JP2014138238A - 携帯端末装置、無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法 - Google Patents

携帯端末装置、無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の利用者がシェアリングしながら利用する場合におけるセキュリティ性能及び利便性を向上させた携帯端末装置を提供する。
【解決手段】携帯端末装置1は、外部装置から、近距離無線通信を介して利用者識別情報を受信するタッチアクセス部11と、当該利用者識別情報に基づいて認証処理を行い、利用者を特定するログイン認証部100と、当該利用者を特定した場合に、外部装置と高速無線通信を確立するペアリング部12と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、個人識別情報を有する外部装置からの無線アクセスにより使用可能となる携帯端末装置、無線通信装置、当該携帯端末装置及び無線通信装置を用いた無線通信システム、並びに、無線通信方法に関する。
近年、スマートフォン等の多機能型携帯端末装置(以下、単に携帯端末装置という)の普及が進んでいる。また経済的な観点から、このような携帯端末装置を一人が一台ずつ所有するのではなく、一台の携帯端末装置を複数人でシェアリングする利用形態が提案されており、このようなシェアリングサービスを実現する環境も整備されつつある。
一方、上述したような携帯端末装置は通常、SIM(Subscriber Identity Module)カードと呼ばれる利用者固有の識別情報(利用者識別情報)が記録されたカードを装着することで利用できる仕様となっている。そして上記携帯端末装置は、当該SIMカードから読み取った利用者識別情報から電話番号や契約内容等を特定して、通話・通信その他のサービスを当該利用者に向けて提供する処理を行う。
ここで、一台の携帯端末装置を複数人でシェアリングする場合、複数の利用者が予め個々の利用者識別情報が記録されたSIMカードを所有し、携帯端末装置の利用の際に各々がSIMカードを携帯端末装置に装着して利用する、というシェアリング形態が考えられる。しかしながらこのような携帯では、利用者が携帯端末装置を利用しようとする度にSIMカードを装着する必要があるため利便性が良くない。
そこでSIMカード着脱の煩わしさを解消するために、一の携帯端末装置において利用者ごとに割り当てられたID(IDentification)とパスワードを入力してログインするとともに、携帯端末専用の通信回線網を介して利用者識別情報を所定のサーバから読み込むことで利用可能となる携帯端末装置も提案されている。
また関連する技術として、携帯端末装置以外の外部装置に装着されるSIMカードから、別途確立された所定の無線通信(例えばBluetooth(登録商標))を介して携帯端末装置に個人識別情報を送信することで利用可能となる携帯端末装置が開示されている(特許文献1)。
特開2003−244290号公報
しかしながら、上述したような一の携帯端末装置において割り当てられたIDとパスワードを入力してログインし、利用者識別情報をサーバから読み込む手法には以下のような問題点があった。
まず、この利用形態では秘匿性が求められるID及びパスワードの入力によるログインを前提とする。しかしこの手法は、パスワード等の入力操作を第三者に視認されログイン情報が漏えいする危険性を伴うものである。また利用しようとする度にID、パスワードの入力することは利用者にとって煩雑な操作であり、シェアリングサービスの利便性を低下させる要因となっている。
また上記のような利用形態では、ログイン後にその利用者の識別情報を取得すべく携帯端末用回線網に接続する必要があることから、その接続を可能とするため、予め何人かの識別情報が記録されたSIMカードが本体に装着されている必要がある。ここで携帯端末装置本体に装着されるSIMカードは、例えばその装置の所有者が有する識別情報が記録されるものである。そうするとその所有者は、他の利用者に携帯端末装置を貸し渡す際には、そのSIMカードごと渡さなければならず、貸し渡す所有者にとってはセキュリティ上の懸念が生じるという問題もある。
また上記のような利用形態では、一の利用者がログインして利用している最中に他の利用者に対しての通話やメールの着信があっても、当該他の利用者はその着信については気付くことはできない。
他方、特許文献1に記載の、外部装置に装着されるSIMカードから無線通信で当該携帯端末装置に利用者識別情報を送信することで利用可能となる携帯端末装置については、以下のような問題がある。
すなわち、Bluetooth(登録商標)等を用いて、外部装置に装着されるSIMカードと携帯端末装置との無線通信の確立(ペアリング)を行う場合、例えばPIN(Personal Identification Number)コード等を用いた認証を行う必要があり、やはりセキュリティ上の懸念がある。また利用者を切り替える際、一端確立されたペアリングを切断し、別のSIMカードとのペアリングを確立するための設定作業を要するため、利用者のスムーズな切り替えに対応できない。すなわち、シェアリングを前提とした利用形態を適用することができない。
そこでこの発明は、上述の問題を解決することのできる携帯端末装置、無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法を提供することを目的としている。
本発明は、上述の課題を解決すべくなされたもので、外部装置から、近距離無線通信を介して利用者識別情報を受信するタッチアクセス部と、前記利用者識別情報に基づいて認証処理を行い、利用者を特定するログイン認証部と、前記利用者を特定した場合に、前記外部装置と高速無線通信を確立するペアリング部と、を備えることを特徴とする携帯端末装置である。
また本発明は、所定の利用者識別情報が記録された利用者識別情報記録部と、携帯端末装置に対し、近距離無線通信を介して前記利用者識別情報を送信するタッチアクセス部と、前記携帯端末装置と高速無線通信を確立するペアリング部と、携帯端末用回線網との無線通信を行う回線通信部と、を備えることを特徴とする無線通信装置である。
また本発明は、携帯端末装置と、無線通信装置と、を備える無線通信システムであって、前記携帯端末装置は、前記無線通信装置から、近距離無線通信を介して利用者識別情報を受信する第一タッチアクセス部と、前記利用者識別情報に基づいて認証処理を行い、利用者を特定するログイン認証部と、前記利用者を特定した場合に、前記無線通信装置と高速無線通信を確立する第一ペアリング部と、を備え、前記無線通信装置は、前記利用者識別情報を記憶する利用者識別情報記憶部と、前記携帯端末装置に対し、近距離無線通信を介して前記利用者識別情報を送信する第二タッチアクセス部と、前記携帯端末装置と高速無線通信を確立する第二ペアリング部と、携帯端末用回線網との無線通信を行う回線通信部と、を備えることを特徴とする無線通信システムである。
また本発明は、外部装置から、近距離無線通信を介して利用者識別情報を受信し、前記利用者識別情報に基づいて認証処理を行って利用者を特定し、前記利用者を特定した場合に、前記外部装置と高速無線通信を確立することを特徴とする無線通信方法である。
本発明によれば、複数の利用者がシェアリングしながら利用する場合におけるセキュリティ性能及び利便性を向上させた携帯端末装置、無線通信システム、無線通信方法を提供できるという効果が得られる。
本発明にかかる携帯端末装置の最小構成を示す図である。 本発明の一実施形態による携帯端末装置及び無線通信装置の機能構成を示す図である。 本発明の一実施形態による無線通信装置に備えられたアクセス解除キーの外観を示す図である。 本発明の一実施形態による携帯端末装置と無線通信装置の処理フローを説明する第一の図である。 本発明の一実施形態による携帯端末装置と無線通信装置の処理フローを説明する第二の図である。 本発明の他の実施形態による携帯端末装置及び無線通信装置の態様を示す図である。
以下、本発明の各実施形態による携帯端末装置の最小構成を、図面を参照して説明する。図1は本発明にかかる携帯端末装置の最小構成を示す図である。この図において、符号1は携帯端末装置である。
携帯端末装置1は、外部装置から、近距離無線通信を介して利用者識別情報を受信するタッチアクセス部11と、当該利用者識別情報に基づいて認証処理を行い、利用者を特定するログイン認証部100と、当該利用者を特定した場合に、外部装置と高速無線通信を確立するペアリング部12と、を備える。
図2は、本発明の一実施形態による携帯端末装置及び無線通信装置の機能構成を示す図である。
図2に示す通り、携帯端末装置1と無線通信装置2は、所定の無線通信を確立することで無線通信システム3を構築する。ここで、まず本実施形態による携帯端末装置1の機能構成について説明する。
本実施形態による携帯端末装置1はいわゆるスマートフォンであって、例えば3G、LTE(Long Term Evolution)等の通信規格に基づく専用の通信回線網(以下、単に「携帯端末用回線」と呼ぶ)と接続し、通話その他のサービスを利用者に提供する端末装置である。
また携帯端末装置1は、複数の利用者とシェアリングできるように、ログイン機能を有する端末装置である。すなわち利用者は、当該携帯端末装置1を利用する際に所定の認証処理(ログイン)を行う。携帯端末装置1は、認証処理において利用者を特定すると、その利用者固有のシステム環境を自装置に適用し「ログイン完了状態」となる。そして「ログイン完了状態」となった携帯端末装置1は、自装置に適用されたその利用者独自のシステム環境に基づいて各種サービス(例えば通話、メール送受信、クラウドサービス等)を提供するための処理を行う。
携帯端末装置1は図2に示す通り、制御部10、タッチアクセス部11、ペアリング部12、通話部13、SIMカード14及び回線通信部15を備えている。以下、各機能部について詳細に説明する。
制御部10はいわゆるCPU(Central Processing Unit)であって、各機能部の制御、情報の加工・演算等、種々の処理を行う機能部である。制御部10は別途記憶部に記憶された所定のプログラムを読み出すことで構成される。また本実施形態による制御部10は以下に説明する通り、ログイン認証部100及びログイン状態設定部101として機能する。
ログイン認証部100は、所定の利用者識別情報を受け付けて認証処理を行い、自装置の利用者を特定する機能部である。ここで利用者識別情報とは、携帯電話番号や契約内容などの利用者情報であって、携帯電話通信サービス会社(キャリア)が契約者ごとに発行する識別情報である。また利用者識別情報は、SIMカード14に記録されるものである。なお、本実施形態によるログイン認証部100は、特に、後述するタッチアクセス部11を介して外部装置(無線通信装置2)から利用者識別情報を取得する。
ログイン状態設定部101は、ログイン認証部100で利用者が特定された場合に、自装置を、当該特定された利用者固有のシステム環境が適用されたログイン完了状態とする機能部である。携帯端末装置1がログイン完了状態になると、ログインした(認証処理を行った)利用者は、自身について適用されたシステム環境内において携帯端末装置1を利用可能となる。なお、利用者ごとのシステム環境は携帯端末装置1内部においてそれぞれ独立して管理・記録されるため、各利用者は、他の利用者の利用形態や通信履歴等を知ることはできない。
またログイン状態設定部101は、利用者がログインしている状態において、ペアリング部12を介して所定のログアウト通知情報を受信した場合に、ログイン完了状態を終了ともに自装置を「非ログイン状態」とする処理を行う。ここで非ログイン状態とは、利用者のいずれもが携帯端末装置1にログインしていない状態である。携帯端末装置1は、当該非ログイン状態にあるとき、利用者が通話等の各種サービスを一切利用できない状態にして、単にログイン認証のみを受け付けるものとする。
タッチアクセス部11は、外部装置(無線通信装置2)と近距離無線通信を確立し、情報の送受信を行う通信モジュールである。タッチアクセス部11は、例えば電磁誘導結合を利用したNFC(Near Field Communication)やFeliCa(登録商標)等、HF(High Frequency)帯周波数(例えば13.56MHz)の近距離無線通信規格を利用する通信モジュールであり、数cm程度の通信範囲のみで無線通信を行うことができる。本実施形態による携帯端末装置1はこのタッチアクセス部11を有することで、外部装置を携帯端末装置1にタッチする(軽く触れさせる)操作のみで、当該外部装置との情報送受信が可能となる(以下、この操作を「タッチアクセス」と呼ぶこととする)。なお本実施形態によるタッチアクセス部11は、外部装置から、近距離無線通信を介して利用者識別情報を受信する。
ペアリング部12は、タッチアクセス部11で用いられる無線通信規格よりも高速かつ広範な通信領域を有する無線通信規格、例えばBluetooth(登録商標)を利用して外部装置(無線通信装置2)と高速無線通信を確立(ペアリング)し、情報の送受信を行う通信モジュールである。ペアリング部12は、タッチアクセス部11を介して得た利用者識別情報に基づいて認証が成され、利用者が特定された場合には、外部装置(無線通信装置2)とペアリングする。
なお、ペアリング部12が特定の外部装置とペアリングするためには、互いに対応する所定の通信設定を適用する必要がある。ここで、ペアリングするために必要な各種通信設定情報は、上記認証処理の後タッチアクセス部11を介して直ちに送受信される。
またペアリング部12は、自装置が上記非ログイン状態となった場合には、確立されていた高速無線通信を切断する処理を行う。
通話部13は、携帯電話機として通話機能を実現するための実装モジュールである。例えば、音声マイクやスピーカで構成される。
SIMカード14は「利用者識別情報記録部」の一態様であって、上述した通り、利用者ごとにキャリアから発行される利用者識別情報を記録する記録媒体である。なお本実施形態による携帯端末装置1は、別途SIMカード用ソケットを備えており、当該ソケットにSIMカード14を挿入して利用する形態とする。
本実施形態による携帯端末装置1は、複数の利用者によってシェアリングされる利用形態を想定しているが、携帯端末装置1は、図2に示すように、自装置内にSIMカード14を有するものである。当該SIMカード14には、例えば携帯端末装置1の所有者(オーナー)の利用者識別情報が登録されるものである。すなわち、携帯端末装置1の所有者であれば、外部装置(無線通信装置2)からのアクセスを要することなく、SIMカード14に記録される利用者識別情報に基づいて携帯端末装置1を利用することができる。
回線通信部15は、上記携帯端末用回線網に接続して各種情報の送受信を行う通信モジュールである。携帯端末装置1は、この回線通信部15を介して携帯端末用回線網と通信することで通話、メール、各種クラウドサービスを利用者に提供することができる。
なお本実施形態による携帯端末装置1は、上述した機能部以外の機能部を備えていてもよい。例えば、地図提供サービスと連動するGPS(Global Positioning System)機能や、タッチパネルディスプレイ、カメラ、各種センサを別途備えていてもよい。
次に、無線通信システム3を構築する無線通信装置2の機能構成について説明する。
無線通信装置2は、内部に利用者識別情報(SIMカード24)を有する装置であって、所定の無線通信を介して携帯端末装置1と情報を送受信する装置である(以下、無線通信装置2を「SIM内蔵装置2」と読み替えて説明する)。
SIM内蔵装置2は、携帯端末装置1をシェアリングして利用しようとする各利用者が個々に所有する携帯型装置である。SIM内蔵装置2は、当該利用者ごとに発行されたSIMカード24を内部に有している。携帯端末装置1の各利用者は、自身が所有するSIM内蔵装置2を携帯端末装置1とペアリングすることによって当該携帯端末装置1を利用できるようになる。なお本実施形態によるSIM内蔵装置2は携帯端末用回線網と接続する機能を有しているが、通話機能、メール作成・閲覧機能などは備えていないものとする。
SIM内蔵装置2は図2に示す通り、制御部20、タッチアクセス部21、ペアリング部22、アクセス解除キー23、SIMカード24、回線通信部25及び着信通知部26を備えている。
制御部20は、携帯端末装置1が備える制御部10と同等の機能部であり、いわゆるCPU(Central Processing Unit)である。制御部20は、その他各種機能部の制御、その他必要な演算処理を行う。
タッチアクセス部21は、携帯端末装置1が備えるタッチアクセス部11と同等の機能部であり、当該タッチアクセス部11と対向することで携帯端末装置1との近距離無線通信を実現する通信モジュールである。本実施形態によるタッチアクセス部21は、自装置(SIM内蔵装置2)を携帯端末装置1にタッチアクセスした場合に、自装置が備えるSIMカード24の利用者識別情報を、当該携帯端末装置1に送信する。なお送信した利用者識別情報がログイン認証部100に入力され認証処理が行われることで、利用者は当該タッチアクセスを行うのみで携帯端末装置1にログインすることができる。
ペアリング部22は、携帯端末装置1が備えるペアリング部12と同等の機能部であり、当該ペアリング部12と所定の高速無線通信(例えばBluetooth(登録商標))を確立し、携帯端末装置1との高速無線通信を実現する通信モジュールである。ペアリング部22は、利用者がタッチアクセスによりログインすると、即座に携帯端末装置1のペアリング部12とペアリングを開始する。
図3は、本発明の一実施形態による無線通信装置に備えられたアクセス解除キーの外観を示す図である。
アクセス解除キー23は、利用者が携帯端末装置1の利用を終了しようとするときに押下するハードキーである(図3)。ペアリング部22は、自装置が備えるアクセス解除キー23が押下された場合に、携帯端末装置1に所定のログアウト通知情報を送信する。携帯端末装置1のログイン状態設定部101は、ペアリング部12を介して当該ログアウト通知情報を受信すると、当該利用者についてのシステム環境の適用を終了し、携帯端末装置1を非ログイン状態とする処理を行う。そして、ペアリング部22とペアリング部12は、確立された高速無線通信を切断する。
SIMカード24は「利用者識別情報記録部」の一態様であって、SIMカード14と同様、利用者ごとにキャリアから発行される利用者識別情報を記録する記録媒体である。なおSIMカード24には、例えば、携帯端末装置1の所有者以外の者であって、当該携帯端末装置1をシェアリングして利用しようとする者の利用者識別情報が記録される。なお図2に示すSIM内蔵装置2も、携帯端末装置1と同様、別途SIMカード用ソケットを備えており、当該ソケットにSIMカード24を挿入して利用する。
回線通信部25は、携帯端末用回線網に接続して各種情報の送受信を行う通信モジュールである。ここでSIM内蔵装置2は、携帯端末用回線網に対し、当該回線通信部25を介して通話またはクラウドサービス等の提供に必要な情報を送受信するが、上述した通り、SIM内蔵装置2自身は、通話機能、クラウドサービスの利用に必要な情報閲覧機能等を備えるものではない。SIM内蔵装置2は、あくまで携帯端末装置1と携帯端末用回線網との仲介役として機能するものである。具体的には、上述したペアリング部22が、回線通信部25を介して携帯端末用回線網から受信した情報を携帯端末装置1に送信するとともに、携帯端末装置1から受信した情報を、回線通信部25を介して携帯端末用回線網に送信する機能部として機能する。
またSIM内蔵装置2は、通常の携帯電話と同じように、回線通信部25を介して常時携帯端末用回線網に接続できる状態にある。さらにSIM内蔵装置2はSIMカード24を備えているので、当該SIMカード24に記録された電話番号について着信があった場合にはその利用者宛ての着信信号を、回線通信部25を介して受信することができる。
着信通知部26は、携帯端末用回線網から回線通信部25を介して着信信号を受信中に、当該着信信号を受信中であることを利用者に通知する機能部である。ここで「所定の着信信号」とは、他人から利用者に向けての通話発信があった際に、携帯端末用回線網(基地局)から、利用者宛ての通話発信中であることを通知する信号である。着信通知部26は、上記着信信号の受信に伴って所定の着信音を再生したり、自装置を振動させたりすることで、SIM内蔵装置2が着信信号を受信中であることを利用者に通知する。
図4は、本発明の一実施形態による携帯端末装置と無線通信装置の処理フローを説明する第一の図である。
次に、本実施形態による携帯端末装置1とSIM内蔵装置2によって構築される無線通信システムの処理フローについて説明する。まず利用者が携帯端末装置1を利用する際の処理フローを、図4を参照しながら順を追って説明する。
まず前提として携帯端末装置1は「非ログイン状態」にあるものとする(ステップS10)。このときSIM内蔵装置2を所有する利用者は、まだ携帯端末装置1にログインしていないので当該携帯端末装置1を利用することはできない。
次に利用者は携帯端末装置1を利用すべく、所有するSIM内蔵装置2でタッチアクセスする(ステップS11)。この際の処理を具体的に説明すると、まずSIM内蔵装置2の制御部20が自装置のSIMカード24から利用者識別情報を読み取り、タッチアクセス部21に出力する。そして、タッチアクセス部21が携帯端末装置1のタッチアクセス部11に当該利用者識別情報を送信する。
次に携帯端末装置1の制御部10(ログイン認証部100)は、タッチアクセス部11を介して受信した利用者識別情報に基づいて認証処理を行う。認証処理では、ログイン認証部100は例えば利用者識別情報に登録されたログインID及びパスワードを参照し、携帯端末装置1に別途利用者ごとに登録されたログインID及びパスワードのいずれかと合致するか否かを判定する。そして、ログイン認証部100が認証処理を行い、携帯端末装置1を利用しようとする利用者を特定すると、ログイン状態設定部101は、当該特定された利用者固有のシステム環境を自装置に適用して「ログイン完了状態」とする処理を行う(ステップS12)。
また、携帯端末装置1のタッチアクセス部11とSIM内蔵装置2のタッチアクセス部21は、上記認証処理が完了した後に、互いにペアリングを確立するために必要な情報のやり取りを行う。そして、利用者の認証が成され携帯端末装置1がログイン完了状態となると、携帯端末装置1のペアリング部12及びSIM内蔵装置2のペアリング部22は、Bluetooth(登録商標)に基づいた高速無線通信を確立(ペアリング)する(ステップS13)。
この後利用者は、携帯端末装置1を介して通話、メールの送受信、及び各種クラウドサービス等を利用することができる(ステップS14)。この時、携帯端末装置1が携帯端末用回線網とのデータ送受信を行う場合は、SIM内蔵装置2を介して行う。具体的には、SIM内蔵装置2の制御部20は、ペアリング部22を介して携帯端末装置1から受信した情報を、回線通信部25を介して携帯端末用回線網へ送信する。また制御部20は、回線通信部25を介して携帯端末用回線網から受信した情報を、ペアリング部22を介して携帯端末装置1へ送信する。
次に利用者が携帯端末装置1の利用を終了すべく、SIM内蔵装置2のアクセス解除キー23を押下する(ステップS15)。するとSIM内蔵装置2の制御部20は、当該キー押下操作を検知するとともに、ペアリング部22を介して携帯端末装置1にログアウト通知情報を送信する(ステップS16)。携帯端末装置1の制御部10(ログイン状態設定部101)は、ペアリング部12を介して当該ログアウト通知情報を受信すると、当該利用者についてのシステム環境を初期化(例えば利用情報履歴の消去等)してログイン完了状態を終了するとともに自装置を「非ログイン状態」とする処理を行う(ステップS17)。そして、ペアリング部12及びペアリング部22は確立されていた高速無線通信を切断する処理を行う(ステップS18)。すなわち利用者がアクセス解除キー23を押下すると、携帯端末装置1及びSIM内蔵装置2は、ステップS16〜ステップS18により利用者が携帯端末装置1を利用する前の状態(ログイン前の状態)に戻す処理を行う。
なお、図4で示した処理フローは、最初、携帯端末装置1が非ログイン状態にある(ステップS10)ことを前提として説明したが、本実施形態においては、この条件に限定されない。すなわち、携帯端末装置1が一の利用者からのタッチアクセスを受けた場合において、当該携帯端末装置1が他の利用者についてのログイン完了状態にあった場合には、ログイン状態設定部101は、自装置を当該他の利用者のログイン完了状態から一旦非ログイン状態に変更する処理を行う。そしてログイン状態設定部101は、直ちに新たなタッチアクセスにより特定された上記一の利用者固有のシステム環境を適用し、自装置をログイン完了状態とする処理を行う。
またステップS14にて、携帯端末装置1はSIM内蔵装置2が備える回線通信部25を介して、携帯端末用回線網と通信することで、利用者に各種サービスを提供するものとして説明したが、携帯端末装置1は、状況に応じて携帯端末装置1自身が備える回線通信部15を介して携帯端末用回線網と通信を行ってもよい。
携帯端末装置1及びSIM内蔵装置2は、以上のようにして利用者にシェアリングサービスを提供する。このようにすれば、利用者は自身が所有するSIM内蔵装置2を携帯端末装置1にタッチアクセスするのみで携帯端末装置1にログインし利用可能となるため利便性が高い。
また、各利用者が各々のSIMカードを所有するというシェアリング形態であるため、携帯端末装置1の所有者は自身のSIMカードを携帯端末装置1から取り外した状態で利用者に貸し渡したとしても、当該利用者は当該携帯端末装置1を利用可能となる。
以上、本発実施形態による携帯端末装置1及びSIM内蔵装置2によれば、シェアリングサービスにおけるセキュリティ性能及び利便性を向上させることができる。
なお携帯端末装置1及びSIM内蔵装置2は、以上に説明したような態様で使用されるものであるが、その他、例えば以下のような態様であっても構わない。
例えば本実施形態によるSIM内蔵装置2は、利用者の利用者識別情報が記録されたSIMカード24を自装置に備えることとしているが、他の実施形態によっては、SIM内蔵装置2は別の記録媒体、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等を用いて利用者識別情報を有してもよい。なお、携帯端末装置1が備えるSIMカード14についても同様である。
また本実施形態による携帯端末装置1は、自装置所有者の利用者識別情報が記録されたSIMカード14を備えることとしているが、他の実施形態によっては、携帯端末装置1はSIMカード14を備えていなくてもよい。すなわち、携帯端末装置1の利用者は専らSIM内蔵装置2から利用者識別情報を取得して利用可能となる携帯端末装置であってもよい。
図5は、本発明の一実施形態による携帯端末装置と無線通信装置の処理フローを説明する第二の図である。
また本実施形態による携帯端末装置1及びSIM内蔵装置2は、以下に説明するような通話機能を備えていてもよい。ここで、携帯端末装置1及びSIM内蔵装置2が有する通話機能について、図5を参照しながら説明する。
まず前提として携帯端末装置1は「非ログイン状態」にあるものとする(ステップS20)。そしてこの状態において第三者がある利用者に対し通話しようと通話発信を行ったとする。すると、携帯端末用回線網(基地局)は、SIMカード24を備えるSIM内蔵装置2に対し着信信号を送信する(ステップS21)。
SIM内蔵装置2の制御部20が回線通信部25を介して上記着信信号を受信すると、制御部20は着信通知部26に動作信号を出力する。当該動作信号を受信した着信通知部26は、例えば所定の着信音を再生したり、バイブレーション機能により自装置を振動させたりして、利用者に対して着信通知を行う(ステップS22)。これにより、SIM内蔵装置2を所有する利用者は、自分宛ての着信信号を受信中であることを認知することができる。
次に、着信中であることを認知した利用者は、着信信号受信中のSIM内蔵装置2を、非ログイン状態にある携帯端末装置1にタッチアクセスする(ステップS23)。このタッチアクセスにより、タッチアクセス部11を介して利用者識別情報を受信した携帯端末装置1の制御部10(ログイン認証部100)は直ちに認証処理を行い、次いでログイン状態設定部101が携帯端末装置1をログイン完了状態とする処理を行う(ステップS24)。そして、利用者の認証が成され携帯端末装置1がログイン完了状態となると、携帯端末装置1のペアリング部12及びSIM内蔵装置2のペアリング部22は、Bluetooth(登録商標)に基づいた高速無線通信を確立(ペアリング)する(ステップS25)。
次に、SIM内蔵装置2の制御部20は、着信信号の受信中において、携帯端末装置1とペアリングした場合に、ペアリング部22を介して当該携帯端末装置1に所定の通話開始信号を送信する(ステップS26)。またSIM内蔵装置2は、ステップS23〜ステップS25におけるタッチアクセスによる認証及びペアリングが完了したことを検知して、基地局に対して着信応答信号を送信する。ここで着信応答信号とは、着信信号を受信中の利用者が当該着信信号に対し応答したことを通知する信号である。基地局は当該着信応答信号を受信すると、利用者が通話を行える状態にする。
一方、通話部13は、ペアリング部12を介して通話開始信号を受信した場合に、通話機能を開始する。具体的には、通話開始信号を受信した携帯端末装置1の制御部10は、直ちに通話部13(スピーカ、マイク等)に動作信号を出力することで自装置の通話機能を開始させる(ステップS28)。ステップS13で通話部13が動作して通話機能が開始されると、利用者は携帯端末用回線網を介して通話を行えるようになる(ステップS29)。ここで携帯端末装置1は、SIM内蔵装置2を介して音声信号の送受信を行ってもよいし、携帯端末装置1が備える回線通信部15を介して直接送受信してもよい。
このようにすることで利用者は、自分宛ての通話着信があった際に、自身が所有するSIM内蔵装置2を介してそのことを知ることができるとともに、当該SIM内蔵装置2を携帯端末装置1にタッチアクセスすることで即座に通話を開始することができる。すなわち、通常の携帯電話について行う「電話に出る」という作業(例えば専用キーの押下)を、タッチアクセスのみで行うことが可能となる。
以上、本発実施形態による携帯端末装置1及びSIM内蔵装置2によれば、通話着信時における応答操作を簡易化することで、シェアリングサービスの利便性をより向上させることができる。
図6は、本発明の他の実施形態による携帯端末装置及び無線通信装置の態様を示す図である。
上述した実施形態による携帯端末装置1は、例えばスマートフォンであることとして説明したが、他の実施形態によってはこの態様に限定されない。例えば携帯端末装置1は、図6に示すようなパーソナルコンピュータ(パソコン)、(スマートフォンではない)一般的な携帯電話、公衆電話、タブレット型の情報端末装置、または自動車に搭載されるカーナビゲーション装置であってもよい。利用者は、自身が所有するSIM内蔵装置2をこれらの機器にタッチアクセスすることで利用することができるようになる。
また携帯端末装置1が法人用携帯端末装置であった場合、その法人用携帯端末装置は、SIM内蔵装置2によるタッチアクセスにより従業員を特定することで、当該法人のイントラネット上の情報を提供できるようにしてもよい(図6)。
また、上述した実施形態によるSIM内蔵装置2は、着信通知部26による着信通知以外の機能を備えていないこととして説明したが、他の実施形態においてはこの態様に限定されない。すなわち、SIM内蔵装置2は、携帯端末装置1と同等の機能部(タッチパネルディスプレイ、カメラ、各種センサ等)を備えていてもよい。また、SIM内蔵装置2は、図3に示した様なカード型の装置であってもよいし、例えば利用者が普段身に着ける腕時計等であってもよい。
またこれに合わせて、アクセス解除キー23も図3に示すようなハードキーを用いる態様に限定されない。例えば、SIM内蔵装置2がタッチパネルディスプレイを備えている場合、アクセス解除キー23は、当該タッチパネルディスプレイ上に表示されるソフトキーであってもよい。
なお、上述の携帯端末装置1及びSIM内蔵装置2は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した携帯端末装置1及びSIM内蔵装置2の各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)または半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
1・・・携帯端末装置
10、20・・・制御部
100・・・ログイン認証部
101・・・ログイン状態設定部
11、21・・・タッチアクセス部
12、22・・・ペアリング部
13・・・通話部
14、24・・・SIMカード
15、25・・・回線通信部
2・・・無線通信装置(SIM内蔵装置)
23・・・アクセス解除キー
26・・・着信通知部
3・・・無線通信システム

Claims (10)

  1. 外部装置から、近距離無線通信を介して利用者識別情報を受信するタッチアクセス部と、
    前記利用者識別情報に基づいて認証処理を行い、利用者を特定するログイン認証部と、
    前記利用者を特定した場合に、前記外部装置と高速無線通信を確立するペアリング部と、
    を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記利用者を特定した場合に、自装置を、当該特定された利用者固有のシステム環境が適用されたログイン完了状態とするログイン状態設定部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記ログイン状態設定部は、
    前記ペアリング部を介して所定のログアウト通知情報を受信した場合に、前記ログイン完了状態を終了するとともに自装置を非ログイン状態とし、
    前記ペアリング部は、
    自装置が前記非ログイン状態となった場合に、確立されていた高速無線通信を切断する
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記ペアリング部を介して所定の通話開始信号を受信した場合に、通話機能を開始する通話部と、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の携帯端末装置。
  5. 所定の利用者識別情報が記録された利用者識別情報記録部と、
    携帯端末装置に対し、近距離無線通信を介して前記利用者識別情報を送信するタッチアクセス部と、
    前記携帯端末装置と高速無線通信を確立するペアリング部と、
    携帯端末用回線網との無線通信を行う回線通信部と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  6. 前記ペアリング部は、
    前記回線通信部を介して前記携帯端末用回線網から受信したデータを前記携帯端末装置に送信するとともに、前記携帯端末装置から受信したデータを、前記回線通信部を介して前記携帯端末用回線網に送信する
    ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 前記ペアリング部は、
    自装置が備えるアクセス解除キーが押下された場合に、前記携帯端末装置に所定のログアウト通知情報を送信する
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の無線通信装置。
  8. 前記携帯端末用回線網から所定の着信信号を受信中に、当該着信信号を受信中であることを利用者に通知する着信通知部と、
    を備え、
    前記ペアリング部は、
    前記着信信号の受信中において、前記携帯端末装置と高速無線通信を確立した場合には、当該携帯端末装置に所定の通話開始信号を送信する
    ることを特徴とする請求項5から請求項7の何れか一項に記載の無線通信装置。
  9. 携帯端末装置と、無線通信装置と、を備える無線通信システムであって、
    前記携帯端末装置は、
    前記無線通信装置から、近距離無線通信を介して利用者識別情報を受信する第一タッチアクセス部と、
    前記利用者識別情報に基づいて認証処理を行い、利用者を特定するログイン認証部と、
    前記利用者を特定した場合に、前記無線通信装置と高速無線通信を確立する第一ペアリング部と、
    を備え、
    前記無線通信装置は、
    前記利用者識別情報を記憶する利用者識別情報記憶部と、
    前記携帯端末装置に対し、近距離無線通信を介して前記利用者識別情報を送信する第二タッチアクセス部と、
    前記携帯端末装置と高速無線通信を確立する第二ペアリング部と、
    携帯端末用回線網との無線通信を行う回線通信部と、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  10. 外部装置から、近距離無線通信を介して利用者識別情報を受信し、
    前記利用者識別情報に基づいて認証処理を行って利用者を特定し、
    前記利用者を特定した場合に、前記外部装置と高速無線通信を確立する
    ことを特徴とする無線通信方法。
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