JP2014136591A - スライド式紙箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】中舟をスライドさせなくても内容物を取り出すことができるスライド式紙箱を提案するもの。
【解決手段】スリーブ10と、スリーブの内壁を摺動する中舟20とからなり、スリーブは、底面板11からそれぞれ罫線を介して側面板12、天面板13、側面板14、糊代15を順次連設し、糊代は底面板の内面側に接着されており、中舟20は、底面板21の側面にそれぞれ罫線を介して連設された側面板22a、22bを有し、中舟の前方には、底面板からそれぞれ罫線を介して順次連設された前壁外壁24a、前壁天面25a、前壁内壁26a、糊代27aを有し、前壁外壁、前壁天面、前壁内壁はリンク機構を形成し、一体となって外側に倒れることにより取出口が開口し、取出口を閉じた時、前壁内壁26aの上部に連設した係止突起29の先端が、スリーブの天面板13の内面に接するようにしたことを特徴とするスライド式紙箱である。
【選択図】図1

Description

本発明はスライド式の紙箱に関し、特に2通りの開閉方法が選択でき、開閉操作性の良いスライド式紙箱に関する。
中舟または紙箱本体が外筒の内部を摺動する構造の紙箱は古くから知られている。このようなスライド式の紙箱の例としては、特許文献1に記載された音出し容器がある。
特許文献1に記載された音出し容器は、鞘状体と該鞘状体に対する抜差し運動自在の容器体とから構成され、いずれか一方に櫛歯状連続凹凸面を形成し、他方にこれに係合する突起を形成し、抜差しにより音響を発するようにした容器である。
スライド式紙箱における問題点として、中舟をスライドさせないと内容物が取り出せないため、開閉が面倒であるという問題があった。またこの時、中舟が滑りすぎて、外筒から不用意に抜け落ちてしまうことがあるという問題もあった。
実開昭52−25130号公報
本発明の解決しようとする課題は、中舟をスライドさせなくても内容物を取り出すことができ、しかも取出口が不用意に開くことのないスライド式紙箱を提案するものである。またさらに、中舟が外筒から不用意に抜け落ちることがないスライド式紙箱を提案するものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、スリーブ(10)と、該スリーブの内壁を摺動する中舟(20)とからなるスライド式紙箱であって、前記スリーブは、底面板(11)からそれぞれ罫線を介して側面板(12)、天面板(13)、側面板(14)、糊代(15)を順次連設し、該糊代(15)は底面板(11)の内面側に接着されており、前記中舟(20)は、底面板(21)の側面にそれぞれ罫線を介して連設された側面板(22a、22b)を有し、中舟(20)の前方には、底面板(21)からそれぞれ罫線を介して順次連設された前壁外壁(24a)、前壁天面(25a)、前壁内壁(26a)、糊代(27a)を有し、該糊代は、底面板(21)に接着されており、前記前壁外壁(24a)、前壁天面(25a)、前壁内壁(26a)はリンク機構を形成し、一体となって外側に倒れることにより取出口が開口し、取出口を閉じた時、前記前壁内壁(26a)の上部に連設した係止突起(29)の先端が、前記スリーブの天面板(13)の内面に接するようにしたことを特徴とするスライド式紙箱である。
本発明に係るスライド式紙箱は、中舟(20)の前壁部分がリンク機構を形成し、外側に倒れるように開くため、中舟をスライドさせなくても内容物を取り出すことができる。また、前壁内壁(26a)の上部に連設した係止突起(29)の先端が、スリーブ(10)の天面板(13)の内面に接するようにしたので、スリーブと中舟、及びスリーブと取出口の摩擦力が共に高まり、取出口が不用意に開いたり、中舟が不用意に滑り落ちたりすることが防止できる。
また、請求項2に記載の発明は、前記スリーブの天面板(13)の表面に、内面側が凸条となった凹条(19)を設け、前記係止突起(29)の先端が、該凸条に係止するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスライド式紙箱である。
また、請求項3に記載の発明は、前記スリーブの天面板(13)の表面に、内面側が凸条となった2本の平行した凹条(19、19)を設け、前記係止突起(29)の先端が、2本の凸条の間に係止するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスライド式紙箱である。
また、請求項4に記載の発明は、前記スリーブの糊代(15)が、底面板(11)の内面側に部分的に接着されており、糊代(15)は二つの切込(17)、(18)によって区画された係止片(16)を有し、該係止片(16)は底面板(11)に接着されておらず、前記中舟(20)をスライドさせて紙箱を開いた時に、中舟(20)の後壁外壁(24b)の下部に連設した係止突起(31b)が前記係止片(16)に係止するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスライド式紙箱である。
また、請求項5に記載の発明は、前記スリーブの糊代(15)が、切込(17)の角部に設けた折れ目線(17a)によって区画された補助係止片(16a)を有し、該補助係止片(16a)は底面板(11)に接着されておらず、前記係止突起(31b)が前記係止片(16)と補助係止片(16a)に係止するようにしたことを特徴とする請求項4に記載のスライド式紙箱である。
本発明に係るスライド式紙箱は、中舟(20)の前方に、底面板(21)からそれぞれ罫線を介して順次連設された前壁外壁(24a)、前壁天面(25a)、前壁内壁(26a)、糊代(27a)を有し、該糊代は、底面板(21)に接着されており、前記前壁外壁(24a)、前壁天面(25a)、前壁内壁(26a)がリンク機構を形成し、一体となって外側に倒れることにより取出口が開口するようにしたので、中舟をスライドさせなくても内容物を取り出すことができる。このため内容物を取り出すのに、中舟をスライドさせるかさせないかの2通りの開口方法を選択することができる。
また、取出口を閉じた時、前壁内壁(26a)の上部に連設した係止突起(29)の先端が、スリーブ(10)の天面板(13)の内面に接するようにしたので、両者の摩擦力により、取出口が不用意に開くことを防止する効果に加えて、中舟が不用意に抜け落ちてしまうことを防止する効果も発揮される。
また、請求項2に記載の発明においては、スリーブの天面板(13)の表面に、内面側が凸条となった凹条(19)を設け、係止突起(29)の先端が、この凸条に係止するようにしたので、取出口が不用意に開くことを防止する効果や、中舟が不用意に抜け落ちることを防止する効果がさらに高まる。
また、請求項3に記載の発明においては、スリーブの天面板(13)の表面に、内面側が凸条となった2本の平行した凹条(19、19)を設け、係止突起(29)の先端が、この2本の凸条の間に係止するようにしたので、前述の効果に加えて、取出口が所定の位置で位置決めされる効果が生じる。
また、請求項2、3に記載の発明において、凹条(19)を設けるに当たっては、特別のエンボス装置を用いなくても、通常の押し罫線を配置することで、目的が達成されるので、容易に製造することができるという効果もある。
請求項4に記載の発明においては、スリーブの糊代(15)が二つの切込(17)、(18)によって区画された係止片(16)を有し、中舟(20)をスライドさせて紙箱を開いた時に、中舟(20)の後壁外壁(24b)の下部に連設した係止突起(31b)が前記係止片(16)に係止するようにしたので、中舟が不用意に滑り落ちることが防止される。
また箱の外側からは係止片(16)が見えないため、箱全体のデザインをすっきりしたものとすることが可能となった。
また係止片(16)は、二つの切込(17)、(18)によって区画され、底面板(11)に接着されていないため、底面板よりわずかに浮き上がり、このため係止効果が高くなる。また糊代(15)上にあるため、糊代の厚さ分、押しつける力が強まる効果もある。
またさらに、中舟に設けた係止突起(31b)が、係止片(16)に係止する際、直前に一旦切込(18)に落ち込み、クリック感を生じるため、心地よい停止感が得られる。
請求項5に記載の発明によれば、補助係止片(16a)は、切込(17)の角部に設けた折れ目線(17a)によって区画され、係止片(16)と同様に底面板(11)に接着されておらず、また折れ目線(17a)を折ることによって底面板より高く浮き上がるため、係止効果がさらに高くなる。
図1は、本発明に係るスライド式紙箱の一実施態様を示した斜視図である。 図2は、図1に示したスライド式紙箱のスリーブの構造を示した斜視図である。 図3は、図1に示したスライド式紙箱の中舟の構造を示した斜視図である。 図4は、図3に示した中舟のブランクを示した平面模式図である。 図5は、本発明に係るスライド式紙箱の、スリーブの他の実施態様を示した斜視図である。 図6は、本発明に係るスライド式紙箱の、スリーブの他の実施態様を示した斜視図である。 図7は、本発明に係るスライド式紙箱の、スリーブの他の実施態様を示した斜視図である。 図8は、図7に示したスリーブのブランクを示した平面模式図である。 図9は、本発明に係るスライド式紙箱の、スリーブの他の実施態様を示した斜視図である。 図10は、図9に示したスリーブのブランクを示した平面模式図である。 図11は、本発明に係るスライド式紙箱の、中舟の他の実施態様を示した斜視図である。 図12は、図11に示した中舟のブランクの一部を示した平面模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るスライド式紙箱(1)について詳細に説明する。図1は、本発明に係るスライド式紙箱(1)の一実施態様を示した斜視図である。
本発明に係るスライド式紙箱(1)は、スリーブ(10)と、スリーブ(10)の内壁を摺動する中舟(20)とからなるスライド式紙箱である。
図2は、図1に示したスライド式紙箱(1)のスリーブ(10)の構造を示した斜視図である。スリーブ(10)は、底面板(11)からそれぞれ罫線(a、b、c、d)を介して側面板(12)、天面板(13)、側面板(14)、糊代(15)を順次連設し、糊代(15)は底面板(11)の内面側に接着されている。
図3は、図1に示したスライド式紙箱(1)の中舟(20)の構造を示した斜視図である。また図4は、図3に示した中舟のブランク(20B)を示した平面模式図である。なお図4のブランク図は、板紙の表面側(通常は中舟の外側)から見た状態を示している。点線は山折罫線を示し、一点鎖線は谷折罫線を示している。
この実施態様においては、底面板(21)から罫線(e)、(f)を介して側面板(22a)、(22b)が連設されており、側面板(22a)、(22b)には、それぞれ後壁用フラップ(23a)、(23b)が罫線(o)、(p)を介して連設されている。また後壁天面用フラップ(28a)、(28b)がそれぞれ罫線(q)、(r)を介して連設されている。
中舟(20)の前方は、底面板(21)から罫線(g)、(h)、(i)、(j)を介して、前壁外壁(24a)、前壁天面(25a)、前壁内壁(26a)、糊代(27a)が順次連設されている。
中舟(20)の後方は、底面板(21)から罫線(k)、(l)、(m)、(n)を介して、後壁外壁(24b)、後壁天面(25b)、後壁内壁(26b)、糊代(27b)が順次連設されている。
このように、中舟(20)の前後の壁は2重壁になっており、後方の壁は糊代(27b)と後壁用フラップ(23a)、(23b)、および後壁天面用フラップ(28a)、(28b)によって動かないように固定されている。
これに対して中舟(20)の前方の壁は、側面板(22a)、(22b)には固定されておらず、糊代(27a)のみが底面板(21)に接着されている。このため、前壁外壁(24a)、前壁天面(25a)、前壁内壁(26a)の3辺は、リンク機構を形成し、一体となって外側に倒れるように動くことができる。
このため、中舟(20)をスライドさせることなく、紙箱を開口することができる。またリンク機構によってスムーズに開閉するため、開閉する時の感触が非常に良好である。なお、このような開口動作を円滑にするため、スリーブ(10)に、開口用切込(13a)が設けられており、指先が掛かり易くなっている。
本発明に係るスライド式紙箱(1)は、このような開閉機構を採用したので、中舟(20)をスライドして開く開口方法と、中舟(20)をスライドしないで前壁部分を倒して開口する方法との2通りの開口方法を自由に選択することができる。
このことは、例えば内容物として、数種類のキャンデーを収納した場合を想定すると、前壁を開いて取り出す場合には、振出箱のように何が出てくるか分からないという楽しさがあり、中舟をスライドさせて取り出す場合には、目的とするものを選んで取り出すことができることになる。
なおこの例では、可動部分の罫線が円滑に折れるように、罫線(g)、(h)、(i)、(j)は、切目を含むリード罫線としている。また罫線(n)もきちっと折れるように、リード罫線としている。
前壁内壁(26a)の上部左右には、切込線(30a、30b)によって形成された係止突起(29a)、(29b)が延設されている。係止突起(29a)、(29b)の先端は、前壁が閉じられた時に、スリーブの天面板(13)の内面に接触する。このため、摩擦力により、取出口が不用意に開いてしまうことを防止する効果が生じる。
図3、図4の例では、係止突起(29)は、前壁内壁(26a)の上部左右に設けられているが、図11、図12に示したように、切込線(30)によって形成された係止突起(29)が前壁内壁(26a)の上部中央部に一つ設けられても良い。
図5、図6は、いずれも本発明に係るスライド式紙箱(1)の、スリーブ(10)の他の実施態様を示した斜視図である。図5に示した例では、スリーブの天面板(13)の表面に、内面側が凸条となった凹条(19)を設け、前記係止突起(29)の先端が、このスリーブ内面の凸条に係止するようにしたことを特徴とする。
スリーブの内面に凸条が設けられていることにより、図3に示した中舟(20)の例では、前壁内壁(26a)の上部に設けられた係止突起(29a、29b)が、取出口が閉じられた状態で、この凸条を乗り越えた位置に係止するため、取出口が不用意に開いて、内容物が散乱するようなことを防止する効果がより高くなる。また、中舟(20)が不用意にスライドしてスリーブ(10)から抜け落ちることも同様に防止する効果がより高くなる。
また、図6の例では、スリーブの天面板(13)の表面に、内面側が凸条となった2本の平行した凹条(19、19)を設け、前記係止突起(29)の先端が、この2本の凸条の間に係止するようにしたことを特徴とする。この例では、図5の場合の効果に加えて、取出口を閉じた時に、取出口が進入し過ぎることなく、所定の位置で位置決めされる効果が生じる。
図5、図6に示した凹条(19)は、いずれもスリーブ(10)の長辺に対して直角な方向に設けられている。これらの凹条は、ブランクを作成する段階で、特別なエンボス装置を必要とせず、通常の罫線と同様にして形成できるので、本発明に係るスライド式紙箱を、容易に製造することができる。
図7は、本発明に係るスライド式紙箱(1)の、スリーブ(10)の他の実施態様を示した斜視図である。また図8は、図7に示したスリーブのブランク(10B)を示した平面模式図である。
図7、図8に示した実施態様においては、スリーブの糊代(15)が二つの切込(17)、(18)によって区画された係止片(16)を有し、係止片(16)は底面板(11)に接着されていないため、底面板(11)よりも僅かに浮いた状態にある。
中舟(20)をスライドさせて紙箱を開いた時に、中舟(20)の後壁外壁(24b)の下部に連設した係止突起(31b)が係止片(16)に係止するようになっている。この時、係止突起(31b)は、糊代(15)上を滑って行き、切込(18)に落ち込んだ後に係止片(16)に係止する。このため、クリック感を生じ、心地よい停止感が得られる。また係止片(16)が底面板(11)よりも僅かに浮いているため、確実に係止する。
図7、図8に示した実施態様においては、スリーブの天面板(13)の表面に、内面側が凸条となった凹条(19)が1本設けられている。
図9は、本発明に係るスライド式紙箱(1)の、スリーブ(10)の他の実施態様を示した斜視図である。図10は、図9に示したスリーブのブランク(10B)を示した平面模式図である。
図9、図10に示した実施態様においては、スリーブの糊代(15)は、切込(17)の角部に設けた折れ目線(17a)によって区画された補助係止片(16a)を有し、補助係止片(16a)は底面板(11)に接着されておらず、前記係止突起(31b)が係止片(16)と伴に、補助係止片(16a)にも係止するようにしたことを特徴とする。
補助係止片(16a)は、折れ目線(17a)を折ることによって、わずかでも立ち上がり、底面板(11)よりも浮き上がるため、係止突起(31b)が、より確実に係止するようになる。
折れ目線(17a)は、より確実に折れるように、図10に示したように、一部に切目線を有するリード罫線としてもよい。
中舟(20)の前後の壁である前壁外壁(24a)および後壁外壁(24b)には、それぞれ係止突起(31a)、(31b)が連設されている。係止突起(31a)、(31b)は、それぞれ罫線(g)、(k)上に設けられた切込によって形成されている。
係止突起(31a)は、一旦引き出した中舟(20)を押し込む時に、スリーブ(10)の底面板(11)の縁に当って中舟を定位置に停止させる働きをする。
係止突起(31b)は、スリーブ(10)の係止片(16)に係止する。このため、係止突起(31b)は、罫線(k)の中央ではなく、スリーブ(10)の糊代(15)側に寄った位置に設けられている。
図9、図10に示した実施態様においては、スリーブの天面板(13)の表面に、内面側が凸条となった凹条(19)が2本設けられている。
いままで説明してきた実施態様においては、中舟(20)の前後の壁は二重壁であるが、後の壁は通常の1枚壁でもよい。また側面板(22a)、(22b)は1枚壁であるが、二重壁構造としてもよい。二重壁とすることにより、中舟の剛性が高まる。
本発明に係るスライド式紙箱(1)を構成する材料としては、一般的なマニラボール紙、白ボール紙、チップボール紙等の坪量400〜850g/m程度の板紙や、両面カード紙、裏白ボール紙、アイボリー紙等の坪量160〜600g/m程度の板紙が使用できる。
板紙の表面には、印刷、箔押し、艶出し、エンボス加工等、任意の装飾を施すことがで
きる。
1・・・スライド式紙箱
10・・・スリーブ
10B・・・スリーブのブランク
11・・・底面板
12、14・・・側面板
13・・・天面板
13a・・・開口用切込
15・・・糊代
16・・・係止片
16a・・・補助係止片
17、18・・・切込
17a・・・折れ目線
19・・・凹条
a、b、c、d・・・罫線
20・・・中舟
20B・・・中舟のブランク
21・・・底面板
22a、22b・・・側面板
23a、23b・・・後壁用フラップ
24a・・・前壁外壁
24b・・・後壁外壁
25a・・・前壁天面
25b・・・後壁天面
26a・・・前壁内壁
26b・・・後壁内壁
27a、27b・・・糊代
28a、28b・・・後壁天面用フラップ
29、29a、29b・・・係止突起
30、30a、30b・・・切込線
31a、31b・・・係止突起
e、f、g、h、i、j、k、l、m、n、o、p、q、r・・・罫線

Claims (5)

  1. スリーブ(10)と、該スリーブの内壁を摺動する中舟(20)とからなるスライド式紙箱であって、前記スリーブは、底面板(11)からそれぞれ罫線を介して側面板(12)、天面板(13)、側面板(14)、糊代(15)を順次連設し、該糊代(15)は底面板(11)の内面側に接着されており、前記中舟(20)は、底面板(21)の側面にそれぞれ罫線を介して連設された側面板(22a、22b)を有し、中舟(20)の前方には、底面板(21)からそれぞれ罫線を介して順次連設された前壁外壁(24a)、前壁天面(25a)、前壁内壁(26a)、糊代(27a)を有し、該糊代は、底面板(21)に接着されており、前記前壁外壁(24a)、前壁天面(25a)、前壁内壁(26a)はリンク機構を形成し、一体となって外側に倒れることにより取出口が開口し、取出口を閉じた時、前記前壁内壁(26a)の上部に連設した係止突起(29)の先端が、前記スリーブの天面板(13)の内面に接するようにしたことを特徴とするスライド式紙箱。
  2. 前記スリーブの天面板(13)の表面に、内面側が凸条となった凹条(19)を設け、前記係止突起(29)の先端が、該凸条に係止するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスライド式紙箱。
  3. 前記スリーブの天面板(13)の表面に、内面側が凸条となった2本の平行した凹条(19、19)を設け、前記係止突起(29)の先端が、2本の凸条の間に係止するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスライド式紙箱。
  4. 前記スリーブの糊代(15)は、底面板(11)の内面側に部分的に接着されており、糊代(15)は二つの切込(17)、(18)によって区画された係止片(16)を有し、該係止片(16)は底面板(11)に接着されておらず、前記中舟(20)をスライドさせて紙箱を開いた時に、中舟(20)の後壁外壁(24b)の下部に連設した係止突起(31b)が前記係止片(16)に係止するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスライド式紙箱。
  5. 前記スリーブの糊代(15)は、切込(17)の角部に設けた折れ目線(17a)によって区画された補助係止片(16a)を有し、該補助係止片(16a)は底面板(11)に接着されておらず、前記係止突起(31b)が前記係止片(16)と補助係止片(16a)に係止するようにしたことを特徴とする請求項4に記載のスライド式紙箱。
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