JP2014133313A - 版胴 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】版胴20のうち少なくとも印刷パターン23が形成されている部分は、ガラスから構成されている。また、版胴20の印刷版22をシリンダー21に巻きつける方向における、印刷版22の両端の間の隙間に、充填材料28が配置されている。
【選択図】図1
Description
図1示すように、印刷装置10は、表面に印刷パターン23が形成された円筒状の版胴20と、版胴20の印刷パターン23にインキ35を供給する供給機構12と、を備えている。供給機構12は例えば、インキ35を収容するインキパン12aと、ドクターブレード12bとを有している。また印刷装置10は、版胴20の印刷パターン23に付着しているインキ35を受け取るブランケット胴14と、被印刷体30を搬送する圧胴16と、をさらに備えている。
次に図2を参照して、版胴20についてさらに説明する。図2に示すように、版胴20は、円筒状のシリンダー21と、シリンダー21に巻き付けられた印刷版22と、を備えている。印刷版22の長さは、シリンダー21の円周長さよりも短くなっており、このため印刷版22をシリンダー21に巻きつける方向Aにおける印刷版22の両端X,Yの間には、隙間27が存在している。この隙間27には、充填材料28が配置されており、これによって隙間27が埋められている。印刷版22の表面には印刷パターン23が形成されている。印刷パターン23の具体的な構造は、求められる印刷特性に応じて適宜定められる。例えば印刷パターン23は、インキが塗布される凸部を含む凸版印刷用のパターンであってもよく、または、インキが充填される凹部を含む凹版印刷用のパターンであってもよい。上述したような版胴20は、シリンダー21に対して印刷版22を、接着剤や粘着剤で固定するものではなく、シリンダー21と印刷版22の間に生じる摩擦力で固定するものである。従って、上述したような版胴20の印刷版22を交換する際には、接着剤や粘着剤を剥がす工程が不要であり、このため製造コストを低減することができる。本実施の形態においては、印刷パターン23が、インキ35が充填される凹部24を含む場合について説明する。
版胴20に供給されるインキ35は、印刷物の用途に応じて適宜選択される。例えば、導電性基材を印刷装置10を用いて作製する場合、インキ35として、金属などの導電性材料から構成された導電性粉末を含む金属分散液が用いられる。またインキ35として、導電性粉末がバインダー樹脂内に分散されたインキが用いられてもよい。また、冊子などの一般的な印刷物を印刷装置10を用いて作製する場合、インキ35として、着色顔料を含む一般的なインキが用いられる。インキ35の流動性を確保するため、溶剤が含まれていてもよい。
はじめに図3(a)に示すように、フレキシブルガラスなどのガラス基材25を準備する。次に図3(b)に示すように、印刷パターン23に対応したパターンでガラス基材25上にマスク26を設ける。その後、反応性イオンエッチング法等の加工法を用いてガラス基材25を加工する。これによって、図3(c)に示すように、ガラス基材25のうちマスク26によって覆われていない部分に凹部24が形成される。このようにして、表面に複数の凹部24が形成された印刷版22を作製することができる。
次に、得られた版胴20を用いて被印刷体30にインキ35を印刷する方法について説明する。はじめに図1に示すように、供給機構12を用いて版胴20にインキ35を供給する供給工程を実施する。具体的には、はじめに、インキパン12aに収容されているインキ35を版胴20の表面に接触させる。これによって、版胴20の凹部24内にインキ35が充填されるとともに、版胴20の表面にもインキ35が付着する。次にドクターブレード12bを用いて、版胴20に供給されたインキ35のうち版胴20の表面に付着しているインキ35を掻きとる。ここで本実施の形態によれば、上述のように、印刷版22の両端X,Yの間の隙間27には充填材料28が配置されている。このため、ドクターブレード12bが印刷版22の両端X,Yの間の隙間27に引っかかることを抑制することができ、このことにより、ドクターブレード12bがインキ35を掻きもらすことを低減することができる。
図4は、上述の印刷方法を用いて製造した印刷物の一例として、導電性基材40を示す図である。導電性基材40は、被印刷体30と、被印刷体30上に形成された導電性配線41と、を有している。導電性配線41は、導電性材料を含むインキ35を被印刷体30上に転写することによって得られるものである。ここで本実施の形態によれば、上述のように、版胴20の印刷版22がガラスから構成されている。このため、精密に調整された形状を有する導電性配線41を得ることができる。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、変形の一例について説明する。
12 供給機構
20 版胴
21 シリンダー
22 印刷版
23 印刷パターン
24 凹部
27 隙間
28 充填材料
30 被印刷体
35 インキ
40 導電性基材
41 配線
Claims (2)
- シリンダーと、
前記シリンダーに巻き付けられ、その表面に印刷パターンが形成され、少なくとも前記印刷パターンが形成されている部分がガラスから構成されている、印刷版と、を備え、
前記印刷版をシリンダーに巻きつける方向における、前記印刷版の両端の間に、充填材料が配置されている、版胴。 - 前記印刷パターンは、インキが充填される凹部を含む、請求項1に記載の版胴。
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- 2013-01-08 JP JP2013001196A patent/JP6164513B2/ja not_active Expired - Fee Related
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