JP2014138697A - 遊技台 - Google Patents

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Abstract

【課題】多彩な演出を実行可能な遊技台を提供する。
【解決手段】報知を少なくとも実行可能な報知手段と、前記報知手段の報知制御を少なくとも実行可能な報知制御手段と、前記報知制御手段の設定を少なくとも設定可能な設定手段と、を備えた遊技台であって、前記設定手段は、第一の設定を少なくとも設定可能なものであり、前記設定手段は、第二の設定を少なくとも設定可能なものであり、前記報知制御手段は、第一の実行条件の成立があった場合に、第一の報知制御を実行可能なものであり、前記報知制御手段は、第二の実行条件の成立があった場合に、第二の報知制御を実行可能なものであり、前記第一の報知制御とは、第一の演出に関する報知制御のことであり、前記第二の報知制御とは、第二の演出に関する報知制御のことであり、前記第一の報知とは、前記第一の演出に関する報知のことであり、前記第二の報知とは、前記第二の演出に関する報知のことである。
【選択図】図1

Description

本発明は、回胴遊技機(スロット機)や弾球遊技機(パチンコ機)に代表される遊技台に関する。
例えば、スロット機などの遊技台は、正面の表示窓内に複数の図柄を変動表示する回転リールを複数配列して構成した機械的変動表示装置を有する。遊技者のスタート操作に応じて、制御手段が変動表示装置を駆動制御して各リールを回転させることにより、図柄を変動表示させ、自動的に或いは遊技者の停止操作により、各リールの回転を停止させる。このとき、表示窓内に表示された各リールの図柄が特定の組合せ(入賞態様)になった場合にメダル等の遊技媒体を払出すことで遊技者に利益を付与する(例えば下記の特許文献1)。
特開2004−154271号公報
本発明の課題は、多彩な演出を実行可能な遊技台を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明においては、報知を少なくとも実行可能な報知手段と、前記報知手段の報知制御を少なくとも実行可能な報知制御手段と、前記報知制御手段の設定を少なくとも設定可能な設定手段と、を備えた遊技台であって、前記設定手段は、第一の設定を少なくとも設定可能なものであり、前記設定手段は、第二の設定を少なくとも設定可能なものであり、前記報知制御手段は、第一の実行条件の成立があった場合に、第一の報知制御を実行可能なものであり、前記報知制御手段は、第二の実行条件の成立があった場合に、第二の報知制御を実行可能なものであり、前記第一の実行条件は、前記第一の設定が設定されている期間に信号が前記報知制御手段に入力されたことを成立要件として含む条件であり、前記第二の実行条件は、前記第二の設定が設定されている期間に前記信号が前記報知制御手段に入力されたことを成立要件として含む条件であり、前記第一の報知制御は、前記報知手段に第一の報知を実行させることが可能な制御であり、前記第二の報知制御は、前記報知手段に第二の報知を実行させることが可能な制御であり、前記第一の設定とは、第一の演出に関する設定のことであり、前記第二の設定とは、第二の演出に関する設定のことであり、前記第一の報知制御とは、前記第一の演出に関する報知制御のことであり、前記第二の報知制御とは、前記第二の演出に関する報知制御のことであり、前記第一の報知とは、前記第一の演出に関する報知のことであり、前記第二の報知とは、前記第二の演出に関する報知のことである、ことを特徴とする。
上記構成により、本発明は、多彩な演出を実行可能な遊技台を提供することができる。
本発明に係わる遊技台として、スロットマシン外観を示した斜視図である。 図1のスロットマシンの主制御部の回路構成を示したブロック図である。 図1のスロットマシンの副制御部Aの回路構成を示したブロック図である。 図1のスロットマシンの副制御部Bの回路構成を示したブロック図である。 図1のスロットマシンの主制御部の制御手順を示したフローチャート図である。 図1のスロットマシンの副制御部の制御手順を示したもので(a)はメイン処理を、(b)はコマンド入力処理を、(c)はストローブ割込み処理を、(d)はタイマ割込み処理を、(e)は検査コマンドの処理をそれぞれ示したフローチャート図である。 図1のスロットマシンの副制御部における演出制御に用いられるデータテーブルの構成を示した説明図である。 図1のスロットマシンの演出設定スイッチの構成例を示した説明図である。 図1のスロットマシンの副制御部における演出制御に用いられるデータテーブルの構成をより詳細に示した説明図である。 図1のスロットマシンの演出設定スイッチに設定された検査コマンドに応じて行なう制御例を示した説明図である。 図1のスロットマシンの演出設定スイッチに設定された検査コマンドに応じて行なう異なる制御例を示した説明図である。 図1のスロットマシンの演出設定スイッチに設定された検査コマンドに応じて行なう異なる制御例を示した説明図である。 図1のスロットマシンの演出設定スイッチに設定された検査コマンドに応じて行なう異なる制御例を示した説明図である。
以下、図面を参照し、発明を実施するための最良の形態の一例として、スロットマシン(スロット機)に関する実施例を示す。下記の実施例におけるスロットマシンは、主制御基板(主制御部)が副制御基板(副制御部)を介して遊技中の演出制御を行うように構成されており、たとえば製造時などにおいて、主制御基板から検査コマンドを副制御基板に送信したり、あるいは主制御基板のかわりに検査基板を副制御基板に接続して、副制御基板を介して演出動作、従って副制御基板の演出制御や、被制御部材である表示装置や可動部材の動作をチェックできるようになっている。
なお、以下の実施例でいう「演出」とは、音出力手段(スピーカ)、発光手段(ランプや液晶表示装置等)、可動物(リールやリールの扉等)などを用いて遊技の状態や進行状況を伝える「報知」を意味する。
図1は本発明の一実施形態に係るスロットマシン100の外観図である。
<全体構成>
図1に示すスロットマシン100は本体101と本体101の正面に取付けられ、本体101に対して開閉可能な前面扉102とを備える。本体101の中央内部には、(図1において図示省略)外周面に複数種類の絵柄が配置されたリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、スロットマシン100の内部で回転できるように構成されている。これらのリール110乃至112はステッピングモータ等の駆動手段により回転駆動される。
本実施形態において、各絵柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形筒状の枠材に貼り付けられて各リール110乃至112が構成されている。リール110乃至112上の絵柄は、遊技者から見ると、絵柄表示窓113から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの絵柄が見えるようになっている。そして、各リール110乃至112を回転させることにより、遊技者から見える絵柄の組み合せが変動することとなる。つまり、各リール110乃至112は複数種類の絵柄の組合せを変動可能に表示する表示手段として機能する。なお、このような表示手段としてはリール以外にも液晶表示装置等の電子画像表示装置も採用できる。また、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン100の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
各々のリール110乃至112の背面には、絵柄表示窓113に表示される個々の絵柄を照明するためのバックライト(図1において図示省略)が配置されている。バックライトは、各々の絵柄ごとに遮蔽されて個々の絵柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン100内部において各々のリール110乃至112の近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間をリールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の絵柄の回転方向の位置を判断し、目的とする絵柄が入賞ライン上に表示されるようにリール110乃至112を停止させる。
入賞ライン表示ランプ120は、有効となる入賞ラインを示すランプである。有効となる入賞ラインは、遊技媒体としてベットされたメダルの数によって予め定まっている。入賞ラインは5ラインあり、例えば、メダルが1枚ベットされた場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚ベットされた場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚ベットされた場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5ラインが入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ラインの数については5ラインに限定されるものではない。
告知ランプ113は、例えば、後述する内部抽選において特定の入賞役(具体的には、ボーナス)に内部当選していること、または、ボーナス遊技中であることを遊技者に知らせるランプである。遊技メダル投入可能ランプ124は、遊技者が遊技メダルを投入可能であることを知らせるためのランプである。再遊技ランプ122は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要)を遊技者に知らせるランプである。リールパネルランプ123は演出用のランプである。
ベットボタン130乃至132は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダル(クレジットという。)を所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施形態においては、ベットボタン130が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、ベットボタン131が押下されると2枚投入され、ベットボタン132が押下されると3枚投入されるようになっている。以下、ベットボタン132はMAXベットボタンとも言う。なお、遊技メダル投入ランプ129は、投入されたメダル数に応じた数のランプを点灯させ、規定枚数のメダルの投入があった場合、遊技の開始操作が可能な状態であることを知らせる遊技開始ランプ121が点灯する。
メダル投入口141は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。即ち、メダルの投入は、ベットボタン130乃至133により電子的に投入することもできるし、メダル投入口141から実際のメダルを投入(投入操作)することもでき、ここでいう投入とは、上記の操作の両者を含む意味である。貯留枚数表示器125は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。表示器126は、各種の内部情報(例えば、ボーナス遊技中のメダル払出枚数)を数値で表示するための表示器である。払出枚数表示器127は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。
スタートレバー135は、リール110乃至112の回転を開始させるためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口141に所望するメダル枚数を投入するか、ベットボタン130乃至132を操作して、スタートレバー135を操作すると、リール110乃至112が回転を開始することとなる。スタートレバー135に対する操作を遊技の開始操作と言う。
ストップボタンユニット136には、ストップボタン137乃至139が設けられている。ストップボタン137乃至139は、スタートレバー135の操作によって回転を開始したリール110乃至112を個別に停止させるためのボタン型のスイッチであり、各リール110乃至112に対応づけられている。以下、ストップボタン137乃至139に対する操作を停止操作と言い、最初の停止操作を第1停止操作、次の停止操作を第2停止操作、最後の停止操作を第3停止操作という。なお、各ストップボタン137乃至139の内部に発光体を設けてもよく、ストップボタン137乃至139の操作が可能である場合、該発光体を点灯させて遊技者に知らせることもできる。
メダル返却ボタン133は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。精算ボタン134は、スロットマシン100に電子的に貯留されたメダル、ベットされたメダルを精算し、メダル払出口142から排出するためのボタンである。ドアキー140は、スロットマシン100の前面扉102のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口142は、メダルを払出すための払出口である。
音孔143はスロットマシン100内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。前面扉102の左右各部に設けられたサイドランプ144は遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。前面扉102の上部には演出装置160が配設されている。演出装置160は、所定の表示を行う液晶表示装置700と、該液晶表示装置700を遮蔽可能なシャッタ扉(右扉、左扉)からなる。
次に図2〜図4を参照して図1のスロットマシン100の制御回路の構成例につき説明する。
<主制御部の構成>
まず、図2を用いて、スロットマシン100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御するための演算処理装置であるCPU310や、CPU310が各ICや各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、その他、以下に述べる構成を有する。
クロック補正回路314は、水晶発振器311から発振されたクロックを分周してCPU310に供給する回路である。例えば、水晶発振器311の周波数が12MHzの場合に、分周後のクロックは6MHzとなる。CPU310は、クロック回路314により分周されたクロックをシステムクロックとして受け入れて動作する。
また、CPU310には、後述するセンサやスイッチの状態を常時監視するための監視周期やモータの駆動パルスの送信周期を設定するためのタイマ回路315がバスを介して接続されている。CPU310は、電源が投入されると、データバスを介してROM312の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路315に送信する。
タイマ回路315は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU310に送信する。CPU310は、この割込み要求を契機に、各センサ等の監視や駆動パルスの送信を実行する。例えば、CPU310のシステムクロックを6MHz、タイマ回路315の分周値を1/256、ROM312の分周用のデータを44に設定した場合、この割り込みの基準時間は、256×44÷6MHz=1.877msとなる。
また、CPU310には、各ICを制御するためのプログラム、入賞役の内部抽選時に用いる抽選データ、リールの停止位置等を記憶しているROM312や、一時的なデータを保存するためのRAM313が接続されている。これらのROM312やRAM313については他の記憶手段を用いてもよく、この点は後述する各制御部においても同様である。
また、CPU310には、外部の信号を受信するための入力インターフェース360が接続され、割込み時間ごとに入力インターフェース360を介して、メダル受付センサ320、スタートレバーセンサ321、ストップボタンセンサ322、メダル投入ボタンセンサ323、精算/貯留スイッチ324の状態を検出し、各センサを監視している。
メダル受付センサ320は、メダル投入口134の内部の通路に2個設置されており、メダルの通過有無を検出する。スタートレバーセンサ321は、スタートレバー135に設置されており、遊技者によるスタート操作を検出する。ストップボタンセンサ322は、各々のストップボタン137乃至139に設置されており、遊技者によるストップボタンの操作を検出する。
メダル投入ボタンセンサ323は、メダル投入ボタン130、131のそれぞれに設置されており、RAM313に電子的に貯留されているメダルを遊技用のメダルとして投入する場合の投入操作を検出する。たとえば、CPU310は、メダル投入ボタン130に対応するメダル投入センサ323がHレベルになった場合に、電子的に貯留メダルを1枚投入し、メダル投入ボタン131に対応するメダル投入センサ323がHレベルになった場合に、電子的に貯留メダルを3枚投入する。なお、メダル投入ボタン131が押された際、貯留されているメダル枚数が2枚の場合は2枚投入され、1枚の場合は1枚投入される。
精算/貯留スイッチ324は、精算/貯留ボタン132に設けられている。精算/貯留スイッチ132が一回押されると、貯留されているメダルを精算し、もう一回押されると、払い出されるメダルが電子的に貯留される貯留モードとなる。なお、以上の各センサは、非接触式のセンサであっても接点式のセンサであってもよい。
CPU310には、さらに、入力インターフェース361、出力インターフェース370、371がアドレスデコード回路350を介してアドレスバスに接続されている。CPU310は、これらのインターフェースを介して外部のデバイスと信号の送受信を行っている。
入力インターフェース361には、インデックスセンサ325が接続されている。インデックスセンサ325は、具体的には、各リール110乃至112の取付台の所定位置に設置されており、リールに設けた遮光片がこのインデックスセンサ325を通過するたびにHレベルになる。CPU310は、この信号を検出すると、リールが1回転したものと判断し、リールの回転位置情報をゼロにリセットする。
出力インターフェース370には、リールを駆動させるためのリールモータ駆動部330と、ホッパー(バケットにたまっているメダルをメダル払出口155から払出すための装置。図示せず。)のモータを駆動するためのホッパーモータ駆動部331と、遊技ランプ340(具体的には、入賞ライン表示ランプ120、スタートランプ121、再遊技ランプ122、告知ランプ(リールパネルランプ)123、メダル投入ランプ124等)と、7セグメント表示器341(払出枚数表示器125、遊技回数表示器126、貯留枚数表示器127等)が接続されている。
また、CPU310には、乱数発生回路317がデータバスを介して接続されている。乱数発生回路317は、水晶発振器311及び水晶発振器316から発振されるクロックに基いて、一定の範囲内で値をインクリメントし、そのカウント値をCPU310に出力することのできるインクリメントカウンタであり、後述する入賞役の内部抽選をはじめ各種抽選処理に使用される。本発実施形態における乱数発生回路317は、2つの乱数カウンタを備えている。例えば、水晶発振器311のクロック周波数を用いて0〜65535までの値をインクリメントするカウンタと、水晶発振器316のクロック周波数を用いて0〜16777215までの値をインクリメントするカウンタが備えている。
また、CPU310のデータバスには、副制御部400にコマンドを送信するための出力インターフェース371が接続されている。
上記の主制御部300の回路は、主制御基板上に実装され、上記出力インターフェース371と後述の入力インターフェース461を接続する信号線を含むワイヤハーネスなどを介して下記の副制御部(A〜B)を実装した副制御基板と接続される。
また、スロットマシン100は、前述のように、主制御基板(主制御部300)のかわりに検査基板を副制御基板に接続して、副制御基板の演出制御や、被制御部材である表示装置や可動部材の動作、即ち、遊技台の遊技者への報知の態様をチェックできるよう構成する。この検査基板は不図示であるが、検査基板上の検査回路は上記の主制御部300と基本的には同等の構成を有し、検査動作の起動に必要な操作手段などを追加したものとする。このような操作手段は、例えば、図2に示した入力インターフェース回路360を介して接続することができる。検査基板は副制御基板に対して、後述の検査コマンドを送信して、副制御基板の演出制御をテストする。
<副制御部Aの構成>
次に、図3を用いて、スロットマシン100の副制御部A400について説明する。副制御部A400は、主制御部300より送信された主制御コマンド等に基づいて副制御部A400の全体を制御する演算処理装置であるCPU410、CPU410が各IC、各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、以下に述べる構成を有する。
クロック補正回路414は、水晶発振器411から発振されたクロックを補正し、補正後のクロックをシステムクロックとしてCPU410に供給する回路である。
また、CPU410にはタイマ回路415がバスを介して接続されている。CPU410は、所定のタイミングでデータバスを介してROM412の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路415に送信する。タイマ回路415は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU410に送信する。CPU410は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
また、CPU410には、副制御部A400の全体を制御するための命令及びデータ、バックライトの点灯パターンや各種表示器を制御するためのデータが記憶されたROM412や、データ等を一時的に保存するためのRAM413が各バスを介して接続されている。
また、CPU410には、外部の信号を送受信するための入出力インターフェース460が接続されており、入出力インターフェース460には、各リール110乃至112の絵柄を背面より照明するためのバックライト420、前面扉102の開閉を検出するための扉センサ421、RAM413のデータをクリアにするためのリセットスイッチ422が接続されている。
さらに、本実施例では、入出力インターフェース460には、演出設定スイッチ490が接続されている。演出設定スイッチ490はたとえば図8で後述するような構成を有する。この演出設定スイッチ490は、検査基板から受信する特定の検査コマンドに対応し、その検査コマンドを受信した時の演出制御の態様を決定することができる。
CPU410には、データバスを介して主制御部300からの制御コマンドまたは、上記の検査基板からの検査コマンドを受信するための入力インターフェース461が接続されており、入力インターフェース461を介して受信したコマンドに基づいて、遊技全体を盛り上げる演出処理等が実行される。
即ち、入力インターフェース461は、それぞれ同一(共通)の信号フォーマットを有する主制御部300からの主制御コマンド、及び検査基板からの検査コマンドを受信する共通インターフェースとして機能する。従って、入力インターフェース461を介して主制御部300を塔載した主制御基板のかわりに検査基板を接続すれば、検査基板から検査コマンドを送信して遊技台の演出態様を検査することができる。あるいは、主制御基板を接続した状態では、主制御部300からも検査コマンドを送信することによっても、遊技台の演出態様を検査することができる。このためには、たとえば特定の検査コマンドを発生するようなボタンスイッチのような操作手段を主制御部300を塔載した主制御基板に設けておくことが考えられる。
また、CPU410のデータバスとアドレスバスには、音源IC480が接続されている。音源IC480は、CPU410からの命令に応じて音声の制御を行う。また、音源IC480には、音声データが記憶されたROM481が接続されており、音源IC480は、ROM481から取得した音声データをアンプ482で増幅させてスピーカ483から出力する。
CPU410には、主制御部300と同様に、外部ICを選択するためのアドレスデコード回路450が接続されており、アドレスデコード回路450には、主制御部300からのコマンドを受信するための入力インターフェース461、後述の副制御部B500からの信号を入力するための入力インターフェース471、時計IC422、7セグメント表示器440への信号を出力するための出力インターフェース472が接続されている。
時計IC422が接続されていることで、CPU410は、現在時刻を取得することが可能である。7セグメント表示器440は、スロットマシン100の内部に設けられており、たとえば副制御部A400に設定された所定情報を店の係員等が確認できるようになっている。
更に、出力インターフェース470には、デマルチプレクサ419が接続されている。デマルチプレクサ419は、出力インターフェース470から送信された信号を各表示部等に分配する。即ち、デマルチプレクサ419は、CPU410から受信されたデータに応じて上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、リールパネルランプ128、タイトルパネルランプ170、受け皿ランプ210、払出口ストロボ172を制御する。
タイトルパネルランプ170は、タイトルパネル162を照明するランプであり、払出口ストロボ171は、払い出し口の内側に設置されたストロボタイプのランプである。
なお、CPU410は、後述の副制御部B500への信号送信は、デマルチプレクサ419を介して実施する。逆に、CPU410は、入力インターフェース461(あるいは副制御部B500のために別途設けた入力インターフェース)を介して副制御部B500からの信号を受信する。即ち、CPU410は、デマルチプレクサ419と入力インターフェース461(あるいは副制御部B500のために別途設けた入力インターフェース)を介して副制御部B500と双方向通信を行う。
<副制御部Bの構成>
次に、図4を用いて、スロットマシン100の副制御部B500について説明する。副制御部B500は、副制御部A400の制御に従い、液晶表示装置700の表示制御、左右のリールのシャッタ(扉)を駆動するモータの制御を行う。副制御部B500は、演算処理装置であるCPU510や、各IC、各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、以下に述べる構成を有する。
CPU510は、水晶発振器533から発振されたクロックをシステムクロックとして動作する。
図4の例では、副制御部A400との関係においては、副制御部B500側はバス接続となっている。即ち、CPU510は、副制御部A400の出力インターフェース470、デマルチプレクサ419を介して出力されたCPU410からの信号を、及びバスを介して受信し、副制御部B500全体を制御する。また、CPU510は、必要に応じてバスを介して副制御部A400に信号を送信する。
ROM512には、副制御部B500全体を制御するためのプログラムやデータが記憶されている。RAM513は、CPU510で処理されるプログラムのワークエリア等を有する。ROM512やRAM513は、バスを介してCPU510に接続されている。
また、CPU510は、バスを介して、後述するシャッタ(扉)用のモータを制御するデータラッチ520、521、アドレスデコーダ523、と接続され、また、シャッタ(扉)の状態を検出するシャッタセンサ8103、8203とも接続されている。
さらに、CPU510には、バスを介して、ROM531、RAM532、及び、液晶表示装置700の表示制御を行うためのVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサー)534が接続されている。
VDP534には、水晶発振器533が接続され、さらに、バスを介して、CG−ROM(キャラクタジェネレータROM)535、VRAM(ビデオRAM)536が接続されている。CG−ROM535には、液晶表示装置700の画像乃至キャラクタデータが複数種類格納されている。VDP534は、CPU510からの信号をもとにROM535の画像データを読み出し、VRAM536のワークエリアを使用して画像信号を生成し、不図示のD/Aコンバータなどの駆動回路を介して液晶表示装置700の表示画面に画像を表示する。
また、図4において、モータ8102は、左扉を移動させるためのモータ、モータ8202は、右扉を移動させるためのモータで、これらのモータは例えばパルスモータから構成する。
モータドライバ542は、左扉用のモータ8102への駆動電圧を設定するための回路であり、本実施形態では、+5Vと+12Vの電圧を選択的に供給可能である。モータドライバ542は、CPU510から送信され、データラッチ520にラッチされる制御データをもとに、左扉用のモータ8102を駆動するICである。
また、モータドライバ552は、右扉用のモータ8202への駆動電圧を設定するための回路であり、前述と同様、+5Vと+12Vの電圧を選択的に供給可能である。モータドライバ552は、CPU510から送信され、データラッチ521にラッチされる制御データをもとに、右扉用のモータ8202を駆動するICである。
センサ8103は、左扉用のセンサであり、センサ8203は右扉用のセンサで、それぞれ、CPU510に接続されており、CPU510はこれらのセンサをそれぞれ介してシャッタ扉の状態を検出する。
以上に示した副制御部A400は副制御部B500とともに、音出力手段(スピーカ)、発光手段(ランプや液晶表示装置等)、可動物(シャッタ扉等)などを用いた演出動作、即ち遊技者に遊技の状態や進行状況を伝える報知動作を制御する報知制御手段を構成する。
次に、図5及び図6(a)〜(d)を参照して、本実施例における基本的な遊技制御につき説明するとともに、図6(e)を参照して検査基板を用いる場合の制御につき説明する。図5は主制御部300のメイン処理を、図6(a)〜(d)は副制御部A400のメイン処理、コマンド入力処理、ストローブ割込み処理、及びタイマ割込み処理をそれぞれ示している。図6(e)は、副制御部A400に接続された検査基板から検査コマンドが入力された時の検査コマンドの処理を示している。これらの制御手順は、主制御部300においてはROM312に、副制御部A400においてはROM412にCPU310、あるいはCPU410の制御プログラムとして格納しておく。
<主制御部の遊技制御>
図5はスロットマシン100における遊技の基本的制御を示すフローチャートである。遊技の基本的制御は主制御部300のCPU310が中心になって行い、電源断等を検知しないかぎり、同図の処理を実行する。以下、この処理について説明する。
電源投入が行われると、まず、ステップS101で初期処理が実行される。ここでは各種の初期化処理が行われる。ステップS102ではメダル投入・スタート操作受付処理を実行する。ここではメダルの投入の有無をチェックし、投入されたメダルの枚数に応じて入賞ライン表示ランプ120を点灯させる。なお、前回の遊技で再遊技に入賞した場合はメダルの投入が不要である。また、スタートレバー130が操作されたか否かのチェックを行い、スタートレバー130の操作があればステップS104へ進み、また、副制御部400にスタートレバー130の操作があったことを示す制御コマンドを出力する。
ステップS103では投入されたメダル枚数を確定し、有効な入賞ライン114を確定する。ステップS104では乱数発生回路317で発生させた乱数を取得する。ステップS105では、現在の遊技状態に応じてROM312に格納されている入賞役抽選テーブルを読み出し、これとステップS104で取得した乱数値とを用いて、入賞役の内部抽選を行う。内部抽選の結果、いずれかの入賞役に内部当選した場合、上述した通り、その入賞役のフラグがONになる。ステップS106では上述した通り内部抽選結果等に基づき、リール停止データを選択する。また、選択されたリール停止データの種類を示す制御コマンドを副制御部400へ送信する。
ステップS107では全リール110、111、112の回転を開始させる。ステップS108では、ストップボタン131a乃至131cの受け付けが可能になり、いずれかのストップボタンが押されると、押されたストップボタンに対応するリール110乃至112の何れかをステップS106で選択したリール停止制御データに基づいて停止させる。全リール110乃至112が停止するとステップS109へ進む。
ステップS109では、入賞判定を行う。ここでは、有効化された入賞ライン114上に、何らかの入賞役に対応する絵柄組合せが表示された場合にその入賞役に入賞したと判定する。例えば、有効化された入賞ライン114上に、「スイカ−スイカ−スイカ」が揃っていたならばスイカ入賞と判定する。また、各入賞役の内部当選を示すフラグがリセットされる。但し、上述した通りBB、RBについては入賞しなかった場合は内部当選フラグがONの状態が維持され、次遊技移行に持ち越される。
ステップS110では、払い出しのある何らかの入賞役に入賞していれば、その入賞役に対応する枚数のメダルを払い出す。ステップS111では遊技状態制御処理を行う。以上により1ゲームが終了し、以後、ステップS102へ戻って上述した処理を繰り返すことにより遊技が進行することになる。
<副制御部の演出制御>
副制御部A400の処理について説明する。図6(a)は副制御部A400のCPU410が実行するメイン処理のフローチャートである。
まず、ステップS201では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS201で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS202では、コマンド入力処理(後述の図6(b)の処理)を行う。
ステップS203では、演出データの更新処理を行う。この演出データの更新処理では、演出を制御するための動作制御データの更新を行う。ステップS204では、ステップS203で更新した演出データの中に副制御部A400の各演出デバイスのドライバに出力するデータがあるか否かを判定する。該当する場合はステップS205へ進み、該当しない場合はステップS216へ進む。
ステップS205では副制御部A400の演出デバイスのドライバにデータをセットする。データのセットにより演出デバイスがそのデータに応じた演出を実行する。ステップS206ではステップS203で更新した演出データの中に副制御部B500に送信する制御コマンドがあるか否かを判定する。該当する場合はステップS207へ進み、該当しない場合はステップS202へ戻る。ステップS207では副制御部B500に制御コマンドを送信してステップS202へ戻る。
次に、図6(b)を用いて、上記の図6(a)ステップS202に示した副制御部A400のコマンド入力処理について説明する。ステップS301ではコマンド格納エリアに少なくとも1つの未処理の制御コマンドが格納されているか否かを判定する。該当する場合はステップS302へ進み、該当しない場合はコマンド入力処理を終了する。ステップS302では、該当の未処理の制御コマンドが、検査基板から入力される検査コマンドであるか否かを判定する。該当の制御コマンドが、検査基板から入力される検査コマンドである場合にはステップS303に移行し、そうでない場合は、主制御部300から入力される通常の該当の制御コマンドは制御コマンドであるから、ステップS304に移行する。なお、副制御部A400に送信する制御コマンドは、主制御部300から送信する通常の制御コマンドと、検査基板から送信する検査コマンドとでは、両者を区別できるように、あらかじめそれぞれ異なるニーモニックを割り当てておき、ステップS302ではこのニーモニックを識別することにより検査コマンドか否かの判定を行うことができる。
ステップS303では、図6(e)に示す後述の検査コマンド処理を実行し、ステップS304では、コマンド格納エリアから制御コマンドを一つ取得し、制御コマンドに応じた処理を実行する。取得した制御コマンドはコマンド格納エリアから消去する。
次に、図6(c)を用いて、副制御部A400のストローブ割込み処理について説明する。このストローブ割込み処理は、副制御部A400が、主制御部300が出力するストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。ストローブ割込み処理のステップS401では、主制御部300が出力したコマンドを未処理コマンドとしてRAM000に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
次に、図6(d)を用いて、副制御部A400のタイマ割込み処理について説明する。副制御部A400は所定の周期(本実施例では2msに1回)でタイマ割込みを発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込みを契機として、副制御部A400タイマ割込み処理を実行する。なお、副制御部A400は汎用タイマの設定(10ms)としており、ステップS501ではこの汎用タイマの更新を行う。
次に図6(e)を用いて副制御部A400の検査コマンド処理について説明する。図6(e)は、図6(b)のステップS303に示した検査コマンド処理の流れを示したものである。図6(e)のステップS307では、検査基板から送信される検査コマンドの種別を判定する。この検査コマンドは、具体的には、演出設定スイッチ490を用いて設定された検査コマンドのいずれかの設定を指定するものである。
図8の例では、演出設定スイッチ490は、符号491、492、493のスイッチブロックにより、3つの検査コマンド1、検査コマンド2、検査コマンド3を設定できるようになっている。図8では、スイッチブロック491乃至493は、それぞれ1桁の16進数を設定可能なダイヤルスイッチ4個(4911〜4914、4921〜4924、4931〜4934)から構成され、各々16進数4桁(32ビット)の数値により表現された検査コマンド1〜検査コマンド3を設定できる。検査基板から送信される検査コマンドはこれらの検査コマンド1〜検査コマンド3をそれぞれ指定する、たとえば<0000>、<0001>、<0002>のような数値により表現される(以下<>により16進数を表示する)。
なお、演出設定スイッチ490は、演出の態様、即ち遊技者に対する報知の態様を検査するための検査コマンドの設定手段であり、従って、報知態様設定手段を構成する。また、同時に演出設定スイッチ490はダイヤルスイッチを用いた操作手段を含み、製造工程や検査工程において検査員が作業の進行などに応じて任意に操作することができる。
図6(e)のステップS307では、検査基板から送信される<0000>、<0001>、<0002>のような検査コマンドを判定し、演出設定スイッチ490によって設定されている検査コマンド1〜検査コマンド3のいずれが指定されたかを判定する。
ステップS308では、ステップS307の判定結果に応じて、演出設定スイッチ490によって設定されている検査コマンド1〜検査コマンド3のうち、検査基板から指定された検査コマンドを特定し、それに対応して設定された演出制御に必要な演出データ(あるいは演出詳細データ)を判定する。
さらに、ステップS309では、判定した演出データに基づいて各デバイスドライバや副制御部B500へ送信するコマンドをRAM413の所定領域に格納するコマンド送信準備処理を行う。
演出設定スイッチ490の構成、演出制御を行なうための演出制御データのデータテーブルなどに関しては、後により詳しく説明する。
<主制御部(検査基板)と副制御部のインターフェース詳細>
図7は、主制御部300が副制御部A400に主制御コマンドを送信して行う演出制御の様子を示している。
主制御部300は、図5に示した遊技制御の各局面(ステップS102〜S111)において、各種ランプ、液晶表示装置700を用いた表示、効果音出力などの演出制御を行わせるために、必要に応じて主制御コマンド709(図示の例では<001B>)を送信する。この主制御コマンド709は、上述のように図6(b)のステップS302〜S304で処理される。
副制御部A400では、この主制御コマンド709を解析し、ROM412に格納された演出順序テーブル701、及び演出詳細テーブル702を用いて、副制御部A400が直接制御すべきランプ類などのためのデバイスドライバ703を制御するとともに、副制御部B500のCPU510に送信すべき副制御コマンド705を決定する。
演出順序テーブル701は、スタートレバー操作時、第1停止操作時、第1リール停止時、第2停止操作時、第2リール停止時、第3停止操作時、第3リール停止時、入賞判定時、のような局面で実行すべき演出内容を指定する演出データ706(<000B>、<001B>…)を格納し、主制御部300は主制御コマンド709を用い、必要なタイミングでこれらの演出データ706のコマンドワードを直接指定する。
演出順序テーブル701に格納された演出データ706は、ランプなどの点灯パターンなどを記述した駆動データや、副制御部B500に送信する副制御コマンドなどのデータ、ないし他のメモリに格納したこれらのデータを指示するポインタなどから成る演出詳細テーブル702の制御データ704の各々を指定すべく、たとえばデータポインタなどを介して、各々関係づけられている。このようにして遊技の各局面において実行すべき演出の細部の態様が決定される。
即ち、演出順序テーブル701の演出データ706、及び演出詳細テーブル702の制御データ704は、音出力手段(スピーカ)、発光手段(ランプや液晶表示装置等)、可動物(シャッタ扉等)などを用いた演出動作、即ち遊技者に遊技の状態や進行状況を伝える報知動作を制御する報知態様データに相当し、これを記憶する各テーブル701、702は報知態様記憶手段を構成する。
特に、演出詳細テーブル702の制御データ704は、BGM、効果音、システム音、バックライト、上部ランプ、サイドランプ、リール照明ランプ、リールパネルランプ、タイトルパネルランプ、受け皿ランプ、払出ストロボ、演出モード、のような各被駆動部の制御データ(あるいはさらに予備1、予備2のような予備の制御データ)から構成される。
なお、演出詳細テーブル702の制御データ704のうち音声データを除く部分はROM412に格納される。また、制御データ704のうち音源IC480、アンプ482、スピーカ483を駆動する音声データについては、ROM481に格納しておく。
副制御部B500Bは、受信した副制御コマンド705に応じて、液晶表示装置700の表示と、左右のシャッタ扉の開閉を制御する。
なお、図7では、演出順序テーブル701及び演出詳細テーブル702は簡略化して示しているが、実際にはより多数の図9のように演出データ706及び制御データ704を格納する。
図9の演出順序テーブル701の演出データ(706)においては、スタートレバー操作時、第1停止操作時、第1リール停止時、第2停止操作時、第2リール停止時、第3停止操作時、第3リール停止時、入賞判定時、の各局面における演出データをそれぞれ1〜16の16種類格納している。さらに、これらの任意の演出内容を連続して指定可能な連続演出のための演出データを1〜256の256種類格納している。
また、図9の演出詳細テーブル702の制御データ(704)では、BGM、効果音、システム音、バックライト、上部ランプ、サイドランプ、リール照明ランプ、リールパネルランプ、タイトルパネルランプ、受け皿ランプ、払出ストロボ、演出モード、予備データ、のような各被駆動部の制御データとしてそれぞれ1〜256の異なる駆動態様を記述したデータ(あるいはそのポインタ)が格納されている。
さらに、図9では、副制御部B500の表示演出テーブル591も示してある。表示演出テーブル591には、表示演出1〜256の異なる256種類の表示演出内容を記述した表示演出データが格納されている。この表示演出テーブル591は副制御部B500のROM531ないしCG−ROM535に格納され、副制御部A400から送信される副制御コマンドよって指定された表示演出データが液晶表示装置700の表示制御に用いられる。
<検査基板による検査>
さて、主制御部のかわりに検査基板を接続した場合は、検査コマンドが送信される。この場合は、上述の図6(b)のステップS302〜S303、及びステップS303を詳細に示した図6(e)の制御によって、検査コマンドが処理される。
この場合は、副制御部A400のCPU410は、検査コマンドを図8に例示した副制御部A400の演出設定スイッチ490のスイッチブロック491、492、493(あるいはより多数スイッチブロックが設けられていてもよい)により設定された検査コマンド1〜3のいずれかを指定する<0000>、<0001>、<0002>(…)のような制御データであるものとして判定する。
即ち、検査基板は、主制御部300のように演出データ706の具体的ないずれかのコマンドワードの値を指定するのではなく、検査対象がどのような遊技台であっても<0000>、<0001>、<0002>(…)のような演出設定スイッチ490のいずれかのスイッチブロックに対応する検査コマンド1〜3(…)を指定することにより検査を行なわせる。その際、あらかじめ演出設定スイッチ490のいずれかのスイッチブロックに対応する検査コマンド1〜3を指定するだけで検査が開始される。このことは、本実施例の遊技台であれば、検査基板は遊技台の細部の構成にかかわらず(例えば演出コマンドの番号、などの細部の構成が不明であっても)、演出設定スイッチ490に設定された検査コマンド1〜3(…)を指定するだけで検査を行える、ということを意味する。
副制御部A400が演出設定スイッチ490に設定された検査コマンド1〜3(…)の値をどのように解釈するかについては、図10〜図13に示すように、いくつかの異なる構成が考えられる。
例えば、演出設定スイッチ490に設定された検査コマンドの値が、演出詳細テーブル702に格納された演出詳細データ(各デバイスドライバや、副制御部B500を制御するための制御データ)704の値であるものとして取り扱う(後述の図10、図11)、あるいは、演出設定スイッチ490に設定された検査コマンドの値が、演出順序テーブル701に格納された演出データ706の値であるものとして取り扱う(図12)、あるいは、演出設定スイッチ490に設定された検査コマンドの値が、演出順序テーブル701に格納された演出データ706の値であるものとして取り扱い、しかも、特定の演出態様を連続して指定する連続演出データが指定されている場合は、その連続演出データで指定されている個々の演出データに対応する演出を順次連続して実行する(図13)、といった構成である。
以下、これらの検査時の異なる演出制御例につき説明する。
<検査コマンドで演出詳細データ704を指定する場合>
演出設定スイッチ490に設定された検査コマンドの値が、演出詳細テーブル702に格納された演出詳細データ(各デバイスドライバや、副制御部B500を制御するための制御データ)704の値であるものとして取り扱う場合には、副制御部A400は図10、または図11に示すような制御を行う。
例えば、図10の場合は、検査基板1101が検査コマンド1(<0000>)を指定すると、演出設定スイッチ490のスイッチブロック491に設定された検査コマンド1が指定されるが、副制御部A400は、このスイッチブロック491に設定された値(図10の例では<C00B>)を演出詳細テーブル702内の演出詳細データ(各デバイスドライバや、副制御部B500を制御するための制御データ)704の値であるものとして取り扱う。
従って、図10の例では、演出設定スイッチ490のスイッチブロック491の設定に対応して、演出詳細テーブル702内の演出詳細データ704(図9参照)のうち、<C00B>、即ち「副制御コマンド12」が特定され、この「副制御コマンド12」が副制御部B500に送信され、副制御部B500では、ROM531ないしCG−ROM535に表示演出テーブル591(図9参照)から「副制御コマンド12」に対応する表示演出データを特定し、液晶表示装置700に送信して当該表示演出データに対応する表示を行わせる。
図11の例も同様で、検査基板1101が検査コマンド1(<0000>)を指定すると、演出設定スイッチ490のスイッチブロック491に設定された検査コマンド1が指定されるが、副制御部A400は、このスイッチブロック491に設定された値(図10の例では<C00B>)を演出詳細テーブル702内の演出詳細データ(各デバイスドライバや、副制御部B500を制御するための制御データ)704の値であるものとして取り扱う。
図11では、演出設定スイッチ490のスイッチブロック491の設定に対応して、演出詳細テーブル702内の演出詳細データ704(図9参照)のうち、<1131>、即ち「BGM50」が特定され、この「BGM50」に対応するデジタル音声データがROM481内で特定され音源IC480に入力される。これにより、音源IC480が再生した「BGM50」に対応する音声データがアンプ482、スピーカ483を介して再生される。
<検査コマンドで演出順序データ702を指定する場合>
演出設定スイッチ490に設定された検査コマンドの値が、演出順序テーブル701に格納された演出順序データ706の値であるものとして取り扱う場合には、副制御部A400は図12に示すような制御を行う。
図12の場合、検査基板1101が検査コマンド1(<0000>)を指定すると、演出設定スイッチ490のスイッチブロック491に設定された検査コマンド1が指定されるが、副制御部A400は、このスイッチブロック491に設定された値(図10の例では<000B>)を演出順序テーブル701に格納された演出データ706の値であるものとして取り扱う。
従って、図12の例では、演出設定スイッチ490のスイッチブロック491の設定に対応して、演出順序テーブル701内の演出データ706(図9参照)のうち、<000B>(演出番号000Bに対応)、即ち「スタートレバー演出12」が特定され、さらに、この「スタートレバー演出12」に対応する演出詳細データ704がそれぞれ演出詳細テーブル702内(図9参照)で特定される(図示の演出詳細データの値はいずれも一例である)。そして、このようにして特定された演出詳細データ704を用いて各デバイスドライバ1110を介して、ランプ、スピーカなどの演出用の各デバイス1111が駆動される。また、演出詳細テーブル702内で特定された副制御コマンド(この例では<C00B>)が副制御部B500に送信され、副制御部B500では、ROM531ないしCG−ROM535に表示演出テーブル591(図9)から対応する表示演出データを特定し、液晶表示装置700に送信して当該表示演出データに対応する表示を行わせる。
<検査コマンドで演出順序データ702(連続演出データ)を指定する場合>
演出設定スイッチ490に設定された検査コマンドの値が、演出順序テーブル701に格納された演出順序データ706の値であるものとして取り扱い、しかも、特定の演出態様を連続して指定する連続演出データが指定されている場合は、副制御部A400は図13に示すような制御により、その連続演出データで指定されている個々の演出データに対応する演出を順次連続して実行する。
図13の場合、検査基板1101が検査コマンド1(<0000>)を指定すると、演出設定スイッチ490のスイッチブロック491に設定された検査コマンド1が指定されるが、副制御部A400は、このスイッチブロック491に設定された値(図10の例では<011B>)を演出順序テーブル701に格納された演出データ706の値であるものとして取り扱う。
この場合、演出順序テーブル701に格納された演出データ706(図9参照)として、<0100>〜<01FF>の256個の連続演出データ1〜256を格納できるようにしておき、そのそれぞれに複数の演出データ(706)の実行を示す報知順番と一緒に(あるいは報知順で)格納しておく。
例えば、図13の例では、演出コマンド1の値<011B>により指定される「連続演出28」のデータ内容は<000B>、<001B>、<002B>、<003B>、<004B>、<005B>、<006B>、<007B>となっており、これらはそれぞれ「スタートレバー操作時演出12」、「第1停止操作時演出12」、「第1リール停止時演出12」、「第2停止操作時演出12」、「第2リール停止時演出12」、「第3停止操作時演出12」、「第3リール停止時演出12」、「入賞判定時演出12」の各演出データに相当し、この報知順序を示す1〜8の番号とともに「連続演出28」の格納領域に格納される。
この「連続演出28」によって、副制御部B500では、図13下部右側に示すように、表示演出テーブル591のデータ<000B>、<001B>、<002B>、<003B>、<004B>、<005B>、<006B>、<007B>に対応する「表示演出12」、「表示演出28」、「表示演出40」、「表示演出52」、「表示演出64」、「表示演出78」、「表示演出90」、「表示演出102」の各表示演出データによって定義された表示内容を表示すべく液晶表示装置700を制御する。
図13では、連続演出データによって表示演出を制御する例を示したが、もちろん図12に示すように、各デバイスドライバ1110を介して、ランプ、スピーカなどの演出用の各デバイス1111が駆動されるように指定した連続演出データをこの報知順序の番号とともに「連続演出n」の格納領域に格納しておけば、全ての(あるいはそのうちの任意の)演出手段を利用した演出態様を連続的に検査することができる。
<作用効果>
以上に示した実施例により説明した本発明の構成により得られる効果を要約すれば以下のようになる。
演出設定スイッチ490により、検査基板からの検査信号に対応した報知(演出)態様を設定できるため、演出検査時に検査信号の種類に関わらず任意の報知(演出)態様を音出力手段(スピーカ)、発光手段(ランプや液晶表示装置等)、可動物(シャッタ扉等)などを用いた報知手段で報知させて確認することができる場合がある。従って、任意の報知態様を演出検査時に確認でき、遊技台の検査精度が向上する。また、演出設定スイッチ490により、検査基板からの検査信号に対応した報知(演出)態様を設定できるため、遊技台の種類が異なっても共通した検査基板を使用することができ、またコストを削減することができる場合がある。
また、演出設定スイッチ490で連続演出データを指定することにより、複数の所定報知(演出)態様を連続して報知手段で報知させて確認することができるため、任意の報知態様を演出検査時に確認できるので遊技台の検査精度が向上し、また検査作業の効率を向上させることができる場合がある。
また、演出設定スイッチ490で、音出力手段(スピーカ)、発光手段(ランプや液晶表示装置等)、可動物(リールやリールの扉等)などを用いた複数報知手段による複数の所定演出態様を同時に指定することにより、複数の所定報知(演出)態様を同時に報知手段で報知させて確認することができるため、任意の報知態様を演出検査時に確認できるので遊技台の検査精度が向上し、また検査作業の効率を向上させることができる場合がある。
副制御部B500で液晶表示装置700やシャッタ扉などに関する報知(演出)制御処理を、副制御部A400で報知(演出)態様設定処理を行うよう別基板構成を採用することにより、報知(演出)制御処理と報知(演出)態様設定処理を別の基板で行うようにでき、また副制御部B500(報知制御手段)と、報知態様設定手段(副制御部A400)の処理負担を共に軽減することができる場合がある。
演出設定スイッチ490をダイヤルスイッチによるスイッチブロックから構成することにより、操作手段としての演出設定スイッチ490のダイヤルスイッチを操作することによって検査基板からの検査信号に対応した報知(演出)態様を設定でき、また演出検査時に検査員が任意に設定することができる場合がある。
主基板のかわりに検査基板を接続できるよう、副制御基板(副制御部A400)と主基板(主制御部300)との間、あるいは副制御基板(副制御部A400)と検査基板の間で授受される検査信号と主制御信号とのフォーマットが同一なので、検査信号と主制御信号との信号解析処理を共通化することができる場合がある。即ち、副制御部A400には、主制御信号の信号解析処理系と別に検査信号の信号解析処理系を設ける必要はなく、主基板のかわりに検査基板を接続するだけで報知(演出)態様の検査を行うことができる場合がある。また、主基板から検査信号を送信することによっても、報知(演出)態様の検査を行うことができる場合がある。
副制御基板(副制御部A400)は、主基板(主制御部300)、及び検査基板との間で同一(共通)の信号インターフェースを用いるようにしており、意味が異なる信号(主制御コマンドまたは検査コマンド)を共通した信号受信手段で受信することができるため、部品点数を少なくすることができ、またコストを削減することができる場合がある。
報知(演出)手段は、音出力手段(スピーカ)、発光手段(ランプや液晶表示装置等)、可動物(リールやリールの扉等)などのうちの少なくとも何れか1つを含むため、演出検査時に多種にわたる演出検査を実施することで検査精度が向上する場合がある。また、報知(演出)手段の各手段を同時に報知させて確認できるので、検査精度がより向上する場合がある。
遊技台の検査システムにおいて検査基板を接続して行なう場合、演出設定手段としての演出設定スイッチ490で、検査信号に対応した報知(演出)態様を設定できるため、演出検査時に検査信号の種類に関わらず任意の報知(演出)態様を報知手段で報知させて確認することができる。従って、任意の報知(演出)態様を演出検査時に確認できるので遊技台の検査精度が向上する。また、遊技台の種類が異なっても共通した検査基板を使用することができ、コストを削減することができる場合がある。
以上では、スロットマシンを実施例として説明したが、上記実施例により例示した構成、特に検査内容を定義する演出設定スイッチに設定した検査コマンドを用いて検査基板を接続して行なう構成は、遊技盤面の構造などに限定されるものではなく、主制御基板のかわりに検査基板を接続してテストを行うスロットマシン以外の遊技台、たとえばパチンコ機などにおいても実施できるのはいうまでもない。
341 7セグメント表示器
102 前面扉
110〜112 リール
111 中リール
120 入賞ライン表示ランプ
121 スタートランプ
122 再遊技ランプ
123 告知ランプ(リールパネルランプ)
124 メダル投入ランプ
125 払出枚数表示器
126 遊技回数表示器
128 リールパネルランプ
130、131 メダル投入ボタン
131 メダル投入ボタン
132 精算/貯留ボタン
135 スタートレバー
137〜139 ストップボタン
150 上部ランプ
151 サイドランプ
152 中央ランプ
153 腰部ランプ
154 下部ランプ
155 メダル払出口
162 タイトルパネル
170 タイトルパネルランプ
171 払出口ストロボ
172 払出口ストロボ
210 受け皿ランプ
300 主制御部
310 CPU
311 水晶発振器
312 ROM
313 RAM
314 クロック補正回路
315 タイマ回路
316 水晶発振器
317 乱数発生回路
320 メダル受付センサ
321 スタートレバーセンサ
322 ストップボタンセンサ
323 メダル投入ボタンセンサ
324 精算/貯留スイッチ
325 インデックスセンサ
330 リールモータ駆動部
340 遊技ランプ
350 アドレスデコード回路
360 入力インターフェース
361 入力インターフェース
370 出力インターフェース
400 副制御部
410 CPU
411 水晶発振器
412 ROM
413 RAM
414 クロック補正回路
415 タイマ回路
419 デマルチプレクサ
421 扉センサ
422 リセットスイッチ
450 アドレスデコード回路
460 入出力インターフェース
461 入力インターフェース
470 出力インターフェース
471 入力インターフェース
472 出力インターフェース
480 音源IC
481 ROM
482 アンプ
483 スピーカ
490 演出設定スイッチ
491、492、493 スイッチブロック
500 副制御部B
512 ROM
513 RAM
520、521 データラッチ
523 アドレスデコーダ
531 ROM
532 RAM
534 VDP
535 CG−ROM(キャラクタジェネレータROM)
536 VRAM(ビデオRAM)
542 モータドライバ
552 モータドライバ
591 表示演出テーブル
700 液晶表示装置
701 演出順序テーブル
702 演出詳細テーブル
703 デバイスドライバ
704 制御データ
705 副制御コマンド
706 演出データ
1101 検査基板
1110 デバイスドライバ
1111 デバイス
8102、8202 モータ
8103、8203 センサ



Claims (6)

  1. 報知を少なくとも実行可能な報知手段と、
    前記報知手段の報知制御を少なくとも実行可能な報知制御手段と、
    前記報知制御手段の設定を少なくとも設定可能な設定手段と、
    を備えた遊技台であって、
    前記設定手段は、第一の設定を少なくとも設定可能なものであり、
    前記設定手段は、第二の設定を少なくとも設定可能なものであり、
    前記報知制御手段は、第一の実行条件の成立があった場合に、第一の報知制御を実行可能なものであり、
    前記報知制御手段は、第二の実行条件の成立があった場合に、第二の報知制御を実行可能なものであり、
    前記第一の実行条件は、前記第一の設定が設定されている期間に信号が前記報知制御手段に入力されたことを成立要件として含む条件であり、
    前記第二の実行条件は、前記第二の設定が設定されている期間に前記信号が前記報知制御手段に入力されたことを成立要件として含む条件であり、
    前記第一の報知制御は、前記報知手段に第一の報知を実行させることが可能な制御であり、
    前記第二の報知制御は、前記報知手段に第二の報知を実行させることが可能な制御であり、
    前記第一の設定とは、第一の演出に関する設定のことであり、
    前記第二の設定とは、第二の演出に関する設定のことであり、
    前記第一の報知制御とは、前記第一の演出に関する報知制御のことであり、
    前記第二の報知制御とは、前記第二の演出に関する報知制御のことであり、
    前記第一の報知とは、前記第一の演出に関する報知のことであり、
    前記第二の報知とは、前記第二の演出に関する報知のことである、
    ことを特徴とする遊技台。
  2. 請求項1に記載の遊技台であって、
    前記信号とは、演出に関する信号のことである、
    ことを特徴とする遊技台。
  3. 請求項1または2に記載の遊技台であって、
    前記設定手段は、操作者が操作可能な操作手段を備える、
    ことを特徴とする遊技台。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記信号は、信号出力手段から出力されるものであり、
    前記遊技台は、前記信号出力手段を備えないものである、
    ことを特徴とする遊技台。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    遊技制御を少なくとも実行可能な遊技制御手段を備え、
    前記遊技制御手段は、前記報知制御手段に遊技制御信号を少なくとも出力可能なものであり、
    前記信号は、前記遊技制御信号とフォーマットが同一である、
    ことを特徴とする遊技台。
  6. 請求項5に記載の遊技台であって、
    前記報知制御手段は、前記遊技制御信号を少なくとも受信可能な信号受信手段を備え、
    前記信号受信手段は、前記信号を受信可能なものである、
    ことを特徴とする遊技台。
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