JP2014137155A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】パラレル配管熱交換器の電食腐食を抑制することができる空気調和機の室外機を提供する。
【解決手段】薄鋼板で構成された底板12と、底板12上に設置され、アルミニウムあるいはアルミニウム合金製のパラレル配管熱交換器1と、パラレル配管熱交換器1の下端部に設けられた合成樹脂製の第1及び第3支持部材15A、16Aとを備え、第1及び第3支持部材15A、16Aは、パラレル配管熱交換器1の横方向に延びて互いに対向し、パラレル配管熱交換器1の下端部を支持する一対の側板と、その一対の側板の間に設けられ、一端から他端に向かうに連れて下方に傾く傾斜板と、傾斜板の両端に設けられた排水穴とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、アルミニウム製あるいはアルミニウム合金製のパラレル配管熱交換器が搭載された空気調和機の室外機に関するものである。
熱交換器と底板との間にスペーサが配置された空気調和機の室外機が開示されている。熱交換器に使用されるフィン及びチューブ材は、アルミニウムあるいはアルミニウム合金で構成されている。底板は鋼板で構成されており、スペーサは、アルミニウムより卑な金属あるいは合成樹脂などの非金属で構成されている。このスペーサが配置されることにより、熱交換器のフィンの腐食が抑制されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−114273号公報
空気調和機の室外機では、熱交換器に鉄粉や銅粉など金属物が付着することがある。熱交換器に付着した鉄粉や銅粉は、室外機内に侵入する雨水やドレン水により流れずに、スペーサと接する熱交換器の底部に水と共に溜まることがある。この状態が長期間続いた場合には、前述した従来の空気調和機の室外機では、熱交換器が電食腐食を起こすという課題があった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、熱交換器の電食腐食を抑制することができる空気調和機の室外機を得ることを目的とする。
本発明における空気調和機の室外機は、金属製の底板と、空気が流入する表面を外側に向けて底板上に設置され、当該底板の材質と異なる金属製の熱交換器と、熱交換器の下端部に設けられた合成樹脂製の下支持部材とを備え、下支持部材は、熱交換器の横方向に延びて互いに対向し、熱交換器の下端部を支持する一対の側板と、一対の側板の間に設けられ、一端から他端に向かうに連れて下方に傾く傾斜板と、傾斜板の両端に設けられた排水穴とを有している。
本発明においては、熱交換器の下端部に設けられた合成樹脂製の下支持部材に傾斜板を設け、更に、傾斜板の両端に排水穴を設けているので、熱交換器に雨水やドレン水が付着しても、その水は傾斜板に沿って下方に流れ排水穴から底板へ排出される。そのため、熱交換器の底部に雨水やドレン水が溜まるようなことがなくなり、熱交換器の電食腐食を防止できる。
実施の形態に係る空気調和機の室外機を分解して示す斜視図である。 図1のパラレル配管熱交換器の上端部側を示す斜視図である。 図1のパラレル配管熱交換器の下端部側を示す斜視図である。 図1のパラレル配管熱交換器の左右方向の一端部を示す斜視図である。 実施の形態におけるパラレル配管熱交換器の第1及び第2支持部材を示す斜視図である。 第1及び第2支持部材の平面図及び第1及び第2支持部材のX−X断面図並びにa部の拡大断面図である。 天板の一部を切り抜いて示す平面図である。 図7のY−Y断面図である。 パラレル配管熱交換器の正面平面部の上端部に装着された第2支持部材の側面図である。 ファンモータ支持部材の上端部を斜め上方から見て示す斜視図である。
以下、本発明に係る空気調和機の室外機の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は実施の形態に係る空気調和機の室外機を分解して示す斜視図、図2は図1のパラレル配管熱交換器の上端部側を示す斜視図、図3は図1のパラレル配管熱交換器の下端部側を示す斜視図、図4は図1のパラレル配管熱交換器の左右方向の一端部を示す斜視図である。
本実施の形態に係る空気調和機の室外機は、脚部11を有する底板12と、底板12に裏面を外側に向けて設置された例えばパラレル配管熱交換器1と、パラレル配管熱交換器1の背面と対向して配置された前面パネル13と、側面パネル14と、天板19とで、外観が箱状に形成されている。なお、パラレル配管熱交換器1においては、空気の流入側が背面であり、空気の流出側が表面である。
また、室外機の内部は、パラレル配管熱交換器1の表面と前面パネル13との間に設けられたセパレータ10により、送風機室5と機械室9とに分けられている。送風機室5には、パラレル配管熱交換器1の表面に設置されたファンモータ3が設けられている。このファンモータ3には、プロペラファン2が装着されている。機械室9には、底板12上に設置された圧縮機6、冷媒配管7、電気品8などが配置されている。前述の底板12は、導電性を有する例えば薄鋼板よりなっている。
パラレル配管熱交換器1は、例えば、正面平面部1a、正面平面部1aの左側一端部から手前側に折り曲げられた角部1b及び角部1bから更に手前側に延びる側面平面部1cにより構成されている。つまり、このパラレル配管熱交換器1は、平面L字状に形成されている。その両端部にはヘッダパイプが設けられており、ヘッダパイプの間には複数の偏平チューブが並列に配置されており、偏平チューブの間にはコルゲートフィンが配置されている。ヘッダパイプ、偏平チューブ及びコルゲートフィンは、アルミニウム(又はアルミニウム合金)よりなり、ヘッダパイプと偏平チューブ、偏平チューブとコルゲートフィンは、それぞれロウ付けあるいは溶着で互いに固定されている。
両端のヘッダパイプのうち機械室9側のヘッダパイプは、冷媒配管7を介して圧縮機6に接続されており、また、図示せぬ室内機の熱交換器などを介して圧縮機6に接続されている。この室外機のパラレル配管熱交換器1は、暖房運転時には蒸発器として作用し、冷房運転時には凝縮器として作用する。
パラレル配管熱交換器1の正面平面部1aの下端部には、下支持部材である第1支持部材15Aが取り付けられ、その正面平面部1aの上端部には、上支持部材である第2支持部材15Bが取り付けられている(図1〜図3参照)。この第1及び第2支持部材15A、15Bは、図4に示すように、連結部材20に嵌め込まれ、ネジ21で双方が締結されている。なお、第1及び第2支持部材15A、15Bは、後述するが、同一形状に構成されている。
また、パラレル配管熱交換器1の側面平面部1cの下端部には、下支持部材である第3支持部材16Aが取り付けられ、その側面平面部1cの上端部には、上支持部材である第4支持部材16Bが取り付けられている。なお、第3及び第4支持部材16A、16Bは、後述するが、同一形状に構成されている。
前述のファンモータ3は、パラレル配管熱交換器1の第2支持部材15Bに係止されたファンモータ支持部材4に固定されている。なお、ファンモータ支持部材4については後述する。
電気品8は、ファンモータ3、圧縮機6などに電力を供給する回路基板により構成されている。その電気品8からの電力供給によりファンモータ3が駆動すると、プロペラファン2が回転する。この時、パラレル配管熱交換器1の正面平面部1a、角部1b及び側面平面部1cの背面から空気を吸引して通過させ、その空気を表面から送風機室5内に送り込む。送り込んだ空気を前面パネル13のベルマウス13aから前方に排出する。例えば、冷房運転中においては、パラレル配管熱交換器1内の冷媒は空気によって冷却され、パラレル配管熱交換器1を通過した空気は冷媒と熱交換して加熱される。
前述した各部品の組み付けの順序としては、先ず、パラレル配管熱交換器1の正面平面部1aの下端部に第1支持部材15Aを、その上端部に第2支持部材15Bをそれぞれ取り付ける。次に、その上下の第1及び第2支持部材15A、15Bを連結部材20に嵌め込んでネジ21で締結する。また、パラレル配管熱交換器1の側面平面部1cの下端部に第3支持部材16Aを、その上端部に第4支持部材16Bをそれぞれ取り付ける。
その後、そのパラレル配管熱交換器1を底板12上に設置して固定し、更に圧縮機6を底板12上に固定して、圧縮機6に接続された冷媒配管7をパラレル配管熱交換器1と接続する。ファンモータ支持部材4を正面平面部1aの第2支持部材15Bに係止して固定し、ファンモータ支持部材4にファンモータ3を固定する。そして、プロペラファン2をファンモータ3に装着し、セパレータ10を連結部材20に取り付け、電気品8をセパレータ10に固定する。最後に、前面パネル13と側面パネル14を底板12に取り付け、天板16を前面パネル13と側面パネル14に取り付けて上部を覆う。
次に、第1及び第2支持部材15A、15Bの構成について、図5〜図8を用いて説明する。
図5は実施の形態におけるパラレル配管熱交換器の第1及び第2支持部材を示す斜視図、図6は第1及び第2支持部材の平面図及び第1及び第2支持部材のX−X断面図並びにa部の拡大断面図、図7は天板の一部を切り抜いて示す平面図、図8は図7のY−Y断面図である。
第1及び第2支持部材15A、15Bは、合成樹脂よりなっている。この第1及び第2支持部材15A、15Bは、図5及び図6に示すように、パラレル配管熱交換器1の横方向に延びて互いに対向する一対の側板15a、15bと、一対の側板15a、15bを繋ぐ平板15cを長手方向に平行に切断して複数設けられ、平板15cから一方向に下方に傾斜する傾斜板15dと、傾斜板15dの両端側に設けられた排水穴15e、15fと、一対の側板15a、15bの内側面の傾斜板15dより高い位置に、かつ当該側板15a、15bの長手方向に互いにずれた状態で配置された支持板15gと、一方の側板15aの外側面に設けられたファンモータ支持部材4の位置決め突出部15hと、もう一方の側板15bの外側面に突出して設けられ、ファンモータ支持部材4に嵌り込む嵌合部15iとで構成されている。前述の支持板15gは、パラレル配管熱交換器1の正面平面部1aの下端部及び上端部に嵌り込む凸構造を備えたフック機能を有している。
この第1及び第2支持部材15A、15Bの左右方向の一端部には、図5及び図6に示すように、ヘッダパイプの端部が挿入されるヘッダ挿入部15jが設けられている。そのヘッダ挿入部15jには、前述のネジ21がねじ込まれるネジ穴15kが設けられている。また、第1及び第2支持部材15A、15Bの他端部は、開口されており、その開口から見た場合に断面が略H字状に形成されている。なお、他端部側に位置する傾斜板15dは、所定位置から水平となり、前述の開口と繋がっている。つまり、その開口が排水穴となる。
第3及び第4支持部材16A、16Bは、図示していないが、第1及び第2支持部材15A、15Bと同様に合成樹脂よりなり、第1及び第2支持部材15A、15Bの長さよりも短く形成されている。例えば、一対の側板の間には1つの傾斜板が設けられ、その傾斜板の高い位置には排水穴が設けられ、傾斜板の低い部分は所定位置から水平になって排水穴である開口と繋がっている。第3及び第4支持部材16A、16Bの左右方向の一端部には、第1及び第2支持部材15A、15Bと同様に、ヘッダ挿入部が設けられている。なお、第3及び第4支持部材16A、16Bは、傾斜板が1つであることを述べたが、これは一例であって、傾斜板を2つあるいはそれ以上でもよい。
パラレル配管熱交換器1の下端部に第1支持部材15Aを取り付ける場合は、第1支持部材15Aの支持板15gを上方に向けて、パラレル配管熱交換器1の正面平面部1aの下端部を側板15a、15b間の溝内に支持板15gに接触するまで挿入すると共に、ヘッダパイプの下端部をヘッダ挿入部15jに挿入する。次いで、図5に示す第1支持部材15Aの支持板15gを下方に向けて第2支持部材15Bとし、パラレル配管熱交換器1の正面平面部1aの上端部を側板15a、15b間の溝内に支持板15gに接触するまで挿入すると共に、ヘッダパイプの上端部をヘッダ挿入部15jに挿入する。そして、前述したように、上下の第1及び第2支持部材15A、15Bを連結部材20に嵌め込んでネジ21で締結する。
第3支持部材16Aは、図1に示すように、パラレル配管熱交換器1の側面平面部1cの下端部に取り付けられ、第3支持部材16Aの上下方向を反転させて第4支持部材16Bとして、側面平面部1cの上端部に取り付けられる。第3及び第4支持部材16A、16Bの取り付け方法は、第1及び第2支持部材15A、15Bと同様である。
そして、第1及び第2支持部材15A、15Bと第3及び第4支持部材16A、16Bとが装着されたパラレル配管熱交換器1を底板12上に設置して固定する。この場合、パラレル配管熱交換器1の下端部は、第1支持部材15A及び第3支持部材16Aを介在して底板12上に設置されるので、薄鋼板の底板12とアルミニウム(又はアルミニウム合金)製のパラレル配管熱交換器1とが直接接触することがない。また、パラレル配管熱交換器1の正面平面部1a内に雨水やドレン水が付着したとしても、その水は、第1支持部材15Aに流入し、傾斜板15dに沿って下方へ流れ、排水穴15fや第1支持部材15Aの他端部に形成された開口から底板12へ流れる。また、パラレル配管熱交換器1の側面平面部1c内に雨水やドレン水が付着したとしても、その水は、第3支持部材16Aに流入し、傾斜板に沿って下方へ流れ、第3支持部材16Aの他端部に形成された開口から底板12へ流れる。
また、天板19を覆った場合でも、天板19とパラレル配管熱交換器1の上端部との間に第2支持部材15Bと第4支持部材16Bが介在しているので、図8に示すように、天板19とパラレル配管熱交換器1の間隔を一定に保つことができ、薄鋼板製の天板19とアルミニウム(又はアルミニウム合金)製のパラレル配管熱交換器1とが直接接触することがない。また、風の巻き上げによって天板19の裏面に付着した雨水の水滴が落下しても、その水は傾斜板15dに沿って下方に流れ、排水穴15eから下方へ流れる。
次に、ファンモータ支持部材4の構成について、図9及び図10を用いて説明する。
図9はパラレル配管熱交換器の正面平面部の上端部に装着された第2支持部材の側面図、図10はファンモータ支持部材の上端部を斜め上方から見て示す斜視図である。なお、ファンモータ支持部材の全体及び下端部については、図1及び図3を参照して説明する。
ファンモータ支持部材4は、例えば鋼板よりなっている。このファンモータ支持部材4は、図1に示すように、パラレル配管熱交換器1の縦方向に延びる長方形状に形成され、その中央部にファンモータ3が固定されている。ファンモータ支持部材4の上端部には、図10に示すように、第2支持部材15Bに係止する下方開口の溝を有する係止部4aが設けられている。この係止部4aの第2支持部材15Bの側板15a側の中央部には、位置決め突出部15hが入り込むように切欠部4bが設けられている。
ファンモータ支持部材4の下端部の両側には、図3に示すように、第1支持部材15Aの側板15bに設けられた嵌合部15iの側面を狭持する弾性片4cが設けられている。また、ファンモータ支持部材4の下端部の中央には、パラレル配管熱交換器1側に延びて上方に直角に折り曲げられてなるスペーサ4dが設けられている。このスペーサ4dは、パラレル配管熱交換器1の表面に接触し、ファンモータ支持部材4とパラレル配管熱交換器1との間隔を一定に保つために設けられている。
前述の位置決め突出部15hにより、ファンモータ支持部材4に固定されたファンモータ3の軸心と前面パネル13のベルマウス13aの中心とが略一致し、軸ズレが防止される。
以上のように実施の形態によれば、パラレル配管熱交換器1の下端部に設けられた合成樹脂製の第1支持部材15Aに複数の傾斜板15dを設け、更に、各傾斜板15dの両端に排水穴15e、15fを設けているので、パラレル配管熱交換器1に雨水やドレン水が付着しても、その水は傾斜板15dに沿って下方に流れ排水穴15fから底板2へ排出される。そのため、パラレル配管熱交換器1の底部に雨水やドレン水が溜まるようなことがなくなり、パラレル配管熱交換器1の電食腐食を防止できる。
また、天板19とパラレル配管熱交換器1の上端部との間に第2支持部材15Bと第4支持部材16Bとが介在しているので、天板19とパラレル配管熱交換器1の間隔を一定に保つことができる。このため、薄鋼板製の天板19とアルミニウム(又はアルミニウム合金)製のパラレル配管熱交換器1とが直接接触することがなくなり、雨水の付着を原因とする電食腐食を防止できる。
また、ファンモータ支持部材4の上端部に設けられた係止部4aで第2支持部材15Bに係止する。更に、ファンモータ支持部材4の下端部の両側に設けられた弾性片4cで第1支持部材15Aの側板15bに設けられた嵌合部15iの側面を狭持して、ファンモータ支持部材4をパラレル配管熱交換器1に固定するようにしている。このため、ファンモータ3の取り付けが容易になり、しかも係止部4aの第2支持部材15Bの側板15a側の中央部に、位置決め突出部15hが入り込むように切欠部4bを設けているので、ファンモータ3の左右方向の位置ズレを防止できる。
また、第1及び第2支持部材15A、15Bの構成を同一とし、また、第3及び第4支持部材16A、16Bの構成を同一としているので、部品点数を減らすことができ、室外機の製造コストを軽減できる。
1 パラレル配管熱交換器、1a 正面平面部、1b 角部、1c 側面平面部、2 プロペラファン、3 ファンモータ、4 ファンモータ支持部材、4a 係止部、4b 切欠部、4c 弾性片、4d スペーサ、5 送風機室、6 圧縮機、7 冷媒配管、8 電気品、9 機械室、10 セパレータ、11 脚部、12 底板、13 前面パネル、13a ベルマウス、14 側面パネル、15A 第1支持部材、15B 第2支持部材、15a 一方の側板、15b 他方の側板、15c 平板、15d 傾斜板、15e、15f 排水穴、15g 支持板、15h 位置決め突出部、15i 嵌合部、15j ヘッダ挿入部、15k ネジ穴、16A 第3支持部材、16B 第4支持部材、19 天板、20 連結部材、21 ネジ。

Claims (4)

  1. 金属製の底板と、
    空気が流入する表面を外側に向けて前記底板上に設置され、当該底板の材質と異なる金属製の熱交換器と、
    前記熱交換器の下端部に設けられた合成樹脂製の下支持部材とを備え、
    前記下支持部材は、前記熱交換器の横方向に延びて互いに対向し、前記熱交換器の下端部を支持する一対の側板と、前記一対の側板の間に設けられ、一端から他端に向かうに連れて下方に傾く傾斜板と、前記傾斜板の両端に設けられた排水穴とを有することを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 前記傾斜板は、前記側板の長手方向に複数設けられていることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記下支持部材と同一形状に構成され、前記下支持部材とは上下方向が反転されて、前記熱交換器の上端部に設けられた合成樹脂製の上支持部材を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記上支持部材の一方の側板の外側面に突出して設けられたファンモータ支持部材の位置決め突出部を備え、
    前記位置決め突出部は、前記熱交換器の背面側に位置することを特徴とする請求項3記載の空気調和機の室外機。
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