JP2014142257A - チェックターミナルの作業用上蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】高圧計量器の取替作業等の際に、外部計器の外部計器リード線を外部計器接続用端子に接続した状態を保ちつつ容易に本体部に着脱でき、チェックターミナルの端子部(充電部)を覆うことにより、短絡事故等を防ぐことができる。
【解決手段】端子部80が並設された本体部60を着脱可能に覆うチェックターミナルの作業用上蓋1であって、本体部側が開放された略箱状であり、外部計器リード線Wcの挿入方向に対して垂直な側面の、端子部に略対向する箇所に切欠き10が形成された蓋体90aと、切欠きを覆うように取り付けられる、外部計器リード線を通す切込み30が形成された弾性絶縁シート20とを備え、切込みは、外部計器接続用端子と略対向する位置に形成されたリード線引出部33と、弾性絶縁シートの端縁からリード線引出部に向かって形成された略直線状の引込部31とを有するように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力供給側の変成器と電力需要側の高圧計量器の間に接続されるチェックターミナルの上蓋に係り、特に高圧計量器の取替作業、試験作業、測定(力率、高調波等)作業の際、代替計器や試験用機器等のリード線を試験リード用絶縁ネジに接続した状態で端子部を覆うことができ、かつ、リード線の接続状態を保ちつつ本体部に容易に着脱できるチェックターミナルの作業用上蓋に関する。
従来、高圧受電設備では、電力供給側の変成器と電力需要側の高圧計量器の間にチェックターミナルが接続されている。高圧計量器の取替作業、試験作業、測定作業においては、代替計器、試験用機器等(以下、これらを外部計器という)を用意し、チェックターミナル内に設けられている試験リード用絶縁ネジ(以下、外部計器接続用端子という)に一時的に接続して、高圧計量器の無計量状態、電力需要者側の無停電状態を回避している。
以下、このチェックターミナルの構成について説明する。
図4は、上蓋90を外した状態のチェックターミナル100を示す斜視図である。図5は、チェックターミナル100の端子部80を説明する拡大横断面図である。チェックターミナル100は、本体部60の箱体70の立ち上がり部71(詳細は後述)の外壁面を下方に向けて直立した状態で、施設の壁面等に設置される。以下の説明において、図4における上方を、チェックターミナル100を設置した状態に基づき前方という。
図4,5に示すように、電力供給側の変成器と電力需要側の高圧計量器の間に接続されるチェックターミナル100は、外部計器接続用端子85を有する端子部80が並設された本体部60と、この本体部60を着脱可能に覆う上蓋90とからなる。
本体部60は、端子部80が並設された端子台89と、この端子台89を内側に設置する箱体70とを備える。箱体70は、前方が開放され、下端側に前方に大きく突出する立ち上がり部71が形成された略板状の部材であり、上端側及び両側端側の周縁にはこの立ち上がり部71に連なるように垂設された低い壁部73が形成されている。箱体70の底面中央部には矩形の板状の端子台89が取り付けられている。また、箱体70の立ち上がり部71には、変成器に接続するためのリード線Wa、高圧計量器に接続するためのリード線Wbを、それぞれ1つに束ねて通すゴムブッシング75、ゴムブッシング77が設けられている。箱体70の上端中央には上方に、下端中央には下方に突出するネジ孔及び封印孔を有する第1突起部79a,79bが設けられている。
端子台89には7つの細長い略柱状の端子部80が、上下方向に一定間隔で並設されている。各端子部80は、左端部に変成器に接続するリード線Waを固定するための第1端子ネジ81aを有する第1接続部81を、右端部に高圧計量器に接続するリード線Wbを固定するための第2端子ネジ83aを有する第2接続部83を備える。また、各端子部80の中央には、着脱可能な接栓87が設けられている。通常時は図4,5のように接栓87を取り付けて第1接続部81と第2接続部83とを電気的に接続し、高圧計量器の取替作業、試験作業、測定作業(以下、これらを作業という)の際には必要に応じて接栓87を取り外して切断する。
さらに、端子部80には、第1接続部81と第2接続部83の間(内側)に、接栓87に対して対向するように、一対の外部計器接続用端子85が設けられている。各外部計器接続用端子85には、作業する際に必要に応じて外部計器に接続するための外部計器のリード線(以下、外部計器リード線という)Wcが固定ネジ85aにより固定される。固定ネジ85aの持ち手部分hには、端子部80ごとに異なる着色やシール貼着がなされており、端子部80を色により識別できるようになっている。作業の際に、各外部計器接続用端子85には、その持ち手部分hと被覆が同じ色である外部計器リード線Wcが接続される。
上蓋90は、本体部60側である後方側及び下側が開放された略箱状の部材からなり、端子部80が並設された端子台89を覆い密閉するように、本体部60に取り付けられる。また、上蓋90の上端及び下端には、本体部60の第1突起部79a,79bに対向するようにネジ孔及び封印孔を有する第2突起部91a,91bが設けられており、これらを本体部60の第1突起部79a,79bにそれぞれネジ止め等することで着脱可能に取り付けられる。なお、上蓋90及び本体部60の材質は、絶縁性を有する不透明な部材であり、例えば、ABS樹脂の樹脂素材等である。
作業の際には、チェックターミナル100の上蓋90を本体部60から取り外し、チェックターミナル100の外部に設けられた外部計器を接続するための外部計器リード線Wcの一端を、チェックターミナル内の各外部計器接続用端子85に固定する。作業中は接続した外部計器リード線Wcが挟まるため、チェックターミナル100に取り付けられていた上蓋90を本体部60に取り付けることができず、チェックターミナル100の端子部80が露出し、端子部80間等の短絡事故や作業者の感電事故が起こる虞があった。
このような事故を防ぐために、作業時にチェックターミナルの端子部80をカバーするものが提案されている。例えば、特許文献1の特開2007−132850号「チェックターミナル及びこれを使用して電力量を測定する方法」においては、蓋体の両サイドに切欠きを設け、外部計器のリード線を通すための水平な直線状の切込みを有する弾性板(ゴムシート)で塞いだものが提案されている。
特開2007−132850号公報
しかしながら、特許文献1に記載の「チェックターミナル」では、切込みが水平な直線であるため、ゴムシートを薄くすると、リード線を挟んだ部分からゴムシートが大きく捲れ、リード線が垂れ下がってきてしまうという問題があった。また、ゴムシートを厚くしてゴムシートが捲れてしまうのを防止しようとすると、蓋体の開け閉め時にリード線に力が加わり、接続した外部計器接続用端子(試験用端子)からリード線が抜け落ちることがあった。
本発明は、上述した問題を解決するために提案されたものである。すなわち本発明の目的は、高圧計量器の取替作業等の際に、外部計器リード線を外部計器接続用端子に接続した状態を保ちつつ容易に本体部に着脱でき、チェックターミナルの端子部(充電部)を覆うことにより、短絡事故等を防ぐことができるチェックターミナルの作業用上蓋を提供することにある。
本発明のチェックターミナルの作業用上蓋は、高圧計量器の取替作業、試験作業、測定作業の際に使用される外部計器接続用端子(85)を有する端子部(80)が並設された本体部(60)を、着脱可能に覆うチェックターミナルの作業用上蓋(1,2)であって、少なくとも前記本体部側が開放された略箱状であり、代替計器や試験用機器等の外部計器と前記各外部計器接続用端子とを接続する外部計器リード線(Wc)の挿入方向に対して垂直な側面には、前記端子部に略対向する箇所に切欠き(10,10a)が形成された蓋体(90a,90b)と、前記切欠きを覆うように取り付けられる、前記外部計器リード線を通すための厚み方向に貫通する切込み(30,30a)が形成された弾性絶縁シート(20,20a)と、を備え、前記切込みは、前記外部計器接続用端子と略対向する位置に形成されたリード線引出部(33,33a)と、該弾性絶縁シートの端縁から該リード線引出部に向かい斜め上方へ傾斜して形成された略直線状の引込部(31,31a)とを有し、前記リード線引出部の切込みに囲まれた切込み片(35,35a)が下方に捲れることにより開口した引出孔(37,37a)から前記外部計器リード線が引き出され、捲れた該切込み片が該外部計器リード線を下側から支えるとともに、該リード線引出部の切込みの上側壁面に密着するように押しつける構成としたことを特徴とする。
前記切込み(30,30a)には、前記絶縁弾性シート(20,20a)の端縁側に、前記作業用上蓋(1,2)を取り付ける際に一時的に前記外部計器リード線(Wc)を保持するための保持部(39)をさらに形成してもよい。
また、前記蓋体(90a,90b)は、少なくともその一部が、透明な部材または透光性を有する部材(41)からなり、少なくとも前記外部計器リード線(Wc)と前記外部計器接続用端子(85)との接続状況が外部から視認できるように構成してもよい。
前記引込部(31,31a)と前記リード線引出部(33,33a)のうちの少なくともどちらか一方に、前記本体部(60)の前記外部計器接続用端子(85)と同じ色の識別表示(A,B,A’,B’)を施すように構成することも好ましい。
本発明によるチェックターミナルの作業用上蓋(1,2)によれば、蓋体(90a,90b)の切欠き(10,10a)及び弾性絶縁シート(20,20a)の切込み(30,30a)により、外部計器リード線Wcを接続した状態で容易に本体部(60)に着脱することができ、作業者の負担を軽減することができる。チェックターミナルの作業用上蓋(1,2)により、端子台(89)の端子部80(充電部)を密閉するように覆うので、端子部80間等の短絡事故や作業員の感電事故を防ぐことができる。また、切込み(30,30a)を、リード線引出部(33,33a)を有する構成とすることによって、引込部(31,31a)が捲れることなく、リード線引出部(33,33a)による切込み片(35,35a)のみが下方に捲れた状態で外部計器リード線(Wc)を引き出すことができる。引出孔(37,37a)及び切込み片(35,35a)によって外部計器リード線(Wc)を軽く水平に把持することができ、外部計器接続用端子(85)との接続状態を安定して保つことができる。
本発明のチェックターミナルの作業用上蓋をチェックターミナルの本体部に取り付けた状態を示す概略図であり、(a)は正面図、(b)はその右側面図である。 本発明のチェックターミナルの作業用上蓋の右側面の一部を拡大した、外部計器リード線を切込みのリード線引出部に引き込むまでの様子を説明するための説明図であって、(a)は引込部に外部計器リード線を移動させる途中の状態、(b)はリード線引出部に外部計器リード線を移動させる途中の状態、(c)はリード線引出部に外部計器リード線を引き込んだ状態である。 本発明のチェックターミナルの作業用上蓋の変形例である作業用上蓋をチェックターミナルの本体部に取り付けた状態を示し、 (a)は右側面図、(b)はその一部を拡大し、外部計器リード線を保持部に保持させた状態、リード線引出部から引き出した状態を説明する説明図である。 上蓋を外した状態のチェックターミナルを示す斜視図である。 チェックターミナルの端子部を説明する拡大横断面図である。
本発明のチェックターミナルの作業用上蓋1の実施の形態を、上述した通常時に使用する上蓋90の構成に基づいて説明する。
図1は、上蓋90の代わりに本発明のチェックターミナルの作業用上蓋1をチェックターミナルの本体部60に取り付けた状態を示す概略図であり、(a)は正面図、(b)はその右側面図である。なお、左側面については右側面と同様な構成であるため説明を省略する。
以下、本発明のチェックターミナルの作業用上蓋(以下、作業用上蓋という)1について、上述した通常時に使用する上蓋90と同様の形状、構成については、同様の符号を付す等して重複する説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図1に示すように、作業用上蓋1は、切欠き30が両側面に設けられた蓋体90aと、その切欠き30を塞ぐように取り付けられる弾性絶縁シート20とを備える。蓋体90aの前面略中央には、端子台89に略対向する位置に開口する窓部40が形成され、全ての端子部80の接続状況が確認できるように、略矩形の透明な板状の透明部材41が取り付けられている。この透明部材41は、例えば、透明樹脂板や透光性を有する樹脂板等である。
図1(a)に示すように、各端子部80の第1接続部81、第2接続部83には、それぞれ、ゴムブッシング75を通して変成器(図示せず)に接続されるリード線Wa、ゴムブッシング77を通して高圧計量器(図示せず)に接続されるリード線Wbが挿通、固定される。また、各外部計器接続用端子85には、必要に応じて外部計器リード線Wcが挿通され、固定ネジ85aで固定される(図1(a)においては、右側の外部計器接続用端子85にのみ、外部計器リード線Wcを接続した状態を想像線にて示している)。各外部計器リード線Wcは、蓋体90aの側面に設けられた切込み30(後述)を利用して外部計器に接続される。
図1(b)に示すように、蓋体90aは上蓋90と略同じ形状であり、その左右両側面には、上蓋90の後方下側を切り欠くような逆L字状の切欠き10が形成されている。また、蓋体90aには、切欠き10による開口を塞ぐように、外壁側に略台形状の弾性絶縁シート20が貼着されている。弾性絶縁シート20は、柔軟性、絶縁性を有する素材からなり、例えばゴム製シートや樹脂製シート等である。弾性絶縁シート20には、チェックターミナル100内部の外部計器接続用端子85と外部機器である外部計器を電気的に繋ぐ外部計器リード線Wcを通すための厚み方向に貫通する切込み30が、7つの端子部80それぞれに対応するように、鉛直方向に同数並設されている。
各切込み30は略J字状であり、弾性絶縁シート20の端縁から内側斜め上方に向かって延びるように切り込まれた直線状の引込部31と、その先端側に設けられた下方へ曲がるように略曲線状に切り込まれたリード線引出部33とからなる。各リード線引出部33は、各端子部80の7対の各外部計器接続用端子85と略対向する位置に設けられ、外部計器接続用端子85に接続された各外部計器リード線Wcは、略対向する位置に設けられたリード線引出部33により、接続された箇所から略水平方向に引き出される。そして、各切込み30の引込部31の後端aの周縁部の及びリード線引出部33の周縁部には、対応する外部計器接続用端子85の持ち手部分h(図5参照)の色と同じ色の識別表示A,Bがなされている。また、蓋体90aの前面にも外部計器リード線Wcの引き出し位置がわかるように、各端子部80に対抗する位置に識別表示Cを設けることも好ましい(図1(a)参照)。
以下、本発明の作業用上蓋1の使用方法について、説明する。
図2は、作業用上蓋1の右側面の一部を拡大した、外部計器リード線Wcを切込み30のリード線引出部33に引き込むまでの様子を説明する説明図であって、(a)は引込部31へ外部計器リード線Wcを移動させる途中の状態、(b)はリード線引出部33へ外部計器リード線Wcを移動させる途中の状態、(c)はリード線引出部33に外部計器リード線Wcを引き込んだ状態である。
作業の際には、チェックターミナル100の本体部60から上蓋90を外し、必要に応じて、端子部80の外部計器接続用端子85への持ち手部分hと同じ色の被覆がなされた外部計器リード線Wcの接続、接栓87の取り外しを行い、作業用上蓋1を本体部60に取り付ける。
作業用上蓋1を取り付けることにより、外部計器接続用端子85に接続され下方に垂れ下がった外部計器リード線Wcは、図2(a)に示すように、弾性絶縁シート20を一時的に変形させて、作業用上蓋1の弾性絶縁シート20の端縁bと本体部60の側端側の壁部73の間に挟まれた状態となる。この際、外部計器リード線Wcが互いに絡まらないように、識別表示A(C)の色の順と同様に鉛直方向に並ぶようにすることが望ましい。次に、外部計器リード線Wcを弾性絶縁シート20を変形させた状態で、外部計器リード線Wcを上方の同じ色の識別表示A,Bが付された切込み30の引込部31の後端a部分まで移動させる。
さらに、図2(b)に示すように、外部計器リード線Wcを、弾性絶縁シート20を一時的に変形させながら、引込部31を通してその先端側に設けられたリード線引出部33まで移動させる。そして、図2(c)に示すように、外部計器リード線Wcをリード線引出部33に引き込む。外部計器リード線Wcの引込みにより、リード線引出部33に囲まれた略舌状の切込み片35を略下方に捲れるようにして引出孔37を作り、この引出孔37から外部計器リード線Wcを引き出す。ここで、リード線引出部33は、引出孔37の大きさが外部計器リード線Wcの断面よりも若干大きくなるように形成されている。
なお、外部計器リード線Wcは上方のリード線引出部33から引き出すものから順に移動させることが望ましい。また、作業中、特に外部計器リード線Wcを移動させる際には、窓部40から外部計器接続用端子85と外部計器リード線Wcの接続状態を目視で確認しながら行うことができる。作業用上蓋1を本体部60から取り外す際には、上述と逆の順序で作業を行えばよい。
本発明のチェックターミナルの作業用上蓋1によれば、蓋体90aの切欠き10及びこれを塞ぐ弾性絶縁シート20の切込み30により、外部計器リード線Wcを外部計器接続用端子85に接続した状態で容易に本体部60に着脱することができる。作業用上蓋1によって、端子台89の端子部80(充電部)を覆うので、端子部80間等の短絡事故や作業員の感電事故を防ぐことができる。
切込み30の引込部31を内側斜め上方に向かって延びる直線状とすることにより、下方からリード線引出部33まで切込み30に沿って、外部計器リード線Wcを容易に引き込むことができる。また、引込部31の先端側に設けた下方へ曲がる曲線状のリード線引出部33により、引込部31が捲れることなく、リード線引出部33に囲まれた略舌状の切込み片35のみが下方に捲れて引出孔37を形成し、この引出孔37から外部計器リード線Wcを引き出すことができる。引込部31を弾性絶縁シート20の端縁から内側斜め上方に向かう形状としたこと、また、その先端側に引出孔37を形成することにより、弾性絶縁シート20の引込部31の捲れを防ぎ、チェックターミナル100の側面部の切欠き10を適切に塞ぎ、短絡事故等を防ぐことができる。
引出孔37から引き出された外部計器リード線Wcの外周壁の下側部分は、下方に捲れた切込み片35によって支えられると共に、外部計器リード線Wcは切込み片35によって引出孔37の上側壁面に密着するように押しつけられる。よって、引出孔37及び切込み片35によって外部計器リード線Wcを軽く把持することができ、外部計器接続用端子85との接続状態を安定して保つことができる。
リード線引出部33を外部計器接続用端子85の位置に対向するように設けることによって、外部計器リード線Wcを引出孔37により水平に把持するので、外部計器リード線Wcと外部計器接続用端子85との接続部分に係る力を軽減することができ、外部計器リード線Wcが外部計器接続用端子85から外れにくくなる。
リード線引出部33を外部計器接続用端子85の位置に対向するように設け、作業用上蓋1の切込み30や前面に外部計器リード線Wcの被覆の色と同じ色による識別表示A,B,Cを設けることにより、外部計器リード線Wcを各引出孔37に容易に挟み込むことができる。また、外部計器リード線Wcの取出し位置が明確となり、接続誤り等のヒューマンエラー防止を喚起できる。
作業用上蓋1の取り付け、取り外しの際等には、外部計器リード線Wcと外部計器接続用端子85との接続部分に若干の力が加わる場合があるが、作業用上蓋1には窓部40が設けられているので、外部計器リード線Wcの接続状況を目視で確認しながら開閉することができる。
なお、図1に示すように、チェックターミナルの作業用上蓋1は、切込み30の引込部31を覆うカバー部材50をさらに備えたものとしてもよい。図1に示すカバー部材50は、柔軟性、絶縁性を有する素材からなり、蓋体90aの各側面に並設された引込部31を覆う一対の略帯状の部材である。カバー部材50の上端部及び下端部は、面ファスナー等の取付部材(図示せず)を利用して、それぞれ蓋体90aの側面の上部及び箱体70の側面の下部に取り付けられるものである。
このカバー部材50を備えた構成とすることにより、弾性絶縁シート20に工具等があたった際に、弾性絶縁シート20が変形し作業用上蓋1の内側に入り込み、端子部80に接触して短絡事故等を起こすことを防ぐことができる。また、切込み30の引込部31を補強するように設けられるので、引出孔37から引き出した外部計器リード線Wcをより確実に保持することができる。
次に、本発明のチェックターミナルの作業用上蓋1の変形例である作業用上蓋2について、図面を参照して説明する。
図3は、本発明のチェックターミナルの作業用上蓋1の変形例である作業用上蓋2をチェックターミナルの本体部60に取り付けた状態を示し、 (a)は右側面図、(b)はその一部を拡大し、外部計器リード線Wcを保持部39に保持させた状態及びリード線引出部33aから引き出した状態を説明する説明図である。以下、作業用上蓋1と同様の形状、構成については、同様の符号を付す等して重複する説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
作業用上蓋2は、図3に示すように、作業用上蓋1と切欠き10、弾性絶縁シート20、切込み30等の形状が異なる。
作業用上蓋2は、複数の切欠き10aが設けられた蓋体90bと、これらの切欠き10aを塞ぐように取り付けられる弾性絶縁シート20aとを備える。作業用上蓋2の蓋体90bは、その側面に各端子部80に略対向するように、外縁から内側斜め上方に向かって延びる略平行四辺形状の切欠き10aが所定の間隔で複数形成されている。これらの切欠き10aにより、蓋体90bの側面後方側は略櫛状となっている。また、蓋体90bの側面には、これらの切欠き10aによる開口を一度に塞ぐように、その外壁側に略平行四辺形状の弾性絶縁シート20aが取り付けられている。弾性絶縁シート20aは、切欠き10aに面する箇所以外の全部分を利用して蓋体90bに貼着されており、各切欠き10aの上側及び下側である、櫛の歯に該当する部分等が弾性絶縁シート20aを支える枠Fとなっている。
弾性絶縁シート20aには、その各切欠き10aに面する箇所に厚み方向に貫通する切込み30aが形成されている。切込み30aは、弾性絶縁シート20aの端縁bから内側斜め上方に向かって延びるように切り込まれた略直線状の引込部31aと、逆U字状に切り込まれたリード線引出部33aとからなる。引込部31aの先端cは、リード線引出部33aの右側直線部分の略中央に斜めに突き当たるように設けられている。各リード線引出部33aは、各端子部80の7対の各外部計器接続用端子85と略対向する位置に設けられ、リード線引出部33aの曲線部分は、外部計器リード線Wcの断面の外縁よりも曲率が若干小さい。各外部計器接続用端子85に接続された外部計器リード線Wcの引き出し位置が決まっているのは、作業用上蓋1と同様である。
引込部31aの後端a側には、下方に略U字状に湾曲した保持部39が形成されている。この保持部39は、作業用上蓋2を本体部60に着脱する際に、各切込み30aのリード線引出部33aに移動させる外部計器リード線Wcを一時的に保持させるためのものである。保持部39は、作業用上蓋2を本体部60に取り付けた際に、保持した外部計器リード線Wcが本体部60の壁部73にぶつかることのないよう、弾性絶縁シート20aの端縁bから少し内側に設けられている。保持部39の曲線部分は、外部計器リード線Wcの断面の外縁よりも曲率が若干小さい。また、作業用上蓋2には、各切込み30aの保持部39及びリード線引出部33aの周縁部に、対応する外部計器接続用端子85と同様、識別表示A’,B’が施されている。
次に、作業用上蓋2の使用方法について、作業用上蓋1と異なる部分についてのみ、説明する。
作業用上蓋2の場合、チェックターミナル100の本体部60に取り付ける前に、外部計器リード線Wcの被覆の色を確認し、同じ色の識別表示A’が施された保持部39に保持させる。外部計器リード線Wcを予め作業用上蓋2に保持させることで、外部計器リード線Wcが互いに絡まることのないようにして本体部60に取り付けることができる。その後は、作業用上蓋1と同様、保持部39の外部計器リード線Wcをリード線引出部33aに移動させればよい。
チェックターミナルの作業用上蓋1の変形例である作業用上蓋2によれば、作業用上蓋1において述べた効果の他に、以下のような効果がある。
作業用上蓋2では、作業用上蓋2を本体部60に着脱する際に、弾性絶縁シート20aの保持部39にその識別表示A’と同じ色の被覆の外部計器リード線Wcを、予め外部計器リード線Wcが絡まらないように保持させることができる。
また、作業用上蓋2を本体部60に取り付けた後に外部計器リード線Wcを移動させる距離が短くすることができ、外部計器リード線Wcと外部計器接続用端子85との接続部分に係る力を軽減することができる。
保持部39においては、図3(b)に示すように、外部計器リード線Wcにより、保持部39に囲まれた略舌状の切込み片39yが上方に捲れるようにして保持孔39xが作られ、切込み片39yが外部計器リード線Wcを保持孔39xの下側壁面に密着するように押しつける。保持孔39x及び切込み片39yに外部計器リード線Wcが軽く把持され、枠Fにより弾性絶縁シート20aの変形も制限されるので、外部計器リード線Wcを一時的に安定した状態で保持することができる。
さらに、引込部31a、リード線引出部33aを上述のように形成することにより、図3(b)に示すように、引出孔37aから引き出した外部計器リード線Wcを、リード線引出部33aに囲まれた略舌状の切込み片35aにより真下から確実に支え、引出孔37aの半円弧状の上側壁面に密着するように押しつけることができる。よって、外部計器接続用端子85との接続状態をより安定して保つことができる。
弾性絶縁シート20aを支える枠Fによって、切込み30aの捲れや変形を効果的に防ぐことができ、引き出した外部計器リード線Wcをより確実に支えることができる。また、作業用上蓋1のように、切込み30により弾性絶縁シート20の一部分が容易にチェックターミナル100の内方に湾曲してしまうことを防ぐことが可能である。よって、カバー部材50を取り付けない状態においても、工具等の作業用上蓋2の内側への侵入をある程度防ぎ、短絡事故等を防ぐことができる。
なお、保持部39は一時的に外部計器リード線Wcを保持できるものであれば、上述した構成に限らない。例えば、図示しないが、保持部39の部分を貫通孔とし、それを覆うカバー部材50を備えた構成としてもよい。また、弾性絶縁シート20aは一度に複数の切欠き10aを塞ぐものとしたが、各切欠き10aを個別に塞ぐよう複数設けてもよく、また、蓋体10aの内側から取り付ける構成としてもよい。
本発明は上述した発明の実施の構成に限定されず、作業用上蓋1,2の蓋体90a,90bの側面に設けた切欠き10,10aに、切込み30,30aを有する弾性絶縁シート20,20aを覆うように配設したものであり、この切込み30,30aが、弾性絶縁シート20aの端縁から斜め上方向に切り込まれた略直線状の引込部31,31aと、外部計器リード線Wcを引き出す引出孔37,37a及び外部計器リード線Wcを支持等する切込み片35,35aが形成されるように設けられたリード線引出部33,33aとを有する構成であれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
弾性絶縁シート20,20aの厚さは、素材の弾力性にもよるが、各部の機能が発揮できる厚さであれば全体が均一な厚さであるものに限らない。例えば、外部計器リード線Wcを引き込み易いように、各引込部31の周縁の厚さを薄くするなど、役割に応じて部分的に厚さが異なるものとしてもよい。
上述した実施例においては、切込み30,30aを線状として、作業の際に作業用上蓋1,2によって本体部60を密閉できる構成としているが、上述したカバー部材50を取り付けて使用するならば、引込部31,31aのカバー部材50で覆われる部分は、切込み30,30aに幅をもたせ、外部計器リード線Wcの移動時の摩擦を少なくすることもできる。カバー部材50は、経済性、作業効率を考慮し、簡易で取り付け・取り外し容易な構造としているが、切込み30の引込部31等を覆うことができれば、その素材、形状、構成等は上述したものに限らず、適宜変更することができる。
本発明の作業用上蓋の構成は、チェックターミナルに限らず、リード線等が略水平方向に挿入される端子部を備えた様々な機器において使用することが可能である。
1,2 作業用上蓋
10,10a 切欠き
20,20a 弾性絶縁シート
30,30a 切込み
31,31a 引込部
33,33a リード線引出部
35,35a 切込み片
37,37a 引出孔
40 窓部
50 カバー部材
60 本体部
70 箱体
80 端子部
81 第1接続部
83 第2接続部
85 外部計器接続用端子
87 接栓
89 端子台
90 上蓋
90a,90b 蓋体
100 チェックターミナル
Wa, Wb リード線
Wc 外部計器リード線
A,B,C,A’,B’ 識別表示

Claims (4)

  1. 高圧計量器の取替作業、試験作業、測定作業の際に使用される外部計器接続用端子(85)を有する端子部(80)が並設された本体部(60)を、着脱可能に覆うチェックターミナルの作業用上蓋(1,2)であって、
    少なくとも前記本体部側が開放された略箱状であり、代替計器や試験用機器等の外部計器と前記各外部計器接続用端子とを接続する外部計器リード線(Wc)の挿入方向に対して垂直な側面には、前記端子部に略対向する箇所に切欠き(10,10a)が形成された蓋体(90a,90b)と、
    前記外部計器リード線(Wc)を通すための厚み方向に貫通する切込み(30,30a)が形成された弾性絶縁シート(20,20a)と、を備え、
    前記切込みは、前記外部計器接続用端子と略対向する位置に形成されたリード線引出部(33,33a)と、該弾性絶縁シートの端縁から該リード線引出部に向かい斜め上方へ傾斜して形成された略直線状の引込部(31,31a)とを有し、
    前記リード線引出部の切込みに囲まれた切込み片(35,35a)が下方に捲れることにより開口した引出孔(37,37a)から前記外部計器リード線が引き出され、捲れた該切込み片が該外部計器リード線を下側から支えるとともに、該リード線引出部の切込みの上側壁面に密着するように押しつける構成とした、ことを特徴とするチェックターミナルの作業用上蓋。
  2. 前記切込み(30,30a)には、前記絶縁弾性シート(20,20a)の端縁側に、前記作業用上蓋(1,2)を取り付ける際に一時的に前記外部計器リード線(Wc)を保持するための保持部(39)がさらに形成された、ことを特徴とする請求項1に記載のチェックターミナルの作業用上蓋。
  3. 前記蓋体(90a,90b)は、少なくともその一部が、透明な部材または透光性を有する部材(41)からなり、少なくとも前記外部計器リード線(Wc)と前記外部計器接続用端子(85)との接続状況が外部から視認できるように構成した、ことを特徴とする請求項1または2に記載のチェックターミナルの作業用上蓋。
  4. 前記引込部(31,31a)と前記リード線引出部(33,33a)のうちの少なくともどちらか一方に、前記本体部(60)の前記外部計器接続用端子(85)と同じ色の識別表示(A,B,A’,B’)が施されている、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のチェックターミナルの作業用上蓋。
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