材と、本例で説明した外側押さえ部材とを利用すればよい。
(2)形状
実施形態や変形例1では、導光板は円環状をしていたが、他の形状であってもよい。短形状としては、四角形等の多角環状であってもよい。この場合も、成形時のゲート口は、内周面及び外周面の少なくとも一方に設けられる。さらに、導光板は貫通孔を有していなくてもよい。この場合、成形時のゲート口は外周面に設けられている。なお、規制部材は、導光板の外周及び内周の形状に合わせて設けられ、上記の四角環状をしている場合は、四角環状に構成されてもよい。
4.規制部材
(1)構造
実施形態や変形例1では、規制部材の例として、導光板に相当する外側光学部材を器具本体3に固定するための固定部材を利用しているが、他の構造であってもよい。以下、他の構造の規制部材を変形例として説明する。
(1−1)遮光膜
規制部材として、ランナー部を除去した痕跡の表面を覆う遮光膜(反射膜)を利用してもよい。遮光膜として、例えば、アルミニウム等の金属粒子を含む溶液を塗布・乾燥等を行うことで実施できる。この場合、痕跡に対して遮光膜を設けるので、外側光学部材から出射される光が遮光膜で外側光学部材内へと反射し、痕跡から出射しようとする光を有効に利用することができる。
(1−2)被覆部材
実施形態や変形例1における固定部材は、痕跡からの光の透過を規制する規制機能と、外側光学部材を外側光学部材に固定する固定機能を有している。しかしながら、規制部材は、規制機能だけを有する構造であってもよい。
規制部材は、例えば、実施形態や変形例1で説明した固定部材から固定機能を取り除いた構造としてもよい。つまり、規制部材は、横断面形状が、外側光学部材における痕跡が存在する周面に対向する対向壁と、外側光学部材における痕跡が残存する側の周縁部の前面を覆う前壁とを有する逆「L」字状をし、当該断面形状が円周方向に連続してなる環状をしていてもよい。規制部材の外側光学部材への取り付けは、例えば、接着剤を利用して行われる。
(2)個数
実施形態や変形例では、1つの固定部材を利用して規制部材としている。しかしながら、規制部材は、複数あってもよい。この例を変形例2として、以下説明する。
図19は、変形例2に係る規制部材周辺の斜視図である。
図19に示す器具本体3及び外側光学部材25は、実施形態で説明した器具本体3と外側光学部材25と同じ構成である。
外側光学部材25は、中央に貫通孔(110)を有し、内周面25eにバリ124を複数個有する。図19では、バリ124は、規制部材251により被覆されている部分に存在する。
変形例2に係る規制部材251は、外側光学部材25の痕跡とその周辺のみを被覆する状態で、ネジ部材139(図3参照)により器具本体3に装着されている。規制部材251は、基本構成として、横断面形状が「L」字状をしている。
具体的には、規制部材251は、器具本体から立設する立設壁251aと、立設壁251aの前端(下端)から外側光学部材25の前面25dに沿って張り出す前壁251bとの端同士を突き合わせ状態で備える。
立設壁251aと外側光学部材25の内周面25eとの間隔は、バリ124の収容を許容する大きさである。規制部材251は、光透過性の悪い材料から構成されている。この場合、規制部材251における外側光学部材25と対向する面に反射膜を設けてもよい。
(3)材料
実施形態では、規制部材としての内側押さえ部材95は、外側光学部材25を構成する材料よりも光透過性が劣る材料により構成していたが、外側光学部材25の材料よりも光透性の優れた材料を用いてもよい。この場合、内側押さえ部材における痕跡と対向する面に遮光膜等を塗布したり、内側押さえ部材を構成する材料内に拡散粒子(例えば、乳白色ガラス等である。)を分散させたりすることで、痕跡から出射される光の通過を抑制できる。
5.痕跡
実施形態では、ランナー部の除去に伴う痕跡の例としてバリについて説明した。しかしながら、痕跡は、ランナー部を除去した際の当該除去した部分を指す。したがって、痕跡の形態は、外方へ張り出すバリであってもよいし、内方へ凹入する凹みであってもよい。さらには、痕跡の形態は、バリと凹みの両方が存在するような場合でもよいし、目視ではバリや凹みが分からず、平坦状な場合でもよい。なお、痕跡部分では、痕跡の形態にかかわらず、表面状態では悪く(面粗さが大きく)、当該痕跡部分から光が漏れるやすい。
6.カバー
実施形態のカバーは、下方から見たときに、円形状をしている。しかしながら、カバーは他の形状であってもよい。他の形状としては、正方形状、長方形状、5角形以上の多角形状、楕円形状、長円形状等がある。
また、カバーは、下方から見たときに、器具本体と同じ形状をしていたが、器具本体と異なる形状をしていてもよい。
さらに、実施形態のカバーは、中央に平坦部を有していたが、平坦部を有しない形状であってもよい。カバーは、平坦部を有する場合、その大きさは特に限定するものではない。
以上、本発明に係る照明装置の構成を、実施の形態および変形例に基づいて説明したが、本発明は上記実施の形態およびその変形例に限られない。例えば、上記実施形態およびその変形例の部分的な構成を、適宜組み合わせてなる構成であってもよい。また、上記実施の形態に記載した材料、数値等は好ましいものを例示しているだけであり、それに限定されることはない。さらに、本発明の技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、構成に適宜変更を加えることは可能である。
1 照明装置
3 器具本体
9 カバー
15 貫通口
25 外側光学部材(導光板)
25e 内周面
95 内側押さえ部材(規制部材)
95a 立設壁(第2被覆部)
95b 前壁(第1被覆部)
99 SMD(半導体発光素子)
110 貫通孔
124 バリ(痕跡)
201 外側光学部材(導光板)
201a 外周面
205 外側押さえ部材(規制部材)
207a 立設壁(第2被覆部)
207b 前壁(第1被覆部)

Claims (7)

  1. 器具本体と、
    前記器具本体の前面に配された複数の半導体発光素子と、
    前記複数の半導体発光素子を覆う状態で前記器具本体に設けられ、前記半導体発光素子から発せられた光を導光して前方へと出射する導光板と、
    前記導光板を覆う状態で前記器具本体に装着されたカバーと
    を備え、
    前記導光板は、ランナー部除去に伴う痕跡を1個以上有する射出成形品であり、
    前記痕跡から出射される光が前記カバーに直接達するのを規制する規制部材が、前記痕跡と前記カバーとの間に設けられている
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記器具本体は、引掛けシーリング用の貫通口を中央に有し、
    前記導光板は、前記貫通口に対応した貫通孔を有し、
    前記痕跡が前記導光板の内周面及び外周面の少なくとも一方の面に存在している
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記痕跡にはバリが残存し、
    前記規制部材は、前記バリを前記カバー側から被覆する第1被覆部と、前記バリを前記一方の面と直交する方向であって前記導光板が存在する側と反対側から被覆する第2被覆部とを備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記第1被覆部は、前記導光板における前記カバー側の面であって前記バリ周辺部も被覆する
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記痕跡は前記内周面に複数あると共に、当該複数の痕跡に対応して前記規制部材が複数個あり、
    前記複数の規制部材が、前記導光板の貫通孔に沿って延伸する連結部により連結されている
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の照明装置。
  6. 前記連結部の横断面形状は、前記規制部材の横断面形状と同じ形状をしている
    ことを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記規制部材は前記器具本体に装着されることで、前記第1被覆部が前記導光板を係止している
    ことを特徴とする請求項4〜6の何れか1項に記載の照明装置。
JP2013015880A 2013-01-30 2013-01-30 照明装置 Pending JP2014146562A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013015880A JP2014146562A (ja) 2013-01-30 2013-01-30 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013015880A JP2014146562A (ja) 2013-01-30 2013-01-30 照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014146562A true JP2014146562A (ja) 2014-08-14

Family

ID=51426623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013015880A Pending JP2014146562A (ja) 2013-01-30 2013-01-30 照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014146562A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI655464B (zh) 導光板、面光源裝置、顯示裝置及電子機器
KR101203133B1 (ko) 엘이디 조명 장치
JP2013045651A (ja) 照明器具
WO2015151675A1 (ja) 光束制御部材、発光装置、面光源装置および表示装置
US20150346413A1 (en) Illuminator
US9671087B2 (en) Illumination device
WO2014091711A1 (ja) 照明装置
JP6570235B2 (ja) ランプ用カバー、照明ランプ及び照明装置
US9964687B2 (en) Luminaire
JP5733750B2 (ja) 光束制御部材、発光装置、及び面光源装置
JP5740560B2 (ja) 照明装置
JP2017126586A (ja) 照明装置
JP2011165590A (ja) 発光装置、面光源装置、表示装置及び光束制御部材
JP5914817B2 (ja) 照明装置
JP2014146560A (ja) 照明装置
JP2014017182A (ja) 照明装置
JP2012204085A (ja) 照明器具
JP2014146562A (ja) 照明装置
JP6298986B2 (ja) 照明装置
TWI725321B (zh) 照明裝置
JP6575620B2 (ja) 照明装置
CN217305587U (zh) 一种导光模组
JP6272161B2 (ja) 照明装置
TWI827475B (zh) 具有發光功能之電子裝置
JP2015065101A (ja) 照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140606

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150312