JP2014134134A - 潤滑油供給システム - Google Patents

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Abstract

【課題】油供給手段によるターボチャージャへの潤滑油の供給が不能(オイルポンプが作動不能)となった場合であっても、当該ターボチャージャに潤滑油を供給することができる潤滑油供給システムを提供する。
【解決手段】エンジン100に接続され、エンジン100の内部で循環する潤滑油が進入、且つ流通可能な潤滑油路200と、潤滑油路200の途中に配設されるターボチャージャ320と、潤滑油路200においてターボチャージャ320よりも上流側に配設され、潤滑油路200を流通する潤滑油をターボチャージャ320に供給可能な油供給手段と、潤滑油路200を流通する潤滑油を油供給手段の上流側から下流側へと迂回可能なバイパス油路330と、を具備し、油供給手段によるターボチャージャ320への潤滑油の供給が不能となった場合には、バイパス油路330を介してターボチャージャ320への潤滑油の供給を開始する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンに循環される潤滑油をターボチャージャに供給する潤滑油供給システムの技術に関する。
従来、潤滑油をターボチャージャに供給可能な油供給手段を具備し、当該油供給手段により潤滑油をターボチャージャに供給する潤滑油供給システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の潤滑油供給システムは、潤滑油を貯溜するオイルタンクと、当該オイルタンクに貯溜された潤滑油をターボチャージャに供給可能なオイルポンプ(油供給手段)と、を具備する。このような構成により、オイルポンプを作動させることにより、オイルタンクに貯溜された潤滑油をターボチャージャに供給することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の潤滑油供給システムにおいては、何らかの原因によりオイルポンプが作動不能となった場合に、ターボチャージャに潤滑油を供給することができなくなる点で問題であった。
特開平7−208191号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、油供給手段によるターボチャージャへの潤滑油の供給が不能となった場合でも、当該ターボチャージャに潤滑油を供給することができる潤滑油供給システムを提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、潤滑油が内部を循環可能に構成されるエンジンと、前記エンジンの外部に設けられると共に前記エンジンに接続され、前記エンジンの内部で循環する潤滑油が進入、且つ流通可能な油流通路と、前記油流通路の途中に配設される前記エンジンのターボチャージャと、前記油流通路において前記ターボチャージャよりも上流側に配設され、前記油流通路を流通する潤滑油を前記ターボチャージャに供給可能な油供給手段と、前記油流通路を流通する潤滑油を前記油供給手段の上流側から下流側へと迂回可能なバイパス油路と、を具備し、前記油供給手段による前記ターボチャージャへの潤滑油の供給が不能となった場合には、前記バイパス油路を介して前記ターボチャージャへの潤滑油の供給が開始されるものである。
請求項2においては、前記油流通路は、前記エンジンから進入した潤滑油がその自重により上流側から下流側に到達可能な形状に形成され、前記油供給手段による前記ターボチャージャへの潤滑油の供給が不能となった場合には、前記油供給手段は潤滑油の流通を遮断する状態となり、前記状態により潤滑油が前記バイパス油路へと案内されるものである。
請求項3においては、前記油供給手段には、オイルポンプが設けられ、前記オイルポンプにより前記ターボチャージャに所定の油量の潤滑油を供給可能であるものである。
請求項4においては、前記バイパス油路には、開閉可能に構成されるバルブが設けられ、前記バルブが開くことにより潤滑油が前記バイパス油路から供給可能となるものである。
請求項5においては、前記バルブは、前記バイパス油路から供給される潤滑油の油量を調整可能であるものである。
請求項6においては、前記エンジンの上部にはシリンダヘッドが設けられ、前記油流通路の上流側端部は、前記シリンダヘッドに接続されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、油供給手段によるターボチャージャへの潤滑油の供給が不能となった場合でも、バイパス油路を介してターボチャージャへの潤滑油の供給を行うことができる。すなわち、ターボチャージャの軸受部に潤滑油が供給されず、焼き付き等が発生することを防止することができる。
請求項2においては、例えばバイパス油路へと潤滑油を流通させるためのポンプや、潤滑油の供給が不能となったことを検知するセンサ等が必要なく、簡易な構成でターボチャージャの軸受部に潤滑油が供給されずに焼き付き等が発生することを防止することができる。
請求項3においては、オイルポンプによりターボチャージャに適量の潤滑油を供給することができる。すなわち、オイルポンプによりターボチャージャへの潤滑油の供給を容易に制御することができる。
請求項4においては、バルブによる簡易な構成によって、バイパス油路を介してターボチャージャに潤滑油を供給することができる。
請求項5においては、バイパス油路を介して供給する潤滑油を必要な油量だけターボチャージャに供給することができる。
請求項6においては、油流通路の上流側端部をシリンダヘッドに接続することにより、油流通路の長さを比較的長く設定することができる。したがって、ターボチャージャとオイルポンプとバイパス油路とを、相互に適宜な位置関係となるように配置することができる。
また、油流通路に進入して流通する潤滑油の油量及び油圧とも十分であるため、より効果的にターボチャージャに潤滑油を供給することができる。
また、エンジンの内部を循環する前の潤滑油を油流通路に進入させることができ、不純物が比較的少ないきれいな潤滑油をターボチャージャに供給することができる。
本発明の一実施形態に係る潤滑油供給システムの全体的な構成を示したシステム図。 同じく、エンジンの構成を示した模式図。 同じく、ターボチャージャの構成を示した模式図。 (a)同じく、第一潤滑油路を流通してきた潤滑油が電動オイルポンプの上流側に滞留する状態を示した模式図。(b)同じく、第一潤滑油路を流通してきた潤滑油がバイパス油路に進入する状態を示した模式図。
以下の説明においては、図中に記した矢印に従って、前後方向、上下方向及び左右方向をそれぞれ定義する。
以下では、本発明の一実施形態に係る潤滑油供給システム1の構成について説明する。
図1に示す潤滑油供給システム1は、エンジン100に循環される潤滑油をターボチャージャ320に供給するためのシステムである。潤滑油供給システム1には、エンジン100の外部に設けられると共に当該エンジン100の内部で循環する潤滑油が進入、且つ流通可能に構成される潤滑油路200が設けられる。
まず、図1及び図2を用いて、エンジン100の構成について説明する。
エンジン100は、主としてエンジン本体110と、オイルパン150と、機械式オイルポンプ160と、により構成される。
エンジン本体110には、シリンダヘッド120と、シリンダブロック130と、クランクケース140と、が設けられる。エンジン本体110は、シリンダヘッド120とシリンダブロック130とが上下に連結されることにより外枠部分が形成される。クランクケース140は、シリンダブロック130と後述するオイルパン150とが上下に連結されることにより形成される。
シリンダヘッド120は、エンジン本体110の最上部に配置される。シリンダヘッド120には、吸気バルブ121と、排気バルブ122と、カムシャフト123・123と、燃料噴射ノズル124と、が設けられる。吸気バルブ121及び排気バルブ122は、カムシャフト123・123が回動することにより開閉自在に構成される。燃料噴射ノズル124により得られた混合気は、吸気管125から吸気バルブ121を介してシリンダブロック130内に供給される。また、シリンダブロック130内で混合気が燃焼した後の排気は、排気バルブ122を介して排気管126から排出される。
シリンダブロック130は、エンジン本体110の最上部以外に配置される。シリンダブロック130には、当該シリンダブロック130内を上下方向に往復可能に構成されたピストン131が設けられる。
クランクケース140には、クランクシャフト141と、コネクティングロッド142と、が設けられる。クランクシャフト141は、コネクティングロッド142を介してピストン131に連結される。そして、シリンダブロック130内で混合気が燃焼すると、ピストン131が上下方向に往復し、コネクティングロッド142を介してクランクシャフト141に回転運動(駆動力)が伝達される。
オイルパン150は、エンジン100の各部へ供給される潤滑油が貯溜されるものである。オイルパン150は、エンジン本体110の下方に配置され、当該エンジン本体110のシリンダブロック130と上下に連結される。オイルパン150は、上側が開口されたケース状に形成される。オイルパン150は、その内側に潤滑油が貯溜される。
なお、オイルパン150は、図1に示す第一エンジン油路170を介してエンジン本体110(エンジン100の各部)に連通される。すなわち、エンジン100の各部へ供給された潤滑油は、第一エンジン油路170を介して(エンジン本体110内を自重により落下して)再びオイルパン150に貯溜される。
機械式オイルポンプ160は、オイルパン150に貯溜された潤滑油を吸入及び吐出するものである。機械式オイルポンプ160は、クランクケース140内に配置される。機械式オイルポンプ160は、クランクシャフト141に連結される(不図示)。機械式オイルポンプ160は、クランクシャフト141から駆動力が伝達され、当該伝達された駆動力により作動可能に構成される。
なお、機械式オイルポンプ160は、図1及び図2に示す第二エンジン油路180を介してオイルパン150に連通される。これにより、オイルパン150に貯溜された潤滑油は、第二エンジン油路180を介して機械式オイルポンプ160に吸入される。
また、機械式オイルポンプ160は、図1及び図2に示す第三エンジン油路190を介して、シリンダヘッド120を含むエンジン本体110の各部に連通される。これにより、機械式オイルポンプ160から吐出された潤滑油は、第三エンジン油路190を介してシリンダヘッド120を含むエンジン本体110の各部に供給される。
このように、エンジン100の内部には、潤滑油が循環可能に構成される。より詳細には、オイルパン150に貯溜された潤滑油は、第二エンジン油路180を介して機械式オイルポンプ160に吸入される。そして、機械式オイルポンプ160に吸入された潤滑油は、第三エンジン油路190を介してシリンダヘッド120を含むエンジン本体110の各部に供給される。そして、エンジン本体110の各部に供給された潤滑油は、第一エンジン油路170を介して再びオイルパン150に貯溜される。
次に、図1及び図3を用いて、ターボチャージャ320の構成について説明する。
ターボチャージャ320は、エンジン100のシリンダブロック130内に圧縮した空気を供給するためのものである。ターボチャージャ320には、シャフト10と、タービン20と、コンプレッサ30と、すべり軸受部41と、スラスト軸受部42と、ターボ油路50と、が設けられる。
シャフト10は、その長手方向(軸線方向)を前後方向へ向けて配置される。シャフト10の一端(後端)にはコンプレッサホイール32が固定され、シャフト10の他端(前端)にはタービンホイール22が固定される。このように、シャフト10は、コンプレッサホイール32とタービンホイール22とを連結する。シャフト10は、軸受ハウジング40内に回動可能に支持される。
タービン20は、軸受ハウジング40の前方に配置される。タービン20には、タービンハウジング21と、タービンホイール22と、が設けられる。
タービンハウジング21は、タービンホイール22を内包するものである。タービンハウジング21は、軸受ハウジング40の前端に固定され、タービンホイール22を覆うように形成される。タービンホイール22は、シャフト10に固定され、当該シャフト10と一体的に回動可能に構成される。
コンプレッサ30は、軸受ハウジング40の後方に配置される。コンプレッサ30には、コンプレッサハウジング31と、コンプレッサホイール32と、が設けられる。
コンプレッサハウジング31は、コンプレッサホイール32を内包するものである。コンプレッサハウジング31は、軸受ハウジング40の後端に固定され、コンプレッサホイール32を覆うように形成される。コンプレッサホイール32は、シャフト10に固定され、当該シャフト10と一体的に回動可能に構成される。
すべり軸受部41は、シャフト10を回動可能に支持する部分である。すべり軸受部41は、円形断面を有し、軸受ハウジング40を前後方向に貫通するように形成される。すべり軸受部41には、シャフト10を滑らかに回動させるためのすべり軸受43が配置される。
スラスト軸受部42は、シャフト10の軸線方向に作用するスラスト荷重を支承するための部分である。スラスト軸受部42は、軸受ハウジング40の後側面に形成される。スラスト軸受部42には、スラスト荷重を支承するためのスラスト軸受44が配置される。
このような構成により、エンジン100のシリンダブロック130内で混合気が燃焼した後の排気によって、タービンホイール22が回動される。そして、タービンホイール22が回動すると、すべり軸受43及びスラスト軸受44により回動されるシャフト10を介してコンプレッサホイール32が回動される。そして、コンプレッサホイール32が回動すると、当該コンプレッサホイール32の回動により圧縮した空気をエンジン100のシリンダブロック130内に供給可能となる。
なお、ターボチャージャ320に設けられるターボ油路50の構成についての説明は、後述する。
次に、図1を用いて、潤滑油路200の構成について説明する。
潤滑油路200は、上流側から下流側へ向けて概ね上下方向に細長く延出され、その内部を潤滑油が流通可能に構成された中空の配管である。潤滑油路200は、エンジン100の外部に配置される。潤滑油路200は、その上流側端部がエンジン100のシリンダヘッド120に接続される。そして、潤滑油路200は、エンジン100の内部でシリンダヘッド120に供給された潤滑油の一部が流通してきて進入可能となるように構成される。なお、エンジン100の内部でシリンダヘッド120に供給された潤滑油は、当該エンジン100の内部を循環する前の潤滑油である。すなわち、潤滑油路200がシリンダヘッド120に接続されることにより、エンジン100の内部を循環する前の不純物が比較的少ないきれいな潤滑油を当該潤滑油路200に進入させることができる。
また、潤滑油路200は、その下流側端部がエンジン100の第一エンジン油路170に接続される。こうして、潤滑油路200は、当該潤滑油路200を流通した後の潤滑油を第一エンジン油路170に排出可能に構成される。すなわち、潤滑油路200を流通した後の潤滑油は、再びオイルパン150に貯溜されることになる。
なお、(上流側から下流側へ向けて細長く延出された)潤滑油路200の形状は、途中が適宜に屈曲される形状であっても、潤滑油が当該屈曲部で滞留しない形状となっている。より詳細には、潤滑油路200の形状は、上流側から下流側へ向けた延出方向が、常に水平方向よりも下方へ向けられるように形成される。こうして、潤滑油路200は、エンジン100の内部で循環する潤滑油が進入した場合に、当該進入した潤滑油が自重により落下(流通)して、上流側(すなわち、エンジン100のシリンダヘッド120)から下流側(すなわち、エンジン100の第一エンジン油路170)に到達可能に構成される。
なお、潤滑油路200は、本発明に係る「油流通路」の一実施形態である。本発明に係る「油流通路」の構成は、潤滑油路200の構成に限定するものではない。例えば、本発明に係る「油流通路」は、細長く延出された中空の配管ではなく、何らかの部材の内部に細長く延出するように穿孔された孔であってもよい。また、例えば、本発明に係る「油流通路」は、上流側から下流側へ向けた延出方向が常に水平方向よりも下方へ向けられるように形成されるものでなくても、自重で流通することが可能な形状であれば一時的に前記延出方向が水平方向よりも上方へ向けられるように形成されてもよい。
また、図1に示すように、潤滑油路200の中途部には、電動オイルポンプ310と、前記ターボチャージャ320と、バイパス油路330と、が設けられる。
図1に示す電動オイルポンプ310は、潤滑油を吸入及び吐出するものである。電動オイルポンプ310は、上下方向位置において、エンジン100のシリンダヘッド120よりも下方に配置される。電動オイルポンプ310は、潤滑油路200の一部である第一潤滑油路210によりエンジン100のシリンダヘッド120と接続され、当該シリンダヘッド120と連通される。電動オイルポンプ310は、潤滑油路200においてターボチャージャ320よりも上流側に配置され、吐出した潤滑油を当該ターボチャージャ320に供給可能に構成される。電動オイルポンプ310には、オイルタンク311と、電動モータ312と、が設けられる。
オイルタンク311は、潤滑油を一時的に貯溜可能に構成されるものである。オイルタンク311には、第一潤滑油路210を介して供給されたシリンダヘッド120からの潤滑油が、一時的に貯溜される。
電動モータ312は、電動オイルポンプ310を作動させるための駆動力を発生させるものである。電動モータ312は、後述する制御手段340に電気的に接続される。
このような構成により、電動モータ312からの駆動力により電動オイルポンプ310が作動すると、当該電動オイルポンプ310は、オイルタンク311に一時的に貯溜された潤滑油を吸入すると共に吐出し、当該潤滑油をターボチャージャ320に供給することができる。このように、電動オイルポンプ310は、エンジン100からの駆動力により作動する前記機械式オイルポンプ160とは異なり、エンジン100からの駆動力の有無(すなわち、エンジン100の作動の有無)に影響されることなく作動可能であり、ターボチャージャ320に潤滑油を供給することができる。
なお、電動モータ312により発生される駆動力は、制御手段340により制御される。すなわち、電動オイルポンプ310の作動は、制御手段340により制御される。これによって、電動オイルポンプ310は、制御手段340の制御により、オイルタンク311に一時的に貯溜された潤滑油を、ターボチャージャ320が必要とする適宜な油量及び油圧にて当該ターボチャージャ320に供給することができる。
また、何らかの原因により電動モータ312が駆動力を発生させることができなくなった場合、電動オイルポンプ310は作動不能(制御手段340により制御不能)となる。そして、電動オイルポンプ310が作動不能となった場合には、当該電動オイルポンプ310は潤滑油の流通を遮断する状態となる。すなわち、図4(a)に示すように、第一潤滑油路210から後述する第二潤滑油路220へと潤滑油が流通することができず、オイルタンク311が貯溜可能な油量を超えた場合には、第一潤滑油路210を流通してきた潤滑油が電動オイルポンプ310の上流側に滞留することになる。
なお、電動オイルポンプ310は、本発明に係る「油供給手段」の一実施形態である。本発明に係る「油供給手段」の構成は、電動オイルポンプ310の構成に限定するものではない。例えば、電動オイルポンプ310は、オイルタンク311に一時的に貯溜された潤滑油を吸入するものとしたが、エンジン100の内部でシリンダヘッド120に供給された潤滑油を直接吸入する構成であってもよい。これによれば、オイルタンク311に貯溜された潤滑油の量が少なく不足する場合であっても、不足する量の潤滑油をシリンダヘッド120から吸入してターボチャージャ320に供給可能となる。また、本発明に係る「油供給手段」は、電動オイルポンプ310のようなポンプではなく、潤滑油路200を流通する潤滑油をターボチャージャ320が必要とする適宜な油量だけ吐出可能なバルブ等であってもよい。また、本発明に係る「油供給手段」は、電動オイルポンプ310のようにオイルタンク311を設けなくてもよい。
図1及び図3に示す前記ターボチャージャ320は、上下方向位置において、電動オイルポンプ310及び後述する開閉バルブ331よりも下方に配置される。ターボチャージャ320は、潤滑油路200の一部である第二潤滑油路220により電動オイルポンプ310と接続され、当該電動オイルポンプ310と連通される。こうして、ターボチャージャ320は、電動オイルポンプ310により吐出された潤滑油が供給可能となるように構成される。また、ターボチャージャ320の軸受ハウジング40には、前述したようにターボ油路50が設けられる。
ターボ油路50は、すべり軸受43及びスラスト軸受44に潤滑油を供給するための孔である。ターボ油路50は、軸受ハウジング40を上下方向に貫通するように穿孔される。すなわち、上側の開口部(以下では、「ハウジング給入口45」と称する。)と下側の開口部(以下では、ハウジング吐出口46」と称する。)とが、ターボ油路50を介して連通される。
ターボ油路50のハウジング給入口45は、第二潤滑油路220の下流側端部に接続される。これにより、ターボチャージャ320は、第二潤滑油路220を介して電動オイルポンプ310に連通され、当該電動オイルポンプ310から吐出された潤滑油が供給可能に構成される。
ターボ油路50は、その上下方向の略中央部にて、すべり軸受部41に設けられた第一吐出口47に接続される。これにより、ハウジング給入口45と第一吐出口47とがターボ油路50を介して連通され、すべり軸受部41(ひいては、すべり軸受43)に潤滑油が供給可能となる。
また、ターボ油路50におけるハウジング給入口45と第一吐出口47との間には、ターボ油路50が分岐した第二ターボ油路51が接続される。第二ターボ油路51は、ターボ油路50との接続部から後方へ向けて延出される。そして、第二ターボ油路51の延出端部(後側端部)が、スラスト軸受部42に設けられた第二吐出口48に接続される。これにより、ハウジング給入口45と第二吐出口48とがターボ油路50及び第二ターボ油路51を介して連通され、スラスト軸受部42(ひいては、スラスト軸受44)に潤滑油が供給可能となる。
なお、すべり軸受43及びスラスト軸受44に供給された潤滑油は、自重により落下してターボ油路50の下流側をハウジング吐出口46へ向けて流通することになる。
なお、ターボチャージャ320は、潤滑油路200の一部である第三潤滑油路230によりエンジン100の第一エンジン油路170と接続され、当該第一エンジン油路170に連通される。こうして、ターボチャージャ320の内部で循環された潤滑油は、第三潤滑油路230を介してエンジン100の第一エンジン油路170に排出可能となるように構成される。すなわち、ターボチャージャ320の内部で循環された後の潤滑油は、再びオイルパン150に貯溜されることになる。
なお、ターボチャージャ320は、本発明に係る「ターボチャージャ」の一実施形態である。本発明に係る「ターボチャージャ」の構成は、ターボチャージャ320の構成に限定するものではない。
図1に示すバイパス油路330は、上流側から下流側へ向けて概ね上下方向に細長く延出され、その内部を潤滑油が流通可能に構成された中空の配管である。バイパス油路330の一側端部(上流側端部)は、エンジン100のシリンダヘッド120と電動オイルポンプ310との間、すなわち当該電動オイルポンプ310よりも上流側となる第一潤滑油路210に接続される。また、バイパス油路330の他側端部(下流側端部)は、電動オイルポンプ310とターボチャージャ320との間、すなわち当該電動オイルポンプ310よりも下流側であって当該ターボチャージャ320よりも上流側となる第二潤滑油路220に接続される。
こうして、バイパス油路330は、所定の場合に、第一潤滑油路210を流通する潤滑油が当該バイパス油路330の内部に進入可能となるように構成される。また、バイパス油路330は、その内部に進入した潤滑油を流通させた後に第二潤滑油路220に排出可能となるように構成される。すなわち、バイパス油路330は、当該バイパス油路330を流通する潤滑油が、上流側から下流側へと電動オイルポンプ310を迂回可能に構成される。
なお、(上流側から下流側へ向けて細長く延出された)バイパス油路330の形状は、前述したような潤滑油路200の形状と同様に、途中が適宜に屈曲される形状であっても、潤滑油が当該屈曲部で滞留しない形状となっている。より詳細には、バイパス油路330の形状は、上流側から下流側へ向けた延出方向が、常に水平方向よりも下方へ向けられるように形成される。こうして、バイパス油路330は、エンジン100の内部で循環する潤滑油が進入した場合に、当該進入した潤滑油が自重により落下(流通)して、上流側(すなわち、第一潤滑油路210との接続部)から下流側(すなわち、第二潤滑油路220の接続部)に到達可能に構成される。
なお、バイパス油路330は、本発明に係る「バイパス油路」の一実施形態である。本発明に係る「バイパス油路」の構成は、バイパス油路330の構成に限定するものではない。例えば、本発明に係る「バイパス油路」は、細長く延出された中空の配管ではなく、何らかの部材の内部に細長く延出するように穿孔された孔であってもよい。また、例えば、本発明に係る「バイパス油路」は、上流側から下流側へ向けた延出方向が常に水平方向よりも下方へ向けられるように形成されるものでなくても、自重で流通することが可能な形状であれば一時的に前記延出方向が水平方向よりも上方へ向けられるように形成されてもよい。
以下では、前記所定の場合、すなわち第一潤滑油路210を流通する潤滑油がバイパス油路330の内部に進入可能となる場合について説明する。
前記所定の場合とは、何らかの原因により電動モータ312が駆動力を発生させることができなくなった場合、すなわち、第一潤滑油路210から第二潤滑油路220へと潤滑油が流通することができず、第一潤滑油路210を流通してきた潤滑油が電動オイルポンプ310の上流側に滞留する場合である(図4(a)参照)。このような場合、図4(a)に示すように、エンジン100のシリンダヘッド120から第一潤滑油路210に進入した潤滑油によって、電動オイルポンプ310の上流側に滞留する潤滑油の油量が徐々に増加していく。
そして、図4(b)に示すように、電動オイルポンプ310の上流側に滞留する潤滑油の上下方向位置が、第一潤滑油路210とバイパス油路330との接続部に到達すると、当該潤滑油がバイパス油路330に案内され、その内部に進入することになる。このように、何らかの原因により電動モータ312が駆動力を発生させることができなくなった場合(電動オイルポンプ310によるターボチャージャ320への潤滑油の供給が不能となった場合)には、第一潤滑油路210を流通する潤滑油がバイパス油路330の内部に進入可能となる。
また、図1及び図4に示すように、バイパス油路330の中途部には、開閉バルブ331が設けられる。
開閉バルブ331は、バイパス油路330における潤滑油の流通を制御するものである。開閉バルブ331は、上下方向位置において、エンジン100のシリンダヘッド120よりも下方に配置される。開閉バルブ331は、後述する制御手段340に電気的に接続される。開閉バルブ331は、制御手段340の制御により開閉可能に構成される。
そして、開閉バルブ331が開放されると、バイパス油路330における潤滑油の流通が可能となり、当該バイパス油路330を流通した潤滑油が第二潤滑油路220を介してターボチャージャ320に供給可能となる。一方、開閉バルブ331が閉塞されると、バイパス油路330における潤滑油の流通が不能となり、当該バイパス油路330を流通した潤滑油をターボチャージャ320に供給不能となる。したがって、開閉バルブ331が閉塞されると、第一潤滑油路210からバイパス油路330に進入した潤滑油が、当該開閉バルブ331の上流側に滞留することになる(図4(b)参照)。
なお、開閉バルブ331は、制御手段340の制御により開閉が調整され、バイパス油路330を流通してターボチャージャ320に供給される潤滑油の油量を調整することができる。これによって、ターボチャージャ320にバイパス油路330から潤滑油を供給する場合に、当該ターボチャージャ320が必要とする適宜な油量にて当該ターボチャージャ320に潤滑油を供給することができる。
なお、開閉バルブ331は、本発明に係る「バルブ」の一実施形態である。本発明に係る「バルブ」の構成は、開閉バルブ331の構成に限定するものではない。例えば、本発明に係る「バルブ」は、制御手段340に電気的に接続されず、バイパス油路330において当該「バルブ」よりも上流側に滞留する潤滑油の油圧や油量に応じて自動的に開閉(流通)可能に構成されるものであってもよい。
制御手段340は、電動オイルポンプ310の作動及び開閉バルブ331の開閉を制御するものである。制御手段340は、前述したように、電動オイルポンプ310(より詳細には、電動モータ312)及び開閉バルブ331と電気的に接続される。制御手段340は、主としてCPU等の演算処理装置、RAMやROM等の記憶装置、並びにI/O等の入出力装置等により構成される。制御手段340の記憶装置には、電動オイルポンプ310の作動及び開閉バルブ331の開閉に関する各種のプログラムが予め記憶されている。
また、制御手段340は、電動オイルポンプ310の作動及び開閉バルブ331の開閉の制御に関する信号を、電動オイルポンプ310及び開閉バルブ331に送信可能に構成される。また、制御手段340は、電動オイルポンプ310の作動及び開閉バルブ331の開閉の状態に関する信号を受信可能に構成される。
このような構成により、例えば、何らかの原因により電動モータ312が駆動力を発生させることができなくなった場合には、制御手段340はこの状態に関する信号を電動オイルポンプ310から受信することができる。そして、かかる場合には、制御手段340は、開閉バルブ331に開放の制御に関する信号を発信して当該開閉バルブ331を開放し、(電動オイルポンプ310からではなく)バイパス油路330からターボチャージャ320に潤滑油を供給するように制御することができる。すなわち、電動オイルポンプ310によるターボチャージャ320への潤滑油の供給が不能となった場合に、バイパス油路330を介してターボチャージャ320への潤滑油の供給を開始することができる。
以上のように、潤滑油供給システム1は、
潤滑油が内部を循環可能に構成されるエンジン100と、
前記エンジン100の外部に設けられると共に前記エンジン100に接続され、前記エンジン100の内部で循環する潤滑油が進入、且つ流通可能な油流通路(潤滑油路200)と、
前記油流通路(潤滑油路200)の途中に配設される前記エンジン100のターボチャージャ320と、
前記油流通路(潤滑油路200)において前記ターボチャージャ320よりも上流側に配設され、前記油流通路(潤滑油路200)を流通する潤滑油を前記ターボチャージャ320に供給可能な油供給手段と、
前記油流通路(潤滑油路200)を流通する潤滑油を前記油供給手段の上流側から下流側へと迂回可能なバイパス油路330と、
を具備し、
前記油供給手段による前記ターボチャージャ320への潤滑油の供給が不能となった場合には、前記バイパス油路330を介して前記ターボチャージャ320への潤滑油の供給が開始されるものである。
このような構成により、油供給手段によるターボチャージャ320への潤滑油の供給が不能となった場合であっても、バイパス油路330を介してターボチャージャ320への潤滑油の供給を行うことができる。すなわち、ターボチャージャ320の軸受部(より詳細には、すべり軸受43及びスラスト軸受44)に潤滑油が供給されず、焼き付き等が発生することを防止することができる。
また、潤滑油供給システム1において、
前記油流通路(潤滑油路200)は、前記エンジン100から進入した潤滑油がその自重により上流側から下流側に到達可能な形状に形成され、
前記油供給手段による前記ターボチャージャ320への潤滑油の供給が不能となった場合には、前記油供給手段は潤滑油の流通を遮断する状態となり、前記状態により潤滑油が前記バイパス油路330へと案内されるものである。
このような構成により、例えば油供給手段によるターボチャージャ320への潤滑油の供給が不能となった場合であっても、バイパス油路330へと潤滑油を流通させるためのポンプや、潤滑油の供給が不能となったことを検知するセンサ等が必要なく、簡易な構成でバイパス油路330を介してターボチャージャ320への潤滑油の供給を行うことができる。すなわち、ターボチャージャ320の軸受部(より詳細には、すべり軸受43及びスラスト軸受44)に潤滑油が供給されずに焼き付き等が発生することを防止することができる。
また、潤滑油供給システム1において、
前記油供給手段には、オイルポンプ(電動オイルポンプ310)が設けられ、前記オイルポンプ(電動オイルポンプ310)により前記ターボチャージャ320に所定の油量の潤滑油を供給可能であるものである。
このような構成により、オイルポンプ(電動オイルポンプ310)によりターボチャージャ320に適量の潤滑油を供給することができる。すなわち、オイルポンプ(電動オイルポンプ310)によりターボチャージャ320への潤滑油の供給を容易に制御することができる。
また、潤滑油供給システム1において、
前記バイパス油路330には、開閉可能に構成されるバルブ(開閉バルブ331)が設けられ、
前記バルブ(開閉バルブ331)が開くことにより潤滑油が前記バイパス油路330から供給可能となるものである。
このような構成により、バルブ(開閉バルブ331)による簡易な構成によって、バイパス油路330を介してターボチャージャ320に潤滑油を供給することができる。
また、潤滑油供給システム1において、
前記バルブ(開閉バルブ331)は、前記バイパス油路330から供給される潤滑油の油量を調整可能であるものである。
このような構成により、バイパス油路330を介して供給する潤滑油を必要な油量だけターボチャージャ320に供給することができる。
また、潤滑油供給システム1において、
前記エンジン100の上部にはシリンダヘッド120が設けられ、
前記油流通路(潤滑油路200)の上流側端部は、前記シリンダヘッド120に接続されるものである。
このような構成により、油流通路(潤滑油路200)の上流側端部をシリンダヘッド120に接続することにより、上流側から下流側へ向けて概ね上下方向に細長く延出される油流通路(潤滑油路200)の長さを比較的長く設定することができる。したがって、ターボチャージャ320とオイルポンプ(電動オイルポンプ310)とバイパス油路330とが、相互に適宜な位置関係となるように配置することができる。さらに言えば、エンジン100から進入した潤滑油がその自重により上流側から下流側に到達可能な形状に形成される油流通路(潤滑油路200)において、ターボチャージャ320とオイルポンプ(電動オイルポンプ310)とバイパス油路330とを、相互に適宜な位置関係となるように配置することができる。
また、油流通路(潤滑油路200)に進入する潤滑油は、エンジン100の上部に配置されるシリンダヘッド120に供給された潤滑油の一部であるため、比較的高い位置から当該油流通路(潤滑油路200)を流通することになる。つまり、油流通路(潤滑油路200)を流通する潤滑油の油圧を確保して、電動オイルポンプ310に到達し易くしている。また、油流通路(潤滑油路200)に進入する潤滑油は、エンジン100の各部に供給される前の潤滑油であるため、適宜の油量だけ油流通路(潤滑油路200)に進入し易くしている。このように、油流通路(潤滑油路200)に進入する潤滑油の油量及び油圧とも十分であるため、より効果的にターボチャージャ320に潤滑油を供給することができる。
また、エンジン100の内部でシリンダヘッド120に供給された潤滑油は、当該エンジン100の内部を循環する前の潤滑油である。すなわち、エンジン100の内部を循環する前の潤滑油を油流通路(潤滑油路200)に進入させることができ、不純物が比較的少ないきれいな潤滑油をターボチャージャ320に供給することができる。
1 潤滑油供給システム
100 エンジン
120 シリンダヘッド
200 潤滑油路
310 電動オイルポンプ
320 ターボチャージャ
330 バイパス油路
331 開閉バルブ

Claims (6)

  1. 潤滑油が内部を循環可能に構成されるエンジンと、
    前記エンジンの外部に設けられると共に前記エンジンに接続され、前記エンジンの内部で循環する潤滑油が進入、且つ流通可能な油流通路と、
    前記油流通路の途中に配設される前記エンジンのターボチャージャと、
    前記油流通路において前記ターボチャージャよりも上流側に配設され、前記油流通路を流通する潤滑油を前記ターボチャージャに供給可能な油供給手段と、
    前記油流通路を流通する潤滑油を前記油供給手段の上流側から下流側へと迂回可能なバイパス油路と、
    を具備し、
    前記油供給手段による前記ターボチャージャへの潤滑油の供給が不能となった場合には、前記バイパス油路を介して前記ターボチャージャへの潤滑油の供給が開始される、
    ことを特徴とする前記エンジンに循環される潤滑油を前記ターボチャージャに供給する潤滑油供給システム。
  2. 前記油流通路は、前記エンジンから進入した潤滑油がその自重により上流側から下流側に到達可能な形状に形成され、
    前記油供給手段による前記ターボチャージャへの潤滑油の供給が不能となった場合には、前記油供給手段は潤滑油の流通を遮断する状態となり、前記状態により潤滑油が前記バイパス油路へと案内される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の潤滑油供給システム。
  3. 前記油供給手段には、オイルポンプが設けられ、前記オイルポンプにより前記ターボチャージャに所定の油量の潤滑油を供給可能である、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の潤滑油供給システム。
  4. 前記バイパス油路には、開閉可能に構成されるバルブが設けられ、
    前記バルブが開くことにより潤滑油が前記バイパス油路から供給可能となる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の潤滑油供給システム。
  5. 前記バルブは、前記バイパス油路から供給される潤滑油の油量を調整可能である、
    ことを特徴とする請求項4に記載の潤滑油供給システム。
  6. 前記エンジンの上部にはシリンダヘッドが設けられ、
    前記油流通路の上流側端部は、前記シリンダヘッドに接続される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の潤滑油供給システム。
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