JP2014138375A - アンテナユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】 外部接続用コネクタとアンテナ素子を回転自在に支持するアンテナホルダーとが、1部品の絶縁ケースに一体に取り付けられるアンテナユニットを提供する。
【解決手段】 アンテナ素子を支持する回転軸体を回転自在に収容する円筒状ホルダー本体の基端側開口をキャップで施蓋し、ホルダー本体の先端側開口と外部接続用コネクタの相手側コネクタとの接続部を除いて、前記ホルダー本体と前記外部接続用コネクタの全体を、絶縁ケースにインサート成形する。可動部である回転軸体や回転軸体との接触部に成形樹脂が流入しないので、アンテナ素子を回転自在に支持するアンテナホルダーを絶縁ケースに一体成形できる。
【選択図】図1
【解決手段】 アンテナ素子を支持する回転軸体を回転自在に収容する円筒状ホルダー本体の基端側開口をキャップで施蓋し、ホルダー本体の先端側開口と外部接続用コネクタの相手側コネクタとの接続部を除いて、前記ホルダー本体と前記外部接続用コネクタの全体を、絶縁ケースにインサート成形する。可動部である回転軸体や回転軸体との接触部に成形樹脂が流入しないので、アンテナ素子を回転自在に支持するアンテナホルダーを絶縁ケースに一体成形できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、電波の弱い場所で携帯電話やパーソナルコンピュータ等の通信機器に外部接続用コネクタを接続し、これらの通信機器へアンテナ素子を接続するアンテナユニットに関し、更に詳しくは、アンテナ素子を回転自在に支持するアンテナユニットに関する。
通信機器へアンテナ素子を接続するアンテナユニットは、アンテナ素子を支持する支持部材と、支持部材内でアンテナ素子に電気接続する接続金具と、接続金具に電気接続する信号コンタクトを有する外部接続用コネクタとが、合成樹脂製のケースに固定して取り付けられ、外部接続用コネクタを通信機器側に備えられた相手側コネクタへ嵌合接続させる構造として、必要な場合にアンテナ素子を通信機器へ接続している。
支持部材に支持されるアンテナ素子は、アンテナ素子の指向性や、通信機器や携帯通信機器を操作する操作者との相対位置を考慮して、より良好な受信感度となる姿勢で通信機器に対して支持する必要があり、アンテナ素子を支持部材で回転自在に支持するアンテナユニットが知られている。
以下、この特許文献1に記載された従来のアンテナユニット100を、図12を用いて説明する。このアンテナユニット100は、外部接続用コネクタである同軸コネクタ101の中心軸回りにアンテナ素子102を支持する支持部材103が回転する。
同軸コネクタ101は、後方が大径の鍔部105aとなった円筒状絶縁筒軸105と、絶縁筒軸105の中心軸に沿って固定されたロッド状の中心コンタクト104と、絶縁筒軸105の前方で被嵌して固着される金属スリーブ108とから構成される。
アンテナ素子102の基端部に固着してアンテナ素子102を支持する支持部材103は、合成樹脂で形成され、同軸コネクタ101の中心コンタクト104の軸回りで鍔部105aの外周面に沿って回転するように、鍔部105aに係合して取り付けられている。鍔部105aに係合する支持部材103の後方(図中右方)は、支持部材103にネジ止めして固定される合成樹脂製の蓋体109で覆われ、これにより、鍔部105aの外周面に沿って回転する支持部材103を後方に対して抜け止めしている。
アンテナ素子102の基端には、円筒状のコイル芯106が固着され、コイル芯106に巻き付けられた接続金具であるコイル107が鍔部105aの後方に突出する中心コンタクト104の後端部104aに接触している。従って、アンテナ素子102は、同軸コネクタ101の中心軸に回りで回転自在に支持されると共に、回転する各位置でコイル芯106とコイル107を介して中心コンタクト104に電気接続し、同軸コネクタ101を通信機器の相手側コネクタに嵌合接続することによって、アンテナ素子102が通信機器の給電回路に電気接続する。
上述のアンテナユニット100は、同軸コネクタ101と、同軸コネクタ101に回転自在のアンテナ素子102とを支持することから、支持部材103と支持部材103にネジ止めされる蓋体109との少なくとも2種類の絶縁部材からなる絶縁ケースに同軸コネクタ101とアンテナ素子102を取り付ける必要があり、部品点数が増加し、相互をネジ止めなどで組み立てて一体化する必要があることから、組み立て工数も増加し、製造コスト上昇の原因となっていた。
そこで、支持部材103と蓋体109とからなる絶縁ケースを一体成形することが検討されたが、同軸コネクタ101と同軸コネクタ101に相対的に可動するアンテナ素子102とを一体成形した一部品の絶縁ケースで支持することは困難と考えられていた。
また、同軸コネクタ101やアンテナ素子102に電気接続する接続金具107を、絶縁ケースを成形する際にインサート成形して絶縁ケースへの取付工程を省略することも検討されたが、アンテナ素子102に電気接続する接続金具と同軸コネクタ101の中心コンタクト104とは、摺動接触する関係で両者間が電気接続するので、その接触部に一体成形する成形樹脂が流入して付着し、接続不良となることが懸念され、これらのいずれかを絶縁ケースに一体成形することも困難と考えられていた。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、外部接続用コネクタとアンテナ素子を回転自在に支持するアンテナホルダーとが、1部品の絶縁ケースに一体に取り付けられるアンテナユニットを提供することを目的とする。
また、回転自在のアンテナ素子を外部接続用コネクタの信号コンタクトに電気接続させながら、外部接続用コネクタとアンテナ素子を回転自在に支持するアンテナホルダーを絶縁ケースの成形の際にインサート成形し、絶縁ケースに一体成形したアンテナユニットを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1のアンテナユニットは、アンテナ素子を回転自在に支持するアンテナホルダーと、アンテナホルダーの導電線路を介してアンテナ素子に電気接続する信号コンタクトを有する外部接続用コネクタとが、合成樹脂製の絶縁ケースに取り付けられ、前記外部接続用コネクタを通信機器に取り付けられた相手側コネクタに接続し、アンテナ素子を、前記信号コンタクトが接触する相手側コネクタのコンタクトに電気接続するアンテナユニットであって、
アンテナホルダーは、先端部にアンテナ素子が固定される導電性の回転軸体と、前記先端部を先端側開口から突出させて、前記回転軸体をその軸回りに回転自在に収容する円筒状のホルダー本体と、前記ホルダー本体の基端側開口を施蓋するキャップと、前記ホルダー本体内で回転する前記回転軸体に接触し、前記回転軸体を導電体とした前記ホルダー本体及び/又は前記キャップに電気接続する回転接触バネと、前記回転接触バネが電気接続する前記ホルダー本体及び/又は前記キャップに取り付けられ、前記外部接続用コネクタの信号コンタクトに電気接続する端子金具とを備え、
前記ホルダー本体の先端側開口と前記外部接続用コネクタの相手側コネクタとの接続部を除いて、前記回転軸体と前記回転接触バネを収容して基端側開口を前記キャップで施蓋した前記ホルダー本体と前記外部接続用コネクタの全体を、前記絶縁ケースにインサート成形し、前記アンテナホルダーと前記外部接続用コネクタを前記絶縁ケースに一体成形したことを特徴とする。
アンテナホルダーは、先端部にアンテナ素子が固定される導電性の回転軸体と、前記先端部を先端側開口から突出させて、前記回転軸体をその軸回りに回転自在に収容する円筒状のホルダー本体と、前記ホルダー本体の基端側開口を施蓋するキャップと、前記ホルダー本体内で回転する前記回転軸体に接触し、前記回転軸体を導電体とした前記ホルダー本体及び/又は前記キャップに電気接続する回転接触バネと、前記回転接触バネが電気接続する前記ホルダー本体及び/又は前記キャップに取り付けられ、前記外部接続用コネクタの信号コンタクトに電気接続する端子金具とを備え、
前記ホルダー本体の先端側開口と前記外部接続用コネクタの相手側コネクタとの接続部を除いて、前記回転軸体と前記回転接触バネを収容して基端側開口を前記キャップで施蓋した前記ホルダー本体と前記外部接続用コネクタの全体を、前記絶縁ケースにインサート成形し、前記アンテナホルダーと前記外部接続用コネクタを前記絶縁ケースに一体成形したことを特徴とする。
回転自在のアンテナ素子と外部接続用コネクタの信号コンタクトとは、ホルダー本体内の回転軸体と回転接触バネ間の摺動接触を介して電気接続し、ホルダー本体内は、基端側開口がキャップで施蓋されるので、インサート成形する際の成型樹脂が回転接触部と回転軸体間の接触部に流入してその接触を損なうことがない。
アンテナ素子に固定される回転軸体を回転自在に収容するホルダー本体は、外部接続用コネクタに対して相対移動しないので、両者を絶縁ケースにインサート成形することができる。
請求項2のアンテナユニットは、端子金具と信号コンタクトが、プリント配線基板上に形成された給電パターンに半田付けされ、プリント配線基板を、ホルダー本体と外部接続用コネクタと共に前記絶縁ケースにインサート成形し、絶縁ケース内に埋設したことを特徴とする。
端子金具と信号コンタクトの給電パターンとの半田付け部は、絶縁ケースに埋設されるので、外部接続用コネクタやアンテナホルダーが外力や振動を受けても、半田付け部に伝達されず、半田剥離などによる接続不良が発生しない。
請求項3のアンテナユニットは、回転接触バネが、長円形の一部を切り欠いた輪郭の円筒状に形成され、導電体としたホルダー本体内に弾装して、小径部を回転軸体に外接させ、大径部をホルダー本体に内接させたことを特徴とする。
回転接触バネがホルダー本体内で回転する回転軸体に摺動接触するので、アンテナ素子は、回転軸体、回転接触バネ、導電体としたホルダー本体、端子金具を介して、外部接続用コネクタの信号コンタクトに電気接続する。
回転軸体の外側面に回転接触バネが弾性接触し、回転軸体に固定されるアンテナ素子が所定の回転操作方向の負荷を発生して保持される。
請求項4のアンテナユニットは、回転接触バネが、周囲から頂部に向かって上方に湾曲形成された導電性金属板からなる反転板バネであり、導電体としたキャップとキャップに対向する回転軸体の基端面との間に弾装して、反転板バネの頂部を前記回転軸体の基端面に弾性接触させたことを特徴とする。
回転接触バネがホルダー本体内で回転する回転軸体の基端面に弾性接触するので、アンテナ素子は、回転軸体、回転接触バネ、導電体としたキャップ及びキャップに取り付けられる端子金具を介して、外部接続用コネクタの信号コンタクトに電気接続する。アンテナ素子と信号コンタクトを、屈曲が少ない導電路で接続できるので、アンテナ信号が減衰しにくい。
筒状の回転接触バネをホルダー本体内に収容しないので、ホルダー本体や回転軸体を短縮でき、アンテナホルダーの構造が簡略化する。
請求項5のアンテナユニットは、回転軸体に、弾性材料からなるOリングを環装し、Oリングをホルダー本体に弾性接触させたことを特徴とする。
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
Oリングとホルダー本体の内壁面間の摩擦によって、アンテナ素子の回転方向のトルクと軸方向の摩擦力が発生し、不必要にアンテナ素子がホルダー本体に対して回転したり軸方向に移動しない。
請求項6のアンテナユニットは、絶縁ケースが、アンテナホルダーと外部接続用コネクタを硬質合成樹脂により一体成形した一次成形品の周囲をエラストマーにより二次成形して形成されることを特徴とする。
硬質合成樹脂により、アンテナホルダーや外部接続用コネクタ及びこれらの接続部が保護される。硬質合成樹脂は、二次成形するエラストマーで覆われるので、絶縁ケースの表面に凹凸が生じにくく、また、弾性を有するので感触が良い。
請求項7のアンテナユニットは、外部接続用コネクタが、通信機器に取り付けられたUSBソケットに嵌合接続するUSBプラグであることを特徴とする。
通信機器のUSBソケットに外部接続用コネクタが嵌合接続する構造となり、通信機器にアンテナ素子を簡単に接続できる。
請求項1の発明によれば、アンテナ素子に接続する回転軸体と回転軸体が摺動接触する回転接触バネの間にインサート成形する際の成型樹脂が流入しないので、アンテナホルダーと外部接続用コネクタを絶縁ケースにインサート成形しても、回転自在に支持されるアンテナ素子と信号用コンタクト間は確実に電気接続する。
アンテナホルダーのホルダー本体は、外部接続用コネクタに対して相対移動しないので、絶縁ケースにアンテナ素子を回転自在に支持するアンテナホルダーと外部接続用コネクタとを一体成形できる。
請求項2の発明よれば、アンテナ信号のインタフェース回路素子、ノイズフィルター素子等を実装可能なプリント配線基板を利用して、プリント配線基板に形成した給電パターンにより端子金具と信号コンタクトを電気接続できる。
端子金具と信号コンタクトと給電パターンとの半田接続部を、肉厚の硬質樹脂からなる絶縁ケースで囲い保護する必要がないので、アンテナユニット全体を小型化できる。
請求項3の発明よれば、円筒状の回転接触バネに回転軸体を挿通させて、ホルダー本体内に挿入するだけで、回転軸体に摺動接触する回転接触バネを簡単に組み付けることができる。
回転軸体に回転接触バネが弾性接触して外接するので、回転軸体に固定されたアンテナ素子が不用意に回転しない。
請求項4の発明によれば、反転板バネの頂部と回転する回転軸体の基端面とは、一点で接触するので、回転による変化や劣化がなく、耐久性のある電気接続構造が得られる。
また、ホンダー本体の基端側開口を施蓋して密封するキャップを利用して回転接触バネを位置決め支持できる。
また、異なる形状のホルダー本体についても、共通形状の回転接触バネを用いることができる。特に、反転板バネは、円筒状のホルダー本体に合わせて周囲を円形とすることができ、ホルダー本体内に回転接触バネを収容して容易に位置決めできる。
小型押しボタンスイッチの可動接点板として用いられる同形状の反転板バネを、回転接触バネに利用できるので、量産効果によりより安価に回転接触バネが得られる。
請求項5の発明によれば、Oリングを環装するだけで、アンテナ素子に回転トルクを発生させ、軸方向の移動を規制できるので、回転接触バネは、アンテナ素子と一体の回転軸体に対して強い弾性で弾性接触させる必要がなく、反転板バネなど電気接続する目的のみの単純な形状とすることができる。
請求項6の発明によれば、アンテナホルダーや外部接続用コネクタ及びこれらの接続部が硬質合成樹脂により一体に覆われるので、強固に保護されるとともに、外観と感触に優れた外形状とすることができる。
請求項7の発明によれば、汎用のUSBソケットを備えた通信機器に対して、アンテナ素子を備えたアンテナユニットを着脱できる。
以下、本発明の一実施の形態に係るアンテナユニット1を図1乃至図9を用いて詳細に説明する。アンテナユニット1は、先端側(図1の右側)に図2に示すようにアンテナ素子であるロッドアンテナ2を回転自在に支持するアンテナホルダー4と、外部接続用コネクタであるUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)プラグ5と、アンテナホルダー4とUSBプラグ5とを接続するプリント配線基板6と、これらの周囲を一体成形して覆う絶縁ケース3とから構成される。
アンテナホルダー4は、更に、図9に示すように、導電性の金属体から形成される円筒状のホルダー本体7と、ホルダー本体7内に収容される回転軸体8、回転接触バネ9及びOリング11と、ホルダー本体7の基端側(図1の左側)に固定されるキャップ12と、キャップ12とホルダー本体7の間に取り付けられる端子金具13とから構成される。
ホルダー本体7は、長手方向に沿って先端側から基端側に連通する円筒孔7aが形成されている。円筒孔7aの先端側開口は、後述する回転軸体8のアンテナ支持部81のみを挿通させるように円筒孔7aより小径に形成されている。また、ホルダー本体7の外側面は、先端側より基端側がやや拡径された2段に分かれた円筒面となっている。基端側の外側面は、後述する絶縁ケース3と一体に成形された際に円筒孔7aの中心軸回りにホルダー本体7が回転せずに位置決めされるように、一部が平坦面7bとなっている。
回転軸体8は、導電性の金属体を図9に示すロッド状に形成したもので、先端側のアンテナ支持部81をホルダー本体7の円筒孔7aの先端側開口から突出させた状態で、円筒孔7aに回転自在に収容される。アンテナ支持部81は、半円板状に形成され、その周囲の半円に沿って多数の節度溝81aが刻設され、中心に枢支孔81bが穿設されている。ロッドアンテナ2は、基端側の図示しない回動ピンを枢支孔81bへ挿通してアンテナ支持部81に回転自在に取り付けられ、図示しない節度突起を節度溝81aに係合させて、所定の回転位置で位置決めされる。回転軸体8の中間部82は、回転接触バネ9が弾性接触する円柱形に形成され、また、その基端側には、Oリング11を環装するリング溝83が凹設されている。
回転接触バネ9は、帯状の導電性金属板を外側面の輪郭が楕円形となるように湾曲形成したもので、ホルダー本体7の円筒孔7a内の回転軸体8との間に収容すると、楕円形とすることによる回転接触バネ9の大径部が円筒孔7aの内壁面に弾性接触すると共に、小径部が回転軸体8の中間部82に弾性接触する。従って、円筒孔7a内で回転軸体8が回転している間も、回転接触バネ9は中間部82の外側面に摺動接触し、回転軸体8とホルダー本体7間を電気接続する。尚、本実施の形態では、回転接触バネ9の小径部に内方に突出する接触突起9aを中間部82に当接させ、回転する回転軸体8とより確実に電気接続させている。
Oリング11は、合成ゴムでリング状に形成され、その内径は、回転軸体8のリング溝83の外径よりわずかに小径で、伸張させた状態でリング溝83に環装される。また、リング溝83に取り付けられたOリング11の外径は、ホルダー本体7の円筒孔7aの内径よりわずかに長く、従って、Oリング11は、円筒孔7aの内壁面とリング溝83との間に圧縮状態で配置され、円筒孔7aの内壁面に常時弾性接触する。これにより、回転接触バネ9を強い弾力で回転軸体8に当接させなくても、円筒孔7aの内壁面にOリング11の外周面が弾性接触することにより、ホルダー本体7の円筒孔7aに回転自在に収容される回転軸体8及び回転軸体8に支持されるロッドアンテナ2に、一定の回転方向のトルクと軸方向の摩擦力が発生し、不必要にロッドアンテナ2が回転方向や軸方向に移動しないように位置決めすることができる。
キャップ12は、ホルダー本体7の円筒孔7aの基端側(図1の左側)開口を覆うもので、基端側開口から円筒孔7a内に圧入される円柱蓋部12aとその基端側にリング状に一体に突出するフランジ部12bとからなっている。円柱蓋部12aの外径は円筒孔7aの内径とほぼ等しいかわずかに大径で、円柱蓋部12aの先端側を円筒孔7a内に圧入して一体に組み付ける。フランジ部12bは、円筒孔7aより大径であるので、円柱蓋部12aを円筒孔7a内に圧入する状態で、円筒孔7a周囲のホルダー本体7の基端面に対向する。
端子金具13は、帯状の導電性金属板をプレス加工して、固定部13aとその両側から基端側に直角に折り曲げられた一対の脚部13bが形成され、固定部13aの中央には、キャップ12の円柱蓋部12aを挿通する挿通孔13cが形成され、一対の脚部13bの基端にはプリント配線基板6を挟持する取付凹溝13dがそれぞれ凹設されている。
アンテナホルダー4の組み立ては、ホルダー本体7の円筒孔7aに基端側から、回転接触バネ9を挿入し、続いて、Oリング11をリング溝83へ環装した回転軸体8を順に挿入する。これにより、回転軸体8のアンテナ支持部81はホルダー本体7の円筒孔7aから先端側に突出し、回転接触バネ9が回転軸体8の中間部82に弾性接触する。
続いて、端子金具13の挿通孔13cにキャップ12の円柱蓋部12aを挿通し、その円柱蓋部12aの先端側を円筒孔7a内に軽く組み付けた後、ハンドプレスなどを用いて、キャップ12のフランジ部12bとホルダー本体7の基端面との間で固定部13aが挟着される円筒孔7a内に押し込み、キャップ12をホルダー本体7に一体に組み付ける。図5乃至図8に示すように、キャップ12が取り付けられた状態で、端子金具13とホルダー本体7が電気接続し、回転接触バネ9と、Oリング11が環装された回転軸体8は、円筒孔7aから抜け出ることなくホルダー本体7内に収容される。
このようにして組み立てたアンテナホルダー4は、端子金具13の一対の脚部13bの各取付凹溝13dでプリント配線基板6を挟持すると共に、一対の脚部13bをプリント配線基板6上に形成された図示しない給電パターンに半田接続し、図3、図4に示すように、プリント配線基板6の先端側に取り付けられる。このプリント配線基板6には、インタフェース回路素子やノイズフィルター素子等ロッドアンテナ2により送受信されるアンテナ信号を処理する各種回路部品14を実装してもよい。
USBプラグ5の先端側に突出する一対の信号コンタクト5aも、脚部13bと同様にプリント配線基板6を挟持する形状に形成され、プリント配線基板6を挟持しながら、端子金具13に接続するプリント配線基板6の給電パターンに半田接続することにより、プリント配線基板6の基端側に、USBプラグ5が取り付けられる。USBプラグ5は、図示しない通信機器の筐体に取り付けられるUSBソケットに嵌合接続する接続部5bが基端側に突出して備えられ、筒状の接続部5b内に信号コンタクト5aを臨ませている。また、筒状の接続部5bの先端側開口は、信号コンタクト5aをインサート成形して一体に支持する絶縁ハウジング5cで密封して覆われている。
図3、図4に示すように、プリント配線基板6に取り付けられたアンテナホルダー4とUSBプラグ5の主要部分は、プリント配線基板6とともに一体成形する硬質合成樹脂で覆われる。ここでは、例えば硬質合成樹脂としてPP(ポリプロピレン)を用いる。硬質合成樹脂による一次成形の際には、アンテナホルダー4のホルダー本体7の先端側の外側面の中間から先端側と、USBプラグ5の絶縁ハウジング5cから基端側を除く全体を一体成形する成型金型のキャビティに収容し、溶融する硬質合成樹脂をキャビティ内に流入させる。この成形の際に、アンテナホルダー4の円筒孔7aの基端側開口はキャップ12で覆われ、USBプラグ5の接続部5bの先端側は絶縁ハウジング5cで覆われるので、成形樹脂が円筒孔7a内の可動部や接触部及びUSBプラグ5の接続部5b内に流入しない。また、アンテナホルダー4若しくはUSBプラグ5と半田接続部を含むプリント配線基板6との取付部やプリント配線基板6に実装される電子部品14が硬質合成樹脂に一体に埋設されるので、強固に固定されるとともに、半田接続部に外力が伝達されないので、半田接続部の破損する恐れがない。
また、ホルダー本体7の先端側と基端側の円筒面の2段に分かれた段部と基端側の平坦面が一体となった硬質合成樹脂で覆われるので、アンテナホルダー4は、絶縁ケース3を構成する硬質合成樹脂に対して軸回りに回転することなく、先端側に抜け出ることなく位置決め固定される。
硬質合成樹脂で一体成形した一次成形品は、埋設されたアンテナホルダー4とUSBプラグ5を取り付けたプリント配線基板6の外形が複雑であるので、平坦な表面とならずに凹凸が表れる。そこで、硬質合成樹脂で一体成形した一次成形品を、上述のアンテナホルダー4の先端側とUSBプラグ5の接続部5bを除いて軟質合成樹脂で覆う二次成形を行う。軟質合成樹脂として、ここではTPE(サーモプラスチックエラストマー)を用いる。軟質合成樹脂により二次成形した絶縁ケース3の外表面は、埋設された内部の外形の影響を受けない滑らかな曲面や平面とすることができ、また、二次成形樹脂としてエラストマーを用いることにより、ある程度弾性がある感触のよい絶縁ケース3とすることができる。
図1は、軟質合成樹脂で二次成形したアンテナユニット1を示し、その先端側に突出するアンテナ支持部81にロッドアンテナ2を取り付けて、図2に示すアンテナユニット1を組み立てる。図2に示すアンテナユニット1に取り付けられたロッドアンテナ2は、ホルダー本体7の中心軸回りに回転自在に支持され、回転軸体8、回転接触バネ9、ホルダー本体7、端子金具13及びプリント配線基板6の給電パターンを介してUSBプラグ5の信号コンタクト5aに電気接続する。
この第1実施の形態に係る回転接触バネ9は、円筒状の輪郭を楕円形として大径部をホルダー本体7に、小径部を回転軸体8に弾性接触させているが、ホルダー本体7の円筒孔7aに嵌合する円筒体から中心軸方向に回転軸体8に弾性接触する板バネを切り起こした俵型、鼓型形状の回転接触バネ9であってもよい。
また、円筒孔7a内で回転する回転軸体8に弾性接触する回転接触バネは、必ずしも回転軸体8の軸回りに配置する必要はない。図10、図11は、回転接触バネを、回転軸体8の基端側に配置してその基端面に弾性接触させた本発明の第2実施の形態に係るアンテナユニット30に備えられるアンテナホルダー31を示し、以下、これらの図を用いてアンテナユニット30を説明する。尚、この第2実施の形態では、回転接触バネによる回転軸体との接触構造が第1実施の形態と異なるだけなので、アンテナユニット1と同一若しくは同様に作用する構成については同一の番号を付してその説明を省略する。
アンテナユニット30に用いられる可動接触バネ32は、図10、図11に示すように、導電性と弾性に優れた燐青銅等の金属材料からなる輪郭が円形の金属板を、その周囲から中心に向かって上方にドーム状に湾曲形成させた反転板バネである。このような形状の導電性金属板からなる反転板バネは、頂部32aを押し下げる微小ストロークの押圧操作で反転動作し、頂部32aがその反転方向の切換接点に接触して周囲が接触する固定接点との間を橋絡するとともに、押圧操作力が急激に変化してタクトフィーリングを発生させることから、特許第4629913号公報に記載の導電性タクト板6や特許第3274996号公報に記載のドーム状金属バネ5のように、小型押釦スイッチの可動接点板として用いられている。ここでは、この押釦スイッチに広く用いられている反転板バネ32を、図11に示すように、反転動作に至る前の頂部32aをわずかに押し下げた状態として、回転軸体33に弾性接触させている。
すなわち、反転板バネ32は、導電材料で形成したキャップ12の円形蓋部12aに円形の周囲を載置し、導電性の回転軸体33の回転中心軸上の基端面に突設した押圧突起33aで反転板バネ32の頂部32aを基端方向(図11で左方)にわずかに押し込み、弾性変形した状態でキャップ12と回転軸体33間に位置決めされる。反転板バネ32の円形の輪郭を、ホルダー本体7の円筒孔7aに遊嵌する形状とすれば、円筒孔7aによって中心軸回りにも位置決めされるので、回転する回転軸体33の押圧突起33aは、反転板バネ32の頂部32aに弾性接触する。反転板バネ32の中心軸回りの位置決めは、円形蓋部12aに反転板バネ32の周囲が係合する凹溝やリング状のリブ等を設けてもよい。
回転軸体33には、第1実施の形態で回転接触バネ9を弾性接触させるような中間部82を設ける必要がないので、軸方向に短縮させた形状とする。本実施の形態では、アンテナ支持部81をホルダー本体7の先端側開口から突出させて回転軸体33を先端方向に対して位置決めした状態で、上述のように、反転板バネ32が反転動作に至るストローク未満の長さで押圧突起33aが頂部32aを左方へ押し込むように、押圧突起33aの左端からアンテナ支持部81の基端までの長さを調整して回転軸体33を形成する。尚、反転板バネ32が反転動作するまでのストロークは、1mm以下の微小距離であるので、押圧突起33aがこのストローク未満で確実に頂部32aを押し込む状態を維持するように、反転板バネ32の周囲が載置される円形蓋部12aと回転軸体33との間の間隔を一定とするスペーサーや位置決め手段を設けてもよい。
回転軸体33の中間部82が形成される部位には、リング溝83と同形状のリング溝84が凹設されている。図11に示すように、回転軸体33には、二重に形成されたリング溝83、84にそれぞれOリング11、11が環装され、各Oリング11は、円筒孔7aの内壁面とリング溝83、84との間に圧縮状態で配置され、円筒孔7aの内壁面に弾性接触する。従って、第1実施の形態に比べて、回転軸体33及び回転軸体33に支持されるロッドアンテナ2に、ほぼ2倍の回転方向のトルクと軸方向の摩擦力が発生する。これにより、回転軸体33に弾性接触させて摩擦力を発生させる円筒状の回転接触バネ9を用いなくても、不必要にロッドアンテナ2が回転方向や軸方向に移動しないように位置決めすることができる。しかしながら、1本のOリング11でも所定のトルクや摩擦力が得られれば、必ずしもOリング11を二重に環装させる必要はない。
このアンテナホルダー31の組み立ては、ホルダー本体7の円筒孔7aに基端側から、Oリング11、11をリング溝83、84へ環装した回転軸体33を挿入し、アンテナ支持部81をホルダー本体7の円筒孔7aから先端側に突出させた状態としておく。
続いて、端子金具13の挿通孔13cにキャップ12の円柱蓋部12aを挿通し、円形の反転板バネ32を載置した円柱蓋部12aを円筒孔7a内に軽く組み付けた後、ハンドプレスなどを用いて円筒孔7a内に更に押し込み、端子金具13の固定部13aをキャップ12のフランジ部12bとホルダー本体7の基端面との間で挟着して、キャップ12をホルダー本体7に一体に組み付ける。キャップ12を取り付けた状態で、反転板バネ32は、頂部32aが押圧突起33aにより押し込まれてわずかに圧縮した状態で、円筒孔7a内のキャップ12と回転軸体33の間に収容される。
組み立てたアンテナホルダー31をプリント配線基板6へ取り付け、USBプラグ5とともに第1実施の形態で説明したと同様に一次成形と二次成形を行って絶縁ケース3で覆い、アンテナユニット30とする。この成形の際にも、ホルダー本体7の円筒孔7aの基端側開口はキャップ12により覆われるので、回転軸体33や反転板バネ32が収容された円筒孔7a内に溶融する成形樹脂が流入せずに、回転自在の回転軸体33と反転板バネ32との電気接続が損なわれることはない。
このようにして得られるアンテナユニット30の先端側に突出するアンテナ支持部81にロッドアンテナ2を取り付けて、アンテナユニット30を組み立てる。アンテナユニット30に取り付けられたロッドアンテナ2は、ホルダー本体7の中心軸回りに回転自在に支持され、回転軸体33、反転板バネ32、キャップ12、端子金具13及びプリント配線基板6の給電パターンを介してUSBプラグ5の信号コンタクト5aに電気接続する。従って、キャップ12は導電性材料で形成する必要がある一方、ホルダー本体7は、必ずしも導電性材料で形成しなくてもよい。
本実施の形態によれば、このようにロッドアンテナ2と外部接続用コネクタ5の信号コンタクト5aとが比較的直線的な導電路を介して接続されるので、不要なインダクタンス成分が発生せずに、アンテナ信号が流れる給電線路のインピーダンス整合がとりやすい。
また、回転自在の回転軸体33は、反転板バネ32の頂部32aの一点で接触するので、回転を繰り返すことによる変形や劣化が少なく、耐久性のある接触構造が得られる。
更に、ホルダー本体7の長手方向の長さを短縮でき、接触構造も単純化するので、アンテナユニット30全体の小型化が可能になると共に、回転自在の回転軸体33に接触させる回転接触バネに押釦スイッチの可動接点板として用いられている反転板バネ32を用いるので、部品コストを低下させることができる。
更に、本実施の形態では、円筒孔7aの内径や外形の異なるホルダー本体7としても、共通の反転板バネ32を回転接触バネとして使用できる。
尚、第2実施の形態で回転接触バネとして用いる反転板バネ32は、周囲が円形の輪郭の皿バネである必要はなく、キャップ12に接触する周囲から頂部32aに向かって上方(実施の形態では先端方向)に湾曲形成された導電性金属板であれば、スプリングワッシャーや輪郭が矩形の板バネなどであってもよい。
また、回転軸体33に押圧突起33aを突設して、押圧突起33aの一点で弾性接触させているが、回転軸体33の基端面を平坦面として、反転板バネ32の頂部32aを弾性接触させる構造としてもよい。
上述の各実施の形態では、硬質合成樹脂による一次成形の後に軟質合成樹脂で二次成形を行って絶縁ケース3を形成しているが、所定の外観や感触が一体成形した絶縁ケース3から得られれば、一度の成形のみでもよい。
また、通信機器に取り付けられる高速データ伝送が可能な汎用なUSBソケットに着脱自在に接続するコネクタとしてUSBプラグ5を外部接続用コネクタとして説明したが、他の種類のコネクタであってもよい。
本発明は、回転自在に支持したロッドアンテナを通信機器に接続するアンテナユニットに適している。
1 アンテナユニット(第1実施の形態)
2 ロッドアンテナ
3 絶縁ケース
4 アンテナホルダー
5 外部接続用コネクタ(USBプラグ)
5a 信号コンタクト
5b 接続部
6 プリント配線基板
7 ホルダー本体
7a ホルダー本体の円筒孔
8 回転軸体
9 回転接触バネ
11 Oリング
12 キャップ
13 端子金具
30 アンテナユニット(第2実施の形態)
31 アンテナホルダー
32 回転接触バネ(反転板バネ)
32a 反転板バネ32の頂部
33 回転軸体
81 アンテナ支持部
2 ロッドアンテナ
3 絶縁ケース
4 アンテナホルダー
5 外部接続用コネクタ(USBプラグ)
5a 信号コンタクト
5b 接続部
6 プリント配線基板
7 ホルダー本体
7a ホルダー本体の円筒孔
8 回転軸体
9 回転接触バネ
11 Oリング
12 キャップ
13 端子金具
30 アンテナユニット(第2実施の形態)
31 アンテナホルダー
32 回転接触バネ(反転板バネ)
32a 反転板バネ32の頂部
33 回転軸体
81 アンテナ支持部
Claims (7)
- アンテナ素子を回転自在に支持するアンテナホルダーと、
アンテナホルダーの導電線路を介してアンテナ素子に電気接続する信号コンタクトを有する外部接続用コネクタとが、合成樹脂製の絶縁ケースに取り付けられ、
前記外部接続用コネクタを通信機器に取り付けられた相手側コネクタに接続し、アンテナ素子を、前記信号コンタクトが接触する相手側コネクタのコンタクトに電気接続するアンテナユニットであって、
アンテナホルダーは、
先端部にアンテナ素子が固定される導電性の回転軸体と、
前記先端部を先端側開口から突出させて、前記回転軸体をその軸回りに回転自在に収容する円筒状のホルダー本体と、
前記ホルダー本体の基端側開口を施蓋するキャップと、
前記ホルダー本体内で回転する前記回転軸体に接触し、前記回転軸体を導電体とした前記ホルダー本体及び/又は前記キャップに電気接続する回転接触バネと、
前記回転接触バネが電気接続する前記ホルダー本体及び/又は前記キャップに取り付けられ、前記外部接続用コネクタの信号コンタクトに電気接続する端子金具とを備え、
前記ホルダー本体の先端側開口と前記外部接続用コネクタの相手側コネクタとの接続部を除いて、前記回転軸体と前記回転接触バネを収容して基端側開口を前記キャップで施蓋した前記ホルダー本体と前記外部接続用コネクタの全体を、前記絶縁ケースにインサート成形し、
前記アンテナホルダーと前記外部接続用コネクタを前記絶縁ケースに一体成形したことを特徴とするアンテナユニット。 - 前記端子金具と前記信号コンタクトは、プリント配線基板上に形成された給電パターンに半田付けされ、前記プリント配線基板を、前記ホルダー本体と前記外部接続用コネクタと共に前記絶縁ケースにインサート成形し、前記絶縁ケース内に埋設したことを特徴とする請求項1に記載のアンテナユニット。
- 前記回転接触バネは、長円形の一部を切り欠いた輪郭の円筒状に形成され、導電体としたホルダー本体内に弾装して、小径部を前記回転軸体に外接させ、大径部を前記ホルダー本体に内接させたことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載のアンテナユニット。
- 前記回転接触バネは、周囲から頂部に向かって上方に湾曲形成された導電性金属板からなる反転板バネであり、導電体とした前記キャップと前記キャップに対向する前記回転軸体の基端面との間に弾装して、前記反転板バネの頂部を前記回転軸体の基端面に弾性接触させたことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか1項に請記載のアンテナユニット。
- 前記回転軸体に、弾性材料からなるOリングを環装し、前記Oリングをホルダー本体に弾性接触させたことを特徴とする請求項3又は請求項4のいずれか1項に請記載のアンテナユニット。
- 前記絶縁ケースは、アンテナホルダーと外部接続用コネクタを硬質合成樹脂により一体成形した一次成形品の周囲をエラストマーにより二次成形して形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載のアンテナユニット。
- 前記外部接続用コネクタは、通信機器に取り付けられたUSBソケットに嵌合接続するUSBプラグであることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載のアンテナユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013007284A JP2014138375A (ja) | 2013-01-18 | 2013-01-18 | アンテナユニット |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013007284A JP2014138375A (ja) | 2013-01-18 | 2013-01-18 | アンテナユニット |
Publications (1)
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JP2014138375A true JP2014138375A (ja) | 2014-07-28 |
Family
ID=51415646
Family Applications (1)
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JP2013007284A Pending JP2014138375A (ja) | 2013-01-18 | 2013-01-18 | アンテナユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014138375A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109378570A (zh) * | 2018-09-05 | 2019-02-22 | 杭州游闻网络科技有限公司 | 一种安全可靠的网络基站天线安装支架 |
EP3872934A1 (en) | 2020-02-27 | 2021-09-01 | SMK Corporation | Connector |
-
2013
- 2013-01-18 JP JP2013007284A patent/JP2014138375A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109378570A (zh) * | 2018-09-05 | 2019-02-22 | 杭州游闻网络科技有限公司 | 一种安全可靠的网络基站天线安装支架 |
CN109378570B (zh) * | 2018-09-05 | 2020-11-03 | 聊城信元通信科技有限公司 | 一种安全可靠的网络基站天线安装支架 |
EP3872934A1 (en) | 2020-02-27 | 2021-09-01 | SMK Corporation | Connector |
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