JP2014132190A - リニアガイド用サイドシール、リニアガイド - Google Patents

リニアガイド用サイドシール、リニアガイド Download PDF

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Abstract

【課題】リップ部を独立に有する複数枚のシール部材を有し、スライダへの取り付け作業が簡単で、各シール部材について、直動方向に垂直な方向での位置が独立に調整できるサイドシールを提供する。
【解決手段】サイドシール1は、リップ部21,31を独立に有する外側シール2と内側シール3を有する。サイドシール1を組み立てる際には、内側シール3の突起328を外側シール2の凹部228に入れ、内側シール3の突起326を外側シール2の保持板22に設けた貫通穴226に入れる。突起326のフック部326aが、貫通穴226の小径部226aから大径部226bに挿入されることで、外側シール2と内側シール3が、直動方向に垂直な方向に相対移動可能な状態で結合される。
【選択図】図9

Description

この発明は、リニアガイドを構成するスライダの運動方向両端に固定されるサイドシールに関する。
リニアガイドの従来例を図21に示す。このリニアガイドは、案内レール100とスライダ(「ベアリング」とも称される)200と複数個のころ(転動体)300とを備えている。案内レール100およびスライダ200は、互いに対向配置されてころ300の転動通路を形成する転動面110,210を有する。
スライダ200は、案内レール100の長さ方向で、スライダ本体201と、その両端に固定されたエンドキャップ202と、さらにその両端に固定されたサイドシール203とに分けられる。転動面210はスライダ本体201に形成されている。スライダ200の直動方向両端に配置されたサイドシール203は、スライダ200と案内レール100の上面および両側面との間をリップ部により密封する。
スライダ200は、また、ころ300の戻し通路204と、この戻し通路204と前記転動通路とを連通させる方向転換路205を有する。戻し通路204はスライダ本体201に、方向転換路205はエンドキャップ202に形成されている。スライダ200の上面には、テーブル等をねじ止めで取り付けるための雌ねじ206が形成されている。
サイドシール203およびエンドキャップ202にグリースニップル400の取り付け穴が形成されている。グリースニップル400からエンドキャップ202の油路に潤滑剤が導入されて、リニアガイドの潤滑が行われる。サイドシール203およびエンドキャップ202はボルト500でスライダ本体201に固定されている。案内レール100には、基台等の被取付部に案内レール100をボルトで取り付けるための取り付け穴120が形成されている。
このリニアガイドは、前記転動通路、戻し通路、および方向転換路で転動体の循環経路が構成され、この循環経路内をころ300が循環することにより、案内レール100およびスライダ200の一方が他方に対して相対的に直線運動する。
このようなリニアガイドのサイドシールの従来例としては、金属製の保持板にゴム製のシール部材の基部が固定され、シール部材のリップ部を案内レールの上面および両側面に接触させて使用するものが挙げられる。また、独立したリップ部を有する複数枚のシール部材を含む構成のサイドシールを、スライダの運動方向両端に固定することが提案されている(特許文献1〜3)。
特許文献1のサイドシールは複数枚のシール部材からなり、各シール部材は、リップ部を備えたシール本体部と、シール本体部の両面に設けられた補強部材とを有するものである。このような構成にすることにより、シール部材を裏返すだけでリップ部の突出部分の向きを自由に変更できるため、リニアガイドに設置する際のリップ部の向きの自由度を高めたシール部材が提供できる。複数枚のシール部材は取付ボルトを通す貫通穴を有する。リニアガイドを組み立てる際には、複数枚のシール部材を重ねて貫通穴を合わせ、貫通穴に通した取付ボルトの先端をスライダに螺合することで、スライダの運動方向両端に固定している。
特許文献2のサイドシールは、案内レールの上面および両側面と隙間を開けて対向する上部材および両側部材からなる2枚のカバーと、リップ部を案内レールの上面および両側面に接触させる2個のシール部材と、前記2個のシール部材の基部を厚さ方向各面に保持し、前記2枚のカバーの間に挟持される保持板と、を有し、前記2個のシール部材は、リップ部の傾きが互いに離れる反対向き(それぞれに隣接するカバー側の向き)であり、材質も異なることを特徴とする。
特許文献2のサイドシールによれば、前記2個のシール部材のリップ部の傾きが互いに離れる反対向き(それぞれに隣接するカバー側の向き)であるため、密封性能と防塵性能の両方に優れる。また、前記2個のシール部材の材質が異なるため、各シール部材の材質を適切に選択することで、シール摩擦力を低減することができる。カバーおよび保持板は取付ボルトを通す貫通穴を有する。リニアガイドを組み立てる際には、カバーおよび保持板の貫通穴に通した取付ボルトの先端をスライダに螺合することで、スライダの運動方向両端に固定している。
特許文献3のサイドシールは、シール部材、シール部材を保持する保持板、およびカバー(スクレーパ)が複数個組み合わされて構成されたものである。シール部材として、リップ部の傾き、材質、厚さ、および先端形状の少なくともいずれかが異なる複数種のシール部材を用意する。これらのシール部材から適切なものを複数個選択し、同数のカバーと保持板を組み合わせてサイドシールを組み立てる。これにより、リニアガイド用サイドシールのシール機能を用途に応じて変化させることで、サイドシールによるシール性能を向上することができる。特許文献3には、このサイドシールをスライダの運動方向両端に固定する方法についての記載はない。
特許文献4のサイドシールは、外装部と端面部を備えたホルダケース、ホルダケースの収容部に配設された板状のシールプレート、および外装部の端部の開口部に配設された封止プレートで構成されている。シールプレートは、スポンジ層の両側面にスキン層を有する三層構造になっており、スポンジ層の多孔部に潤滑剤が含浸されている。シールプレートと封止プレートはホルダーケースに、位置決めピンとピン孔との係合により、直動方向に垂直な方向での位置が決められた状態で配置される。
特許文献4のサイドシールは直動方向にシールプレートの抜け止めがないため、搬送中やスライダへの取付時にホルダケースから外れる恐れがある。つまり、サイドシールを一つの部品として扱うことができない。
WO2012ー066729号公報 特開2012−112398号公報 WO2012ー070185号公報 特開2007−255498号公報
特許文献1〜4に記載されたサイドシールには、一つの部品として扱うことができないためスライダへの取り付け作業が面倒であることと、各シール部材の位置を独立に調整できないという問題点がある。
例えば、スライダのサイドシール取付面が傾いている場合には、各シール部材の取付位置を独立に調整できないと、全てのシール部材が傾いた状態でスライダに取り付けられ、各シール部材のリップ部をそれぞれの適切な押圧力で案内レールに接触させることができなくなる。これに伴って、各シール部材による意図したシール性能が発揮できない恐れがある。
この発明の課題は、リニアガイドを構成するスライダの直動方向両端に固定されて使用され、前記スライダと案内レールの上面および両側面との間をリップ部により密封し、前記リップ部を独立に有する複数枚のシール部材を有するサイドシールとして、スライダへの取り付け作業が簡単で、各シール部材の位置を独立に調整できるものを提供することである。
上記課題を解決するために、この発明の一態様のリニアガイド用サイドシールは、案内レールと、スライダと、複数個の転動体と、を備え、下記の構成(1) を有するリニアガイドの前記スライダの直動方向両端に固定され、前記スライダと前記案内レールの上面および両側面との間をリップ部により密封するサイドシールであって、下記の構成(2) を有することを特徴とする。
(1) 前記案内レールおよびスライダは、互いに対向配置されて転動体の転動通路を形成する転動面を有し、前記転動通路を転動体が転動することにより、案内レールおよびスライダの一方が他方に対して相対的に直線運動する。
(2) 前記リップ部を独立に有する複数枚のシール部材を有し、前記複数枚のシール部材は、直動方向に垂直な方向に相対移動可能に結合されている。
この態様のサイドシールによれば、複数枚のシール部材が結合されており、一つの部品として扱うことができるため、一つの部品として扱うことができないサイドシールと比較して、スライダへの取り付け作業が簡単である。 また、複数枚のシール部材は直動方向に垂直な方向に相対移動可能であるため、各シール部材の直動方向に垂直な方向での位置を独立に調整できる。これにより、複数枚のシール部材のリップ部をそれぞれの適切な押圧力で案内レールに接触させることができるため、各シール部材による意図したシール性能が発揮できる。
この態様のサイドシールを構成する複数枚のシール部材が、直動方向に対しても相対移動可能に結合されていると、直動方向に対しての相対移動ができないものと比較して、直動方向に垂直な方向への相対移動が容易にできる。
この態様のサイドシールは、以下の構成(3) を有することができる。
(3) 前記複数枚のシール部材は互いに係合する凸部と凹部とで結合され、前記凸部および凹部は前記各シール部材に一体に形成されている。
この態様のサイドシールが前記構成(3) を有する場合、下記の構成(4) または構成(5) を有することができる。
(4) 前記凸部は、前記シール部材の板面に形成された、前記直動方向に突出する突起であり、前記凹部は前記突起が入る穴である。
前記構成(4) を有する場合、最も外側に配置されるシール部材から前記突起が露出しないことが好ましい。
(5) 前記凹部は前記シール部材の縁部に形成された切欠き部であり、前記凸部は前記直動方向に突出し、前記切欠き部に係合する突出片である。
この態様のサイドシールは、以下の構成(6) を有することができる。
(6) 前記複数枚のシール部材とは別体の結合部品を有し、前記複数枚のシール部材は前記結合部品が係合する被係合部を有する。
この態様のサイドシールが前記構成(6) を有する場合、下記の構成(7) または構成(8) を有することができる。
(7) 前記結合部品はピンであり、前記被係合部は貫通穴である。
(8) 前記被係合部は前記シール部材の縁部に形成された切欠き部であり、前記結合部品は、前記直動方向に突出し、前記切欠き部に係合する突出片を有する。
この態様のサイドシールが前記構成(6) および(7) を有し、前記ピンの先端が前記サイドシールの前記スライダ側の面から突出する突出部を有する場合は、前記エンドキャップに前記突出部を配置するための凹部を設ける必要がある。
この発明のリニアガイド用サイドシールによれば、特許文献1〜4のサイドシールよりもスライダへの取り付け作業が簡単で、各シール部材について、直動方向に垂直な方向での位置を独立に調整できる。
第1実施形態のサイドシールと、そのスライダへの取付方法を説明する図である。 第1実施形態のサイドシールを外側シールと内側シールに分離した状態を示す斜視図である。 図2の外側シールの構成部品であるシール部、保持板、カバーを示す斜視図である。 図3のシール部の正面図(保持板側に配置される面を示す図)である。 図4のA−A断面図である。 図3の保持板のA−A断面図である。 図2の内側シールの構成部品であるシール部と保持板を示す斜視図である。 図7のシール部のA−A断面図である。 図2の外側シールのA−A断面図(a)、図2の内側シールのA−A断面図(b)、これらが結合されたサイドシールの同じ位置での断面図(c)である。 図2の外側シールのB−B断面図(a)、図2の内側シールのB−B断面図(b)、これらが結合されたサイドシールの同じ位置での断面図(c)である。 第1実施形態のサイドシールの効果を説明する図である。 上側部における外側シールと内側シールとの結合構造が図9とは異なる例を説明する図である。 外側シールを構成するカバーと保持板との結合構造が図10(a)とは異なる例を説明する図である。 図13の外側シール2Bを備えたサイドシールを説明する図であって、(a)は、外側シール2Bの図13(c)とは異なる位置での断面図を示し、(b)は、内側シ−ルの(a)と同じ位置での断面図を示し、(c)は、これらが結合されたサイドシールの(a)と同じ位置での断面図を示す。 第2実施形態のサイドシールを外側シールと内側シールに分離した状態を示す斜視図である。 図15の外側シールのA−A断面図(a)、図15の内側シールのA−A断面図(b)、これらが結合されたサイドシールの同じ位置での断面図(c)である。 第3実施形態のサイドシールを、カバーと外側シールと内側シールに分離した状態を示す斜視図である。 図17のサイドシールを構成する部材の断面図(a〜c)とサイドシールの断面図(d)であって、外側シールの断面図(b)と内側シールの断面図(c)は図17のA−A断面図、カバーの断面図(a)はこれに対応する位置での断面図である。 外側シールと内側シールがピンで結合されているサイドシールの例を説明する図である。 三枚のシール部材が割りピンで結合されているサイドシールの例を説明する図である。 リニアガイドの従来例を示す一部破断斜視図である。
以下、この発明の実施形態について説明するが、この発明はこの実施形態に限定されない。
[第1実施形態]
図1に示すように、この実施形態のサイドシール1は、エンドキャップ202とほぼ同じ面形状を有し、案内レールの上側に配置される上側部1aと、案内レールの左右各側に配置される側方部1bと、案内レールの斜め上方に配置される角部1cとからなる。
このサイドシール1は、図2に示す外側シール2と内側シール3の二枚のシール部材が結合されたものであり、内側シール3をエンドキャップ202側に向けて、4本のボルト500でエンドキャップ202とともにスライダ本体201に固定される。サイドシール1とエンドキャップ202には、各ボルト500を通す貫通穴15,202aとグリースニップルの取付穴14,202bが形成されている。
図2に示すように、外側シール2はエンドキャップ202とほぼ同じ面形状を有し、案内レールの上側に配置される上側部2aと、案内レールの左右各側に配置される側方部2bと、案内レールの斜め上方に配置される角部2cとからなる。内側シール3はエンドキャップ202とほぼ同じ面形状を有し、案内レールの上側に配置される上側部3aと、案内レールの左右各側に配置される側方部3bと、案内レールの斜め上方に配置される角部3cとからなる。外側シール2と内側シール3の上側部2a,3aおよび側方部2b,3bに、貫通穴25,35が形成されている。サイドシール1の各貫通穴15は、これらの貫通穴25,35を合わせたものである。
図3に示すように、外側シール2は、シール部21、保持板22、およびカバー23で構成されている。シール部21の材質としては、ポリエステルエラストマーなどが挙げられる。保持板22の材質としては、ポリアセタール、ナイロンなどが挙げられる。カバー23の材質としては、鉄鋼、アルミニウムなどが挙げられる。
シール部21は、図3に示すように、案内レールの上側に配置される上側シール部21aと、案内レールの左右各側に配置される側方シール部21bとに分けられる。図4は、図3では見えない面から見たシール部21の正面図である。この図に示すように、シール部21は、上側シール部21aおよび側方シール部21bがそれぞれ案内レールと向かい合う方向で、案内レールの上面および両側面に接触させるリップ部211と、保持板22に保持される基部212とに分けられる。基部212の一方の面に凹部(保持板22と凹凸の嵌め合いで係合する係合部)212aが形成されている。この凹部212aにより、基部212が先端部212bと基端部212cとに分けられる。
図5に示すように、シール部21のリップ部211は、基部212の先端部212bに形成され、基部212の厚さ方向の第1の面213側から第2の面214側に傾斜している。シール部21の最も外側(案内レールから離れる側)の面である第3の面215は、基端部212cの第1および第2の面213,214と直交する。
保持板22は、図3に示すように、エンドキャップ202(図1)とほぼ同じ面形状を有し、案内レールの上側に配置される上側部22aと、案内レールの左右各側に配置される側方部22bと、案内レールの斜め上方に配置される角部22cとからなる。上側部22aには、ボルト500(図1)を通す貫通穴225と、グリースニップルを取り付ける貫通穴224が形成されている。角部22cには、内側シール3の突起326を入れる貫通穴226が形成されている。貫通穴226は、図9(a)に示すように、小径部226aと大径部226bとからなる。
保持板22の側方部22bには、ボルト500を通す貫通穴225と、カバー23側に突出する突起227が形成されている。側方部22bには、また、図10(a)に示すように、突起227の反対面に、内側シール3の突起328が入る凹部228が形成されている。
保持板22の内側(案内レール側)に、シール部21の基部212を保持する保持部220が形成されている。保持部220は、図6に示すように、シール部21の凹部212aに嵌まる凸部221と、凸部221の内側に形成された第1の保持面222と、凸部221の外側に形成された第2の保持面223と、第2の保持面223の外側に形成された第3の保持面224とからなる。第1の保持面222と第2の保持面223は保持板22の板面と平行であり、第3の保持面224は保持板22の板面と直交する。
カバー23は、図3に示すように、エンドキャップ202とほぼ同じ面形状を有し、案内レールの上面と隙間を開けて対向する上側部23aと、案内レールの左右各側面と隙間を開けて対向する側方部23bと、案内レールの斜め上方に配置される角部23cとからなる。上側部23aには、ボルト500を通す貫通穴235とグリースニップルを取り付ける貫通穴234が形成されている。側方部23bには、ボルト500を通す貫通穴235と、保持板22の突起227を入れる貫通穴237が形成されている。貫通穴237の直径は突起227の直径よりも僅かに(例えば0.02mm〜0.10mm)小さい。
外側シール2は、以下の方法で組み立てられる。
先ず、保持板22の保持部220の凸部221に、シール部21の基部212の凹部212aを嵌めることで、シール部21が保持板22に保持される。その際に、第3の保持面224と、第2の保持面223と、凸部221の第3の保持面224と対向する面と、で形成される凹部に、基端部212cが嵌まる。
次に、保持板22のシール部21が保持された面にカバー23を配置し、保持板22の側方部22bに設けた突起227をカバー23の貫通穴237に嵌める。図10(a)はこの状態を示す。図2に示す外側シール2の貫通穴25は、図10(a)に示す保持板32の貫通穴225とカバーの貫通穴235からなる。
図10(a)に示すように、保持板22の突起227がカバー23の貫通穴237に対して、軽い締まり嵌めで嵌め合うため、保持板22とカバー23はガタつきのない状態で結合される。よって、外側シール2は、シール部21、保持板22、およびカバー23が一体化された一つの部品として扱うことができる。
図7に示すように、内側シール3は、シール部31と保持板32で構成されている。シール部31の材質としては、ポリエステルエラストマーなどが挙げられる。保持板32の材質としては、ポリアセタール、ナイロンなどが挙げられる。
シール部31は、図7に示すように、案内レールの上側に配置される上側シール部31aと、案内レールの左右各側に配置される側方シール部31bとに分けられる。
図8に示すように、上側シール部31aおよび側方シール部31bがそれぞれ案内レールと向かい合う方向で、案内レールの上面および両側面に接触させるリップ部311と、保持板32に保持される基部312とに分けられる。基部312の一方の面に凹部(保持板32と凹凸の嵌め合いで係合する係合部)312aが形成されている。この凹部312aにより、基部312が先端部312bと基端部312cとに分けられる。
図8に示すように、内側シール3のシール部31は、リップ部311の先端側が保持板32側に向いている。これに対して、図5に示す外側シール2では、シール部21のリップ部211の先端側が保持板22と反対側に向いている。
保持板32は、図7に示すように、エンドキャップ202(図1)とほぼ同じ面形状を有し、案内レールの上側に配置される上側部32aと、案内レールの左右各側に配置される側方部32bと、案内レールの斜め上方に配置される角部32cとからなる。上側部32aには、ボルト500(図1)を通す貫通穴325と、グリースニップルを取り付ける貫通穴324が形成されている。図2に示す内側シール3の貫通穴35は保持板32の貫通穴325からなる。
角部32cには、外側シール2の貫通穴226に入る円柱状の突起326が形成されている。円柱状の突起326の軸方向先端には、円柱の直径に沿った両側にフック部326aが形成されている。図9に示すように、突起326の直径は、外側シール2の貫通穴226の小径部226aに遊嵌される直径である。フック部326aを有する先端部の直径は、外側シール2の貫通穴226の小径部226aより大きく、貫通穴226の大径部226bより小さい。
保持板32の側方部32bには、ボルト500を通す貫通穴325と、外側シール2側に突出する突起328が形成されている。突起328の直径は、外側シール2の保持板22に設けた凹部228の直径より僅かに小さく、突起328の突出寸法は凹部228の深さより小さい。
保持板32の内側(案内レール側)に、シール部31の基部312を保持する保持部320が形成されている。保持部320は、図6に示す外側シール2の保持板22と類似の形状であり、図8に示すシール部31の凹部312aに嵌まる凸部と、基部312の基端部312cが嵌まる凹部と、基部312の先端部312bの面312dを保持する保持面を有する。
サイドシール1は、以下の方法で組み立てられる。
先ず、内側シール3の保持板32の保持部320の凸部に、シール部31の基部312の凹部312aを嵌めることで、シール部31を保持板32に保持する。図10(b)はこの状態を示す。外側シール2は、上述の方法で組み立てられて、図9(a)および図10(a)に示す状態になっている。
次に、案内レールの斜め上方に配置される角部においては、図9に示すように、内側シール3の突起326を外側シール2の保持板22に設けた貫通穴226に入れる。突起326の先端は、フック部326aを弾性変形させて貫通穴226の小径部226aを通った後、大径部226bに配置される。図9(c)はこの状態を示す。この状態で、突起326と貫通穴226との間には、直動方向および直動方向に垂直な方向の両方で隙間が存在する。
図9(c)に示すように、直動方向に垂直な方向には、突起326の直径A3と貫通穴226の小径部226aの直径A2との寸法差に相当する隙間が存在する。直動方向には、突起326のフック部326aの手前までの突出寸法と、貫通穴226の小径部226aの軸方向寸法との差に相当する隙間Sが存在する。
案内レールの左右各側に配置される側方部においては、図10に示すように、外側シール2の保持板22の側方部22bに設けた凹部228に、内側シール3の突起328を入れる。図10(c)はこの状態を示す。この状態で、突起328と凹部228との間には、上述した両者の寸法差によって、直動方向および直動方向に垂直な方向の両方で隙間が存在する。側方部における直動方向に垂直な方向の隙間は、上側部における直動方向に垂直な方向の隙間と同じに設定することが好ましい。
そして、図10(c)に示すように、外側シール2のリップ部21の向きと内側シール3のリップ部31の向きは反対である。サイドシール1は、内側シール3側をエンドキャップに向けてスライダ本体に固定されるため、内側シール3のリップ部31により主に潤滑剤の漏洩防止機能が発揮され、外側シール2のリップ部21により主に防塵機能が発揮される。
このように、この実施形態のサイドシール1は、リップ部21,31を独立に有する外側シール2と内側シール3を有し、外側シール2と内側シール3は、直動方向および直動方向に垂直な方向の両方で上述の隙間が存在するため、両方向において相対移動可能に結合されている。そして、この実施形態のサイドシール1は、外側シール2と内側シール3が一体化された一つの部品として扱うことができる。
したがって、この実施形態のサイドシール1は、スライダへの取り付け作業が簡単である。 また、この実施形態のサイドシール1は、図11(a)に示すように、エンドキャップ202の直動方向端面に倒れがある場合でも、外側シール2および内側シール3を直動方向に垂直な方向に動かすことにより、リップ部による所定の押圧力を案内レール100に付与することができる。
具体的には、図11(b)に示すように、外側シール2を内側シール3よりも下方にずらした状態で、サイドシール1をボルト500でエンドキャップ202を介してスライダ本体201に固定することにより、外側シール2のリップ部による押圧力が低下することが防止できる。
また、この実施形態のサイドシール1は、図9に示すように、外側シール2の貫通穴226がカバー23で塞がれているため、貫通穴226に配置された突起326が外側シール(最も外側に配置されるシール部材)2から露出しない。これにより、このサイドシール1は、異物が存在する環境で使用するリニアガイド用としても好適である。
この実施形態のサイドシール1は、この発明の一態様のリニアガイド用サイドシールであって、前記構成(3) および(4) を有するものである。内側シール3の突起326が前記構成(3) の凸部に相当し、外側シール2の貫通穴226が前記構成(3) の凹部に相当する。また、内側シール3の突起326が前記構成(4) の突起に相当し、外側シール2の貫通穴226が前記構成(4) の穴に相当する。
なお、外側シールと内側シールとの結合構造は、図12に示すものとしてもよい。図12の例では、フック229aが付いた突起229を外側シール2Aの保持板22に設け、突起229を入れる貫通穴329を内側シール3Aの保持板32に設けている。貫通穴329は、小径部329aと大径部329bとからなる。
また、図10(a)で示す断面形状を有する外側シール2は、一つの部品として扱えるものであるが、例えば図13(c)で示す断面形状を有する外側シール2Bのように、一つの部品として扱うことができないものを内側シール3と結合してもよい。図13の例では、外側シール2Bを構成するカバー23Bの貫通穴237Bの直径が保持板22Bの突起227Bの直径より大きいため、外側シール2Bだけでは一つの部品として扱うことができない。
図13の外側シール2Bは、例えば、図14(b)に示す形状の内側シ−ル3Cと結合することで、一つの部品として扱えるサイドシール1Cを得ることができる。図14の例では、内側シール3Cの保持板32Cに、突出寸法が外側シール2Bの直動方向寸法より少し長い突起327を設け、外側シール2Bの保持板22Bとカバー23Bに突起327が入る貫通穴227C,237Cを設けている。突起327の先端は、面取りにより丸く形成されている。
保持板22Bの貫通穴227Cの直径は、突起327の直径より大きく(例えば0.2〜2.0mm程度)、突起327は貫通穴227Cに遊嵌される。カバー23Bの貫通穴237Cの直径は、突起327の直径より僅かに(例えば0.02〜0.10mm程度)小さい。
内側シール3Cの突起327を、外側シール2Bの保持板22Bの貫通穴227C側から挿入した後、カバー23Bの貫通穴237Cに締まり嵌めで挿入する。突起327の先端が丸く形成されているため、突起327はカバー23Cの貫通穴237Cまでスムーズに挿入できる。これにより、サイドシール1Cは、外側シール2Bと内側シール3Cが一体化された一つの部品として扱うことができる。また、外側シール22Bと内側シール3Cは、貫通穴227Cと突起327との直径の差により、直動方向に垂直な方向で隙間が存在するため、この方向に相対移動可能に結合されている。
[第2実施形態]
図15および16に示すように、この実施形態のサイドシール1Dは、外側シール2Dと内側シール3Dの二枚のシール部材が結合されたものである。この実施形態のサイドシール1Dは、第1実施形態のサイドシール1と同様に、内側シール3Dをエンドキャップ202側に向けて、4本のボルト500でエンドキャップ202とともにスライダ本体201に固定される(図1参照)。そのための貫通穴25,35が、外側シール2Dと内側シール3Dの上側部2a,3aおよび側方部2b,3bに形成されている。
内側シール3Dは、第1実施形態と同じシール部31と、第1実施形態の保持板32と一部が異なる保持板32Dとからなる。保持板32Dは、第1実施形態の保持板32の円柱状の突起326に代えて、突出片326Dを有する。突出片326Dは、保持板32Dの側方部32bの縁部から直動方向に突出し、その先端に、直動方向と直交する向きで内側に曲がったフック部326fが形成されている。内側シール3Dの貫通穴35は保持板32Dの貫通穴325からなる。
外側シール2Dは、第1実施形態と同じシール部21およびカバー23と、第1実施形態の保持板22と一部が異なる保持板22Dとからなる。保持板22Dは、第1実施形態の保持板22の貫通穴226に代えて、内側シール3Dの突出片326Dと係合する切欠き部226Dを縁部に有する。切欠き部226Dには、突出片326Dのフック部326fを係合する凹部226fが形成されている。外側シール2Dは、第1実施形態の外側シール2と同じ方法で組み立てられて、一つの部品として扱うことができる。外側シール2Dの貫通穴25は、保持板22Dの貫通穴225とカバーの貫通穴235からなる。
この実施形態のサイドシール1Dを組み立てる際には、先ず、第1実施形態の内側シール3と同じ方法で、内側シール3Dの保持板32Dにシール部31を保持する。図16(b)はこの状態を示す。外側シール2Dは、第1実施形態の外側シール2と同じ方法で組み立てられて、図16(a)に示す状態になっている。
次に、内側シール3Dの突出片326Dを外側シール2Dの切欠き部226Dに係合する。図16(c)はこの状態を示す。この状態で、突出片326Dと切欠き部226Dとの寸法差により、内側シール3Dと外側シール2との間に、直動方向に垂直な方向と直動方向の両方向で隙間S1,S2が存在する。また、第1実施形態のサイドシール1と同様に、外側シール2Dの保持板22Dの側方部22bに設けた凹部に、内側シール3の突起328を入れる。この凹部と突起328との嵌め合いも、直動方向に垂直な方向と直動方向の両方向で隙間嵌めとなっている。
このように、この実施形態のサイドシール1Dは、リップ部21,31を独立に有する外側シール2Dと内側シール3Dを有し、外側シール2Dと内側シール3Dは、直動方向および直動方向に垂直な方向の両方で上述の隙間が存在するため、両方向において相対移動可能に結合されている。そして、このサイドシール1は、外側シール2Dと内側シール3Dが一体化された一つの部品として扱うことができる。
したがって、この実施形態のサイドシール1Dは、第1実施形態のサイドシール1と同様の効果が得られる。また、外側シール2Dと内側シール3Dを突出片326Dと切欠き部226Dとの係合により結合していることで、外側シール2Dと内側シール3Dの結合状態が外部から確認できるため、組み付け不良を確実に防止できる効果も有する。
この実施形態のサイドシール1Dは、この発明の一態様のリニアガイド用サイドシールであって、前記構成(3) および(5) を有するものである。内側シール3Dの突出片326Dが前記構成(3) の凸部に相当し、外側シール2Dの切欠き部226Dが前記構成(3) の凹部に相当する。また、内側シール3Dの突出片326Dが前記構成(5) の突出片に相当し、外側シール2Dの切欠き部226Dが前記構成(5) の切欠き部に相当する。
[第3実施形態]
図17および18に示すように、この実施形態のサイドシール1Eは、外側シール2Eと、内側シール3Eと、カバー4で構成されている。この実施形態のサイドシール1Eは、第1実施形態のサイドシール1と同様に、内側シール3Eをエンドキャップ202側に向けて、4本のボルト500でエンドキャップ202とともにスライダ本体201に固定される(図1参照)。そのための貫通穴25,35,45が、外側シール2Eと内側シール3Eとカバー4の上側部2a,3a,4aおよび側方部2b,3b,4bに形成されている。
カバー4は、第1実施形態のサイドシール1の外側シール2を構成するカバー23と以下の点で異なり、他は同じである。カバー4は、カバー23の貫通穴237に代えて、突出片46を有する。突出片46は、カバー4の側方部4bの縁部から直動方向に突出し、その先端に、直動方向と直交する向きで内側に丸みを帯びて曲がったフック部46fが形成されている。
内側シール3Eは、第1実施形態と同じシール部31と、第1実施形態の保持板32と一部が異なる保持板32Eとからなる。保持板32Eは、第1実施形態の保持板32の円柱状の突起326に代えて、カバー4の突出片46と係合する切欠き部326Eを縁部に有する。切欠き部326Eには、フック部46fを係合する凹部326gが形成されている。内側シール3Eの貫通穴35は保持板32Eの貫通穴325からなる。
外側シール2Eは、第1実施形態と同じシール部21と、第1実施形態の保持板22と一部が異なる保持板22Eとからなる。保持板22Eは、第1実施形態の保持板22の貫通穴226に代えて、カバー4の突出片46と係合する切欠き部226Eを縁部に有する。外側シール2Eの貫通穴25は、保持板22Eの貫通穴225からなる。
この実施形態のサイドシール1Eを組み立てる際には、先ず、第1実施形態の内側シール3と同じ方法で、内側シール3Eの保持板32Eにシール部31を保持する。図18(c)はこの状態を示す。また、同じ方法で、外側シール2Eの保持板22Eにシール部21を保持する。図18(b)はこの状態を示す。
次に、外側シール2Eと内側シール3Eを重ねた状態で、外側シール2E側からカバー4を被せ、カバー4の突出片46を、外側シール2Eと内側シール3Eの切欠き部226E,326Eに係合し、フック部46を凹部326gに係合する。図18(d)はこの状態を示す。この状態で、突出片46と切欠き部226E,326Eとの寸法差により、直動方向に垂直な方向に隙間S3が存在する。
このように、この実施形態のサイドシール1Eは、リップ部21,31を独立に有する外側シール2Eと内側シール3Eを有し、外側シール2Eと内側シール3Eは、直動方向に垂直な方向に上述の隙間が存在するため、この方向において相対移動可能に結合されている。そして、このサイドシール1Eは、外側シール2Eと内側シール3Eとカバー4が一体化された一つの部品として扱うことができる。
したがって、この実施形態のサイドシール1Eは、第1実施形態のサイドシール1と同様の効果が得られる。また、外側シール2Eと内側シール3Eをカバー4の突出片46と切欠き部226E,326Eとの係合により結合していることで、外側シール2Eと内側シール3Eの結合状態が外部から確認できるため、組み付け不良を確実に防止できる効果も有する。
さらに、この実施形態のサイドシール1Eでは、突出片46がカバー4に形成されているため、突出片46をカバー4と一体に、金属板のプレス加工により容易に製造できる。よって、この実施形態のサイドシール1Eは、内側シール3Dに突出片326Dを形成している第2実施形態のサイドシール1Dよりも、製造コストが低減できる。
この実施形態のサイドシール1Eは、この発明の一態様のリニアガイド用サイドシールであって、前記構成(6) および(8) を有するものである。カバー4が前記構成(6) の結合部品に相当し、外側シール2Eの切欠き部226Eおよび内側シール3Eの切欠き部226Eが、前記構成(6) の被係合部に相当する。また、カバー4の突出片46が前記構成(8) の突出片に相当し、外側シール2Eの切欠き部226Eおよび内側シール3Eの切欠き部226Eが、前記構成(8) の切欠き部に相当する。
[第4実施形態]
図19に示すように、この実施形態のサイドシール1Hは、外側シール2Hと内側シール3Hが、案内レールの上側に配置される上側部で、ピン5により結合されたものである。ピン5は、頭部51と軸部52を有し、軸部52は頭部側の大径部52aと先端の小径部52bからなる。ピン5の材質としては、金属または合成樹脂が挙げられる。
内側シール3Hは、第1実施形態と同じシール部31と、第1実施形態の保持板32と一部が異なる保持板32Hとからなる。保持板32Hは、第1実施形態の保持板32の突起326に代えて貫通穴326Hを有する。貫通穴326Hの直径はピン5の小径部52bの直径より僅かに(例えば0.02mm〜0.10mm程度)小さい。
外側シール2Hは、第1実施形態と同じシール部21と、第1実施形態の保持板22およびカバー23と一部が異なる保持板22Hおよびカバー23Hとからなる。保持板22Hは、第1実施形態の保持板22の貫通穴226に代えて貫通穴226Hを有する。
カバー23Hは、保持板22Hの貫通穴226Hと同じ位置に貫通穴236Hを有する。両貫通穴226H,236Hの直径は同じであって、ピン5の軸部52の大径部52aより(例えば0.2mm〜2.0mm程度)大きい。ピン5の大径部52aの長さL1は、保持板22Hおよびカバー23Hの厚さ方向合計寸法L2より(例えば0.02mm〜0.5mm程度)長い。
この実施形態のサイドシール1Hを組み立てる際には、先ず、第1実施形態のサイドシール1を構成する外側シール2と同様にして、外側シール2Hをシール部21と保持板22Hとカバー23Hが一体化された一つの部品に結合する。次に、外側シール2Hと内側シール3Hを重ね、外側シール2Hのカバー23Hの貫通穴236Hにピン5を通し、先端の小径部52bを内側シール2Hの貫通穴326Hに挿入して、軽い締まり嵌め状態とする。この状態で、外側シール2Hとピン5の大径部52aとの間に直動方向に垂直な方向に隙間が存在する。また、ピン5の頭部51とカバー23Hの間に直動方向の隙間が存在する。
このように、この実施形態のサイドシール1Hは、リップ部21,31を独立に有する外側シール2Hと内側シール3Hを有し、外側シール2Hと内側シール3Hは、直動方向および直動方向に垂直な方向の両方向において相対移動可能に結合されている。そして、このサイドシール1は、外側シール2Hと内側シール3Hが一体化された一つの部品として扱うことができる。
したがって、この実施形態のサイドシール1Hは、第1実施形態のサイドシール1と同様の効果に加えて、内側シール3に一体に突起326を設ける第1実施形態のサイドシール1よりも、製造コストを低減できる効果がある。
この実施形態のサイドシール1Hは、この発明の一態様のリニアガイド用サイドシールであって、前記構成(6) および(7) を有するものである。ピン5が前記構成(6) の結合部品に相当し、外側シール2Hの貫通穴226H,236Hと内側シール3Hの貫通穴326Hが、前記構成(6) の被係合部に相当する。また、ピン5が前記構成(7) のピンに相当し、外側シール2の貫通穴226H,236Hと内側シール3Hの貫通穴326Hが、前記構成(8) の貫通穴に相当する。
なお、ピン5の軸部52の小径部52bに雄ねじを形成し、これに螺合する雌ねじを内側シール3の貫通穴326Hに形成すれば、内側シール3Hと外側シール2Hが、雄ねじと雌ねじの螺合でより確実に固定することができる。
[第5実施形態]
図20に示すように、この実施形態のサイドシール1Kは、外側シール2Kと内側シール3Kと中間シール6が、案内レールの上側に配置される上側部で、割りピン7により結合されたものである。割りピン7は、頭部71と軸部72を有し、軸部72にスリット72aが形成され、軸部72の先端にフック部72bが形成されている。割りピン7の材質としては、金属または合成樹脂が挙げられる。
内側シール3Kは、第1実施形態と同じシール部31と、第1実施形態の保持板32と一部が異なる保持板32Kとからなる。保持板32Kは、第1実施形態の保持板32の突起326に代えて、貫通穴326Kを有する。貫通穴326Kの直径は、割りピン7の軸部72の直径より(例えば0.2mm〜2.0mm程度)大きい。
外側シール2Kは、第1実施形態と同じシール部21と、第1実施形態の保持板22およびカバー23と一部が異なる保持板22Kおよびカバー23Kとからなる。保持板22Kは、第1実施形態の保持板22の貫通穴226に代えて、貫通穴226Kを有する。
カバー23Kは、保持板22Kの貫通穴226Kと同じ位置に貫通穴236Kを有する。両貫通穴226K,236Kの直径は同じであって、割りピン7の軸部72の大径部72aより(例えば0.2mm〜2.0mm程度)大きい。
中間シール6は、第1実施形態の外側シール2を構成するシール部21と同じシール部61と、外側シール2Kの保持板22Kと同じ保持板62とからなる。すなわち、中間シール6の保持板62は、外側シール2Kの保持板22Kの貫通穴226Kと同じ貫通穴626Kを有する。
割りピン7の軸部72のフック部72bの手前までの長さは、外側シール2Kと中間シール6と内側シール3Kの厚さ方向合計寸法より(例えば0.02mm〜0.7mm程度)長い。
この実施形態のサイドシール1Kを組み立てる際には、先ず、第1実施形態のサイドシール1を構成する外側シール2と同様にして、外側シール2Kをシール部21と保持板22Kとカバー23Kが一体化された一つの部品に結合する。
次に、外側シール2Kの保持板22K側に中間シール6と内側シール3Kを配置し、外側シール2Kのカバー23Kの貫通穴236Kから割りピン7を入れ、保持板22Kの貫通穴226Kと中間シール6の貫通穴626Kと内側シール3Kの貫通穴326Kを通して、フック部72bを内側シール3Kから外に出す。
この状態で、外側シール2Kの貫通穴236K,226K、中間シール6の貫通穴626K、および内側シール3Kの貫通穴236Kと、割りピン7の軸部72との間に、直動方向に垂直な方向の隙間と直動方向の隙間が存在する。
このように、この実施形態のサイドシール1Kは、リップ部21,61,31を独立に有する外側シール2Kと中間シール6と内側シール3Kを有し、外側シール2Kと中間シール6と内側シール3Kは、直動方向および直動方向に垂直な方向の両方向において相対移動可能に結合されている。そして、このサイドシール1Eは、外側シール2Kと中間シール6と内側シール3Kが一体化された一つの部品として扱うことができる。
したがって、この実施形態のサイドシール1Kは、第1実施形態のサイドシール1と同様の効果に加えて、内側シール3に一体に突起326を設ける第1実施形態のサイドシール1よりも、製造コストを低減できる効果がある。また、長さの異なる割りピンを使用することで、シール部材の枚数が異なるサイドシールに容易に対応できる。
なお、この実施形態のサイドシール1Kは、内側シール3Kの端面からフック部72bが突出しているため、図20に二点鎖線で示すように、エンドキャップ202にフック部72bを収める凹部202cを設ける必要がある。
この実施形態のサイドシール1Kは、この発明の一態様のリニアガイド用サイドシールであって、前記構成(6) および(7) を有するものである。割りピン7が前記構成(6) の結合部品に相当し、外側シール2Kの貫通穴226K,236Kと内側シール3Kの貫通穴326Kと中間シール6Kの貫通穴626Kが、前記構成(6) の被係合部に相当する。また、割りピン7が前記構成(7) のピンに相当し、外側シール2Kの貫通穴226K,236Kと内側シール3Kの貫通穴326Kと中間シール6Kの貫通穴626Kが、前記構成(8) の貫通穴に相当する。
なお、前記各実施形態のサイドシールを構成する内側シール、外側シール、および中間シールは、それぞれ少なくともシール部と保持板とに分離できる構造になっているが、この発明のサイドシールを構成するシール部材は、金属製の保持板にニトリルゴム、アクリルゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムなどの弾性材料からなるシール部の基部が固定された従来のシールであってもよい。
1 サイドシール
1a サイドシールの上側部
1b サイドシールの側方部
1c サイドシールの角部
15 サイドシールの貫通穴
2 外側シール
2a 外側シールの上側部
2b 外側シールの側方部
2c 外側シールの角部
21 外側シールのシール部
22 外側シールの保持板
23 外側シールのカバー
25 外側シールの貫通穴
226 外側シールの貫通穴(凹部)
226D 外側シールの切欠き部(凹部)
226E 外側シールの切欠き部(被係合部)
226H 外側シールの貫通穴(被係合部)
226K 外側シールの貫通穴(被係合部)
236H 外側シールの貫通穴(被係合部)
236K 外側シールの貫通穴(被係合部)
3 内側シール
3a 内側シールの上側部
3b 内側シールの側方部
3c 内側シールの角部
31 内側シールのシール部
32 内側シールの保持板
35 内側シールの貫通穴
326 内側シールの突起(凸部)
326a 突起のフック部(凸部)
326D 内側シールの突出片(凹部)
326E 内側シールの切欠き部(被係合部)
326H 内側シールの貫通穴(被係合部)
326K 内側シールの貫通穴(被係合部)
326f 突出片のフック部
4 カバー(結合部品)
46 カバーの突出片
46f 突出片のフック部
5 ピン(結合部品)
6 中間シール
626K 中間シールの貫通穴(被係合部)
7 割りピン(結合部品)
72b 割りピンのフック部(突出部)
100 案内レール
110 案内レールの転動面
200 スライダ
201 スライダ本体
202 エンドキャップ
202c エンドキャップの凹部
203 サイドシール
204 戻し通路
205 方向転換路
206 雌ねじ
210 スライダの転動面
300 ころ(転動体)
400 グリースニップル
500 ボルト

Claims (10)

  1. 案内レールと、スライダと、複数個の転動体と、を備え、前記案内レールおよびスライダは、互いに対向配置されて転動体の転動通路を形成する転動面を有し、前記転動通路を転動体が転動することにより、案内レールおよびスライダの一方が他方に対して相対的に直線運動するリニアガイドの前記スライダの直動方向両端に固定され、
    前記スライダと前記案内レールの上面および両側面との間をリップ部により密封するサイドシールであって、
    前記リップ部を独立に有する複数枚のシール部材を有し、
    前記複数枚のシール部材は、直動方向に垂直な方向に相対移動可能に結合されていることを特徴とするリニアガイド用サイドシール。
  2. 前記複数枚のシール部材は互いに係合する凸部と凹部とで結合され、前記凸部および凹部は前記各シール部材に一体に形成されている請求項1記載のリニアガイド用サイドシール。
  3. 前記凸部は、前記シール部材の板面に形成された、前記直動方向に突出する突起であり、前記凹部は前記突起が入る穴である請求項2記載のリニアガイド用サイドシール。
  4. 最も外側に配置されるシール部材から前記突起が露出していない請求項3記載のリニアガイド用サイドシール。
  5. 前記凹部は前記シール部材の縁部に形成された切欠き部であり、前記凸部は前記直動方向に突出し、前記切欠き部に係合する突出片である請求項2記載のリニアガイド用サイドシール。
  6. 前記複数枚のシール部材とは別体の結合部品を有し、前記複数枚のシール部材は前記結合部品が係合する被係合部を有する請求項1記載のリニアガイド用サイドシール。
  7. 前記結合部品はピンであり、前記被係合部は貫通穴である請求項6記載のリニアガイド用サイドシール。
  8. 前記被係合部は前記シール部材の縁部に形成された切欠き部であり、前記結合部品は、前記直動方向に突出し、前記切欠き部に係合する突出片を有する請求項6記載のリニアガイド用サイドシール。
  9. 案内レールと、スライダと、複数個の転動体と、を備え、前記案内レールおよびスライダは、互いに対向配置されて転動体の転動通路を形成する転動面を有し、前記転動通路を転動体が転動することにより、案内レールおよびスライダの一方が他方に対して相対的に直線運動するリニアガイドであって、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載のサイドシールが、前記スライダの運動方向両端に固定されているリニアガイド。
  10. 案内レールと、スライダと、複数個の転動体と、を備え、前記案内レールおよびスライダは、互いに対向配置されて転動体の転動通路を形成する転動面を有し、前記転動通路を転動体が転動することにより、案内レールおよびスライダの一方が他方に対して相対的に直線運動するリニアガイドであって、
    請求項7記載のサイドシールが前記スライダの運動方向両端に固定され、
    前記ピンの先端は前記サイドシールの前記スライダ側の面から突出する突出部を有し、 前記エンドキャップに設けた凹部に前記突出部が配置されているリニアガイド。
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