JP5199493B1 - 溶接トランスと溶接装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速で精密な溶接制御をし消費電力も節減する。
【解決手段】2次側で、正側コイル14の一端に一方の整流素子18の一端を接続し、負側コイル16の一端に他方の整流素子20の一端を接続し、一方の整流素子18の他端と他方の整流素子20の他端をプラス電極22に接続し、正側コイルの他端と負側コイルの他端をマイナス電極24に接続する。1次コイルには、インバータにより一定の繰り返し周波数で極性を反転させるパルス状の1次電流が供給されている。正側コイル14と負側コイル16の間に1次コイル12を挟む。正側コイル14の一端は第1連結極板44を介して正側導体30に電気接続され、負側コイル16の一端は第2連結極板46を介して負側導体32に電気接続される。正側導体30と負側導体32とを絶縁層を介して密着させた。転流時間を短くし、高い周波数のインバータ制御が可能になる。
【選択図】図8

Description

本発明は、高速で高品質な溶接を可能にする抵抗溶接機用の溶接トランスと溶接装置に関する。
抵抗溶接機用の溶接トランスに、インバータによる1次電流制御を行って、高精度に溶接電流を制御する技術が知られている(特許文献1参照)。また、その巻線構造を工夫することにより、さらに高速な制御を可能にすることが試みられている(特許文献1参照)。
特許第4687930号
大電流で短時間の溶接を可能にするには、高い周波数の1次電流制御が必要である。これに加えて高品質な溶接をするには、従来の数倍から数十倍の周波数で制御することが望まれる。しかしながら、従来の溶接装置では、1次電流制御のための周波数を数倍以上に上げていくと、目的とする溶接電流が得られないか、あるいは動作が不安定になるという問題かあった。また、2次コイルの電流が大きくなると、磁気飽和によって溶接トランスに障害を生じるおそれもあった。
本発明は、高い周波数の1次電流制御や磁気飽和の抑制により、精密で高速な溶接制御ができ、消費電力も大幅に抑制できる溶接トランスとこれを使用した溶接装置を提供することを目的とする。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
〈構成1〉
1次コイル12と、正側コイル14と負側コイル16とを直列接続した2次コイルとを、磁心に巻回したトランス部と、前記正側コイル14の一端に一方の整流素子18の一端を接続し、前記負側コイル16の一端に他方の整流素子20の一端を接続し、前記一方の整流素子18の他端と前記他方の整流素子20の他端をプラス電極22に接続し、前記正側コイルの他端と前記負側コイルの他端をマイナス電極24に接続し、前記プラス電極22と前記マイナス電極24を溶接機28に接続する2次回路とを備え、前記1次コイルには、インバータにより一定の繰り返し周波数で極性を反転させるパルス状の1次電流が供給されており、前記正側コイル14と前記負側コイル16とは、両者の間に前記1次コイル12を挟むように配置され、前記正側コイル14の一端は第1連結極板44を介して正側導体30に電気接続され、前記負側コイル16の一端は第2連結極板46を介して負側導体32に電気接続され、前記正側導体30と前記負側導体32とは、絶縁層31を介して密着するように配置され、前記正側導体30と前記負側導体32の両側に前記整流素子18、20を配置して、第1極板34と第2極板36で挟み、前記第1極板34と第2極板36は第3極板38により電気接続され、第3極板38にプラス電極22が接続され、前記正側コイルの他端と前記負側コイルの他端にはマイナス電極24が接続されていることを特徴とする溶接トランス。
〈構成2〉
構成1に記載の溶接トランスにおいて、前記正側コイル14と前記負側コイル16とを交互に配置し、それぞれの間に分割巻きした前記1次コイル12を配置し、分割した前記1次コイル12は、全て直列接続されるかもしくは全部または一部が並列接続され、前記複数の正側コイル14は全て並列接続されるかもしくは全部または一部が直列接続され、複数の負側コイル16は全て並列接続されるかもしくは全部または一部が直列接続され、前記複数の正側コイル14と前記複数の負側コイル16とは相互に直列接続され、前記複数の正側コイル14の一端を第1連結極板44に接続し、前記複数の負側コイル16の一端を第2連結極板46に接続し、複数の正側コイル14の他端と複数の負側コイル16の他端を第3連結極板48に接続したことを特徴とする溶接トランス。
〈構成3〉
構成2に記載の溶接トランスにおいて、磁心上の全ての場所で、正側コイル14と負側コイル16が分割された1次コイルを挟むように配置されていることを特徴とする溶接トランス。
〈構成4〉
構成1乃至3のいずれかに記載の溶接トランスにおいて、2次コイルには、銅板をC字状に切削加工したワンターンコイルを2個直列接続して使用することを特徴とする溶接トランス。
〈構成5〉
構成1に記載の溶接トランスにおいて、
中心に負側コイル16を配置し、その上に1次コイル12を配置し、最外周に正側コイル14を配置するように同軸巻きされたコイルユニット、または、中心に正側コイル14を配置し、その上に1次コイル12を配置し、最外周に負側コイル16を配置するように同軸巻きされたコイルユニットを、磁心上に配置したことを特徴とする溶接トランス。
〈構成6〉
構成1に記載の溶接トランスにおいて、中心に負側コイル16を配置し、その上に1次コイル12を配置し、最外周に正側コイル14を配置するように同軸巻きされた第1のコイルユニットと、中心に正側コイル14を配置し、その上に1次コイル12を配置し、最外周に負側コイル16を配置するように同軸巻きされた第2のコイルユニットとを、磁心上に磁心の軸方向に交互に隙間なく配列したことを特徴とする溶接トランス。
〈構成7〉
構成1乃至6のいずれかに記載の溶接トランスを備えた溶接装置。
〈構成1の効果〉
正側導体30と負側導体32とを絶縁層を介して密着させ、正側コイル14と負側コイル16との間に1次コイル12を挟むように配置したので、2次回路の転流時のインダクタンスを低減して、転流時間を短くし、高い周波数のインバータ制御が可能になる。
〈構成2の効果〉
1次コイルと2次側の正側コイルと負側コイルとを分割巻きして、1次2次コイル間の結合を良くし、2次側の大電流による磁気飽和を防止できる。
〈構成3の効果〉
1次コイル12と正側コイル14と負側コイル16との関係がどの場所でも均等で互いに密接して配置させることができる。
〈構成4の効果〉
大電流を流す正側コイル14と負側コイル16をいずれも単純なワンターンコイルにして、インダクタンスも極小にし、分割巻きをし易くした。
〈構成5と6の効果〉
負側コイル16と1次コイル12と正側コイル14とを同軸巻きしても、上記の構成と同様の効果を得ることができる。
本発明で採用する溶接装置の電源回路の結線図である。 整流素子18に順方向電流が流れたときの回路動作を示す結線図である。 整流素子20に順方向電流が流れたときの回路動作を示す結線図である。 (a)はトランスの1次側に供給される電流を制御するための制御パルス、(b)は1次電流、(c)は整流後の溶接電流を示す。 実験例の分解斜視図と側面図である。 転流時間中における2次回路の電流を示す説明図である。 本発明で使用する1次コイルと2次コイルおよび磁心の一例を示す斜視図である。 本発明の溶接トランスの主要部実施例を示す分解斜視図と側面図である。 1次コイルと正側コイルと負側コイルの位置関係を示す説明図である。 2次コイルの結線例を示す斜視図である。 本発明の溶接トランスの実施例を示す分解斜視図である。 実施例6の1次コイル12と正側コイル14と負側コイル16の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
図1は、本発明で採用する溶接装置の電源回路の結線図である。
溶接トランス26の1次コイル12には、後で図4を用いて説明する1次電流が供給される。整流回路は、単相全波整流式を採用する。この回路自体は良く知られている。2次コイル自体に極性を考慮する必要はないが、便宜上、2次コイルを、正側コイル14と負側コイル16とを直列接続したものと呼ぶことにする。正側コイル14の一端に整流素子18の一端を接続し、負側コイル16の一端に整流素子20の一端を接続し、整流素子18の他端と整流素子20の他端をまとめてプラス電極22に接続する。正側コイルの他端と負側コイルの他端は接続点を介して連結しているが、この接続点をマイナス電極24に接続する。プラス電極22とマイナス電極24が溶接機28に接続されている。
図2は、整流素子18に順方向電流が流れたときの回路動作を示す。図3は整流素子20に順方向電流が流れたときの回路動作を示す。
回路動作上問題になる等価的なインダクタンス成分を図2と3に書き加えた。即ち、正側コイル14と整流素子18を接続する正側導体30と、負側コイル16と整流素子20を接続する負側導体32、及び溶接機28内部の導体のインダクタンスが、溶接装置の性能に影響を及ぼすと考えられる。その詳細は後で説明する。
溶接トランス26や溶接機28に発生する大量の熱の発生を抑制することができれば、溶接装置の省エネルギー化を図ることができる。従来よりも大電流を短時間溶接部に供給するように制御して、溶接時間を短縮すれば、大きな節電効果が期待できる。
一方、溶接される材料や構造等に最適な溶接電流を供給するためには、溶接電流の供給時間をきわめて高精度に制御しなけれはならない。
このために、溶接電流を供給するトランスの1次側にインバータを接続して、PWM制御により溶接電流の大きさと供給時間とを制御することが行われている。
図4の(a)はトランスの1次側に供給される電流を制御するための制御パルス、(b)は1次電流、(c)は整流後の溶接電流を示す。
図示しないインバータにより制御された幅Wのパルスが、一定時間H内に一定回数、ここでは正方向のパルスと負方向のパルスとで合計10回、1次コイルに供給される。その結果、トランスの1次コイル12(図1)には、(b)に示すような電流が流れる。トランスの2次側で全波整流をして、(c)に示すような溶接電流を発生させる。
(a)に示したパルスの幅Wを増減すると溶接電流を調整できる。バルスの供給回数を増減すれば溶接時間を調整できる。このパルスの繰り返し周波数を高くすると、溶接時間をより細かく微調整できる。1次コイルに供給する電力を増やせば、2次コイルからより大きな溶接電流を取り出せる。
従来の溶接装置は、例えば、1万アンペアで200m秒〜700m秒の溶接電流を供給するようにしていたが、溶接電流をその2倍の2万アンペアにしてみる。溶接装置は、溶接部以外の場所で熱エネルギになって消費される電力損失がきわめて大きい。従って、溶接電流を2倍にして、溶接時間を10分の1に短縮すると、消費電力を5分の1にすることができる。これで、従来の1万アンペアでの溶接と同等の溶接品質が可能になる。
一方、溶接電流を供給するためのインバータの制御パルスは、従来、繰り返し周波数が1kHz程度のものを使用していた。しかしながら、大電流を短時間供給するには、もっと分解能の高い制御パルスが必要になる。望ましくは、繰り返し周波数が5kHz〜50kHz程度のパルスを使用することが望ましい。
このように、従来の数倍から数十倍の高い繰り返し周波数のパルスを1次コイルに供給した場合に、従来構造の溶接トランスでは、予定した溶接電流が得られないことがわかった。即ち、このような制御で2次コイルから大電流を出力するためには、トランスの構造に様々な改善が要求される。
図1に示すような2個の整流素子18、20を使用した全波整流型の2次回路は、ブリッジを使用した回路に比べて整流素子数が少なく、小型化できて電力損失も少ないため、溶接装置に適することが知られている。
しかしながら、この回路では、1次コイル12に流れる電流の極性反転によって、2次コイルに誘起される電圧が極性反転したとき、一方の整流素子を通じて供給されていた負荷電流が他方の整流素子側に流れを変える転流が生じる。
溶接電流が大電流になると、回路各部のインダクタンスに蓄積された電流エネルギは非常に大きくなる。この電流エネルギが一方の整流素子から他方の整流素子の側に移る転流時間は、図2や図3に示した2次コイルの各部のインダクタンスが大きいほど長くなる。
図4に示した1次コイルの電流の立ち下がり開始から反対極性の電流の立ち上がり終了までの時間Mの間に2次回路の転流が完了しないと、2次電流の立ち上がりが遅れて、図4の波線に示すように、予定した溶接電流が得られなくなる。
図5は実験例の分解斜視図と側面図である。
図5の(a)も(b)も、左側に分解斜視図を示し、右側に組み立て後の側面図を示した。図5(a)の例では、1次コイル12と正側コイル14と負側コイル16とが図示しない磁心に巻回されている。大電流を取り出し、内部に冷却水を供給する中空構造にするため、正側導体30や負側導体32は、厚い銅板で構成している。両者の間は薄い絶縁層31で隔離されている。正側導体30と負側導体32の両側に整流素子18、20を配置して、第1極板34と第2極板36で挟むようにしている。第1極板34と第2極板36は第3極板38により電気接続され、第3極板38にプラス電極22が固定される。正側コイル14と負側コイル16の接続点には図示しない銅板を接続してマイナス電極24を取り付ける。
図5(b)の例では、正側コイル14と負側コイル16の間に1次コイルを挟むように配置した。この構造では、正側導体30と負側導体32の間に第3極板38を配置し、第3極板38と正側導体30の間に整流素子18を挟んだ。また、負側導体32と第3極板38の間に整流素子20を挟んだ。第3極板38にプラス電極22が固定される。正側コイル14と負側コイル16の接続点には図示しない銅板を接続してマイナス電極24を取り付ける。
図6は、転流時間中における2次回路の電流を示す説明図である。
この図を用いて、上記の実験例の検証をする。図6は、2次コイルを構成する正側コイル14と負側コイル16の結線を立体的に表示したもので、両者の位置関係も意識して説明する。正側コイル14と負側コイル16とは連続した磁心(図示しない)上に巻回されており、正側導体30と負側導体32とは側方に引き出されて整流素子18や整流素子20に接続される。
転流時間中には、正側導体30にC1、正側コイル14にC2、負側コイル16にC3、負側導体32にC4の方向の電流が流れる。この状態は正側コイル14に直前までC1と反対方向に電流が流れており、転流が開始されると、正側コイル14に蓄積された電流エネルギが負側コイル16の方向に放出されるところを示している。正側コイル14には、整流素子18方向から電流が流れ込まないので、蓄積されたエネルギが放出されるとC1方向の電流は消滅する。これで転流が終了する。
図5(a)の実験例では、ほぼ同一形状の正側導体30と負側導体32とを薄い絶縁層31を介して密着させている。このような構造にすると、図6に示したように、正側導体30と負側導体32の電流の向きが反対だから、磁束が相互に打ち消しあって、両者のインダクタンスが相殺される。即ち、正側導体30と負側導体32のインダクタンスが見かけ上極小になる。従って転流時間をより短縮できる。
ところが、図5(a)に示すように正側コイル14と負側コイル16とを密着させて配置すると、図6に示すように、正側コイル14と負側コイル16にC2とC3方向に流れる電流に対して、これらのコイルのインダクタンスが大きく影響することがわかった。即ち、正側コイル14と負側コイル16のインダクタンスが転流時間を遅らせることが分かった。
また、図5(a)の構造の場合に、正側コイル14に負荷電流が流れている状態と、負側コイル16に負荷電流が流れている状態とでは、1次コイル12との磁気的結合の程度が異なる。負側コイル16に負荷電流が流れている状態では漏れ磁束が増大する。このような磁気的結合のアンバランスは異常電流を引き起こし易い。
さらに、高い繰り返し周波数のパルスを1次コイルに供給すると、1次コイルの電流の立ち下がり開始から反対極性の電流の立ち上がり終了までの時間Mが短くなるので、急激な磁束変化により磁心が磁気飽和を生じやすい。正側コイル14と負側コイル16とを近接配置すると、2次コイルに流れる大電流による磁束が2次コイル付近に集中して、磁気飽和を生じやすい。
一方、図5(b)に示すように、1次コイル12を正側コイル14と負側コイル16とで挟む構造を採用すると、1次コイル12と正側コイル14の位置関係は、1次コイル12と負側コイル16の位置関係と同じになり、磁気的結合のアンバランスを生じない。また、正側コイル14と負側コイル16の間に1次コイル12を挟むことにより、正側コイル14と負側コイル16との間の距離を離して、転流時間中に流れる電流に対するインダクタンスを小さくできる。また、図5(a)の構造に比べて磁気飽和を生じにくい。しかしながら、図5(b)の例では、正側導体30と負側導体32の間の距離が離れてしまって図5(a)の例よりも特性が悪くなる。
図7は本発明で使用する1次コイルと2次コイルおよび磁心の一例を示す斜視図である。
本発明は、上記の実験例等を考慮して、トランスの部分の構造を次のように改良した。まず、1次コイル12は、例えば、図5の(a)に示すように、平角絶縁線を磁心を軸にして多層に巻き付けたものを使用する。2次コイルには、銅板をC字状に切削加工したワンターンコイルを2個直列接続して使用する。(b)が正側コイル14で(c)が負側コイル16である。これらは(d)に示したような磁心25に巻き付けられる。
図8は、本発明の溶接トランスの主要部実施例を示し図5と同一の要領で図示した。
まず、図8(a)の実施例は、正側コイル14と負側コイル16の間に1次コイル12を挟むように配置する。1次コイル12と正側コイル14と負側コイル16とは、8(a)の右側に波線で示した磁心25に巻回される。
正側コイル14の一端は第1連結極板44を介して正側導体30に電気接続される。負側コイル16の一端は第2連結極板46を介して負側導体32に電気接続される。正側コイル14と負側コイル16とは、中間導体40を介して直列接続されている。中間導体40は引出導体42に電気接続される。溶接機に供給するための大電流を取り出し、内部に冷却水を供給する中空構造にするため、コイルも導体も銅板で構成している。第1連結極板44と第2連結極板46を設けたので、正側導体30と負側導体32とを、薄い絶縁層31を介して密着させることができる。
正側導体30と負側導体32を挟むように、両側に整流素子18、20を配置して、さらにその外側を第1極板34と第2極板36で挟むようにしている。第1極板34と第2極板36は第3極板38により電気接続され、第3極板38にプラス電極22が固定される。引出導体42を介してマイナス電極24(図6)を取り付ける。
この図8(a)の構造によれば、正側導体30と負側導体32とを近接配置して転流時間における正側導体30と負側導体32のインダクタンスを極小にできる。また、正側コイル14と負側コイル16との間の距離を離したので、転流時間における正側コイル14と負側コイル16のインダクタンスを低下させることができる。これらにより、転流時間を短くすることができ、本発明の目的である繰り返し周波数が5kHz〜50kHz程度のパルスを使用した制御が可能になる。
また、正側コイル14と負側コイル16との間に1次コイル12を配置したので、1次コイル12と正側コイル14や負側コイル16との間の磁気的結合のバランスが良く、安定で良好な溶接電流が得られる。さらに、大電流の流れる正側コイル14と負側コイル16とを離すことにより、磁心25の磁気飽和も起こり難くすることができる。
図8(b)の実施例では、正側コイル14と負側コイル16のペアを3組使用した。即ち、正側コイル14と負側コイル16とを交互に配置し、それぞれの間に分割巻きした1次コイル12を配置した。分割巻きした1次コイル12は全て直列接続してもよいし全部または一部を並列接続してもよい。複数の正側コイル14は全て並列接続してもよいし全部または一部を直列接続してもよい。複数の負側コイル16は全て並列接続してもよいし全部または一部を直列接続してもよい。また、正側コイル14と負側コイル16の数を自由に増やしてよい。
複数の正側コイル14と複数の負側コイル16とは直列接続される。正側コイル14の一端は第1連結極板44を介して正側導体30に電気接続される。負側コイル16の一端は第2連結極板46を介して負側導体32に電気接続される。正側コイル14の他端と負側コイル16の他端は第3連結極板48に電気接続される。
正側導体30と負側導体32を挟むように、両側に整流素子18、20を配置して、さらにその外側を第1極板34と第2極板36で挟む。第1極板34と第2極板36は第3極板38により電気接続される。第3極板38にプラス電極22が固定される。第3連結極板48はマイナス電極24に接続される。
なお、複数の正側コイル14と複数の負側コイル16と、第1連結極板44、第2連結極板46および第3連結極板48の間の電気接続のために、これらの間に基板62が配置されている。基板62の上面に設けられた複数の突起は、正側コイル14や負側コイル16の端子に固定され電気接続される。また、これらの突起が筒状になっており、これらの突起を通じて冷却水が正側コイル14や負側コイル16の中空部に流れ込むようにしてもよい。
この基板62の導体構造は、同等の結線ができるものであれば任意に設計できる。特に、基板62、は複数の正側コイル14と複数の負側コイル16に直結しているから、中空構造にして冷却すれば、正側コイル14や負側コイル16や1次コイルを強力に冷却できる。
図のように、複数の正側コイル14の一端を第1連結極板44に接続し、複数の負側コイル16の一端を第2連結極板46に接続し、複数の正側コイル14の他端と複数の負側コイル16の他端を第3連結極板48に接続して、第1連結極板44と正側導体30とを接続し第2連結極板46と負側導体32を接続するとともに、第1連結極板44と第2連結極板46とを近接配置し、かつ、正側導体30と負側導体32とを近接配置して、図8(a)と同様の効果を得ることができる。なお、近接配置した導体間には、いずれも、絶縁フィルムもしくは絶縁塗料等による絶縁層を挟むものとする。
図9は、1次コイルと正側コイルと負側コイルの位置関係を示す説明図である。
図8の(b)に示した装置は実施例2の装置である。この装置は、1次コイルと正側コイル14と負側コイル16との密着が良く、バランスも最適に構成されている。図9(a)に示すように、上から順に、正側コイル14、1次コイル12、負側コイル16、1次コイル12、正側コイル14、1次コイル12・・というように、各コイルが配列されている。
複数の正側コイル14は全て並列接続されて、一方の端子が正側導体30に接続されているものとする。また、負側コイル16も全て並列接続されて、一方の端子が負側導体32に接続されているものとする。基板62が、これらを電気接続している。図9(b)は、正側コイル14の電流が溶接機側に供給されるときの、電流が有効に流れる部分のみを図示したものである。図9の(c)は、負側コイル16の電流が溶接機側に供給されるときの、電流が有効に流れる部分のみを図示したものである。
図9(b)を見てわかるように、どの1次コイル12もいずれかの正側コイル14に密着している。また、図9(c)を見てわかるように、どの1次コイル12もいずれかの負側コイル16に密着している。これは、磁心上の全ての場所で、正側コイル14と負側コイル16が分割された1次コイル12を挟むように配置されているからである。
これにより、1次コイル12と正側コイル14との磁気的結合も、1次コイル12と負側コイル16との磁気的結合も良好で、正側コイル14と負側コイル16とが完全に均衡をとれている。なお、図9の図面は、図8(b)の実施例と対応するものとしたときには、コイル群(12,14,16)を正面から見た状態を示し、正側導体30や負側導体32等は側面から見た状態を示している。
図10は、2次コイルの結線例を示す斜視図で、(a)は実施例2の装置、(b)は実施例5の装置のものである。
実施例2で説明した図8(b)の装置は、例えば、図のように、正側コイル14と負側コイル16とを結線する。図の手前から、正側コイル14と負側コイル16の3組がそれぞれ直列接続されている。そして正側コイル14の一方の端子が第1連結極板44に接続され、負側コイル16の一方の端子が第2連結極板46に接続されている。また、正側コイル14と負側コイル16の接続点が第3連結極板48に接続されている。分割巻きされた1次コイル12(図8)は全て直列接続される。しかし、その全部または一部を並列接続しても構わない。2次コイルも同様で、正側コイル14や負側コイル16は、全部を並列接続して使用してもよいし、全部または一部を直列接続して使用してもよい。要求される出力電圧に応じて切り替えることもできる。また、正側コイル14と負側コイル16とは、必ずしも同数でなくて構わない。また、個々のコイルの太さや形状も必ずしも同一でなくて構わない。もちろん、正側コイル14と負側コイル16とは相互に直列接続される。
各コイルと第1連結極板44や第2連結極板46との間の接続距離は短い。しかし、第1連結極板44や第2連結極板46とこれに接続される正側導体30や負側導体32はコイルサイズに比べて長い。従って、この部分のインダクタンスが問題になる。そこで、上記ように、正側導体30と負側導体32とを近接配置した。なお、第1連結極板44や第2連結極板46は、このように必然的に近接配置されるが、第3連結極板48を第1連結極板44と第2連結極板46の間に配置しないことも有効である。
図10(b)は、正側コイル14と負側コイル16を左右にその軸が平行になるように配置している。即ち、縦2列に正側コイル14と負側コイル16を4組設けた。縦方向の並びは、正側コイル14と負側コイル16とが交互に配置される。正側コイル14と負側コイル16一方の端子を、第1連結極板44と第2連結極板46に対して、一組毎に入れ替えれば、この結線が実現する。
図11は、実施例5の実際の溶接トランス10を示す分解斜視図である。
正側コイル14と負側コイル16とを図10で説明した要領で7組配置する。これらの正側コイル14と負側コイル16の間に、1次コイル12を挟み込む。1次コイル12の入力端子58は側方に引き出す。分割巻きされた1次コイル12は全て直列接続されている。
正側コイル14と負側コイル16の間に1次コイル12を挟み込んだ後で、磁心25を装着する。磁心25は2分割されているが、結束バンド60で結束一体化する。ループ状の磁心25のほぼ全体を覆うように1次コイル12と正側コイル14と負側コイル16とを配置するので、漏れ磁束が少なくて良好な特性を得る。図10に示した正側コイル14や負側コイル16の結線は、図の基板62の部分で行う。
図12は、実施例5の1次コイル12と正側コイル14と負側コイル16の斜視図である。
上記の実施例では、1次コイル12と正側コイル14と負側コイル16とを磁心25上に可能な限り隙間なく配列して、漏れ磁束を無くし、各コイル間の磁気的結合を最適化した。一方、この実施例では、1次コイル12と正側コイル14と負側コイル16とを重ね巻きすることによって、各コイル間の磁気的結合度を高める。
図12(a)は、中心に負側コイル16を配置し、その上に1次コイル12を配置し、最外周に正側コイル14を配置するように同軸巻きされた第1のコイルユニットである。図12(b)は、中心に正側コイル14を配置し、その上に1次コイル12を配置し、最外周に負側コイル16を配置するように同軸巻きされた第2のコイルユニットである。正側コイル14と負側コイル16とは、いずれも、1次コイル12と同じ幅のワンターンコイルである。漏れ磁束を無くして、1次コイルと2次コイルの磁気的結合を高めるためである。図12(c)と(d)にその斜視図を示す。
図12(a)に示した第1のコイルユニットと図12(b)に示した第2のコイルユニットとを図12(e)に示すように、磁心上に隙間無く配列する。これにより、磁心の軸方向に配列された隣接するコイル間からの漏れ磁束を最小にできる。また、正側コイル14と負側コイル16との間に1次コイル12を配置したので、正側コイル14と負側コイル16との間の磁気的結合を小さくすることができ、上記の実施例と同様の効果を得る。なお、正側コイル14と負側コイル16の特性のアンバランスを問題としない場合には、第1のコイルユニットまたは第2のコイルユニット単体でも実用になる。
図12(a)と図12(b)に示したものを交互に配列すると、巻き径の異なる正側コイル14や負側コイル16を直列接続し、あるいは並列接続して使用したとき、全体として、各コイルのインダクタンスを平準化できる。また、正側コイル14と負側コイル16とが直接隣接しないので、正側コイル14と負側コイル16との間の磁気的結合を小さくすることができる。さらに、図11に示した溶接トランスと比較すると、正側コイル14や負側コイル16の製造コストを下げることもできる。
以上の構成の本発明の溶接トランスおよび溶接装置は、電気的に見たときと熱的にみたときとで、それぞれ次のような効果を有する。
(電気的効果)
(1)正側コイル14と整流素子18とを電気接続するための第1連結極板44と第2連結極板46とを近接配置し、かつ、正側導体30と負側導体32とを近接配置することにより、転流時間における2次回路のインダクタンスを極小にして、転流時間を短くすることができる。
(2)磁心上で、2次コイルの正側コイルと負側コイルの間に1次コイルを挟むように配置することにより、2次コイルの正側コイルと負側コイルのインダクタンスによる2次電流の転流時間の遅れを抑制することができる。
(3)大電流の流れる2次コイルを磁心上に分散配置したので、磁心全体に磁束を分散させて、磁気飽和を防止することができる。
(4)従来よりも高い周波数の1次電流制御ができれば、大電流を供給できるトランスを小型化し、冷却効率も高めることが可能になる。
(熱的効果)
大電流の流れる2次コイルを磁心上に分散配置し、間に1次コイルを挟むことにより、2次コイルの放熱を良くすることができる。大電流を供給するトランスは、1次コイルも2次コイルも発熱する。異常に発熱すると、絶縁体を劣化させる等の障害を発生する。大電流を流す2次コイルは最も激しく発熱するが、中空構造にして内部に冷却水を供給して冷却すれば、1次コイルよりも温度を下げることができる。従って、2次コイルに挟まれた1次コイルも2次コイルを流れる冷却水により冷却される。上記の構造では、効率よく1次コイルを冷却できる。
本発明の溶接装置は、上記の実施例に限定されない。例えば、2次回路の結線には銅板を例示し、各部をビス止め等で連結する例を示したが、例えば、正側コイル14と第1連結極板44とが連続一体化されていてもよい。また、第1連結極板44と正側導体30とは連続一体化されていてもよい。第1極板34と第2極板36と第3極板38とが連続一体化されていてもよい。負側についても同様である。また、各極板は板状でも棒状でもよい。各2次コイルや極板の内部に冷却水を供給する透孔を設けることが好ましい。
10 溶接トランス
12 1次コイル
14 正側コイル
16 負側コイル
18 整流素子
20 整流素子
22 プラス電極
24 マイナス電極
25 磁心
26 溶接トランス
28 溶接機
30 正側導体
31 絶縁層
32 負側導体
34 第1極板
36 第2極板
38 第3極板
40 中間電極
42 引出電極
44 第1連結極板
46 第2連結極板
48 第3連結極板
58 入力端子
60 結束バンド
62 基板

Claims (7)

  1. 1次コイル12と、正側コイル14と負側コイル16とを直列接続した2次コイルとを、磁心に巻回したトランス部と、
    前記正側コイル14の一端に一方の整流素子18の一端を接続し、前記負側コイル16の一端に他方の整流素子20の一端を接続し、前記一方の整流素子18の他端と前記他方の整流素子20の他端をプラス電極22に接続し、前記正側コイルの他端と前記負側コイルの他端をマイナス電極24に接続し、前記プラス電極22と前記マイナス電極24を溶接機28に接続する2次回路とを備え、
    前記1次コイルには、インバータにより一定の繰り返し周波数で極性を反転させるパルス状の1次電流が供給されており、
    前記正側コイル14と前記負側コイル16とは、両者の間に前記1次コイル12を挟むように配置され、
    前記正側コイル14の一端は第1連結極板44を介して正側導体30に電気接続され、前記負側コイル16の一端は第2連結極板46を介して負側導体32に電気接続され、
    前記正側導体30と前記負側導体32とは、絶縁層31を介して密着するように配置され、
    前記正側導体30と前記負側導体32の両側に前記整流素子18、20を配置して、第1極板34と第2極板36で挟み、前記第1極板34と第2極板36は第3極板38により電気接続され、第3極板38にプラス電極22が接続され、
    前記正側コイルの他端と前記負側コイルの他端にはマイナス電極24が接続されていることを特徴とする溶接トランス。
  2. 請求項1に記載の溶接トランスにおいて、
    前記正側コイル14と前記負側コイル16とを交互に配置し、それぞれの間に分割巻きした前記1次コイル12を配置し、分割した前記1次コイル12は、全て直列接続されるかもしくは全部または一部が並列接続され、
    前記複数の正側コイル14は全て並列接続されるかもしくは全部または一部が直列接続され、複数の負側コイル16は全て並列接続されるかもしくは全部または一部が直列接続され、
    前記複数の正側コイル14と前記複数の負側コイル16とは相互に直列接続され、前記複数の正側コイル14の一端を第1連結極板44に接続し、前記複数の負側コイル16の一端を第2連結極板46に接続し、複数の正側コイル14の他端と複数の負側コイル16の他端を第3連結極板48に接続したことを特徴とする溶接トランス。
  3. 請求項2に記載の溶接トランスにおいて、
    磁心上の全ての場所で、正側コイル14と負側コイル16が分割された1次コイルを挟むように配置されていることを特徴とする溶接トランス。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の溶接トランスにおいて、
    2次コイルには、銅板をC字状に切削加工したワンターンコイルを2個直列接続して使用することを特徴とする溶接トランス。
  5. 請求項1に記載の溶接トランスにおいて、
    中心に負側コイル16を配置し、その上に1次コイル12を配置し、最外周に正側コイル14を配置するように同軸巻きされたコイルユニット、または、中心に正側コイル14を配置し、その上に1次コイル12を配置し、最外周に負側コイル16を配置するように同軸巻きされたコイルユニットを、磁心上に配置したことを特徴とする溶接トランス。
  6. 請求項5に記載の溶接トランスにおいて、
    中心に負側コイル16を配置し、その上に1次コイル12を配置し、最外周に正側コイル14を配置するように同軸巻きされた第1のコイルユニットと、中心に正側コイル14を配置し、その上に1次コイル12を配置し、最外周に負側コイル16を配置するように同軸巻きされた第2のコイルユニットとを、磁心上に磁心の軸方向に交互に隙間なく配列したことを特徴とする溶接トランス。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の溶接トランスを備えた溶接装置。
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