JP2014145990A - 案内表示装置、案内表示方法、案内表示プログラム - Google Patents

案内表示装置、案内表示方法、案内表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】閲覧者の目的地に、その閲覧者が到達するまで、複数の表示部(ディスプレイ)によって的確に場所案内表示や経路案内表示を行うことが可能な案内表示装置、案内表示方法、案内表示プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】表示部付近に存在する個人を識別する個人認識部と、目的地情報と、個人向け案内設定情報とを記憶する個人向け案内設定情報記憶部と、個人向け案内を実行するか否かを判断し、個人向け案内コンテンツを、個人が付近に存在する表示部に表示させる個人向け案内実行有無判断部と、目的地情報と、個人向け案内設定情報と、個人向け案内設定情報に含まれる個人が付近に存在すると個人認識部が認識した表示部のディスプレイ情報とに基づき、個人を案内すべき目的地の場所案内や経路案内の情報である個人向け案内コンテンツを生成する個人向け案内コンテンツ生成部とを備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、的確に場所案内表示や経路案内表示を行う案内表示装置、案内表示方法、案内表示プログラムに関するものである。
施設内、敷地内における訪問者への案内表示は、静的な地図を掲示するだけのものが殆どであり、電球の点灯などによって目的地や現在地を分かりやすく表示するなどの工夫はあるものの、訪問者を目的地まで分かりやすく案内するには不十分である。一方、デジタルサイネージシステムの誕生によって、多数の表示装置で動的な広告を生成し、表示できるようになったので、高機能な案内表示システムの実現可能性が高まった。
例えば、特許文献1には、表示装置の閲覧者をカメラ画像から識別し、移動先の表示装置においても移動前と同一の広告を表示する技術が開示されている。このような技術は、特定個人を追跡し、移動後の表示装置において案内表示を継続するシステムの構築に適用できる。また、特許文献2には、表示装置(ディスプレイ)の閲覧者が映り込んだカメラ画像から、その閲覧者の好みの対象となる広告を判断する技術が開示されている。このような技術は、閲覧者に案内すべき目的地を判断する機能の実現に適用できる。
特開2010−113314号公報 特開2008−305379号公報
しかしながら、従来の案内表示システム、デジタルサイネージシステム、またそれらの安易な組み合わせでは、閲覧者の目的地へ、その閲覧者を、複数の表示装置(ディスプレイ)で、その表示装置の位置に応じた的確な案内表示を行うことで、目的地に到達するまでの移動をサポートすることができないという課題があった。
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、閲覧者の目的地に、その閲覧者が到達するまで、複数の表示部(ディスプレイ)によって的確に場所案内表示や経路案内表示を行うことが可能な案内表示装置、案内表示方法、案内表示プログラムを提供することを目的とする。
この発明に係る案内表示装置は、一つ以上の案内対象項目についての個人向け案内コンテンツを二つ以上の表示部に表示させる案内表示装置であって、前記表示部付近に存在する個人を、外部の個人認識装置から得られる情報を利用して識別する個人認識部と、各案内目的地の場所や各表示部から各目的地までの経路の情報である目的地情報と、特定個人が興味を持っている案内対象項目を管理する個人向け案内設定情報とを記憶する個人向け案内設定情報記憶部と、前記個人認識部が認識した個人と前記個人向け案内設定情報とを照合し、前記個人に対する個人向け案内を実行するか否かを判断し、個人向け案内コンテンツを、前記個人が付近に存在すると前記個人認識部が認識した表示部に表示させる個人向け案内実行有無判断部と、前記個人向け案内実行有無判断部が個人向け案内を実行すると判断した場合に、前記目的地情報と、前記個人向け案内設定情報と、前記個人向け案内設定情報に含まれる個人が付近に存在すると前記個人認識部が認識した前記表示部のディスプレイ情報とに基づき、前記個人を案内すべき目的地の場所案内や経路案内の情報である前記個人向け案内コンテンツを生成する個人向け案内コンテンツ生成部とを備えるものである。
この発明の案内表示装置によれば、閲覧者の目的地に、その閲覧者が到達するまで、複数の表示部によって的確に場所案内表示や経路案内表示を行うことができる。
この発明の実施の形態1に係る案内表示装置の構成の一例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る案内表示装置が備える個人向け案内設定情報記憶部5で記憶している個人向け案内設定情報の一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係る案内表示装置の処理手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る案内表示装置において表示部ごとに異なる個人向け案内コンテンツが表示される一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る案内表示装置において表示部4ごとに異なる個人向け案内コンテンツが表示される一例を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る案内表示装置が備える個人向け案内設定情報の一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態4に係る案内表示装置の構成の一例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係る案内表示装置の処理手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4に係る案内表示装置の表示部に表示される大勢向けコンテンツの一例である。 この発明の実施の形態5に係る案内表示装置の構成の一例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5における案内表示装置で案内される店舗の売り場及び売り場の表示部に表示される案内の一例を示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1では、小売店において、店内で注文受付、販売している商品の広告を多数の表示部(ディスプレイ)を用いて店内各所で表示し、広告に興味を示した来店客を当該商品の売り場(目的地)まで案内する案内表示装置について説明する。
図1は、この発明の実施の形態1に係る案内表示装置100の構成の一例を示すブロック図である。
図1において、案内表示装置100は、個人認識部1と、個人向け案内実行有無判断部2と、個人向け案内コンテンツ生成部3と、個人向け案内設定情報記憶部5と、複数の表示部6とを備える。
個人向け案内設定情報記憶部5は、特定個人が興味を持っている案内対象項目を含む個人向け案内設定情報(個人向け案内設定情報の詳細については後述する)を記憶するデータベースであり、個人向け案内設定情報は事前に登録され管理されている。事前登録の方法は、例えば、何らかの専用の機器が表示部の前に設置してあり、その機器から個人が興味を持っている案内対象項目を指定するなどがあげられるが、個人に対しての案内対象項目を得る何らかの手段であれば任意の構成とすることができる。
また、個人向け案内設定情報記憶部5では、各案内売り場の場所や各表示部6から各売り場までの経路などの情報である売り場情報(目的地情報)が管理されており、案内対象項目が、場所を識別する情報でない場合(売り場を識別する情報や広告を識別する情報やその他(以下、売り場等という)の場合)は、売り場等から関連付けられた場所を識別する情報が管理されている。
図2は、この発明の実施の形態1に係る案内表示装置が備える個人向け案内設定情報記憶部5で記憶している個人向け案内設定情報の一例を示す説明図である。図2に示すように、個人向け案内設定情報は、個人を識別するための情報である個人識別情報、個人が興味を持っている商品の広告等を表す案内対象項目、個人向け案内設定情報の設定時間等の付加情報からなる。案内対象項目とは、特定個人が興味を持っている項目の他、売り場を識別する情報であっても、広告を識別する情報であっても、場所を識別する情報であってもよい。
なお、個人向け案内設定情報5において、個人識別情報と案内対象項目は必須の情報であり、付加情報は任意の情報として付加される。
このように個人向け案内設定情報が生成され、保持されることで、案内表示装置100は、案内対象項目に関連する売り場まで案内するよう設定されている旨を認識する。
個人認識部1は、表示部6付近に存在する個人を、カメラ、カードリーダ、またはその他何らかの装置である個人認識装置から得られる情報を利用して識別する。
個人向け案内実行有無判断部2は、個人認識部1が認識した個人と、個人向け案内設定情報記憶部5が記憶している個人向け案内設定情報とを照合し、個人認識部1が認識した個人に対する個人向け案内を実行するか否かを判断する。また、個人向け案内を実行すると判断した場合に、個人向け案内コンテンツ生成部3が生成した個人向け案内コンテンツを、個人が付近に存在すると個人認識部1が認識した表示部6に表示させる。
個人向け案内コンテンツ生成部3は、個人向け案内実行有無判断部2が個人向け案内を実行する判断をした場合に、個人向け案内設定情報記憶部5が記憶している売り場情報と、個人向け案内設定情報と、個人向け案内設定情報に含まれる個人が付近に存在すると個人認識部1が認識した表示部6のディスプレイ情報とに基づき、各個人を案内すべき売り場の場所案内や経路案内の情報である個人向け案内コンテンツを生成する。
なお、ディスプレイ情報には、各表示部6の位置などの情報が含まれる。具体的には、各表示部6を識別情報、その表示部6の位置を表す情報の組が必須であり、表示部6の向きなど更なる属性を含んでもよい。ディスプレイ情報に表示部6の向きの情報を含む場合は、個人向け案内コンテンツ生成部3は、目的地の場所、経路等の情報と組み合わせて判断し、ディスプレイの向きによって異なる個人向け案内コンテンツを生成する。
図3は、この発明の実施の形態1に係る案内表示装置100の処理手順を示すフローチャートである。以下、案内表示装置100の処理について、図3を用いて説明する。
まず、個人認識部1は、個人の識別をする(ステップST1)。具体的な個人の識別方法は、様々な形態があり得る。例えば、表示部6の閲覧者の顔や身なりを撮影できる位置に撮影装置(カメラ)を設置し、撮影装置が撮影した画像を解析し、その画像的特徴によって個人を識別する。この場合、個人識別情報として画像的特徴を表すデータを使用する。また、店舗のポイントカードの使用を前提とし、表示部6の前にカードリーダを設置しておき、閲覧者がカードリーダにポイントカードの内部情報を読み込ませることで、個人を識別するようにしてもよい。この場合、個人識別情報として、ポイントカードの内部情報(カードID、顧客ID等)やそれに関連付けられた案内表示装置において個人を識別し得る何らかの識別子を使用する。他にも、表示部6の前に掌紋読取装置を設置しておき、閲覧者が掌紋読取装置に掌をかざすことで、個人を認識し、個人識別情報として掌紋特徴データを使用するようにしてもよい。このように、個人認識部1は、表示部6付近に存在する個人を何らかの装置(個人認識装置)から得られる情報によって識別するものであり、個人を識別することさえできれば、任意の構成とすることができる。
次に、個人向け案内実行有無判断部2は、ステップST1において個人認識部1が認識した個人の情報と、個人向け案内設定情報記憶部5とを照合して得られる個人向け案内設定情報とにより、個人認識部1が認識した個人に対する個人向け案内を実行するか否かを判断する(ステップST2)。
具体的には、個人向け案内設定情報記憶部5を参照し、ステップST1において個人認識部1が認識した個人について、個人向け案内設定情報が設定されていれば、個人認識部1が認識した個人に対する個人向け案内を実行すると判断する(ステップST2“YES”)。ステップST1において個人認識部1が認識した個人について、個人向け案内設定情報が設定されていなければ、個人認識部1が認識した個人に対する個人向け案内を実行しないと判断し(ステップST2“NO”)、処理を終了する。
ステップST2において、個人向け案内実行有無判断部2が個人向け案内を実行すると判断した場合(ステップST2の“YES”の場合)、個人向け案内コンテンツ生成部3は、個人向け案内設定情報記憶部5が記憶している売り場情報と、個人向け案内設定情報と、個人向け案内設定情報に含まれる個人が付近に存在すると個人認識部1が認識した表示部6のディスプレイ情報とに基づき、各個人を案内すべき売り場の場所案内や経路案内の情報である個人向け案内コンテンツを生成する。(ステップST3)。
つまり、個人向け案内コンテンツ生成部3は、個人向け案内設定情報に含まれる、個人認識部1が認識した個人に関する案対象項目について、該当の案内対象項目に関連する売場を特定し、各個人を案内すべき売り場の場所案内や経路案内(個人向け案内コンテンツ)を生成する。
次に、個人向け案内実行有無判断部2は、ステップST3において個人向け案内コンテンツ生成部3が生成した個人向け案内コンテンツを受信し、受信した個人向け案内コンテンツを、個人認識部1が個人が付近に存在すると認識した表示部6に表示させ(ステップST4)、処理を終了する。
図4,図5は、この発明の実施の形態1に係る案内表示装置100において表示部6ごとに異なる個人向け案内コンテンツが表示される一例を示す図である。図4,図5ともに、精肉売場を目的地とする個人向け案内コンテンツを表示する例である。
図4に示すように、目的地となる精肉売場の場所だけでなく、現在地や経路に関する情報を、表示部6によって変えて表示することができる。
更に、図5に示すように、表示部6の場所だけでなく、表示部6の向きを考慮した個人向け案内コンテンツとすることも可能である。
なお、表示部6への具体的な表示方法には幾つかのバリエーションがあり、表示部6に表示した個人向け案内コンテンツの削除方法についても幾つかのバリエーションがある。例えば、個人向け案内コンテンツの表示時間を予め決めておき、個人向け案内実行有無判断部2は、表示開始からその表示時間が経過したら直ちにその個人向け案内コンテンツの表示を終了させるようにすることができる。他にも、個人向け案内実行有無判断部2は、個人向け案内コンテンツの同時掲載数の上限を決めておき、古い個人向け案内コンテンツから順に、同時掲載数の上限を超えないように、表示を終了させることが考えられる。更に、案内相手に相当する閲覧者が表示部6の前から立ち去ったことを個人認識部1が判断した場合に、個人向け案内実行有無判断部2がその情報を受け取り、表示を終了させることもできる。以上のように、具体的な処理方法はいかようにもでき、個人向け案内実行有無判断部2は、個人向け案内コンテンツを、個人認識部1が個人が付近に存在すると認識した表示部6に表示するのであれば、任意の構成とすることができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、閲覧者の所望する目的地に、その閲覧者が到達するまで、的確に場所案内表示や経路案内表示を行うことができる。
なお、個人向け案内設定情報は、案内表示装置100の個人向け案内設定情報記憶部5に保持するよう構成するのが一般的であるが、複数の表示部6が保持して互いに最新の個人向け案内設定情報を保持するように同期する構成としてもよい。
また、個人向け案内実行有無判断部2における案内実行有無の判断(図3のステップST2)については、個人向け案内設定情報記憶部5に個人向け案内設定情報が設定されているか否かの他にも様々な条件が考えられる。
例えば、個人向け案内設定情報を設定する際に設定時刻を付加情報として与えておき、個人向け案内実行有無判断部2が、付加情報に含まれる設定時刻がその時点での時刻より一定期間以上前であれば、個人向け案内設定情報が設定されていても個人向け案内を実行しないと判断するようにしてもよい。このようにすることで、閲覧者が昔に興味を示した案内対象項目についての案内を省くことができ、表示部6の限られた表示画面を有効に活用できるという効果がさらに得られる。
また、個人向け案内実行有無判断部2が、個人向け案内設定情報が設定されていても、一定期間以上前のものであるとして個人向け案内を実行しないと判断した際に、その個人向け案内設定情報を無効化あるいは個人向け案内設定情報記憶部5から削除するように構成することもできる。このようにすることで、個人向け案内実行有無判断部2が実行しない判断をすることになる個人向け案内についての個人向け案内設定情報を何度も参照して設定時刻をチェックする手間を省き、処理を簡素化できるという効果が得られる。
あるいは、個人向け案内実行有無判断部2は、個人向け案内コンテンツを表示させた表示部6全ての履歴を表す情報を記憶しておき、次に個人向け案内実行有無判断部2が個人向け案内実行有無を判断する際に個人向け案内を実行すると判断しても、記憶してある過去の案内時の表示部6の履歴が案内対象項目の場所から遠ざかっていると判断される場合に、個人向け案内コンテンツを表示部6に表示させないように構成してもよい。このようにすることで、案内に従う意思のない個人に対する案内表示を省くことができ、表示装置の限られた表示画面を有効に活用できるという効果が得られる。
また、個人向け案内実行有無判断部2は、個人向け案内実行有無を判断する際に個人向け案内を実行すると判断しても、個人向け案内コンテンツ生成部3が生成した個人向け案内コンテンツを受信してから、個人向け案内コンテンツを表示する際に(図3のステップST4)、表示部6に個人向け案内コンテンツを表示させるかどうかを変える(表示させない)ように構成することもできる。
例えば、個人向け案内実行有無判断部2は、個人向け案内コンテンツ生成部3から受信した各個人を案内すべき売り場の場所案内や経路案内(個人向け案内コンテンツ)から、案内コンテンツに関連する売り場と、個人を認識した表示部6のディスプレイ情報から得られる場所とが一定の距離以上離れていると判断した場合に、個人向け案内コンテンツを表示させないようにするよう構成してもよい。
このように、個人向け案内実行有無部判断部2における具体的な処理方法は様々であり、個人向け案内実行有無判断部2は、個人向け案内設定情報に基づく個人向け案内を、個人認識部1が認識した個人に対して実行するか否かを判断するのであれば、任意の構成とすることができる。
また、個人向け案内コンテンツ生成部3における個人向け案内コンテンツの生成(図3のステップST3)についても、コンテンツの全てを一から生成する場合だけでなく、コンテンツの一部が既に用意されていてそれらを組み合わせる場合や、完成形のコンテンツが既に用意されていてそれらから選択する場合を含む。
例えば、個人向け案内コンテンツ生成部3が、案内対象項目と表示部6の組み合わせに対応する個人向け案内コンテンツをその組み合わせの数だけ事前に用意しておき、個人認識部1が認識した表示部6の情報を個人認識部1から受け取るようにし、個人向け案内設定情報に含まれる案内対象項目と、個人が付近に存在すると個人認識部1が認識した表示部6の組み合わせに対応する個人向け案内コンテンツが選択されるようにする。
このようにすることで、閲覧者に案内すべき案内対象項目についての案内を、その表示装置の場所に応じて、適切なものとすることができる。
また、この発明の実施の形態1に係る案内表示装置100では、広告や施設案内等の案内対象項目に対応する売り場を案内するものとしたが、案内対象項目に対応する場所が複数のものに対応するようにしてもよい。例えば、店舗に二か所あるトイレを案内対象項目とする。この場合に、案内対象項目としてのトイレは、場所の候補が二つある。このような場合、個人向け案内設定情報記憶部5には、案内対象項目(トイレ)とその場所や経路を対応させた情報を保持しておき、個人向け案内コンテンツ生成部は、案内対象項目(トイレ)に対応する場所のうち表示部6の場所に最も近い場所の案内対象項目(トイレ)に案内する個人向け案内コンテンツを生成する。このようにすることで、閲覧者に最も早く目的地に到達できるよう案内することが可能であるとともに、経路を間違えて最寄りの案内対象項目場所が変更した場合に、その場で最寄りとなる場所を常に案内することができるという効果が得られる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態1に係る案内表示装置100では、個人向け案内コンテンツ生成部3が、予め個人向け案内設定情報記憶部5に記憶された売り場情報と、個人向け案内設定情報と、個人向け案内設定情報に含まれる個人が付近に存在すると個人認識部1が認識した表示部6のディスプレイ情報とに基づき、各個人を案内すべき売り場の場所案内や経路案内の情報である個人向け案内コンテンツを生成するものとしたが、この実施の形態2では、案内する候補経路が複数ある場合について示す。
なお、案内表示装置100の構成については、実施の形態1に示す図1と同様であるため重複した説明を省略する。実施の形態1とは、個人認識部1が、監視カメラ等の撮影装置が候補経路付近を撮影した画像を受信する点が異なる。
個人向け案内コンテンツ生成部3は、個人向け案内コンテンツ生成の際、個人認識部1が取得した候補経路付近の画像を解析することで、候補経路上の人混みまたは障害物を検出し、複数の候補経路の中から人混みまたは障害物の少ない候補経路を選択し、選択された経路を案内する個人向け案内コンテンツを生成する。
候補経路付近の画像は、別途撮影装置を設置することで得てもよいし、個人認識部1が撮影装置を使用している場合には、その撮影装置から得てもよい。
なお、人混みや障害物を画像解析で検出することは、公知の画像処理技術によって可能であるため、ここではその技術的詳細を省略する。
また、複数の異なる目的地を案内対象とする場合は、それぞれの案内対象への案内経路を候補経路として、監視カメラ等の撮影装置が候補経路付近を撮影することで得た画像を解析することで、候補経路上の人混みまたは障害物を検出し、複数の候補経路の中から人混みまたは障害物の少ない候補経路を選択し、選択された経路で案内される案内対象を案内する個人向け案内コンテンツを生成するようにしてもよい。
以上のように、実施の形態2によれば、閲覧者に対して通りやすくストレスを与えにくい経路を案内することができるという効果が得られる。
また、最寄りでなくても、閲覧者に対して通りやすくストレスを与えにくい経路で案内される目的地を案内することができるという効果が得られる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態1,2に係る案内表示装置100では、個人向け案内設定情報は、個人識別情報と案内対象項目の組としたが、次に、視覚的特徴情報を加え、個人向け案内設定情報を、個人識別情報、案内対象項目、視覚的特徴情報の組とする実施の形態を示す。
なお、案内表示装置100の構成については、実施の形態1,2で示した図1と同様であるため重複した説明を省略する。実施の形態1,2とは、個人向け案内設定情報5に視覚的特徴情報が含まれる点が異なる。
ここで、視覚的特徴情報とは、色、フォント、記号、イラスト、写真など視覚的に識別可能な特徴に関する情報とする。
以下、実施の形態3に係る案内表示装置100について、視覚的特徴情報として色を用いる例を用いて具体的に説明する。
予め個人向け案内設定情報5を設定する際、個人向け案内設定情報記憶部5に、既に設定されている個人向け案内設定情報がある場合は、既に設定されている個人向け案内設定情報で設定されている視覚的特徴情報と重複しない視覚的特徴情報を新たに設定する個人向け案内設定情報の視覚情報として設定するようにする。
例えば、既に赤と青が設定済みの個人向け案内設定情報の視覚的特徴情報に設定されていて、緑が設定されていない場合に、新たに設定する個人向け案内設定情報の視覚的特徴情報を緑として設定する。(図6参照)
そして、個人向け案内コンテンツ生成部3が個人向け案内コンテンツを生成する際(図3のステップST3)、個人向け案内設定情報5に含まれる視覚的特徴情報が表す視覚的特徴を備える個人向け案内コンテンツ、つまり、個人向け案内設定情報に含まれる個人に対し、どの売り場を案内すべきかということに加え、何色の視覚的特徴で表示すべきかという情報を含んだ案内コンテンツを生成する。例えば、視覚的特徴情報が緑に設定されていれば、緑を基調とした個人向け案内コンテンツを生成する。
以上のように、実施の形態3によれば、閲覧者に対して他の閲覧者と重複しない視覚的特徴を設定し、個人向け案内実行有無判断部2は、案内が終了するまで常にその閲覧者に対して同じ視覚的特徴を備えた個人向け案内コンテンツを表示させることが可能となり、異なる個人に向けた複数の個人向け案内コンテンツを同一の表示部6で同時に表示させても、個人が自分自身に向けられた個人向け案内コンテンツを認識することができるという効果が得られる。
なお、視覚的特徴情報は色に限られるものではなく、他にも、視覚的特徴情報として記号を使用し、その記号を右下に添えた個人向け案内コンテンツを生成してもよい。
また、視覚的特徴情報として閲覧者を撮影した写真を使用し、その写真を右下に添えた個人向け案内コンテンツを生成してもよい。
視覚的特徴情報には様々な形態が可能であり、個人向け案内設定情報記憶部5に記憶された個人向け案内設定情報に視覚的特徴情報を含め、個人向け案内コンテンツ生成部3が、個人向け案内設定情報に含まれる視覚的特徴情報が表す視覚的特徴を備える個人向け案内コンテンツを生成するのであれば、同様の効果が得られる。
実施の形態4.
次に、大勢向け案内コンテンツが表示部に表示されていることを前提とし、案内対象項目認識部が、個人が表示部に表示された大勢向け案内コンテンツに含まれる特定の案内対象項目に興味を示したことを認識し、その案内対象項目に対応する場所について案内する実施の形態を示す。
図7は、この発明の実施の形態4に係る案内表示装置200の構成の一例を示すブロック図である。
図7において、案内表示装置200は、個人認識部21と、個人向け案内実行有無判断部22と、個人向け案内コンテンツ生成部23と、表示制御部24と、個人向け案内設定情報記憶部25と、複数の表示部26と、案内対象項目認識部27と、個人向け案内設定部28とを備える。
なお、個人認識部21、個人向け案内実行有無判断部22、個人向け案内コンテンツ生成部23、個人向け案内設定情報記憶部25、複数の表示部26については、実施の形態1〜3において図1に示す個人認識部1、個人向け案内実行有無判断部2、個人向け案内コンテンツ生成部3、個人向け案内設定情報記憶部5、複数の表示部6と同様の構成であるため、重複した説明を省略する。
図7において、案内対象項目認識部27は、個人が、表示部26に表示された大勢向け案内コンテンツに含まれる特定の案内対象項目に興味を示したかどうかを、カメラ、タッチパネル、またはその他何らかの装置である項目認識装置から得られる情報を利用して認識する。
個人向け案内設定部28は、個人認識部21が認識した個人に対して、案内対象項目認識部27が認識した案内対象項目に対応する場所についての案内をすることを表す個人向け案内設定情報を個人向け案内設定情報記憶部25に設定する。
図8は、この発明の実施の形態4に係る案内表示装置200の処理手順を示すフローチャートである。図8において、ステップST11,ST14,ST15,ST16はそれぞれ、図3におけるステップST1〜ST4と同様であるため説明を省略する。
案内対象項目認識部27は、個人が表示部26に表示された大勢向け案内コンテンツに含まれる特定の案内対象項目に興味を示したかどうかを認識する(ステップST12)。
ステップST12における興味を示したかどうかの認識方法には、様々な形態があり得る。例えば、表示部26の閲覧者の顔を撮影できる位置に撮影装置(カメラ)を設置し、撮影装置が撮影した画像を解析し、その画像的特徴によって閲覧者の注視を識別することによってその閲覧者が興味を示したと判断し、画像的特徴によって閲覧者の注視の向きを識別することによってその閲覧者が興味を示した案内対象項目を判断する。また、表示部26の表示画面にタッチパネル機能を備えておき、閲覧者が表示画面にタッチすることで、タッチした位置に表示された案内対象項目にその閲覧者が興味を示したと判断してもよい。他にも、表示部26の前にマウス等のポインティングデバイスを設置しておき、閲覧者がそのポインティングデバイスを操作することによって、その閲覧者が興味を示した案内対象項目を判断することもできる。このように、案内対象項目認識識部27は、個人が表示部26に表示された大勢向けコンテンツに含まれる特定の案内対象項目に興味を示したかどうかを認識することさえできれば、任意の構成とすることができる。
図9は、この発明の実施の形態4に係る案内表示装置200の表示部4に表示される大勢向けコンテンツの一例である。
図9に示すように、大勢向け案内コンテンツとは、不特定多数を対象とした、広告や施設案内等の画像コンテンツである。広告や施設案内等の画像コンテンツは、それぞれが案内対象項目に対応する。図9の例では、案内対象(案内すべき場所)は、精肉売場(案内対象項目が精肉98%OFFの広告に対応)、なかよしレストラン(案内対象項目がなかよしレストランの広告に対応)、ディスプレイ売場(案内対象項目が四菱電機製ディスプレイの広告に対応)、駐車場(案内対象項目がPマークに対応)、トイレ(案内対象項目がトイレマークに対応)である。
ステップST12において、案内対象項目認識部27が、個人が表示部26に表示された大勢向け案内コンテンツに含まれる特定の案内対象項目に興味を示したと判断した場合(ステップST12の“YES”の場合)、個人向け案内設定部28は、ステップST11において個人認識部21が認識した個人に対して、ステップST12において案内対象項目認識部27が認識した案内対象項目についての案内をすることを表す個人向け案内設定情報を個人向け案内設定情報記憶部25に設定する(ステップST13)。この時、既に個人認識部1が認識した個人に対して、案内対象項目認識部27が認識した案内対象項目が、個人向け案内設定情報記憶部25の個人向け案内設定情報中に既に存在する場合には、新たに案内対象項目認識部27で認識した内容に更新する。
ステップST12において、案内対象項目認識部27が、個人が表示部26に表示された大勢向け案内コンテンツに含まれる特定の案内対象項目に興味を示さなかったと判断した場合(ステップST12の“NO”の場合)、ステップST13の処理はスキップされる。
なお、具体的な表示方法には幾つかのバリエーションがある。例えば、大勢向け案内コンテンツに替えて、個人向け案内コンテンツを表示するようにしてもよい。あるいは、大勢向け案内コンテンツの表示領域と個人向け案内コンテンツの表示領域を予め分けておき、表示すべき個人向け案内コンテンツを個人向け案内コンテンツの表示領域に表示するようにしてもよい。
また、大勢向け案内コンテンツ表示用の表示装置と個人向け案内コンテンツ表示用の表示装置を別にしてもよい。更に、大勢向け案内コンテンツを表示画面全体で表示しておき、個人向け案内コンテンツを表示するときに、動的に、大勢向け案内コンテンツの表示領域を削減し、個人向け案内コンテンツ表示領域を用意してもよい。個人向け案内コンテンツの表示を開始する際に、その個人向け案内コンテンツが対象とする案内対象項目に対応する大勢向け案内コンテンツの案内対象項目と同時に、個人向け案内コンテンツを点滅させるまたは同色で装飾するなどし、何に対する案内であるかを閲覧者がすぐに理解できるように工夫することも可能である。
以上のように、実施の形態4によれば、大勢向け案内コンテンツの中からでも、個人が興味を示した目的地があれば、閲覧者の所望する目的地に、その閲覧者が到達するまで、的確に場所案内表示や経路案内表示を行うことができる。
なお、個人向け案内設定部28は、案内表示装置200に対し一つ設けるのではなく、表示部26に対応させて設けもよい。個人向け案内設定部28は、個人識別情報及び案内対象項目を取得し、それらの情報をもとに個人向け案内設定情報を設定できるならば、任意の構成とすることができる。
また、上述したように、既に個人認識部1が認識した個人に対して、案内対象項目認識部27が認識した案内対象項目が保持されている個人については新たな案内対象項目で上書きすることで、一個人に設定される同一の案内対象項目を最新の1件に限定し、常に閲覧者の最新の興味に応えるように個人向け案内を設定することができるが、個人向け案内設定部28の具体的な処理方法としては、他に、例えば、既に個人向け案内設定情報記憶部25に個人向け案内設定情報が保持されている個人については新たな個人向け案内設定情報を設定しないようにすることで、一個人に関する個人向け案内設定情報を1件に限定し、案内表示装置内の全体の処理を簡素化し、誤作動を防ぐこともできる。
このように、個人向け案内設定部28への案内対象項目の与え方は様々な形態があり、個人向け案内設定部28は、個人認識部21が認識した個人に対して何らかの手段で得た案内対象項目についての案内をすることを表す個人向け案内設定情報を設定するのであれば、任意の構成とすることができる。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5では、この発明の実施の形態4による案内表示装置200の変形例の一つを説明する。基本的な構成については実施の形態4に準じるため、重複した説明を省略し、実施の形態4との差異のみを説明する。
大勢向け案内コンテンツは、案内対象項目に関連する場所が近い関係にある案内対象項目が大勢向け案内コンテンツ上で近くに配置されるように、生成されているものとする。
図10は、この発明の実施の形態5に係る案内表示装置200の表示部26に示される大勢向け案内コンテンツの一例を示す図である。
図11は、この発明の実施の形態5における案内表示装置200で案内される店舗の売り場及び売り場の表示部6に表示される案内の一例を示す図である。
図10に示すように、精肉に関する案内対象項目(広告)と牛乳に関する案内対象項目(広告)が大勢向けコンテンツ上で隣り合って配置されている。また、図11に示すように、精肉売場と牛乳売場は隣り合っている。
このように、この発明の実施の形態5に係る案内表示装置200で使用する大勢向け案内コンテンツでは、案内対象項目に関連付けられた場所が近い場合、その案内対象項目は大勢向け案内コンテンツ上でも近くに配置される。
案内対象項目認識部27は、カメラなどの撮影装置が撮影することで得た個人の映り込んだ画像を解析し、画像的特徴によって判断される個人の注視の向きと、表示部26に表示された大勢向けコンテンツ上での案内対象項目の位置から、個人が興味を示した案内対象項目を認識する。この際、注視の向きが曖昧で興味を示した案内対象項目を一つに限定して認識できないならば、個人の注視のおおよその向きから興味を示した可能性のある複数の案内対象項目の集合を認識する。
例えば、図10で、閲覧者が表示部26の画面に向かって左下を見ている場合に、アイスクリーム売場(アイスクリーム全品半額の広告である案内対象項目)、嗜好飲料売場(インスタントコーヒーの広告である案内対象項目)、缶詰売場(缶詰2個で10円引きの広告である案内対象項目)、野菜売場(はくさい値引きの広告である案内対象項目)という四つの案内対象項目からなる集合を認識する。
個人向け案内コンテンツ生成部23は、案内対象項目の集合のうち多くの案内対象項目が関連する場所付近を案内する場所として認識する。
例えば、図11から分かるように、案内対象項目のうち、アイスクリーム売場、嗜好飲料売場、缶詰売場の三つは図11で示す売り場上、左下付近に位置している。この場合、個人向け案内コンテンツ生成部23は、図11の左下付近を案内する場所として認識する。そして、図11で示す売り場の左下付近を案内場所とする場所案内や経路案内をする個人向け案内コンテンツを生成する。
個人向け案内実行有無判断部2は、個人向け案内コンテンツ生成部23で生成された個人向け案内コンテンツを、売り場の場所案内や経路案内を個人が付近に存在すると個人認識部21が認識した表示部26に表示させる。
そうすることによって、閲覧者が野菜売場に興味を示していた場合を除き、閲覧者が興味を示した案内対象項目が関連する場所付近に、その閲覧者を案内することができる。
以上のように、実施の形態1に係る案内表示装置100では、案内対象項目認識部27が案内対象項目を一つに絞り正確に認識した場合のみ適切な個人向け案内が可能となり、案内対象項目を誤認すれば適切な個人向け案内ができないという問題があったが、実施の形態5によれば、案内対象項目認識部27が個人が興味を示した案内対象項目を一つに絞らなくても確度の高い案内が可能となるという効果が得られる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1,21 個人認識部、2,22 個人向け案内実行有無判断部、3,23 個人向け案内コンテンツ生成部、5,25 個人向け案内設定情報記憶部、6,26、表示部、27 案内対象項目認識部、28 個人向け案内設定部。

Claims (10)

  1. 一つ以上の案内対象項目についての個人向け案内コンテンツを二つ以上の表示部に表示させる案内表示装置であって、
    前記表示部付近に存在する個人を、外部の個人認識装置から得られる情報を利用して識別する個人認識部と、
    各案内目的地の場所や各表示部から各目的地までの経路の情報を含む目的地情報と、特定個人が興味を持っている案内対象項目を管理する個人向け案内設定情報とを記憶する個人向け案内設定情報記憶部と、
    前記個人認識部が認識した個人と前記個人向け案内設定情報とを照合し、前記個人に対する個人向け案内を実行するか否かを判断し、個人向け案内コンテンツを、前記個人が付近に存在すると前記個人認識部が認識した表示部に表示させる個人向け案内実行有無判断部と、
    前記個人向け案内実行有無判断部が個人向け案内を実行すると判断した場合に、前記目的地情報と、前記個人向け案内設定情報と、前記個人向け案内設定情報に含まれる個人が付近に存在すると前記個人認識部が認識した前記表示部のディスプレイ情報とに基づき、前記個人を案内すべき目的地の場所案内や経路案内の情報である前記個人向け案内コンテンツを生成する個人向け案内コンテンツ生成部とを備えた
    ことを特徴とする案内表示装置。
  2. 前記個人向け案内実行有無判断部は、前記個人向け案内設定情報の変更、削除または無効化をすることを特徴とする請求項1記載の案内表示装置。
  3. 前記個人向け案内コンテンツ生成部は、候補経路が複数ある場合に、撮影装置が前記候補経路付近を撮影することで得た画像を解析することで、前記候補経路上の人混みまたは障害物を検出し、複数の前記候補経路の中から人混みまたは障害物の少ない候補経路を選択し、選択された経路を案内する前記個人向け案内コンテンツを生成することを特徴とする請求項1または請求項2記載の案内表示装置。
  4. 前記個人向け案内設定情報には、前記個人向け案内コンテンツの視覚的特徴を識別する視覚的特徴情報が含まれ、
    前記個人向け案内コンテンツ生成部は、前記視覚的特徴を備える個人向け案内コンテンツを生成することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の案内表示装置。
  5. 一つ以上の案内対象項目を含む大勢向け案内コンテンツを一つ以上の表示部で表示させ、二つ以上の表示部を備える案内表示装置であって、
    前記表示部付近に存在する個人を、外部の個人認識装置から得られる情報を利用して識別する個人認識部と、
    各案内目的地の場所や各表示部から各目的地までの経路の情報を含む目的地情報と、特定個人が興味を持っている案内対象項目を管理する個人向け案内設定情報とを記憶する個人向け案内設定情報記憶部と、
    前記個人が前記表示部に表示された大勢向け案内コンテンツに含まれる特定の案内対象項目に興味を示したかどうかを、項目認識装置から得られる情報を利用して認識する案内対象項目認識部と、
    前記個人認識部が認識した個人に対して、前記案内対象項目認識部が認識した前記案内対象項目についての個人向け案内設定情報を設定する個人向け案内設定部と、
    前記個人認識部が認識した個人と、前記個人向け案内設定情報を照合し、前記個人に対する個人向け案内を実行するか否かを判断し、個人向け案内コンテンツを、前記個人が付近に存在すると前記個人認識部が認識した表示部に表示させる個人向け案内実行有無判断部と、
    前記個人向け案内実行有無判断部が個人向け案内を実行すると判断した場合に、前記目的地情報と、前記個人向け案内設定情報と、前記個人向け案内設定情報に含まれる個人が付近に存在すると前記個人認識部が認識した前記表示部のディスプレイ情報とに基づき、前記個人を案内すべき目的地の場所案内や経路案内の情報である前記個人向け案内コンテンツを生成する個人向け案内コンテンツ生成部とを備えた
    ことを特徴とする案内表示装置。
  6. 前記案内対象項目認識部は、前記項目認識装置から得られる情報から前記個人が興味を示した可能性のある複数の案内対象項目の集合を認識し、
    前記個人向け案内コンテンツ生成部は、前記複数の案内対象項目の集合のうち多くの案内対象項目が関連する場所付近を案内する前記個人向け案内コンテンツを生成することを特徴とする請求項5記載の案内表示装置。
  7. 一つ以上の案内対象項目についての個人向け案内コンテンツを二つ以上の表示部に表示させる案内表示方法であって、
    個人認識部が、前記表示部付近に存在する個人を、外部の個人認識装置から得られる情報を利用して識別するステップと、
    個人向け案内実行有無判断部が、前記個人認識部が認識した個人と個人向け案内設定情報とを照合し、前記個人に対する個人向け案内を実行するか否かを判断するステップと、
    個人向け案内コンテンツ生成部が、前記個人向け案内実行有無判断部が個人向け案内を実行すると判断した場合に、目的地情報と、前記個人向け案内設定情報と、前記個人向け案内設定情報に含まれる個人が付近に存在すると前記個人認識部が認識した前記表示部のディスプレイ情報とに基づき、前記個人を案内すべき目的地の場所案内や経路案内の情報である個人向け案内コンテンツを生成するステップと、
    前記個人向け案内実行有無判断部が、前記個人向け案内コンテンツを、前記個人が付近に存在すると前記個人認識部が認識した表示部に表示させるステップとを備えた
    ことを特徴とする案内表示方法。
  8. 一つ以上の案内対象項目を含む大勢向け案内コンテンツを一つ以上の表示部で表示させる案内表示方法であって、
    個人認識部が、前記表示部付近に存在する個人を、外部の個人認識装置から得られる情報を利用して識別するステップと、
    案内対象項目認識部が、前記個人が前記表示部に表示された大勢向け案内コンテンツに含まれる特定の案内対象項目に興味を示したかどうかを、項目認識装置から得られる情報を利用して認識するステップと、
    個人向け案内設定部が、前記個人認識部が認識した個人に対して、前記案内対象項目認識部が認識した前記案内対象項目についての個人向け案内設定情報を設定するステップと、
    個人向け案内実行有無判断部が、前記個人認識部が認識した個人と、前記個人向け案内設定情報を照合し、前記個人に対する個人向け案内を実行するか否かを判断するステップと、
    個人向け案内コンテンツ生成部が、前記個人向け案内実行有無判断部が個人向け案内を実行すると判断した場合に、目的地情報と、前記個人向け案内設定情報と、前記個人向け案内設定情報に含まれる個人が付近に存在すると前記個人認識部が認識した前記表示部のディスプレイ情報とに基づき、前記個人を案内すべき目的地の場所案内や経路案内の情報である前記個人向け案内コンテンツを生成するステップと、
    前記個人向け案内実行有無判断部が、前記個人向け案内コンテンツを、前記個人が付近に存在すると前記個人認識部が認識した表示部に表示させるステップとを備えた
    ことを特徴とする案内表示方法。
  9. 一つ以上の案内対象項目についての個人向け案内コンテンツを二つ以上の表示部に表示させる機能を備え、
    コンピューターを、
    前記表示部付近に存在する個人を、外部の個人認識装置から得られる情報を利用して識別する個人認識部と、
    各案内目的地の場所や各表示部から各目的地までの経路の情報を含む目的地情報と、特定個人が興味を持っている案内対象項目を管理する個人向け案内設定情報とを記憶する個人向け案内設定情報記憶部と、
    前記個人認識部が認識した個人と前記個人向け案内設定情報とを照合し、前記個人に対する個人向け案内を実行するか否かを判断し、個人向け案内コンテンツを、前記個人が付近に存在すると前記個人認識部が認識した表示部に表示させる個人向け案内実行有無判断部と、
    前記個人向け案内実行有無判断部が個人向け案内を実行すると判断した場合に、前記目的地情報と、前記個人向け案内設定情報と、前記個人向け案内設定情報に含まれる個人が付近に存在すると前記個人認識部が認識した前記表示部のディスプレイ情報とに基づき、前記個人を案内すべき目的地の場所案内や経路案内の情報である前記個人向け案内コンテンツを生成する個人向け案内コンテンツ生成部
    として機能させるための案内表示プログラム。
  10. 一つ以上の案内対象項目を含む大勢向け案内コンテンツを一つ以上の表示部で表示させる機能を備え、
    コンピューターを、
    前記表示部付近に存在する個人を、外部の個人認識装置から得られる情報を利用して識別する個人認識部と、
    各案内目的地の場所や各表示部から各目的地までの経路の情報を含む目的地情報と、特定個人が興味を持っている案内対象項目を管理する個人向け案内設定情報とを記憶する個人向け案内設定情報記憶部と、
    前記個人が前記表示部に表示された大勢向け案内コンテンツに含まれる特定の案内対象項目に興味を示したかどうかを、項目認識装置から得られる情報を利用して認識する案内対象項目認識部と、
    前記個人認識部が認識した個人に対して、前記案内対象項目認識部が認識した前記案内対象項目についての個人向け案内設定情報を設定する個人向け案内設定部と、
    前記個人認識部が認識した個人と、前記個人向け案内設定情報を照合し、前記個人に対する個人向け案内を実行するか否かを判断し、個人向け案内コンテンツを、前記個人が付近に存在すると前記個人認識部が認識した表示部に表示させる個人向け案内実行有無判断部と、
    前記個人向け案内実行有無判断部が個人向け案内を実行すると判断した場合に、前記目的地情報と、前記個人向け案内設定情報と、前記個人向け案内設定情報に含まれる個人が付近に存在すると前記個人認識部が認識した前記表示部のディスプレイ情報とに基づき、前記個人を案内すべき目的地の場所案内や経路案内の情報である前記個人向け案内コンテンツを生成する個人向け案内コンテンツ生成部
    として機能させるための案内表示プログラム。
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