JP2014146069A - 自動販売機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主制御部と各端末制御部との通信を効率よく行うと共に、通信の信頼性を確保することのできる自動販売機の制御装置を提供する。
【解決手段】自動販売機(1)を構成する複数のユニットをそれぞれ制御する複数の端末制御部(28)と、複数の端末制御部を制御する主制御部(22)とを備え、主制御部は、複数の端末制御部に共通のアドレスを送信先に設定し、複数の端末制御部のそれぞれに対応する複数の応答フィールド(R1〜Rn)をデータフィールドに設定した共通伝送フレーム(40)を送信する手段と、共通伝送フレームの応答フィールドに対して複数の端末制御部のそれぞれが出力する応答信号を監視する手段とを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動販売機における制御装置に係り、詳しくは自動販売機の各部分を制御する端末制御部や操作部等を統括的に制御する自動販売機の制御装置に関する。
自動販売機の制御装置では、一般的に自動販売機内部の制御対象部分を、操作ユニット、硬貨処理ユニット、価格表示ユニット等に分けてそれぞれを端末制御部で制御し、各端末制御部を主制御部が統括して制御するように構成されている。このような自動販売機を制御する主制御部と各端末制御部との通信はシリアル通信で行われている。各端末制御部はそれぞれ個別のアドレス(以下、個別アドレスという)を有しており、主制御部は端末制御部の個別アドレスを送信先アドレスに設定して通信を行っている。
しかしながら、例えば自動販売機の商品選択ボタンを制御する操作ユニットでは、商品選択ボタンの数だけ端末制御部が必要となるため、従来の通信方式では通信回数が多くなってしまう。また通信した端末制御部の全てから応答信号ACKを返してくるため、全ての通信が終了するまでに時間を要する。このため、より通信効率のよい通信方式が求められていた。
このようなことから、例えば同一種類の端末制御部が複数ある操作ユニットへ主制御部から一斉に伝送フレームを送信し、各端末制御部は主制御部に応答信号を送信しないという同報通信が知られている(特許文献1参照)。
特許第3767242号
近年では、各商品の価格を表示する価格表示部をデジタル表示にする自動販売機が開発されている。このような自動販売機では、主制御部が価格表示ユニットの端末制御部を制御することによって各商品の価格を自動的に変更することが可能である。これは例えば、自動販売機に設置されたカードリーダによって読み込まれた電子マネーの機能を有するICカードの種類によって、価格表示部に表示される商品の価格を自動的に変更することができる。このような自動販売機の制御装置では、主制御部から送信されるデータに基づいて商品の価格を価格表示部に表示することが必要となるため、主制御部と各端末制御部との通信の信頼性を確保することが求められている。
この点に関し上述した特許文献1では、主制御部と各端末制御部との通信の信頼性を確保するために、主制御部では同じ伝送フレームを複数回繰り返し各端末制御部へ送信している。しかしながら端末制御部は応答信号を返さないため、主制御部から端末制御部への送信エラーや端末制御部の作動状態によって受信できなかった場合でもそれを検出することができず、主制御部は適切な処置を行うことができなくなってしまう。このため、通信の信頼性の確保が求められていた。
本発明は、上述した課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、主制御部と各端末制御部との通信を効率よく行うと共に、通信の信頼性を確保することのできる自動販売機の制御装置を提供することにある。
上記の目的を達成するべく、請求項1の自動販売機の制御装置は、自動販売機を構成する複数のユニットをそれぞれ制御する複数の端末制御部と、前記複数の端末制御部を制御する主制御部とを備え、前記主制御部は、前記複数の端末制御部に共通のアドレスを送信先に設定し、前記複数の端末制御部のそれぞれに対応する複数の応答フィールドをデータフィールドに設定した共通伝送フレームを送信する手段と、前記共通伝送フレームの応答フィールドに対して前記複数の端末制御部のそれぞれが出力する応答信号を監視する手段とを含む、ことを特徴とする。
請求項2の自動販売機の制御装置では、請求項1において、前記複数の端末制御部は、前記共通伝送フレームを受信し、自己の応答フィールドに応答信号を設定する手段を含む、ことを特徴とする。
請求項3の自動販売機の制御装置では、請求項1または2において、前記主制御部は、前記共通伝送フレームに対して否定応答を出力した端末制御部があり、その数が所定の数以上である場合、前記共通伝送フレームを再度送信する手段を含む、ことを特徴とする。
請求項4の自動販売機の制御装置では、請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記主制御部は、前記共通伝送フレームに対して否定応答を出力した端末制御部がある場合、前記共通伝送フレームのデータフィールドを送信する手段を含む、ことを特徴とする。
請求項5の自動販売機の制御装置では、請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記主制御部は、前記複数の端末制御部のそれぞれに割り当てられた固有のアドレスを送信先に設定し、データフィールドに応答フィールドを設定した個別伝送フレームを送信する手段を含み、前記複数の端末制御部は、自己の固有のアドレスが設定された前記個別伝送フレームを受信し、応答フィールドに応答信号を設定する手段を含む、ことを特徴とする。
請求項6の自動販売機の制御装置では、請求項5において、前記主制御部は、前記共通伝送フレームに対して否定応答を出力した端末制御部があり、その端末制御部の数が所定の数未満である場合、前記否定応答を出力した端末制御部のそれぞれに対して、前記個別伝送フレームを送信する手段を含む、ことを特徴とする。
請求項7の自動販売機の制御装置では、請求項5または6において、前記主制御部は、前記共通伝送フレームを再度送信した回数が予め定められた回数を超えた場合、または前記共通伝送フレームのデータフィールドを送信した回数が予め定められた回数を超えた場合、前記個別伝送フレームを送信する手段を含む、ことを特徴とする。
請求項8の自動販売機の制御装置では、請求項6または7において、前記主制御部は、前記否定応答を出力した端末制御部のそれぞれに対して前記個別伝送フレームを送信した送信回数が予め定められた回数を超えた場合、通信異常と判定する異常判定手段を含む、ことを特徴とする。
請求項9の自動販売機の制御装置では、請求項1乃至8のいずれかにおいて、前記主制御部は、前記複数の端末制御部の種類毎に割り当てられた種類別のアドレスを送信先に設定し、設定した種類別のアドレスが割り当てられている端末制御部のそれぞれに対応する複数の応答フィールドをデータフィールドに設定した前記共通伝送フレームを送信する手段を含み、前記複数の端末制御部は、自己の種類別のアドレスが設定された前記共通伝送フレームを受信し、自己の応答フィールドに応答信号を設定する手段を含む、ことを特徴とする。
請求項1の自動販売機の制御装置によれば、主制御部から複数の端末制御部へ同時に通信を行う場合には、主制御部は、各端末制御部に共通のアドレスを送信先に設定した共通伝送フレームを送信する。主制御部は、端末制御部が出力する応答信号を監視しているので、端末制御部の作動状態を確認することができる。従って主制御部は、複数の端末制御部に一斉にデータを送信することができると共に、端末制御部の作動状態を識別することができる。それによって効率よく通信を行うことができるので、主制御部と各端末制御部との通信の信頼性を確保することができる。
請求項2の自動販売機の制御装置によれば、複数の端末制御部は、主制御部から送信された共通伝送フレームにおいて各端末制御部がそれぞれ該当する応答フィールドに応答信号を設定して送信する。従って主制御部は、各端末制御部の作動状態を識別することができる。
請求項3の自動販売機の制御装置によれば、主制御部は、否定応答を出力した端末制御部が所定の数以上あった場合に、全ての端末制御部へ共通伝送フレームを再度送信する。したがって否定応答を出力した端末制御部との通信を試みることにより、通信の信頼性をより確実にすることができる。
請求項4の自動販売機の制御装置によれば、主制御部は、否定応答を出力した端末制御部があった場合、全ての端末制御部に共通伝送フレームのデータフィールドを送信するので、通信の信頼性をより確実にすることができる。
請求項5の自動販売機の制御装置によれば、端末制御部のそれぞれが固有のアドレスを有しているので、主制御部は、複数の端末制御部と一斉にに通信することもできるし、個別に通信することもできる。
請求項6の自動販売機の制御装置によれば、主制御部は、否定応答を出力した端末制御部が所定の数未満であった場合、その端末制御部に対して、固有のアドレスを送信先に設定した個別伝送フレームを送信する。このように主制御部は、否定応答を出力した端末制御部と個別に通信するので、通信の信頼性をより確実にすることができる。また、否定応答を出力した端末制御部のそれぞれからの応答信号により、それぞれの作動状態を容易に識別することができる。
請求項7の自動販売機の制御装置によれば、主制御部は、共通伝送フレームの再送または共通伝送フレームのデータフィールドを送信した回数が予め定められた回数を超えた場合、個別伝送フレームを送信する。これにより、通信の信頼性をより確実にすることができる。
請求項8の自動販売機の制御装置によれば、主制御部は、否定応答を出力した端末制御部のそれぞれに対して個別電送フレームを送信した回数が予め定められた回数を超えた場合、通信異常と判定するので、通信異常を回復させる等、通信異常への対応を迅速に行うことができる。
請求項9の自動販売機の制御装置によれば、主制御部から同じ種類の複数の端末制御部へ同時に通信を行う場合には、主制御部は、種類別のアドレスを送信先に設定した共通伝送フレームを送信する。それに対して複数の端末制御部は、自己の種類別のアドレスが設定された共通伝送フレームにおいて各端末制御部がそれぞれ該当する応答フィールドに応答信号を設定して送信する。従って主制御部は、同じ種類の複数の端末制御部に同時にデータを送信することができると共に、同じ種類の各端末制御部の作動状態を識別することができる。それによって効率よく通信を行うことができるので、主制御部と各端末制御部との通信の信頼性を確保することができる。
自動販売機の外観斜視図である。 自動販売機の制御装置の概略を示すブロック図である。 自動販売機の商品選択ボタン及び価格表示部の一部を拡大した図である。 主制御部及び価格表示制御部間の通信を示すシーケンス図である。 主制御部と端末制御部との通信で使用する伝送フレームフォーマットである。 主制御部から端末制御部へ送信する伝送フレームのフォーマットである。 図6に示した伝送フレームを受信した端末制御部が主制御部へ送信する伝送フレームのフォーマットである。 商品の価格を表示した価格表示部の一例を示す図である。 価格表示制御部から主制御部に送信されるフレームフォーマットの一例である。 個別送信用の伝送フレームフォーマットである。 一括送信で主制御部が行う再送処理を示すフローチャートである。 1〜n番目の価格表示制御部に一括送信するためのデータフィールドである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、自動販売機1の外観斜視図である。
自動販売機1の前面には、商品見本展示部2、複数の商品見本3、複数の商品選択ボタン4、価格表示部5、硬貨投入部6、返却レバー7、金額表示部8、ICカードリーダ9、釣り銭返却部10、及び商品取り出し口11が設けられている。
商品見本展示部2には、自動販売機1において購入可能な複数の商品の見本として複数の商品見本3が並べて展示されている。商品見本3は、例えば商品の空き容器や商品の写真、模型等を用いてもよいし、商品そのものを商品見本3として展示してもよい。商品選択ボタン4は、複数の商品見本3のそれぞれに1対1で対応して配置されている。価格表示部5は、複数の商品見本3のそれぞれの価格を表示するものであり、例えばLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)を用いたデジタル表示器である。
硬貨投入部6は、商品の代金として購入者が硬貨を投入するために設けられている。返却レバー7は、投入した硬貨や釣り銭を自動販売機1から取り出すために設けられている。金額表示部8は、例えば7セグメントLEDを用いたデジタル表示器であり、投入した硬貨の総額が表示される。ICカードリーダ9は、電子マネーによる決済を実現する公知の装置である。釣り銭返却部10は、投入した硬貨や釣り銭の返却口である。商品取り出し口11は、購入者が購入した商品が排出される部分である。
図2は図1に示した自動販売機1を制御する制御装置の概略を示すブロック図である。
制御装置21は、主制御部22、ボタン制御部23、硬貨処理制御部24、ICカード制御部25、金額表示制御部26、価格表示制御部27を備えている。制御装置21はこの他にも外部とのインターフェースとなるリモートコントロールや選択された商品を排出する販売制御部等も備えているが、本実施形態では説明を省略する。
ボタン制御部23、硬貨処理制御部24、ICカード制御部25、金額表示制御部26、価格表示制御部27はそれぞれ端末制御部28であり、これらは通信ライン29を介して主制御部22に接続されている。また、主制御部22、ボタン制御部23、硬貨処理制御部24、ICカード制御部25、金額表示制御部26、価格表示制御部27にはそれぞれ電源ライン30が接続されており、図示しない電源から電力が供給されている。
主制御部22はマイクロコンピュータであり、各端末制御部28と通信を行い各端末制御部28を制御する。主制御部22と、ボタン制御部23、硬貨処理制御部24、ICカード制御部25、金額表示制御部26、価格表示制御部27等の端末制御部28との間の通信はシリアル通信で行われる。
ボタン制御部23は、商品毎に設けられ、商品の販売可能ランプ、売り切れランプ、選択ボタンでユニット化された商品選択ボタン4の表示等を制御する。硬貨処理制御部24は、硬貨投入部6から投入された硬貨の選別や、釣り銭返却部10へ釣り銭の返却等を行う。ICカード制御部25は、ICカードリーダ9で読み取った電子マネーの機能を有するICカードの情報からICカードの種類を識別したり、ICカードに金額情報の書き込みを行ったりする。金額表示制御部26は、投入された金額の表示や釣り銭切れの表示等を金額表示部8に行う。価格表示制御部27は、商品毎に設けられ、価格表示部5に商品の価格を表示する。
主制御部22、ボタン制御部23、硬貨処理制御部24、ICカード制御部25、金額表示制御部26、価格表示制御部27等の各端末制御部28には、主制御部22と端末制御部28との間で通信を行うために、それぞれにアドレスが割り当てられている。主制御部22には固有のアドレスが割り当てられている。硬貨処理制御部24、ICカード制御部25、金額表示制御部26等の単一の端末制御部28には種類別のアドレスが割り当てられており、それを固有のアドレスとしている。端末制御部28が複数存在するボタン制御部23及び価格表示制御部27等には種類別のアドレスが割り当てられ、さらに各端末制御部28の固有の情報をサブアドレスとして有している。つまり端末制御部28毎に、種類別のアドレスとサブアドレスとから構成される固有のアドレス(以下、個別アドレスという)と、端末制御部28の種類に従って共通のアドレス(種類別のアドレス、以下、共通アドレスという)とが割り当てられている。各ボタン制御部23及び各価格表示制御部27がそれぞれ共有アドレスと個別アドレスとを有しているので、同じ種類の端末制御部28を一斉に制御することも可能であり、端末制御部28を個々に制御することも可能である。
図3に自動販売機1の商品選択ボタン4及び価格表示部の一部を拡大した図を示す。商品選択ボタン4のそれぞれは、対応するボタン制御部23によって制御され、価格表示部5のそれぞれは、対応する価格表示制御部27によって制御される。図3にはさらに、各価格表示部5を制御する価格表示制御部27のそれぞれに割り当てられている個別アドレス及び共通アドレスを模式的に示している。価格表示制御部27のそれぞれには個別アドレスUAD1〜UAD5と、共通アドレスCADとが割り当てられている。主制御部22は個別アドレスUAD1〜UAD5や共通アドレスCADを用いて価格表示制御部27と通信を行う。なお、商品選択ボタン4を制御するボタン制御部23にもそれぞれ個別アドレス及び共通アドレスが割り当てられているものとするが、ここでは説明を省略する。
主制御部22と、同一種類の端末制御部28が複数ある場合の端末制御部との間の通信について、図4〜図7に基づいて以下に説明する。ここでは、端末制御部28として価格表示制御部27を用いている。図4は主制御部22と価格表示制御部27との通信を示すシーケンス図である。図5は主制御部と価格表示制御部27との通信で使用する伝送フレームフォーマットである。図6は主制御部22から価格表示制御部27への通信に使用する伝送フレームフォーマットである。図7は図6の伝送フレームを受信した価格表示制御部27から主制御部22に送信される伝送フレームフォーマットである。ここでは例として価格表示部5に表示する価格を主制御部22から各価格表示制御部27へ一斉に送信する場合の通信について説明する。商品の価格は、例えばICカード制御部25で読み取ったICカードの種類に応じて変動するようにしてもよく、このような場合に各商品の価格が主制御部22から各価格表示制御部27へ送信される。
図4のステップS10では、主制御部22が図5に示す伝送フレームフォーマットに基づいて図6に示す伝送フレームフォーマットを生成する。
図5に示すように、ヘッダ41にはこの伝送フレームが個別通信なのか、同報通信なのかを示す識別子を設定する。マスタアドレス42には主制御部22のアドレスを設定する。送信先アドレス43には送信先の端末制御部28のアドレスを設定する。制御フィールド44には、主制御部22が端末制御部28に要求する動作内容を設定する。データ長45には後述するデータフィールド46のデータ長を設定する。データフィールド46には主制御部22から端末制御部28に送信されるデータを設定する。
図5に示した伝送フレームフォーマットに基づいて生成した伝送フレームフォーマットを図6に示す。ヘッダ41にはこの伝送フレームが個別通信であることを示す識別子を設定する。マスタアドレス42には主制御部22のアドレスを設定する。送信先アドレスには価格表示制御部27のそれぞれに割り当てられた共通アドレスを設定する。データ長45には後述するデータフィールド46のデータ長を設定する。データフィールド46には各価格表示制御部27に対応した位置にそれぞれの価格データを設定する。
詳しくは、データD1には1番目の価格表示制御部27の価格データ、データD2には2番目の価格表示制御部27の価格データ、データDnにはn番目(nは1以上の整数)の価格表示制御部27の価格データがそれぞれ設定されている。また、データD1〜Dnの後にはそれぞれ応答フィールドR1〜Rnが設けられている。応答フィールドR1〜Rnは各価格表示制御部27がこの伝送フレーム40を受信した後に使用するフィールドであり、詳細は後述する。なお、データD1〜Dnのビット長は全て同じ長さである。また、応答フィールドR1〜Rnのビット長も全て同じ長さである。なお、データと応答フィールドとの間にはそれぞれデータのパリティチェック用のパリティビットが設定されているが、図示及び説明は省略する。
ステップS11では、主制御部22は上記ステップS10で生成した1つの伝送フレーム(共通伝送フレーム)40を価格表示制御部27へ送信する。その後主制御部22は、各価格表示制御部27が後述するステップS13で出力する応答信号を所定の期間監視する。ここで所定の期間とは、1〜n番目の価格表示制御部27のそれぞれが伝送フレーム40を受信して応答信号を出力するのに十分な期間である。
ステップS12では、価格表示制御部27は受信した伝送フレーム40の送信先アドレス43を読み取り、価格表示制御部27の共通アドレスであること、即ち自身宛の伝送フレームであることを確認すると、受信した伝送フレーム40のデータフィールド16に格納されているデータD1〜Dnのうち、自身に該当するデータを取得する。なお、本ステップではボタン処理部3、硬貨処理制御部24等の端末制御部28も、伝送フレーム40の送信先アドレス43を読み取り、自身宛の伝送フレームか否かを確認しているものとする。
ステップS13では、価格表示制御部27は受信した伝送フレーム40において自身に該当する応答フィールドに応答信号を設定する。図7は、全ての価格表示制御部27が正常に作動している場合に、主制御部22に返送する伝送フレームフォーマットを示している。図7に示すように、各価格表示制御部27はデータフィールド46にある応答フィールドR1〜Rnのうち、対応する自身の応答フィールドに肯定応答の応答信号ACK(Acknowledgement)を設定する。
詳しくは、応答フィールドR1には1番目の価格表示制御部27がデータを受信したことを示す応答信号ACKを示すデータ、応答フィールドR2には2番目の価格表示制御部27がデータを受信したことを示す応答信号ACKを示すデータ、応答フィールドRnにはn番目の価格表示制御部27がデータを受信したことを示す応答信号ACKを示すデータがそれぞれ設定される。なお、図7に図示している応答フィールドR1〜RnにあるAは、応答信号ACKを示すデータを模式的に表している。また、複数の価格表示制御部27のうちいずれかが伝送フレーム40を正常に受信できない場合には、その価格表示制御部27は自身の応答フィールドに否定応答の応答信号NACK(Negative Acknowledgement)を設定する。また、上述したステップS12、S13は、全ての価格表示制御部27が行うステップであり、1番目の価格表示制御部27から順次これらのステップを行い、最後にn番目の価格表示制御部27が行うものである。
主制御部22は、上記ステップS13で各価格表示制御部27が出力する応答信号を監視しており、いずれかの価格表示制御部27が応答信号NACKを出力したことを検出すると、いずれかの価格表示制御部27に異常があったと判定する。このように主制御部22は、各価格表示制御部27との通信が正常に行われているか否かを応答信号に基づいて確認しているので、通信の信頼性を確保することができる。
ステップS14では、最後の価格表示制御部27、即ちn番目の価格表示制御部27が主制御部22に応答する。このときn番目の価格表示制御部27は、図7に示した伝送フレーム40aを主制御部22に送信する。
ステップS15では、主制御部22は、上記ステップS13で各価格表示制御部27が出力した応答信号の中に応答信号NACKを検出していなければ、それぞれの価格表示制御部27との通信が正常に行われたとして処理を終了する。
一方、主制御部22が上記ステップS13で応答信号NACKを検出した場合には、主制御部22は、上記ステップS14で価格表示制御部27が送信した伝送フレーム40aを解析して、どの価格表示制御部27が応答信号NACKを出力したのかを識別するようにしてもよい。
図8は、自動販売機の価格表示部5に価格を表示した一例を示す図である。価格表示部5に表示される価格は、主制御部22から価格表示制御部27へ送信された価格データであり、各価格表示制御部27は対応する価格表示部5に価格データを表示する。
このように本実施形態では、ボタン制御部23及び価格表示制御部27等の同じ種類の複数の端末制御部28は、その種類毎に共通アドレスを有している。そして主制御部22が同じ種類の複数の端末制御部28に一斉にデータを送信する場合、主制御部22は共通アドレスを送信先アドレスに設定した1つの伝送フレーム40を複数の端末制御部28に送信する。主制御部22は、伝送フレームを送信した後、各端末制御部28が出力する応答信号を所定の期間監視する。
これにより、主制御部22から同じ種類の各端末制御部28へ個別に通信する場合に比べて通信効率を向上させることができる。また、主制御部22は、各端末制御部28が出力する応答信号を監視するので、各端末制御部28との通信が正常に行われたか否かを確認することができる。従って通信の信頼性を確保することができる。さらに、端末制御部28は、自身の応答フィールドに応答信号を設定した伝送フレームを主制御部に送信するので、主制御部22は、否定応答を出力した端末制御部28を容易に識別することができる。
<変形例>
上記実施形態の変形例について以下に説明する。この変形例では、複数の端末制御部28のうち応答信号NACKを出力する端末制御部28が存在する点が異なっており、その他の構成については共通しているので説明を省略する。なお、上記実施形態と同様に主制御部22と価格表示制御部27との通信を例として説明する。また、通信の流れは図4と同様であり、処理内容が上記実施形態と共通している箇所については説明を省略する。
主制御部22は価格表示制御部27に図6に示した伝送フレームフォーマットで伝送フレーム40を送信する。このとき価格表示制御部27のうちm番目の価格表示制御部27が何らかの理由(例えば、通信のタイミングや制御のタイミング等)で伝送フレーム40を受信できなかった場合、m番目の価格表示制御部27は応答信号NACKを応答フィールドRmに設定する。この時点で主制御部22は、価格表示制御部27のいずれかが応答信号NACKを出力したことを検出する。このように主制御部22が応答信号NACKを検出した場合に、データの再送を行う方法について以下に説明する。データの再送については、以下に説明する再送、個別送信、一括送信という方法を行うことができる。
(再送)
図9は、全ての価格表示制御部27が応答フィールドR1〜Rnに応答信号を設定した伝送フレーム40bを示している。図9に示すように、m番目の価格表示制御部27が応答信号NACKを出力している。ここで、図9に示す応答フィールドRmに設定されているNは、応答信号NACKを模式的に示すものである。主制御部22は、価格表示制御部27のいずれかが応答信号NACKを出力したことを検出すると、n番目の価格表示制御部27から伝送フレーム40bを受信した後、以下に示す制御を行う。なお、以下に示すステップは、図4に示したシーケンス図に基づいている。
ステップS11では、主制御部22は、図6に示した伝送フレーム40を価格表示制御部27に再度送信する。伝送フレーム40を送信後、主制御部22は、各価格表示制御部27の応答信号を監視する。
ステップS13では、各価格表示制御部27は、伝送フレーム40の該当する応答フィールドに応答信号を出力する。
ステップS15では、主制御部22は、価格表示制御部27が応答信号NACKを出力したことを検出していなければ処理を終了する。一方、上記ステップS13で、価格表示制御部27が出力する応答信号NACKを主制御部22が検出した場合には、本ステップから再度ステップS11に戻り、伝送フレーム40の再送を行うようにしてもよい。
このように、データフィールド46に1〜n番目の価格表示制御部27への価格データが設定された伝送フレームを再送し、価格表示制御部27からの応答信号を確認することによって、通信の信頼性を確保することができる。
なお、主制御部22が、所定の回数伝送フレーム40を再送しても応答信号NACKを検出する場合には、通信異常と判定して処理を終了し、異常処理を行ってもよいし、応答信号NACKを出力した価格表示制御部27に対して後述する個別送信を行ってもよい。ここで異常処理とは、例えば、上記ステップS15で主制御部22が受信した伝送フレームから何番目の価格表示制御部27との通信が異常なのかを解析し、m番目の価格表示制御部27に対応する商品をユーザが選択できないようにしてもよい。詳しくは、m番目の価格表示制御部27に対応するm番目のボタン制御部23が、対応する商品選択ボタン4を選択できないようにしてもよいし、価格表示部5に簡単なメッセージまたは符号等を表示してもよい。また、主制御部22はm番目の価格表示制御部27が異常であることをメモリ等の記憶部(図示せず)に記録してもよい。また、主制御部22が価格表示制御部27との通信異常を回復させる処理を行うようにしてもよい。このように、通信異常を判定することによって通信異常への対応を迅速に行うことができる。
(個別送信)
以下に説明する個別送信において、事前に応答信号NACKを出力した価格表示制御部27は、主制御部22によって識別されているものとする。また、m番目の価格表示制御部27が応答信号NACKを出力した場合について以下に説明する。
ステップS10では、主制御部10は個別送信用の伝送フレーム(個別伝送フレーム)40cを生成する。図10は個別通信用の伝送フレームフォーマットであり、主制御部22からm番目の価格表示制御部27に送信される伝送フレームフォーマットを示している。図10の伝送フレームフォーマットにおいて、送信先アドレス43にはm番目の価格表示制御部27の個別アドレスが設定され、データフィールド46aにはm番目の価格表示制御部27のデータDmが設定される。
ステップS11では、主制御部22は、図10に示す伝送フレーム40cをm番目の価格表示制御部27に対して送信する。
ステップS15では、主制御部22は、応答フィールドRmを確認し、m番目の価格表示制御部27の応答信号がACKであれば処理を終了する。一方、m番目の価格表示制御部27の応答信号がNACKである場合、m番目の価格表示制御部27に再度個別に伝送フレーム40cを送信してもよい。また、所定の回数送信しても依然として応答信号がNACKである場合、通信異常と判定して異常処理を行うようにしてもよい。なお、異常処理は上述した方法と同様である。このように通信異常を判定することによって、通信異常への対応を迅速に行うことができる。
このように、主制御部22は、応答信号NACKを出力したm番目の価格表示制御部27に対して個別に通信を行い、m番目の各価格表示制御部27の応答信号を確認することによって、通信の信頼性を確保することができる。また、主制御部22は、m番目の価格表示制御部27と個別に通信することによって、m番目の価格表示制御部27の作動状態を容易に識別することができる。
また、上述した伝送フレーム40を所定回数送信した後に依然として応答信号NACKを出力する価格表示制御部27がある場合に、NACKを出力した価格表示制御部27に対して個別に伝送フレーム40cを所定回数送信してもよい。これにより、2種類の伝送フレーム40、40cを送信することになり、例えばノイズ等により伝送フレーム40が送信できない場合でも、NACKを出力した価格表示制御部27へ個別に伝送フレーム40cを送信するので、2種類の伝送フレーム40、40cを送信することで通信の信頼性をより向上させることができる。
そして、所定回数個別に伝送フレーム40cを送信しても依然としてNACKを出力する価格表示制御部27がある場合には、通信異常と判定する。これにより、通信異常への対処を迅速に行うことができる。
(一括送信)
以下に説明する一括送信は、上述した実施形態の図4のステップS13で、主制御部22がいずれかの価格表示制御部27の応答信号NACKを検出した時点で、主制御部22は各価格制御部27にデータフィールドを送信する通信を行うものである。図11は、主制御部22が一括送信を含む通信を価格表示制御部27と行うときの主制御部22の処理を示すフローチャートであり、このフローチャートに基づいて以下に説明する。
ステップS21では、価格表示制御部27に送信する伝送フレーム40を生成する。
ステップS22では、生成した伝送フレーム40を価格表示制御部27に送信する。
ステップS23では、カウンタiに0を設定する。ここでカウンタiは、後述するデータフィールドの再送を行った回数をカウントするためのものである。
ステップS24では、価格表示制御部27が出力する応答信号の監視を開始する。
ステップS25では、1〜n番目の価格表示制御部27のうちのいずれかが応答信号NACKを出力したか否かを判定する。当該判定結果が真(Yes)の場合には、価格表示制御部27のうちのいずれかと通信できなかったと判定して、ステップS26に進む。
ステップS26では、図12に示すデータフィールド46bを生成して価格表示制御部27に送信する。図12は、応答信号1〜n番目の価格表示制御部27に一括送信するためのデータフィールド46bを示している。データフィールド46bには1〜n番目の価格表示制御部27に対応するデータD1〜Dnがそれぞれ設定されている。データフィールド46bは、図6に示した伝送フレーム40のデータフィールド46と同じものである。
ステップS27では、カウンタiをインクリメントする。
ステップS28では、カウンタiが規定値を超えたか否かを判定する。ここで規定値とは、データフィールド46bを再送する最大の回数を示している。当該判定結果が真(Yes)の場合、カウンタiは規定値を超えた、即ち再送する最大の回数を超えたので、価格表示制御部27との通信異常と判定して処理を終了する。一方、当該判定結果が偽(No)の場合には、再送した回数が規定値未満であるとしてステップS25に戻る。
一方、上記ステップS25の判定結果が偽(No)の場合、価格表示制御部27は全て正常に作動していると判定して、ステップS29へ進む。
ステップS29では、n番目の価格表示制御部27から応答フィールドに応答信号が設定された伝送フレームを受信する。
このように、主制御部22が応答信号NACKを出力した価格表示制御部27を検出すると、主制御部22は、データD1〜Dnを設定したデータフィールド46bを全ての価格表示制御部27に送信し、価格表示制御部27の応答信号を確認することによって通信の信頼性を確保することができる。なお、データフィールド46bを所定回数送信しても依然として応答信号がNACKである場合、通信異常として上述した異常処理を行ってもよいし、応答信号NACKを出力している価格表示制御部27に対して上述した個別送信を行ってもよい。データフィールド46bと個別送信用の伝送フレーム40cとの2種類の送信を行うことにより、例えばノイズ等のためにデータフィールド46bを送信できない場合でも、個別送信を行うことによって通信の信頼性をより向上させることができる。また、データフィールド46bを所定回数送信しても、個別送信用の伝送フレーム40cを所定回数送信しても応答信号NACKを出力する価格表示制御部27がある場合には通信異常と判定するので、通信異常の場合の対処をより迅速に行うことができる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態及び変形例では、複数の端末制御部28として、価格表示制御部27を例として説明したが、ボタン制御部23等の同じ種類の端末制御部が複数あるものについても適用可能である。
また、上記実施形態及び変形例では、電子マネーの機能を有するICカードの種類に応じて価格を変更することついて説明したが、ICカードの種類に限らず、例えば特定の時間帯に商品の価格を変更する場合や、特定の期間商品の価格を変更する場合等の制御にも適用可能である。
また、上記実施形態では、主制御部22は、各端末制御部28が出力する応答信号を所定の期間監視しているが、主制御部22が、最後の端末制御部28からの応答、即ち応答信号が設定された伝送フレームを受信した時点で応答信号の監視を終了するようにしてもよい。
また、上記変形例では、伝送フレーム40の再送、伝送フレーム40cの個別送信について説明したが、例えば応答信号NACKを出力した価格表示制御部27の数に応じて伝送フレーム40の再送または伝送フレーム40cの個別送信を行うようにしてもよい。詳しくは、応答信号NACKを出力した価格表示制御部27の数が所定の数以上であった場合、伝送フレーム40を再送する。また応答信号NACKを出力した価格表示制御部27の数が所定の数未満であった場合、応答信号NACKを出力した価格表示制御部27のそれぞれに対して伝送フレーム40cを送信する。ここで所定の数とは、伝送フレーム40を再送した方が通信の効率がよいとされる数である。このように応答信号NACKを出力した価格表示制御部27の数に応じて伝送フレーム40の再送または伝送フレーム40cの個別送信を行うことによって、効率のよい通信を行うことができる。
1 自動販売機
4 商品選択ボタン
5 価格表示部
22 主制御部
23 ボタン制御部(端末制御部)
27 価格表示制御部(端末制御部)
28 端末制御部
40、40a〜40c 伝送フレーム

Claims (9)

  1. 自動販売機を構成する複数のユニットをそれぞれ制御する複数の端末制御部と、
    前記複数の端末制御部を制御する主制御部とを備え、
    前記主制御部は、前記複数の端末制御部に共通のアドレスを送信先に設定し、前記複数の端末制御部のそれぞれに対応する複数の応答フィールドをデータフィールドに設定した共通伝送フレームを送信する手段と、前記共通伝送フレームの応答フィールドに対して前記複数の端末制御部のそれぞれが出力する応答信号を監視する手段とを含む、ことを特徴とする自動販売機の制御装置。
  2. 前記複数の端末制御部は、前記共通伝送フレームを受信し、自己の応答フィールドに応答信号を設定する手段を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の制御装置。
  3. 前記主制御部は、前記共通伝送フレームに対して否定応答を出力した端末制御部があり、その数が所定の数以上である場合、前記共通伝送フレームを再度送信する手段を含む、ことを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機の制御装置。
  4. 前記主制御部は、前記共通伝送フレームに対して否定応答を出力した端末制御部がある場合、前記共通伝送フレームのデータフィールドを送信する手段を含む、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の自動販売機の制御装置。
  5. 前記主制御部は、前記複数の端末制御部のそれぞれに割り当てられた固有のアドレスを送信先に設定し、データフィールドに応答フィールドを設定した個別伝送フレームを送信する手段を含み、
    前記複数の端末制御部は、自己の固有のアドレスが設定された前記個別伝送フレームを受信し、応答フィールドに応答信号を設定する手段を含む、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の自動販売機の制御装置。
  6. 前記主制御部は、前記共通伝送フレームに対して否定応答を出力した端末制御部があり、その端末制御部の数が所定の数未満である場合、前記否定応答を出力した端末制御部のそれぞれに対して、前記個別伝送フレームを送信する手段を含む、ことを特徴とする請求項5に記載の自動販売機の制御装置。
  7. 前記主制御部は、前記共通伝送フレームを再度送信した回数が予め定められた回数を超えた場合、または前記共通伝送フレームのデータフィールドを送信した回数が予め定められた回数を超えた場合、前記個別伝送フレームを送信する手段を含む、ことを特徴とする請求項5または6に記載の自動販売機の制御装置。
  8. 前記主制御部は、前記否定応答を出力した端末制御部のそれぞれに対して前記個別伝送フレームを送信した送信回数が予め定められた回数を超えた場合、通信異常と判定する異常判定手段を含む、ことを特徴とする請求項6または7に記載の自動販売機の制御装置。
  9. 前記主制御部は、前記複数の端末制御部の種類毎に割り当てられた種類別のアドレスを送信先に設定し、設定した種類別のアドレスが割り当てられている端末制御部のそれぞれに対応する複数の応答フィールドをデータフィールドに設定した前記共通伝送フレームを送信する手段を含み、
    前記複数の端末制御部は、自己の種類別のアドレスが設定された前記共通伝送フレームを受信し、自己の応答フィールドに応答信号を設定する手段を含む、ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の自動販売機の制御装置。
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