JP2014140265A - 車両用電源制御システム - Google Patents

車両用電源制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014140265A
JP2014140265A JP2013008111A JP2013008111A JP2014140265A JP 2014140265 A JP2014140265 A JP 2014140265A JP 2013008111 A JP2013008111 A JP 2013008111A JP 2013008111 A JP2013008111 A JP 2013008111A JP 2014140265 A JP2014140265 A JP 2014140265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
voltage
power supply
battery
electric pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013008111A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5900361B2 (ja
Inventor
Yumi Shono
由美 正野
Hirotaka Kamijiyou
弘貴 上條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2013008111A priority Critical patent/JP5900361B2/ja
Publication of JP2014140265A publication Critical patent/JP2014140265A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5900361B2 publication Critical patent/JP5900361B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】本明細書は、出力電圧の異なる2個のバッテリと、高電圧のバッテリの出力を降圧して低電圧のバッテリの電源系へ供給する降圧コンバータを備える電源制御システムに関し、降圧コンバータにおける変換ロスを低減する。
【解決手段】電源制御システム2は、メインバッテリ3、補機バッテリ4、降圧コンバータ12、第1冷却器20の電動ポンプ26を備える。冷却器コントローラ25は、冷却対象の温度に応じて電動ポンプ26の目標出力を決定する。降圧コンバータ12を制御する電源コントローラ15は、次の処理を実行する。電動ポンプ26の目標出力がポンプ最大出力未満の場合は、補機バッテリ4の出力電圧が既定の第1目標電圧に一致するように降圧コンバータ12をフィードバック制御する。他方、目標出力がポンプ最大出力である場合は、降圧コンバータ12を、第1目標電圧よりも高い一定電圧を出力電圧の指令値とするオープンループ制御に切り換える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用の電源制御システムに関する。特に、出力電圧の異なる2個のバッテリを搭載した車両において、低電圧系の電源制御に関する。
出力電圧の異なる2個のバッテリを搭載した車両が知られている。典型的には、多くの電気自動車が2個のバッテリを搭載している。一つは、走行用モータを駆動するための電力を蓄えるバッテリであり、他の一つは、電子デバイスやルームランプ、カーナビなど、走行用モータよりも駆動電圧が低いデバイスに電力を供給するためのバッテリである。本明細書では、前者を第1バッテリと称し、後者を第2バッテリと称することがある。あるいは、より具体的に、前者をメインバッテリと称し、後者を補機バッテリと称することがある。また、電子デバイスやルームランプ、カーナビなど、走行用モータよりも駆動電圧が低いデバイス群を「補機」と総称することがある。
従来のエンジン車は、上記の補機バッテリに相当する1個のバッテリを搭載しており、エンジンに連動するオルタネータでそのバッテリを充電する。出力電圧の異なる2個のバッテリを搭載した車両では、オルタネータではなく、メインバッテリの電圧を降圧して補機バッテリを充電するシステムが採用されることがある。あるいは、補機バッテリの出力電力では補機を駆動するのに十分でない場合には、メインバッテリの電圧を降圧して補機に供給することがある。そのような電源制御システムでは、メインバッテリの電圧を降圧して補機バッテリを電源とする電力線に電力を供給する降圧コンバータを備える。出力電圧の異なる2個のバッテリと上記の降圧コンバータを備えた電源制御システムの例が特許文献1と2に開示されている。なお、特許文献1の技術は電気自動車に限定してはいないが、開示された技術は電気自動車に好適なものである。
特許文献1の技術は、降圧コンバータが電圧を降圧する際に生じる損失(変換ロス)を抑制することを目的としている。特許文献1の技術は次の通りである。降圧コンバータのコントローラは、補機バッテリを電源とする電力線の電圧変動に影響を与える大負荷の補機の動作前には降圧コンバータの出力電圧を第1電圧に設定し、動作後には、降圧コンバータの出力電圧を第1電圧よりも低い第2電圧に変更する。
また、特許文献2は、補機バッテリの電力線に接続される補機の負荷変動に応じて降圧コンバータの出力電圧を調整し、補機バッテリの過充電や過放電を抑制する技術を開示する。
特開2006−298240号公報 特開2004−320877号公報
本明細書が開示する技術も、出力の異なる2個のバッテリ(メインバッテリと補機バッテリ)と、メインバッテリの出力電圧を降圧して補機バッテリを電源とする電力線に電力を供給する降圧コンバータを備えた車両用の電源制御システムに関する。本明細書が開示する技術は、負荷変動の大きい冷媒循環用の電動ポンプに着目し、電動ポンプと連動して降圧コンバータの出力を調整する。本明細書が開示する技術は、降圧コンバータの出力を抑制してメインバッテリの消費を抑制することと、負荷変動の大きい電動ポンプを動作させるだけの電力供給を確保することの両立を図ることを目的とする。
補機バッテリを電源とする電力線には様々な補機が接続される。従来は、それら複数の補機に起因する負荷変動に耐え得るように、降圧コンバータは出力電圧が一定となるように制御されていた。本明細書が開示する電源制御システムでは、出力電圧が一定となるように降圧コンバータを制御するのではなく、補機バッテリの出力電圧が予め定められた目標電圧となるように降圧コンバータをフィードバック制御する。そうすることで、余剰な電力をメインバッテリから補機バッテリへ供給することを防止するとともに、降圧コンバータの変換ロスを低減する(降圧コンバータの出力電圧を抑制することで、変換ロスも小さくなる)。なお、補機バッテリの電圧は、補機バッテリの残量(SOC:State Of Charge)と一意の関係にあるため、「補機バッテリの出力電圧が予め定められた目標電圧となるように降圧コンバータをフィードバック制御する」ことは、補機バッテリの残量が予め定められた目標残量となるように降圧コンバータをフィードバック制御することと等価であることに留意されたい。また、以下では、降圧コンバータを制御するデバイスを電源コントローラと称する。
他方、車両は発熱するデバイスを冷却する冷却器を備えており、冷媒を循環させる電動ポンプを制御するコントローラ(冷却器コントローラ)は、補機バッテリの電圧(あるいは補機バッテリの残量)に関わらず、冷却対象の温度に依存して冷媒流量、即ち電動ポンプの出力(目標出力)を決定する。そこで、電源コントローラは、冷却器コントローラが決定した電動ポンプの目標出力がポンプ最大出力の場合は、降圧コンバータを、目標電圧よりも高い一定電圧を出力電圧の指令値(目標出力電圧)とするオープンループ制御に切り換える。なお、ポンプ最大出力とは、複数の異なる目標出力のうち、最も高い目標出力のことをいう。また、ポンプ最大出力の大きさは、予め定められている。
こうして、電動ポンプがポンプ最大出力未満で動作させる場合には降圧コンバータの出力を抑制して省エネルギを図るとともに、電動ポンプをポンプ最大出力で動作させる場合には、ポンプ最大出力を実現できるだけの電力供給を確保する。
なお、より汎用的に、上記の「メインバッテリ」は「第1バッテリ」に、上記の「補機バッテリ」は「出力電圧が第1バッテリよりも低い第2バッテリ」と表現することができる。また、より好ましくは、電源コントローラは、冷却器コントローラが決定した電動ポンプの目標出力がポンプ最大出力であり、かつ、第2バッテリの出力電圧が予め定められた下限電圧以下の場合に、上記したフィードバック制御からオープンループ制御に切り換えるのがよい。第2バッテリに余力がある場合には、フィードバック制御で降圧コンバータの出力を抑制する方が、降圧コンバータの変換ロスを抑制できるからである。なお、「第2バッテリに余力がある」とは、第2バッテリの残量が所定の閾値よりも高いことを意味する。また、このことは、第2バッテリの出力電圧が所定の閾値よりも高いことと等価である。なぜならば、バッテリの出力電圧と残量は一意の関係にあるからである。
上記の制御は、第2バッテリ(補機バッテリ)の余力に基づいて降圧コンバータの制御を切り換えるものである。これとは別に、電動ポンプがポンプ最大出力を維持するために必要な電圧に基づいて降圧コンバータの制御を切り換えることも好適である。そのような制御切り換え処理は、次の構成で実現することができる。即ち、電源制御システムは、さらに、電動ポンプに流れる電流を計測する電流センサを備え、電源コントローラは、次の処理を実行する。電源コントローラは、電動ポンプの実際の出力がポンプ最大出力に等しい場合における電流センサの計測値から、電動ポンプ(の出力)をポンプ最大出力に維持するのに必要な電圧を決定する。そのような電圧を以下、「要求電圧」と称する。次いで、電源コントローラは、第2バッテリの出力電圧が、算出された要求電圧以下の場合にフィードバック制御からオープンループ制御に切り換える。
補機バッテリを電源とする電力線には、他にも複数のデバイス(補機群)が接続されており、それらの補機群の駆動を確保することも重要である。そこで、さらに好ましくは、電源コントローラは、補機バッテリを電源とする電力線に接続されている他の複数のデバイスの夫々について、そのデバイスを駆動するのに必要な電圧(要求電圧)を算出し、電動ポンプの要求電圧と複数のデバイスの夫々の要求電圧のうち、最も高い要求電圧よりも補機バッテリの出力電圧が低い場合にフィードバック制御からオープンループ制御に切り換えるのがよい。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「実施例」にて説明する。
実施例の電源制御システムのブロック図である。 電動ポンプの目標出力を説明するグラフである。 電源コントローラが実行する電源制御のフローチャート図である。 電源制御の第1変形例のフローチャート図である。 電源制御の第2変形例のフローチャート図である。 電源制御の第3変形例のフローチャート図である。
図面を参照して実施例の電源制御システム2を説明する。図1に、電源制御システム2のブロック図を示す。本実施例の電源制御システム2は、電気自動車に搭載される。その電気自動車は、走行用のモータ5で走行する。モータ5を駆動するための主なデバイスは、メインバッテリ3と、パワーコントロールユニット10である。以下、パワーコントロールユニット10を略してPCU10(PCU:Power Control Unit)と称する。
PCU10は、メインバッテリ3の直流電力をモータ5の駆動に適した交流電力に変換するデバイスである。PCU10には、メインバッテリ3の電圧を昇圧する昇圧コンバータ13と、昇圧された直流電力を交流に変換するインバータ14が組み込まれている。メインバッテリ3の出力電圧は例えば300ボルトであり、昇圧コンバータ13は、その300ボルトを600ボルトに昇圧する。電圧が高い方が、損失が小さくなる。
PCU10には、また、メインバッテリ3の電圧を降圧して補機電源系40(後述)に電力を供給する降圧コンバータ12が含まれている。昇圧コンバータ13、インバータ14、及び、降圧コンバータ12は、内部に複数のスイッチング素子を備えており、それらのスイッチング動作によりその特性、即ち、出力が決まる。スイッチング素子は、IGBTなどのトランジスタであり、そのゲートに供給されるPWM信号のデューティ比が、スイッチング素子への指令に相当する。
昇圧コンバータ13、インバータ14、及び、降圧コンバータ12は、電源コントローラ15が制御する。なお、電源コントローラ15もPCU10の内部デバイスの一つである。走行用モータ5の目標出力は、車速やアクセル開度などの情報に基づいて、上位のコントローラ(不図示)が決定する。電源コントローラ15は、上位のコントローラからの指令を受け、決定された目標出力に応じて、昇圧コンバータ13とインバータ14のスイッチング素子を制御するためのPWM信号を生成する。また、電源コントローラ15は、補機バッテリ4(後述)の出力電圧に基づいて、降圧コンバータ12のスイッチング素子を制御するためのPWM信号を生成する。降圧コンバータ12の制御については後に詳しく説明する。
電気自動車は、主としてメインバッテリ3とPCU10とモータ5で構成される駆動電源系の他に、補機電源系40を備える。補機とは、モータ5の定格電圧(本実施例では600ボルト)よりも低い駆動電圧を有するデバイス群の総称である。例えば、電動ポンプ26、カーナビゲーション43、パワーウインドウ44などが「補機」に属する。なお、電源制御システム2は、電動ポンプ26に流れる電流を計測する電流センサ52を備える。
補機電源系40は、補機バッテリ4と、補機群(電動ポンプ26、カーナビゲーション43、パワーウインドウ44など)で構成される。補機バッテリ4と補機群は、電力線42で接続されている。補機バッテリ4は、メインバッテリ3よりも出力電圧が低い。補機バッテリ4の出力電圧は、典型的には12ボルトあるいは24ボルトであり、メインバッテリ3の出力電圧(300ボルト)よりも一桁低い。補機バッテリ4には、その電圧を計測する電圧センサ53が取り付けられている。電圧センサ53の計測結果は電源コントローラ15に送られる。図1において丸付き符号の1が付された破線が、電圧センサ53から電源コントローラ15にセンサデータを送信する信号線を表している。図1では、その他にも、矢印が付された破線は信号線を表している。
他方、電気自動車のモータ5は大出力であるため発熱が大きい。モータ5に電力を供給するPCU10も発熱量が大きい。そこで電気自動車は、主としてPCU10を冷却する第1冷却器20と、主としてモータ5を冷却する第2冷却器30を備えている。それらの冷却器について説明する。
第1冷却器20は、ラジエータ21、熱交換器23、PCU10とラジエータ21と熱交換器23に通じている冷媒管22と、冷媒を循環させる電動ポンプ26を備える。前述したように、電動ポンプ26は補機群に属し、補機バッテリ4を電源とする電力線42から電力供給を受けて動作する。また、冷媒管22には、内部の冷媒の温度を計測する温度センサ24が備えられている。第1冷却器20の冷媒は、LLC(Long Life Coolant)であり、具体的には、不凍液であるが、場合によっては水であってもよい。
第2冷却器30は、オイルを冷媒とする冷却器であり、モータ5、熱交換器23、オイルクーラ32(ラジエータ)、及び、ポンプ33の間でオイルを通す冷媒管31と、ポンプ33を備える。ポンプ33は機械式であり、モータ5の回転力で動作する。また、第2冷却器30では、主としてオイルクーラ32でオイルの温度を下げるが、第1冷却器20の冷媒によって補助的にオイルの温度を下げる。熱交換器23が、第2冷却器30の冷媒であるオイルから第1冷却器20の冷媒であるLLCへ熱を伝達させてオイルの温度を下げる。第2冷却器30は、モータ5の温度を計測する温度センサ34も備える。
第1冷却器20と第2冷却器30は、冷却器コントローラ25によって制御される。具体的には、冷却器コントローラ25は、第1冷却器20の冷媒温度に基づいて電動ポンプ26の目標出力を決定する。第1冷却器20の冷媒温度は、冷媒管22に取り付けられた温度センサ24で計測される。
電動ポンプ26は、デューティ比制御方式であり、冷却器コントローラ25が、電動ポンプ26に与えるデューティ比を、冷媒温度に基づいて決定する。このデューティ比が、電動ポンプ26の目標出力に対応する。図2に、冷媒温度と電動ポンプ26への出力指令(即ち目標出力)に相当するデューティ比の関係の一例を示す。冷却器コントローラ25は、冷媒温度が上昇するに伴い、電動ポンプ26を駆動するデューティ比を高める。具体的には、冷媒温度がT1未満のときにはデューティ比はゼロ、即ち、電動ポンプ26は停止させる。冷却器コントローラ25は、冷媒温度がT1以上T2未満のときにはデューティ比をD1に設定する。冷媒温度がT2以上T3未満の場合にはデューティ比をD1よりも大きいD2に設定する。冷媒温度がT3以上T4未満の場合にはデューティ比をD2よりも大きいD3に設定する。冷媒温度がT4以上の場合にはデューティ比をD3よりも大きいD4に設定する。別言すれば、冷却器コントローラ25は、冷媒温度に応じて電動ポンプ26の目標出力を決定する。図3の例では、デューティ比D4が、複数の異なる目標出力のうちの最大出力、即ち、ポンプ最大出力に相当する。
なお、冷却器コントローラ25は、温度センサ34によりモータ5の温度をモニタしており、モータ5の温度が所定の閾値を超えた場合も、電動ポンプ26の目標出力を高める。電動ポンプ26の目標出力を高めて、熱交換器23を通る冷媒の流量を増やすことによって、第2冷却器30の冷媒(オイル)の温度を下げることができる。
冷却器コントローラ25は、冷媒温度に応じて電動ポンプ26の目標出力を決定するが、電動ポンプ26に供給される電力が十分でないと、決定された目標出力を実現できない。前述したように、電動ポンプ26は、補機電源系40の電力線42から電力の供給を受けて動作する。電動ポンプ26の消費電力は大きいため、電動ポンプ26を高出力で駆動するには、補機電源系40が、対応する十分な電力を供給可能でなくてはならない。次に、補機電源系40について詳しく説明する。
前述したように、駆動電源系の降圧コンバータ12は、メインバッテリ3の電力を使って補機電源系40の電力線42に電力を供給する。補機バッテリ4の残量(SOC:State Of Charge)と補機バッテリ4の出力電圧には一意の関係がある。それゆえ、補機バッテリ4の残量が少ないと、補機バッテリ4の出力電圧が下がる。補機バッテリ4の出力電圧が降圧コンバータ12の出力電圧よりも下がると、補機バッテリ4は降圧コンバータ12から電力の供給を受けて充電する。また、補機バッテリ4の出力電圧が十分に高くない場合には、降圧コンバータ12の出力は、補機群(電動ポンプ26、カーナビゲーション43、パワーウインドウ44など)にも供給される。従って、降圧コンバータ12の制御が補機電源系40では重要となる。従来は、電動ポンプ26の目標出力がポンプ最大出力の場合であっても十分対応できるように、降圧コンバータ12の出力電圧が設定されていた。しかし、従来は、電動ポンプ26の目標出力がポンプ最大出力未満の場合であっても降圧コンバータ12の出力は一定であったため、余分な電力がメインバッテリ3から補機電源系へ流れていた。また、降圧コンバータ12で生じる変換ロスも大きい。
そこで、本実施例の電源制御システム2では、降圧コンバータ12を次の通り制御する。即ち、冷却器コントローラ25が決定した電動ポンプ26の目標出力が予め定められたポンプ最大出力未満の場合は、電源コントローラ15は、補機バッテリ4の出力電圧が予め定められた目標電圧(第1目標電圧)に一致するように降圧コンバータ12をフィードバック制御する。第1目標電圧は、電動ポンプ26の目標出力がポンプ最大出力の場合に供給電力が不足する虞のある値に設定してよい。電動ポンプ26の目標出力がポンプ最大出力未満の場合には降圧コンバータ12の出力を抑制し、メインバッテリ3の電力消費を抑える。なお、補機バッテリ4の出力電圧は、電圧センサ53で計測され、電源コントローラ15に送られる。
他方、電源コントローラ15は、電動ポンプ26の目標出力がポンプ最大出力の場合には、降圧コンバータ12に所定の一定の目標電圧(第2目標電圧)を指令値として与えるオープンループ制御に切り換える。このときの目標電圧(第2目標電圧)は、前述した第1目標電圧よりも高い値に設定されている。即ち、電源コントローラ15は、電動ポンプ26の目標出力がポンプ最大出力の場合には、補機バッテリ4の出力電圧に関わらず、降圧コンバータ12に、一定の目標電圧(第2目標電圧)を出力させる。こうして、電動ポンプ26が最大ポンプ出力を達成できるだけの電力を確保する。
上記の処理を、図3のフローチャートに従って説明する。電源コントローラ15は、冷却器コントローラ25から、電動ポンプ26の目標出力のデータを常に受信し、これをモニタしている。そして、電動ポンプ26の目標出力がポンプ最大出力未満の場合(S2:NO)には、電源コントローラ15は、補機バッテリ4の出力電圧が第1目標電圧に一致するように降圧コンバータ12をフィードバック制御する(S4)。他方、電動ポンプ26の目標出力がポンプ最大出力である場合(S2:YES)には、電源コントローラ15は、降圧コンバータ12に対して第2目標電圧を指令し、オープンループ制御に切り換える(S3)。ここで、第2目標電圧は第1目標電圧よりも高い。図3のフローチャートの処理は、制御周期毎に繰り返される。
次に、電源コントローラ15が実行する処理の第1変形例を説明する。第1変形例の処理のフローチャートを図4に示す。この変形例では、ステップS12、S13、及び、S14の処理は、それぞれ、図3のステップS2、S3、及び、S4の処理と同じである。この変形例では、ステップS15の処理が加わっていることが、図3の処理と異なっている。この変形例では、電源コントローラ15は、電動ポンプ26の目標出力がポンプ最大出力であり(S12:YES)、かつ、補機バッテリ4の出力電圧が予め定められた下限値以下の場合(S15:YES)に、降圧コンバータ12をフィードバック制御からオープンループ制御に切り換える(S13)。ステップS12あるいはS15のいずれかの条件が成立しない場合(S12:NO、あるいは、S15:NO)には、電源コントローラ15は降圧コンバータ12をフィードバック制御する(S14)。
図4の処理では、補機バッテリ4の出力電圧が下限値よりも高い場合、即ち、補機バッテリ4の残量(SOC)が十分に高い場合には、補機バッテリ4が蓄える電力で電動ポンプ26をポンプ最大出力で駆動することができるので、降圧コンバータ12の出力を高めない。即ち、電源コントローラ15は、降圧コンバータ12に対して、補機バッテリ4の出力電圧を第1目標電圧に一致させるフィードバック制御を維持する。補機バッテリ4の出力電圧が下限値よりも低い場合、即ち、補機バッテリ4の残量(SOC)が、電動ポンプ26をポンプ最大出力で駆動するのに十分でない場合に、電源コントローラ15は、降圧コンバータ12の出力を高める。なお、補機バッテリ4の出力電圧の下限値は、フィードバック制御における目標電圧(第1目標電圧)よりも高い値に設定される。この場合、補機バッテリ4の残量が比較的に高く、フィードバック制御において降圧コンバータ12が出力ゼロとなる。
さらに電源コントローラ15が実行する処理の第2の変形例を説明する。第2変形例の処理のフローチャートを図5に示す。この変形例では、ステップS22、S23、及び、S24の処理は、それぞれ、図3のステップS2、S3、及び、S4の処理と同じである。この変形例では、ステップS25〜S27の処理が加わっていることが、図3の処理と異なっている。この変形例では、電源コントローラ15は、電動ポンプ26の目標出力がポンプ最大出力の場合(S22:YES)、電流センサ52で電動ポンプ26に実際に流れている電流をモニタする(S25)。そして、モニタした電流値から、電動ポンプ26の出力をポンプ最大出力に維持するのに必要な電圧(要求電圧)を算出する(S26)。そして、電源コントローラ15は、補機バッテリ4の出力電圧が算出した要求電圧よりも低い場合には(S27:YES)、降圧コンバータ12をオープンループ制御に切り換える(S23)。なお、電動ポンプ26の目標出力がポンプ最大出力よりも低い場合(S22:NO)、あるいは、補機バッテリ4の出力電圧が要求電圧よりも高い場合(S27:NO)、電源コントローラ15は、フィードバック制御を維持する(S24)。
ここで、要求電圧は、[要求電圧]=[第1目標電圧]+[電動ポンプに流れる電流]×[降圧コンバータから電動ポンプまでの電流経路の配線抵抗]で求まる。ここで、[電動ポンプに流れる電流]×[降圧コンバータから電動ポンプまでの電流経路の配線抵抗]の値は、降圧コンバータ12から電動ポンプ26までの配線における電圧降下分に相当する。即ち、この変形例では、補機バッテリ4の出力が第1目標電圧に一致するように降圧コンバータ12をフィードバック制御したのでは、配線の電圧降下によって、電動ポンプ26がポンプ最大出力を実現できない場合に、電源コントローラ15は降圧コンバータ12をオープンループ制御し、十分な電力を電動ポンプ26に供給する。
さらに第3の変形例を説明する。この変形例における処理のフローチャートを図6に示す。この変形例では、ステップS32、S33、及び、S34の処理は、それぞれ、図3のステップS2、S3、及び、S4の処理と同じである。また、ステップS35、S36の処理は、図5のステップS25、S26の処理と同じである。従ってこの変形例では、ステップS37〜S38の処理が加わっていることが、図5の処理と異なっている。この変形例では、電源コントローラ15は、電動ポンプ26の目標出力がポンプ最大出力の場合(S32:YES)、電流センサ52で電動ポンプ26に実際に流れている電流をモニタする(S35)。そして、モニタした電流値から、電動ポンプ26の出力をポンプ最大出力に維持するのに必要な電圧(要求電圧)を算出する(S36)。ここまでの処理は、図5の処理と同じである。
次に、電源コントローラ15は、補機電源系40(電力線42)に接続されている他の補機についても、それらを駆動するのに必要な電圧(補機の要求電圧)を算出する。なお、補機の要求電圧は、予め電源コントローラ15が記憶していてもよい。その場合、電源コントローラ15は、補機が駆動しているか否かをモニタし、補機が駆動していれば、その補機の要求電圧をメモリから呼び出せばよい。あるいは、電動ポンプ26と同様に、補機の駆動電圧(即ち要求電圧)が状態に応じて複数段階で変化し得る場合には、電源コントローラ15は、その補機から要求電圧のデータを取得してもよい。なお、図1において、補機43、44から伸びている破線(丸付き数字の「3」が示す破線)が、補機から電源コントローラ15に情報を伝える信号線を表している。
そして、電源コントローラ15は、補機バッテリ4の出力電圧が、電動ポンプ26を含む補機群のいずれかの要求電圧よりも低い場合には(S38:YES)、降圧コンバータ12をオープンループ制御に切り換える(S33)。なお、電動ポンプ26の目標出力がポンプ最大出力よりも低い場合(S32:NO)、あるいは、補機バッテリ4の出力電圧がいずれの補機の要求電圧よりも高い場合(S38:NO)、電源コントローラ15は、降圧コンバータ12のフィードバック制御を維持する(S34)。
この変形例では、補機バッテリ4の残量(即ち補機バッテリ4の出力電圧)が、電動ポンプ26だけでなく他の補機を駆動するのにも十分である場合(ステップS38:NO)には、降圧コンバータ12のフィードバック制御を維持する。この変形例は、図5に示した処理を、電動ポンプ26だけでなく他の補機にも拡張した態様に相当する。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。実施例、及び、いずれの変形例でも、降圧コンバータ12の制御をオープンループ制御に切り換えるのは、電動ポンプ26の目標出力がポンプ最大出力の場合である。これは次の理由による。電動ポンプ26の目標出力がポンプ最大出力よりも小さく、かつ、補機電源系40の供給電力が、その目標出力を実現するのに十分でない場合、電動ポンプ26は、決定された目標出力を達成できない。その場合、冷却能力が不足し、冷媒温度が上昇する。そうすると、冷却器コントローラ25は、先に設定した目標出力では不十分と判断し、目標出力を高める。そのような処理が続くと、電動ポンプ26の目標出力はポンプ最大出力まで高められることになる。そうすると、図3〜図6に示したフローチャートの処理におけるステップS2(あるいはS12、S22、S32)の分岐判断がYESとなる。
本明細書が開示した技術は、出力の異なる2個のバッテリと、高出力のバッテリから低出力のバッテリへ電力を供給する降圧コンバータを備える電源制御システムに好適である。そのような電源制御システムは、電気自動車に搭載されることが多い。なお、本明細書における「電気自動車」には、走行用にモータとともにエンジンを備えるハイブリッド車、及び、燃料電池車を含むことに留意されたい。
メインバッテリ3が第1バッテリの一例に相当し、補機バッテリ4が第2バッテリの一例に相当する。第1冷却器20の冷却対象はPCU10であるが、第1冷却器10では、そのPCU10の温度の推定値として、冷媒の温度を用いる。従って冷媒管22に備えられた温度センサ24は、実際には冷媒の温度を計測するものであるが、技術的な意義としては、冷却対象であるPCU10の温度を計測する点に留意されたい。
実施例では「以下」、「未満」、「以上」などの用語を使ったが、「以下」と「未満」は入れ替えてもよいし、「以上」は、「を超える」に置き換えてもよい。「以下」であるか「未満」であるかの相違、あるいは、「以上」であるか「を超える」であるかの相違は重要ではない。本明細書が開示する技術においては、所定の値を境として、制御が切り換わることが重要であることに留意されたい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:電源制御システム
3:メインバッテリ
4:補機バッテリ
5:モータ
10:パワーコントロールユニット
12:降圧コンバータ
13:昇圧コンバータ
14:インバータ
15:電源コントローラ
20:第1冷却器
21:ラジエータ
22:冷媒管
23:熱交換器
24:温度センサ
25:冷却器コントローラ
26:電動ポンプ
30:第2冷却器
31:冷媒管
32:オイルクーラ
33:ポンプ
34:温度センサ
40:補機電源系
42:電力線
43:カーナビゲーション(補機)
44:パワーウインドウ(補機)
52:電流センサ
53:電圧センサ

Claims (4)

  1. 第1バッテリと、
    出力電圧が第1バッテリよりも低い第2バッテリと、
    第2バッテリを電源とする電力線から電力の供給を受けて冷却器の冷媒を循環させる電動ポンプと、
    第1バッテリの電圧を降圧して前記電力線に電力を供給する降圧コンバータと、
    冷却対象の温度に応じて電動ポンプの目標出力を決定する冷却器コントローラと、
    降圧コンバータを制御する電源コントローラと、
    を備えており、電源コントローラは、
    冷却器コントローラが決定した電動ポンプの目標出力が予め定められたポンプ最大出力未満の場合は、第2バッテリの出力電圧が予め定められた目標電圧に一致するように降圧コンバータをフィードバック制御し、
    冷却器コントローラが決定した電動ポンプの目標出力がポンプ最大出力である場合は、降圧コンバータを、前記目標電圧よりも高い一定電圧を出力電圧の指令値とするオープンループ制御に切り換える、
    ことを特徴とする車両用の電源制御システム。
  2. 電源コントローラは、冷却器コントローラが決定した電動ポンプの目標出力がポンプ最大出力であり、かつ、第2バッテリの出力電圧が予め定められた下限電圧以下の場合に、前記フィードバック制御から前記オープンループ制御に切り換えることを特徴とする請求項1に記載の電源制御システム。
  3. 前記電動ポンプに流れる電流を計測する電流センサをさらに備えており、
    電源コントローラは、電流センサの計測値から、電動ポンプをポンプ最大出力に維持するのに必要な要求電圧を決定し、第2バッテリの出力電圧が前記要求電圧以下の場合に前記フィードバック制御から前記オープンループ制御に切り換えることを特徴とする請求項1に記載の電源制御システム。
  4. 電源コントローラは、第2バッテリを電源とする前記電力線に接続されている他の複数のデバイスの夫々について、当該デバイスを駆動するのに必要な要求電圧を算出し、電動ポンプの要求電圧と複数のデバイスの夫々の要求電圧のうち、最も高い要求電圧よりも第2バッテリの出力電圧が低い場合に前記フィードバック制御から前記オープンループ制御に切り換えることを特徴とする請求項3に記載の電源制御システム。
JP2013008111A 2013-01-21 2013-01-21 車両用電源制御システム Active JP5900361B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013008111A JP5900361B2 (ja) 2013-01-21 2013-01-21 車両用電源制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013008111A JP5900361B2 (ja) 2013-01-21 2013-01-21 車両用電源制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014140265A true JP2014140265A (ja) 2014-07-31
JP5900361B2 JP5900361B2 (ja) 2016-04-06

Family

ID=51416685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013008111A Active JP5900361B2 (ja) 2013-01-21 2013-01-21 車両用電源制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5900361B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018114833A (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 日野自動車株式会社 電動車両用冷却装置
WO2019044260A1 (ja) * 2017-08-30 2019-03-07 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト 車両用温度管理装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004047538A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Mitsubishi Electric Corp スイッチング電源装置、レーザ電源装置及びレーザ装置並びにレーザ電源装置の制御方法
JP2004137984A (ja) * 2002-10-18 2004-05-13 Toyota Motor Corp 車載器機の昇温装置
JP2006161836A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Honda Motor Co Ltd 油圧供給装置
JP2007168728A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Toyota Motor Corp ハイブリッド自動車
WO2008010382A1 (fr) * 2006-07-18 2008-01-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Système d'alimentation électrique, véhicule l'utilisant, procédé de commande d'augmentation de température d'accumulateur et support d'enregistrement lisible par ordinateur contenant un programme pour amener un ordinateur à exécuter la commande d'augmentation de la températur
JP2008215094A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Toyota Motor Corp 内燃機関の冷却装置
JP2010068623A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Toyota Motor Corp 電源システムおよびそれを備えた車両
JP2012029344A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Mitsubishi Motors Corp 車両の冷却装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004047538A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Mitsubishi Electric Corp スイッチング電源装置、レーザ電源装置及びレーザ装置並びにレーザ電源装置の制御方法
JP2004137984A (ja) * 2002-10-18 2004-05-13 Toyota Motor Corp 車載器機の昇温装置
JP2006161836A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Honda Motor Co Ltd 油圧供給装置
JP2007168728A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Toyota Motor Corp ハイブリッド自動車
US20100224429A1 (en) * 2005-12-26 2010-09-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hybrid vehicle
WO2008010382A1 (fr) * 2006-07-18 2008-01-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Système d'alimentation électrique, véhicule l'utilisant, procédé de commande d'augmentation de température d'accumulateur et support d'enregistrement lisible par ordinateur contenant un programme pour amener un ordinateur à exécuter la commande d'augmentation de la températur
JP2008215094A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Toyota Motor Corp 内燃機関の冷却装置
US20100083916A1 (en) * 2007-02-28 2010-04-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cooling apparatus and cooling method for internal combustion engine
JP2010068623A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Toyota Motor Corp 電源システムおよびそれを備えた車両
JP2012029344A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Mitsubishi Motors Corp 車両の冷却装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018114833A (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 日野自動車株式会社 電動車両用冷却装置
WO2019044260A1 (ja) * 2017-08-30 2019-03-07 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト 車両用温度管理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5900361B2 (ja) 2016-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102493179B1 (ko) 다중 소스 에너지 저장 시스템, 및 에너지 관리 및 제어 방법
US8227935B2 (en) Hybrid power supply device
CN109693558B (zh) 燃料电池车
JP5325983B2 (ja) Dc/dc電力変換装置
US9174629B2 (en) Vehicle
EP2051358A1 (en) Power converter and controller using such power converter for electric rolling stock
US9868358B2 (en) Power conversion system suppressing reduction in conversion efficiency
JP2008060047A (ja) 電源システムおよびそれを備えた車両、蓄電装置の昇温制御方法、ならびに蓄電装置の昇温制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2003219566A (ja) ハイブリッド電源システム
JP2008054477A (ja) 電力変換装置
CN108099691B (zh) 用于控制电动机的方法和系统
JP5302945B2 (ja) 車両用電源装置
CN110336482B (zh) 电力转换系统及电力转换系统的控制方法
CN104348354A (zh) 电力转换系统和控制电力转换系统的方法
JP2019004544A (ja) 制御システム
US20100025134A1 (en) Electric power supply system
US9472980B2 (en) Integrated buck/boost battery management for power storage and delivery
US11075414B2 (en) Battery cooling control device
JP5900361B2 (ja) 車両用電源制御システム
JP2005073328A (ja) 電気車輌用電源装置
JP2014023263A (ja) 電気自動車
JP2013131336A (ja) 電池温度調節装置、及び車両
KR102366967B1 (ko) 초기 충전 컨버터
JP4259411B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP6790551B2 (ja) 電気自動車用の電源システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160222

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5900361

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151