JP2014143502A - 光加入者システム及び光加入者システムの動的波長帯域割当方法 - Google Patents
光加入者システム及び光加入者システムの動的波長帯域割当方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014143502A JP2014143502A JP2013009785A JP2013009785A JP2014143502A JP 2014143502 A JP2014143502 A JP 2014143502A JP 2013009785 A JP2013009785 A JP 2013009785A JP 2013009785 A JP2013009785 A JP 2013009785A JP 2014143502 A JP2014143502 A JP 2014143502A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wavelength
- subscriber
- time
- switching
- wavelength switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明は、動的帯域割当回路に、OLTが波長の切替を指示する直後から、OLTの上位NWから受信ポートで受信して、ONUへ転送する下りフレームのうち、波長切替中のONU向けのフレームをOLTで一時的に蓄積し、波長の切替を確認した後に蓄積したフレームから転送を再開するよう指示する機能を新たに設けることとした。
【選択図】図1
Description
図8にDWBAを用いた波長可変型WDM/TDM−PONシステム、およびそれを構成する局側装置(OLT)と加入者装置(ONU)の構成例を示す。OLT91とONU92間はパワースプリッタまたは波長ルータなどの光合分岐回路93を用いたpoint−to−multipoint構成のPONトポロジで接続される。
バッファメモリ16は、受信ポート17から受信した下りフレームを一時的に蓄積する。
読み出し選択制御回路14は、バッファメモリ16を監視し、フレームが格納されていれば先頭にあるフレームの識別子を読み取り、宛先対応テーブル13に記載の識別子とLC11の対応関係を参照し、下りフレームを対応するLC11へ転送する方路を選択回路15に指示する。選択回路15は読み出し選択制御回路14の指示に従って転送先LC11の方路を切替え、バッファメモリ16から送られるフレームをLC17へ転送する。
ONU92はデータ受信部21、バッファメモリ22、フレーム送出制御部23、フレーム組立送信部24、波長可変光送受信器25、要求帯域計算部26、要求帯域信号生成部27、フレーム送出及び波長制御信号受信部28、波長切替制御部29から構成される。ユーザからの上りフレームはデータ受信部21で受信され、バッファメモリ22内に一時的に蓄積される。フレーム送出制御部23はGate信号によって指定された上りフレームの送信時刻および送信継続時間に従って、上りフレームをフレーム組立送信部24に送る。フレーム組立送信部24はPON構成でOLT91に信号を送信するために必要なフレーム形式を構成し、波長可変光送受信器25に送る。波長可変光送受信器25は波長切替制御部29で指定された波長λ1〜λmのいずれかで光信号に変換しOLT91へ送信する。
OLTは各ONUに対しReport信号および上りフレームの送信時刻および送信継続時間を指示したGate信号を送信する。ONUn向け、周期iのGate信号をgn_iと表記する。各ONUはg1_i−1〜gn_i−1を受信すると、Gate信号に指示された時刻に、OLTに要求する帯域情報(例えばONUに蓄積されている上りフレーム用バッファのデータ量等)をReport信号(rep1_i〜repn_i)としてOLTへ送出する。当該Report信号を送信する時刻は、Gate信号g1_i−1〜gn_i−1で指示されており、Report信号がOLTで衝突しないよう伝搬時間を考慮して計算される。また、上りフレームの送信時刻と送信継続時間もg1_i−1〜gn_i−1に含まれており、各ONUは指定の時刻に上りフレーム(図示せず)をOLTへ送信する。
上位NWからOLTの受信ポート17に到着した各ONUへの信号(d1_1〜dn_1)はOLTの宛先対応テーブルに記載のONUと下りフレームの識別子の対応に従って、各LCへ転送される。図11においてはd1_1〜d2_3まではLC1へ転送される。LC1〜LCmはそれぞれ割り当てられた波長λ1〜λmで下り信号を送信する。PONシステムにおいては、下り信号は同報され、受信した各ONUが自宛のフレームを選択して受信する。
複数の加入者装置と単一の局側装置とをPONトポロジ接続し、複数の波長を切替えて送受信を行う光加入者システムであって、
前記局側装置は、所定の周期ごとに前記加入者装置からの要求に応じて、要求元の加入者装置の送信する信号が干渉しないよう要求元の加入者装置毎に波長を割当てる動的波長帯域割当回路を備え、
前記動的波長帯域割当回路は、加入者装置の波長の切替を行う場合は、該当加入者装置へ波長切替指示を送出し、当該波長切替指示を契機に当該加入者装置への信号送出を停止して局側装置に蓄積するよう指示し、加入者装置の波長切替完了を契機に、前記指示によって蓄積した当該加入者装置への信号送出を再開するよう指示することを特徴とする。
複数の加入者装置と単一の局側装置とをPONトポロジ接続し、複数の波長を切替えて送受信を行う光加入者システムの前記局側装置であって、
所定の周期ごとに前記加入者装置からの要求に応じて、要求元の加入者装置の送信する信号が干渉しないよう要求元の加入者装置毎に波長を割当てる動的波長帯域割当回路を備え、
前記動的波長帯域割当回路は、加入者装置の波長の切替を行う場合は、該当加入者装置へ波長切替指示を送出し、当該波長切替指示を契機に当該加入者装置への信号送出を停止して局側装置に蓄積するよう指示し、加入者装置の波長切替完了を契機に、前記指示によって蓄積した当該加入者装置への信号送出を再開するよう指示することを特徴とする。
制御信号を除く加入者装置への下り信号を一時的に蓄積するバッファ回路と、
加入者装置毎に信号送出が停止中か否かを示す宛先対応表と、
前記宛先対応表を参照して、信号送出が停止中でない加入者装置宛の下り信号をバッファ回路から取り出して加入者装置へ転送する読み出し選択回路と、
をさらに備え、
前記動的波長帯域割当回路は、加入者装置の波長の切替を行う場合は、当該加入者装置が波長変更を行う間、当該加入者装置への信号を前記バッファ回路に蓄積させ、当該加入者装置への信号送出が停止中であることを前記宛先対応表へ記載し、当該加入者装置の波長切替完了を契機に、当該加入者装置への信号送出が停止中でないことを宛先対応表へ上書きし、前記バッファ回路に蓄積した当該加入者装置への信号送出を再開するよう前記読み出し選択回路へ指示してもよい。
複数の加入者装置と単一の局側装置とをPONトポロジ接続し、複数の波長を切替えて送受信を行う光加入者システムの前記局側装置に設けられ、所定の周期ごとに前記加入者装置からの要求に応じて、要求元の加入者装置の送信する信号が干渉しないよう要求元の加入者装置毎に波長を割当てる動的波長帯域割当方法であって、
加入者装置へ波長切替指示を送出する波長切替指示送出手順と、
当該波長切替指示の送出直後に、当該加入者装置への信号送出を停止して局側装置に蓄積するよう指示する蓄積手順と、
当該加入者装置の波長切替完了の直後に、前記指示によって蓄積した当該加入者装置への信号送出を再開するよう指示する送出再開手順と、
を有する。
前記波長切替指示送出手順において、波長切替指示を送出した加入者装置への信号送出が停止中であることを宛先対応表へ記載し、
前記蓄積手順において、当該加入者装置が波長変更を行う間、当該加入者装置への信号をバッファ回路に蓄積し、
前記送出再開手順において、当該加入者装置への信号送出が停止中でないことを宛先対応表へ上書きし、前記バッファ回路に蓄積した当該加入者装置への信号送出を再開するよう読み出し選択回路へ指示してもよい。
また、加入者装置の波長切替完了を確認してから下りフレームの送信を再開するため、波長切替動作に時間がかかり、波長切替完了が遅れた場合においても、波長切替後に下りフレームがONUの送達される確実性を高めることができる。
さらに、切替中に通信が行えないONUへの下りフレームを一時停止するため、他のONUに波長切替による影響を及ぼすことなく、その他のONUへの下りフレーム転送は継続することができる。
したがって、本発明によれば、受信ポート17で受信した下りフレームの到着タイミングと、転送先ONU92の波長切替のタイミングが合致する場合に、当該ONU92へ下りフレームが到達することによるフレームの欠落を防ぐことができる。
波長切替指示送出手順では、ONU92へ波長切替指示を送出する。
蓄積手順では、波長切替指示の送出直後に、対象ONU92への信号送出を停止してOLT91に蓄積する。
送出再開手順では、対象ONU92の波長切替完了の直後に、指示によって蓄積した対象ONU92への信号送出を再開する。
図1は本発明の第1の実施形態における波長可変型WDM/TDM−PONシステム、およびそれを構成する局側装置(OLT)と加入者装置(ONU)の構成図である。本実施形態に係る波長可変型WDM/TDM−PONシステムは、OLT91と、ONU92と、OLT91とONU92をPONトポロジで接続する光伝送路を備える。OLT91とONU92は、パワースプリッタまたは波長ルータなどの光合分岐回路93を用いたpoint−to−multipoint構成のPONトポロジで接続される。
図3に本実施形態におけるDWBAの動作例を示す。当初ONU1、ONU2、ONUnはLC1の波長λ1を用いて通信しており、周期T_dwba_iにONUnがLC2の波長λ2を用いて通信するよう波長を切替えることを想定し、上り、下りの制御フレームおよびデータフレームの時間的な送受信の様子を示している。周期T_dwba_iとはDWBAのi番目の周期において、その1周期の時間を表すとする。
上位NW94からOLT91の受信ポート17に到着した各ONU92への信号(d1_1〜dn_1)はOLT91の宛先対応テーブル13に記載のONU92とフレームの識別子の対応に従って、各LC11へ転送される。図3においてはd1_1〜d2_3まではLC1へ転送される。LC11はそれぞれ割り当てられた波長で各ONU92へ下り信号を送信する。
1)まず、あるLLIDに対するバッファにフレームがあるかを確認する(S102)。
フレームがない場合(S102においてNo)は、当該LLIDのフレーム転送動作をスキップし、手順3)へ移行する。
フレームがある場合(S102においてYes)は、手順2)へ移行する。
2)宛先対応テーブルを参照し、該当LLIDすなわち該当ONUが波長切替中かどうかを確認する(S103)。これは図2に記載の宛先対応テーブルにおいて、該当するONUの行で波長切替の列の欄を参照すればよい。
2−1)波長切替中であれば(S103においてYes)、該当LLIDのフレームの転送を行わず、手順3)へ移行する。
2−2)波長切替中でなければ(S103においてNo)、該当ONUを宛先とするフレームを宛先対応テーブル13から読み出し(S104)、宛先対応テーブル13に記載のLCへフレームを転送するよう選択回路15を設定し、宛先対応テーブル13に記載のLCへ転送し、手順3)へ移行する。
3)次のLLIDのバッファへ移動する(S107)。すなわち、読み出し中のLLIDが最大値(i=n)であれば、LLIDの値を初期化(i=1)とし(S108)、最大値でなければ1増やす(S109)。
4)手順1)に戻る。
以降、これを繰り返すことで、波長切替中は当該ONUへフレームの転送することなく通信を行うことが可能となる。
まず、本実施形態では波長切替中にはONU92へ下りフレームを転送しないため、送受信が行えない波長切替中に、当該ONU92へ下りフレームが到達することによるフレームの欠落が生じない。
図5は本発明の第2の実施形態における波長可変型WDM/TDM−PONシステム、およびそれを構成する局側装置(OLT)と加入者装置(ONU)の構成図である。
関連発明の図7と比較して、動的波長帯域割当回路12が対象ONUへの下りフレーム読み出し停止の指示と読み出し再開の指示を伝達する信号線およびタイマ1〜nのタイマ18、動的波長帯域割当回路12からタイマ18までの信号線及びタイマ18から宛先対応テーブル13への信号線が追加されている。また、本実施形態のバッファメモリ16は、受信ポートで受信した下りフレームはONU92に対応するLLID毎にバッファメモリ16で蓄積することとする。
図6に本実施形態におけるDWBAの動作例を示す。第1の実施形態における図3と同様に、当初ONU1、ONU2、ONUnはLC1の波長λ1を用いて通信しており、周期T_dwba_iにONUnがLC2の波長λ2を用いて通信するよう波長を切替えることを想定し、上り、下りの制御フレームおよびデータフレームの時間的な送受信の様子を示している。また表記方法および上り信号の制御信号の送受信および上りフレームの転送動作についても図7と同様である。
上位NW94からOLT91の受信ポート17に到着した各ONU92への信号(d1_1〜dn_1)はOLT91の宛先対応テーブル13に記載のONU92とフレームの識別子の対応に従って、各LC11へ転送される。図6においてはd1_1〜d2_3まではLC1へ転送される。LC11はそれぞれ割り当てられた波長で各ONU92へ下り信号を送信する。
Tn_fin=Tn_prop+Tn_pre+T_lmax
Tn_stop=Tn_fin−Tn_prop=Tn_pre+T_lmax
となる。
まず、本実施形態では波長切替中にはONUへ下り信号を転送しないため、送受信が行えない波長切替中に下り信号が到達することによるフレームの欠落が生じない。
図7は本発明の第3の実施形態におけるDWBAの動作シーケンス図である。波長切替における構成は第2の実施形態と同様である。本実施形態と第2の実施形態との差異は、OLT91のバッファメモリ16に蓄積する時刻及び時間である。
T1=T2+T_prop+T_wait
Tn_stop=T_lmax
としてT1及びT2を定めることが可能である。ここで、T_waitはバッファメモリ16よりONU92側に滞留するフレームをすべて送出するのに要する時間とする。
T1_onu=T2+T_wait
Tn_stop=T_lmax
とすることができる。
12:動的波長帯域割当回路
13:宛先対応テーブル
14:読み出し選択制御回路
15:選択回路
16:バッファメモリ
17:受信ポート
18:タイマ
21:データ受信部
22:バッファメモリ
23:フレーム送出制御部
24:フレーム組立送信部
25:波長可変光送受信器
26:要求帯域計算部
27:要求帯域信号生成部
28:フレーム送出及び波長制御信号受信部
29:波長切替制御部
91:OLT
92:ONU
93:光合分岐回路93
94:上位NW
Claims (18)
- 複数の加入者装置と単一の局側装置とをPONトポロジ接続し、複数の波長を切替えて送受信を行う光加入者システムの前記局側装置であって、
所定の周期ごとに前記加入者装置からの要求に応じて、要求元の加入者装置の送信する信号が干渉しないよう要求元の加入者装置毎に波長を割当てる動的波長帯域割当回路を備え、
前記動的波長帯域割当回路は、加入者装置の波長の切替を行う場合は、該当加入者装置へ波長切替指示を送出し、当該波長切替指示を契機に当該加入者装置への信号送出を停止して局側装置に蓄積するよう指示し、加入者装置の波長切替完了を契機に、前記指示によって蓄積した当該加入者装置への信号送出を再開するよう指示することを特徴とする局側装置。 - 制御信号を除く加入者装置への下り信号を一時的に蓄積するバッファ回路と、
加入者装置毎に信号送出が停止中か否かを示す宛先対応表と、
前記宛先対応表を参照して、信号送出が停止中でない加入者装置宛の下り信号をバッファ回路から取り出して加入者装置へ転送する読み出し選択回路と、
をさらに備え、
前記動的波長帯域割当回路は、加入者装置の波長の切替を行う場合は、当該加入者装置が波長変更を行う間、当該加入者装置への信号を前記バッファ回路に蓄積させ、当該加入者装置への信号送出が停止中であることを前記宛先対応表へ記載し、当該加入者装置の波長切替完了を契機に、当該加入者装置への信号送出が停止中でないことを宛先対応表へ上書きし、前記バッファ回路に蓄積した当該加入者装置への信号送出を再開するよう前記読み出し選択回路へ指示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の局側装置。 - 前記動的波長帯域割当回路は、加入者装置から切替後の波長で送信される波長切替完了の通知を受信し確認したことを契機に、前記指示によって蓄積した当該加入者層装置への信号送出を再開するよう指示することを特徴とする請求項1又は2に記載の局側装置。
- 前記動的波長帯域割当回路は、加入者装置が波長の切替えを完了する波長切替完了時間を計算し、信号送出の再開によって局側装置から送出された信号が当該加入者装置における波長の切替の完了直後に当該加入者装置に到達するように、前記指示によって蓄積した当該加入者装置への信号送出を再開するよう指示すること特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の局側装置。
- 前記波長切替指示は加入者装置が波長の切替を開始する波長切替開始時刻を含み、
停止した加入者装置への信号送出を再開する時刻は、前記波長切替開始時刻から、当該波長切替指示を加入者装置が受信してから加入者装置が波長の切替を開始するまでの時間と加入者装置における波長の切替に要する時間の和を経過した時刻とすることを特徴とする請求項4に記載の局側装置。 - 前記波長切替指示は、加入者装置が波長の切替を開始する波長切替開始時刻を含み、
当該波長切替開始時刻を、当該加入者装置への信号送出を停止し信号蓄積を開始する時刻に、局側装置内に滞留していた当該加入者装置への信号を送出する時間および波長切替指示が加入者装置へ到達する時間を経過した時刻とし、
当該加入者装置への信号送出を再開する時刻は、前記信号蓄積開始時刻から、加入者装置における波長の切替に要する時間を経過した時刻とすることを特徴とする請求項4に記載の局側装置。 - 複数の加入者装置と単一の局側装置とをPONトポロジ接続し、複数の波長を切替えて送受信を行う光加入者システムであって、
前記局側装置は、所定の周期ごとに前記加入者装置からの要求に応じて、要求元の加入者装置の送信する信号が干渉しないよう要求元の加入者装置毎に波長を割当てる動的波長帯域割当回路を備え、
前記動的波長帯域割当回路は、加入者装置の波長の切替を行う場合は、該当加入者装置へ波長切替指示を送出し、当該波長切替指示を契機に当該加入者装置への信号送出を停止して局側装置に蓄積するよう指示し、加入者装置の波長切替完了を契機に、前記指示によって蓄積した当該加入者装置への信号送出を再開するよう指示する
ことを特徴とする光加入者システム。 - 前記局側装置は、
制御信号を除く加入者装置への下り信号を一時的に蓄積するバッファ回路と、
加入者装置毎に信号送出が停止中か否かを示す宛先対応表と、
前記宛先対応表を参照して、信号送出が停止中でない加入者装置宛の下り信号をバッファ回路から取り出して加入者装置へ転送する読み出し選択回路と、をさらに備え、
前記動的波長帯域割当回路は、加入者装置の波長の切替を行う場合は、当該加入者装置が波長変更を行う間、当該加入者装置への信号を前記バッファ回路に蓄積させ、当該加入者装置への信号送出が停止中であることを前記宛先対応表へ記載し、当該加入者装置の波長切替完了を契機に、当該加入者装置への信号送出が停止中でないことを宛先対応表へ上書きし、前記バッファ回路に蓄積した当該加入者装置への信号送出を再開するよう前記読み出し選択回路へ指示する、
ことを特徴とする請求項7に記載の光加入者システム。 - 前記動的波長帯域割当回路は、加入者装置から切替後の波長で送信される波長切替完了の通知を受信し確認したことを契機に、前記指示によって蓄積した当該加入者層装置への信号送出を再開するよう指示することを特徴とする請求項7又は8に記載の光加入者システム。
- 前記動的波長帯域割当回路は、加入者装置が波長の切替えを完了する波長切替完了時間を計算し、信号送出の再開によって局側装置から送出された信号が当該加入者装置における波長の切替の完了直後に当該加入者装置に到達するように、前記指示によって蓄積した当該加入者装置への信号送出を再開するよう指示すること特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の光加入者システム。
- 前記波長切替指示は加入者装置が波長の切替を開始する波長切替開始時刻を含み、
停止した加入者装置への信号送出を再開する時刻は、前記波長切替開始時刻から、当該波長切替指示を加入者装置が受信してから加入者装置が波長の切替を開始するまでの時間と加入者装置における波長の切替に要する時間の和を経過した時刻とすることを特徴とする請求項10に記載の光加入者システム。 - 前記波長切替指示は、加入者装置が波長の切替を開始する波長切替開始時刻を含み、
当該波長切替開始時刻を、当該加入者装置への信号送出を停止し信号蓄積を開始する時刻に、局側装置内に滞留していた当該加入者装置への信号を送出する時間および波長切替指示が加入者装置へ到達する時間を経過した時刻とし、
当該加入者装置への信号送出を再開する時刻は、前記信号蓄積開始時刻から、加入者装置における波長の切替に要する時間を経過した時刻とすることを特徴とする請求項10に記載の光加入者システム。 - 複数の加入者装置と単一の局側装置とをPONトポロジ接続し、複数の波長を切替えて送受信を行う光加入者システムの前記局側装置に設けられ、所定の周期ごとに前記加入者装置からの要求に応じて、要求元の加入者装置の送信する信号が干渉しないよう要求元の加入者装置毎に波長を割当てる動的波長帯域割当方法であって、
加入者装置へ波長切替指示を送出する波長切替指示送出手順と、
当該波長切替指示の送出直後に、当該加入者装置への信号送出を停止して局側装置に蓄積するよう指示する蓄積手順と、
当該加入者装置の波長切替完了の直後に、前記指示によって蓄積した当該加入者装置への信号送出を再開するよう指示する送出再開手順と、
を有することを特徴とする動的波長帯域割当方法。 - 前記波長切替指示送出手順において、波長切替指示を送出した加入者装置への信号送出が停止中であることを宛先対応表へ記載し、
前記蓄積手順において、当該加入者装置が波長変更を行う間、当該加入者装置への信号をバッファ回路に蓄積し、
前記送出再開手順において、当該加入者装置への信号送出が停止中でないことを宛先対応表へ上書きし、前記バッファ回路に蓄積した当該加入者装置への信号送出を再開するよう読み出し選択回路へ指示する、
ことを特徴とする請求項13に記載の動的波長帯域割当方法。 - 前記送出再開手順は、加入者装置から切替後の波長で送信される波長切替完了の通知を局側装置が受信し確認したことを契機に、前記指示によって蓄積した当該加入者層装置への信号送出を再開することを特徴とする請求項13又は14に記載の動的波長帯域割当方法。
- 前記送出再開手順は、加入者装置が波長の切替えを完了する波長切替完了時間を局側装置が計算し、信号送出の再開によって局側装置から送出された信号が当該加入者装置における波長の切替の完了直後に当該加入者装置に到達するように、前記指示によって蓄積した当該加入者装置への信号送出を再開するよう指示すること特徴とする請求項13から15のいずれかに記載の動的波長帯域割当方法。
- 前記波長切替指示は加入者装置が波長の切替を開始する波長切替開始時刻を含み、
停止した加入者装置への信号送出を再開する時刻は、前記波長切替開始時刻から、当該波長切替指示を加入者装置が受信してから加入者装置が波長の切替を開始するまでの時間と加入者装置における波長の切替に要する時間の和を経過した時刻とすることを特徴とする請求項16に記載の動的波長帯域割当方法。 - 前記波長切替指示は、加入者装置が波長の切替を開始する波長切替開始時刻を含み、
当該波長切替開始時刻を、当該加入者装置への信号送出を停止し信号蓄積を開始する時刻に、局側装置内に滞留していた当該加入者装置への信号を送出する時間および波長切替指示が加入者装置へ到達する時間を経過した時刻とし、
当該加入者装置への信号送出を再開する時刻は、前記信号蓄積開始時刻から、加入者装置における波長の切替に要する時間を経過した時刻とすることを特徴とする請求項16に記載の動的波長帯域割当方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013009785A JP5889809B2 (ja) | 2013-01-23 | 2013-01-23 | 光加入者システム及び光加入者システムの動的波長帯域割当方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013009785A JP5889809B2 (ja) | 2013-01-23 | 2013-01-23 | 光加入者システム及び光加入者システムの動的波長帯域割当方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014143502A true JP2014143502A (ja) | 2014-08-07 |
JP5889809B2 JP5889809B2 (ja) | 2016-03-22 |
Family
ID=51424490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013009785A Active JP5889809B2 (ja) | 2013-01-23 | 2013-01-23 | 光加入者システム及び光加入者システムの動的波長帯域割当方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5889809B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015019237A (ja) * | 2013-07-10 | 2015-01-29 | 日本電信電話株式会社 | 動的波長帯域割当方法 |
WO2016171159A1 (ja) * | 2015-04-22 | 2016-10-27 | 日本電信電話株式会社 | 局側装置及び波長切替監視方法 |
WO2019167809A1 (ja) * | 2018-03-02 | 2019-09-06 | 日本電信電話株式会社 | 通信装置、通信方法及び通信プログラム |
JP2020510357A (ja) * | 2017-03-16 | 2020-04-02 | ザ・プロボスト, フェローズ, ファウンデーション・スカラーズ, アンド・ジ・アザー・メンバーズ・オブ・ボード, オブ・ザ・カレッジ・オブ・ザ・ホーリー・アンド・アンディバイデッド・トリニティ・オブ・クイーン・エリザベス・ニア・ダブリンThe Provost, Fellows, Foundation Scholars, And The Other Members Of Board, Of The College Of The Holy And Undivided Trinity Of Queen Elizabeth Near Dublin | マルチテナント受動光ネットワークにおける動的帯域幅割り当て(dba)を仮想化するシステム及び方法 |
JP2021057782A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 沖電気工業株式会社 | リソース割当装置、リソース割当プログラム、リソース割当方法、及び局側装置 |
WO2022091392A1 (ja) * | 2020-10-30 | 2022-05-05 | 日本電信電話株式会社 | 光通信装置、光通信システム及び光通信方法 |
WO2022107329A1 (ja) * | 2020-11-20 | 2022-05-27 | 日本電信電話株式会社 | 光通信システム、制御方法、および光加入者線終端装置 |
JP7197039B1 (ja) | 2022-03-08 | 2022-12-27 | 沖電気工業株式会社 | 通信装置、通信方法及び光通信システム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000092101A (ja) * | 1998-09-10 | 2000-03-31 | Oki Electric Ind Co Ltd | ネットワークシステム |
JP2002009698A (ja) * | 2000-06-23 | 2002-01-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光伝達網の障害復旧方法 |
WO2003105496A1 (ja) * | 2002-06-06 | 2003-12-18 | 富士通株式会社 | 波長分割多重光信号の切り替え制御装置 |
JP2011055157A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光通信システム及び光通信方法 |
-
2013
- 2013-01-23 JP JP2013009785A patent/JP5889809B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000092101A (ja) * | 1998-09-10 | 2000-03-31 | Oki Electric Ind Co Ltd | ネットワークシステム |
JP2002009698A (ja) * | 2000-06-23 | 2002-01-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光伝達網の障害復旧方法 |
WO2003105496A1 (ja) * | 2002-06-06 | 2003-12-18 | 富士通株式会社 | 波長分割多重光信号の切り替え制御装置 |
JP2011055157A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光通信システム及び光通信方法 |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015019237A (ja) * | 2013-07-10 | 2015-01-29 | 日本電信電話株式会社 | 動的波長帯域割当方法 |
WO2016171159A1 (ja) * | 2015-04-22 | 2016-10-27 | 日本電信電話株式会社 | 局側装置及び波長切替監視方法 |
JPWO2016171159A1 (ja) * | 2015-04-22 | 2017-09-28 | 日本電信電話株式会社 | 局側装置及び波長切替監視方法 |
US10211945B2 (en) | 2015-04-22 | 2019-02-19 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Station-side device and wavelength changeover monitoring method |
JP2020510357A (ja) * | 2017-03-16 | 2020-04-02 | ザ・プロボスト, フェローズ, ファウンデーション・スカラーズ, アンド・ジ・アザー・メンバーズ・オブ・ボード, オブ・ザ・カレッジ・オブ・ザ・ホーリー・アンド・アンディバイデッド・トリニティ・オブ・クイーン・エリザベス・ニア・ダブリンThe Provost, Fellows, Foundation Scholars, And The Other Members Of Board, Of The College Of The Holy And Undivided Trinity Of Queen Elizabeth Near Dublin | マルチテナント受動光ネットワークにおける動的帯域幅割り当て(dba)を仮想化するシステム及び方法 |
JP7309610B2 (ja) | 2017-03-16 | 2023-07-18 | ザ・プロボスト,フェローズ,ファウンデーション・スカラーズ,アンド・ジ・アザー・メンバーズ・オブ・ボード,オブ・ザ・カレッジ・オブ・ザ・ホーリー・アンド・アンディバイデッド・トリニティ・オブ・クイーン・エリザベス・ニア・ダブリン | マルチテナント受動光ネットワークにおける動的帯域幅割り当て(dba)を仮想化するシステム及び方法 |
JP2019153940A (ja) * | 2018-03-02 | 2019-09-12 | 日本電信電話株式会社 | 通信装置、通信方法及び通信プログラム |
WO2019167809A1 (ja) * | 2018-03-02 | 2019-09-06 | 日本電信電話株式会社 | 通信装置、通信方法及び通信プログラム |
JP2021057782A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 沖電気工業株式会社 | リソース割当装置、リソース割当プログラム、リソース割当方法、及び局側装置 |
WO2022091392A1 (ja) * | 2020-10-30 | 2022-05-05 | 日本電信電話株式会社 | 光通信装置、光通信システム及び光通信方法 |
WO2022107329A1 (ja) * | 2020-11-20 | 2022-05-27 | 日本電信電話株式会社 | 光通信システム、制御方法、および光加入者線終端装置 |
JP7469712B2 (ja) | 2020-11-20 | 2024-04-17 | 日本電信電話株式会社 | 光通信システム、制御方法、および光加入者線終端装置 |
JP7197039B1 (ja) | 2022-03-08 | 2022-12-27 | 沖電気工業株式会社 | 通信装置、通信方法及び光通信システム |
JP2023130747A (ja) * | 2022-03-08 | 2023-09-21 | 沖電気工業株式会社 | 通信装置、通信方法及び光通信システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5889809B2 (ja) | 2016-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5889809B2 (ja) | 光加入者システム及び光加入者システムの動的波長帯域割当方法 | |
JP4168059B2 (ja) | Ponシステムおよび局側装置 | |
US9749079B2 (en) | Optical system, and dynamic wavelength bandwidth allocation method for optical system | |
JP6053232B2 (ja) | 光通信システム及び光通信異常復帰方法 | |
EP2953297B1 (en) | Optical-wireless access system | |
US8200088B2 (en) | Optical communication system, and optical communication method and communication unit therefor | |
JP5460886B2 (ja) | 論理リンク管理方法および通信装置 | |
US8798460B2 (en) | Optical access system, optical network unit, and optical line terminal | |
KR20180044378A (ko) | 수동형 광 네트워크 통신 방법과 장치, 및 시스템 | |
JP2022540600A (ja) | 受動光ネットワークの上り遅延を低減する方法および関連機器 | |
US9871614B2 (en) | WDM/TDM-PON system and transmission start time correction method thereof | |
WO2013189321A1 (zh) | 一种无源光网络中的波长调谐方法、系统及设备 | |
US9210097B2 (en) | Central-office termination apparatus of adaptively changing connection to subscriber-terminal terminator and path switching method | |
JP6582731B2 (ja) | 局側終端装置、加入者側終端装置、光通信システム、経路切替方法、経路切替プログラム、及び波長切替方法 | |
JP5504210B2 (ja) | 光通信システム及び光通信方法 | |
WO2013075507A1 (zh) | 数据发送方法及系统 | |
JP5639240B1 (ja) | 光通信装置及び動的波長帯域割当方法 | |
JP5487055B2 (ja) | Onu、光通信システム及びonuの休止方法 | |
JP5456547B2 (ja) | 光通信システム及び光通信方法 | |
JP2015019237A (ja) | 動的波長帯域割当方法 | |
JP2017139643A (ja) | 光アクセスネットワークシステム、局側装置、及びその制御プログラム | |
JP5345561B2 (ja) | 通信システム、送信機、受信機、及び通信方法 | |
JP6178264B2 (ja) | 波長監視方法、波長監視システム及び親ノード | |
JP6096624B2 (ja) | 波長可変光送信器、波長可変光受信器、光通信システム、波長可変光送信方法、波長可変光受信方法 | |
JP5466319B1 (ja) | ディスカバリ方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150828 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150901 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151026 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160209 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5889809 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |