JP2014142559A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

定着装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014142559A
JP2014142559A JP2013012282A JP2013012282A JP2014142559A JP 2014142559 A JP2014142559 A JP 2014142559A JP 2013012282 A JP2013012282 A JP 2013012282A JP 2013012282 A JP2013012282 A JP 2013012282A JP 2014142559 A JP2014142559 A JP 2014142559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating body
web
fixing device
separation
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013012282A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6171357B2 (ja
Inventor
Takahiro Yoshikawa
隆博 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013012282A priority Critical patent/JP6171357B2/ja
Publication of JP2014142559A publication Critical patent/JP2014142559A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6171357B2 publication Critical patent/JP6171357B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】分離部材やクリーニング用のウェブにより用紙に不要な転写をしてしまうことなく、それでいてクリーニング用のウェブを長寿命化することができる定着装置を提供する。
【解決手段】互いに圧接された複数の回転体(50,60,70)を用いて用紙に画像の定着を行う定着装置5であって、複数の回転体の何れかに対して配設され、当該配設された回転体の表面から用紙を剥離させる分離部材80と、ウェブにより該回転体のクリーニングを行うクリーニング手段90と、を備え、分離部材80およびウェブは、用紙の種類および画像の余白情報に応じて、該回転体に当接または離間される。
【選択図】図4

Description

本発明は、用紙に画像の定着を行う定着装置、およびその定着装置を備えた画像形成装置に関する。
なお、本明細書における用紙は、例えば普通紙、各種のコート紙、葉書等の厚紙、OHPフィルム等の各種フィルムなど、各種のシート状記録媒体を含むこととする。
一般に、例えば定着ローラ、定着ベルト、加圧ローラ等の回転体を用いて画像を用紙に定着させる定着装置がある。こうした定着装置では、定着による微量な残トナーの発生からその回転体へのトナー固着を防止するため、その回転体にウェブ状クリーニングを当接させる構成が知られている。
ウェブ状クリーニングは、回転体に対して停止してクリーニングすることから高いクリーニング性能が得られ、ウェブ当接面を一定間隔で巻き取ることで、クリーニング効果の持続にも優れている。しかし、供給するウェブローラと回収するウェブローラが経時で外径変動することにより、両ローラともに全ウェブ量分の外径スペースを確保する必要があり、大きなスペースを必要とする傾向にある。
また、こうした定着装置では、回転体に直接接触する分離部材を用いて、その回転体から用紙剥離する構成が知られている。こうした構成では、分離部材は、回転体によるニップ直後に配置されるため、定着による微量な残トナーが堆積されやすい問題があった。こうして残トナーが分離部材に堆積すると、堆積したトナーが衝撃等により分離爪から剥れ、回転体を伝って、逆に用紙に転写されてしまう問題があった。
このため、加圧部材を定着部材に圧接させる定着装置として、その圧接状態を圧接解除部で解除するのに連動して、加圧部材から分離部材を離間させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、定着すべき画像の画像面積率に応じて、ウェブ状クリーニングの回転体に対する当接量を設定するものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、クリーニング用のウェブを回転体に当接させていると、高いクリーニング力によりトナーを吸着し、表面にトナーが溜まってくる。このため、ウェブ当接面を適宜巻き取っていかないと、ウェブの表面に溜まったトナーがウェブをすり抜けて用紙に逆転写するおそれがあった。このため、ウェブ当接面の巻き取り間隔を広げることが難しい問題があった。
また、ウェブ状クリーニングを高寿命化させるために、格納するウェブ量を多くすると、供給するウェブローラと回収するウェブローラの外径がさらに大きくなり、装置全体の大きさにも影響を与えてしまう問題があった。
また、上述した特許文献1のものは、分離部材を回転体から離間させようとするものであり、通紙中にウェブを離間し、ウェブ量を増やさずにウェブ状クリーニングを高寿命化させることについてまで考慮されたものではなかった。
また、上述した特許文献2のものは、分離部材に堆積したトナーの影響についてまで考慮されたものではなかった。従って、分離部材とウェブ状クリーニングの連動により、それぞれの残留トナーを用紙に付着させないようにすることについても考慮されたものではなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、分離部材やクリーニング用のウェブを有した定着装置において、用紙に不要なトナーを付着させてしまうことなく、クリーニング用のウェブを長寿命化することができる定着装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明に係る定着装置は、互いに圧接された複数の回転体を用いて用紙に画像の定着を行う定着装置であって、複数の回転体の何れかに対して配設され、当該配設された回転体の表面から用紙を剥離させる分離部材と、ウェブにより該回転体のクリーニングを行うクリーニング手段と、を備え、分離部材およびウェブは、用紙の種類および画像の余白情報に応じて、該回転体に当接または離間されることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、分離部材やクリーニング用のウェブを有する定着装置において、用紙に不要なトナーを付着させてしまうことなく、且つクリーニング用のウェブを長寿命化することができる。
本発明の実施形態としての画像形成装置の構成例を概略的に示す図である。 本実施形態における定着装置5の構成例を示す図である。 図2におけるウェブ状クリーニング90が離間された状態を示す図である。 本実施形態におけるウェブ状クリーニング90や分離爪80を離間させる条件を説明する図である。 本実施形態の定着装置5における加圧ローラ70と分離爪80との位置関係を用紙の挙動から説明する図である。 分離爪80を回動可能に保持する構成を説明する図である。 分離爪80の先端を被装するスライド部を示す分解図である。 分離爪80と加圧ローラ70との関係を上方から見た図である。 分離爪80の形状を示す図である。
次に、本発明に係る定着装置を適用した一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、本実施形態の定着装置を備えた画像形成装置の構成、動作について、図1を参照して概略的に説明する。図1は、本実施形態の画像形成装置としてのデジタルカラー複写機の装置本体の構成を模式的に示す。
本実施形態の画像形成装置は、図1に示すように、スキャナ部1と、書込み部2と、現像部3と、給紙部4と、定着装置5と、排紙部6と、用紙の搬送路7とを備えて構成される。
スキャナ部1は、原稿の画像情報を光学読み取りする。スキャナ部1には、原稿を連続してスキャナ部1に搬送するADF10が設けられる。
書込み部2は、スキャナ部1による画像情報や、外部画像情報などに基いた露光光を照射する。露光光はカラー画像に対応するため、其々、黒、マゼンタ、イエロー、シアンがあり、其々の感光体ドラム31に照射される。各色に対応する構成は同様であるため、以下の説明では、黒についての構成のみを説明する。
現像部3では、まず、感光体ドラム31における露光光が照射された部分にトナーを転送する。そして、感光体ドラム31上に形成されたトナー像を各色重ね合わせる中間転写部30により画像形成が成される。転写後の感光体ドラム31の残留トナーはクリーニング部36で回収される。
給紙部4には、用紙を格納する各給紙段として41a,41b,41c,41dが設けられる。これらの各給紙段41から給紙された用紙は搬送路7を経由して搬送され、画像形成とのタイミングやスキュー補正がレジスト部38にて行われ、中間転写部30のトナー画像が2次転写部34にて転写される。
そして、トナー画像が転写された用紙は、2次転写部34の位置を通過した後に、搬送ベルト35を経て、未定着画像を用紙に定着させる定着装置5に達する。定着装置5に達した用紙は、熱と圧力とによってトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、排紙部6から送出された後に、出力画像として画像形成装置本体から排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
また、画像形成が開始される際には、不図示の操作入力部により、画像形成に用いられる用紙の紙種や、画像形成における余白設定などが行われていることとする。なお、用紙の種類は自動検出する構成であってもよい。
次に、定着装置5の構成について、図2を参照して詳細に説明する。
定着ローラ50は、表層にシリコーンゴム又はシリコーンスポンジで被覆されており、加熱ローラ40はその内部にヒータ45を持つ金属パイプである。この2本のローラ間には、定着ベルト60が掛けられる。定着ベルト60は、金属フィルムや樹脂フィルムによる基材上にシリコーンゴムを設け、表層にフッソ樹脂を設けたものなどを用いることができる。金属フィルムとしては、例えば、Ni、SUS等を用いることができ、樹脂フィルムとしては、例えばPI、PAI等を用いることができる。
定着ローラ50により定着ベルト60は駆動回転されている。また、定着ベルト60を挟んで定着ローラ50と圧接する加圧ローラ70は、回転駆動され図示せず定着ベルト60を回転させている。また、その内部にヒータ75を持ち、表層にフッソ樹脂を設けたチューブが被覆されている。それぞれのローラ40、70内にあるヒータ45、75はローラ40、50上にある定着ベルト60や加圧ローラ70の温度を、温度センサ43、73で検知して点灯制御している。なお、温度センサ43が複数個設けられ、中央部と端部の各々のヒータの温度を独立で検知する構成であってもよい。
画像形成されたトナーを付着させた用紙は、定着ローラ50と加圧ローラ70のゴム部の変形により圧接される部分であるニップ部に搬送される。このニップ部は、定着ローラ50に巻きかけられた定着ベルト60と、加圧ローラ70とが圧接されて構成される。このニップ部で加圧ローラ70や、加熱ローラ40により暖められた定着ベルト60により熱と圧力を得て、トナーが用紙に定着される。
定着された用紙には、定着ローラ50による定着ベルト60と加圧ローラ70との圧接部であるニップ部を通過後、3〜5mm程度の画像先端余白を設けるようにしている。この余白はトナーによる巻付き力を受けないので、ニップ部出口で定着ローラ50上の定着ベルト60から分離して出てくる。この余白部をすくって用紙分離するために、ニップ部出口近傍に非接触分離板81の先端部が定着ベルト60と通常0.05〜0.5mmのGapを持って配置されている。
次に、本実施形態における主要な特徴となる部分について、各特徴毎に図面を参照して詳細に説明する。
まず、第1の特徴について説明する。本実施形態の定着装置5は、図2,図3に示すように、未定着トナーと接触する側の定着ローラ50、定着ベルト60と、この定着ローラ50に圧接するよう設けられた加圧ローラ70と、を備えて構成される熱定着方式となっている。また、回転体である加熱ローラ40、定着ローラ50、加圧ローラ70のどれかに対して、定着ベルト60又は加圧ローラ70の表面に当接して用紙剥離を行うための分離爪80が設けられる。また、その回転体の所定の回転方向における分離爪80よりも回転下流側にクリーニング用のウェブが当接するよう、ウェブ状クリーニング90が配置される。
ここで、本実施形態では、紙種や画像情報によりウェブ状クリーニング90が当接から離間させるのに伴って、分離爪80も一定の間隔を保持して離間する。
このように、本実施形態では、用紙の種類や画像の余白情報に応じて、ウェブ状クリーニング90を当接状態から離間された状態に移動させる。また、この移動に伴って、分離爪80も当接状態から、一定の間隔を保持するよう離間させるという特徴を有する。
このウェブ状クリーニング90や分離爪80を加圧ローラ70に対して当接または離間させるように移動する動作制御は、CPU等による不図示の制御手段が、画像形成装置で上述のように設定された紙種や画像の余白情報を用いて行う。
本実施形態における第1の特徴では、図2,3に示すように、両面印字において、第一面で定着されたトナーが第二面印字時には加圧ローラ70によって軟化され、加圧ローラ70との分離を悪くしてしまうおそれがある。このため、加圧ローラ70に当接する分離爪80が必要となる。また、この分離を補助するため、第二面で先端になる第一面の後端に余白が設けられるよう画像形成される。これにより、両面印字でも良好な搬送を行なっている。
加圧ローラ70に当接している分離爪80はニップ部の出口近傍に配置されているので、定着での微量な残留トナーが付着して、堆積しやすいおそれがある。この堆積したトナーは、加圧ローラ70の回転と停止の切替や、定着ローラへの圧接と離間の衝撃により、分離爪80から剥れて加圧ローラ70を伝い、次用紙に転写されるおそれがある。
このため、分離爪80からの剥れたトナーが次の用紙に転写されるのを、加圧ローラ70に圧接したウェブ状クリーニング90にて防止している。
ウェブ状クリーニング90は、ウェブ供給ローラ91とウェブ巻取りローラ93の間のウェブにより、加圧ローラ70の表層の残留トナーや分離爪80の剥離トナーをクリーニングするクリーニング手段として機能する。ウェブ供給ローラ91とウェブ巻取りローラ93の間のウェブは、スプリング94で付勢した押当てローラ92により、加圧ローラ70に停止して圧接され、クリーニングに用いられる。また、一定の間隔で巻取りローラ93を回転させて、新規のウェブ面を加圧ローラ70に停止圧接させてクリーニングする。
ウェブ状クリーニング90のウェブは、加圧ローラ70に当接していると高いクリーニング力にてトナーを吸着し、表面にトナーが溜まってくる。このため、巻取りローラ93を回転させて巻取らないと、ウェブの表面に溜まったトナーがウェブをすり抜けて用紙に逆転写するおそれがある。このため、巻取りローラ93を回転させて新規のウェブ面を出す巻取り間隔を広げることが難しい。
そこで、ウェブ状クリーニング90の高寿命化を行う場合、ウェブ供給ローラ91のウェブの量を拡大する必要が生じるが、装置の大きさに影響を与えるため不可となる。
そこで本実施形態では、第1の特徴として、紙種や画像の余白に応じて、必要な時だけウェブを圧接し、他の場合にはウェブを加圧ローラ70に圧接させないで離間させておくようにする。このことにより、次の用紙によるセルフクリーニングを利用して、巻取り回数を減らすようにする。
ウェブ状クリーニング90の移動には、図2、図3に示すように、カム96を不図示の駆動源で回転させる。このことにより、クリーニング手段であるウェブ状クリーニング90を構成する全体を、従動ローラ95を介して移動させる。こうして、押当てローラ92表面に引き出されたクリーニング用のウェブが、加圧ローラ70に当接または所定距離だけ離間するよう移動させる。
ここで、ウェブを加圧ローラ70から離間すると、分離爪80からの剥離トナーがクリーニングできなくなる。そこで、ウェブを加圧ローラ70から離間させる時、分離爪80も加圧ローラ70から離間させ、剥離トナーを加圧ローラ70に落とさない構成としている。これにより、通紙中にウェブを離間させて使用しても、分離爪80の堆積トナーを用紙に逆転写させることなく、ウェブ状クリーニング90を高寿命化することができる。
次に、上述した第1の特徴による効果について説明する。
第1の特徴では、紙種や画像の余白に応じて、必要な時だけウェブを圧接し、基本的にはウェブを加圧ローラ70に圧接させないで離間させている。こうして、次用紙によるセルフクリーニングを利用して、巻取り回数を減らす方法により、高寿命化することができる。
さらに、ウェブを加圧ローラ70から離間させる時、分離爪80も加圧ローラ70から離間させて、剥離トナーを加圧ローラ70に落とさない構成としている。これにより、通紙中にウェブ離間して使用しても分離爪80の堆積トナーを用紙に逆転写させることなく、ウェブ状クリーニング90を高寿命化することができる。
次に、上述のようにウェブ状クリーニング90や分離爪80を離間させるための用紙の紙種や画像の余白情報に基づく条件について、図4を参照して説明する。
まず、本実施形態の定着装置5で分離爪80を離間させられる条件について、図4(a)を参照して説明する。
画像形成される用紙の紙種が厚紙である場合、接触用の分離爪80の加圧ローラ70への当接は不要である。薄紙の場合、基本的には加圧ローラ70への当接が必要となるが、薄紙であっても、後端余白が多い場合、および片面印刷の場合には、分離爪80が不要となり、従って離間可能となる。
このため、薄紙且つ後端余白が小さいときを除いて分離爪80を離間させることができる。
また、本実施形態の定着装置5でウェブ状クリーニング90を離間させられる条件について、図4(b)を参照して説明する。
画像形成される用紙の紙種がコート紙の場合、クリーニングせずとも使用可能と考えられる。このため、紙種がコート紙の場合、ウェブ状クリーニング90を離間させることができる。
本実施形態の定着装置5では、分離爪80およびウェブ状クリーニング90を、作用対象となる回転体に当接または離間させる。このため、分離爪80およびウェブ状クリーニング90を離間させられる条件については、図4(a)および(b)を合わせたものとなり、図4(c)に示すようになる。
すなわち、画像形成される用紙の紙種が非コート紙の場合は、分離爪80およびウェブ状クリーニング90を離間させることができない。また、画像形成される用紙の紙種がコート紙の場合、薄紙且つ後端余白が小さいときを除いて、分離爪80およびウェブ状クリーニング90を離間させることができる。紙種がコート紙の場合であっても、薄紙且つ後端余白が小さい場合には、分離爪80およびウェブ状クリーニング90を離間させることができない。
以上のように、用紙の種類や画像の余白情報に基づく条件として、図4(c)に示す条件を、定着装置5の動作制御を行う不図示の制御手段に予め設定しておく。このことにより、用紙の種類や画像の余白情報に応じて、分離爪80およびウェブ状クリーニング90を上述のように適切に当接または離間させるように動作制御することができる。
このように、本実施形態は、分離爪80をローラに接触させて用い、かつウェブ状クリーニング90を有する構成で、光沢紙などのコート紙や厚紙を使用する場合に、特に効果を奏する。
次に、第2の特徴として、本実施形態の定着装置では、図2,図3に示すように、分離爪80が加圧ローラ70から離間した後に、ウェブ状クリーニング90が加圧ローラ70を回転させてから離間する。
このように、本実施形態の定着装置では、分離爪80およびウェブ状クリーニング90を加圧ローラ70から離間させる場合、まず、加圧ローラ70から分離爪80を離間させる。その後、加圧ローラ70を所定の回転方向に予め定められた角度回転させる。それから、ウェブ状クリーニング90を加圧ローラ70から離間させる。
本実施形態における第2の特徴では、図2,3に示すように、分離爪80が加圧ローラ70から離間した後に、加圧ローラ70を回転させてからウェブ状クリーニング90を離間させている。これは、分離爪80が離間時の衝撃で剥離したトナーをウェブ状クリーニング90にてクリーニングした後に離間するためである。
すなわち、加圧ローラ70から分離爪80を離間させた後、加圧ローラ70における分離爪80が当接していた部分がウェブ状クリーニング90の当接部分に達するまでの回転角度として予め定められた角度、加圧ローラ70を所定の回転方向に回転させる。
ウェブ状クリーニング90は、加圧ローラ70における所定の回転方向について、上述のように分離爪80よりも回転下流に配設されている。このため、ここでの加圧ローラ70の回転角度は180度未満となる。
こうした動作により、通紙中にウェブを離間させて使用しても、分離爪80の堆積トナーを用紙に逆転写させることなく、ウェブ状クリーニング90を高寿命化することができる。
次に、第3の特徴として、本実施形態の定着装置では、図2、図3に示すように、ウェブ状クリーニング90の圧接−離間の距離より、分離爪80の圧接−離間距離が小さくなっている。また、図5に示すように、用紙先後端余白規定での用紙における定着ローラ50と加圧ローラ70のニップ出口からの用紙先端挙動で、もっとも定着ローラ50に近い用紙先端挙動より定着ローラ50に近い位置に、分離爪80の先端が位置するように配置される。
すなわち、図2、図3に示すように、分離爪80が加圧ローラ70から離間された状態における加圧ローラ70との距離が、ウェブ状クリーニング90が加圧ローラ70から離間された状態における加圧ローラ70との距離よりも短くなるように配置される。
また、図5に示すように、定着ローラ50および加圧ローラ70によるニップ部から分離爪80の先端までの距離は、用紙の先端または後端における余白として設定された短い方の距離よりも短くなるように設定される。
本実施形態における第3の特徴では、図2、図3に示すように、ウェブ状クリーニング90の圧接−離間の距離より、分離爪80の圧接−離間距離が小さくなるように配置される。また、図5に示すように、用紙先後端余白規定での用紙における定着ローラ50と加圧ローラ70のニップ出口からの用紙先端挙動で、もっとも定着ローラ50に近い用紙先端挙動より定着ローラ50に近い位置に分離爪80の先端が位置するように配置される。
こうした配置とする理由は、まず、押当てローラ92と加圧ローラ70との間でニップを形成するために、押当てローラ92はシリコーンゴムやスポンジ等の弾性体で構成される。そして、ウェブ状クリーニング90でウェブのたるみが発生する可能性があるため、大きく離間しないとクリーニングしたトナーが加圧ローラ70に残るおそれがあるためである。
また、分離爪80はある紙厚よりも厚い場合に加圧ローラ70から離間するようにして、非接触にても分離できるようにしているが、用紙先後端の余白による分離可能な位置にいないと用紙分離機能が果たせない。また、分離爪80は微小Gapでも離間すれば、加圧ローラ70から定着残トナーが来ないためである。
こうした動作により、通紙中にウェブを離間させて使用しても、分離爪80の堆積トナーを用紙に逆転写させることなく、ウェブ状クリーニング90を高寿命化することができる。
次に、第4の特徴として、本実施形態の定着装置は、図3、図5、図8に示すように、分離爪80が離間位置にある場合でも、最大通紙幅より外側において、加圧ローラ70に当接しているカム85を備える。
このように、本実施形態の定着装置5では、加圧ローラ70における、用紙の搬送方向と垂直な方向について最大通紙幅より外側で加圧ローラ70に当接して回転可能なカム85を備える。分離爪80は、カム85の回転動作に伴って、上述のように加圧ローラ70に当接または離間される。
本実施形態における第4の特徴では、図3、図5、図8に示すように、分離爪80が離間位置にある場合でも、最大通紙幅より外側において、作用対象の回転体である加圧ローラ70に当接しているカム85を設けている。そして、このカム85の軸87が不図示の駆動源に繋がった構成となっている。このため、カム85の回転動作により、分離爪80を加圧ローラ70への当接状態、または離間状態に切り換えさせることができる。
また、カム85が加圧ローラ70に当接しているため、加圧ローラが変動しても分離爪80を一定Gapに保ったまま、加圧ローラ70の変動に追従させることができる。すなわち、分離爪80の加圧ローラ70に対する離間距離を、加圧ローラ70の変動に関わらず一定に保持することができる。このため、用紙分離性能を安定させることができる。
本実施形態の定着装置5では、こうした特徴を有することにより、動作の信頼性をさらに向上させることができる。
次に、第5の特徴として、本実施形態の定着装置は、図2、図3、図5、図6に示すように、分離爪80は複数個あり、其々が個々に回転自在となっている。また、これら複数個の分離爪80は、作用対象の回転体である加圧ローラ70側に付勢される構成にて、1枚のブラケット83に取り付けられる。
このように、本実施形態の定着装置では、支持部材である1つのブラケット83に、複数の分離爪80が個別に回動可能に取り付けられることで、加圧ローラ70の表面から用紙を剥離させる分離部材が構成される。さらに、ブラケット83に対して、各分離爪80を加圧ローラ70へと近づく方向に付勢する付勢部材としてのスプリング84が設けられる。
本実施形態における第5の特徴では、図2、図3、図5、図6に示すように、分離爪80は複数個あり、其々が個々に回転自在で且つ、加圧ローラ70側に付勢される構成にて、1枚のブラケット83に取り付けてある。
分離爪80を付勢する構成としては、図6に示すように、軸82により回動可能な分離爪80を、加圧ローラ70と反対側でスプリング84により付勢するようになっている。このため、軸82よりも加圧ローラ70側である分離爪80が、軸82を中心とした回転方向として加圧ローラ70側に付勢されるようになっている。
こうした構成により、分離爪80が加圧ローラ70に当接している場合、各分離爪80がスプリング84により付勢されて加圧ローラ70に押し付けられ、用紙分離が安定して行われる。また、分離爪80が加圧ローラ70から離間される時にも、ブラケット83と一体構成として移動されるので、安定した離間を行なえる。
本実施形態の定着装置5では、こうした特徴を有することにより、動作の信頼性をさらに向上させることができる。
次に、第6の特徴として、本実施形態の定着装置は、図3、図5、図6に示すように、作用対象の回転体である加圧ローラ70側への付勢力に対するストッパ部材を備える。このストッパ部材は、分離爪80個々に対して高さ調整できる調整ネジ86である。
このため、分離爪80の離間停止位置で、その調整ネジ86により、分離爪80先端と加圧ローラ70とのGapを一定の値に調整できるようになっている。
このように、本実施形態の定着装置では、複数の分離爪80における回動を個別に制限するストッパ部材としての調整ネジ86を備える。この調整ネジ86により、各分離爪80による回動を規制する制限位置を個別に調整可能となっている。
本実施形態における第6の特徴では、図3、図5、図6に示すように、分離爪80は、搬送される用紙により、加圧ローラ70に近付く方向に力を受ける。これに対し、加圧ローラ70側への付勢力のストッパとして調整ネジ86が設けられている。その調整ネジ86はスプリング84の付勢により、分離爪80に対して軸82よりも後端側を押し付けるようになっている。
このため、分離爪80は離間停止位置にてその調整ネジ86の締め込みにより、分離爪80の先端と加圧ローラ70とのGapを一定の値に調整することができる。
本実施形態の定着装置5では、こうした特徴を有することにより、動作の信頼性をさらに向上させることができる。
次に、本実施形態における第7の特徴として、図7に示すように、分離爪80の先端部には、作用対象の回転体である加圧ローラ70との当接面と搬送面の両方を含んだ形状のスライド部を設けている。
このように、本実施形態における分離爪80は、加圧ローラ70側の先端から、加圧ローラ70との当接面、および用紙が搬送される側の面の両方を所定長さまでスライド部で被装されて構成される。このスライド部は、フッ素樹脂により構成される。
このスライド部は、フッ素樹脂により構成される。フッ素樹脂としては、特にペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA樹脂)であることが好ましい。
分離爪80は離間することで、搬送角度がなだらかになり、ベタ画像等の用紙が搬送方向に沿って擦れて行くようになる。このため、分離爪80との摺動により画像キズが生じやすくなり、光沢スジとして現れやすくなる。
そこで、本実施形態における第7の特徴では、図3、図5、図7に示すように、分離爪80の先端部に、加圧ローラ70との当接面と搬送面の両方を含んだ形状のスライドを設ける。こうして、成形時のバリがローラ当接面と搬送面の両方に発生するのを防ぎ、更にフッ素樹脂、特にPFA樹脂の離型性によりキズが付き難くしている。
本実施形態の定着装置5では、こうした特徴を有することにより、分離爪80により光沢スジが発生してしまう可能性を低減させることができる。
次に、第8の特徴として、本実施形態の分離爪80は、図8に示すように、先端の幅から用紙搬送方向に向かって幅が狭く80bなるような形状とされている。
このように、本実施形態では、分離爪80における用紙の搬送方向に垂直方向における長さが、この搬送方向下流に向けて順次短くなるよう形成される。
本実施形態では、図3、図6、図8に示すように、ベタ画像等の用紙が搬送方向に沿って分離爪80に擦れるのに対して、分離爪80における搬送方向に垂直な方向の側面80bの形状が、搬送方向下流に向かって幅が順次狭くなる形状とされている。
これにより、搬送方向に直交する方向で、ベタ画像が常に同一の幅では擦れないようになっている。このため、用紙に画像キズが生じて光沢スジができるのを防止できる。
本実施形態の定着装置5では、こうした特徴を有することにより、分離爪80により光沢スジが発生してしまう可能性を低減させることができる。
次に、第9の特徴として、本実施形態の分離爪80は、図9に示すように、搬送方向に垂直な方向における両端部80aが中央より低くなっており、なだらかに傾斜している。
図9(a)は、分離爪80を用紙の搬送方向上流側から見た形状を示す。図9(b)は、分離爪80を用紙の搬送方向と垂直な上方から見た形状を示す。
このように、本実施形態の分離爪80は、用紙が搬送される側の面の高さが、用紙の搬送方向に垂直な方向における中央から両端に向けて順次低くなるよう形成される。
本実施形態における第9の特徴では、図3、図6、図9に示すように、分離爪80は搬送方向に垂直な方向における両端部80aが中央より低くなっており、なだらかに傾斜している。このように、分離爪80における用紙が搬送される側の面の高さが、用紙の搬送方向に垂直な方向における中央から両端に向けて順次低くなるため、分離爪80間の分離爪80がないところとの境界をなだらかにすることができる。
これにより、分離爪80間の分離爪80がないところでの分離が悪いことにより、用紙の搬送方向に直交する方向の分離爪80両端に強く擦れることがない。
本実施形態の定着装置5では、こうした特徴を有することにより、分離爪80により光沢スジが発生してしまう可能性を低減させることができる。
なお、上述した各実施形態は本発明の好適な実施形態であり、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した実施形態では、分離爪80やウェブ状クリーニング90を当接または離間させる条件として、紙種および画像の余白情報について説明したが、用紙として各種のフィルムを用いる場合にも本発明は同様に適用することができる。この場合、フィルムの種類による厚みや弾性に応じて、上述した紙種と同様に離間条件が予め定められることで、上述した実施形態を同様に実現することができる。
また、上述した実施形態では、クリーニング用のウェブをクリーニング対象の回転体に当接または離間させるための構成として、ウェブ状クリーニング90全体を移動させることとして説明したが、このものに限定されない。例えば、押し当てローラ92だけを移動させる移動機構を備えることで、クリーニング用のウェブをクリーニング対象の回転体に当接または離間させる構成などであってもよい。
また、上述した実施形態では、分離爪80やウェブ状クリーニング90が加圧ローラ70に対して配設された構成について説明したが、これらが配設される回転体はこのものに限定されない。例えば、回転体である定着ベルト60に対して分離爪80やウェブ状クリーニング90が配設される構成であってもよい。また、定着ベルト60を用いない定着装置にも本発明は同様に適用することができ、この場合、定着ローラ50に対して配設される構成であってもよい。
1 スキャナ部
2 書込み部
3 現像部
4 給紙部
5 定着装置
6 排紙部
7 搬送路
40 加熱ローラ
50 定着ローラ
60 定着ベルト
70 加圧ローラ
45、75 ヒータ
43、73 温度センサ
80 分離爪
81 非接触分離板
83 ブラケット(支持部材)
84 スプリング
85 カム
86 調整ネジ
82、87 軸
90 ウェブ状クリーニング
91 ウェブ供給ローラ
92 押当てローラ
93 ウェブ巻取りローラ
94 スプリング
95 従動ローラ
96 カム
特開2011−33873号公報 特開2008−304620号公報

Claims (10)

  1. 互いに圧接された複数の回転体を用いて用紙に画像の定着を行う定着装置であって、
    前記複数の回転体の何れかに対して配設され、当該配設された回転体の表面から用紙を剥離させる分離部材と、
    ウェブにより該回転体のクリーニングを行うクリーニング手段と、を備え、
    前記分離部材および前記ウェブは、用紙の種類および画像の余白情報に応じて、該回転体に当接または離間されることを特徴とする定着装置。
  2. 前記クリーニング手段は、前記分離部材よりも、前記配設された回転体における所定の回転方向での回転下流に配設され、
    前記分離部材および前記ウェブを該回転体から離間させる場合、該回転体から前記分離部材が離間された後、該回転体を前記所定の回転方向に予め定められた角度回転させ、その後前記ウェブを該回転体から離間させることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 前記分離部材が前記配設された回転体から離間された状態における前記分離部材と該回転体との距離は、前記ウェブが該回転体から離間された状態における前記ウェブと該回転体との距離よりも短く、
    互いに圧接された前記複数のローラによるニップ部から前記分離部材までの距離は、用紙の先端または後端における余白として設定された短い方の距離よりも短いことを特徴とする請求項1または2記載の定着装置。
  4. 前記配設された回転体における、用紙の搬送方向と垂直な方向について最大通紙幅より外側で該回転体に当接して回転可能なカムを備え、
    前記分離部材は、前記カムにより該回転体に当接または離間されることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の定着装置。
  5. 前記分離部材は、
    1つの支持部材と、
    前記支持部材に対して個別に回動可能な複数の分離爪と、
    前記各分離爪を前記配設された回転体へと近づく方向に付勢する付勢部材と、を備えて構成されたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の定着装置。
  6. 前記分離部材は、前記複数の分離爪における回動を個別に制限するストッパ部材を備え、
    前記ストッパ部材は、前記各分離爪に対する制限位置を個別に調整可能であることを特徴とする請求項5記載の定着装置。
  7. 前記分離爪は、前記配設された回転体側の先端から、該回転体との当接面、および用紙が搬送される側の面の両方を所定長さまでスライド部で被装され、
    前記スライド部は、フッ素樹脂により構成されたことを特徴とする請求項5または6記載の定着装置。
  8. 前記分離爪は、用紙の搬送方向に垂直方向における長さが、該搬送方向下流に向けて順次短くなるよう形成されたことを特徴とする請求項5から7の何れか1項に記載の定着装置。
  9. 前記分離爪における用紙が搬送される側の面の高さは、用紙の搬送方向に垂直な方向における中央から両端に向けて順次低くなるよう形成されたことを特徴とする請求項5から8の何れか1項に記載の定着装置。
  10. 請求項1から9の何れか1項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2013012282A 2013-01-25 2013-01-25 定着装置および画像形成装置 Expired - Fee Related JP6171357B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013012282A JP6171357B2 (ja) 2013-01-25 2013-01-25 定着装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013012282A JP6171357B2 (ja) 2013-01-25 2013-01-25 定着装置および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014142559A true JP2014142559A (ja) 2014-08-07
JP6171357B2 JP6171357B2 (ja) 2017-08-02

Family

ID=51423879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013012282A Expired - Fee Related JP6171357B2 (ja) 2013-01-25 2013-01-25 定着装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6171357B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020016865A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6074161U (ja) * 1983-10-26 1985-05-24 オリンパス光学工業株式会社 定着装置
JPS6440870A (en) * 1987-08-07 1989-02-13 Canon Kk Fixing device for image forming device
JPH09114305A (ja) * 1995-10-14 1997-05-02 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP2003107947A (ja) * 2001-06-01 2003-04-11 Ricoh Co Ltd 定着装置およびその定着装置を有する画像形成装置
JP2005173486A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Canon Inc 画像形成装置
JP2007206353A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Ricoh Co Ltd 分離爪、定着装置、画像形成装置
JP2009031759A (ja) * 2007-06-25 2009-02-12 Ricoh Co Ltd 分離板、シート搬送機構、および画像形成装置
US20110026986A1 (en) * 2009-08-03 2011-02-03 Takashi Yamanaka Fixing apparatus and image forming apparatus including the same
JP2012189648A (ja) * 2011-03-08 2012-10-04 Ricoh Co Ltd 定着装置、および画像形成装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6074161U (ja) * 1983-10-26 1985-05-24 オリンパス光学工業株式会社 定着装置
JPS6440870A (en) * 1987-08-07 1989-02-13 Canon Kk Fixing device for image forming device
JPH09114305A (ja) * 1995-10-14 1997-05-02 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP2003107947A (ja) * 2001-06-01 2003-04-11 Ricoh Co Ltd 定着装置およびその定着装置を有する画像形成装置
JP2005173486A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Canon Inc 画像形成装置
JP2007206353A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Ricoh Co Ltd 分離爪、定着装置、画像形成装置
JP2009031759A (ja) * 2007-06-25 2009-02-12 Ricoh Co Ltd 分離板、シート搬送機構、および画像形成装置
US20110026986A1 (en) * 2009-08-03 2011-02-03 Takashi Yamanaka Fixing apparatus and image forming apparatus including the same
JP2012189648A (ja) * 2011-03-08 2012-10-04 Ricoh Co Ltd 定着装置、および画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020016865A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置
JP7180171B2 (ja) 2018-07-27 2022-11-30 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6171357B2 (ja) 2017-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5173464B2 (ja) 画像形成装置
JP5347726B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4706395B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6141112B2 (ja) 画像加熱装置
JP2007121329A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP5063105B2 (ja) 画像形成装置
JP6454903B2 (ja) 画像形成装置
US20120039644A1 (en) Sheet conveying apparatus
JP2010079219A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6550799B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US20220011698A1 (en) Fixing unit
JP2018066900A (ja) 画像加熱装置
JP2007086543A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2014157215A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6171357B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2009113929A (ja) 用紙のカール矯正装置、画像形成装置及び後処理装置
JP5435164B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US10289052B2 (en) Image forming apparatus
JP2018120121A (ja) 定着装置
JP2019197096A (ja) 定着装置およびこれに用いられる摺擦シート
JP2019095534A (ja) 画像形成装置
JP2009139389A (ja) 定着装置、画像形成装置、及び定着装置の使用方法
JP2010139817A (ja) 画像形成装置
JP5106252B2 (ja) 画像形成装置
JP2009288692A (ja) 熱定着装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161129

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20161216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170619

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6171357

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees