JP2014132569A - 絶縁性粒子付き導電性粒子、絶縁性粒子付き導電性粒子の製造方法、導電材料及び接続構造体 - Google Patents
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Abstract
Description
子の製造方法であって、前記導電性粒子の表面の前記導電部が、ニッケルを含む導電部であり、下記式(11)で表される構造単位を有する化合物により表面処理されておりかつチオール基を表面に有する導電性粒子と、チオール基と反応可能な官能基を表面に有する絶縁性粒子とを用いて、前記導電性粒子におけるチオール基と前記絶縁性粒子におけるチオール基と反応可能な官能基とを化学結合させることで、前記導電性粒子の表面に前記絶縁性粒子を付着させることにより、絶縁性粒子付き導電性粒子を得るか、又は、下記式(11)で表される構造単位を有する化合物により表面処理されておりかつチオール基を表面に有する導電性粒子と、官能基を表面に有する絶縁性粒子と、チオール基と反応可能な第1の官能基及び前記絶縁性粒子の表面の前記官能基と反応可能な第2の官能基を有する第1,第2の官能基含有化合物とを用いて、前記導電性粒子におけるチオール基と前記第1,第2の官能基含有化合物におけるチオール基と反応可能な第1の官能基とを化学結合させ、かつ前記絶縁性粒子の表面の官能基と前記第1,第2の官能基含有化合物における前記絶縁性粒子の表面の官能基と反応可能な前記第2の官能基とを化学結合させることで、前記導電性粒子の表面に前記絶縁性粒子を付着させることにより、絶縁性粒子付き導電性粒子を得る、絶縁性粒子付き導電性粒子の製造方法が提供される。
表面に有する絶縁性粒子とを用いて、前記導電性粒子におけるチオール基と前記絶縁性粒子におけるチオール基と反応可能な官能基とを化学結合させ、かつ前記導電性粒子の表面のチオール基以外の部分と前記絶縁性粒子における前記導電性粒子の表面のチオール基以外の部分と反応可能な官能基とを化学結合させることで、前記導電性粒子の表面に前記絶縁性粒子を付着させることにより得られることが好ましい。
粒子におけるチオール基と上記第1,第2の官能基含有化合物におけるチオール基と反応可能な第1の官能基とを化学結合させ、かつ上記絶縁性粒子の表面の官能基と上記第1,第2の官能基含有化合物における上記絶縁性粒子の表面の官能基と反応可能な上記第2の官能基とを化学結合させることで、上記導電性粒子の表面に上記絶縁性粒子を付着させることにより、絶縁性粒子付き導電性粒子を得るので、得られる絶縁性粒子付き導電性粒子を用いて電極間を電気的に接続した場合に、導通信頼性及び絶縁信頼性を高めることができる。
応可能な官能基を表面に有する絶縁性粒子とを用いて、上記導電性粒子におけるチオール基と上記絶縁性粒子におけるチオール基と反応可能な官能基とを化学結合させることで、上記導電性粒子の表面に上記絶縁性粒子を付着させることにより、絶縁性粒子付き導電性粒子を得る(構成1’)。又は、式(11)で表される構造単位を有する化合物により表面処理されておりかつチオール基を表面に有する導電性粒子と、官能基を表面に有する絶縁性粒子と、チオール基と反応可能な第1の官能基及び上記絶縁性粒子の表面の上記官能基と反応可能な第2の官能基を有する第1,第2の官能基含有化合物とを用いて、上記導電性粒子におけるチオール基と上記第1,第2の官能基含有化合物におけるチオール基と反応可能な第1の官能基とを化学結合させ、かつ上記絶縁性粒子の表面の官能基と上記第1,第2の官能基含有化合物における上記絶縁性粒子の表面の官能基と反応可能な上記第2の官能基とを化学結合させることで、上記導電性粒子の表面に上記絶縁性粒子を付着させることにより、絶縁性粒子付き導電性粒子を得る(構成2’)。本発明に係る絶縁性粒子付き導電性粒子の製造方法は、上記構成1’を備えていてもよく、上記構成2’を備えていてもよく、上記構成1’を備えることが好ましい。
イン(L)である電極幅と、電極が形成されていない部分のスペース(S)の電極間幅とが狭くなってきている。例えば、L/Sが30μm以下/30μm以下の微細な電極間を電気的に接続する必要が高まっている。L/Sが小さい電極間を電気的に接続する場合には、従来の導電材料では、スペース(S)に絶縁性粒子付き導電性粒子が多く配置されやすいので、絶縁不良が特に生じやすいという問題がある。
ρ:絶縁性粒子付き導電性粒子の粒子径の標準偏差
Dn:絶縁性粒子付き導電性粒子の粒子径の平均値
図1に、本発明の第1の実施形態に係る絶縁性粒子付き導電性粒子を断面図で示す。
覆っていなくてもよい。層46は、導電性粒子と絶縁性粒子本体との間に配置されていることが好ましい。
本発明では、絶縁性粒子を付着させる前の導電性粒子として、上述した式(11)で表される構造単位を有する化合物により表面処理されておりかつチオール基を表面に有する導電性粒子が用いられる。導電部を少なくとも表面に有する導電性粒子の表面に、上記絶縁性粒子を付着することにより、絶縁性粒子付き導電性粒子を得ることができる。上記導電性粒子における上記導電部は導電層であることが好ましい。
粒子であると、上記圧着の際に導電性粒子が変形しやすく、導電性粒子と電極との接触面積が大きくなる。このため、電極間の導通信頼性が高くなる。
シプロピルトリメトキシシラン、トリメトキシシリルスチレン、ビニルトリメトキシシラン等のシラン含有単量体等が挙げられる。
を含む導電部である。
度計及び電気加熱炉吸光光度計等を用いることができる。上記スペクトル分析法としては、プラズマ発光分析法及びプラズマイオン源質量分析法等が挙げられる。
導電性粒子とがより一層確実に接触し、電極間の接続抵抗が低くなる。さらに、導電性粒子の突起によって、導電性粒子と電極との間の絶縁性粒子を効果的に排除できる。このため、電極間の導通信頼性がより一層高くなる。
上記絶縁性粒子は、絶縁性を有する粒子である。絶縁性粒子は導電性粒子よりも小さいことが好ましい。絶縁性粒子付き導電性粒子を用いて電極間を接続すると、絶縁性粒子により、隣接する電極間の短絡を防止できる。具体的には、複数の絶縁性粒子付き導電性粒子が接触したときに、複数の絶縁性粒子付き導電性粒子における導電性粒子間には絶縁性粒子が存在するので、上下の電極間ではなく、横方向に隣り合う電極間の短絡を防止できる。なお、電極間の接続の際に、2つの電極で絶縁性粒子付き導電性粒子を加圧することにより、導電部と電極との間の絶縁性粒子を容易に排除できる。導電性粒子の導電性の表面に突起が設けられている場合には、導電部と電極との間の絶縁性粒子を容易に排除できる。さらに突起部分が電極との接触を容易にするため接続信頼性が向上する。
せる前の絶縁性粒子として、官能基を表面に有する絶縁性粒子が用いられ、更にチオール基と反応可能な第1の官能基及び上記絶縁性粒子の表面の上記官能基と反応可能な第2の官能基を有する第1,第2の官能基含有化合物が用いられる。上記第1,第2の官能基含有化合物における第1の官能基と第2の官能基とは、同一の官能基であってもよく、別々の官能基であってもよい。上記同一の官能基が、チオール基と反応可能であり、かつ上記絶縁性粒子の表面の上記官能基と反応可能であってもよい。複数の上記同一の官能基の内の一部を、導電性粒子におけるチオール基と化学結合させ、かつ、複数の上記同一の官能基の内の一部を、上記絶縁性粒子の表面の上記官能基と化学結合させてもよい。上記第1,第2の官能基含有化合物は、チオール基と反応可能であり、かつ上記絶縁性粒子の表面の上記官能基と反応可能ではない第1の官能基と、チオール基と反応可能ではなく、かつ上記絶縁性粒子の表面の上記官能基と反応可能である第2の官能基とを有していてもよい。
しく、下記式(21)で表される基であることが好ましい。
H基含有化合物を化学的に結合させる方法、並びに絶縁性粒子の表面を化学処理し、上記P−OH基含有化合物又は上記Si−OH基含有化合物により、絶縁性粒子が表面に上記P−OH基又は上記Si−OH基を有するように改質する方法等が挙げられる。
く、該有機化合物は高分子化合物であることが好ましい。
であることが好ましい。小さな絶縁性粒子の数は、大きな絶縁性粒子の数の1/4以下であることが好ましい。
導通信頼性をより一層高める観点からは、上記絶縁性粒子付き導電性粒子は、導電性の表面が防錆処理されていることが好ましい。導通信頼性をより一層高める観点からは、上記絶縁性粒子付き導電性粒子は、炭素数6〜22のアルキル基を有する化合物により、導電性の表面が防錆処理されていることが好ましい。導通信頼性をより一層高める観点からは、上記絶縁性粒子付き導電性粒子は、アルキルリン酸化合物又はアルキルチオールにより、導電性の表面が防錆処理されていることが好ましい。防錆処理により、絶縁性粒子付き導電性粒子の表面に、被膜を形成できる。すなわち、被膜を備える絶縁性粒子付き導電性粒子が得られる。
ン酸モノノニルエステル、リン酸モノデシルエステル、リン酸モノウンデシルエステル、リン酸モノドデシルエステル、リン酸モノトリデシルエステル、リン酸モノテトラデシルエステル、リン酸モノペンタデシルエステル、リン酸モノヘキシルエステルモノナトリウム塩、リン酸モノヘプチルエステルモノナトリウム塩、リン酸モノオクチルエステルモノナトリウム塩、リン酸モノノニルエステルモノナトリウム塩、リン酸モノデシルエステルモノナトリウム塩、リン酸モノウンデシルエステルモノナトリウム塩、リン酸モノドデシルエステルモノナトリウム塩、リン酸モノトリデシルエステルモノナトリウム塩、リン酸モノテトラデシルエステルモノナトリウム塩及びリン酸モノペンタデシルエステルモノナトリウム塩等が挙げられる。上記リン酸エステルのカリウム塩を用いてもよい。
本発明に係る導電材料は、上述した絶縁性粒子付き導電性粒子と、バインダー樹脂とを含む。上記絶縁性粒子付き導電性粒子を用いた場合には、絶縁性粒子付き導電性粒子をバインダー樹脂中に分散させる際などに、導電性粒子の表面から絶縁性粒子が脱離し難い。本発明に係る導電材料は、異方性導電材料であることが好ましい。本発明に係る導電材料
は、回路接続用導電材料であることが好ましい。
本発明に係る絶縁性粒子付き導電性粒子とバインダー樹脂とを含む導電材料を用いて、接続対象部材を接続することにより、接続構造体を得ることができる。
ガラス基板等の回路基板などの電子部品等が挙げられる。上記導電材料は、電子部品を接続するための導電材料であることが好ましい。上記導電材料はペースト状の導電ペーストであり、ペースト状の状態で接続対象部材上に塗工されることが好ましい。
(1)導電性粒子の作製工程
ジビニルベンゼン樹脂粒子の表面上にニッケルめっき層(導電層)が形成されている導電性粒子(平均粒子径3.01μm、導電層の厚み0.10μm)を用意した。
4ツ口セパラブルカバー、攪拌翼、三方コック、冷却管及び温度プローブを取り付けた1000mLセパラブルフラスコに、メタクリル酸グリシジル45mmol、メタクリル酸メチル380mmol、ジメタクリル酸エチレングリコール13mmol、アシッドホスホオキシポリオキシエチレングリコールメタクリレート0.5mmol、及び2,2’−アゾビス{2−[N−(2−カルボキシエチル)アミジノ]プロパン}1mmolを含むモノマー組成物を入れた。該モノマー組成物を固形分が10重量%となるように蒸留水を添加した後、300rpmで攪拌し、窒素雰囲気下70℃で24時間重合を行った。反応終了後、凍結乾燥して、アシッドホスホオキシポリオキシエチレングリコールメタクリレートに由来する上記P−OH基、メタクリル酸グリシジルに由来するエポキシ基を表面に有する絶縁性粒子a(平均粒子径300nm)を得た。
得られた導電性粒子A50重量部を蒸留水300mLに分散させた。その分散液に、絶縁性粒子aの10重量%分散液50mLを滴下し、50℃で8時間撹拌した。分散液をろ過した後、メタノールで洗浄し、120℃で7時間真空乾燥した。このようにして、導電性粒子におけるチオール基と絶縁性粒子におけるエポキシ基とを化学結合させ、かつ導電性粒子のニッケルめっき層の表面の水酸基と絶縁性粒子におけるP−OH基とを化学結合させることで、導電性粒子の表面に絶縁性粒子を付着させて、防錆処理前の絶縁性粒子付き導電性粒子を得た。
エタノールにラウリルリン酸を溶解させ、ラウリルリン酸の3重量%溶液を得た。得られた絶縁性粒子付き導電性粒子をラウリルリン酸3重量%溶液に入れ、50℃で1時間撹拌し、撹拌液を得た。得られた撹拌液をろ過した後、洗浄し、50℃で真空乾燥して、防錆処理された絶縁性粒子付き導電性粒子を得た。
導電性粒子の作製工程において、2,4,6−トリメルカプト−s−トリアジン(トリアジンチオール)を、2−ジ−n−ブチルアミノ−4,6−ジメルカプト−s−トリアジンに変更したこと以外は導電性粒子Aと同様にして、2−ジ−n−ブチルアミノ−4,6−ジメルカプト−s−トリアジンに由来する化合物が結合しており、チオール基及びアルキルアミノ基を表面に有する導電性粒子Bを得た。
導電性粒子の作製工程において、2,4,6−トリメルカプト−s−トリアジン(トリアジンチオール)を、2−フェニルアミノ−4,6−ジメルカプト−s−トリアジンに変更したこと以外は導電性粒子Aと同様にして、2−フェニルアミノ−4,6−ジメルカプト−s−トリアジンに由来する化合物が結合しており、チオール基及びアニリノ基を表面に有する導電性粒子Cを得た。なお、実施例3では、導電性粒子におけるチオール基と絶
縁性粒子におけるエポキシ基とが化学結合していることに加えて、導電性粒子におけるアニリノ基と絶縁性粒子におけるエポキシ基とが化学結合していた。すなわち、アニリノ基を介して、導電性粒子に絶縁性粒子が付着していた。
ゾルゲル法を使用して作製したシリカ粒子(平均粒子径300nm)の表面をグリシジルトリエトキシシランで被覆し、エポキシ基を表面に有する絶縁性粒子bを得た。得られた絶縁性粒子bを蒸留水に分散させて、絶縁性粒子bの10重量%分散液を得た。
絶縁性粒子の作製工程において、上記アシッドホスホオキシポリオキシエチレングリコールメタクリレートを、アシッドホスホオキシエチルメタクリレートに変更したこと以外は絶縁性粒子aと同様にして、アシッドホスホオキシエチルメタクリレートに由来する上記P−OH基、メタクリル酸グリシジルに由来するエポキシ基を表面に有する絶縁性粒子cを得た。得られた絶縁性粒子cを蒸留水に分散させて、絶縁性粒子cの10重量%分散液を得た。
絶縁性粒子の作製工程において、上記アシッドホスホオキシポリオキシエチレングリコールメタクリレートを、アシッドホスホオキシポリオキシプロピレングリコールモノメタクリレートに変更したこと以外は絶縁性粒子aと同様にして、アシッドホスホオキシポリオキシプロピレングリコールモノメタクリレートに由来する上記P−OH基、メタクリル酸グリシジルに由来するエポキシ基を表面に有する絶縁性粒子dを得た。得られた絶縁性粒子dを蒸留水に分散させて、絶縁性粒子dの10重量%分散液を得た。
アシッドホスホオキシポリオキシエチレングリコールメタクリレートを用いなかったこと以外は絶縁性粒子aと同様にして、メタクリル酸グリシジルメタクリル酸グリシジルに由来する上記エポキシ基を表面に有する絶縁性粒子e(P−OH基を表面に有さない)を得た。得られた絶縁性粒子eを蒸留水に分散させて、絶縁性粒子eの10重量%分散液を得た。
防錆処理を行わなかったこと以外は、実施例1と同様にして、絶縁性粒子付き導電性粒子を得た。すなわち、実施例8の絶縁性粒子付き導電性粒子では、実施例1における防錆
処理前の絶縁性粒子付き導電性粒子である。
実施例2で得られた導電性粒子Bを用意した。導電性粒子B50重量部を蒸留水300mLに分散させた。その分散液にグリシジルメタクリレートを2重量部入れ、40℃の恒温槽で3時間撹拌することで、チオール基及びメタクリロイル基を表面に有する導電性粒子B’を得た。
ジビニルベンゼン樹脂粒子の表面上にニッケルめっき層(導電層)が形成されている導電性粒子X(平均粒子径3.01μm、導電層の厚み0.10μm)を用意した。
実施例1で得られた導電性粒子A50重量部及びグリシジルメタクリレート3重量部をメタノール1L中に入れ、50℃の超音波浴槽で2時間超音波分散を行った。分散後、ろ過し、メタノールで洗浄することで、アクリロイル基を表面に有する導電性粒子Yを得た。
ジビニルベンゼン樹脂粒子の表面上にニッケルめっき層(導電層)が形成されている導性粒子(平均粒子径3.01μm、導電層の厚み0.10μm)を用意した。
更した以外は実施例1と同様にして、防錆処理された絶縁性粒子付き導電性粒子を得た。
導電性粒子Aを導電性粒子Xに変更したこと、すなわち導電性粒子Xをトリアジンチオールで表面処理せずに用いたこと、並びに絶縁性粒子aの10重量%分散液を、絶縁性粒子bの10重量%分散液に変更したこと以外は実施例1と同様にして、防錆処理された絶縁性粒子付き導電性粒子を得た。
導電性粒子X50重量部を蒸留水300mLに分散させた。その分散液に3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランを2重量部入れ、40℃の恒温槽で3時間撹拌した後、濾過し、120℃で7時間真空乾燥することで、メタクリロイル基を表面に有する導電性粒子X’を得た。導電性粒子Bを導電性粒子X’に変更したこと、すなわち導電性粒子X’をトリアジンチオールで表面処理せずに、メタクリロイル基を表面に有する導電性粒子を得て、得られたメタクリロイル基を表面に有する導電性粒子X’を用いたこと以外は実施例9と同様にして、防錆処理された絶縁性粒子付き導電性粒子を得た。
銅粒子(平均粒子径3.01μm)である導電性粒子Cuを用意した。
ジビニルベンゼン樹脂粒子の表面上にニッケルめっき層(導電層)が形成されており、かつニッケルめっき層の表面上に金層(導電層)が形成されている導電性粒子Au(平均粒子径3.01μm、ニッケル層の厚み0.10μm、金層の厚み0.10μm)を用意した。
(1)異方性導電ペーストの作製
熱硬化性化合物であるエポキシ化合物(ナガセケムテックス社製「EP−3300P」)20重量部と、熱硬化性化合物であるエポキシ化合物(DIC社製「EPICLON HP−4032D」)15重量部と、熱硬化剤であるイミダゾールのアミンアダクト体(味の素ファインテクノ社製「PN−F」)10重量部と、硬化促進剤である2−エチル−4−メチルイミダゾール1重量部と、フィラーであるアルミナ(平均粒子径0.5μm)20重量部とを配合し、さらに得られた絶縁性粒子付き導電性粒子を配合物100重量%中での含有量が10重量%となるように添加した後、遊星式攪拌機を用いて2000rpmで5分間攪拌することにより、異方性導電ペーストを得た。
L/Sが20μm/20μmのAl−Ti4%電極パターン(Al−Ti4%電極厚み1μm)を上面に有するガラス基板を用意した。また、L/Sが20μm/20μmの金電極パターン(金電極厚み20μm)を下面に有する半導体チップを用意した。
L/Sが30μm/30μmのAl−Ti4%電極パターン(Al−Ti4%電極厚み1μm)を上面に有するガラス基板を用意した。また、L/Sが30μm/30μmの金電極パターン(金電極厚み20μm)を下面に有する半導体チップを用意した。
L/Sが50μm/50μmのAl−Ti4%電極パターン(Al−Ti4%電極厚み1μm)を上面に有するガラス基板を用意した。また、L/Sが50μm/50μmの金電極パターン(金電極厚み20μm)を下面に有する半導体チップを用意した。
得られた導電材料(異方性導電ペースト)の一部をトルエンで洗浄し、絶縁性粒子付き導電性粒子を取り出した。SEMにより、取り出された絶縁性粒子付き導電性粒子において、絶縁性粒子が導電性粒子の表面から脱離しているか否かを観察し、絶縁性粒子の付着性を下記の評価基準で評価した。
○○:絶縁性粒子の全個数の90%以上が、導電性粒子の表面から脱離していない
○:絶縁性粒子の全個数の60%以上、90%未満が、導電性粒子の表面から脱離していない
△:絶縁性粒子の全個数の30%以上、60%未満が、導電性粒子の表面から脱離していない
△△:絶縁性粒子の全個数の20%以上、30%未満が、導電性粒子の表面から脱離していない
×:絶縁性粒子の全個数の20%未満が、導電性粒子の表面から脱離していない
得られた導電材料(異方性導電ペースト)の粘度を、E型粘度計(東機産業社製)を用いて、25℃及び2.5rpmrpmの条件で測定した。粘度を下記の基準で判定した。
A:100Pa・sを超え、1000Pa・s以下
B:Aに相当しない
得られた第1,第2,第3の接続構造体において、導電材料により形成された接続部に含まれる導電性粒子を確認した。電極上に配置されている導電性粒子と電極間に配置され
ている導電性粒子との個数の割合(%)を評価した。電極上の導電性粒子の配置精度を下記の基準で判定した。
○○:電極上に配置されている導電性粒子の個数の割合が70%以上
○:電極上に配置されている導電性粒子の個数の割合が60%以上、70%未満
△:電極上に配置されている導電性粒子の個数の割合が50%以上、60%未満
×:電極上に配置されている導電性粒子の個数の割合が50%未満
得られた第1,第2,第3の接続構造体(n=15個)において、上下の電極間の接続抵抗をそれぞれ、4端子法により測定した。接続抵抗の平均値を算出した。なお、電圧=電流×抵抗の関係から、一定の電流を流した時の電圧を測定することにより接続抵抗を求めることができる。導通信頼性を下記の基準で判定した。
○○:接続抵抗の平均値が2.0Ω以下
○:接続抵抗の平均値が2.0Ωを超え、5.0Ω以下
△:接続抵抗の平均値が5.0Ωを超え、10.0Ω以下
×:接続抵抗の平均値が10.0Ωを超える
得られた第1,第2,第3の接続構造体(n=15個)において、85℃、85%の雰囲気中に100時間放置後、隣接する電極間が絶縁状態か導通状態かを25か所で測定した。絶縁信頼性を下記の基準で判定した。
○○:絶縁状態の電極間が25か所
○:絶縁状態の電極間が20か所以上、25か所未満
△:絶縁状態の電極間が15か所以上、20か所未満
△△:絶縁状態の電極間が10か所以上、15か所未満
×:絶縁状態の電極間が10か所未満
2…導電性粒子
3…絶縁性粒子
11…基材粒子
12…導電部
21…絶縁性粒子付き導電性粒子
22…導電性粒子
31…導電部
32…芯物質
33…突起
41…絶縁性粒子付き導電性粒子
42…導電性粒子
43…絶縁性粒子
45…絶縁性粒子本体
46…層
51…導電部
52…突起
61…絶縁性粒子付き導電性粒子
62…被膜
81…接続構造体
82…第1の接続対象部材
82a…第1の電極
83…第2の接続対象部材
83a…第2の電極
84…接続部
Claims (20)
- 導電部を少なくとも表面に有する導電性粒子と、前記導電性粒子の表面に付着している複数の絶縁性粒子とを備える絶縁性粒子付き導電性粒子であって、
前記導電性粒子の表面の前記導電部が、ニッケルを含む導電部であり、
下記式(11)で表される構造単位を有する化合物により表面処理されておりかつチオール基を表面に有する導電性粒子と、チオール基と反応可能な官能基を表面に有する絶縁性粒子とを用いて、前記導電性粒子におけるチオール基と前記絶縁性粒子におけるチオール基と反応可能な官能基とを化学結合させることで、前記導電性粒子の表面に前記絶縁性粒子を付着させることにより得られるか、又は、
下記式(11)で表される構造単位を有する化合物により表面処理されておりかつチオール基を表面に有する導電性粒子と、官能基を表面に有する絶縁性粒子と、チオール基と反応可能な第1の官能基及び前記絶縁性粒子の表面の前記官能基と反応可能な第2の官能基を有する第1,第2の官能基含有化合物とを用いて、前記導電性粒子におけるチオール基と前記第1,第2の官能基含有化合物におけるチオール基と反応可能な第1の官能基とを化学結合させ、かつ前記絶縁性粒子の表面の官能基と前記第1,第2の官能基含有化合物における前記絶縁性粒子の表面の官能基と反応可能な前記第2の官能基とを化学結合させることで、前記導電性粒子の表面に前記絶縁性粒子を付着させることにより得られる、絶縁性粒子付き導電性粒子。
- 前記式(11)で表される構造単位を有する化合物が、複数のチオール基を有する化合物である、請求項1に記載の絶縁性粒子付き導電性粒子。
- 前記式(11)で表される構造単位を有する化合物が、トリアジン骨格とチオール基とを有する化合物である、請求項1又は2に記載の絶縁性粒子付き導電性粒子。
- 前記式(11)で表される構造単位を有する化合物により表面処理されておりかつチオール基を表面に有する導電性粒子と、チオール基と反応可能な官能基を表面に有する絶縁性粒子とを用いて、前記導電性粒子におけるチオール基と前記絶縁性粒子におけるチオール基と反応可能な官能基とを化学結合させることで、前記導電性粒子の表面に前記絶縁性粒子を付着させることにより得られる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の絶縁性粒子
付き導電性粒子。 - 前記式(11)で表される構造単位を有する化合物により表面処理されておりかつチオール基を表面に有する導電性粒子と、チオール基と反応可能な官能基及び前記導電性粒子の表面のチオール基以外の部分と反応可能な官能基を表面に有する絶縁性粒子とを用いて、
前記導電性粒子におけるチオール基と前記絶縁性粒子におけるチオール基と反応可能な官能基とを化学結合させ、かつ前記導電性粒子の表面のチオール基以外の部分と前記絶縁性粒子における前記導電性粒子の表面のチオール基以外の部分と反応可能な官能基とを化学結合させることで、前記導電性粒子の表面に前記絶縁性粒子を付着させることにより得られる、請求項1〜5のいずれか1項に記載の絶縁性粒子付き導電性粒子。 - 導電性の表面が防錆処理されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の絶縁性粒子付き導電性粒子。
- 炭素数6〜22のアルキル基を有する化合物により、導電性の表面が防錆処理されている、請求項7に記載の絶縁性粒子付き導電性粒子。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の絶縁性粒子付き導電性粒子と、バインダー樹脂とを含む、導電材料。
- 第1の電極を表面に有する第1の接続対象部材と、
第2の電極を表面に有する第2の接続対象部材と、
前記第1の接続対象部材と、前記第2の接続対象部材を接続している接続部とを備え、
前記接続部が、請求項1〜8のいずれか1項に記載の絶縁性粒子付き導電性粒子により形成されているか、又は前記絶縁性粒子付き導電性粒子とバインダー樹脂とを含む導電材料により形成されており、
前記第1の電極と前記第2の電極とが、前記絶縁性粒子付き導電性粒子における前記導電性粒子により電気的に接続されている、接続構造体。 - 導電部を少なくとも表面に有する導電性粒子と、前記導電性粒子の表面に付着している複数の絶縁性粒子とを備える絶縁性粒子付き導電性粒子の製造方法であって、
前記導電性粒子の表面の前記導電部が、ニッケルを含む導電部であり、
下記式(11)で表される構造単位を有する化合物により表面処理されておりかつチオール基を表面に有する導電性粒子と、チオール基と反応可能な官能基を表面に有する絶縁性粒子とを用いて、前記導電性粒子におけるチオール基と前記絶縁性粒子におけるチオール基と反応可能な官能基とを化学結合させることで、前記導電性粒子の表面に前記絶縁性粒子を付着させることにより、絶縁性粒子付き導電性粒子を得るか、又は、
下記式(11)で表される構造単位を有する化合物により表面処理されておりかつチオール基を表面に有する導電性粒子と、官能基を表面に有する絶縁性粒子と、チオール基と反応可能な第1の官能基及び前記絶縁性粒子の表面の前記官能基と反応可能な第2の官能基を有する第1,第2の官能基含有化合物とを用いて、前記導電性粒子におけるチオール基と前記第1,第2の官能基含有化合物におけるチオール基と反応可能な第1の官能基とを化学結合させ、かつ前記絶縁性粒子の表面の官能基と前記第1,第2の官能基含有化合物における前記絶縁性粒子の表面の官能基と反応可能な前記第2の官能基とを化学結合させることで、前記導電性粒子の表面に前記絶縁性粒子を付着させることにより、絶縁性粒子付き導電性粒子を得る、絶縁性粒子付き導電性粒子の製造方法。
- 前記式(11)で表される構造単位を有する化合物が、複数のチオール基を有する化合物である、請求項11に記載の絶縁性粒子付き導電性粒子の製造方法。
- 前記式(11)で表される構造単位を有する化合物が、トリアジン骨格とチオール基とを有する化合物である、請求項11又は12に記載の絶縁性粒子付き導電性粒子の製造方法。
- 前記式(11)で表される構造単位を有する化合物により表面処理されておりかつチオール基を表面に有する導電性粒子と、チオール基と反応可能な官能基を表面に有する絶縁性粒子とを用いて、前記導電性粒子におけるチオール基と前記絶縁性粒子におけるチオール基と反応可能な官能基とを化学結合させることで、前記導電性粒子の表面に前記絶縁性粒子を付着させることにより、絶縁性粒子付き導電性粒子を得る、請求項11〜14のいずれか1項に記載の絶縁性粒子付き導電性粒子の製造方法。
- 前記式(11)で表される構造単位を有する化合物により表面処理されておりかつチオール基を表面に有する導電性粒子と、チオール基と反応可能な官能基及び前記導電性粒子の表面のチオール基以外の部分と反応可能な官能基を表面に有する絶縁性粒子とを用いて、
前記導電性粒子におけるチオール基と前記絶縁性粒子におけるチオール基と反応可能な官能基とを化学結合させ、かつ前記導電性粒子の表面のチオール基以外の部分と前記絶縁性粒子における前記導電性粒子の表面のチオール基以外の部分と反応可能な官能基とを化学結合させることで、前記導電性粒子の表面に前記絶縁性粒子を付着させることにより、絶縁性粒子付き導電性粒子を得る、請求項11〜15のいずれか1項に記載の絶縁性粒子付き導電性粒子の製造方法。 - 導電性の表面を防錆処理することにより絶縁性粒子付き導電性粒子を得る、請求項11〜16のいずれか1項に記載の絶縁性粒子付き導電性粒子の製造方法。
- 炭素数6〜22のアルキル基を有する化合物により、導電性の表面を防錆処理すること
により絶縁性粒子付き導電性粒子を得る、請求項17に記載の絶縁性粒子付き導電性粒子の製造方法。 - 請求項11〜18のいずれか1項に記載の絶縁性粒子付き導電性粒子の製造方法により得られる絶縁性粒子付き導電性粒子と、バインダー樹脂とを含む、導電材料。
- 第1の電極を表面に有する第1の接続対象部材と、
第2の電極を表面に有する第2の接続対象部材と、
前記第1の接続対象部材と、前記第2の接続対象部材を接続している接続部とを備え、
前記接続部が、請求項11〜18のいずれか1項に記載の絶縁性粒子付き導電性粒子の製造方法により得られる絶縁性粒子付き導電性粒子により形成されているか、又は前記絶縁性粒子付き導電性粒子とバインダー樹脂とを含む導電材料により形成されており、
前記第1の電極と前記第2の電極とが、前記絶縁性粒子付き導電性粒子における前記導電性粒子により電気的に接続されている、接続構造体。
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