JP2014134264A - フロート式スチームトラップ - Google Patents

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Abstract

【課題】操作部材が前進したときにドレンを素早く排出できるフロート式スチームトラップを提供する。
【解決手段】弁座部材9に弁室4を出口7側に連通する先端の小径部8aと下流の大径部8b,8cを有する排出通路8を形成し、弁室4内に弁座部材9に離着座して排出通路8を開閉するフロート11を配置し、排出通路8内に進退可能な操作部材15を配置し、操作部材15の進退により操作部材15の先端部15aで弁座部材9の排出通路8の小径部8a内面に付着した異物を掃除するものであって、操作部材15にバイメタル14を連結し、バイメタル14の変形により操作部材15を低温時に前進させ高温時に後退させるものにおいて、操作部材15の先端部15aを円筒状に形成し、操作部材15を前進させたときに排出通路8の大径部8b,8cに対面する操作部材15の先端部15aの部位に内外を連通する連通孔15bを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、蒸気配管系に発生するドレンをフロートの浮上降下によって自動的に排出するフロート式スチームトラップに関し、特にフロートが離着座する弁座部材の排出通路の小径部内面に付着した流体中の異物を掃除できるものに関する。
従来のフロート式スチームトラップは、例えば特許文献1に開示されている。これは、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室の下部に弁座部材を取り付け、弁座部材に弁室を出口側に連通する先端の小径部と小径部下流の大径部を有する排出通路を形成し、弁室内に弁座部材に離着座して排出通路を開閉するフロートを配置し、排出通路内に進退可能な操作部材を配置し、操作部材の進退により操作部材の先端部で弁座部材の排出通路の小径部内面に付着した異物を掃除するものにおいて、操作部材に温度応動部材を連結し、温度応動部材の変形により操作部材を低温時に前進させ高温時に後退させるものである。
特開2007−138984号公報
上記従来のフロート式スチームトラップは、操作部材を前進させたときに操作部材の先端部外周と弁座部材の小径部内周の間の流路が狭いためにドレンの排出に時間が掛かるという問題点があった。
したがって本発明が解決しようとする課題は、操作部材を前進させたときにドレンを素早く排出できるフロート式スチームトラップを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明のフロート式スチームトラップは、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室の下部に弁座部材を取り付け、弁座部材に弁室を出口側に連通する先端の小径部と小径部下流の大径部を有する排出通路を形成し、弁室内に弁座部材に離着座して排出通路を開閉するフロートを配置し、排出通路内に進退可能な操作部材を配置し、操作部材の進退により操作部材の先端部で弁座部材の排出通路の小径部内面に付着した異物を掃除するものであって、操作部材に温度応動部材を連結し、温度応動部材の変形により操作部材を低温時に前進させ高温時に後退させるものにおいて、操作部材の先端部を円筒状に形成し、操作部材を前進させたときに排出通路の大径部に対面する操作部材の先端部の部位に内外を連通する連通孔を設けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、操作部材の先端部を円筒状に形成し、操作部材を前進させたときに排出通路の大径部に対面する操作部材の先端部の部位に内外を連通する連通孔を設けたことにより、操作部材を前進させたときに操作部材の先端部の内側から連通孔を通してドレンを素早く排出できるという優れた効果を生じる。
本発明の実施の形態に係わるフロート式スチームトラップの断面図である。 図1の操作部材の先端部の拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図2を参照して説明する。本体1に蓋2をボルト3で締結して弁ケーシング形成し、内部に弁室4を形成する。本体1は入口5と出口通路6と出口7を有し、入口5は弁室4の上部に連通する。入口5と出口7は同一軸上に形成する。弁室4の下部の蓋2に排出通路8を開けた弁座部材9をねじ結合する。排出通路8は先端の小径部8aと、小径部8a下流のテーパー状の大径部8bと、テーパー状の大径部8b下流の直管状の大径部8cから成る。蓋2は出口通路10を有し、弁室4の下部は排出通路8から出口通路10,6を介して出口7に連通する。弁室4内に弁座部材9の弁室側端面9aに離着座して排出通路8を開閉する中空球形のフロート11を自由状態で配置する。フロート11が排出通路8を閉じた位置で当接するフロート座12をフロート11の下方に、図面の手前側と向う側に2つ設ける。
蓋2に弁座部材9と同一軸上にケース13をねじ結合する。ケース13内に温度応動部材としてのバイメタル14を収容し、ケース13を貫通して操作部材15を配置する。バイメタルは熱膨張係数の異なる2種類の金属または合金を強固に一体に接着して板状に仕上げたもので、温度変化に応じて湾曲するものであり、本実施の形態のバイメタル14は、短冊状のバイメタル平板を螺旋状に巻いて作ったつる巻き形をもう一度螺旋状に巻いて2重つる巻き形に形成する。最初のつる巻き形のときに内側が高膨張材料に外側が低膨張材料に成るようにする。このつる巻き形の場合、低温になると半径が小さくなり長さが長くなり、高温になるとこれとは逆に作用する。そして、これを用いて作った2重つる巻き形の場合、低温になると半径が小さくなり長さが長くなり、高温になるとこれとは逆に作用する。操作部材15の前方側を弁座部材9の軸心方向に摺動案内する案内孔13aをケース13の一端側に設ける。ケース13の軸心方向に進退操作可能な調節部材16をケース13の他端側にねじ結合する。操作部材15の後方側を弁座部材9の軸心方向に摺動案内する案内孔16aを調節部材16に設ける。バイメタル14の一端側を調節部材16に溶接により取付け他端側を操作部材15に溶接により取付ける。操作部材15の先端部15aは円筒状に形成し、操作部材15が前進したときに排出通路8の大径部8b乃至大径部8cに対面する操作部材15の先端部15aの部位に内外を連通する連通孔15bを設ける。操作部材15はバイメタル14の変形により先端部15aの先端側が低温時に前進により弁室4内に突出し、高温時に後退により排出通路8の小径部8aよりも後方の大径部8b乃至大径部8cに位置する。操作部材15の先端部15aの外径は排出通路8の小径部8aの内径よりも僅かに小径に形成し、前進により先端部15aで排出通路8の小径部8a内面を掃除する。蓋2に保護キャップ17をねじ結合する。保護キャップ17を取外し、調節部材16を外部から操作してケース13の軸心方向にねじ込んで前進させれば、操作部材15が前進して先端部15aで弁座部材9の排出通路8の小径部8a内面に付着した異物を掃除するときの掃除温度を高めることができ、逆に調節部材16を後退させれば掃除温度を低めることができる。
入口5から流入したドレンは弁室4内に溜り、液面に応じてフロート11が浮上降下して弁座部材9に離着座して排出通路8を開閉する。排出通路8が開けられると弁室4内のドレンが排出通路8、出口通路6,10を通して出口7に排出され、排出通路8が閉じられると弁室4内の気体の漏出が防止される。正常にドレンが排出されていれば、バイメタル14が高温に保たれて操作部材15を後退させている。
弁座部材9の排出通路8の小径部8a内面に異物が付着して正常にドレンを排出できなくなると、バイメタル14が低温になり操作部材15を前進させる。これにより、操作部材15の先端部15aで弁座部材9の排出通路8の小径部8a内面を掃除する。
本発明は、蒸気配管系に発生するドレンを自動的に排出するフロート式スチームトラップに利用することができる。
1 本体
2 蓋
4 弁室
5 入口
7 出口
8 排出通路
8a 排出通路の小径部
8b 排出通路の大径部
8c 排出通路の大径部
9 弁座部材
11 フロート
14 バイメタル
15 操作部材
15a 操作部材の先端部
15b 操作部材の連通孔

Claims (1)

  1. 弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室の下部に弁座部材を取り付け、弁座部材に弁室を出口側に連通する先端の小径部と小径部下流の大径部を有する排出通路を形成し、弁室内に弁座部材に離着座して排出通路を開閉するフロートを配置し、排出通路内に進退可能な操作部材を配置し、操作部材の進退により操作部材の先端部で弁座部材の排出通路の小径部内面に付着した異物を掃除するものであって、操作部材に温度応動部材を連結し、温度応動部材の変形により操作部材を低温時に前進させ高温時に後退させるものにおいて、操作部材の先端部を円筒状に形成し、操作部材を前進させたときに排出通路の大径部に対面する操作部材の先端部の部位に内外を連通する連通孔を設けたことを特徴とするフロート式スチームトラップ。
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