JP2014143792A - 振動発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】上下方向の振動を利用して誘導起電力を生じさせるように構成された振動発電装置において、簡易な構成で発電効率を高める。
【解決手段】コイル22を備えた固定側ユニット20に対して、マグネット42を備えた可動側ユニット40を、1対のコイルバネ50を介して吊り支持された構成とする。これにより比較的簡易な構成で可動側ユニット40を上下方向に振動させるようにする。その際、固定側ユニット20のコイル支持部材24として、そのコイル収容部24Aaを板厚方向両側から覆うように形成された構成とし、このコイル支持部材24の板厚方向両側の表面に摩擦低減処理が施された構成とする。これにより動摩擦係数を小さく抑え、従来用いられていた1対のガイドシャフトを不要とする。またこれにより、可動側ユニット40の上下方向の振動が円滑に行われるようにし、その分だけ発電効率を高める。
【選択図】図1

Description

本願発明は、上下方向の振動を利用して誘導起電力を生じさせるように構成された振動発電装置に関するものである。
従来より、人の歩行動作等により自動的に発電し得るように構成された携帯型の振動発電装置が知られている。
例えば「特許文献1」や「特許文献2」には、コイルを備えた固定側ユニットに対して、マグネットを備えた可動側ユニットが上下方向に振動することにより、コイルに誘導起電力を生じさせるように構成された振動発電装置が記載されている。
これら各特許文献に記載された振動発電装置においては、固定側ユニットが上下方向に延びる1対のガイドシャフトを備えており、両ガイドシャフトに対して可動側ユニットが上下方向に摺動可能に取り付けられた構成となっている。
その際「特許文献1」に記載された振動発電装置においては、可動側ユニットが固定側ユニットに対して1対のコイルバネを介して吊り支持された構成となっており、両コイルバネの弾性変形により可動側ユニットを上下方向に振動させるようになっている。
一方「特許文献2」に記載された振動発電装置においては、1対のガイドシャフトの各々における上下両端部にコイルバネがそれぞれ配置された構成となっており、これら上下2組のコイルバネの弾性反発力によって可動側ユニットを上下方向に振動させるようになっている。
特開2008−543254号公報 特開2004−159407号公報
上記「特許文献1」に記載された振動発電装置のように、可動側ユニットが固定側ユニットに対して複数のコイルバネを介して吊り支持された構成とすれば、装置構成を比較的簡素化することができる。
しかしながら、この振動発電装置においては、可動側ユニットが固定側ユニットにおける1対のガイドシャフトの各々に対して上下方向に摺動する構成となっているので、次のような問題がある。
すなわち、両ガイドシャフト相互間の位置関係精度や可動側ユニットに形成された1対のガイドシャフト挿通孔の寸法精度が十分に確保されていない場合には、摺動の際に大きな摩擦抵抗が発生しやすくなる。そして、このような場合には、可動側ユニットの上下方向の振動が円滑に行われなくなり、その分だけ発電効率が低下してしまう、という問題がある。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、上下方向の振動を利用して誘導起電力を生じさせるように構成された振動発電装置において、簡易な構成で発電効率を高めることができる振動発電装置を提供することを目的とするものである。
本願発明は、1対のガイドシャフトを不要とし得る構成とすることにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る振動発電装置は、
コイルを備えた固定側ユニットに対して、マグネットを備えた可動側ユニットが上下方向に振動することにより、上記コイルに誘導起電力を生じさせるように構成された振動発電装置において、
上記固定側ユニットに対して上記可動側ユニットが複数のコイルバネを介して吊り支持されており、
上記固定側ユニットが、上下方向に延びるように配置された板状のコイル支持部材を備えており、このコイル支持部材に形成されたコイル収容部に上記コイルが収容されており、
上記可動側ユニットが、上記コイル支持部材の板厚方向両側に配置された1対のヨークを備えており、これら各ヨークの内側面に上記マグネットがそれぞれ取り付けられており、
上記コイル支持部材が、上記コイル収容部を板厚方向両側から覆うように形成されており、
上記コイル支持部材における板厚方向両側の表面に摩擦低減処理が施されている、ことを特徴とするものである。
上記「可動側ユニット」は、コイル支持部材の板厚方向両側に配置された1対のヨークの各々の内側面にマグネットがそれぞれ取り付けられた構成となっていれば、その具体的な構成は特に限定されるものではない。
上記「摩擦低減処理」は、この処理が施されていないとした場合に比して、コイル支持部材の表面の動摩擦係数を低減させることができる処理であれば、その具体的な処理内容は特に限定されるものではなく、例えば塗装やフィルムの貼付等による処理が採用可能である。その際、この「摩擦低減処理」として、動摩擦係数を0.3以下の値に低減可能な処理とすることが好ましく、動摩擦係数を0.25以下の値に低減可能な処理とすることがより好ましい。
上記構成に示すように、本願発明に係る振動発電装置は、コイルを備えた固定側ユニットに対して、マグネットを備えた可動側ユニットが複数のコイルバネを介して吊り支持された構成となっているので、比較的簡易な構成で可動側ユニットを上下方向に振動させることができる。
その際、固定側ユニットのコイル支持部材は、そのコイル収容部を板厚方向両側から覆うように形成されており、そして、このコイル支持部材の板厚方向両側の表面には摩擦低減処理が施されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、可動側ユニットが上下方向に振動する際、この可動側ユニットがコイル支持部材の板厚方向に変位してこのコイル支持部材に接触するようなことがあっても、その際の動摩擦係数を十分小さく抑えることができる。そしてこれにより、従来の振動発電装置において用いられていた1対のガイドシャフトを不要とすることができる。
このため、従来のように、両ガイドシャフト相互間の位置関係精度や可動側ユニットに形成された1対のガイドシャフト挿通孔の寸法精度が十分に確保されないことに起因して、摺動の際に大きな摩擦抵抗が発生しやすくなってしまう、という問題が発生するのを未然に防止することができる。そしてこれにより、可動側ユニットの上下方向の振動が円滑に行われるようにすることができ、その分だけ発電効率を高めることができる。
このように本願発明によれば、上下方向の振動を利用して誘導起電力を生じさせるように構成された振動発電装置において、簡易な構成で発電効率を高めることができる。そしてこれにより、振動発電装置を人が携帯するのに適した構成とすることができる。
しかも本願発明によれば、従来用いられていた1対のガイドシャフトが不要となるので、その分だけ振動発電装置の小型化や軽量化を図ることができる。
上記構成において、コイル支持部材の構成として、コイル収容部が形成された支持部材本体と、この支持部材本体における板厚方向両側の表面のうち少なくとも一方の表面に、そのコイル収容部を塞ぐようにして貼り付けられた摩擦低減フィルムとを備えた構成とすれば、コイル支持部材の板厚方向両側の表面に対する摩擦低減処理を容易かつ確実に施すことができる。
その際、この摩擦低減フィルムとしては、樹脂フィルム、紙、アルミ箔等が採用可能であるが、この摩擦低減フィルムとして超高分子量ポリエチレンフィルムを用いるようにすれば、可動側ユニットが上下方向に振動する際の動摩擦係数を大幅に低減させることができる。ここで「超高分子量ポリエチレンフィルム」とは、分子量が100万以上のポリエチレンで形成されたフィルムを意味するものである。
上記構成において、コイル支持部材における1対の側端面にも摩擦低減処理が施された構成とすれば、可動側ユニットが上下方向に振動する際にコイル支持部材の板厚方向と直交する方向に変位してこのコイル支持部材に接触するようなことがあっても、その際の動摩擦係数を低減させて、可動側ユニットの上下方向の振動が円滑に行われるようにすることができる。そしてこれにより、振動発電装置の発電効率をより一層高めることができる。
上記構成において、各マグネットの各ヨークへの取付けが共通のマグネット支持部材に位置決め支持された状態で行われるようにした上で、各コイルバネの下端部がマグネット支持部材に係止された構成とすれば、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、各マグネットが共通のマグネット支持部材に位置決め支持された状態で各ヨークに取り付けられた構成とすることにより、磁気回路を精度良く形成することができる。また、各コイルバネの下端部がマグネット支持部材に係止された構成とすることにより、可動側ユニットに対する各コイルバネの取付けを容易に行うことができる。
上記構成において、複数のコイルバネとして、コイル支持部材における1対の側端面の両側に配置された1対のコイルバネを備えた構成とした上で、これら1対のコイルバネが平面視においてコイル支持部材の中心位置に関して対角の位置関係で配置された構成とすれば、振動発電装置の厚みを小さく抑えた上で、可動側ユニットが上下方向に振動する際に該可動側ユニットがコイル支持部材の板厚方向およびこれと直交する方向に変位しにくくなるようにすることができる。
上記構成において、各ヨークの側端部に、コイル支持部材の側端面と対向する位置まで延びる錘部材が、該ヨークと一体または別体で形成された構成とすれば、可動側ユニットの慣性質量の調整を容易に行うことができる。そしてこれにより、可動側ユニットの振動周期を人が歩行する際の上下動の周期等に合わせることが容易に可能となる。
その際、これら各錘部材が、マグネット支持部材に係止された各コイルバネの下端部を下方から挟み込むように配置された構成とすれば、振動発電装置の使用中に各コイルバネが不用意に外れてしまうおそれをなくすことができる。そしてこれにより、各コイルバネの下端部のマグネット支持部材に対する係止構造を簡素化することができる。
本願発明の一実施形態に係る振動発電装置を示す正面図 図1のII部詳細図 図1のIII−III線断面図 図3の要部詳細図 (a)は、上記振動発電装置の可動側ユニットをコイル支持部材と共に示す、図4のV方向矢視図、(b)は、上記可動側ユニットを分解して示す、(a)と同様の図 上記可動側ユニットを分解して示す平面図 上記可動側ユニットの変形例を示す、図6と同様の図 上記コイル支持部材の3つの変形例を、図3の要部詳細図として示す図
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る振動発電装置10を示す正面図であり、図2は、そのII部詳細図である。また、図3は、図1のIII−III線断面図であり、図4は、その要部詳細図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る振動発電装置10は、コイル22を備えた固定側ユニット20と、マグネット42を備えた可動側ユニット40とからなっている。その際、可動側ユニット40は、固定側ユニット20に対して1対のコイルバネ50を介して吊り支持されている。
そして、この振動発電装置10は、固定側ユニット20に対して可動側ユニット40が上下方向に振動することにより、コイル22に誘導起電力を生じさせるように構成されている。その際、可動側ユニット40の上下方向の振動は、振動発電装置10がカバンやハンドバッグ等に収容された状態で持ち歩かれることにより行われるようになっている。
まず、固定側ユニット20の具体的な構成について説明する。
固定側ユニット20は、縦長のケース30と、このケース30内に配置されたコイル支持部材24、回路基板32および二次電池34とを備えた構成となっている。
ケース30は、前方へ向けて開口した開口部を有する樹脂製のケース本体30Aと、このケース本体30Aの開口部に取り付けられた樹脂製のカバー30Bとからなっている。このケース30は、縦長矩形状の正面形状を有しており、一定の前後幅で形成されている。
回路基板32および二次電池34は、ケース30内の上部に配置されている。その際、正面視において、回路基板32は右寄りの位置に配置されており、二次電池34は左寄りの位置に配置されている。また、これら回路基板32および二次電池34は、回路基板32を前にして前後方向に部分的に重複した状態で配置されている。
コイル支持部材24は、正面視において縦長矩形状の外形形状を有する板状の部材であって、回路基板32および二次電池34の下方において上下方向に延びるように配置されている。
このコイル支持部材24は、コイル22を収容するためのコイル収容部24Aaが形成された支持部材本体24Aと、この支持部材本体24Aの前後両面に、その全域にわたって貼り付けられた2枚の摩擦低減フィルム24B1、24B2とを備えている。その際、支持部材本体24Aは、ABS樹脂等の汎用樹脂で構成されている。一方、各摩擦低減フィルム24B1、24B2は、膜厚が0.05〜0.2mm程度の超高分子量ポリエチレンフィルムで構成されている。
コイル22は、上下方向に互いに隣接するようにして3つ配置されている。これら各コイル22は、横長の長円形の巻回形状を有しており、電気的に直列に接続されている。
コイル収容部24Aaは、これら3つのコイル22を包絡的に囲む内周面形状を有している。また、支持部材本体24Aには、このコイル収容部24Aaから該支持部材本体24Aの上端面まで延びる溝部24Abが形成されている。そして、この溝部24Abに3つのコイル22から延びる1対のコイル端末22aを挿通させて回路基板32に導くようになっている。これらコイル収容部24Aaおよび溝部24Abは、前方側へ向けて開口するように形成されている。さらに、支持部材本体24Aには、コイル収容部24Aaに収容された各コイル22の中央空芯部と係合して該コイル22を位置決めするための横長の突起部24Acが、上下方向に等間隔をおいて3箇所に形成されている。
そして、このコイル支持部材24においては、その支持部材本体24Aの前面に貼り付けられた摩擦低減フィルム24B1により、コイル収容部24Aaを塞いで、各コイル22がコイル収容部24Aaから不用意にはみ出さないようにしている。
次に、可動側ユニット40の具体的な構成について説明する。
図5(a)は、可動側ユニット40をコイル支持部材24と共に示す、図4のV方向矢視図であり、図5(b)は、可動側ユニット40を分解して示す同様の図である。また、図6は、可動側ユニット40を分解して示す平面図である。
これらの図にも示すように、可動側ユニット40は、コイル支持部材24の前後両側に配置された1対のヨーク44を備えており、これら各ヨーク44の内側面にマグネット42がそれぞれ取り付けられた構成となっている。
マグネット42は、各ヨーク44に対して2つずつ取り付けられている。その際、各ヨーク44に取り付けられた2つのマグネット42は、上下方向に所定間隔をおいて、かつ、極性を逆にした状態で配置されている。また、これら2つのマグネット42は、前後1対のヨーク44相互間において上下2つのマグネット42の極性を逆にした状態(すなわち極性を襷がけの位置関係で一致させた状態)で配置されている。
これら各マグネット42は、N−48ネオジウム磁石であって、横長の直方体形状を有している。これら各マグネット42の各ヨーク44への取付けは、共通のマグネット支持部材46に位置決め支持された状態で行われている。
このマグネット支持部材46は、ABS樹脂等からなる樹脂製部材で構成されており、コイル支持部材24を囲む横長矩形状の水平断面形状で上下方向に延びるように形成されている。このマグネット支持部材46における前後1対の鉛直壁面部46aの各々には、2つの横長矩形状の貫通孔46cが上下方向に所定間隔をおいて形成されている。
そして、各マグネット42は、これら各貫通孔46cに嵌め込まれた状態で、かつ、その内側面42aを各鉛直壁面部46aの内側面から内側に僅かに突出させた状態で、各ヨーク44に磁力で吸着されている。
これにより、この可動側ユニット40においては、上下2組のマグネット42および前後1対のヨーク44によって、各組のマグネット42相互間の空間を横切る磁束を生じさせる磁気回路が形成されるようになっている。
1対のコイルバネ50は、コイル支持部材24の支持部材本体24Aにおける左右1対の側端面24Adの両側に位置するように配置されている。その際、これら1対のコイルバネ50は、平面視においてコイル支持部材24の中心位置に関して対角の位置関係で配置されている。
具体的には、右側のコイルバネ50は、回路基板32の後方側を通るように配置されており、左側のコイルバネ50は、二次電池34の前方側を通るように配置されている。そして、これら各コイルバネ50は、その上端部50aがケース本体30Aの上端部の左右コーナ部に形成された係止ピン30Aaに係止されており、その下端部50bがマグネット支持部材46に係止されている。
次に、マグネット支持部材46の具体的な構成について説明する。
図5および6に示すように、マグネット支持部材46における左右1対の側壁面部46bには、左右1対の鉛直フランジ部46dが形成されている。
これら各鉛直フランジ部46dは、各側壁面部46bの外側面における前後方向の中央位置から側方へ向けて鉛直面に沿って延びるように形成されている。その際、これら各鉛直フランジ部46dは、マグネット支持部材46の上端位置から上下方向の中央位置付近までの範囲にわたって形成されている。
左側の鉛直フランジ部46dには、その下端部から前方へ向けて延びる水平フランジ部46eが延長形成されている。この水平フランジ部46eの左右方向の中央位置には、左側のコイルバネ50を係止するための係止部46fが形成されている。
この係止部46fは、前後方向に延びる円柱状部46f1と、この円柱状部46f1の前端部から下方へ向けて延びる先端フランジ部46f2とで構成されている。その際、先端フランジ部46f2は、その後面が前方側の鉛直壁面部46aの前面よりも僅かに前方に位置するように形成されている。そして、この先端フランジ部46f2の存在により、円柱状部46f1に係止されたコイルバネ50が前方側へ外れてしまうのを未然に防止するようになっている。この先端フランジ部46f2は、水平方向に延びる下端面46f2aを有している。
一方、右側の鉛直フランジ部46dにも、左側の鉛直フランジ部46dの場合と同様の水平フランジ部46eおよび係止部46fが、平面視においてマグネット支持部材46の中心位置に関して点対称の位置関係で形成されている。そして、この係止部46fに右側のコイルバネ50の下端部50bが係止されている。
各ヨーク44は、軟鉄板で構成されており、正面視においてマグネット支持部材46の鉛直壁面部46aと略同一サイズの横長矩形状の外形形状を有している。ただし、これら各ヨーク44の両側端部には、コイル支持部材24の側端面24Adと対向する位置まで延びる錘部材48A、48Bが、該ヨーク44と一体で形成されている。これら各錘部材48A、48Bは、前後方向に延びる板厚一定の鉛直壁部として形成されている。
前方側に位置するヨーク44において、その左側端部に形成された錘部材48Aは、ヨーク44の下端位置から上下方向の中央位置付近までの範囲にわたって形成されており、一方、その右側端部に形成された錘部材48Bは、ヨーク44の下端位置から上端位置までの全範囲にわたって形成されている。その際、錘部材48Aは、その上端面48Aaがマグネット支持部材46の係止部46fにおける先端フランジ部46f2の下端面46f2aと略同じ高さに位置するように形成されている。そして、この錘部材48Aの後面は、マグネット支持部材46における鉛直フランジ部46dの後面と略面一となるように形成されている。また、錘部材48Bの後面は、マグネット支持部材46における鉛直フランジ部46dの前面よりも僅かに前方に位置するように形成されている。
一方、後方側に位置するヨーク44に形成された錘部材48A、48Bは、前方側に位置するヨーク44に対して、平面視においてマグネット支持部材46の中心位置に関して点対称の位置関係で配置されている。
そして、マグネット支持部材46の各係止部46fに各コイルバネ50の下端部50bが係止された状態で、このマグネット支持部材46に対して1対のヨーク44が前後両側から装着されることにより、各係止部46fにおける先端フランジ部46f2の下端面46f2aと各錘部材48Aの上端面48Aaとが略隙間なく対向するようになっている。これにより、各錘部材48Aは、マグネット支持部材46の各係止部46fに係止された各コイルバネ50の下端部50bを下方から挟み込むように配置されることとなり、これにより各コイルバネ50が係止状態に確実に維持されるようになっている。
なお、各ヨーク44における錘部材48A側の側端面は、錘部材48Aよりも上方側に位置する部分が錘部材48Aと該ヨーク44との接続位置よりもやや中央寄りに変位した切欠き面44aとして形成されており、これによりコイルバネ50との干渉を未然に回避するようになっている。
次に本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態に係る振動発電装置10は、コイル22を備えた固定側ユニット20に対して、マグネット42を備えた可動側ユニット40が1対のコイルバネ50を介して吊り支持された構成となっているので、比較的簡易な構成で可動側ユニット40を上下方向に振動させることができる。
その際、固定側ユニット20のコイル支持部材24は、そのコイル収容部24Aaを板厚方向両側から覆うように形成されており、そして、このコイル支持部材24の板厚方向両側の表面には摩擦低減処理が施されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、可動側ユニット40が上下方向に振動する際、この可動側ユニット40がコイル支持部材24の板厚方向に変位してこのコイル支持部材24に接触するようなことがあっても、その際の動摩擦係数を十分小さく抑えることができる。そしてこれにより、従来の振動発電装置において用いられていた1対のガイドシャフトを不要とすることができる。
このため、従来のように、両ガイドシャフト相互間の位置関係精度や可動側ユニットに形成された1対のガイドシャフト挿通孔の寸法精度が十分に確保されないことに起因して、摺動の際に大きな摩擦抵抗が発生しやすくなってしまう、という問題が発生するのを未然に防止することができる。そしてこれにより、可動側ユニット40の上下方向の振動が円滑に行われるようにすることができ、その分だけ発電効率を高めることができる。
このように本実施形態によれば、上下方向の振動を利用して誘導起電力を生じさせるように構成された振動発電装置10において、簡易な構成で発電効率を高めることができる。そしてこれにより、振動発電装置10を人が携帯するのに適した構成とすることができる。
しかも本実施形態によれば、従来用いられていた1対のガイドシャフトが不要となるので、その分だけ振動発電装置10の小型化や軽量化を図ることができる。
また本実施形態においては、コイル支持部材24の構成として、コイル収容部24Aaが形成された支持部材本体24Aと、この支持部材本体24Aにおける板厚方向両側の表面に貼り付けられた摩擦低減フィルム24B1、24B2とを備えた構成となっているので、コイル支持部材24の板厚方向両側の表面に対する摩擦低減処理を容易かつ確実に施すことができる。
その際、前方側の摩擦低減フィルム24B1は、支持部材本体24Aのコイル収容部24Aaを塞ぐようにして貼り付けられているので、各コイル22がコイル収容部24Aaから不用意にはみ出してしまわないようにすることができる。
しかも本実施形態においては、摩擦低減フィルム24B1、24B2として超高分子量ポリエチレンフィルムが用いられているので、可動側ユニット40が上下方向に振動する際の動摩擦係数を大幅に(具体的には0.25以下程度の値に)低減させることができる。
さらに本実施形態においては、各マグネット42が共通のマグネット支持部材46に位置決め支持された状態で各ヨーク44に取り付けられた構成となっているので、磁気回路を精度良く形成することができる。また、これら各コイルバネ50は、その下端部50bがマグネット支持部材46に係止された構成となっているので、可動側ユニット40に対する各コイルバネ50の取付けを容易に行うことができる。
また本実施形態においては、1対のコイルバネ50が、コイル支持部材24の支持部材本体24Aにおける1対の側端面24Adの両側に配置されており、かつ、これら1対のコイルバネ50は平面視においてコイル支持部材24の中心位置に関して対角の位置関係で配置されているので、振動発電装置10の前後方向の厚みを小さく抑えた上で、可動側ユニット40が上下方向に振動する際に該可動側ユニット40がコイル支持部材24の板厚方向およびこれと直交する方向に変位しにくくなるようにすることができる。
本実施形態においては、各ヨーク44の両側端部に、コイル支持部材24の支持部材本体24Aにおける左右1対の側端面24Adの各々と対向する位置まで延びる錘部材48A、48Bが、該ヨーク44と一体で形成された構成となっているので、部品点数を増大させることなく可動側ユニット40の慣性質量の調整を容易に行うことができる。具体的には、各錘部材48A、48Bの左右方向の厚みを変化させることにより、可動側ユニット40の慣性質量の調整を行うことができる。そしてこれにより、可動側ユニット40の振動周期を人が歩行する際の上下動の周期等に合わせることが容易に可能となる。
その際、各ヨーク44の錘部材48Aは、マグネット支持部材46の各係止部46fに係止された各コイルバネ50の下端部50bを、その上端面48Aaにおいて下方から挟み込むように配置されているので、振動発電装置10の使用中に各コイルバネ50が不用意に外れてしまうおそれをなくすことができる。そしてこれにより、各コイルバネ50の下端部50bのマグネット支持部材46に対する係止構造を簡素化することができる。
上記実施形態においては、1対のコイルバネ50が、コイル支持部材24の支持部材本体24Aにおける1対の側端面24Adの両側に配置されているものとして説明したが、コイル支持部材24の前後両側に配置された構成とすることも可能であり、また、3つ以上のコイルバネ50が配置された構成とすることも可能である。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
まず、上記実施形態の第1変形例について説明する。
図7は、本変形例に係る可動側ユニット140を示す、図6と同様の図である。
同図に示すように、本変形例の可動側ユニット140は、その基本的な構成については上記実施形態の場合と同様であるが、その各ヨーク44の両側端部に形成された錘部材148A、148Bの構成が上記実施形態の場合と異なっている。
すなわち、本変形例においては、ヨーク44と錘部材148A、148Bとが別体で形成されている。具体的には、各錘部材148A、148Bは、矩形状の水平断面形状で上下方向に延びる軟鉄製のブロックで構成されており、ヨーク44の側端面に接着または溶着によって固定されている。
そして、本変形例においても、各ヨーク44に固定された錘部材148Aは、マグネット支持部材46の各係止部46fに係止された各コイルバネ50の下端部50bを、その上端面148Aaにおいて下方から挟み込むようになっている。
本変形例の構成を採用した場合においても、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、本変形例の構成を採用することにより、各錘部材148A、148Bをヨーク44よりも比重が大きい材質からなる部材で構成することも可能となり、これにより錘としての機能をより有効に発揮させることができる。
次に、上記実施形態の第2変形例について説明する。
図8(a)は、本変形例に係るコイル支持部材124を、図3の要部詳細図として示す図である。
同図(a)に示すように、本変形例のコイル支持部材124は、その基本的な構成については上記実施形態の場合と同様であるが、その支持部材本体24Aにおける左右1対の側端面24Adにも、摩擦低減処理が施された構成となっている点で上記実施形態の場合と異なっている。
すなわち、本変形例のコイル支持部材124は、その支持部材本体24Aにおける各側端面24Adが、テフロン(登録商標)加工等による摩擦低減処理が施された摩擦低減処理面160として構成されている。
本変形例の構成を採用することにより、可動側ユニット40が上下方向に振動する際にコイル支持部材124の板厚方向と直交する方向に変位してこのコイル支持部材124に接触するようなことがあっても、その際の動摩擦係数を0.25以下程度の値にまで低減させて、可動側ユニット40の上下方向の振動が円滑に行われるようにすることができる。そしてこれにより、振動発電装置10の発電効率をより一層高めることができる。
次に、上記実施形態の第3変形例について説明する。
図8(b)は、本変形例に係るコイル支持部材224を示す、同図(a)と同様の図である。
同図(b)に示すように、本変形例のコイル支持部材124は、その基本的な構成については上記実施形態の場合と同様であるが、その支持部材本体24Aの後面に上記実施形態のような摩擦低減フィルム24B2が貼り付けられる代わりに、その後面がテフロン加工等による摩擦低減処理が施された摩擦低減処理面260として構成されている点で、上記実施形態の場合と異なっている。
本変形例の構成を採用した場合においても、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に、上記実施形態の第4変形例について説明する。
図8(c)は、本変形例に係るコイル支持部材324を示す、同図(a)と同様の図である。
同図(c)に示すように、本変形例のコイル支持部材324は、その基本的な構成については上記実施形態の場合と同様であるが、その支持部材本体324Aの構成が上記実施形態の場合と異なっている。
すなわち、本変形例のコイル支持部材324は、3つのコイル22を包絡的に囲む内周面形状を有するコイル収容部324Aaが、該コイル支持部材324を前後方向に貫通する貫通孔として形成されている。そして、このコイル支持部材324は、そのコイル収容部324Aaを前後両側から塞ぐようにして、支持部材本体324Aの前後両面に2枚の摩擦低減フィルム24B1、24B2が貼り付けられた構成となっている。その際、3つのコイル22は、摩擦低減フィルム24B2(または24B1)に予め貼り付けられた状態で、コイル収容部324Aaに収容されるようになっている。
本変形例の構成を採用した場合においても、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記実施形態およびその変形例において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
また、本願発明は、上記実施形態およびその変形例に記載された構成に限定されるものではなく、これ以外の種々の変更を加えた構成が採用可能である。
10 振動発電装置
20 固定側ユニット
22 コイル
22a コイル端末
24、124、224、324 コイル支持部材
24A、324A 支持部材本体
24Aa、324Aa コイル収容部
24Ab 溝部
24Ac 突起部
24Ad 側端面
24B1、24B2 摩擦低減フィルム
30 ケース
30A ケース本体
30Aa 係止ピン
30B カバー
32 回路基板
34 二次電池
40、140 可動側ユニット
42 マグネット
42a 内側面
44 ヨーク
44a 切欠き面
46 マグネット支持部材
46a 鉛直壁面部
46b 側壁面部
46c 貫通孔
46d 鉛直フランジ部
46e 水平フランジ部
46f 係止部
46f1 円柱状部
46f2 先端フランジ部
46f2a 下端面
48A、48B、148A、148B 錘部材
48Aa、148Aa 上端面
50 コイルバネ
50a 上端部
50b 下端部
160、260 摩擦低減処理面

Claims (8)

  1. コイルを備えた固定側ユニットに対して、マグネットを備えた可動側ユニットが上下方向に振動することにより、上記コイルに誘導起電力を生じさせるように構成された振動発電装置において、
    上記固定側ユニットに対して上記可動側ユニットが複数のコイルバネを介して吊り支持されており、
    上記固定側ユニットが、上下方向に延びるように配置された板状のコイル支持部材を備えており、このコイル支持部材に形成されたコイル収容部に上記コイルが収容されており、
    上記可動側ユニットが、上記コイル支持部材の板厚方向両側に配置された1対のヨークを備えており、これら各ヨークの内側面に上記マグネットがそれぞれ取り付けられており、
    上記コイル支持部材が、上記コイル収容部を板厚方向両側から覆うように形成されており、
    上記コイル支持部材における板厚方向両側の表面に摩擦低減処理が施されている、ことを特徴とする振動発電装置。
  2. 上記コイル支持部材が、上記コイル収容部が形成された支持部材本体と、この支持部材本体における板厚方向両側の表面のうち少なくとも一方の表面に、上記コイル収容部を塞ぐようにして貼り付けられた摩擦低減フィルムとを備えている、ことを特徴とする請求項1記載の振動発電装置。
  3. 上記摩擦低減フィルムが、超高分子量ポリエチレンフィルムで構成されている、ことを特徴とする請求項2記載の振動発電装置。
  4. 上記コイル支持部材における1対の側端面にも摩擦低減処理が施されている、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の振動発電装置。
  5. 上記各マグネットの上記各ヨークへの取付けが、共通のマグネット支持部材に位置決め支持された状態で行われており、
    上記各コイルバネの下端部が、上記マグネット支持部材に係止されている、ことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の振動発電装置。
  6. 上記複数のコイルバネとして、上記コイル支持部材における1対の側端面の両側に配置された1対のコイルバネを備えており、
    これら1対のコイルバネが、平面視において上記コイル支持部材の中心位置に関して対角の位置関係で配置されている、ことを特徴とする請求項5記載の振動発電装置。
  7. 上記各ヨークの側端部に、上記コイル支持部材の側端面と対向する位置まで延びる錘部材が、該ヨークと一体または別体で形成されている、ことを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の振動発電装置。
  8. 上記各錘部材が、上記マグネット支持部材に係止された上記各コイルバネの下端部を下方から挟み込むように配置されている、ことを特徴とする請求項7記載の振動発電装置。
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