JP2014141698A - 酸化アルミニウムの成膜方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スパッタリングによって、p型シリコン基板のパッシべーション膜に好適な酸化アルミニウムを、成膜速度を上げつつ成膜する。
【解決手段】酸化アルミニウムの成膜方法は、スパッタガスと反応性ガスと水蒸気とが導入された真空容器内のプラズマを発生させる第1のプラズマ発生ステップと、アルミニウムターゲットに負電圧、負電圧と正電圧とから成る直流パルス、および交流の何れか1つのスパッタ電圧を印加して、静磁場によりマグネトロンプラズマを発生させる第2のプラズマ発生ステップとを備える。そして、第1のプラズマ発生ステップは、真空室内に設けられ巻数が一周未満の導体からなる高周波アンテナを用いて、少なくとも第2のプラズマ発生ステップ中に高周波誘導結合プラズマを発生させるステップである。
【選択図】図5

Description

本発明は、太陽電池シリコン基板のパッシべーション膜に用いられる酸化アルミニウムの反応性スパッタリングによる成膜技術に関する。
近年、太陽電池の高効率化が求められていることにともない、p型シリコン表面の効果的なパッシベーション膜が求められている。そして、シリコンウェハp型面に関しては正電荷を擁しているSiNxは電界効果的には適当とは言えず、理想的には負電荷を擁する膜が求められる。
この負電荷を擁するパッシベーション膜としは酸化アルミニウム(Al)が好適であることが知られている。そして、従来、酸化アルミニウムをパッシベーション膜として利用するためにALD法やPE−CVD法が用いられてきた。しかしながら、ALD法は、成膜速度が極端に遅く、生産性が悪いために量産に向かないという問題がある。また、PE−CVD法には、TMD(トリメチルアルミニウム)液という引火性の液体を使用するため、装置設計と原料の取扱に細心の注意を要するという問題がある。
一方、マグネトロンスパッタ法による酸化アルミニウム膜の成膜も研究されている。マグネトロンスパッタ法は、薄膜形成手法の一つとして半導体、液晶表示装置、磁気記録装置、光学薄膜等の製造分野において広く実用化されている。マグネトロンスパッタ法には、酸化物、窒化物、フッ化物等の化合物ターゲットを用い、スパッタ電源として高周波電源を用いることで化合物の薄膜を形成する高周波マグネトロンスパッタ法(特許文献1)や、金属ターゲットを用い、スパッタ電源として直流電源を用いるとともに、反応性ガスを導入して金属の酸化物、窒化物、フッ化物等の薄膜を形成する反応性DCマグネトロンスパッタ法(特許文献2)などがあり、どちらの手法も用途に合わせて広く使用されている。
特開2004−31493号公報 特開平8−232064号公報
しかしながら、酸化アルミニウムの硬度が非常に高いことや、ターゲット表面がアルミニウムの酸化物に覆われることに起因して、特許文献1、2の手法によっても、生産性の観点から要求される成膜速度が得られず、また良好なパッシベーション膜を作成することは困難であるといった問題がある。
本発明は、こうした問題を解決するためになされたもので、p型シリコン基板のパッシべーション膜に好適な酸化アルミニウムを、成膜速度を上げつつ成膜できる技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、第1の態様に係る酸化アルミニウムの成膜方法は、静磁場を形成するマグネトロンカソードが設けられた真空容器に、スパッタガスと、酸素の反応性ガスとを当該真空容器内の圧力が目標圧力になるように制御しつつ導入して当該カソードに設けられたアルミニウムターゲットをスパッタし、当該アルミニウムターゲットに対向するシリコン基板上に酸化膜を形成する酸化アルミニウムの成膜方法であって、前記スパッタガスと前記反応性ガスの導入に際して水蒸気を添加し、前記スパッタガスと前記反応性ガスと前記水蒸気とが導入された真空容器内にプラズマを発生させる第1のプラズマ発生ステップと、前記アルミニウムターゲットに負電圧、負電圧と正電圧とからなる直流パルス、および交流の何れか1つのスパッタ電圧を印加して、前記静磁場によりマグネトロンプラズマを発生させる第2のプラズマ発生ステップとを備え、前記第1のプラズマ発生ステップは、前記真空容器内に設けられ巻数が一周未満の導体からなる高周波アンテナを用いて、少なくとも前記第2のプラズマ発生ステップ中に高周波誘導結合プラズマを発生させるステップである。
第2の態様に係る酸化アルミニウムの成膜方法は、第1の態様に係る酸化アルミニウムの成膜方法において、前記スパッタ電圧を定電圧制御する。
第3の態様に係る酸化アルミニウムの成膜方法は、第2の態様に係る酸化アルミニウムの成膜方法において、前記スパッタ電圧は負電圧であり、前記酸化アルミニウムは、太陽電池シリコン基板のパッシベーション膜に用いられる。
第4の態様に係る酸化アルミニウムの成膜方法は、第1または第2の態様に係る酸化アルミニウムの成膜方法において、前記目標圧力が0.2Pa以上であり、かつ、7Pa以下である。
第5の態様に係る酸化アルミニウムの成膜方法は、第4の態様に係る酸化アルミニウムの成膜方法において、前記目標圧力が0.4Pa以上であり、かつ、2Pa以下である。
第6の態様に係る酸化アルミニウムの成膜方法は、第2または第3の態様に係る酸化アルミニウムの成膜方法において、前記スパッタ電圧の負電圧の絶対値が100V以上であり、かつ、300V以下である。
第7の態様に係る酸化アルミニウムの成膜方法は、第6の態様に係る酸化アルミニウムの成膜方法において、前記スパッタ電圧の負電圧の絶対値が150V以上であり、かつ、250V以下である。
本発明によれば、第1のプラズマ発生ステップは、スパッタガスと酸素の反応性ガスと水蒸気とが導入された真空容器内に設けられ巻数が一周未満の導体からなる高周波アンテナを用いて、少なくとも第2のプラズマ発生ステップ中に真空容器内に高周波誘導結合プラズマを発生させる。そして、第2のプラズマ発生ステップにおいて、負電圧、負電圧と正電圧とからなる直流パルス、および交流の何れか1つのスパッタ電圧がターゲットに印加される。従って、酸素ラジカルと、OHラジカルと、スパッタガスのラジカルとの増加と、成膜対象基板上の酸化反応の促進、そして酸化したターゲット表面の軟化の総合的な効果により、成膜速度が高速化されるとともに、水蒸気の添加に起因して生成されるOHラジカルの成膜反応への寄与によってキャリアライフタイムが長くなる。これにより、p型シリコン基板のパッシべーション膜に好適な酸化アルミニウムを、成膜速度を上げつつ成膜できる。
実施形態に係る酸化アルミニウムの成膜方法を実現するスパッタリング装置の要部の概略構成を例示する図である。 高周波アンテナの例を示す側面図である。 実施形態に係る酸化アルミニウムの成膜方法による成膜の過程を説明するための模式図である。 実施形態に係る酸化アルミニウムの成膜方法による成膜の過程を説明するための模式図である。 実施形態に係る酸化アルミニウムの成膜方法の手順を例示するフローチャートである。 実験データをグラフ形式で示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図面では同様な構成および機能を有する部分に同じ符号が付され、下記説明では重複説明が省略される。また、各図面は模式的に示されたものであり、例えば、各図面における表示物のサイズおよび位置関係等は必ずしも正確に図示されたものではない。また、一部の図面には、方向を説明するためにXYZ直交座標軸が附されている。該座標軸におけるZ軸の方向は、鉛直線の方向を示し、XY平面は水平面である。
<実施形態について:>
<1.スパッタリング装置の構成>
図1は、実施形態に係る酸化アルミニウムの成膜方法を実現するスパッタリング装置10の要部の概略構成を例示する図である。図2は、高周波アンテナ80の例を示す側面図である。以下に、図1、図2を参照しつつ、スパッタリング装置10の構成について説明する。
スパッタリング装置10は、板状の単金属のアルミニウムのターゲット(単に、「ターゲット」とも称する)60をイオンによりスパッタし、基板74の表面に所定の薄膜を形成するためのものである。アルミニウムは導電性である。
スパッタリング装置10は、真空ポンプ(図示せず)により内部を真空にすることが可能なチャンバー(「真空容器」)11と、真空排気されたチャンバー11内にプラズマ生成ガスを導入するプラズマ生成ガス導入部19と、チャンバー11内に設けられ、ターゲット60を保持するターゲット保持部24と、成膜対象の基板74を保持する基板ステージ15と、スパッタ用電源162とを備える。
基板ステージ15は、ターゲット保持部24に保持されたターゲット60の表面(+Z側の面)と、基板74の表面(−Z側の面)とが所定の距離を隔てて対向するように、基板74を保持する。また、スパッタ用電源162は、ベース板(「カソード」)14に、負電圧の直流のスパッタ電圧(「カソード印加電圧」)または、負電圧と正電圧とからなるパルス状のスパッタ電圧(「パルス直流電圧」)、若しくは交流のスパッタ電圧を印加することにより、ターゲット60と、基板ステージ15に保持された基板74との間にマグネトロンプラズマ用の電界を生成する。スパッタ用電源162からの電圧出力は、定電圧になるように制御(「定電圧制御」)される。酸化アルミニウムの成膜過程におけるアルミニウムのターゲット表面の酸化度(「酸化率」)を安定させることにより高品質なパッシべーション膜が成膜できる。定電圧制御を行えば、定電力制御を行う場合に比べて容易に酸化度を安定させることができる。なお、定電力制御が採用されたとしても本発明の有用性を損なうものではない。また、基板ステージ15は、図示省略のヒーターもしくは冷却機構を備え、基板74の温度を制御する。
また、スパッタリング装置10は、チャンバー11内に導入されたプラズマ生成ガスの高周波誘導結合プラズマを発生させるプラズマ発生部90をさらに備える。基板ステージ15は、チャンバー11の上部の内壁に、取り付け部材を介して設けられている。
また、プラズマ発生部90は、ターゲット60の側面に接触することなく当該側面に沿って配置された線状の高周波アンテナ(「プラズマ源」)80を備える。高周波アンテナ80は、金属製パイプ状導体から構成される。そして、プラズマ発生部90は、高周波アンテナ80によって、スパッタガスと反応性ガスと水蒸気とのそれぞれの高周波誘導結合プラズマを発生させる。
そして、スパッタリング装置10は、プラズマ発生部90が発生させたプラズマ生成ガスの高周波誘導結合プラズマによるターゲット60のスパッタリングによって基板74上の二次元領域に成膜を行う。
チャンバー11の側面には、開閉可能なゲート351が設けられている。成膜対象の基板74は、ゲート351からチャンバー11内に搬入されて、不図示の固定部材により基板ステージ15に取り付けられた後、スパッタリングによる成膜を施されて、ゲート351からチャンバー11の外部に搬出される。基板74への成膜が行われるときには、成膜に先立って、基板74がチャンバー11内に搬入されて、ゲート351が閉鎖された状態で、不図示の真空ポンプによってチャンバー11の内部空間である処理室113が真空排気される。
そして、ゲート351が閉じられた状態でプラズマ生成ガス導入部19のガス導入口20からプラズマ生成ガスがチャンバー11内に導入されることにより、処理室113は、一定圧力下、一定のガス分圧下に維持される。ガス導入口20は、例えば、高周波アンテナ80とターゲット60との間の部分などに形成される。プラズマ発生部90が複数の高周波アンテナ80を備える場合には、ガス導入口20は、例えば、各高周波アンテナ80に対応する位置にそれぞれ設けられる。
スパッタリング装置10は、反応性スパッタリングによりアルミニウムの酸化物である酸化アルミニウムを成膜するため、プラズマ生成ガスとしては、不活性ガスであるArガスまたはKrガスなどのスパッタガスと、酸素(O)の反応性ガスと、水蒸気とが用いられる。水蒸気を添加することにより、酸化アルミニウムが成膜されたシリコン基板における少数キャリアのライフタイムを長くすることができ、パッシべーション膜としての性能を向上させることが出来る。
チャンバー11の底部には、開口が設けられると共に、その開口を下側から塞ぐように、後述のベース板14及びマグネトロンスパッタ用磁石(永久磁石)12(併せてマグネトロンカソードという)、並びに高周波アンテナ80を収容するためのターゲット・アンテナ配置部18が取り付けられている。ターゲット・アンテナ配置部18とチャンバー11の底部との接続部はシール材により気密性が確保されている。従って、ターゲット・アンテナ配置部18の壁はチャンバー11の壁の一部としての役割を有する。ターゲット・アンテナ配置部18には、基板ステージ15の直下の位置にターゲット配置ブロック(ターゲット配置部)181が設けられている。それと共に、ターゲット・アンテナ配置部18の壁内(即ちチャンバー11の壁内)であってターゲット配置ブロック181の側方に、ターゲット配置ブロック181を挟むように1対のアンテナ固定ブロック182が設けられている。マグネトロンカソードは、ターゲット60の表面近傍に静磁場を形成する。
ターゲット配置ブロック181の上部にはチャンバー11の処理室113がある。ターゲット配置ブロック181内にはマグネトロンスパッタ用磁石12が載置されている。マグネトロンスパッタ用磁石12の上面にはベース板14が設けられるとともに、ベース板14に対向する基板ステージ15がチャンバー11の上側内壁に設けられる。基板ステージ15は、アースされている。マグネトロンスパッタ用磁石12の上下方向の位置は、その上面に設けられたベース板14に載置されるターゲット60の上面がターゲット・アンテナ配置部18の上端付近(上端と同じ位置である必要はない)に配置されるように調整されている。また、ターゲット60は、ベース板14と、ターゲット保持部24とによってベース板14の上面(+Z側の面)に保持されている。このようにマグネトロンスパッタ用磁石12及びベース板14(併せて、マグネトロンカソード)が設けられることにより、ターゲット60はチャンバー11の処理室113と面した空間内に配置される。
マグネトロンスパッタ用磁石12は、ターゲット保持部24に保持されたターゲット60の表面を含む領域に静磁場(マグネトロン磁場)を形成して、ターゲット60の表面部分のプラズマを形成できるようにする。ターゲット60の表面部分におけるプラズマの広がり方は、チャンバー11に導入されたプラズマ生成ガスの分圧や、マグネトロンスパッタ用磁石12が発生させるマグネトロン磁場やターゲットに与える電圧の強度などによって変動する。
また、ターゲット配置ブロック181上端とチャンバー11の処理室113との境界には、ターゲット配置ブロック181の側壁から内側に向かって延び、ターゲット60の縁付近(縁を含む部分)に対して一定の距離を保つようにアノード189が設けられている。
アンテナ固定ブロック182内には高周波アンテナ80が挿入されている。また、スパッタリング装置10は、高周波アンテナ80に高周波電力を供給する高周波電源161を備えている。高周波電源161は整合回路163を介して高周波アンテナ80に接続されている。
高周波アンテナ80は、マグネトロンカソードスパッタによるプラズマ発生を支援するためのもので、例えば、図2に示されるように、金属製のパイプ状導体をU字形に曲げたものであり、2つのアンテナ固定ブロック182内に1個ずつ、「U」の字を上下逆向きにした状態で立設されている。なお、高周波アンテナ80の配置態様は、種々に変更可能である。高周波アンテナ80の形状として、例えば、円弧状の形状が採用されても良い。また、高周波アンテナ80の巻数は、一周未満である。定在波の発生を防止するために、高周波アンテナ80の長さは、好ましくは、高周波電源161が供給する電力の波長の1/4以下の長さに設定される。高周波アンテナの一端から高周波電力が供給され、他端は接地される。これにより誘導結合プラズマが生成される。このような高周波アンテナ80が採用されれば、コイル状(渦巻き状)のアンテナを用いて誘導結合プラズマを発生させる手法に比べて、アンテナのインダクタンスが低いためにアンテナの電圧を下げられるので、プラズマダメージを抑制できる。また、アンテナ長を、高周波の波長の1/4以下に短くすることで、定在波の影響によるプラズマのむらに起因したスパッタむら(不均一さ)を抑制することが出来る。また、アンテナをチャンバー内に収容できるのでスパッタ効率を向上できる。さらに、成膜対象の基板サイズに応じて、高周波アンテナ80の個数を増加させるとともに、ターゲットのサイズを大きくすることにより基板サイズが大きい場合でも、スパッタリング速度の向上を図ることが出来る。
U字形の高周波アンテナは巻数が1周未満の誘導結合アンテナに相当し、巻数が1周以上の誘導結合アンテナよりもインダクタンスが低いため、高周波アンテナの両端に発生する高周波電圧が低減され、生成するプラズマへの容量結合に伴うプラズマ電位の高周波揺動が抑制される。このため、対地電位へのプラズマ電位揺動に伴う過剰な電子損失が低減され、プラズマ電位が低減される。これにより、基板上での低イオンダメージの薄膜形成プロセスが可能となる。高周波アンテナ80を構成する金属製パイプ状導体は、スパッタリング装置10の使用時に水などの冷媒151をその内部に通過させることにより高周波アンテナ80を冷却する機能を有する。高周波アンテナ80の高さ方向の位置は、ターゲット60の表面近傍のプラズマ密度がより高くなるように、「U」の字の底部がターゲット60の上面が同程度の高さよりも数センチ程度高くなるように調整されている。なお、ターゲット60およびベース板14なども非常に高温になるため、好ましくは、高周波アンテナ80と同様に、冷媒151によって冷却される。
高周波アンテナ80の上端側の一部は、アンテナ固定ブロック182を貫通して、チャンバー11の内部側に突設されている。高周波アンテナ80の該突設部分は、石英などからなる誘電体の保護パイプ411により覆われている。
なお、マグネトロンスパッタ用磁石12によるターゲット60表面の水平磁束密度の最大値は、20乃至50mT(ミリテスラ)で、高周波誘導結合アンテナの支援がない場合の磁束密度(60乃至100mT)よりも低い磁束密度でも十分なプラズマを生成するこができる。
基板ステージ15は、基板ステージ15の下面に設けられた図示省略の爪状部材などによって基板74を保持することが出来る。基板74は、例えば、シリコンウエハなどにより構成される。
上記のように構成されたスパッタリング装置10は、ベース板14が設けられたチャンバー11に、スパッタガスと、酸素の反応性ガスと、水蒸気とを導入して当該カソードに設けられたアルミニウムのターゲット60をスパッタし、当該ターゲット60に対向する基板74上に酸化アルミニウムを成膜する。
<2.酸化アルミニウムの成膜過程について>
図3および図4は、実施形態に係る酸化アルミニウムの成膜方法による成膜の過程におけるより多く発生していると予測される現象を説明するための模式図である。
通常(高周波誘導結合プラズマによるプラズマ発生の支援がなされていない場合)の反応性マグネトロンスパッタリングによる酸化アルミニウム(Al)の成膜過程においては、チャンバー11内の酸素分圧が増加すると、ターゲット60の表面上での酸化反応が促進される。さらに酸素分圧を増加すると、その表面は、ほぼ、ストイキオメトリな酸化アルミニウム(Al)に覆われる。ストイキオメトリな酸化アルミニウムは硬度が高いためスパッタイールドが低下し、結果として成膜速度が低下する。
破線枠601〜603(図3)で囲まれた模式図は、実施形態に係る酸化アルミニウムの成膜方法、すなわち、高周波アンテナ80によって発生した高周波誘導結合プラズマによるプラズマ発生の支援がなされる反応性マグネトロンスパッタリングの際に発生していると予測される、酸化アルミニウム(Al)の成膜過程の一部をそれぞれ示している。なお、この場合も、通常の反応性マグネトロンスパッタリングにおける上述の生成過程も発生していると予測される。
高周波誘導結合プラズマによるプラズマ発生の支援がなされている本実施形態に係る酸化アルミニウムの成膜方法によれば、スパッタ電圧として負電圧の直流電圧、負電圧と正電圧とからなるパルス直流電圧、若しくは交流電圧の何れが印加されたとしても、高周波誘導結合プラズマの密度を十分に高めることができる。そして、処理室113内には、イオンに比べてラジカルが非常に多くなる。そして、酸素ラジカルが成膜対象の基板74表面に積極的に作用し、これにより、基板74表面におけるストイキオメトリな酸化アルミニウム(Al)の生成が促進される。このように、酸素ラジカルによる基板74表面の酸化が促進される結果(破線枠602内の模式図)、ターゲット表面では低い酸素の添加量でのスパッタ条件を選択できるため非ストイキオメトリな酸化アルミニウム(AlO)の状態でのスパッタが促進されターゲット表面は軟化される(破線枠601内の模式図)。つまり、ターゲット表面は、低い酸化度の軟化状態の酸化アルミニウムとなりスパッタイールドが上がる一方、ターゲットからスパッタされたAlO粒子は、増加した酸素ラジカルにより成膜対象基板の表面上または基板―ターゲット間の真空空間においてストイキオメトリな酸化アルミニウム(Al)に変化し、基板上に成膜される(破線枠602内の模式図)。従って、成膜対象の基板表面における酸化アルミニウムの成膜速度が、高周波誘導結合プラズマによるプラズマ発生の支援が無い通常の反応性マグネトロンスパッタリングに比べて高速化する。
なお、スパッタ電圧としてパルス直流電圧、若しくは交流電圧が印加される本実施形態に係る酸化アルミニウムの成膜方法によれば、負電圧と正電圧とからなる電圧がターゲットに印加される。負の直流電圧を印加した場合の効果に加えて、ターゲット表面への電子の引き込み効果によって、ターゲット表面における酸素ラジカルとスパッタガスのラジカルとによるターゲット表面の化学反応による軟化がさらに促進され、ターゲット表面からの非ストイキオメトリなAlOのスパッタがさらに促進される。これにより、ターゲットのスパッタイールドがさらに上がるとともに、ターゲット上で酸化膜の形成を抑制することができる。従って、スパッタ電圧としてパルス直流電圧、若しくは交流電圧が印加される本実施形態に係る酸化アルミニウムの成膜方法によれば、高周波誘導結合プラズマによるプラズマ発生の支援があり、かつスパッタ電圧として負の直流電圧が印加される本実施形態に係る酸化アルミニウムの成膜方法よりも成膜速度をさらに高速化することができる。
さらに、本実施形態に係る酸化アルミニウムの成膜方法によれば、プラズマ生成ガスとして、水蒸気が添加されるので、上述したように成膜速度を高速化できるだけでなく、水蒸気が添加されない場合に比べて少数キャリアのライフタイムを長くすることもできる。
具体的には、水蒸気が添加された場合には、酸素ラジカルによるターゲットの酸化の促進(図3の破線枠603内の模式図)に加えて、さらに、水蒸気に起因したOHラジカルによってターゲットの化学反応が起こる(図4の破線枠604内の模式図)と推察される。また、ターゲットからスパッタされたAlO粒子は、O(酸素)ラジカルによって成膜対象基板の表面上または基板―ターゲット間の真空空間においてストイキオメトリな酸化アルミニウム(Al)に変化し、さらに水蒸気に起因したOHラジカルによって化学反応を起こして基板上に成膜される(破線枠605内の模式図)と推察される。これにより、本実施形態に係る酸化アルミニウムの成膜方法によれば、成膜速度の高速化に加えて、キャリアライフタイムの向上をさらに図ることができていると推察される。
<3.スパッタリング装置の動作>
図5は、実施形態に係る酸化アルミニウムの成膜方法の手順を例示するフローチャートである。スパッタリング装置10は、マグネトロンスパッタ用磁石(永久磁石)12により、ターゲット60の近傍に静磁場が形成されている。
先ず、ターゲット60と基板74がゲート351からチャンバー11の処理室113に搬入される。そして、基板74が基板ステージ15に、取り付けられて、ゲート351が閉鎖される(ステップS110)。
次に、真空ポンプによりチャンバー11内を真空にした後、チャンバー11の処理室113が目標圧力(ガス分圧)になるように、Ar等の不活性ガスからなるスパッタガスと酸素の反応性ガスと、水蒸気とからなるプラズマ生成ガスが、プラズマ生成ガス導入部19によってチャンバー11内に導入される(ステップS120)。目標圧力としては、好ましくは、0.2Pa以上であり、かつ、7Pa以下の圧力が採用される。さらにより好ましくは、0.4Pa以上であり、かつ、2Pa以下の圧力が採用される。しかしながら、目標圧力は、これらの圧力に限定されず、より広範な圧力が採用されてもよい。
続いて、高周波電源161から高周波アンテナ80に高周波電力を投入(ステップS130)することにより、高周波アンテナ80の周囲に高周波誘導磁界を形成し、スパッタガスと反応性ガスとの高周波誘導結合プラズマを発生させるプラズマ発生処理が行われる。
そして、ベース板14とスパッタ用電源162によって、負電圧の直流電圧からなるスパッタ電圧、負電圧と正電圧とからなるパルス状のスパッタ電圧、若しくは交流のスパッタ電圧を印加(バイアスの印加)することで、スパッタ電圧印加処理が行われる(ステップS140)。これにより、基板74の表面に酸化アルミニウムの薄膜が形成される。パルス直流電圧と交流電圧の周波数としては、例えば、20〜100KHzが採用されるが、他の周波数が採用されてもよい。スパッタ電圧は、好ましくは、その負電圧の絶対値が100V以上であり、かつ、300V以下(負電圧が−100V以下であり、かつ、−300V以上)に制御され、さらにより好ましくは、150V以上であり、かつ、250V以下(負電圧が−150V以下であり、かつ、−250V以上)に制御される。しかしながら、スパッタ電圧の範囲は、これらの範囲内に限定されず、より広い範囲における電圧が採用されてもよい。
成膜が所定厚まで達する(または、所定時間経過する)と、スパッタ用電源162によるベース板14へのスパッタ電圧(バイアス)の印加が停止し(ステップS150)、高周波電源161から高周波アンテナ80への高周波電力の供給が停止される(ステップS160)。次に、ガスの供給が停止しされ(ステップS170)、ゲート351が解放されて、基板74がチャンバー11の処理室113から搬出される(ステップS180)。
以上のように説明した本実施形態に係る酸化アルミニウムの成膜方法によれば、第1のプラズマ発生ステップは、スパッタガスと酸素の反応性ガスと水蒸気とが導入された真空容器内に設けられ巻数が一周未満の導体からなる高周波アンテナを用いて、少なくとも第2のプラズマ発生ステップ中に真空容器内に高周波誘導結合プラズマを発生させる。そして、第2のプラズマ発生ステップにおいて、負電圧の直流電圧からなるスパッタ電圧、負電圧と正電圧とからなるパルス状のスパッタ電圧、若しくは交流のスパッタ電圧がターゲットに印加される。従って、酸素ラジカルと、OHラジカルと、スパッタガスのラジカルとの増加と、成膜対象基板上の酸化反応の促進、そして酸化したターゲット表面の軟化の総合的な効果により、成膜速度が高速化されるとともに、水蒸気の添加に起因して生成されるOHラジカルの成膜反応への寄与によってキャリアライフタイムが長くなる。これにより、p型シリコン基板のパッシべーション膜に好適な酸化アルミニウムを、成膜速度を上げつつ成膜できる。
また、以上のように説明した本実施形態に係る酸化アルミニウムの成膜方法によれば、スパッタ用電源162からの電圧出力は、定電圧制御される。定電圧制御を行えば、定電力制御を行う場合に比べて容易に酸化度を安定させることができる。これにより、酸化アルミニウムの成膜過程におけるアルミニウムのターゲット表面の酸化度を安定させて、より高品質なパッシべーション膜が成膜できる。
本発明は詳細に示され記述されたが、上記の記述は全ての態様において例示であって限定的ではない。したがって、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。例えば、高周波アンテナは、メンテナンス性能を向上させるため、そのU形状の中央部分の直線部分をアンテナ固定ブロック182から突設させることなく配置してもよいし、また、メンテナンス性とプラズマの生成能力のバランスから判断して、その直線部分の上側半分だけが、突設するように配置してもよい。
本実施形態に係る酸化アルミニウムの成膜方法、すなわち、高周波アンテナが発生した高周波誘導結合プラズマによってプラズマ発生の支援された反応性マグネトロンスパッタリングによって、水蒸気添加量(H2O Flow-rate)と、酸化アルミニウム薄膜が成膜されたシリコンウェハ(Si wafer)の実効キャリアライフタイム(Effective Minority Carrier Life-Time)との関係、および水蒸気添加量と、水蒸気の添加に起因したプラズマ発光強度比(Emission intensity-ratio)を測定して得た実験データを、図6にそれぞれ示す。プラズマ発光強度比としては、OH/Oと、H/Oとの2つのデータを示す。
図6は、スパッタ電圧として直流電圧を印加したときのデータである。
図6のデータ測定の成膜条件は、スパッタ電圧(直流電圧)がDC:―200V、チャンバー内圧力が0.5Paである。
図6に示された結果から、プラズマ生成ガスとして水蒸気を添加したときの本実施形態に係る酸化アルミニウムの成膜方法によれば、水蒸気添加量を増加させていくと、シリコンウェハの実効キャリアライフタイムが長くなることがわかる。
また、添加した水蒸気に起因したプラズマ発光強度比OH/Oも、水蒸気添加量を増加させていくと、増加することが分かる。これにより、水蒸気が実効キャリアライフタイムを向上させる成膜プロセスに寄与していると推察できる。一方、水素のプラズマ発光強度比H/Oは、水蒸気添加量にかかわらず、あまり増加していないことが分かる。これにより実効キャリアライフタイムの向上に関する水素の寄与は、限定的であると推察される。また、負電圧と正電圧とからなるパルス電圧を印加した場合のデータと、交流電圧を印加した場合のデータは示していないが、パルス直流電圧を印加した場合と同様な効果が得られる。
10 スパッタリング装置
11 チャンバー
12 マグネトロンスパッタ用磁石
14 ベース板(カソード)
15 基板ステージ
161 高周波電源
162 スパッタ用電源
19 プラズマ生成ガス導入部
24 ターゲット保持部
60 ターゲット(アルミニウムターゲット)
74 基板
80 高周波アンテナ
90 プラズマ発生部

Claims (7)

  1. 静磁場を形成するマグネトロンカソードが設けられた真空容器に、スパッタガスと、酸素の反応性ガスとを当該真空容器内の圧力が目標圧力になるように制御しつつ導入して当該カソードに設けられたアルミニウムターゲットをスパッタし、当該アルミニウムターゲットに対向するシリコン基板上に酸化膜を形成する酸化アルミニウムの成膜方法であって、
    前記スパッタガスと前記反応性ガスの導入に際して水蒸気を添加し、前記スパッタガスと前記反応性ガスと前記水蒸気とが導入された真空容器内にプラズマを発生させる第1のプラズマ発生ステップと、
    前記アルミニウムターゲットに負電圧、負電圧と正電圧とからなる直流パルス、および交流の何れか1つのスパッタ電圧を印加して、前記静磁場によりマグネトロンプラズマを発生させる第2のプラズマ発生ステップと、
    を備え、
    前記第1のプラズマ発生ステップは、前記真空容器内に設けられ巻数が一周未満の導体からなる高周波アンテナを用いて、少なくとも前記第2のプラズマ発生ステップ中に高周波誘導結合プラズマを発生させるステップである酸化アルミニウムの成膜方法。
  2. 請求項1に記載の酸化アルミニウムの成膜方法において、前記スパッタ電圧を定電圧制御する酸化アルミニウムの成膜方法。
  3. 請求項2に記載の酸化アルミニウムの成膜方法において、前記スパッタ電圧は負電圧であり、前記酸化アルミニウムは、太陽電池シリコン基板のパッシベーション膜に用いられる、酸化アルミニウムの成膜方法。
  4. 請求項1または請求項2に記載の酸化アルミニウムの成膜方法において、前記目標圧力が0.2Pa以上であり、かつ、7Pa以下である酸化アルミニウムの成膜方法。
  5. 請求項4に記載の酸化アルミニウムの成膜方法において、前記目標圧力が0.4Pa以上であり、かつ、2Pa以下である酸化アルミニウムの成膜方法。
  6. 請求項2または請求項3に記載の酸化アルミニウムの成膜方法において、前記スパッタ電圧の負電圧の絶対値が100V以上であり、かつ、300V以下である酸化アルミニウムの成膜方法。
  7. 請求項6に記載の酸化アルミニウムの成膜方法において、前記スパッタ電圧の負電圧の絶対値が150V以上であり、かつ、250V以下である酸化アルミニウムの成膜方法。
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