JP2014144819A - 容器整列装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器4の前後を支持部材12A、12Bで支持して搬送する容器整列装置を、大型容器や変形容器に兼用可能にする。
【解決手段】供給コンベヤ2によって転倒状態で搬送されてきた容器4をロボット6で保持し、矯正手段10に落下させて正立状態に姿勢を矯正し、正立状態の容器を整列させて第2搬送手段8により排出する。矯正手段は、係合バー38、40で転倒状態の容器を起立させて正立状態にする。第2搬送手段の循環移動手段48に設けられた上下2段のチェーン50、52には、バケット12の第1、第2支持部材がそれぞれ取り付けられており、これら両支持部材で容器を前後から支持する。チェーンの位相を変えて前後の支持部材の間隔を変更するとともに、チェーンを排出コンベヤに対し接近離隔可能であり、さらに、前記支持部材を、取り付けられたチェーンに対し、進行方向と直交する方向に移動可能にした。
【選択図】図3

Description

本発明は容器整列装置に係り、特に、横転した状態で搬送されてきた容器を正立した状態に姿勢を変更し、整列させる容器整列装置に関するものである。
搬送コンベヤによって横転状態で搬送されてきた容器をロボットで保持し、排出コンベヤの位置まで移送して、矯正手段に投入することにより正立状態に姿勢を矯正し、一列に整列させる容器整列装置がすでに知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された容器整列装置では、搬送コンベヤ上の容器を保持したロボットが排出コンベヤ上に設けられた矯正手段に容器を落下させる際に、容器の頭部側が矯正手段の係合部材に係合して回転し正立した状態にされる。そして、前記係合部材の下方に、排出コンベヤに沿って循環移動し、容器の前後を支持する複数のコ字状バケットが設けられている。コ字状バケットの開放側にはガイドが配置されており、正立した容器が、これらコ字状バケットおよびガイドによって確実に正立した状態を維持されて、排出コンベヤによって整列状態で搬送される。
前記コ字状バケットの搬送方向前方側のプレートと搬送方向後方側のプレートは、循環走行する上下一対のチェーンにそれぞれ取り付けられており、異なるサイズの容器に兼用する際には、上下のチェーンの位相を変更し、バケットの前後のプレートの間隔を変更するとともに、チェーン本体を排出コンベヤから離れる方向に移動させることにより、搬送方向両側のガイド(コ字状バケットの底面と外側に配置された板状の落下ガイド)の間隔も変更する。
特開平8−2655号公報
前記従来の容器整列装置では、コ字状バケットの搬送方向前方側および後方側のプレートは、最も小型の容器に合わせた形状になっており、チェーン本体とともにバケットを後退させると、バケットの両側のプレートの先端部と外側の落下ガイドとの間隔が大きくなってしまい、変形容器(例えば楕円形等の扁平容器)の場合には、搬送中にバケットから容器がはみ出した状態で搬送されることになり、容器がバケットとガイドとの間の隙間に嵌ってしまうことがあり搬送に支障を生じるおそれがあった。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、容器を横転状態で搬送する第1搬送手段と、この第1搬送手段に隣接して配置され、正立状態の容器を搬送する第2搬送手段と、前記第1搬送手段が搬送する容器の載置状態を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に基づいて前記第1搬送手段上の容器を保持し、第2搬送手段上まで移送して解放するロボットと、このロボットが解放した容器の口部側に係合し、容器を起立させて正立状態にする起立手段と、前記第2搬送手段に設けられ、正立した容器を支持する容器支持手段と、この容器支持手段を前記第2搬送手段の搬送方向に沿って移動させて循環させる循環移動手段とを備えた容器整列装置において、前記循環移動手段を、第2搬送手段の搬送方向と直交する方向に移動可能にするとともに、前記容器支持手段が、第2搬送手段によって搬送される容器の前方側と後方側をそれぞれ支持する第1支持部材と第2支持部材を有し、これら両支持部材の搬送方向の間隔を変更可能にするとともに、前記循環移動手段に対し搬送方向と直交する方向に移動可能にしたことを特徴とするものである。
また、第2の発明は、前記第1の発明において、前記容器支持手段の第1支持部材および第2支持部材は、上部側が次第に離隔する傾斜面を有することを特徴とするものである。
本発明の容器整列装置は、容器支持手段を循環移動させる循環移動手段を搬送方向と直交する方向に移動可能にするとともに、容器支持手段の搬送方向前後に位置する両支持部材の間隔を調整可能にし、かつ、これら両支持部材を搬送方向と直交する方向へ移動可能としたことにより、小型容器から大型の容器まで兼用可能にするとともに、扁平の容器でも安定した搬送を行えるようにしたので、容器の兼用範囲を広くすることができるという利点がある。
図1は本発明の一実施例に係る容器整列装置の全体の構成を示す平面図である。(実施例1) 図2は図1のII方向矢視図である。 図3は矯正手段の作動を説明する図であり、図(a)は小型容器を整列させる場合、図(b)は大型容器や変形容器を整列する場合を示す図である。 図4は小型容器と大型容器を処理する場合の切換動作を説明する図であり、実線が小型容器の場合、破線が大型容器の場合を示す。 図5は矯正手段に設けられた容器支持手段の支持部材を搬送方向と直交する方向に移動させるための構成を示す図であり、図(a)は前記実施例の構成、図(b)および図(c)はそれぞれ異なる実施例の構成を示す斜視図である。(実施例2)、(実施例3)
容器を横転させた状態で搬送する第1搬送コンベヤ(供給コンベヤ)の下流部と、容器を正立させた状態で搬送する第2搬送コンベヤ(排出コンベヤ)の上流部が隣接して平行に配置されている。供給コンベヤを挟んだ排出コンベヤの向かい側に、供給コンベヤ上の容器取り出し位置で転倒状態の容器を保持して、排出コンベヤ上の容器解放位置まで移送するロボットが設けられており、このロボットがバキュームパッドで容器の底部寄りの位置を吸着して取り出し、排出コンベヤ上でこの容器を解放する。容器解放位置の排出コンベヤの上方には、転倒状態の容器を起立させて正立状態にする矯正手段が設けられている。矯正手段は、容器の口部側に係合してその底部側を下方へ向けて回転させて起立させる起立手段(係合バー)を備える。前記排出コンベヤを含む第2搬送手段は、起立しつつ落下してくる容器を受け入れてその搬送方向の前後を支持する容器支持手段(バケット)と、このバケットを、排出コンベヤの搬送方向に沿って移動させ、循環させる循環移動手段とを備えている。
バケットは容器の搬送方向前方側を支持する第1支持部材と、搬送方向後方側を支持する第2支持部材を備えており、前記循環移動手段の上下2段のチェーンにそれぞれ取り付けられている。下段のチェーンには、前記バケットに保持されて排出コンベヤ上を搬送される容器の内側(循環移動手段側)を案内する内側ガイド部材と、外側(循環移動手段の向かい側)案内する外側ガイド部材が設けられている。循環移動手段はスライドユニット上に取り付けられて、全体として移動できるようになっており、排出コンベヤに接近させ、離隔させることができる。また、外側ガイド部材も同様にガイドユニット上に取り付けられており、排出コンベヤに接近させ、離隔させることができる。前記係合バーは、内側ガイド部材と外側ガイド部材の上端にそれぞれ取り付けられている。さらに、前記2段のチェーンは位相を調整することができ、各チェーンに取り付けられている前後の支持部材の間隔を変更することができる。しかも、各支持部材は、各チェーンに対し容器の搬送方向に対して直交する方向に移動させることができる。
小型容器を整列させるときには、循環移動手段を排出コンベヤに接近させるとともに、外側ガイド部材も排出コンベヤに接近させ、チェーンに取り付けられている内側ガイド部材と外側ガイド部材との間隔を狭める。両ガイド部材の距離を狭めることにより、それぞれの上端に取り付けられている係合バーも、容器のサイズに応じて接近する。また、バケットの両支持部材を、取り付けられているチェーンに対し接近させ、さらに、両チェーンの位相を変えることにより、前後の支持部材の間隔を小型容器のサイズに応じて接近させる。一方、大型の容器や変形の容器の場合には、循環移動手段を排出コンベヤから離隔させるとともに、外側ガイド部材も排出コンベヤから離隔させる。また、循環移動手段の両チェーンの位相を調整して、バケットの両支持部材の前後間隔を広げるとともに、これら両支持部材をチェーンから離隔させ、内側ガイド部材と外側ガイド部材のほぼ中間、つまり排出コンベヤのセンターライン上に移動させる。このように構成することにより、小型容器から大型容器まで幅広く兼用できるとともに、変形容器でも安定して搬送することを可能にするという目的を達成する。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。この容器整列装置は、第1搬送手段(供給コンベヤ2)によって横転した状態で搬送されてきた容器4を、ロボット6によって保持して第2搬送手段8の上方へ移送し、下方に配置された矯正手段10上に落下させることにより、正立した状態に姿勢を矯正した後、容器支持手段(バケット12)によって正立した状態に容器4を支持して転倒を防止しつつ、第2搬送手段8の排出コンベヤ13によって搬送する。なお、第2搬送手段8は、前記排出コンベヤ13およびバケット12と、後に説明するバケット12の循環移動手段48とから構成されている。
供給コンベヤ2は、搬送面に所定の間隔で、搬送方向(矢印A)と直交する方向を向けた係合部材14が設けられており、これら各係合部材14に1個ずつ容器4を係合させて搬送する。従って、容器4は、供給コンベヤ2の搬送方向Aに対して直交する方向を向けて搬送される(図1参照)。この実施例では、容器4は細長い円柱状で一端に口部4aが設けられている。この口部4aを設けた側が搬送方向Aの左右何れを向いているか不定のランダムな状態で容器4が搬送されている。
供給コンベヤ2の下流端の側部に、排出コンベヤ13の上流端が位置するように、これら供給コンベヤ2と排出コンベヤ13とが隣接して平行に配置されている。これら両コンベヤ2、13は同一方向Aに走行する。供給コンベヤ2を挟んだ排出コンベヤ13の向かい側に、供給コンベヤ2上の容器4を取り出して排出コンベヤ13に引き渡すロボット6が配置されている。このロボット6は、図2に示すように、ベース16上に直立して配置された第1駆動軸18の上端に水平方向を向けた第1アーム20が回転自在に連結され、この第1アーム20の先端に垂直方向を向けた第2駆動軸22が回転自在に設けられ、さらに、この第2駆動軸22に水平方向を向けた第2アーム24が回転自在に連結されている。この第2アーム24の先端部に鉛直方向を向けた第3駆動軸26が回転可能に、かつ昇降可能に支持されている。この第3駆動軸26の下端に容器4を保持する処理ヘッド28が取り付けられている。
前記処理ヘッド28は、長方形をした板状の取付プレート30を有しており、この取付プレート30の上面中央部が前記第3駆動軸26の下端に取り付けられて水平に支持されている。この取付プレート30の下面の両端部寄りに、それぞれ鉛直方向を向けたエアシリンダ32を介して2個のバキュームパッド34が取り付けられている。そして、この実施例では、各バキュームパッド34がそれぞれ容器4の中央部よりも底部4b寄りの位置を吸着し、しかも、2個の容器4の口部4a側を互いに逆方向に向けて保持するようになっている。供給コンベヤ2の上方の、前記ロボット6の配置された位置よりも上流側に、搬送されている容器4の状態を検出する検出手段36が設けられており、この検出手段36の検出した情報が図示しない制御装置に送られる。この制御装置からの指令により、前記ロボット6が供給コンベヤ2上の容器取り出し位置Bで容器4を吸着し、後に説明するようにこれら容器4を排出コンベヤ13上に移送して容器解放位置Cで解放し、落下させる。
前記排出コンベヤ13の上流部の上方に、ロボット6から横転した状態で投下された容器4を、起立させて正立状態に姿勢を矯正する矯正手段(全体として符号10で示す)が配置されている。この矯正手段10は、ロボット6から解放されて落下する容器4の口部4a側に係合して、この容器4を起立させる起立手段(係合バー38、40)と、転倒状態から正立状態に姿勢を矯正される容器4を案内する内側および外側のガイド部材42、44とを備えている。さらに、前記第2搬送手段8は、前記係合バー38、40によって正立状態に姿勢を矯正された容器4を前後から支持して、正立状態を維持したまま移動する複数の容器支持手段(バケット12)と、これらバケット12を排出コンベヤ13の搬送経路に沿って移動させ循環させる循環移動手段48とを備えている。
係合バー38、40は、排出コンベヤ13の搬送方向と平行して、所定の間隔で2本配置されている。これら係合バー38、40は、容器4の口部4a側が一方の係合バー38または40に係合してほぼ90度回転して正立状態になる際に、容器4の底部4b側が他方の係合バー40または38に係合しない間隔に配置されている。各係合バー38、40は、後に説明する内側ガイド部材42および外側ガイド部材44の上端にそれぞれ取り付けられている。
循環移動手段48は、上下2段に掛け回され、図1の矢印D方向に循環走行するチェーン(上段の第1チェーン50と下段の第2チェーン52)を有しており、これら各チェーン50、52に前記バケット12を構成する前後2枚の支持部材(第1支持部材12Aと第2支持部材12B)が、排出コンベヤ13の搬送方向Aと直交する方向を向けてそれぞれ取り付けられている。上段の第1チェーン50にバケット12の搬送方向前方側の第1支持部材12Aが取り付けられ、下段の第2チェーン52にバケット12の搬送方向後方側の第2支持部材12Bが取り付けられている。これら第1支持部材12Aおよび第2支持部材12Bは、両チェーン50、52の位相を変えることにより間隔を変更することができる。
また、バケット12の前記第1および第2支持部材12A、12Bは、第1チェーン50および第2チェーン52の走行方向に対し直交する方向に移動可能になっている。各チェーン50、52の支持部材12A、12Bが取り付けられている位置には、図3(a)、(b)および図5(a)に示すように、チェーン50、52の走行方向に対し直交する方向を向けた2本の取付部材54が固定され、この2本の取付部材54に対し移動可能な縦方向の移動部材56が設けられている。この移動部材56に前記支持部材12A、12Bが固定されており、移動部材56を取付部材54に対して移動させることにより各支持部材12A、12Bをそれぞれのチェーン50、52に対し接近、または離隔させることができる。
バケット12の搬送方向前方側に位置する第1支持部材12Aは、ロボット6から投入された容器4を確実に受け入れるために、上部12Aa側が上方へ向かって拡大した形状を有するとともに、この拡大した上部12Aaが搬送方向前方側へ向けて折り曲げられている。また、第2支持部材12Bは、第1支持部材12Aと同様に上部12Ba側が拡大した形状を有するとともに、この拡大した上部12Baが搬送方向後方側へ折り曲げられている。
前記第1および第2チェーン50、52は、図1に示すように、排出コンベヤ13の側方を循環移動するようになっており、これら両チェーン50、52にそれぞれ取り付けられている両支持部材12A、12Bが、排出コンベヤ13の搬送面の上方を移動するようになっている。両支持部材12A、12Bを循環移動させる循環移動手段48は、図3に示すように、全体が水平な支持プレート58上に設置されており、この支持プレート58の底面に固定されたスライドユニット60が、排出コンベヤ13の搬送方向Aと直交する方向に配置されたガイドレール62に係合し、このガイドレール62に沿って進退動できるようになっている。このスライドユニット60の移動により、循環移動手段48が、排出コンベヤ13に最も接近した位置(図3(a)参照)から、排出コンベヤ13から離隔した位置(図3(b)参照)まで移動できるようになっている。
前述のように上下の第1および第2チェーン50、52にそれぞれ取り付けられている第1支持部材12Aおよび第2支持部材12Bは、それぞれ第1チェーン50および第2チェーン52に対して搬送方向と直交する方向に移動可能になっており、循環移動手段48全体の移動位置に応じて、各チェーン50、52に対する位置を変更する。循環移動手段48を排出コンベヤ13に接近させたときには、支持部材12A、12Bをチェーン50、52に対して接近させ(図3(a)に示す状態)、排出コンベヤ13から離隔させたときには、支持部材12A、12Bをチェーン50、52から離隔させ(図3(b)に示す状態)、支持部材12A、12Bが常に排出コンベヤ13のほぼセンターライン上に位置するように移動させる。
また、前記下段の第2チェーン52には、正立状態に姿勢を矯正された容器4を受け入れて案内する内側ガイド部材42が取り付けられている。この内側ガイド部材42は、上部42aが内側(排出コンベヤ13から遠ざかる側)へ向けて傾斜しており、その上端に容器4を正立させるための前記係合バー38が取り付けられている。
排出コンベヤ13を挟んだ前記循環移動手段48の向かい側に、正立状態に姿勢を矯正された容器4を受け入れて案内する外側ガイド部材44が配置されている。外側ガイド部材44は、上部44aが外側へ向けて傾斜しており、その上端に容器4を正立させるための前記係合バー40が取り付けられている。外側ガイド部材44は、支持プレート64上にブラケット66を介して取り付けられており、この支持プレート64の下面にスライドユニット68が固定されている。このスライドユニット68は、排出コンベヤ13の搬送方向Aと直交する方向に配置されたガイドレール70に係合しており、外側ガイド部材44をガイドレール70に沿って移動させ、排出コンベヤ13に対し接近、離隔させることができる。前記内側ガイド部材42は、循環移動手段48をスライドユニット60によって移動させることにより、排出コンベヤ13に対し接近、離隔させることができ、一方、外側ガイド部材44は、スライドユニット68によって移動させて排出コンベヤ13に対し接近、離隔させる。循環移動手段48とともに内側ガイド部材42を移動させた際には、外側ガイド部材44も内側ガイド部材42と逆方向に移動させ、排出コンベヤ13のセンターラインに対してほぼ等距離となるようにセットする。
以下、前記構成の容器整列装置の作動について説明する。整列される容器4が小型の容器の場合には、循環移動手段48を排出コンベヤ13側へ接近させる(図3(a)および図4に実線で示す循環移動手段48参照)とともに、外側ガイド部材44も排出コンベヤ13側へ接近させて、内側ガイド部材42と外側ガイド部材44との間隔を容器のサイズに応じて小さくする。この移動により、各ガイド部材42、44上にそれぞれ取り付けられている起立手段(係合バー38、40)も、排出コンベヤ13のセンターラインに接近される。また、循環移動手段48に取り付けられているバケット12の第1支持部材12Aと第2支持部材12Bを、それぞれのチェーン(第1チェーン50と第2チェーン52)側に接近させ、排出コンベヤ13のほぼセンターライン上に位置させる。さらに、上段の第1チェーン50と下段の第2チェーン52の位相を調整し、搬送方向前方側の第1支持部材12Aと後方側の第2支持部材12Bの間隔を、小型の容器4のサイズに応じて接近させた状態にしておく。このようにして、内側ガイド部材42と外側ガイド部材44および前後の支持部材12A、12Bによって形成される容器支持空間を、容器4のサイズに応じて小さくしておく。
矯正手段10、容器支持手段12および循環移動手段48を前記状態にして運転を開始する。図示しないホッパ等に収容された多数の容器4が取り出され、第1搬送手段(供給コンベヤ2)に投入される。供給コンベヤ2では、搬送面に等間隔で設けられている各係合部材14間に1本ずつ容器4が収容され、後方からこの係合部材14に押されて搬送される。供給コンベヤ2に投入された容器4は搬送方向に対し直交する方向を向けて搬送されており、口部4aを設けた側が搬送方向の左右何れかを向いている。
供給コンベヤ2の上方の、ロボット6による容器取り出し位置Bよりも上流側に、容器4の姿勢を検出する検出手段36が設けられており、供給コンベヤ2によって搬送されている容器4は、口部4aが何れの方向を向いているか検出される。この検出手段36の検出信号は、図示しない制御装置に送られ、この制御装置からの指令によってロボット6が作動して処理ヘッド28を容器取り出し位置Bに移動させ、処理ヘッド28に設けられているバキュームパッド34によって容器4を吸着保持する。処理ヘッド28の取付プレート30は2個のバキュームパッド34を備えており、各バキュームパッド34に1個ずつ容器4を吸着する。2個のバキュームパッド34は、それぞれ容器4が取付プレート30に対して直交する方向を向くようにして吸着保持する。各バキュームパッド34は容器4の中央部よりも底部4b側を吸着するようになっており、かつ、吸着した2個の容器4が互いに逆方向を向くようになっている。
ロボット6は、2個の容器4を吸着している処理ヘッド28を排出コンベヤ13の上方の容器解放位置Cへ移動させる。このとき、処理ヘッド28の取付プレート30を排出コンベヤ13の搬送方向Aと平行する方向に向け、排出コンベヤ13のほぼセンターライン上に位置させる(図2に破線で示す取付プレート30参照)。取付プレート30が前記方向を向くと、バキュームパッド34に保持されている2個の容器4は、排出コンベヤ13の搬送方向と直交する方向を向き、しかも、各容器4は底部4b寄りを吸着されているので、逆方向を向いた口部4a側がそれぞれ別の係合バー38、40の上方に位置した状態になる。この位置でバキュームパッド34の吸引を解除して容器4を落下させると、一方の容器4の口部4a側が外側ガイド部材44上に設けられている係合バー40に係合し、容器4はこの係合位置を中心にして底部4b側を下方へ向けて回転する(図3(a)に示す容器4参照)。
回転されて起立した状態になった容器4は、内側と外側のガイド部材42、44間で、かつ、バケット12の前後の支持部材12A、12B間に落下する。内外のガイド部材42、44および前後の支持部材12A、12Bは、いずれも上部42a、44a、12Aa、12Ba側が外方へ折り曲げられて拡開されているので、容器4はスムーズに落ち込んで排出コンベヤ13上に載せられる。
また、同じ処理ヘッド28の他方のバキュームパッド34に保持されていた容器4は、内側ガイド部材42の上端に取り付けられている係合バー38に係合し、底部4b側を下方へ向けて回転されて進行方向左右のガイド部材42、44と、前後の支持部材12A、12Bによって囲まれた空間(前記容器4が落下した空間に隣接した空間)内に落下する。排出コンベヤ13上に落下した容器4は、内側のガイド部材42と外側のガイド部材44間をバケット12の前後の支持部材12A、12Bによって支持された状態で、排出コンベヤ13によって搬送される。
この容器整列装置で整列される容器4が大型の容器や変形の容器の場合には、循環移動手段48を排出コンベヤ13から離隔させる(図3(b)および図4に破線で示す循環移動手段48参照)とともに、外側ガイド部材44も排出コンベヤ13から離隔させる。内側ガイド部材42は循環移動手段48の下段の第2チェーン52に取り付けられており、内側ガイド部材42も外側ガイド部材44とほぼ同じ距離だけ、排出コンベヤ13のセンターラインから離隔している。一方、排出コンベヤ13によって搬送される容器4の前後を支持するバケット12の両支持部材12A、12Bは、それぞれのチェーン50、52から離隔させて排出コンベヤ13のセンターライン上に位置させる。この実施例では、支持部材12A、12Bが取り付けられている移動部材56を、取付部材54に対して所定の位置まで移動させる。この実施例では、支持部材12A、12Bの移動は手動で行っている。但し、手動によるものに限らず、カムとカムフォロアを用いる等その他の機構によって移動させるようにしてもよい。さらに、第1チェーン50と第2チェーン52の位相を変更して、第1支持部材12Aと第2支持部材12Bの間隔を容器4のサイズに応じて拡大する。このように構成したことにより、小型容器から大型容器まで幅広く兼用が可能であり、また、扁平な容器等の変形容器でも安定した搬送を行うことができる。
前記実施例では、バケット12の第1支持部材12Aおよび第2支持部材12Bを、第1チェーン50および第2チェーン52に対して直交する方向に移動させるために、支持部材12A、12Bが固定されている移動部材56を取付部材54に対し移動させるようにしたが(図3(a)、(b)および図5(a)参照)、このような構成に限るものではなく、例えば、図5(b)に示すように、支持部材112A(一方の支持部材だけを図示している)を蝶番172で連結した2枚のプレート112Aa、112Abから形成し、小型容器の場合には折り畳んで2枚重ねた状態にしておき、大型容器の時には片側112Abを旋回させて拡げるようにしてもよい(図5(b)に破線で示すプレート112Ab参照)。また、図5(c)に示すように、中央の一枚のプレート212Aaに、上端を連結して下端を外側へ振り出せるプレート212Abと、下端を連結して上端を外側へ振り出せるプレート212Acを重ねておき、大型の容器の場合には、それぞれ上端と下端を外側へ振り出すようにしてもよい。なお、前記実施例では、第2搬送手段8の排出コンベヤ13を、容器4を載せて走行する搬送コンベヤで構成したが、このようなコンベヤに限るものではなく、例えば、駆動しないトッププレートから構成し、循環移動手段48によって容器4を下流側に搬送するようにしてもよい。
2 第1搬送手段(供給コンベヤ)
4 容器
6 ロボット
8 第2搬送手段
12 容器支持手段(バケット)
12A 第1支持部材
12B 第2支持部材
36 検出手段
38 起立手段(係合バー)
40 起立手段(係合バー)
48 循環移動手段

Claims (2)

  1. 容器を横転状態で搬送する第1搬送手段と、この第1搬送手段に隣接して配置され、正立状態の容器を搬送する第2搬送手段と、前記第1搬送手段が搬送する容器の載置状態を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に基づいて前記第1搬送手段上の容器を保持し、第2搬送手段上まで移送して解放するロボットと、このロボットが解放した容器の口部側に係合し、容器を起立させて正立状態にする起立手段と、前記第2搬送手段に設けられ、正立した容器を支持する容器支持手段と、この容器支持手段を前記第2搬送手段の搬送方向に沿って移動させて循環させる循環移動手段とを備えた容器整列装置において、
    前記循環移動手段を、第2搬送手段の搬送方向と直交する方向に移動可能にするとともに、前記容器支持手段が、第2搬送手段によって搬送される容器の前方側と後方側をそれぞれ支持する第1支持部材と第2支持部材を有し、これら両支持部材の搬送方向の間隔を変更可能にするとともに、前記循環移動手段に対し搬送方向と直交する方向に移動可能にしたことを特徴とする容器整列装置。
  2. 前記容器支持手段の第1支持部材および第2支持部材は、上部側が次第に離隔する傾斜面を有することを特徴とする請求項1に記載の容器整列装置。
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