JP2014142559A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】互いに圧接された複数の回転体(50,60,70)を用いて用紙に画像の定着を行う定着装置5であって、複数の回転体の何れかに対して配設され、当該配設された回転体の表面から用紙を剥離させる分離部材80と、ウェブにより該回転体のクリーニングを行うクリーニング手段90と、を備え、分離部材80およびウェブは、用紙の種類および画像の余白情報に応じて、該回転体に当接または離間される。
【選択図】図4
Description
なお、本明細書における用紙は、例えば普通紙、各種のコート紙、葉書等の厚紙、OHPフィルム等の各種フィルムなど、各種のシート状記録媒体を含むこととする。
定着ローラ50は、表層にシリコーンゴム又はシリコーンスポンジで被覆されており、加熱ローラ40はその内部にヒータ45を持つ金属パイプである。この2本のローラ間には、定着ベルト60が掛けられる。定着ベルト60は、金属フィルムや樹脂フィルムによる基材上にシリコーンゴムを設け、表層にフッソ樹脂を設けたものなどを用いることができる。金属フィルムとしては、例えば、Ni、SUS等を用いることができ、樹脂フィルムとしては、例えばPI、PAI等を用いることができる。
このように、本実施形態では、用紙の種類や画像の余白情報に応じて、ウェブ状クリーニング90を当接状態から離間された状態に移動させる。また、この移動に伴って、分離爪80も当接状態から、一定の間隔を保持するよう離間させるという特徴を有する。
ウェブ状クリーニング90は、ウェブ供給ローラ91とウェブ巻取りローラ93の間のウェブにより、加圧ローラ70の表層の残留トナーや分離爪80の剥離トナーをクリーニングするクリーニング手段として機能する。ウェブ供給ローラ91とウェブ巻取りローラ93の間のウェブは、スプリング94で付勢した押当てローラ92により、加圧ローラ70に停止して圧接され、クリーニングに用いられる。また、一定の間隔で巻取りローラ93を回転させて、新規のウェブ面を加圧ローラ70に停止圧接させてクリーニングする。
そこで本実施形態では、第1の特徴として、紙種や画像の余白に応じて、必要な時だけウェブを圧接し、他の場合にはウェブを加圧ローラ70に圧接させないで離間させておくようにする。このことにより、次の用紙によるセルフクリーニングを利用して、巻取り回数を減らすようにする。
第1の特徴では、紙種や画像の余白に応じて、必要な時だけウェブを圧接し、基本的にはウェブを加圧ローラ70に圧接させないで離間させている。こうして、次用紙によるセルフクリーニングを利用して、巻取り回数を減らす方法により、高寿命化することができる。
画像形成される用紙の紙種が厚紙である場合、接触用の分離爪80の加圧ローラ70への当接は不要である。薄紙の場合、基本的には加圧ローラ70への当接が必要となるが、薄紙であっても、後端余白が多い場合、および片面印刷の場合には、分離爪80が不要となり、従って離間可能となる。
このため、薄紙且つ後端余白が小さいときを除いて分離爪80を離間させることができる。
画像形成される用紙の紙種がコート紙の場合、クリーニングせずとも使用可能と考えられる。このため、紙種がコート紙の場合、ウェブ状クリーニング90を離間させることができる。
ウェブ状クリーニング90は、加圧ローラ70における所定の回転方向について、上述のように分離爪80よりも回転下流に配設されている。このため、ここでの加圧ローラ70の回転角度は180度未満となる。
また、図5に示すように、定着ローラ50および加圧ローラ70によるニップ部から分離爪80の先端までの距離は、用紙の先端または後端における余白として設定された短い方の距離よりも短くなるように設定される。
このため、分離爪80の離間停止位置で、その調整ネジ86により、分離爪80先端と加圧ローラ70とのGapを一定の値に調整できるようになっている。
このため、分離爪80は離間停止位置にてその調整ネジ86の締め込みにより、分離爪80の先端と加圧ローラ70とのGapを一定の値に調整することができる。
これにより、搬送方向に直交する方向で、ベタ画像が常に同一の幅では擦れないようになっている。このため、用紙に画像キズが生じて光沢スジができるのを防止できる。
このように、本実施形態の分離爪80は、用紙が搬送される側の面の高さが、用紙の搬送方向に垂直な方向における中央から両端に向けて順次低くなるよう形成される。
本実施形態の定着装置5では、こうした特徴を有することにより、分離爪80により光沢スジが発生してしまう可能性を低減させることができる。
2 書込み部
3 現像部
4 給紙部
5 定着装置
6 排紙部
7 搬送路
40 加熱ローラ
50 定着ローラ
60 定着ベルト
70 加圧ローラ
45、75 ヒータ
43、73 温度センサ
80 分離爪
81 非接触分離板
83 ブラケット(支持部材)
84 スプリング
85 カム
86 調整ネジ
82、87 軸
90 ウェブ状クリーニング
91 ウェブ供給ローラ
92 押当てローラ
93 ウェブ巻取りローラ
94 スプリング
95 従動ローラ
96 カム
Claims (10)
- 互いに圧接された複数の回転体を用いて用紙に画像の定着を行う定着装置であって、
前記複数の回転体の何れかに対して配設され、当該配設された回転体の表面から用紙を剥離させる分離部材と、
ウェブにより該回転体のクリーニングを行うクリーニング手段と、を備え、
前記分離部材および前記ウェブは、用紙の種類および画像の余白情報に応じて、該回転体に当接または離間されることを特徴とする定着装置。 - 前記クリーニング手段は、前記分離部材よりも、前記配設された回転体における所定の回転方向での回転下流に配設され、
前記分離部材および前記ウェブを該回転体から離間させる場合、該回転体から前記分離部材が離間された後、該回転体を前記所定の回転方向に予め定められた角度回転させ、その後前記ウェブを該回転体から離間させることを特徴とする請求項1記載の定着装置。 - 前記分離部材が前記配設された回転体から離間された状態における前記分離部材と該回転体との距離は、前記ウェブが該回転体から離間された状態における前記ウェブと該回転体との距離よりも短く、
互いに圧接された前記複数のローラによるニップ部から前記分離部材までの距離は、用紙の先端または後端における余白として設定された短い方の距離よりも短いことを特徴とする請求項1または2記載の定着装置。 - 前記配設された回転体における、用紙の搬送方向と垂直な方向について最大通紙幅より外側で該回転体に当接して回転可能なカムを備え、
前記分離部材は、前記カムにより該回転体に当接または離間されることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の定着装置。 - 前記分離部材は、
1つの支持部材と、
前記支持部材に対して個別に回動可能な複数の分離爪と、
前記各分離爪を前記配設された回転体へと近づく方向に付勢する付勢部材と、を備えて構成されたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の定着装置。 - 前記分離部材は、前記複数の分離爪における回動を個別に制限するストッパ部材を備え、
前記ストッパ部材は、前記各分離爪に対する制限位置を個別に調整可能であることを特徴とする請求項5記載の定着装置。 - 前記分離爪は、前記配設された回転体側の先端から、該回転体との当接面、および用紙が搬送される側の面の両方を所定長さまでスライド部で被装され、
前記スライド部は、フッ素樹脂により構成されたことを特徴とする請求項5または6記載の定着装置。 - 前記分離爪は、用紙の搬送方向に垂直方向における長さが、該搬送方向下流に向けて順次短くなるよう形成されたことを特徴とする請求項5から7の何れか1項に記載の定着装置。
- 前記分離爪における用紙が搬送される側の面の高さは、用紙の搬送方向に垂直な方向における中央から両端に向けて順次低くなるよう形成されたことを特徴とする請求項5から8の何れか1項に記載の定着装置。
- 請求項1から9の何れか1項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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