JP2014135318A - 太陽電池モジュール及びその製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュール及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】セル(素子)の無効領域が小さく、製造工数を増加させることなく、回り込みによる特性低下を抑制することの可能な太陽電池モジュールを得ること。
【解決手段】少なくとも1つの太陽電池素子10が、太陽電池素子10の受光面を覆う受光面封止材としての封止樹脂11と、太陽電池素子10の受光面に対向する面である裏面側を覆う裏面封止材としての封止樹脂11で一体的に封止された太陽電池モジュールであって、前記遮光部30が前記太陽電池素子10と、受光面側の封止樹脂11との間に形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1−2

Description

本発明は、太陽電池モジュール及びその製造方法に関する。
従来、結晶系半導体基板のいずれかの面上の略全面に、非晶質からなる真性半導体層及び導電型半導体層の積層体を形成し、太陽電池セル(太陽電池素子)を構成する技術が開示されている。この技術においては、一方の面に形成される非晶質の半導体層が、半導体基板の側面又は相対向する他面に不所望に回り込むことにより特性が低下するという問題がある。このため一方の面に形成される非晶質の半導体層が、半導体基板の側面又は他面に不所望に回り込むのを防止するための、光起電力素子の構造が、特許文献1,特許文献2に開示されている。
特許文献1の光起電力素子では、分離溝を設けることで、一方の面に形成される非晶質の半導体層が、半導体基板の側面又は他面に回り込むのを、物理的に切断している。
特許文献2の光起電力素子では、片面もしくは両面において半導体基板より小面積に非晶質半導体層を形成することで、一方の面に形成される非晶質の半導体層が、半導体基板の側面又は他面に回り込むのを抑制している。
特許第3349308号公報 特許第3825585号公報
しかしながら、上記特許文献1,2のセル構造で上記のような回り込みによる特性低下を防止しようとすると以下の課題があった。例えば特許文献1のセル構造では、分離溝を設けることで回り込みを抑制している。しかしながら、異なる導電型による接合が形成された面において溝を形成した場合は、リークは防げるものの、溝を形成した外側の領域においてはキャリアの収集ができなくなり有効面積は減少する。また同一導電型による接合が形成された面において溝を形成した場合は、基板を通じて正負の電極が短絡しており、リーク電流が無視できないため、特性の劣化が著しい。特許文献1,2のいずれの場合も、溝の形成のための追加工程を必要とし、パッシベーション膜及び導電性膜への溝の形成により、プロセスが煩雑になることで製造コストが高くなる。そして、更には、例えばレーザを用いて分離溝を形成すると、ウェハにダメージを与えて特性低下を招くという課題があった。
一方、特許文献2では、製造工程においてウェハや各積層膜の個々のばらつきを全て考慮して設計しなければならないため、ウェハ端の外周部における非製膜領域である、発電に寄与できない無効領域が大きくなって、受光面積が小さくなり、十分に特性が向上し得ないという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、素子の無効領域が小さく、かつ製造工数を増加させることなく、半導体層の回り込みによる特性低下を抑制することの可能な太陽電池モジュールを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1導電型を有する結晶系の半導体基板と、前記半導体基板の第1の主面上から当該半導体基板の側面にまで回込んで形成された前記第1導電型と異なる第2導電型の非晶質半導体層と、前記第2導電型の非晶質半導体層上に形成される第1の集電電極と、前記半導体基板の第2の主面側に形成される第2の集電電極とを備えた太陽電池素子と、前記太陽電池素子の前記第1及び第2の集電電極に接続された取り出し部とを備えた太陽電池モジュールであって、前記太陽電池素子の前記半導体基板の前記第1および第2の主面のうち受光面側の主面上を外周に沿って遮光する遮光部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、太陽電池素子の素子構造に手を加えることなく、モジュール構造の一部として遮光部を設けることにより、一方の面に形成される非晶質半導体層が半導体基板の側面又は他面に不所望に回り込んでいる場合にもウェハ端では光電変換できなくなる。従って、キャリアが両面を行き来することができないため特性低下を抑制することができるという効果を奏する。
図1−1は、実施の形態1にかかる太陽電池モジュールの受光面側の要部構成を模式的に示す平面図である。 図1−2は、図1−1のA−A断面を模式的に示す断面図である。 図2は、実施の形態1にかかる太陽電池モジュールに用いられる太陽電池を模式的に示す断面図である。 図3−1は、実施の形態1にかかる太陽電池モジュールに用いられる太陽電池の製造工程を示す図である。 図3−2は、実施の形態1にかかる太陽電池モジュールに用いられる太陽電池の製造工程を示す図である。 図3−3は、実施の形態1にかかる太陽電池モジュールに用いられる太陽電池の製造工程を示す図である。 図3−4は、実施の形態1にかかる太陽電池モジュールに用いられる太陽電池の製造工程を示す図である。 図4−1は、実施の形態1にかかる太陽電池モジュールの製造工程を示す図である。 図4−2は、実施の形態1にかかる太陽電池モジュールの製造工程を示す図である。 図5は、実施の形態1にかかる太陽電池モジュールの出力特性と遮光部の位置との関係を示す図である。 図6は、実施の形態2にかかる太陽電池モジュールを模式的に示す断面図である。 図7は、実施の形態3にかかる太陽電池モジュールを模式的に示す断面図である。 図8は、実施の形態4にかかる太陽電池モジュールを模式的に示す上面図である。 図9は、実施の形態4にかかる太陽電池モジュールを模式的に示す断面図である。
以下に、本発明にかかる太陽電池モジュールの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す図面においては、理解の容易のため、各部材の縮尺が実際とは異なる場合がある。各図面間においても同様である。
実施の形態1.
図1−1は、実施の形態1にかかる太陽電池モジュールの受光面側すなわち第1の主面側の要部構成を模式的に示す平面図である。図1−2は、図1−1のA−A断面を模式的に示す断面図である。図2は、実施の形態1にかかる太陽電池モジュールに用いられる太陽電池(素子)を模式的に示す断面図である。特に本実施の形態における課題の中心となっている太陽電池モジュールにおける太陽電池素子の端部について説明するため、該当部の特徴について誇張した形で描画している。
本実施の形態の太陽電池モジュールでは、太陽電池素子10の外周端から距離X=1.0mmの領域全周にわたり、光電変換層への光照射を遮る遮光部30が形成されていることを特徴とする。ここで用いられる太陽電池素子10(ヘテロ接合太陽電池セル)は、その製造方法により、一方の面に形成される非晶質の半導体層が、半導体基板の側面又は他面に不所望に回り込むことで電気的に一部が接続された状態となっている。ここで光電変換層とはn型単結晶シリコン基板1,i型非晶質シリコン層3i,p型非晶質シリコン層3p,i型非晶質シリコン層2i,n型非晶質シリコン層2nをいうものとする。
本実施の形態1の太陽電池モジュールにおいては、裏面シート9上に太陽電池素子10が設置されている。そして太陽電池素子10の外周縁部を囲むように紙からなる絶縁性の遮光部30が配され、その外側を表面シート8との間に充填されたEVA等の透光性且つ絶縁性を有する封止樹脂11により封止されている。表面シート8はガラス、プラスチック等の透光性を有する材料からなる表面部材である。裏面シート9としては通常Al箔を樹脂フィルムでサンドイッチした構造を有する3層構造の部材が用いられる。
太陽電池素子10は、図2に示すように、n型単結晶シリコン基板1上に積層膜が形成されてなるものである。このn型単結晶シリコン基板1の受光面である第1の主面1A側の直上に順次積層された、受光面側真性半導体層としてi型非晶質シリコン層3i、導電性非晶質層として不純物がドープされたp型非晶質シリコン層3p、受光面側透光性導電膜5、及び第1の集電電極としての受光面側集電電極7を備える。そして裏面側にはこのn型単結晶シリコン基板1の裏面である第2の主面1B側の直上に順次積層された、第2の集電電極としての裏面側真性半導体層としてi型非晶質シリコン層2i、導電性非晶質層として不純物がドープされたn型非晶質シリコン層2n、裏面側透光性導電膜4、及び裏面側集電電極6を備える。受光面である第1の主面1A側から、i型非晶質シリコン層3i、p型非晶質シリコン層3pが、当該n型単結晶シリコン基板1の側面にまで回込んで形成された第1の積層体と、裏面である第2の主面1B側から、i型非晶質シリコン層2i、n型非晶質シリコン層2nが、当該n型単結晶シリコン基板1の側面にまで回込んで形成された第2の積層体とを具備している。通常、これら太陽電池素子10がマトリクス状に配列され、銅薄板等の金属薄板よりなる接続部材電気的に直列接続されている。そして、これらの太陽電池素子10はEVA等の透光性且つ絶縁性を有する封止樹脂11により表面シート8と裏面シート9との間に封止される。太陽電池素子10の受光面を覆う受光面封止材は、表面シート8と封止樹脂11の表面側部11aで構成される。また、太陽電池素子10の受光面に対向する面である裏面側を覆う裏面封止材は、裏面シート9と封止樹脂11の裏面側部11bで構成される。このとき、太陽電池素子10と表面シート8の間上に光照射を遮る遮光部30が設けられ、前記太陽電池素子10の端からの距離Xが1.0mmまでの一部の領域の光電変換層に入射する光を遮るように形成されている。なお、図1−2において遮光部30はハッチングで示されている。表面シート8と裏面シート9の周囲にはアルミニウム等の加工し易い金属からなる枠体(不図示)が取り付けられる。太陽電池素子10は表面シート8側から入射光Lを受光し、発生した電力は、電力引き出し線(不図示)により裏面シート9の背面に設けられた端子ボックス(不図示)へ引き出される。そしてこの端子ボックスから電力ケーブル(不図示)により外部に出力される。
次に、本実施の形態1の太陽電池モジュールの製造方法について説明する。図3−1〜図3−4は同太陽電池モジュールに用いられる太陽電池素子の製造工程を示す工程断面図、図4−1,4−2は、同太陽電池モジュールの製造工程を示す図である。
ここで、結晶系半導体基板としては、図3−1に示すようにn型単結晶シリコン基板1を用意する。このn型単結晶シリコン基板1は、通常、引き上げにより得られたインゴットをスライスすることにより切り出されたものであるため、表面に自然酸化膜、及び構造的欠陥、金属等による汚染をはらんでいる。このため、ここで用いられるn型単結晶シリコン基板1に対して洗浄及び、ダメージ層エッチングを行う。
n型単結晶シリコン基板1に対し、洗浄、ダメージ層エッチングを行った後、n型単結晶シリコン基板1内の不純物を除去するためにゲッタリングを行う。ゲッタリング工程では、処理温度1000℃程度のリンの熱拡散により形成されたリンガラス層に不純物を偏析させ、リンガラス層をフッ化水素等でエッチングする。
ゲッタリング後、基板表面での光反射損失を低減させる目的でアルカリ溶液及び添加剤を用いたウェットエッチングにより、テクスチャを形成する。アルカリ溶液には水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等を、添加剤にはイソプロピルアルコール等を用いる。なお、図3−1〜図3−4では、本実施の形態の構成の理解を容易にするため凹凸形状は描画せず、平坦形状とした。
テクスチャ形成後、ヘテロ接合界面となるn型単結晶シリコン基板表面のパーティクル、有機物汚染、金属汚染を除去するために基板洗浄を実施する。洗浄には、いわゆるRCA洗浄や、SPM洗浄(硫酸過酸化水素水洗浄)、HPM洗浄(塩酸過酸化水素水洗浄)、DHF洗浄(希弗酸洗浄)、アルコール洗浄等を用いる。
ここでRCA洗浄とは、以下に示す方法である。まずウエハを希フッ酸水溶液(HF)の中に入れ、表面の薄いシリコン酸化膜を溶出する。このときシリコン酸化膜が溶出すると同時に、その上に付着していた多くの異物も同時に取り去られる。さらに、アンモニア(NH4OH)+過酸化水素(H22)で、有機物やパーティクルを除去する。次いで塩酸(HC1)+過酸化水素(H22)で金属類を除去し、最後に超純水で仕上げを行う。
上記のいずれかの洗浄方法を用いて、基板洗浄を行った後、ヘテロ接合、及び、pn、nn+接合を形成するために、n型単結晶シリコン基板1上に、順次各導電型の半導体層を形成する。上記テクスチャ形成工程、洗浄工程を経て得られたn型単結晶シリコン基板1は、厚さ100〜500μmであった。
まず、図3−2に示すように、n型単結晶シリコン基板1の第2の主面1B全面を覆うとともにこの第2の主面1Bから、側面1C及び第1の主面1Aの周縁部にわたり、プラズマCVD法を用いて約1〜10nmの厚さの裏面側i型非晶質シリコン層2i、及び約5〜50nmの厚さのn型非晶質シリコン層2nをこの順に堆積する。ここで、裏面側i型非晶質シリコン層2i、n型非晶質シリコン層2nはそれぞれ非晶質を用いているが、微結晶シリコンを用いてもよい。
続いて図3−3に示すように、第2工程として、裏面側i型非晶質シリコン層2i及びn型非晶質シリコン層2nの形成された、n型単結晶シリコン基板1の第1の主面1Aの全面にプラズマCVD法を用いて約1〜10nmの厚さの受光面側非晶質シリコンi層3i、及び約5〜50nmの厚さのp型非晶質シリコン層3pをこの順に堆積する。ここでも、受光面側i型非晶質シリコン層3i、p型非晶質シリコン層3pはそれぞれ非晶質を用いているが、微結晶シリコンを用いてもよい。
続いて図3−4に示すように、裏面側透光性導電膜4としてITO層を形成するとともに受光面側透光性導電膜5としてITO層を形成する。ITO層の製膜にはスパッタ法あるいはCVD法が用いられる。透光性導電膜の材料は、ITOの他、例えば酸化インジウム、酸化亜鉛、SnO2等が挙げられるが、これらの材料に限定されるわけではない。
そして最後に、マスクを用いて第2及び第1の主面1B,1Aに遮光性の金属からなる集電電極(裏面側集電電極6,受光面側集電電極7)を形成する。
このようにして得られた太陽電池素子10を、3行4列にわたり、裏面シート9上にマトリクス状に配置し、仮止めした状態で、遮光部30となる紙材を配置し、さらにその上に表面シート8を配する(図4−1)。
そして、表面シート8と裏面シート9との間に封止樹脂11を充填し、加熱加圧し、太陽電池モジュール100を得る(図4−2)。この封止樹脂のうち表面側部11aと、表面シート8とで受光面封止材を構成し、太陽電池素子10の受光面を覆う。また、この封止樹脂のうち裏面側部11bと、裏面シート9とで、裏面封止材を構成し、太陽電池素子10の受光面に対向する面である裏面側を覆う。
以上のように、本実施の形態の太陽電池によれば、基板の周縁部に遮光部材を配することで遮光領域を形成し、太陽電池素子には物理的な分離領域を形成することなく、電気的分離を行なうことができる。従ってリーク電流を防ぎつつ、有効面積を最大にして、特性の向上を図ることができる。また、煩雑な追加プロセスを新たに必要としない。
なお、集電電極は、通常、図示しないグリッド電極を所定の間隔で形成するとともに、図示したように外縁部にバスバー電極を形成した構成となっており、これにより、より集電特性が向上する。
第1の主面1Aである受光面側に形成された遮光部30の幅は、n型単結晶シリコン基板1の端から1.0mm以下の領域に1.0mm以下の幅で形成されており、光照射を遮る遮光領域として機能するため、素子(セル)の端からの距離Xが1.0mmまでの領域の光電変換層に入射する光を遮ることができる。1.0mm以下の領域に形成する理由は、多くの場合これ以上内側にバスバーを形成すると受光面積の縮小による短絡電流Iscの低下が本実施の形態の構成の効果によるFF向上分を上回り、特性としての効果を得ることが困難になるからである。
以上説明したように、ヘテロ接合型太陽電池の製造工程においては、基板の裏面側から最初に、真性半導体層及びn型導電型半導体層が形成されるので、基板の側面、特に、表面の端部において、外側から見て、非晶質シリコンのpin層が形成されることになる。光起電力素子としての発電は、通常は、主に、非晶質シリコンpi/n型結晶系半導体基板の接合で発生し、表面側、裏面側より出力を取り出すことができる。しかしながら、遮光部を設けない従来の太陽電池の場合、基板の側面、表面の端部に通常でない非晶質層のpin層が形成される。これにより、更に、表面側と裏面側が通常でない非晶質層のpin層で接続され、光の入射により、光起電力が発生し、電流が不所望に表面から裏面へ回り込むことで、発生した電子・正孔がこの部分で消滅し、発電に寄与せず、出力特性が低下すると考えられる。
この際、太陽電池素子10と封止樹脂11の間には太陽電池素子10への光照射を遮る遮光部30が形成されているので、遮光部30が設けられている領域に位置する太陽電池素子10の部分への入射光Lの照射が妨げられる。太陽電池素子10では光照射により電荷が発生するため、太陽電池素子10の光照射が妨げられた部分においては導電性が著しく低くなる。その結果、太陽電池素子10の表面と裏面の光電変換層とは実質的に電気的に分離される。すなわち、太陽電池素子10の表面の光電変換層と裏面の光電変換層とが通常でない非晶質層のpin層として形成され、物理的に接続されているとしても、太陽電池素子10の表面の光電変換層と裏面の光電変換層とは実質的に電気的に分離されていることになる。
図5に、遮光部30の幅を変化させたときの、遮光部の幅に対する出力特性を示す。理論的には遮光する面積を小さくすればする程、短絡電流Iscが上昇するため、遮光部の幅0mmで出力特性は最大値となるが、現実には前述した理由により、FFが低下し最大値とはならない。グラフより、遮光部の幅が1.0mmで遮光しない場合とほぼ同等になっており、1.0mm以下であれば本発明の効果を得ることができる。好ましくは、太陽電池素子側面のみに遮光部を設けることが、理論上の遮光部の幅0mmに相当するため、本発明の効果を最も得ることができる。太陽電池素子の側面にのみ遮光部を形成するには太陽電池素子をスタックし、印刷法によりインクを塗布する等の方法により製造することが可能である。遮光部を形成する方法は、出力特性向上と製造コストのバランスにより、適宜選択される。
このように本実施の形態1の太陽電池モジュールにおいては、一方の面に形成される非晶質の半導体層が、半導体基板の側面又は他面に不所望に回り込むことで電気的に一部が接続された状態となっており、物理的に分離されていない。しかしながら、光照射を遮る遮光部30が前記太陽電池素子10の端から1.0mmまでの一部の領域に位置するように形成されていることにより、この遮光部30が太陽電池素子10の光電変換層を実質的に電気的に分離することができる。したがって、太陽電池素子10の光電変換層を物理的に分離する必要がなく、太陽電池モジュールの構造を単純化することが可能であるとともに、製造工程を簡素化することが可能である。
一方、従来、表面と裏面を電気的に分離するためには、例えば、特許文献1では非晶質層の製膜時に基板の側面、特に、表面及び裏面の端部において、不所望の非晶質シリコンのpin層が形成されることを防ぐようマスクしている。また、その他一般的には製膜後にレーザースクライブしたりすることが行なわれているが、精度上、素子の端から1.0mm以下の一部の領域を無効化するのは困難である。これに対し、本実施の形態の太陽電池モジュールの構成においては、光電変換層は端部まで形成されているので、上記のような不具合はない。
なお、本実施の形態1における遮光部30は、前記太陽電池素子10の表(受光)面側に配置されるものであり、光電変換層への光照射を遮るものである。遮光部30の形成位置としては、遮光部30が前記太陽電池素子10の表面側に配置されていれば特に限定されるものではない。
また、遮光部30を構成する材料としては、前記実施の形態1で用いた紙の他、光を反射、拡散、散乱、屈折、分散、複屈折、吸収する部材であればよい。遮光性に優れた部材を選ぶのがよく、そのため例えば、光を吸収させるには黒色の紙がよく、反射させるにはアルミニウムシートのような鏡面のものが良い。遮光部30の位置精度が必要とされる場合は、黒色のインクを用いて印刷法により形成することもできる。なお、遮光部が表面シート8上に形成されるものに比べ、太陽電池素子10と封止樹脂11との間に形成されると光電変換層及び遮光部30の距離が近いため、遮光部30が設けられている遮光部形成領域に位置する光電変換層の部分への光照射を効果的に妨げることができる。それは太陽電池モジュール100に入射する光は、反射、拡散、散乱、屈折、分散、複屈折等を経て様々な角度を持って入射するため、太陽電池素子10面に対し垂直方向のみとは限らず、太陽電池素子10の光電変換層の所望する領域を遮光するためには、遮光部30は太陽電池素子10に近いほど精度がよくなるためである。
なお、遮光部30を絶縁部材で構成することで、隣接する単位セルと電気的に分離することができる。
以上説明してきたように、本実施の形態によれば、太陽電池素子としては、一方の面に形成される非晶質の半導体層が、半導体基板の側面又は他面に不所望に回り込む構造となっているが、素子に手を加えることなく、モジュール構造の一部として遮光部を設けることにより、回り込んでいるウエハ端では光電変換できなくなり、キャリアが両面を行き来することができないため特性低下を抑制することができる。また、太陽電池素子10と封止樹脂11との間に形成されると光電変換層及び遮光部30の距離が近いため、遮光部30が設けられている遮光部形成領域に位置する光電変換層の部分への光照射を効果的に妨げることができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2の太陽電池モジュールについて説明する。前記実施の形態1の太陽電池モジュールでは、太陽電池素子10に当接するように遮光部30を配したが、本実施の形態では、図6に示すように表面シート8上に遮光部31を配している。他は前記実施の形態1と同様であるためここでは説明を省略する。
表面シート8上に遮光部31を形成した場合、予め表面シート8に遮光部31を形成することで、太陽電池モジュールを製造する場合に、追加作業が必要とはならないようにすることができる。したがって本実施の形態の太陽電池モジュールは、製造工数の増大を招くことなく、FF特性の向上をはかることができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3の太陽電池モジュールについて説明する。本実施の形態では、図7に示すように表面シート8の裏面側すなわち封止樹脂11側上に遮光部32を配している。他は前記実施の形態1と同様であるためここでは説明を省略する。
表面シート8の内側に遮光部32を形成した場合、遮光部32が表面に露呈していないため、劣化が少なく、こすれなどによる遮光性の低下も抑制可能である。またこの場合も、予め表面シート8に遮光部32を形成することで、太陽電池モジュールを製造する場合に、追加作業が必要とはならないようにすることができる。したがって本実施の形態の太陽電池モジュールは、製造工数の増大を招くことなく、FF特性の向上をはかることができる。
なお、この遮光部32は、表面シート8の背面側に厚膜印刷あるいはスパッタリングなどで導体パターンとして形成してもよい。この場合配線層として用いることができる。特に、表面シート8の背面側に枠状(リング状)の導体層で構成することで接地線として用いることも可能である。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4の太陽電池モジュールについて説明する。本実施の形態では、3行4列のマトリクス状に太陽電池素子10を配した構成をとる。図8はこの太陽電池モジュールの上面図、図9は図8のA1−A1断面図である。なお図8においては表面シート8は透光性であるため、下層の太陽電池素子10がそのままみえているものとする。本実施の形態では、太陽電池素子10を3行4列のマトリクス状にインターコネクタ19で接続した構成となっている。そして各太陽電池素子10の外周縁部を全周にわたって取り囲むように、エポキシ樹脂などの絶縁性樹脂からなる遮光部33が形成されている。20は外部取出しのための取り出し部である。
製造に際しては、まず、太陽電池素子10どうしをインターコネクタ19で接続する。インターコネクタ19の接続には、低融点の半田などを用いる。次に、表面シート8、封止樹脂11、インターコネクタ19で相互に接続した太陽電池素子10、封止樹脂11を順に積み重ねて、真空中で加熱とともに押圧して、封止処理を行う。封止樹脂11は溶融して受光面側の表面シート8と裏面側の裏面シート9との間の隙間を埋めて、太陽電池素子10を固定する。このようにして太陽電池モジュールが完成する。
前記実施の形態1〜4において用いられている遮光部が遮る光の波長域としては、光電変換層が光活性を示す波長域の少なくとも一部を含んでいればよく、中でも、光電変換層の材料が光活性を示す波長をすべて含むことが好ましい。具体的に、遮光部が遮る光の波長域は、光電変換層の材料に応じて適宜選択されるものであるが、300nm〜1100nmの範囲内を含むことが好ましい。
複数のセルを配置したモジュールで、かつ太陽電池セルと表面シート8の間に遮光部が形成されている場合、遮光部は絶縁性を有することが好ましい。それは、隣接する単位セルと電気的に分離するためである。一方、遮光部が表面部材上に形成されている場合、特性として遮光部は絶縁性を有していてもよく有さなくてもよい。
遮光部の厚みとしては、光電変換層への光照射の少なくとも一部を遮ることができる遮光部が得られれば特に限定されるものではなく、遮光部の材料や遮光部の形成位置に応じて適宜選択される。
遮光部の幅としては、遮光部が最大1.0mmであるため、1.0mm以下であれば特に限定されるものではなく、遮光部の形成方法に応じて適宜設定される。遮光部の幅が広いと、表面部材上に配置できる単位セルの数が少なくなったり、発電に寄与する面積が小さくなったりする。ここで遮光部の幅とは太陽電池素子の外縁から、遮光部の内縁までの距離X(図1−2,6,7)をいうものとする。また、遮光部の幅が狭いと、光照射が妨げられる光電変換層の部分が小さくなり、光電変換層を実質的に電気的に分離することが困難となる場合がある。
表面シート8に遮光部を形成する場合、遮光部の形成方法は、光電変換層への光照射の少なくとも一部を遮ることができる遮光部を形成できる方法であれば特に限定されるものではなく、遮光部の材料やコストに応じて適宜選択される。具体的に、遮光部の形成方法としては、スパッタリング法等により製膜した後にフォトリソグラフィー法等によりパターニングする方法、マスクを用いてスパッタリング法により製膜する方法、印刷法、などが挙げられる。ただし、一般的に半導体プロセスで行なわれているフォトリソグラフィー法を用いて端部のみを閉口し、受光部をエッチングして遮光部を形成することは、精度上可能であるが、上記方法に比べ、コストが高く、太陽電池プロセスとしては現実的ではない場合もある。
なお、この遮光部は絶縁性樹脂などの絶縁性材料で構成することで、隣接素子間の短絡の恐れはなくなる。またこの遮光部を導電性材料で構成してもよい。例えば受光面側集電電極7と電気的に接続した導電性材料で構成することで、配線抵抗の低減を図ることができる。図8に示すように、前記実施の形態4の構成の場合は、この太陽電池モジュールの外周側US,RS,DS,LSについては隣接セルがないため、遮光部33を導電性材料で構成した場合も端部まで形成しても短絡の恐れはないが、外周側US,RS,DS,LS以外の隣接セルと対向する辺は、遮光部33なしとした構造も有効である。端部において非晶質半導体層が不所望に回り込むことによる特性低下の抑制が不十分ではあるものの、遮光部33によって遮光しているため、一部特性低下を抑制できる。
以上説明してきたように、上記各実施の形態の太陽電池モジュールの構成によれば、一方の面に形成される非晶質の半導体層が、半導体基板の側面又は他面に不所望に回り込み、物理的に分離されていなくとも、光電変換層への光照射を遮る遮光部が形成されていることにより、上記光電変換層を実質的に電気的に分離することができる。したがって、太陽電池素子10の光電変換層を物理的に分離する必要がなく、太陽電池モジュールの構造を単純化することが可能であるとともに、製造工程を簡素化することが可能である。
上記理由により、特性としてはFFが上昇し、遮光部により有効面積が少なくなる分、短絡電流Iscが低下する。しかし、太陽電池素子10の外縁(外周端)から1.0mm以下の領域であればFF上昇分が、短絡電流Isc低下分より大きくなり、Vocは変わらないため、特性は上昇する。
なお、以上説明してきた各実施の形態では、単結晶シリコン基板を用いた例について説明したが、これに限定されることなく、SiCなど、他の結晶系半導体基板にも適用可能である。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。上記実施の形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
以上のように、本発明にかかる太陽電池モジュールは、集光効率に優れており、特に、反射板などの集光補助材を用いるのが難しい場所に設置される太陽電池モジュールに適している。
1 n型単結晶シリコン基板、2i i型非晶質シリコン層、2n n型非晶質シリコン層、3i i型非晶質シリコン層、3p p型非晶質シリコン層、4 裏面側透光性導電膜、5 受光面側透光性導電膜、6 裏面側集電電極、7 受光面側集電電極、8 表面シート、9 裏面シート、10 太陽電池素子、11 封止樹脂、19 インターコネクタ、20 取り出し部、30,31,32,33 遮光部。

Claims (11)

  1. 第1導電型を有する結晶系の半導体基板と、
    前記半導体基板の第1の主面上から当該半導体基板の側面にまで回込んで形成された前記第1導電型と異なる第2導電型の非晶質半導体層と、
    前記第2導電型の非晶質半導体層上に形成される第1の集電電極と、
    前記半導体基板の第2の主面側に形成される第2の集電電極とを備えた太陽電池素子と、
    前記太陽電池素子の前記第1及び第2の集電電極に接続された取り出し部とを備えた太陽電池モジュールであって、
    前記太陽電池素子の前記半導体基板の前記第1又は第2の主面のうち受光面側の主面上を外周に沿って遮光する遮光部とを有することを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 少なくとも1つの太陽電池素子が、
    前記太陽電池素子の受光面を覆う受光面封止材と、
    前記太陽電池素子の受光面に対向する面である裏面側を覆う裏面封止材とで一体的に封止された太陽電池モジュールであって、
    前記遮光部が前記太陽電池素子と、前記受光面封止材との間に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 少なくとも1つの太陽電池素子が、
    前記太陽電池素子の受光面を覆う受光面封止材と、
    前記太陽電池素子の受光面に対向する面である裏面側を覆う裏面封止材とで一体的に封止された太陽電池モジュールであって、
    前記遮光部が、前記受光面封止材中に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記受光面封止材は、
    表面シートと前記表面シート上に形成された封止層とで構成され、
    前記遮光部が前記表面シート上に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記遮光部は絶縁性を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  6. 前記遮光部は前記太陽電池素子の受光面側外周部から側面にわたって形成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  7. 前記遮光部は前記太陽電池素子の外周部全体にわたって一体的に形成されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  8. 第1導電型を有する結晶系の半導体基板と、
    前記半導体基板の第1の主面上から当該半導体基板の側面にまで回込んで形成された前記第1導電型と異なる第2導電型の非晶質半導体層と、
    前記第2導電型の非晶質半導体層上に形成される第1の集電電極と、
    前記半導体基板の第2の主面側に形成される第2の集電電極とを備えた太陽電池素子を形成する素子形成工程と、
    前記太陽電池素子の前記第1及び第2の集電電極に接続するように取り出し部を形成するとともに、
    前記太陽電池素子の前記半導体基板の前記第1又は第2の主面のうち受光面側の主面上を外周に沿って遮光領域を形成するように、遮光部を形成する工程とを含むことを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
  9. 前記遮光部を形成する工程は、前記太陽電池素子の周りに遮光体を介在させた状態で封止体を形成する、封止工程を含むことを特徴とする請求項8に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  10. 前記遮光部を形成する工程は、前記太陽電池素子を封止する封止工程の後に遮光部を形成する工程を含むことを特徴とする請求項8に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  11. 前記遮光部を形成する工程は、
    表面シートに遮光体を形成する工程と、
    前記表面シートで前記太陽電池素子を封止する封止工程とを含むことを特徴とする請求項8に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
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