JP2014146265A - 情報処理装置、情報処理方法、及び、コンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 帳票データの作成に必要となるデータが不足している場合であっても、当該データをデータテーブルに登録することなく、欠損するデータがない形で帳票データを作成する。
【解決手段】 帳票の作成に必要となるデータが不足なくデータテーブルに登録されているかを判定し、データが不足していると判定した場合には、不足したデータの仮登録要求を受け付ける。そして、データテーブルに登録されているデータと、仮登録要求を受け付けたデータと、をフォームデータに挿入することで帳票データを作成する。そして、データの仮登録が行われた場合には、当該仮登録データが登録されることになるデータテーブルの管理担当者に通知し、当該管理担当者による登録指示が行われた後に、データテーブルに仮登録要求を受け付けたデータを本登録する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、データベースに登録されているデータを用いて、帳票データを作成する技術に関する。
企業等において、定型の書類を作成するために、電子帳票システムを導入していることがある。この電子帳票システムでは、帳票の様式をフォームデータとして登録しておき、そのフォームデータに挿入するデータをデータベースから取得し、そのデータをフォームデータに設定された所定の領域に挿入することで、帳票データを作成する。
この時、フォームデータに挿入すべきデータがデータベースに登録されている必要がある。そこで、例えば特許文献1に記載の発明では、データの登録を容易にするために、帳票等に記述されるデータからデータベースを作成する技術が開示されている。
特開2000−233516号公報
特許文献1の発明では、帳票データからデータベースを作成することが出来るが、データが登録されていない場合には、一部データが不足した不完全な帳票データが作成されてしまうことになる。
また、帳票データに挿入するデータの中には、様々なシステムで共通して使用されるデータもある。そのようなデータの変更等を行った場合、様々なシステムに影響を与えるため、データの登録や変更、削除等を行う担当者が設定されており、変更等の作業は当該担当者のみに認め、一般のユーザには変更等を認めていないことが多い。
そこで、本発明は上記した課題に鑑み、帳票データの作成に必要なデータが不足している場合であっても、必要なデータをフォームデータに挿入した形で帳票データの作成を可能とすることを目的とする。また、さらには、不足したデータの登録を当該データの担当者が速やかに行うことを可能とする技術を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、データテーブルに登録されているデータをフォームデータに挿入することにより帳票データを作成する情報処理装置であって、フォームデータに挿入するデータが登録されるデータテーブルを記憶する記憶手段と、クライアント装置から、帳票データの作成指示を受け付ける第1の受付手段と、前記第1の受付手段で帳票データの作成指示を受け付けた後に、データテーブルから当該帳票データ作成に用いるフォームデータに挿入するデータを取得する取得手段と、前記取得手段で取得したデータをフォームデータに挿入することにより帳票データを作成する作成手段と、前記取得手段で、前記フォームデータに挿入するデータを不足なく取得できたかを判定することで、帳票データ作成に必要なデータが不足しているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段で、必要なデータが不足していると判定した後に、クライアント装置から前記フォームデータに挿入するデータの仮登録要求を受け付ける第2の受付手段と、を備え、前記作成手段は、前記第2の受付手段でデータの仮登録要求を受け付けた場合には、前記取得手段で取得したデータと、前記第2の受付手段で仮登録要求を受け付けたデータとを前記フォームデータに挿入することで、前記帳票データを作成することを特徴とする。
上記した目的を達成するために、本発明の情報処理方法は、フォームデータに挿入するデータが登録されるデータテーブルを記憶する記憶手段を備え、前記データテーブルに登録されているデータをフォームデータに挿入することにより帳票データを作成する情報処理装置によって行われる情報処理方法であって、クライアント装置から、帳票データの作成指示を受け付ける第1の受付工程と、前記第1の受付工程で帳票データの作成指示を受け付けた後に、データテーブルから当該帳票データ作成に用いるフォームデータに挿入するデータを取得する取得工程と、前記取得手段で取得したデータをフォームデータに挿入することにより帳票データを作成する作成工程と、前記取得手段で、前記フォームデータに挿入するデータを不足なく取得できたかを判定することで、帳票データ作成に必要なデータが不足しているか否かを判定する判定工程と、前記判定工程で、必要なデータが不足していると判定した後に、クライアント装置から前記フォームデータに挿入するデータの仮登録要求を受け付ける第2の受付工程と、を備え、前記作成工程は、前記第2の受付工程でデータの仮登録要求を受け付けた場合には、前記取得工程で取得したデータと、前記第2の受付工程で仮登録要求を受け付けたデータとを前記フォームデータに挿入することで、前記帳票データを作成することを特徴とする。
上記した目的を達成するために、本発明のコンピュータプログラムは、フォームデータに挿入するデータが登録されるデータテーブルを記憶する記憶手段を備え、前記データテーブルに登録されているデータをフォームデータに挿入することにより帳票データを作成する情報処理装置を、クライアント装置から、帳票データの作成指示を受け付ける第1の受付手段と、前記第1の受付手段で帳票データの作成指示を受け付けた後に、データテーブルから当該帳票データ作成に用いるフォームデータに挿入するデータを取得する取得手段と、前記取得手段で取得したデータをフォームデータに挿入することにより帳票データを作成する作成手段と、前記取得手段で、前記フォームデータに挿入するデータを不足なく取得できたかを判定することで、帳票データ作成に必要なデータが不足しているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段で、必要なデータが不足していると判定した後に、クライアント装置から前記フォームデータに挿入するデータの仮登録要求を受け付ける第2の受付手段として機能させ、前記作成手段は、前記第2の受付手段でデータの仮登録要求を受け付けた場合には、前記取得手段で取得したデータと、前記第2の受付手段で仮登録要求を受け付けたデータとを前記フォームデータに挿入することで、前記帳票データを作成することを特徴とする。
本発明によれば、帳票データの作成に必要なデータが不足している場合であっても、必要なデータをフォームデータに挿入した形で帳票データの作成を可能になるとともに、不足したデータの登録を当該データの担当者が速やかに行うことを可能となる。
本発明の実施の形態における情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。 図1の管理サーバ101のハードウェア構成の一例を示す図である。 図1の管理サーバ101の機能構成の一例を示す図である。 帳票データ作成処理の一例を示すフローチャートである。 不足データ仮登録処理の一例を示すフローチャートである。 仮登録データ登録処理の一例を示すフローチャートである。 仮登録データ入力画面700の構成の一例を示す図である。 仮登録データ登録画面800の構成の一例を示す図である。 データベースマッピング情報のデータ構成の一例を示す図である。 仮登録データ管理データテーブル1000のデータ構成の一例を示す図である。 管理サーバ101に記憶管理されている各種のデータテーブルのデータ構成の一例を示す図である。 帳票データの構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態の一例について説明する。
図1は、本発明の実施の形態における情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。
図中、101は管理サーバであって、各種のデータを管理するデータテーブルや、帳票のフォームデータを記憶管理するとともに、後述するクライアント装置102からの要求に従って、データテーブルで管理されているデータを用いて帳票データを作成する機能を備える。
102はクライアント装置であって、管理サーバ101に対して、帳票データの作成指示を行うために、ユーザによって用いられる情報処理端末である。
103はLAN(Local Area Network)等のネットワークであって、管理サーバ101と、クライアント装置102とを相互に通信可能に接続するためのネットワークである。尚、接続形態は、有線/無線を問わない。
以上が、本発明の実施の形態における情報処理システムのシステム構成の一例の説明である。
次に、図2を参照して、図1の管理サーバ101に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例について説明する。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、管理サーバ101が実行する後述の処理を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。
202はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ211からRAM202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置209からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、ディスプレイ装置210等の表示器への表示を制御する。これらは必要に応じて操作者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/F(インタフェース)コントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したネットワーク103)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ装置210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ装置210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述するフローチャートに示す各ステップの処理は、コンピュータで読み取り実行可能なプログラムにより実行され、そのプログラムは外部メモリ211に記録されている。そして、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。また、さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
以上が、図1の管理サーバ101に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例の説明である。尚、管理サーバ101が後述する各種の処理を実行可能であれば、必ずしも図2に示すハードウェア構成を備えていなくても構わないことは言うまでもない。
次に、図3を参照して、管理サーバ101の機能構成の一例について説明する。
図3に示すように、管理サーバ101は、データ記憶部301、データ取得部302、不足データ有無判定部303、データ仮登録要求受付部304、帳票データ生成部305、仮登録データ登録要求受付部306等を備えて構成されている。
データ記憶部301は、帳票データを作成する際に必要となるフォームデータや、帳票データ作成の際にフォームデータに挿入する各種データ、データ仮登録要求受付部304で仮登録要求を受け付けたデータ等を記憶管理する機能部である。
データ取得部302は、帳票データを作成する際に、フォームデータに挿入する各種のデータを、データ記憶部301から取得する機能部である。
不足データ有無判定部303は、フォームデータに挿入する必要があるデータをデータ取得部302がすべて取得できたか否かを判定することで、フォームデータに挿入すべきデータに不足があるか否かを判定する機能部である。
データ仮登録要求受付部304は、フォームデータに挿入する必要があるデータが不足している場合に、その不足データの仮登録要求を受け付けて、それらデータの仮登録を行う機能部である。
帳票データ作成部305は、クライアント装置102からの帳票データ作成指示に応じて、データ取得部302で取得したデータや、データ仮登録要求受付部304で仮登録要求を受け付けて仮登録を行ったデータをフォームデータに挿入することで、帳票データを作成する機能部である。
仮登録データ登録要求受付部306は、データ仮登録要求部304により仮登録されたデータの本登録処理を行う機能部である。
以上が、管理サーバ101の機能構成の一例の説明である。
次に、図4を参照して、管理サーバ101のCPU201と、クライアント装置102のCPU201とによって行われる、帳票データ作成処理の一例について説明する。本処理では、データベースシステムに登録されているデータを検索し、検索処理の結果検索条件に合致してデータについて、当該データを用いた帳票データの作成処理を実行する。
まず、クライアント装置102のCPU201は、ディスプレイ装置210に表示された不図示の検索条件入力画面を介して、管理サーバ101で管理されているデータを検索するための検索条件の入力を受け付ける(ステップS401)。そして、入力された検索条件に基づき検索条件式を作成し、その検索条件式を含む検索要求を管理サーバ101に送信する(ステップS402)。
管理サーバ101のCPU201は、クライアント装置102から送信された検索要求を受信すると(ステップS403)、外部メモリ211に記憶されているデータのうち、検索要求に含まれる検索条件式に合致するデータの検索を行い(ステップS404)、検索条件式に合致したデータを表示させるための検索結果情報を作成し、検索要求を送信したクライアント装置102に送信する(ステップS405)。
ここで、図11を参照して、管理サーバ101の外部メモリ211に記憶管理されている各種のデータテーブルについて説明する。例えば、管理サーバ101では、顧客からの要望に応じて作成する見積データを管理するために、見積データテーブル1101、見積詳細データテーブル1102、商品データテーブル1103、ユーザデータテーブル1104、部署データテーブル1105等のデータテーブルをデータベースシステムで管理している。
見積データテーブル1101は、見積データを管理するデータテーブルである。そして、その見積データに含まれる商品の種類、その数量等の詳細データを管理しているのが、見積詳細データテーブルである。見積データテーブル1101に登録されている見積データの見積IDと、見積IDが一致する見積詳細データが、当該見積IDで特定される見積データの詳細データであることを意味している。
また、見積詳細データに含まれる商品IDデータにより、商品データテーブルとの関連が管理されており、これにより、見積詳細データに含まれる商品がいずれの商品であるかを特定することが可能である。
また、見積データテーブル1101で管理される見積データの担当者の詳細情報(氏名、所属、メールアドレス等)を管理しているのが、ユーザデータテーブル1104である。見積データテーブル1101には、当該見積の担当者のユーザIDを登録するためのデータ項目(担当者ユーザID)が設定されているので、このデータ項目に当該見積データの担当者を特定するための情報(ユーザID)を登録する。これにより、見積データの担当ユーザが特定されることになる。
また、ユーザデータテーブル1104で管理されるユーザデータのユーザの所属部署の詳細情報(部署名、部門長、電話番号等)を管理しているのが部署データテーブル1105である。ユーザデータテーブル1104には、ユーザの所属部署の部署IDを登録するためのデータ項目(所属部署ID)が設定されているので、このデータ項目に当該ユーザの所属先を特定するための情報(部署ID)を登録する。これにより、ユーザの所属部署が特定されることになる。
以上が、管理サーバ101の外部メモリ211に管理されている各種のデータテーブルのデータ構成の説明である。尚、図4の説明においては、見積データテーブル1101に登録されている見積データに対する検索要求をクライアント装置102から管理サーバ101に対して要求した場合を例にして説明することにする。
図4の説明に戻る。クライアント装置102のCPU201は、管理サーバ101から送信された検索結果情報を受信すると、その検索結果情報に従って、検索結果をディスプレイ装置210に表示する(ステップS406)。その後、ユーザの操作指示を受け付けることになる。
ユーザの操作指示により入力される再検索指示を受け付けたとクライアント装置102のCPU201が判定した場合には(ステップS407でYES)、処理をステップS401に進め、それ以降の処理を再度実行する。
一方、再検索指示を受け付けていないと判定した場合には(ステップS407でNO)、処理をステップS408に進め、ユーザの操作指示により帳票データの作成指示を受け付けたかを判定する。
ステップS408の判定処理で、帳票作成指示を受け付けたと判定した場合には、クライアント装置102のCPU201は処理をステップS409に進め、ステップS406で苦心した検索結果情報に含まれるデータ(例えば、見積データ)の帳票データの作成指示を、管理サーバ101に送信する。この時、どのデータについての帳票データを作成するかを示す識別情報(見積データに関する帳票データの作成指示を行う場合には、見積ID)が管理サーバに送信されることになる。
尚、本発明では、データテーブルと、当該データテーブルに登録されているデータの帳票データを作成する際に使用するフォームデータが関連付けられており、管理サーバ101のCPU201は、帳票データの作成指示を受け付けると、検索結果データが登録されているデータテーブルに対応するフォームデータの所定の領域に、各種のデータテーブルに登録されているデータを挿入することで、帳票データを作成する。データテーブルに複数のフォームデータが関連付けられている場合には、いずれのフォームデータを用いて帳票データを作成するかをユーザの操作指示により受け付け、その情報も合わせて管理サーバに送信する。尚、データテーブルとフォームデータの対応付けを行なわずに、帳票データ作成指示を行う際に、使用するフォームデータをユーザに指定させるようにすることも勿論可能である。
管理サーバ101のCPU201は、クライアント装置102から送信された帳票データの作成指示を受信すると(ステップS410)、当該データに対応づけられているフォームデータに挿入するデータを、外部メモリ211で管理されている各種のデータテーブルから取得する(ステップS411)。複数のデータについての帳票データを作成する場合には、それぞれの帳票データを作成するために必要なデータを取得する。
尚、フォームデータには、そのフォームデータの所定の領域(フィールド)毎に、その領域に挿入するデータ項目が設定されているので、その情報に従って、管理サーバ101のCPU201は、各データテーブルからフォームデータに挿入するデータを取得することになる。
ここで、図12を参照して、本発明で利用されるフォームデータのデータ構成について説明する。図12は、フォームデータの表示画面の一例を示す図であり、この画面によりフォームデータに設定された各種の情報を確認することが出来る。図12は、挿入データ項目ボタン1202が押下された時に表示される表示画面の画面例である。
図12に示すように、フォームデータ表示部1204に表示されているフォームデータにはデータを挿入するためのフィールド(図中の点線で囲まれている領域:位置情報として管理されている)が設定されている。それぞれのフィールドには、当該フィールドに挿入するデータが、どのデータテーブルのどのデータ項目であるかを示す情報が設定されている。例えば、図12のフィールド1205には、見積テーブルの見積IDの登録されている情報が挿入されることを示している。また、図12に設定されている各フィールドには、フィールド名や、挿入するデータの桁数や、文字フォント、文字サイズで表示するかの情報も設定されており、これらを確認するためには、図中のフィールド名ボタン1201、桁数・フォントボタン1203を押下して、表示指示を行えばよい。
以上が、図12のフォームデータのデータ構成の説明である。
図4の説明に戻る。管理サーバ101のCPU201は、帳票のフォームデータに挿入するデータを取得した後に、それら取得した情報を用いて、図9に示すマッピングデータを作成する(ステップS412)。
ここで、図9を参照して、管理サーバ101のCPU201により作成されるマッピングデータの一例について説明する。
マッピングデータは、フォームデータに設定された各フィールドを特定するフィールド名と、当該フィールドに挿入するデータが登録されているデータテーブル、データ項目と、データテーブルから取得したデータの値をデータ項目として備えた構成になっている。このマッピングデータにより、どのデータテーブルに登録されているデータのどの項目が正しく取得できたか(値が「NULL」以外のデータ)、取得できなかったか(値が「NULL」であるデータ)を管理することが可能となっている。
以上が、図9のマッピングデータの一例の説明である。
図4の説明に戻る。ステップS412でマッピングデータを作成した後に、管理サーバ101のCPU201は、当該マッピングデータ中のデータ項目に値がNULLであるデータが含まれるか、即ち、フォームデータに挿入するデータであるにもかかわらずデータテーブルに登録されていないデータが存在するかを判定する(ステップS413)。
ステップS413の判定処理で、NULLであるデータが含まれる(YES)と判定した場合には、管理サーバ101のCPU201は処理をステップS414に進め、フォームデータにステップS411で取得したデータを挿入することで、ドラフト版の(正規版ではない)帳票データを作成する。この時、挿入すべきデータが取得できなかったフィールドには情報が挿入されないので、一部データが不足した形で、ドラフト版帳票データが作成されることになる。そして、クライアント装置102に送信する処理結果データに、ドラフト版の帳票データと、フォームデータに挿入するデータに未登録のデータが含まれることを示す警告情報を設定する(ステップS415)。
一方、ステップS413の判定処理でNULLであるデータが含まれない(NO)と判定した場合には、管理サーバ101のCPU201は処理をステップS416に進め、フォームデータにステップS411で取得したデータを挿入することで帳票データを作成する。そして、作成した帳票データを処理結果データに設定する(ステップS417)。尚、管理サーバ101のCPU201は、ステップS414やステップS416で作成した帳票データを一意に識別するための識別情報を作成し、帳票データと関連付けて外部メモリ211等に記憶しておく。
ステップS415、または、ステップS417の処理が終了した後に、管理サーバ101のCPU201は、処理をステップS418に進め、処理結果データをクライアント装置102に送信する。
クライアント装置102のCPU201は、管理サーバ101から送信された処理結果データを受信すると(ステップS419)、受信した処理結果データに警告情報が含まれるかを判定する(ステップS420)。
ステップS420の判定処理で、警告情報が含まれる(YES)と判定した場合には、クライアント装置102のCPU201は、処理をステップS421に進め、ディスプレイ装置210上に、帳票データに挿入すべきデータに不足がある旨の警告表示を行う。
その後、クライアント装置102のCPU201は、ユーザの操作指示に従って、不足データの仮登録指示を受け付けたかを判定する(ステップS422)。この判定処理で、仮登録指示を受け付けた(YES)と判定した場合には、クライアント装置102のCPU201は処理をステップS423に進め、不足データ仮登録処理を実行する。この処理の詳細については、図5を参照して説明する。不足データ仮登録処理が終了後、処理をステップS424に進める。
ステップS420の判定処理でNO、ステップS422の判定処理でNOと判定した場合、または、ステップS423の処理終了後、クライアント装置102のCPU201は処理をステップS424に進め、ユーザの操作指示により入力される帳票データの登録指示を受け付けたかを判定する。この判定処理で、帳票データの登録指示を受け付けた(YES)と判定した場合には、クライアント装置102のCPU201は処理をステップS425に進め、管理サーバ101に対して、帳票データの登録指示を送信する。
管理サーバ101のCPU201は、クライアント装置102から送信された帳票データ登録指示を受信すると(ステップS426)、不図示の帳票データテーブルに、登録指示をされた帳票データの情報を登録する(ステップS427)。この時、帳票データに挿入した各種のデータにより検索を行うことできるように、帳票データテーブルにデータを登録することになる。また、ドラフト版の帳票データを区別可能な形で、データの登録処理が行われる。また、当該帳票データの登録指示を行ったユーザの情報が、帳票データと対応付けられて登録されることになる。
ステップS427の帳票データ登録処理が終了した後に、管理サーバ101のCPU201は処理をステップS428に進め、登録処理の処理結果情報をクライアント装置102に送信する。クライアント装置102のCPU201は、処理結果を受信すると(ステップS429)、その後、処理をステップS407に進める。
ステップS408の判定処理でNOと判定した場合には、クライアント装置102のCPU201は処理をステップS430に進め、ユーザの操作指示により入力される終了指示を受け付けたかを判定する。この判定処理でYESと判定した場合には、本図に示す処理を終了する。一方、終了指示を受け付けていないと判定した場合には、処理をステップS407に進め、それ以降の処理を行うことになる。
以上が、帳票データ作成処理の一例の説明である。
次に、図5を参照して、図4のステップS423の不足データ仮登録処理の詳細な処理の一例について説明する。この処理は、管理サーバ101のCPU201と、クライアント装置102のCPU201とによって行われる。本処理では、図4の帳票データ作成処理で作成される帳票データに挿入されるデータのうち、登録されていないデータについて、データの仮登録を行う。
クライアント装置102のCPU201は、ユーザの操作指示により入力される不足データの仮登録指示を受け付けると(図4のステップS423でYES)、管理サーバ101に不足データの仮登録要求を送信する(ステップS501)。
管理サーバ101のCPU201は、クライアント装置102から送信された不足データの仮登録要求を受信すると(ステップS502)、既に作成されているマッピングデータを参照し、値がNULLとなっているデータ項目を含むデータの情報を、当該データが登録されているデータテーブルから取得する(ステップS503)。そして、取得したデータに含まれるデータ項目を、フォームデータに挿入(マッピング)されるデータ項目と、挿入されないデータ項目とに区分する(ステップS504)。そして、それらデータ項目のうち、値がNULLである、即ちデータが登録されていないデータ項目に仮登録するデータを入力するための入力画面の画面情報を作成し(ステップS505)、作成した画面情報をクライアント装置102に送信する(ステップS506)。
クライアント装置102のCPU201は、管理サーバ101から送信された画面情報を受信すると(ステップS507)、受信した画面情報に従って、図7に示す仮登録データ入力画面700をディスプレイ装置210に表示する(ステップS508)。
ここで、図7を参照して、図5のステップS508でクライアント装置102のディスプレイ装置210に表示される、仮登録データ入力画面700の構成の一例を示す図である。
図中、701は仮登録データ項目表示部であって、仮登録を行うデータ項目が表示される。仮登録される項目は、帳票フォームデータに挿入(マッピング)されるデータ項目と、挿入されないデータ項目とに区分され表示される。
702は、仮登録データ入力部であって、未登録のデータ項目に仮登録を行うデータの入力を受け付ける入力部である。703は、全データ表示ボタンであって、未登録のデータ項目の仮登録を行うデータの全データ項目の情報を表示させるために用いられるボタンである。これにより、ユーザは、当該データのデータ項目のうち、既に登録されているデータ項目の情報を参照しながら、不足データの仮登録データの入力をすることが出来る。
704は、仮登録ボタンであって、仮登録データ入力部702に入力されたデータの仮登録指示をクライアント装置102のCPU201に入力するために用いられるボタンである。705は、キャンセルボタンであって、未登録データの仮登録指示を行うことなく、本画面の表示を終了させるために用いられるボタンである。
以上が、仮登録データ入力画面700の構成の一例の説明である。
図5の説明に戻る。クライアント装置102のCPU201は、ステップS508でディスプレイ装置210に仮登録データ入力画面700を表示した後に、当該画面を介して未登録の各データ項目に仮登録するデータの入力を受け付ける(ステップS509)。
その後、仮登録ボタン704に対する押下指示を受け付けることで入力される仮登録指示を受け付けると(ステップS510でYES)、処理をステップS511に進め、管理サーバ101に対して入力されたデータを送信することで、管理サーバ101にデータの仮登録指示を行う。
管理サーバ101のCPU201は、クライアント装置102から送信された仮登録を行うデータを受信すると(ステップS512)、受信したデータを、図10に示す仮登録データ管理テーブル1000に登録する(ステップS513)。
ここで、図10を参照して、管理サーバ101の外部メモリ211に記憶される仮登録データ管理テーブル1000のデータ構成の一例について説明する。
図10に示す通り、仮登録データ管理テーブル1000は、仮登録ID1001、データテーブル1002、データ項目1003、登録対象データ識別情報1004、値1005、仮登録ユーザ1006、帳票ID1007等のデータ項目を備えて構成されている。
仮登録ID1001は、仮登録データを一意に識別するための識別情報が登録されるデータ項目である。データテーブル1002、データ項目1003はそれぞれ、当該レコードで管理されるデータがいずれのデータテーブルのいずれのデータ項目に仮登録されたデータ項目であるかを示す情報が登録されるデータ項目である。登録対象データ識別情報1004は、データテーブル1002に登録されている情報で特定されるデータテーブルに登録されているデータを一意に識別するための情報が登録されるデータ項目である。
データテーブル1002、データ項目1003、及び、登録対象データ識別情報1004に登録されている情報により、仮登録データが、どのデータテーブルに登録されているどのデータの、どのデータ項目に対するデータであるかが特定される。
値1005は、図7の仮登録データ入力部702に入力された情報が登録されるデータ項目である。仮登録ユーザ1006は、当該データを仮登録指示したユーザを特定するための情報が登録されるデータ項目である。帳票ID1007は、いずれの帳票データを作成する際に、不足データとして仮登録されたデータであるかを示す、帳票データの識別情報が登録されるデータ項目である。
尚、図7の仮登録データ入力画面700で複数のデータ項目にデータ仮登録する場合には、個々のデータそれぞれについて、仮登録データ管理テーブル1000にレコードが登録されることになる。
以上が、仮登録データ管理テーブル1000のデータ構成の一例の説明である。
図5の説明に戻る。管理サーバ101のCPU201は、受信したデータをステップS513で仮登録データ管理テーブル1000に登録した後に、当該仮登録したデータを更にフォームデータに挿入して、帳票データの再作成を行う(ステップS514)。このようにすることで、データテーブルに登録されているデータに変更を加えることなく、不足しているデータを補完した形で帳票データを作成することが可能となる。
そしてその後、仮登録データを登録したデータテーブルの登録担当者に、当該登録担当者が管理するデータテーブルのデータに仮登録データが登録されたことを通知する(ステップS515)。これにより、登録担当者による迅速なデータの登録が行われるようにしている。
ステップS515の処理が終了後、管理サーバ101のCPU201は、仮登録処理結果通知を、データの仮登録要求を行ったクライアント装置102に対して送信する(ステップS516)。この処理結果通知には、ステップS514で再作成した帳票データが含まれる。
クライアント装置102のCPU201は、管理サーバ101から送信された仮登録処理結果通知を受信した後に(ステップS517)、本図に示す処理を終了する。また、仮登録データ入力画面700中のキャンセルボタン705に対する押下指示を受け付けることで入力されるキャンセル指示を受け付けた場合(ステップS518でYES)も同様に、本図に示す処理を終了する。
以上が、図4のステップS423の不足データ仮登録処理の詳細な処理の一例の説明である。この処理により、フォームデータに挿入するデータのうち、データテーブルに登録されていないデータを補完した形で、帳票データを作成することが可能となる。
次に、図6を参照して、仮登録データ登録処理の一例について説明する。この処理では、仮登録データ管理テーブル1000に仮登録されている仮登録データを、図11に記載の各種のデータテーブルに登録する処理を行う。この処理は、管理サーバ101のCPU201と、クライアント装置102のCPU201とによって行われる処理である。
クライアント装置102のCPU201は、まず、不図示のユーザ認証情報入力画面をディスプレイ装置210に表示し(ステップS601)、ユーザ認証情報の入力を受け付ける(ステップS602)。そして入力されたユーザ認証情報を管理サーバ101に送信することで、ユーザ認証要求を行う(ステップS603)。
管理サーバ101のCPU201は、クライアント装置102から送信されたユーザ認証情報を受信すると(ステップS604)、受信したユーザ認証情報を用いてユーザ認証処理を行う(ステップS605)。
その後、管理サーバ101のCPU201は、ステップS605のユーザ認証処理で特定されたユーザが登録担当者であるデータテーブルに登録されているデータの仮登録データが、仮登録データ管理テーブル1000に登録されているかを判定する(ステップS606)。この判定処理で、登録されていない(NO)と判定した場合には、管理サーバ101のCPU201は処理をステップS607に進め、仮登録データがない旨の処理結果データを作成する。その後、処理をステップS628に進める。
一方、ステップS606の判定処理で、仮登録データが登録されている(YES)と判定した場合には、処理をステップS608に進め、当該ユーザが登録担当者であるデータテーブルのデータの仮登録データを仮登録データ管理テーブル1000から取得し、取得した情報を含む仮登録データ登録画面情報を作成し、その画面情報をクライアント装置102に送信する(ステップS609)。
クライアント装置102のCPU201は、管理サーバ101から送信された仮登録データ登録画面情報を受信すると(ステップS610)、その画面情報に従って、ディスプレイ装置210に、図8に示す仮登録データ登録画面800を表示する(ステップS611)。
ここで、図8を参照して、図6のステップS611でクライアント装置102のディスプレイ装置210に表示される仮登録データ登録画面800の構成の一例について説明する。
図中、801は仮登録データ一覧表示部であって、仮登録データの情報が登録される表示部である。例えば、登録ユーザ情報、データテーブル、仮登録データが登録される対象データ、データ項目、仮登録された値、等が表示される。
802は編集ボタンであって、仮登録データに対する編集指示を入力するために用いられるボタンである。このボタンが押されると、クライアント装置102のCPU201は、不図示の仮登録データ編集画面が表示される。その画面を介して仮登録データの編集指示を受け付ける。
803は登録ボタンであって、仮登録データを登録するために用いられるボタンである。このボタンが押されると、クライアント装置102のCPU201は、管理サーバ101に対して仮登録データの登録指示を行う。804は削除ボタンであって、仮登録データを削除するために用いられるボタンである。クライアント装置102のCPU201は、管理サーバに対して仮登録データの削除指示を行う。
805は参照ボタンであって、その行に表示されている仮登録データが登録されるデータの詳細を表示するために用いられるボタンである。このボタンが押下されると、クライアント装置102のCPU201は、ディスプレイ装置210に不図示の詳細表示画面を表示する。この詳細表示画面には、当該参照ボタンに対応するデータの全てのデータ項目の情報が登録される。
806は終了ボタンであって、仮登録データ登録画面800を介した処理の終了指示を入力するために用いられるボタンである。
以上が、仮登録データ登録画面800の構成の一例の説明である。
図6の説明に戻る。クライアント装置102のCPU201は、ステップS610で仮登録データ登録画面800をディスプレイ装置210に表示した後に、編集ボタン802に対する押下指示を受け付けることで入力される編集指示を受け付けたと判定すると(ステップS612でYES)、処理をステップS613に進め、編集内容の入力を受け付ける。その後、処理をステップS612に進める。
また、仮登録データ登録画面800の登録ボタン803に対する押下指示を受け付けることで入力される仮登録データの登録指示を受け付けると(ステップS614でYES)、押下された登録ボタン803に対応する仮登録データを取得し(ステップS615)、取得した仮登録データの登録要求を管理サーバ101に送信する(ステップS616)。
管理サーバ101のCPU201は、クライアント装置102から送信された仮登録データの登録要求を受信すると(ステップS617)、登録要求を受け付けた仮登録データを、当該仮登録データが対応するデータの指定されたデータ項目に登録する(ステップS618)。そして、当該仮登録データを使用している帳票データがあるかを判定し(ステップS619)、ある(YES)と判定した場合には、当該帳票データを再作成する(ステップステップS620)。そして、その帳票データの作成担当者に通知を行う(ステップS621)。
ステップS618でNOと判定した場合、また、ステップS621の処理が終了後、管理サーバ101のCPU201は処理をステップS622に進め、仮登録データの登録処理終了を示す処理結果データを作成する。その後、処理をステップS628に進める。
クライアント装置102のCPU201は、仮登録データ登録画面800の削除ボタン803に対する押下指示を受け付けることで入力される仮登録データの登録指示を受け付けると(ステップS623でYES)、処理をステップS624に進め、押下された削除ボタンに対応する仮登録データの削除要求を、管理サーバ101に送信する。
管理サーバ101のCPU201は、クライアント装置102からの仮登録データの削除要求を受信すると(ステップS625)、削除要求を受け付けた仮登録データを仮登録データ管理テーブル1000から削除する(ステップS626)。この時、関連する帳票データが外部メモリ211に記憶されている場合には、その帳票データも削除する。その後、削除処理終了の処理結果を作成し(ステップS627)、処理をステップS628に進める。
ステップS607、ステップS622、ステップS627の処理が終了後、管理サーバ101のCPU201は、それらステップで作成した処理結果データを、クライアント装置102に送信する。
クライアント装置102のCPU201は、管理サーバ101から送信された処理結果データを受信すると(ステップS629)、処理結果情報をディスプレイ装置210に表示する(ステップS630)。
その後、処理を継続するか否かを判定し(ステップS631)、処理を継続する(YES)と判定した場合には、処理をステップS611に進める。一方、処理を終了する(NO)と判定した場合には、本図に示す処理を終了する。
以上が、仮登録データ登録処理の詳細な処理の一例の説明である。
以上説明したとおり、本発明によれば、帳票データを作成する際に、フォームデータに挿入するデータの一部データの登録が行われていない場合に、その一部の不足データの仮登録を行い、仮登録された不足データを用いて帳票データを作成することが可能となる。これにより、帳票データの作成時に当該帳票データの作成に必要となるデータがデータテーブルに登録されていない場合であっても、データテーブルの担当者によるデータの登録処理を待つことなく、データに不足がない形で帳票データの作成が可能となる。
また、データテーブルのデータの管理担当者は、仮登録されたデータを用いて、データテーブルの更新処理を行うことが可能となるので、管理担当者の作業負荷の低減という効果も奏することが可能となる。
また、帳票データに挿入するデータがデータテーブルに登録されていない場合に、仮登録データテーブル1000に登録されているデータをユーザに提示することで、ユーザに仮登録されているデータから、フォームデータに挿入するデータを選択させるようにしても構わない。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101 複合機
102 クライアント装置
103 ネットワーク
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/F(インタフェース)コントローラ
209 入力装置
210 ディスプレイ装置
211 外部メモリ

Claims (6)

  1. データテーブルに登録されているデータをフォームデータに挿入することにより帳票データを作成する情報処理装置であって、
    フォームデータに挿入するデータが登録されるデータテーブルを記憶する第1の記憶手段と、
    クライアント装置から、帳票データの作成指示を受け付ける第1の受付手段と、
    前記第1の受付手段で帳票データの作成指示を受け付けた後に、データテーブルから当該帳票データ作成に用いるフォームデータに挿入するデータを取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得したデータをフォームデータに挿入することにより帳票データを作成する作成手段と、
    前記取得手段で、前記フォームデータに挿入するデータを不足なく取得できたかを判定することで、帳票データ作成に必要なデータが不足しているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段で、必要なデータが不足していると判定した後に、クライアント装置から前記フォームデータに挿入するデータの仮登録要求を受け付ける第2の受付手段と、
    を備え、
    前記作成手段は、前記第2の受付手段でデータの仮登録要求を受け付けた場合には、前記取得手段で取得したデータと、前記第2の受付手段で仮登録要求を受け付けたデータとを前記フォームデータに挿入することで、前記帳票データを作成すること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2の受付手段仮登録要求を受け付けたデータを記憶する第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶されているデータに対する登録指示を受け付ける第3の受付手段と、
    前記第3の受付手段で登録指示を受け付けたデータを前記第1の記憶手段に記憶されるデータテーブルに追加登録する登録手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記フォームデータに挿入するデータの入力を受け付ける入力画面の画面情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成された画面情報をクライアント装置に送信する送信手段と、
    を更に備え、
    前記第2の受付手段は、前記画面情報を用いて表示される前記入力画面を介して入力されるデータを前記仮登録データとして受け付けること
    を特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画面情報には、前記データテーブルに登録されているデータであって、前記フォームデータに挿入するデータ項目を含むデータの未登録のデータ項目に仮登録を行うデータを受け付ける入力欄が設定されており、
    前記データ項目のうち、フォームデータに挿入するデータ項目と、挿入しないデータ項目とが識別可能にされていること
    を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. フォームデータに挿入するデータが登録されるデータテーブルを記憶する記憶手段を備え、前記データテーブルに登録されているデータをフォームデータに挿入することにより帳票データを作成する情報処理装置によって行われる情報処理方法であって、
    クライアント装置から、帳票データの作成指示を受け付ける第1の受付工程と、
    前記第1の受付工程で帳票データの作成指示を受け付けた後に、データテーブルから当該帳票データ作成に用いるフォームデータに挿入するデータを取得する取得工程と、
    前記取得手段で取得したデータをフォームデータに挿入することにより帳票データを作成する作成工程と、
    前記取得手段で、前記フォームデータに挿入するデータを不足なく取得できたかを判定することで、帳票データ作成に必要なデータが不足しているか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程で、必要なデータが不足していると判定した後に、クライアント装置から前記フォームデータに挿入するデータの仮登録要求を受け付ける第2の受付工程と、
    を備え、
    前記作成工程は、前記第2の受付工程でデータの仮登録要求を受け付けた場合には、前記取得工程で取得したデータと、前記第2の受付工程で仮登録要求を受け付けたデータとを前記フォームデータに挿入することで、前記帳票データを作成すること
    を特徴とする情報処理方法。
  6. フォームデータに挿入するデータが登録されるデータテーブルを記憶する記憶手段を備え、前記データテーブルに登録されているデータをフォームデータに挿入することにより帳票データを作成する情報処理装置を、
    クライアント装置から、帳票データの作成指示を受け付ける第1の受付手段と、
    前記第1の受付手段で帳票データの作成指示を受け付けた後に、データテーブルから当該帳票データ作成に用いるフォームデータに挿入するデータを取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得したデータをフォームデータに挿入することにより帳票データを作成する作成手段と、
    前記取得手段で、前記フォームデータに挿入するデータを不足なく取得できたかを判定することで、帳票データ作成に必要なデータが不足しているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段で、必要なデータが不足していると判定した後に、クライアント装置から前記フォームデータに挿入するデータの仮登録要求を受け付ける第2の受付手段
    として機能させ、
    前記作成手段は、前記第2の受付手段でデータの仮登録要求を受け付けた場合には、前記取得手段で取得したデータと、前記第2の受付手段で仮登録要求を受け付けたデータとを前記フォームデータに挿入することで、前記帳票データを作成すること
    を特徴とするコンピュータプログラム。
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