JP2014136237A - 溶接方法と溶接装置 - Google Patents

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孝治 甲斐
Kazuo Takarayama
和生 寳山
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熙 永井
Kazuhiro Suzuki
一宏 鈴木
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Abstract

【課題】高速で精密な大電流の溶接制御を可能に消費電力も節減する。
【解決手段】溶接トランスは、環状磁心と、分割巻きされた1次コイルと、1次コイルの各間隙に交互に1個ずつ挟み込まれた複数の正側コイルと複数の負側コイルとを備える。コイルは、接続基板の一方の面に固定される。接続基板の他方の面上で、正側コイルは第1連結極板を介して正側導体に電気接続される。負側コイルは第2連結極板を介して負側導体に電気接続される。この小型大容量の溶接トランスを使用し、溶接電流の立ち上げ制御期間T1を10ミリ秒以下とし、立ち上げ制御期間T1とピークレベル制御期間T2の和の(T1+T2)時間は15ミリ秒以下とし、立ち上げ制御期間T1とピークレベル制御期間T2と温度維持制御期間T3の和の(T1+T2+T3)時間は、50ミリ秒以下とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、抵抗溶接機に使用され、高速で高品質での溶接を可能にする大容量の溶接トランスを用いた溶接方法と溶接装置に関する。
抵抗溶接は、自動車などの車両の製造ラインから一般産業に使われる制御装置の筐体接合などに広く使われている。それらの産業では、世界レベルでの競争に打ち勝つために、生産性の向上が必須条件とされる。さらに、地球環境保護の観点からCO2 を削減する省エネルギー技術の開発も緊急な課題である。しかし、溶接性の悪い鋼板に対する、従来の抵抗溶接方法は、生産性や省エネルギーに逆行する様相を呈している。こうした各種用途に適する様々な抵抗溶接方法が開発されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
先に、本願発明者等は特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7を提案し、従来技術に対しての改善を試みて来た。
特開2008−105041号公報 特開2009−291827号公報 特開2011−5544号公報 特許第4687930号公報 特開2012−210654公報 特願2012−036101公報 特願2012−042873公報
大電流で短時間の溶接を可能にするには、高い周波数の1次電流制御が必要である。これに加えて高品質な溶接をするには、従来の数倍から数十倍の周波数で制御することが望まれる。しかしながら、従来の溶接装置では、1次電流制御のための周波数を数倍以上に上げていくと、目的とする溶接電流が得られないか、あるいは動作が不安定になるという問題かあった。また、大容量化のために2次コイルの電流を大きくすると、磁気飽和によって溶接トランスに障害を生じるおそれもあった。
本発明は、高い周波数の1次電流制御や磁気飽和の抑制により、精密で高速な溶接制御ができ、大電流の供給を可能にし、同時に消費電力も大幅に抑制できる溶接トランスとこれを使用した溶接方法と溶接装置を提供することを目的とする。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
〈構成1〉
平行部25aと両端のU字状の湾曲部25bにより構成される環状磁心25と、前記環状磁心25の平行部25aに、複数の部分に分けて間隙12aを空けて分割巻きされる1次コイル12と、前記1次コイル12と共に環状磁心25の平行部25aに巻回され、前記1次コイル12に設けられた前記各間隙12aに1個ずつ挟み込むように、複数の正側コイル14と複数の負側コイル16とを交互に配列した2次コイルと、前記複数の正側コイル14は全て並列接続されるかもしくは全部または一部が直列接続され、前記複数の負側コイル16は全て並列接続されるかもしくは全部または一部が直列接続され、前記接続された複数の正側コイル14と前記複数の負側コイル16とが互いに直列接続されるように、前記正側コイル14と負側コイル16の端子間を電気接続をする導体群を有し、かつ、前記導体群により、前記全ての正側コイル14と負側コイル16とを一方の面上に支持固定する接続基板62を備え、前記複数の正側コイル14の一方の端子は、前記接続基板62の他方の面上で、前記環状磁心25の平行部25aに平行な方向に伸びた第1連結極板44に電気接続され、前記複数の負側コイル16の一方の端子は、前記接続基板62の他方の面側で、前記環状磁心25の平行部25aに平行な方向に伸びた第2連結極板46に電気接続され、前記正側コイル14と負側コイル16の他端は、共に、前記接続基板62の他方の面側で、前記環状磁心25の平行部25aに平行な方向に伸びた第3連結極板48に電気接続され、前記第1連結極板44には、正側導体30が連結され、前記第2連結極板46には、負側導体32が連結され、前記正側導体30と負側導体32とは、前記接続基板62の他方の面側において、当該他方の面から垂直に離れる方向に伸びる境界面に配置された絶縁層31を介して重ね合わされた一対の導体板であって、前記正側導体30と第1極板34に挟まれて、前記正側導体30に負極を接触させ前記第1極板34に正極を接触させた整流素子18と、前記負側導体32と第2極板36に挟まれて、前記負側導体32に負極を接触させ前記第2極板36に正極を接触させた整流素子20と、前記第1極板34と前記第2極板36を支持し、両者を電気接続する第3極板38とを備えていることを特徴とする溶接トランス10を使用し、
溶接電流供給開始時刻t0からその後の時刻t1までの、電流増加率が最大の部分を立ち上げ制御期間T1と呼び、これに続く時刻t1から時刻t2までの、ピーク電流値C1に近い所定レベルの電流を維持する期間をピークレベル制御期間T2と呼び、その後の時刻t2から電流遮断時刻t3に至るまでの期間を、温度維持制御期間T3と呼ぶとき、前記立ち上げ制御期間T1は10ミリ秒以下とし、前記立ち上げ制御期間T1とピークレベル制御期間T2の和の(T1+T2)時間は15ミリ秒以下とし、前記立ち上げ制御期間T1とピークレベル制御期間T2と温度維持制御期間T3の和の(T1+T2+T3)時間は、50ミリ秒以下としたことを特徴とする抵抗溶接方法。
〈構成2〉
構成1の溶接方法の溶接制御電源装置112、及び溶接トランス10を備えた抵抗溶接装置。
本発明に係る溶接トランスは、下記の(1)から(4)の効果がある。
(1)正側導体30と負側導体32とを絶縁層を介して密着させ、正側コイル14と負側コイル16との間に1次コイル12を挟むように配置したので、2次回路の転流時のインダクタンスを低減して、転流時間を短くし、高い周波数のインバータ制御が可能になる。
(2)複数の正側コイル14と複数の負側コイル16との間に分割巻きされた1次コイル12の各部を挟むように配置したので、トランス全体の熱分布が均一になる。
(3)1次コイルと2次側の正側コイルと負側コイルとを分割巻きして、1次2次コイル間の結合を良くし、2次側の大電流による磁気飽和を防止できる。
(4)1次コイル12と正側コイル14と負側コイル16との関係がどの場所でも均等で互いに密接して配置させることができる。
この効果を持つ溶接トランスを使用することで、構成1に記載した制御方法に示す極めて少ない通電時間での抵抗溶接が可能となり、従来と比較して大幅に消費電力を削減できる溶接方法であり、それを実施できる溶接装置である。
本発明で採用する溶接装置の電源回路の結線図である。 整流素子18に順方向電流が流れたときの回路動作を示す結線図である。 整流素子20に順方向電流が流れたときの回路動作を示す結線図である。 本発明に係る溶接装置のブロック図である。 (a)はトランスの1次側に供給される電流を制御するための制御パルス、(b)は1次電流、(c)は整流後の溶接電流を示す。 溶接トランスの実験例の分解斜視図と側面図である。 転流時間中における2次回路の電流を示す説明図である。 本発明で使用する溶接トランスの1次コイルと2次コイルおよび磁心の一例を示す斜視図である。 本発明で使用する溶接トランスの主要部実施例を示す分解斜視図である。 本発明で使用する溶接トランス10の実施例を示す分解斜視図である。 溶接トランス10の整流素子18や整流素子20を取り付ける直前の状態を示す分解斜視図である。 ほぼ組み立てを完了した溶接トランス10の斜視図である。 プラス電極とマイナス電極を取り付けた状態の溶接トランス10の斜視図である。 溶接電流制御方法の説明図である。
図1は、溶接装置の一般的な電源回路の結線図であり、本発明でもこれを採用している。
溶接トランス26の1次コイル12には、後で図5を用いて説明する1次電流が供給される。整流回路は、単相全波整流式を採用する。この回路自体は良く知られている。2次コイル自体に極性を考慮する必要はないが、便宜上、2次コイルを、正側コイル14と負側コイル16とを直列接続したものと呼ぶことにする。正側コイル14の一端に整流素子18の一端を接続し、負側コイル16の一端に整流素子20の一端を接続し、整流素子18の他端と整流素子20の他端をまとめてプラス電極22に接続する。正側コイルの他端と負側コイルの他端は接続点を介して連結しているが、この接続点をマイナス電極24に接続する。プラス電極22とマイナス電極24が溶接機28に接続されている。
図2は、整流素子18に順方向電流が流れたときの回路動作を示す。図3は整流素子20に順方向電流が流れたときの回路動作を示す。
回路動作上問題になる等価的なインダクタンス成分を図2と3に書き加えた。即ち、正側コイル14と整流素子18を接続する正側導体30と、負側コイル16と整流素子20を接続する負側導体32、及び溶接機28内部の導体のインダクタンスが、溶接装置の性能に影響を及ぼすと考えられる。その詳細は後で説明する。
溶接トランス26や溶接機28に発生する大量の熱の発生を抑制することができれば、溶接装置の省エネルギー化を図ることができる。従来よりも大電流を短時間溶接部に供給するように制御して、溶接時間を短縮すれば、大きな節電効果が期待できる。
図4は本発明に係る溶接装置のブロック図を示す。
先に記述した課題を解決するには、このブロック図の溶接トランス10と溶接制御を指示する溶接制御電源装置112が各々に重要な課題がある。
従来、溶接される材料や構造等に最適な溶接電流を供給するために、溶接電流の供給時間をきわめて高精度に制御する手段として、溶接電流を供給するトランスの1次側にインバータを接続して、PWM制御により溶接電流の大きさと供給時間とを制御することが行われている。
図5の(a)はトランスの1次側に供給される電流を制御するための制御パルス、(b)は1次電流、(c)は整流後の溶接電流を示す。
図示しないインバータにより制御された幅Wのパルスが、一定時間H内に一定回数、ここでは正方向のパルスと負方向のパルスとで合計10回、1次コイルに供給される。その結果、トランスの1次コイル12(図1)には、(b)に示すような電流が流れる。トランスの2次側で全波整流をして、(c)に示すような溶接電流を発生させる。
(a)に示したパルスの幅Wを増減すると溶接電流を調整できる。バルスの供給回数を増減すれば溶接時間を調整できる。このパルスの繰り返し周波数を高くすると、溶接時間をより細かく微調整できる。1次コイルに供給する電力を増やせば、2次コイルからより大きな溶接電流を取り出せる。
従来の溶接装置は、例えば、1万アンペアで200m秒〜700m秒の溶接電流を供給するようにしていたが、溶接電流をその2倍の2万アンペアにしてみる。溶接装置は、溶接部以外の場所で熱エネルギになって消費される電力損失がきわめて大きい。従って、溶接電流を2倍にして、溶接時間を10分の1に短縮すると、消費電力を5分の1にすることができる。これで、従来の1万アンペアでの溶接と同等の溶接品質が可能になる。
一方、溶接電流を供給するためのインバータの制御パルスは、従来、繰り返し周波数が1kHz程度のものを使用していた。しかしながら、大電流を短時間供給するには、もっと分解能の高い制御パルスが必要になる。望ましくは、繰り返し周波数が5kHz〜50kHz程度のパルスを使用することが望ましい。
このように、従来の数倍から数十倍の高い繰り返し周波数のパルスを1次コイルに供給した場合に、従来構造の溶接トランスでは、予定した溶接電流が得られないことがわかった。即ち、このような制御で2次コイルから大電流を出力するためには、トランスの構造に様々な改善が要求される。
そこで、溶接トランス10が、高度な制御方法に対応可能な手段を考え、先に提案記載する。
図1に示すような2個の整流素子18、20を使用した全波整流型の2次回路は、ブリッジを使用した回路に比べて整流素子数が少なく、小型化できて電力損失も少ないため、溶接装置に適することが知られている。
しかしながら、この回路では、1次コイル12に流れる電流の極性反転によって、2次コイルに誘起される電圧が極性反転したとき、一方の整流素子を通じて供給されていた負荷電流が他方の整流素子側に流れを変える転流が生じる。
溶接電流が大電流になると、回路各部のインダクタンスに蓄積された電流エネルギは非常に大きくなる。この電流エネルギが一方の整流素子から他方の整流素子の側に移る転流時間は、図2や図3に示した2次コイルの各部のインダクタンスが大きいほど長くなる。
図5に示した1次コイルの電流の立ち下がり開始から反対極性の電流の立ち上がり終了までの時間Mの間に2次回路の転流が完了しないと、2次電流の立ち上がりが遅れて、図5の破線に示すように、予定した溶接電流が得られなくなる。
図6は実験例の分解斜視図と側面図である。
図6の(a)も(b)も、左側に分解斜視図を示し、右側に組み立て後の側面図を示した。図5(a)の例では、1次コイル12と正側コイル14と負側コイル16とが図示しない磁心に巻回されている。大電流を取り出し、内部に冷却水を供給する中空構造にするため、正側導体30や負側導体32は、厚い銅板で構成している。両者の間は薄い絶縁層31で隔離されている。正側導体30と負側導体32の両側に整流素子18、20を配置して、第1極板34と第2極板36で挟むようにしている。第1極板34と第2極板36は第3極板38により電気接続され、第3極板38にプラス電極22が固定される。正側コイル14と負側コイル16の接続点には図示しない銅板を接続してマイナス電極24を取り付ける。
図6(b)の例では、正側コイル14と負側コイル16の間に1次コイルを挟むように配置した。この構造では、正側導体30と負側導体32の間に第3極板38を配置し、第3極板38と正側導体30の間に整流素子18を挟んだ。また、負側導体32と第3極板38の間に整流素子20を挟んだ。第3極板38にプラス電極22が固定される。正側コイル14と負側コイル16の接続点には図示しない銅板を接続してマイナス電極24を取り付ける。
図7は、転流時間中における2次回路の電流を示す説明図である。
この図を用いて、上記の実験例の検証をする。図6は、2次コイルを構成する正側コイル14と負側コイル16の結線を立体的に表示したもので、両者の位置関係も意識して説明する。正側コイル14と負側コイル16とは連続した磁心(図示しない)上に巻回されており、正側導体30と負側導体32とは側方に引き出されて整流素子18や整流素子20に接続される。
転流時間中には、正側導体30にC1、正側コイル14にC2、負側コイル16にC3、負側導体32にC4の方向の電流が流れる。この状態は正側コイル14に直前までC1と反対方向に電流が流れており、転流が開始されると、正側コイル14に蓄積された電流エネルギが負側コイル16の方向に放出されるところを示している。正側コイル14には、整流素子18方向から電流が流れ込まないので、蓄積されたエネルギが放出されるとC1方向の電流は消滅する。これで転流が終了する。
図6(a)の実験例では、ほぼ同一形状の正側導体30と負側導体32とを薄い絶縁層31を介して密着させている。このような構造にすると、図6に示したように、正側導体30と負側導体32の電流の向きが反対だから、磁束が相互に打ち消しあって、両者のインダクタンスが相殺される。即ち、正側導体30と負側導体32のインダクタンスが見かけ上極小になる。従って転流時間をより短縮できる。
ところが、図6(a)に示すように正側コイル14と負側コイル16とを密着させて配置すると、図7に示すように、正側コイル14と負側コイル16にC2とC3方向に流れる電流に対して、これらのコイルのインダクタンスが大きく影響することがわかった。即ち、正側コイル14と負側コイル16のインダクタンスが転流時間を遅らせることが分かった。
また、図6(a)の構造の場合に、正側コイル14に負荷電流が流れている状態と、負側コイル16に負荷電流が流れている状態とでは、1次コイル12との磁気的結合の程度が異なる。負側コイル16に負荷電流が流れている状態では漏れ磁束が増大する。このような磁気的結合のアンバランスは異常電流を引き起こし易い。
さらに、高い繰り返し周波数のパルスを1次コイルに供給すると、1次コイルの電流の立ち下がり開始から反対極性の電流の立ち上がり終了までの時間Mが短くなるので、急激な磁束変化により磁心が磁気飽和を生じやすい。正側コイル14と負側コイル16とを近接配置すると、2次コイルに流れる大電流による磁束が2次コイル付近に集中して、磁気飽和を生じやすい。
一方、図6(b)に示すように、1次コイル12を正側コイル14と負側コイル16とで挟む構造を採用すると、1次コイル12と正側コイル14の位置関係は、1次コイル12と負側コイル16の位置関係と同じになり、磁気的結合のアンバランスを生じない。また、正側コイル14と負側コイル16の間に1次コイル12を挟むことにより、正側コイル14と負側コイル16との間の距離を離して、転流時間中に流れる電流に対するインダクタンスを小さくできる。また、図6(a)の構造に比べて磁気飽和を生じにくい。しかしながら、図6(b)の例では、正側導体30と負側導体32の間の距離が離れてしまって図6(a)の例よりも特性が悪くなる。
図8は本発明で使用する溶接トランスの1次コイルと2次コイルおよび磁心の一例を示す斜視図である。
本発明は、上記の実験例等を考慮して、トランスの部分の構造を次のように改良した。まず、1次コイル12は、例えば、図6の(a)に示すように、平角絶縁線を磁心を軸にして多層に巻き付けたものを使用する。2次コイルには、銅板をC字状に切削加工したワンターンコイルを2個直列接続して使用する。(b)が正側コイル14で(c)が負側コイル16である。これらは(d)に示したような磁心25に巻き付けられる。
この磁心25は、平行部25aと両端のU字状の湾曲部25bにより構成される環状のものである。磁気抵抗を低くしてトランスの効率を上げている。また、あとで説明するように、磁心25の平行部25aに1次コイル12と正側コイル14と負側コイル16とを隙間なく配列して、漏れ磁束を最小にしている。
図8(e)は、コイル群を電気接続する接続基板62の導体群構造の一例を示す。図の例では、正側コイル14および負側コイル16が、破線に示すように内部に中空部を有する。これらは、例えば、中空パイプを成形して製造される。導体78と導体82と導体86とは、正側コイル14と負側コイル16とを電気接続するための接続基板62を構成する。導体78には、正側コイル14と同数の突起76が設けられている。導体82には、負側コイル16と同数の突起80が設けられている。導体86には、正側コイル14と負側コイル16の接続点の数と同数の枝88と、突起84と、突起86とが設けられている。
各突起はパイプ状の導体で、各導体の壁面に固定されている。全ての正側コイル14の一端に突起76が接続される。即ち、突起76と導体78とは、中空部を通じて冷却水等の冷媒を各コイルに供給する機能と、正側コイル14の一端を電気的に並列接続する機能を持つ。
全ての負側コイル16の一端に突起80が接続される。即ち、突起80と導体82とは、中空部を通じて冷却水等の冷媒を各コイルに供給する機能と、負側コイル16の一端を電気的に並列接続する機能を持つ。
全ての正側コイル14の他端(上記接続点側)に突起84が接続される。全ての負側コイル16の他端(上記接続点側)に突起86が接続される。枝88は、正側コイル14の他端と負側コイル16の他端を電気接続する。全ての枝88は導体90と一体化されている。そして、突起84、突起86,枝88および導体90は、例えば、中空部を通じて冷却水等の冷媒を各コイルから排出する機能を有する。同時に、突起84、突起86,枝88および導体90は、正側コイル14と負側コイル16の接続点を、電気的に並列接続する機能を持つ。
接続基板62を構成する導体78と導体82と導体90とは、絶縁塗料等が被覆された状態で一体化される。その状態を図8に示した。一方、さらに導体78と導体82と導体90と各コイルとの接触面積を広げて、冷却効率を高めるように、基板の形状を直方体に近づけることができる。その結果を図10に示した。
図9は、実施例1の溶接トランス10主要部の分解斜視図である。
図の例では、正側コイル14と負側コイル16のペアを左右3組ずつ、合計6組使用して、ニ列構成のコイル群を形成する。正側コイル14と負側コイル16とを交互に配置し、それぞれの間に分割巻きした1次コイル12を配置している。図が煩雑になるので、2列目のコイル群は破線で表示した。また、磁心25も破線で表示した。
分割巻きした1次コイル12は全て直列接続してもよいし全部または一部を並列接続してもよい。複数の正側コイル14は全て並列接続してもよいし全部または一部を直列接続してもよい。複数の負側コイル16は全て並列接続してもよいし全部または一部を直列接続してもよい。
また、正側コイル14と負側コイル16の数を自由に増やしてよい。複数の正側コイル14と複数の負側コイル16とは直列接続される。正側コイル14の一端は第1連結極板44を介して正側導体30に電気接続される。負側コイル16の一端は第2連結極板46を介して負側導体32に電気接続される。正側コイル14の他端と負側コイル16の他端は第3連結極板48に電気接続される。第3連結極板48はマイナス電極24に接続される。
なお、第1連結極板44と第2連結極板46と第3連結極板48とは、いずれも、環状磁心25の平行部25aに平行な方向に伸びている。換言すれば、正側コイル14と1次コイル12と負側コイル16の配列方向に長い導体を使用している。これにより、コイル群と基板62と連結導体群とが同じ方向に長い長方形の枠内に収まる。そして、基板62の一方の面上にコイル群を支持固定している。さらに、正側導体30と負側導体32とは、接続基板62の他方の面側において、当該他方の面から垂直に離れる方向に伸びる境界面を有する形状にしたので、接続基板62の一方の面側も他方の面側も同じ厚さの直方体の中に収まる。従って、図13に示すように、扁平でコンパクトな形状にできる。
正側導体30と負側導体32を挟むように、両側に整流素子18、20を配置して、さらにその外側を第1極板34と第2極板36で挟む。第1極板34と第2極板36は第3極板38により電気接続される。第3極板38にプラス電極22が固定される。第1連結極板44と第2連結極板46とは、薄い絶縁層31を介して密着している。また、正側導体30と負側導体32も、絶縁塗料含浸層のような薄い絶縁層31を介して密着している。
なお、複数の正側コイル14と複数の負側コイル16と、第1連結極板44、第2連結極板46および第3連結極板48の間の電気接続のために、これらの間に基板62が配置されている。基板62の上面に設けられた複数の突起は、正側コイル14や負側コイル16の端子に固定され電気接続される。また、これらの突起が筒状になっており、これらの突起を通じて冷却水が正側コイル14や負側コイル16の中空部に流れ込むようにしてもよい。
この基板62の導体構造は、同等の結線ができるものであれば任意に設計できる。特に、基板62、は複数の正側コイル14と複数の負側コイル16に直結しているから、中空構造にして冷却すれば、正側コイル14や負側コイル16や1次コイルを強力に冷却できる。正側コイル14や負側コイル16も、中空構造の銅板により構成することができる。
上記の構造によれば、第1連結極板44と第2連結極板46とを近接配置し、かつ、正側導体30と負側導体32とを近接配置したので、転流時間における正側導体30と負側導体32のインダクタンスを極小にできる。また、正側コイル14と負側コイル16との間の距離を離したので、転流時間における正側コイル14と負側コイル16のインダクタンスを低下させることができる。これらにより、転流時間を短くすることができ、本発明の目的である繰り返し周波数が5kHz〜50kHz程度のパルスを使用した制御が可能になる。
また、正側コイル14と負側コイル16との間に1次コイル12を配置したので、1次コイル12と正側コイル14や負側コイル16との間の磁気的結合のバランスが良く、安定で良好な溶接電流が得られる。さらに、大電流の流れる正側コイル14と負側コイル16とを離すことにより、磁心25の磁気飽和も起こり難くすることができる。
図10は、実施例1の実際の溶接トランス10を示す分解斜視図である。
正側コイル14と負側コイル16とを7組配置する。これらの正側コイル14と負側コイル16の間に、1次コイル12を配置する。1次コイル12の入力端子58は側方に引き出す。分割巻きされた1次コイル12は全て直列接続されている。入力端子58は、1次コイル12に1次電流を供給するためのものである。
1次コイル12に設けられた各間隙12aに正側コイル14と負側コイル16を1個ずつ挟み込んだ後で、磁心25を装着する。磁心25は2分割されているが、結束バンド60で結束一体化する。磁心25の平行部25a全体を覆うように1次コイル12と正側コイル14と負側コイル16とを配置するので、漏れ磁束が少なくて良好な特性を得る。
図11に示すように、接続基板62の他方の面上に、第1連結極板44と第2連結極板46と第3連結極板48とを支持固定すると、正側導体30と負側導体32とは、接続基板62の他方の面側において、当該他方の面から垂直に離れる方向に伸びた構造になる。なお、接続基板62の他方の面が一部露出している。ここには、多数の孔が空いている。これらの孔は、基板62の中空部を介して正側コイル14や負側コイル16の中空部に冷却水等の冷媒を供給するためのもので、冷媒供給路72が取り付けられて冷媒通路を構成している。図11に示すように、正側導体30と負側導体32にそれぞれ整流素子18と整流素子20を密着させ、第1極板34と第2極板36とで挟む。
接続基板62の中空部に冷媒が供給されると、正側コイル14や負側コイル16を間接的に冷却することができる。複数の正側コイル14と複数の負側コイル16との間に分割巻きされた1次コイル12の各部を挟むように配置したので、正側コイル14と負側コイル16によって1次コイル12を含むトランス全体を効率よく冷却できる。
図12はほぼ組み立てを完了した溶接トランスの斜視図である。図13は、プラス電極とマイナス電極を取り付けた状態の溶接トランスの斜視図である。
図のように、溶接トランス10の接続基板62のいずれか一方の短辺側に、プラス電極22とマイナス電極24を固定している。このように構成することで、接続基板62の短辺方向の幅を十分に狭くし、同じ構成の溶接トランスを重ね合わせて連結できる。
また、第3極板38とマイナス電極24には冷媒供給栓74が取り付けられている。即ち、第3極板38もマイナス電極24も中空部を有し、その内部に冷却水等の冷媒が供給される。また、それらの中空部は、配管により、基板62や正側コイル14や負側コイル16の中空部に接続されており、溶接トランス全体を冷却できる。プラス電極22に冷媒供給栓74を取り付けてもよい。
次に、図4における溶接制御装置112の溶接電流制御方法の実施例を説明する。
図14は、本発明の溶接電流制御方法の実施例である。
この実施例で、溶接電流のさらに具体的な制御方法を説明する。図の上部のグラフは、溶接電流の時間変化を示すもので、縦軸は溶接電流(単位A)、横軸は時間の経過(単位msec)を示す。図の下部のグラフは、ナゲット径P(溶融部分の直径)が時間とともに増加していく状態を示し、縦軸はナゲット径あるいはナゲット深さ(単位mm)を示す。上下のグラフの横軸のスケールは一致させてある。
図14は、先に説明した溶接トランス10を使用して、実際に、冷間圧延鋼板の溶接を行った場合の溶接電流の時間変化を示している。ここで、以下の説明のために、図のグラフの時間軸を4つに区分する。まず、溶接電流供給開始時刻t0から時刻t2までの電流増加率が最大の部分を、立ち上げ制御期間T1と呼ぶことにする。これに続く、時刻t2から時刻t3までのピーク電流値C1に近い所定レベルの電流を維持する期間をピークレベル制御期間T2と呼ぶことにする。そして、その後の、時刻t2から電流遮断時刻t3に至るまでの期間を温度維持制御期間T3と呼ぶことにする。電流遮断時刻t3以降の期間は、溶接部が自然放冷される期間である。
図14のグラフで説明すれば、立ち上げ制御期間T1では、可能な限り速く最大電流に到達するように溶接トランス10を制御して電流の立ち上げ速度を速める。溶接電流がピーク電流値C1に近づいたとき、そのままの制御状態を維持すると溶接電流が過大になるおそれもあるため、ピーク電流値C1を越えないでこの電流値を維持できるように時刻t1で制御電流値を調整する。きわめて短時間であり、安定な制御が容易でないから、実際の電流値は若干変動している。
時刻t1から時刻t2までの期間で、溶接部を融点以上の目標値にさせる。時刻t2以後は、溶接部の温度を適正範囲に維持できるだけの溶接電流を供給するように制御を切り替える。ピーク電流値C1から加熱終了時電流値C2まで段階的に制御電流を切り下げるように制御する。温度維持制御時間T3は、ナゲットが適切な形状に成長するまで待機する時間である。
実験によれば、板厚が1.0mmの冷間圧延鋼板を、ピーク電流値C1が10000A、加熱終了時電流値C2が7000Aで制御したとき、立ち上げ制御期間T1が5msec、立ち上げ制御期間T1とピークレベル制御期間T2の和(T1+T2)が9msec、温度維持制御期間T3が31msecで、良好なナゲットが形成された。即ち、(T1+T2+T3)は40msecであった。
抵抗溶接は長年に渡り多くの産業分野で使われてきたが、大きな技術的革新がなかった。交流式抵抗溶接からインバータ式抵抗溶接に主流が移ったものの、その溶接方法は同じであった。本発明の抵抗溶接方法は、地球環境からも1/10に近い省エネルギー効果や、通電時間を1/5 から1/10以下に短縮でき飛躍的な生産性向上が可能であることから、大きく技術的な革新ができる。
また、本発明によれば、製品全体を高温まで加熱することなく、溶接部近傍のみを一気に高温に加熱するので、製品の熱変形(熱による歪)が減少し製品品質が向上する。さらに、製品の表面まで高熱に加熱しないですむため、溶接部の表面や裏面の過熱による焼けや変形などが減少し、材料の美麗さが保持できるというきわめて重要な効果が得られる。
省エネルギー効果は全ての産業に利用できることは勿論、自動車産業などの量産ラインでの通電時間の短縮は生産性の向上による飛躍的なコストダウンが可能である。また、本発明の溶接方法による微少時間での溶接の高精度な制御が溶接品質にも大きく貢献できる。従来にない全く新しい抵抗溶接方法の概念が本発明の特長である。
10 溶接トランス
12 1次コイル
14 正側コイル
16 負側コイル
18 整流素子
20 整流素子
22 プラス電極
24 マイナス電極
25 磁心
25a 平行部
25b 湾曲部
26 溶接トランス
28 溶接機
30 正側導体
31 絶縁層
32 負側導体
34 第1極板
36 第2極板
38 第3極板
44 第1連結極板
46 第2連結極板
48 第3連結極板
58 入力端子
60 結束バンド
62 接続基板
63 補助基板
64 共通プラス電極
66 共通マイナス電極
67 端子
68 端子
69 端子
72 冷媒供給路
74 冷媒供給栓
76 突起
78 導体
80 突起
82 導体
84 突起
86 突起
88 枝
90 導体
112 溶接制御電源装置
116 記憶装置
118 抵抗溶接機本体

Claims (2)

  1. 平行部25aと両端のU字状の湾曲部25bにより構成される環状磁心25と、前記環状磁心25の平行部25aに、複数の部分に分けて間隙12aを空けて分割巻きされる1次コイル12と、前記1次コイル12と共に環状磁心25の平行部25aに巻回され、前記1次コイル12に設けられた前記各間隙12aに1個ずつ挟み込むように、複数の正側コイル14と複数の負側コイル16とを交互に配列した2次コイルと、前記複数の正側コイル14は全て並列接続されるかもしくは全部または一部が直列接続され、前記複数の負側コイル16は全て並列接続されるかもしくは全部または一部が直列接続され、前記接続された複数の正側コイル14と前記複数の負側コイル16とが互いに直列接続されるように、前記正側コイル14と負側コイル16の端子間を電気接続をする導体群を有し、かつ、前記導体群により、前記全ての正側コイル14と負側コイル16とを一方の面上に支持固定する接続基板62を備え、前記複数の正側コイル14の一方の端子は、前記接続基板62の他方の面上で、前記環状磁心25の平行部25aに平行な方向に伸びた第1連結極板44に電気接続され、前記複数の負側コイル16の一方の端子は、前記接続基板62の他方の面側で、前記環状磁心25の平行部25aに平行な方向に伸びた第2連結極板46に電気接続され、前記正側コイル14と負側コイル16の他端は、共に、前記接続基板62の他方の面側で、前記環状磁心25の平行部25aに平行な方向に伸びた第3連結極板48に電気接続され、前記第1連結極板44には、正側導体30が連結され、前記第2連結極板46には、負側導体32が連結され、前記正側導体30と負側導体32とは、前記接続基板62の他方の面側において、当該他方の面から垂直に離れる方向に伸びる境界面に配置された絶縁層31を介して重ね合わされた一対の導体板であって、前記正側導体30と第1極板34に挟まれて、前記正側導体30に負極を接触させ前記第1極板34に正極を接触させた整流素子18と、前記負側導体32と第2極板36に挟まれて、前記負側導体32に負極を接触させ前記第2極板36に正極を接触させた整流素子20と、前記第1極板34と前記第2極板36を支持し、両者を電気接続する第3極板38とを備えていることを特徴とする溶接トランス10を使用し、
    溶接電流供給開始時刻t0からその後の時刻t1までの、電流増加率が最大の部分を立ち上げ制御期間T1と呼び、これに続く時刻t1から時刻t2までの、ピーク電流値C1に近い所定レベルの電流を維持する期間をピークレベル制御期間T2と呼び、その後の時刻t2から電流遮断時刻t3に至るまでの期間を、温度維持制御期間T3と呼ぶとき、前記立ち上げ制御期間T1は10ミリ秒以下とし、前記立ち上げ制御期間T1とピークレベル制御期間T2の和の(T1+T2)時間は15ミリ秒以下とし、前記立ち上げ制御期間T1とピークレベル制御期間T2と温度維持制御期間T3の和の(T1+T2+T3)時間は、50ミリ秒以下としたことをたことを特徴とする抵抗溶接方法。
  2. 請求項1の溶接方法の溶接制御電源装置112、及び溶接トランス10を備えた抵抗溶接装置。
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