JP2014130478A - プログラム、表示制御方法及び表示制御装置 - Google Patents

プログラム、表示制御方法及び表示制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 オペレータの確認作業における誤りの発生を低減することができるプログラム、表示制御方法及び表示制御装置を提供する。
【解決手段】 複数の処理対象データと、この複数の処理対象データのそれぞれに対して予め記憶されている参照用データとを組にした複数の組データを表示させる表示画面における複数の組データそれぞれの表示位置を、処理対象データと当該処理対象データに対する参照用データとの比較によって得られる、処理対象データが参照用データに一致すると判定される確からしさの度合いに基づいて決定する表示位置決定手段72と、表示位置決定手段72で決定した各表示位置に、複数の組データをそれぞれ並べて表示させる表示制御手段73とを有している。
【選択図】 図6

Description

本件は、プログラム、表示制御方法及び表示制御装置に関する。
銀行等の金融機関では、伝票等の書類に記載された手書きの文字、数字や印鑑の印影等をコンピュータ処理するため、書類をスキャナ等の読取装置で読み取って電子化する作業を行っている。手書きの文字や数字の場合、読取装置で読み込んだ画像に、文字認識処理を行って、文字や数字のデータを取得する。文字認識処理によってデータを取得する場合、読取装置で読み込んだ画像に表示された文字と、文字認識した文字とが一致しているか否かをオペレータが確認する確認作業が必要になる。また、印鑑の印影の場合には、読取装置で読み込んだ印影の画像と、予め登録されている登録印の印影とが一致しているか否かを、オペレータが確認する確認作業が必要になる。
特許文献1には、伝票に記入された項目を電子化する際のセキュリティ上の問題を解決する技術が開示されている。
特開2001−5888号公報
しかしながら、オペレータの確認作業の効率化のため、読取装置で読み取った画像と、この画像を文字認識した認識文字とを組にした組データを複数並べて表示画面に表示させた場合、確認作業に誤りが生じやすい。印鑑の印影の照合においても同様のことがいえる。
1つの側面では、本発明は、オペレータの確認作業における誤りの発生を低減することができるプログラム、表示制御方法及び表示制御装置を提供することを目的とする。
本明細書に記載のプログラムは、コンピュータを、複数の処理対象データと、該複数の処理対象データのそれぞれに対して予め記憶されている参照用データとを組にした複数の組データを表示させる表示画面における前記複数の組データそれぞれの表示位置を、処理対象データと当該処理対象データに対する参照用データとの比較によって得られる、前記処理対象データが前記参照用データに一致すると判定される確からしさの度合いに基づいて決定する表示位置決定手段と、前記表示位置決定手段で決定した各表示位置に、前記複数の組データをそれぞれ並べて表示させる表示制御手段として機能させる。
本明細書に記載の表示制御方法は、複数の処理対象データと、該複数の処理対象データのそれぞれに対して予め記憶されている参照用データとを組にした複数の組データを表示させる表示画面における前記複数の組データそれぞれの表示位置を、処理対象データと当該処理対象データに対する参照用データとの比較によって得られる、前記処理対象データが前記参照用データに一致すると判定される確からしさの度合いに基づいて決定する決定ステップと、決定した各表示位置に、前記複数の組データをそれぞれ並べて表示させる表示ステップとを有する。
本明細書に記載の表示制御装置は、複数の処理対象データと、該複数の処理対象データのそれぞれに対して予め記憶されている参照用データとを組にした複数の組データを表示させる表示画面における前記複数の組データそれぞれの表示位置を、処理対象データと当該処理対象データに対する参照用データとの比較によって得られる、前記処理対象データが前記参照用データに一致すると判定される確からしさの度合いに基づいて決定する表示位置決定手段と、前記表示位置決定手段で決定した各表示位置に、前記複数の組データをそれぞれ並べて表示させる表示制御手段とを備える。
オペレータの確認作業における誤りの発生を低減することができる。
システム構成の一例を示す図である。 登録印の画像データを登録するテーブルの一例を示す図である。 支店端末の備えるハードウェアの一例を示す図である。 認識率出力テーブルの一例を示す図である。 処理センタの備えるハードウェアの一例を示す図である。 第1の実施形態の機能ブロックの一例を示す図である。 複数の伝票から項目の共通する情報を集めて表示画面に表示させた状態を示す図である。 口座番号情報のエントリ処理の際に、表示装置に表示される画面の一例を示す図である。 印鑑の印影のエントリ処理の際に、表示装置に表示される画面の一例を示す図である。 口座番号情報のエントリ処理を行う画面における第1の表示領域と、第2の表示領域との一例を示す図である。 印鑑の印影のエントリ処理を行う画面における第1の表示領域と、第2の表示領域との一例を示す図である。 読取装置により伝票の画像を読み取る手順の一例を示す図である。 認識率出力テーブルの作成手順の一例を示す図である。 第1の実施形態のエントリ処理の手順の一例を示す図である。 (A)は、同一列の組データのエントリ処理を上から下に行う場合の第1の表示領域の一例を示す図であり、(B)は、同一行の組データのエントリ処理を左から右に行う場合の第1の表示領域の一例を示す図である。 第2の実施形態の機能ブロックの一例を示す図である。 エントリ件数テーブルの一例を示す図である。 誤入力結果テーブルの一例を示す図である。 誤入力率テーブルの一例を示す図である。 表示位置決定テーブルの一例を示す図である。 第2の実施形態のエントリ処理の手順の一例を示す図である。 組データの表示位置を決定する手順の一例を示すフローチャートである。 誤入力結果テーブルの登録情報を更新する手順の一例を示す図である。 誤入力率テーブルの登録情報を更新する手順の一例を示す図である。
《第1の実施形態》
以下、第1の実施形態について、図1〜図15を参照しながら詳細に説明する。第1の実施形態は、複数の支店端末10と、印鑑サーバ20と、処理センタ30とをネットワーク40に接続したシステム構成を備える。なお、印鑑サーバ20及び処理センタ30は、1台であってもよいし、複数台であってもよい。また、図1には、支店端末10を3台表示しているが、支店端末10の数は3台に限られない。
複数の支店端末10は、銀行等の各店舗に設置された端末装置である。支店端末10は、伝票等の書類の画像を読み取り、読み取った画像(以下、読取画像という)に所定の処理を施す。複数の支店端末10は、所定の処理により得られた処理データと、対応する読取画像とを含むデータセットを処理センタ30に送信する。なお、所定の処理については後述する。
印鑑サーバ20は、顧客が登録した登録印の印影データ(以下、登録印画像という)を記憶するサーバである。図2に、登録印画像を登録したテーブルの一例を示す。なお、このテーブルは、印鑑サーバ20の備える、不図示のハードディスク装置等の記憶装置に記憶されている。このテーブルでは、各顧客の登録印画像を、該当顧客の口座番号に関連付けて登録している。印鑑サーバ20は、支店端末10から登録印画像の取得要求を受け付けると、要求された登録印画像を該当の支店端末10に送信する。
処理センタ30は、複数の支店端末10から送信されるデータセットを受信して、後述する記憶装置に記憶させる。処理センタ30は、受信したデータセットを処理センタ30の備える表示装置の表示画面に表示させて、オペレータに、データセットの確認作業を行わせる。確認作業の詳細については、後述する。処理センタ30は、オペレータによる確認作業が終了したデータセットを、データセットを処理センタ30に送信した支店端末10や、不図示の他の装置に送信する。
次に、図3を参照しながら支店端末10のハードウェア構成の一例について説明する。支店端末10は、読取装置11と、入力装置12と、入力インターフェース13とを備える。
読取装置11は、伝票等の書類の画像を読み取る。読取装置11は、読み取った読取画像を、入力インターフェース13を介して制御装置18に出力する。制御装置18は、読取装置11の出力する読取画像を入力してハードディスク装置(以下、HDDと表記する)17に記憶させる。
入力装置12は、マウス、キーボード等の入力デバイスである。入力装置12がオペレータによって操作されると、入力装置12は、受け付けた操作内容を示す操作情報を、入力インターフェース13を介して制御装置18に出力する。入力インターフェース13は、読取装置11と入力装置12とに接続する。また、入力インターフェース13は、バス19に接続する。入力インターフェース13は、読取装置11から読取画像を入力し、入力した読取画像を、バス19を介して制御装置18に出力する。また、入力インターフェース13は、入力装置12から操作情報を入力し、入力した操作情報を、バス19を介して制御装置18に出力する。
支店端末10は、グラフィックインターフェース14と、表示装置15とを備える。グラフィックインターフェース14は、バス19と表示装置15とに接続する。グラフィックインターフェース14は、制御装置18で処理されたグラフィックデータを表示装置15に表示させるためのインターフェースである。グラフィックインターフェース14は、制御装置18から送られたグラフィックデータを波形電気信号に変換して表示装置15に出力する。表示装置15は、例えば、読取画像を制御装置18の制御により、表示画面に表示させる。
支店端末10は、ネットワークインターフェース16を備える。ネットワークインターフェース16は、バス19と、LAN(Local Area Network)等のネットワーク40とに接続する。ネットワークインターフェース16は、制御装置18から送られたデータを入力し、入力したデータを、ネットワーク40を介して処理センタ30に送る。
支店端末10は、HDD17を備える。HDD17は、バス19に接続する。HDD17は、制御装置18が制御に使用するプログラムや、後述する認識率出力テーブルを記憶する。
支店端末10は、制御装置18を備える。制御装置18は、バス19に接続する。制御装置18は、支店端末10を制御する装置である。制御装置18は、読取装置11により読み取られた読取画像を入力し、入力した読取画像に、読取画像を識別する識別番号を付与してHDD17に記憶させる。
また、制御装置18は、読取装置11が読み取った読取画像にOCR(Optical Character Reader)等の文字認識処理を行う。制御装置18は、読取装置11から読取画像を入力するごとに、又は所定時間ごとに、HDD17から読取画像を取り出し、取り出した読取画像に文字認識処理を行う。制御装置18は、文字認識処理により、読取画像の表示する文字を特定する。なお、以下では、特定した文字を認識文字という。例えば、読取画像が伝票の画像である場合、伝票に記入された口座番号、金額、カナ氏名、漢字氏名等の文字を認識する。また、制御装置18は、特定した認識文字が、読取画像に表された文字と同一であると判定できる確からしさの度合いを表す認識率を算出する。認識率は、認識文字と、読取画像との比較によって得られるものであり、例えば、認識文字の文字特徴ベクトルから求められる距離情報などを用いて算出することができる。
また、制御装置18は、読取画像を、所定のまとまりごとの部分画像に分割する。読取画像が伝票の画像である場合、読取画像を、口座番号を表す部分、金額を表す部分、カナ氏名を表す部分、漢字氏名を表す部分、印影を表す部分の各部分画像に分割する。例えば、各支店で共通の伝票を使用する場合、口座番号、金額、カナ氏名、漢字氏名等の記入欄の位置は、すべて同じ位置にあるので、制御装置18は、事前に設定された範囲で読取画像を分割し、それぞれの項目の部分画像を得る。
また、表示装置15に読取画像を表示させて、オペレータが口座番号、金額、カナ氏名、漢字氏名、印影の各画像の範囲を入力装置12により指定するものであってもよい。制御装置18は、部分画像と、認識文字と、認識率とを対応付けてテーブル(以下、認識率出力テーブルと呼ぶ)に登録する。
図4に、認識率出力テーブルの一例を示す。認識率出力テーブルには、制御装置18が読取画像に付与する識別番号の登録欄と、口座番号情報、金額情報、カナ氏名情報、漢字氏名情報、印鑑情報の各登録欄とが設けられている。なお、以下では、口座番号情報と、金額情報と、カナ氏名情報と、漢字氏名情報と、印鑑情報とを総称して呼ぶ場合には項目という。口座番号情報の登録欄には、読取画像から切り出した口座番号の部分画像と、文字認識処理により特定した認識文字と、この認識文字の認識率とが登録される。金額情報には、読取画像から切り出した金額の部分画像と、文字認識処理により特定した認識文字と、この認識文字の認識率とが含まれる。同様に、カナ氏名には、読取画像から切り出したカナ氏名の部分画像と、文字認識処理により特定した認識文字と、この認識文字の認識率とが含まれる。漢字氏名には、読取画像から切り出した漢字氏名の部分画像と、文字認識処理により特定した認識文字と、この認識文字の認識率とが含まれる。
認識率出力テーブルの印鑑情報には、読取画像から切り出した印影の部分画像(以下、読取印画像という)と、登録印画像と、重ね合わせ画像と、照合率との登録欄が設けられている。読取印画像は、書類に押された印影の画像を読取装置11で読み取ったものである。登録印画像は、支店端末10が印鑑サーバ20から取得した登録印の画像である。制御装置18は、印鑑サーバ20に、文字認識処理によって認識した口座番号で登録された登録印画像を、支店端末10に送信するように要求する。印鑑サーバ20から登録印画像を取得すると、制御装置18は、取得した登録印画像を、認識率出力テーブルの印鑑情報の登録欄に登録する。また、制御装置18は、読取印画像と登録印画像とを重ね合わせて、重ね合わせ画像を生成する。制御装置18は、生成した重ね合わせ画像を、認識率出力テーブルの印鑑情報の登録欄に登録する。また、制御装置18は、登録印画像を印鑑サーバ20から取得すると、取得した登録印画像と、読取装置11で読み取った読取印画像とを照合して、照合率を算出する。照合率は、読取印画像と登録印画像との比較によって得られるものである。例えば、読取印画像と登録印画像とを、印影の外側部分、印影の輪郭線および文字部分、印影の内側部分等に分割し、画素単位でマッチングをとる比較マッチング法を用いることができる。制御装置18は、照合率を算出すると、算出した照合率を、認識率出力テーブルの印鑑情報の登録欄に登録する。
次に、処理センタ30について説明する。まず、図5を参照しながら処理センタ30のハードウェア構成の一例について説明する。処理センタ30は、入力装置51と、入力インターフェース52とを備える。入力装置51は、マウス、キーボード等の入力デバイスである。入力装置51がオペレータによって操作されると、入力装置51は、操作内容を示す操作情報を、入力インターフェース52を介して制御装置60に出力する。入力インターフェース52は、入力装置51とバス57とに接続する。入力インターフェース52は、入力装置51から操作情報を入力すると、入力した操作情報を、バス57を介して制御装置60に出力する。
処理センタ30は、グラフィックインターフェース53と、表示装置54とを備える。グラフィックインターフェース53は、表示装置54とバス57とに接続する。グラフィックインターフェース53は、制御装置60で処理されたグラフィックデータを表示装置54に表示させるためのインターフェースであり、グラフィックデータを波形電気信号に変換して表示装置54に出力する。表示装置54は、例えば、支店端末10から送られた読取画像を制御装置60の制御に従って表示画面に表示させる。
処理センタ30は、ネットワークインターフェース55を備える。ネットワークインターフェース55は、バス57に接続すると共に、LAN(Local Area Network)等のネットワーク40に接続する。ネットワークインターフェース55は、ネットワーク40を介して支店端末10から送信されたデータセットを受信し、受信したデータセットを制御装置60に送る。
処理センタ30は、記憶装置としてHDD56を備える。HDD56は、バス57に接続している。HDD56は、制御装置60が制御に使用するプログラムや、例えば、処理センタ30の電源をオフする場合に保存しておく必要のあるデータを記憶する。データには、例えば、後述するエントリ件数テーブル、誤入力結果テーブル、誤入力率テーブル等に登録されたデータが該当する。
処理センタ30は、制御装置60を備える。制御装置60は、処理センタ30を制御する装置である。制御装置60は、CPU61、ROM(Read Only Memory)62、RAM63を備える。ROM62には、CPU61が制御に使用する制御プログラムが記憶されている。CPU61は、処理センタ30の電源がオンされて起動すると、制御プログラムをROM62又はHDD56から読み出してRAM63に記憶させる。その後、CPU61は、RAM63に記憶させた制御プログラムに従って処理(演算)を行う。RAM63は、CPU61のワークメモリとして使用され、CPU61が演算に使用するデータや、CPU61による演算後のデータ等が記憶される。CPU61、RAM63などのハードウェアと、制御プログラムとの協働によって実現される機能ブロックについては、図6を参照しながら後述する。
次に、図6を参照しながら機能ブロック70について説明する。機能ブロック70とは、制御装置60のCPU61、RAM63などのハードウェアと、制御プログラムとの協働によって実現される各処理を、一連の処理で実現される機能ごとにまとめたブロックである。処理センタ30は、機能ブロック70として、入出力部71と、表示位置決定部72と、表示制御部73とを備える。
入出力部71は、HDD56から取り出された認識率出力テーブルを入力し、入力した認識率出力テーブルをRAM63に記憶させる。また、入出力部71は、表示制御部73で生成した、表示装置54に表示させる画像データをグラフィックインターフェース53に出力する。また、入力部71は、入力装置51の出力する操作情報を入力し、RAM63に記憶させる。
表示位置決定部72は、複数の処理対象データと、複数の処理対象データのそれぞれに対して予め記憶されている参照用データとを組にした複数の組データを表示させる表示画面における複数の組データそれぞれの表示位置を決定する。なお、口座番号、金額、カナ氏名、漢字氏名の場合、文字認識した認識文字が処理対象データに該当する。また、参照用データは、それぞれ口座番号、金額、カナ氏名、漢字氏名の部分画像が該当する。また、印鑑情報の場合、読取印画像が処理対象データに該当し、登録印画像が参照用データに該当する。
また、組データは、例えば、口座番号の場合、口座番号の部分画像と、この部分画像を文字認識した認識文字との組が組データに該当する。すなわち、同一の認識率出力テーブルの、同一の項目に登録された口座番号の部分画像と、認識文字とが組データに該当する。金額、カナ氏名、漢字氏名の場合も同様に、同一の認識率出力テーブルの、同一の項目に登録された部分画像と、認識文字とが組データに該当する。また、印鑑の場合、同一の認識率出力テーブルの、同一の項目に登録された読取印画像と登録印画像との組を組データと呼ぶ。
表示位置決定部72の処理について具体的に説明する前に、処理センタ30で行われる処理の概略を説明する。
処理センタ30では、各支店端末10から送信される複数の認識率出力テーブルを受信して、受信した複数の認識率出力テーブルの同じ項目に登録された情報を取り出して、表示装置54の表示画面に表示させる。図7には、複数の伝票から、同じ項目の部分画像と認識文字、又は読取印画像と登録印画像を取り出し、表示画面に複数並べて表示させた状態を示す。例えば、認識率出力テーブルから取り出す項目が口座番号であれば、図8に示すように口座番号の部分画像と認識文字とを並べて表示画面に表示させる。そして、オペレータに、認識文字が、口座番号の部分画像に表示された文字に一致しているか否かを確認させる。オペレータは、認識文字が、口座番号の部分画像に表示された文字に一致していると判断する場合には、一致を示す操作入力を入力装置51から入力する。また、認識文字が、口座番号の部分画像に表示された文字に一致していないと判断する場合には、オペレータは、認識文字を正しい文字に訂正する入力を入力装置51から入力する。また、印鑑情報であれば、図9に示すように、読取印画像と登録印画像とを重ねて表示画面に表示し、オペレータに、読取印画像と登録印画像とが一致しているか否かを確認させる。オペレータは、読取印画像が登録印画像に一致していると判断する場合には、一致を表す操作入力を入力装置51から入力する。また、読取印画像が登録印画像に一致していないと判断する場合には、オペレータは、不一致を示す操作入力を入力装置51から入力する。なお、以下では、認識文字が、部分画像に一致しているか否かをオペレータが確認し、一致している場合に一致を表す操作入力を入力し、不一致の場合に訂正する文字を入力するまでの作業をエントリ処理と呼ぶ。同様に、読取印画像が、登録印画像に一致しているか否かをオペレータが確認し、一致している場合に一致を表す操作入力を、不一致の場合に不一致を表す操作入力を入力するまでの作業もエントリ処理と呼ぶ。また、図8、9に示す表示画面に表示された番号(例えば、No,1、No.2、・・・)は、表示位置を識別する番号であるものとする。
複数の組データを表示画面に並べて表示させる場合、例えば図8に示すように、口座番号等の数字が画面上に隙間なく並ぶため、オペレータがエントリ処理を誤る可能性が高くなる。オペレータのエントリ処理に、誤りが生じやすい表示画面の領域は、上下左右を他の組データに囲まれた領域である。上下左右を他の組データに囲まれた領域は、オペレータの視野に他の組データが入るため、数字や画像を見誤る可能性が高い。特に、入力のために表示画面から一旦視線を外し、再度、表示画面に視線を戻す場合に、見誤りが生じやすい。以下では、オペレータのエントリ処理に誤りが生じやすい領域を、第1の表示領域という。第1の表示領域とは、上下左右を他の組データに囲まれた表示領域をいう。また、第1の表示領域以外の領域を第2の表示領域という。第2の表示領域は、上下左右の少なくとも1方向に組データが表示されていない表示領域である。図10、図11に、網かけ表示された領域が第1の表示領域に該当する。また、網かけ表示されていない領域が第2の表示領域に該当する。図10及び図11を参照すると明らかなように、第2の表示領域は、第1の表示領域よりも表示画面の外側に位置する。
なお、本実施形態においては、上下左右の4方向を他の組データに囲まれた領域を第1の表示領域として説明するが、上下左右のうちの少なくとも3つの方向を他の組データに囲まれた領域を第1の表示領域とすることもできる。また、この場合、第2の表示領域は、上下左右の少なくとも2方向に組データが表示されていない表示領域である。
表示位置決定部72は、認識率出力テーブルに登録された文字の認識率や、印影の照合率を、処理対象データが参照用データに一致すると判定される確からしさの度合いとして使用し、組データを表示させる表示位置を決定する。
表示位置決定部72は、認識率出力テーブルに登録された認識率又は照合率を参照して、認識率又は照合率の高い組データを第1の表示領域に配置するように、組データの配置位置を設定する。また、表示位置決定部72は、認識率又は照合率の低い組データを第2の表示領域に配置するように、組データの配置位置を決定する。すなわち、第1の表示領域は、オペレータのエントリ処理に誤りが生じる可能性が高い領域である。このため、認識文字に誤りが含まれる可能性が高い文字を第1の表示領域に表示させた場合、認識文字の誤りを見過ごしてしまう可能性が高まってしまう。そこで、表示位置決定部72は、第1の表示領域には、認識率又は照合率の高い組データを、第2の表示領域には、認識率又は照合率の低い組データを配置するようにする。確からしさの度合いが低い組データは、確からしさの度合いが高い組データよりも、より注意してオペレータにより確認されるべきである。第2の表示領域は、第1の表示領域よりも表示画面の外側に位置しているので、確からしさの度合いが低い組データは、確からしさの度合いが高い組データよりも、表示画面の外側の表示位置に配置される。
例えば、表示画面に一度に表示する組データの数が25個であり、図8に示すように、表示画面の25個の表示位置に、口座番号の組データをそれぞれ表示させるとする。表示位置決定部72は、対象とする25個の認識率出力テーブルを選択して、選択した認識率出力テーブルの口座番号情報に登録された認識率を参照する。表示位置決定部72は、25個の認識率出力テーブルの口座番号情報に登録された認識率を参照して、認識率が高い上位9組の組データを、第1の表示領域に配置するように設定する。図10に示す例では、No.7、8、9、12、13、14、17、18、19の表示位置に、認識率が高い組データを表示させるように設定する。また、他の領域である第2の表示領域には、認識率が高い上位9組以外の組データ、すなわち、認識率の低い組データを表示させるように設定する。このように設定することで、オペレータがエントリ処理において誤りを生じる可能性が他の表示領域に比べて高い第1の表示領域には、認識率が高い組データを表示させることができる。また、オペレータがエントリ処理において誤りを生じる可能性が他の表示領域に比べて低い第2の表示領域には、認識率が低い組データを表示させることができる。このため、オペレータのエントリ処理における誤り、すなわち、不一致である組データを見過ごして、不一致である旨の入力もしくは訂正の入力をしそびれてしまうという誤りを低減することができる。
なお、読取印画像と登録印画像との照合の際にも、図11に示す第1の表示領域には、照合率の高い組データを表示させ、その他の表示領域である第2の表示領域には、照合率の低い組データを表示させる。
表示制御部73は、表示位置決定部72により設定された表示位置に、設定された組データを表示させた表示画像を生成して、入出力部71に出力する。
次に、図12、図13に示すフローチャートを参照しながら支店端末10の制御装置18の処理手順を説明する。まず、図12に示すフローチャートを参照しながら支店端末10において、伝票の画像を読み取り、HDD17に記憶させる手順を説明する。支店端末10の制御装置18は、画像の読み取りを開始する指示入力を入力装置12で受け付けたか否かを判定する(S1)。指示入力を受け付けた場合(S1/YES)、制御装置18は、読取装置11に画像の読み取り開始を指示する(S2)。制御装置18は、読取装置11から出力される、伝票の読取画像を入力し、入力した読取画像に識別番号を付与してHDD17に記憶させる(S3)。画像の読み取りが終了し(S4/YES)、読取装置11から読取画像の出力が終了すると、制御装置18は、この処理を終了させる。また、画像の読み取りが終了していない場合(S4/NO)、制御装置18は、読取装置11の出力する読取画像を入力し、入力した読取画像に識別番号を付与してHDD17に記憶させる(S3)。
次に、図13に示すフローチャートを参照しながら支店端末10において、認識率出力テーブルを作成する手順を説明する。制御装置18は、文字認識処理開始の操作入力を入力装置12で受け付けると(S11)、読取画像をHDD17から取り出し、取り出した読取画像に文字認識処理を行う(S12)。例えば、伝票には口座番号、金額、カナ氏名、漢字氏名、押印等の欄が設けられているが、各支店で共通の伝票を使用すれば、各項目の記載位置は同じ位置になる。制御装置18は、口座番号、金額、カナ氏名、漢字氏名の項目ごとに、事前に設定された範囲の画像を文字認識し、特定した認識文字を認識率出力テーブルの該当欄に登録する(S12)。また、制御装置18は、口座番号、金額、カナ氏名、漢字氏名の項目ごとに、特定した認識文字の認識率を算出し、算出した認識率を認識率出力テーブルの該当欄に登録する(S13)。また、制御装置18は、口座番号、金額、カナ氏名、漢字氏名、印鑑の項目ごとに、読取画像から事前に設定された範囲の画像を切り出し、切り出した画像を認識率出力テーブルの該当欄に登録する(S14)。
また、制御装置18は、印鑑サーバ20にアクセスし、文字認識処理で認識した口座番号で登録された登録印画像の取得要求を印鑑サーバ20に出力する(S15)。制御装置18は、印鑑サーバ20から登録印画像を取得すると、取得した登録印画像を認識率出力テーブルの該当欄に登録する(S16)。また、制御装置18は、取得した登録印画像と、読取画像から切り出した読取印画像とを比較して照合率を算出する(S17)。制御装置18は、算出した照合率を認識率出力テーブルの該当欄に登録する(S18)。ここまでの処理が終了すると、制御装置18は、処理が終了していない他の読取画像があるか否かを判定する(S19)。処理の終了していない他の読取画像があると判定すると(S19/YES)、制御装置18は、S12からの処理を繰り返す。また、処理の終了していない他の読取画像がないと判定すると(S19/NO)、制御装置18は、この処理を終了させる。
各支店端末10は、以上の手順を経て生成した認識率出力テーブルを、処理センタ30に送信する。支店端末10が、処理センタ30に認識率出力テーブルを送信するタイミングは、例えば、事前に設定した所定数の認識率出力テーブルを生成したときであってもよいし、1日に1回等の決められた時間間隔をおいて行うものであってもよい。
次に、図14に示すフローチャートを参照しながら、処理センタ30が表示装置54の表示画面に、組データを表示させる処理手順を説明する。制御装置60は、入力装置51でエントリ処理の開始要求を受け付けたか否かを判定する(S1)。エントリ処理の開始要求を受け付けた場合(S21/YES)、制御装置60は、HDD56から認識率出力テーブルを取り出し、RAM63に記憶させる(S22)。制御装置60は、次に、表示装置54の表示画面に表示させる項目の選択入力を受け付ける(S23)。項目には、認識率出力テーブルに登録された口座番号情報、金額情報、カナ氏名情報、漢字氏名情報、印鑑情報等が含まれる。制御装置60は、表示装置54の表示画面に表示させる項目の選択入力を受け付けるまで(S24/NO)、処理を待機する。制御装置60は、表示装置54の表示画面に表示させる項目の選択入力を受け付けると(S24/YES)、処理対象の認識率出力テーブルを選択する(S25)。処理対象に選択された認識率出力テーブルに登録された組データが表示装置54の表示画面に表示される。制御装置60は、事前に設定された、表示画面に一度に表示させる組データのデータ数に基づいて、処理対象の認識率出力テーブルを選択する(S25)。
次に、制御装置60は、S25で選択した認識率出力テーブルの、S24で選択された項目に登録された認識率又は照合率を取得する(S26)。制御装置60は、取得した認識率又は照合率の中から、認識率又は照合率が上位のものを、事前に設定された所定数だけ取り出す(S27)。また、制御装置60は、S27で取り出した認識率又は照合率を登録する認識率出力テーブルを選択する(S27)。制御装置60は、選択した認識率出力テーブルの、S24で選択された項目に登録された組データを第1の表示領域に表示するように組データの表示位置を設定する(S28)。また、制御装置60は、S27で選択されなかった認識率出力テーブルの、S24で選択された項目に登録された組データを第2表示領域に表示するように組データの表示位置を設定する(S29)。組データを表示させる表示位置の設定が終了すると、制御装置60は、表示位置に、設定した組データを表示させた画像を生成して、表示画面に表示させる(S30)。
表示画面に表示させた組データに対するオペレータのエントリ処理が終了すると(S31/YES)、制御装置60は、オペレータが入力した文字や数字を対応する認識率出力テーブルの登録欄に登録する。オペレータのエントリ処理が終了していない場合(S31/NO)、オペレータのエントリ処理が終了するまで待機する。次に、制御装置60は、処理対象に選択していない他の認識率出力テーブルがあるか否かを判定する(S32)。処理対象に選択していない認識率出力テーブルがある場合(S32/YES)、制御装置60は、S26からの処理を繰り返す。また、処理対象に選択していない認識率出力テーブルがない場合(S32/NO)、制御装置60は、この処理を終了する。
以上、詳細に説明したように、本第1の実施形態は、誤りが生じる可能性が高い表示位置には、認識率が高い組データを表示させ、誤りが生じる可能性が低い表示位置には、認識率が低い組データを表示させる。従って、エントリ処理におけるオペレータの誤り、すなわち、不一致である組データを見過ごして、不一致である旨の入力もしくは訂正の入力をしそびれてしまうという誤りの発生を低減することができる。
《変形例》
なお、第1の実施形態の変形例として、オペレータが、表示画面に複数表示された組データの中からエントリ処理を行う順序に基づいて、複数の組データを表示させる表示画面の表示位置を決定してもよい。例えば、図15(A)に示すように、表示画面に表示した複数の組データに対して、同一列の組データのエントリ処理を上から下に行ってから、次の列のエントリ処理を上から下に行う場合がある。このような手順でエントリ処理を行うオペレータは、表示位置が下になるほどエントリ処理の精度が低下すると考えられる。このため、例えば、図15(A)に網かけ表示した、表示画面の下側の表示領域を第1の表示領域に設定し、この第1の表示領域に、認識率又は照合率が高い組データを表示させるように設定する。
また、図15(B)に示すように、同一行の組データを左から右へエントリ処理を行ってから、次の行のエントリ処理を左から右に行う場合がある。このような手順でエントリ処理を行うオペレータは、表示画面の右下の表示位置において、エントリ処理の精度が低下すると考えられる。このため、例えば、図15(B)に網かけ表示した、表示画面の右下側の表示領域を第1の表示領域に設定し、この第1の表示領域に、認識率又は照合率が高い組データを表示させるように設定する。
なお、オペレータが、エントリ処理を行う順序については、エントリ処理の開始前に、オペレータが入力装置51により入力するようにする。制御装置60は、入力装置51から入力したエントリ処理を行う順序情報に基づいて、図15(A)に網かけ表示した表示領域、又は図15(B)に網かけ表示した表示領域を第1の表示領域に設定する。
《第2実施形態》
添付図面を参照しながら第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態のハードウェア構成は、図1に示すシステム構成、図3に示す支店端末10の構成、図5に示す処理センタ30の構成と同一であるため、説明を省略する。
図16に、第2の実施形態の処理センタ30の機能ブロック70の一例を示す。第2の実施形態は、入出力部71、表示位置決定部72、表示制御部73に加え、カウント部74を備える。カウント部74は、各オペレータがエントリ処理を行った回数を、表示画面の表示位置ごとにカウントする。図17に、カウント部74がカウントしたエントリ処理の回数を登録するエントリ件数テーブルの一例を示す。エントリ件数テーブルには、オペレータを識別するオペレータIDの登録欄が設けられている。また、エントリ件数テーブルには、項目として口座番号情報と、金額情報と、カナ氏名情報と、漢字氏名情報と、印鑑情報との登録欄が設けられている。また、各項目には、表示画面の表示位置を示す表示位置情報と、当該表示位置でオペレータがエントリ処理を行った回数を登録するエントリ件数との登録欄が含まれる。
本実施形態は、エントリ処理において誤りが生じる可能性の高い表示領域と、低い表示領域とを、オペレータ毎に特定する。エントリ処理の誤りが生じやすい表示領域には、認識率又は照合率が高い組データを表示させる。また、エントリ処理の誤りが生じる可能性が低い表示領域には、認識率が低い組データを表示させる。
表示位置決定部72は、カウント部74がカウントした表示位置ごとのカウント数と、表示位置ごとの誤入力回数とから、誤入力率を表示位置ごとに求める。なお、誤入力回数とは、オペレータがエントリ処理を行った組データに誤りがあった数である。誤入力回数は、オペレータごと、表示画面の表示位置ごとに記録される。誤入力回数の算出は、例えば、エントリ処理を2人のオペレータで行うことで算出することができる。例えば、一人目のオペレータが行ったエントリ処理の結果を二人目のオペレータがチェックし、二人目のオペレータが、一人目のオペレータの誤入力の回数をテーブルに登録する。なお、テーブルにされた誤入力回数の情報を誤入力情報ログと呼ぶ。また、2人目のオペレータが誤入力情報ログを登録するテーブルの構成は、後述する図18に示す誤入力結果テーブルの構成と同様であるため、図示を省略する。
また、誤入力率も、オペレータごと、表示画面の表示位置ごとに算出されるもので、表示位置ごとの誤入力回数を、表示位置ごとのエントリ処理の回数で除算することで算出される。表示位置決定部72は、算出した各オペレータの誤入力率と、認識率出力テーブルの認識率又は照合率とに基づいて、組データを表示させる表示位置を決定する。すなわち、誤入力率の高い表示位置には、認識率又は照合率が高い組データを表示させ、誤入力率が低い表示位置には、認識率又は照合率が低い組データを表示させる。
図18に、各オペレータの誤入力回数を登録する誤入力結果テーブルの一例を示す。また、図19に、各オペレータの誤入力率を登録する誤入力率テーブルの一例を示す。誤入力結果テーブル、誤入力率テーブルともに、オペレータを識別するオペレータIDを登録する登録欄が設けられている。また、誤入力結果テーブル、誤入力率テーブルともに、口座番号情報、金額情報、カナ氏名情報、漢字氏名情報、印鑑情報の各項目の登録欄が設けられている。各項目には、表示画面の表示位置を示す表示位置情報と、表示位置ごとの誤入力回数又は誤入力率を登録する登録欄とが設けられている。
また、図20には、組データを表示させる表示位置を決定するために使用される表示位置決定テーブルの一例を示す。表示位置決定テーブルは、組データの認識率又は照合率と、表示位置の誤入力率とを対応付けるためのテーブルである。表示位置決定テーブルには、口座番号情報、金額情報、カナ氏名情報、漢字氏名情報、印鑑情報の項目ごとに、認識率又は照合率ランクと、誤入力率ランクとの登録欄が設けられている。照合率又は照合率ランクは、認識率又は照合率によってA,B,C,Dの4つのランクにランク分けされている。Aランクは、照合率又は照合率が高いと判定される範囲であり、例えば、95%以上で、100%までの照合率又は照合率が属する。Bランクは、Aランクの次に照合率又は照合率が高い範囲であり、例えば、85%以上で、95%未満の照合率又は照合率が属する。Cランクは、Bランクの次に照合率又は照合率が高い範囲であり、例えば、75%以上で、85%未満の照合率又は照合率が属する。Dランクは、照合率又は照合率が低いと判定される範囲であり、例えば、0%以上で、75%未満の照合率又は照合率が属する。また、誤入力率ランクも、誤入力率によって、A,B,C,Dの4つのランクにランク分けされている。Dランクは、誤入力率が高いと判定される範囲であり、例えば、8%以上で100%までの誤入力率が属する。Cランクは、Dランクの次に誤入力率が高い範囲であり、例えば、5%以上で、8%未満の誤入力率が属する。Bランクは、Cランクの次に誤入力率が高い範囲であり、例えば、2%以上で、5%未満の誤入力率が属する。Aランクは、誤入力率が低いと判定される範囲であり、例えば、0%以上、2%未満の誤入力率が属する。
表示位置決定テーブルを使用して組データの表示位置を決定する場合、まず、認識率出力テーブルに登録された認識率又は照合率が、認識率又は照合率ランクのどのランクに属するのかを判定する。次に、判定した認識率又は照合率ランクに対応する誤入力率ランクを表示位置決定テーブルを参照して検出する。例えば、認識率出力テーブルに登録された認識率又は照合率がAランクである場合、誤入力率ランクはDランクに対応する。また、認識率又は照合率ランクがBランクである場合、誤入力率ランクはCランクに対応する。また、認識率又は照合率ランクがCランクである場合、誤入力率ランクはBランクに対応する。また、認識率又は照合率ランクがDランクである場合、誤入力率ランクはAランクに対応する。誤入力率ランクを表示位置決定テーブルを参照して検出すると、検出した誤入力率ランクに基づいて誤入力率テーブルを参照し、組データの表示位置を決定する。具体的には、誤入力率ランクが示す誤入力率の範囲に含まれる誤入力率の表示位置を、誤入力率テーブルを参照して検出する。検出した表示位置が、既に他の組データの表示位置に設定されていない場合、検出した表示位置を組データの表示位置に設定する。
図21に示すフローチャートを参照しながら処理センタ30におけるエントリ処理の手順を説明する。制御装置60は、まず、エントリ処理の開始要求を入力装置51で受け付けたか否かを判定する(S51)。エントリ処理の開始要求を受け付けた場合(S51/YES)、制御装置60は、エントリ処理を行うオペレータのオペレータIDの入力を要求する(S52)。制御装置60は、入力装置51からオペレータIDを入力するまで処理を待機する(S53/NO)。入力装置51からオペレータIDを入力すると(S53/YES)、入力したオペレータIDの示すオペレータのエントリ件数テーブルをHDD56から取得し、RAM63に記憶させる(S54)。次に、制御装置60は、オペレータIDの示すオペレータの誤入力率と、認識率出力テーブルの認識率又は照合率とに従って、組データを表示させる表示画面の表示位置を設定する。なお、この処理の詳細については、図22に示すフローチャートを参照しながら説明する。組データを表示画面に表示させた制御装置60は、入力完了キーの操作入力を入力装置51で受け付けたか否かを判定する(S56)。制御装置60は、入力完了キーの操作入力を入力装置51で受け付けていない場合(S56/NO)、処理を待機する。入力完了キーの操作入力を受け付けた場合(S56/YES)、制御装置60は、オペレータにより訂正された認識文字を、訂正を受けた認識文字を登録する認識率出力テーブルの登録欄に登録する(S57)。次に、制御装置60は、エントリ件数テーブルのエントリ件数を更新する(S58)。制御装置60は、エントリ処理を行った項目の、エントリ処理を行った表示位置情報に対応するエントリ件数の値を1加算する。エントリ件数テーブルの更新が終了すると、制御装置60は、表示画面に表示させる組データが他にあるか否かを判定する(S59)。制御装置60は、表示画面に表示させる組データが他にあると判定すると(S59/YES)、S55からの処理を再度行う。また、表示画面に表示させる組データが他にないと判定すると(S59/NO)、この処理を終了させる。
次に、図22に示すフローチャートを参照しながら、図21に示すS55の詳細手順について説明する。まず、制御装置60は、S53で受け付けたオペレータIDの誤入力率テーブルをHDD56から取得し、RAM63に記憶させる(S61)。次に、制御装置60は、エントリ処理を行う認識率出力テーブルをHDD56から取得し、RAM63に記憶させる(S62)。また、制御装置60は、表示位置決定テーブルをHDD56から取得し、RAM63に記憶させる(S63)。以上の処理が終了すると、制御装置60は、エントリ処理を行う項目の入力を受け付ける(S64)。制御装置60は、項目の入力を入力装置51で受け付けていない場合(S64/NO)、処理を待機する。エントリ処理を行う項目を入力装置51から入力すると(S65/YES)、制御装置60は、受け付けた項目で認識率出力テーブルに登録された組データの認識率を取得する(S66)。また、制御装置60は、取得した認識率に対応する誤入力率ランクを表示位置決定テーブルを参照して取得する(S66)。誤入力率ランクの取得は、まず、認識率出力テーブルから取得した認識率又は照合率が、認識率又は照合率ランクのどのランクに属するのかを、表示位置決定テーブルを参照して判定する。次に、判定した認識率又は照合率ランクに対応する誤入力率ランクを表示位置決定テーブルを参照して検出する。
誤入力率ランクを検出すると、制御装置60は、検出した誤入力率ランクに基づいて誤入力率テーブルを参照し、組データの表示位置を決定する。具体的には、制御装置60は、誤入力率が、表示位置決定テーブルから取得した誤入力率ランクの示す誤入力率の範囲内にある表示位置を、誤入力率テーブルを参照して検出する(S67)。
次に、制御装置60は、検出した表示位置が、既に、他の組データの表示位置として設定されているか否かを判定する(S68)。他の組データの表示位置に設定されている場合(S68/YES)、制御装置60は、S67の処理を再度行って、表示位置を再度検出する(S67)。また、表示位置が、他の組データの表示位置に設定されていない場合(S68/NO)、制御装置60は、S66で認識率を取得した組データの表示位置を、S67で検出した表示位置に決定する。
次に、制御装置60は、全ての表示位置に組データを設定したか否かを判定する(S70)。全ての表示位置に組データを設定した場合(S70/YES)、制御装置60は、表示位置に、設定した組データを表示させた画像を生成して、表示画面に表示させる(S72)。また、全ての表示位置に組データを設定していない場合(S70/NO)、制御装置60は、表示位置を設定していない他の組データが存在するか否かを判定する(S71)。表示位置を設定していない他の組データが存在する場合(S71/YES)、制御装置60は、S66から再度処理を行う。また、表示位置を設定していない他の組データが存在しない場合(S71/NO)、制御装置60は、表示位置に、設定した組データを表示させた画像を生成して、表示画面に表示させる(S72)。
次に、図23に示すフローチャートを参照しながら、誤入力結果テーブルを更新する手順を説明する。まず、制御装置60は、各オペレータの誤入力情報ログを取得する(S81)。誤入力情報ログは、表示画面の表示位置ごと、エントリ処理の項目ごとに、各オペレータの誤入力回数をテーブルに登録したログ情報である。なお、テーブルの構成は、図18に示す誤入力結果テーブルと同一である。また、誤入力情報ログの作成は、1人目のオペレータのエントリ処理の結果を、2人目のオペレータがチェックして、表示位置ごとの誤りをテーブルに登録することで作成される。
制御装置60は、誤入力情報ログを取得すると、処理対象とするオペレータのオペレータIDを選択する(S82)。次に、制御装置60は、選択したオペレータIDの誤入力結果テーブルをHDD56から取得し、RAM63に登録する(S83)。次に、制御装置60は、処理する項目を選択し、選択したオペレータIDの選択した項目の誤入力回数を誤入力情報ログから取得する(S84)。次に、制御装置60は、誤入力結果テーブルの該当項目の登録欄に登録された誤入力回数に、取得した誤入力回数を加算して、加算した回数を誤入力結果テーブルに登録する(S85)。なお、誤入力回数の加算は、対応する表示位置ごとに行われる。次に、制御装置60は、未処理の項目があるか否かを判定する(S86)。未処理の項目があると判定すると(S86/YES)、制御装置60は、S84の処理に移行する。また、未処理の項目がないと判定すると(S86/NO)、制御装置60は処理対象に選択していない未処理のオペレータIDがあるか否かを判定する(S87)。未処理のオペレータIDがある場合、制御装置60は、S82の処理に移行する。また、未処理のオペレータIDがない場合、制御装置60は、この処理を終了させる。
次に、図24に示すフローチャートを参照しながら、誤入力率を算出する手順を説明する。まず、制御装置60は、処理対象のオペレータIDを選択する(S91)。次に、制御装置60は、処理する項目を選択する(S92)。次に、制御装置60は、選択したオペレータIDのエントリ件数テーブルから、選択した項目のエントリ件数を、表示位置ごとに取得する(S93)。次に、制御装置60は、選択したオペレータIDの誤入力結果テーブルから、選択した項目の誤入力回数を、表示位置ごとに取得する(S94)。次に、制御装置60は、誤入力回数を同じ表示位置のエントリ件数で除算して、誤入力率を表示位置ごとに求める(S95)。全ての表示位置で誤入力率を算出すると、制御装置60は、算出した表示位置ごとの誤入力率を、オペレータIDに対応する誤入力率テーブルの該当する項目の登録欄に登録する(S96)。次に、制御装置60は、選択したオペレータIDの示すオペレータの項目で未処理のものがあるか否かを判定する(S97)。未処理の項目があると判定すると(S97/YES)、制御装置60は、S92の処理に移行する。また、未処理の項目がないと判定すると(S97/NO)、制御装置60は、未処理のオペレータIDがあるか否かを判定する(S98)。未処理のオペレータIDがあると判定すると(S98/YES)、制御装置60は、S91の処理に移行する。また、未処理のオペレータIDがないと判定すると(S98/NO)、制御装置60は、この処理を終了させる。
以上、詳細に説明したように、本第2の実施形態は、オペレータ毎に、エントリ処理において誤りを生じる可能性が高い表示領域と、低い表示領域とを特定する。そして、誤りが生じる可能性が高い表示領域には、認識率が高い組データを表示させ、誤りが生じる可能性が低い表示領域には、認識率が低い組データを表示させる。従って、従って、エントリ処理におけるオペレータの誤りの発生を低減することができる。
上述した実施形態は、本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
例えば、上述した実施形態では、文字認識処理、認識文字の認識率を算出する処理、登録印画像を印鑑サーバ20から取得する処理、読取印画像と登録印画像とを比較して照合率を算出する処理等を支店端末10で行っていた。これらの処理を、処理センタ30で行うようにしてもよい。すなわち、各支店端末10は、伝票の画像を読取装置11で読み取り、読み取った画像を処理センタ30に送信する。支店端末10から画像を受信した処理センタ30は、受信した画像から、図13に示すフローに従って、認識率出力テーブルを作成する。
また、図10、11に示す表示画面の一例では、No.1〜No.25までの25個の表示位置に組データを表示した例を示したが、表示位置の数は、25個に限定されるものではない。
また、エントリ処理を行う順序として、図15(A)には、同一列の組データのエントリ処理を上から下に行う場合を示し、図15(B)には、同一行の組データのエントリ処理を左から右に行う場合を示した。エントリ処理の順序は、これらに限定されるものではなく、例えば、同一行の組データのエントリ処理を右から左に行う場合には、表示領域の左下の表示位置が、第1の表示領域に設定される。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1) コンピュータを、
複数の処理対象データと、該複数の処理対象データのそれぞれに対して予め記憶されている参照用データとを組にした複数の組データを表示させる表示画面における前記複数の組データそれぞれの表示位置を、処理対象データと当該処理対象データに対する参照用データとの比較によって得られる、前記処理対象データが前記参照用データに一致すると判定される確からしさの度合いに基づいて決定する表示位置決定手段と、
前記表示位置決定手段で決定した各表示位置に、前記複数の組データをそれぞれ並べて表示させる表示制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。
(付記2) 前記表示位置決定手段は、前記確からしさの度合いが低い処理対象データを、前記確からしさの度合いが高い処理対象データよりも、前記表示画面の外側の表示位置に配置することを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記3) 前記表示位置決定手段は、更に、前記表示画面に表示された処理対象データの誤りを、前記処理対象データと組にされた前記参照データを参照して訂正するオペレータごとに算出される、前記表示位置ごとの訂正の誤り率、又は、各オペレータが、前記表示画面に複数表示された組データの中から訂正の処理を行う順序に基づいて、前記記複数の組データを表示させる前記表示画面の表示位置を決定することを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記4) 前記確からしさを表す度合いは、前記複数の処理対象データが印影データである場合は、各印影データが、登録された照合用の印影データに一致する割合を示す照合率、又、前記複数の処理対象データが、画像データに文字認識処理を行って得られた認識文字である場合には、前記認識文字が、画像データに表示された文字に一致する確からしさを示す認識率であることを特徴とする付記1から3のいずれか一項に記載のプログラム。
(付記5) 複数の処理対象データと、該複数の処理対象データのそれぞれに対して予め記憶されている参照用データとを組にした複数の組データを表示させる表示画面における前記複数の組データそれぞれの表示位置を、処理対象データと当該処理対象データに対する参照用データとの比較によって得られる、前記処理対象データが前記参照用データに一致すると判定される確からしさの度合いに基づいて決定する決定ステップと、
前記決定ステップで決定した各表示位置に、前記複数の組データをそれぞれ並べて表示させる表示ステップと、
を有することを特徴とする表示制御方法。
(付記6) 前記決定ステップは、前記確からしさの度合いが低い処理対象データを、前記確からしさの度合いが高い処理対象データよりも、前記表示画面の外側の表示位置に配置することを特徴とする付記5記載の表示制御方法。
(付記7) 前記決定ステップは、更に、前記表示画面に表示された処理対象データの誤りを、前記処理対象データと組にされた前記参照データを参照して訂正するオペレータごとに算出される、前記表示位置ごとの訂正の誤り率、又は、各オペレータが、前記表示画面に複数表示された組データの中から訂正の処理を行う順序に基づいて、前記記複数の組データを表示させる前記表示画面の表示位置を決定することを特徴とする付記5記載の表示制御方法。
(付記8) 前記確からしさを表す度合いは、前記複数の処理対象データが印影データである場合は、各印影データが、登録された照合用の印影データに一致する割合を示す照合率、又、前記複数の処理対象データが、画像データに文字認識処理を行って得られた認識文字である場合には、前記認識文字が、画像データに表示された文字に一致する確からしさを示す認識率であることを特徴とする付記5から7のいずれか一項に記載の表示制御方法。
(付記9) 複数の処理対象データと、該複数の処理対象データのそれぞれに対して予め記憶されている参照用データとを組にした複数の組データを表示させる表示画面における前記複数の組データそれぞれの表示位置を、処理対象データと当該処理対象データに対する参照用データとの比較によって得られる、前記処理対象データが前記参照用データに一致すると判定される確からしさの度合いに基づいて決定する表示位置決定手段と、
前記表示位置決定手段で決定した各表示位置に、前記複数の組データをそれぞれ並べて表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする表示制御装置。
(付記10) 前記表示位置決定手段は、前記確からしさの度合いが低い処理対象データを、前記確からしさの度合いが高い処理対象データよりも、前記表示画面の外側の表示位置に配置することを特徴とする付記9記載の表示制御装置。
(付記11) 前記表示位置決定手段は、更に、前記表示画面に表示された処理対象データの誤りを、前記処理対象データと組にされた前記参照データを参照して訂正するオペレータごとに算出される、前記表示位置ごとの訂正の誤り率、又は、各オペレータが、前記表示画面に複数表示された組データの中から訂正の処理を行う順序に基づいて、前記記複数の組データを表示させる前記表示画面の表示位置を決定することを特徴とする付記9記載の表示制御装置。
(付記12) 前記確からしさを表す度合いは、前記複数の処理対象データが印影データである場合は、各印影データが、登録された照合用の印影データに一致する割合を示す照合率、又、前記複数の処理対象データが、画像データに文字認識処理を行って得られた認識文字である場合には、前記認識文字が、画像データに表示された文字に一致する確からしさを示す認識率であることを特徴とする付記9から11のいずれか一項に記載の表示制御装置。
10 支店端末
18、60 制御装置
20 印鑑サーバ
30 処理センタ
71 入出力部
72 表示位置決定部
73 表示制御部
74 カウント部

Claims (6)

  1. コンピュータを、
    複数の処理対象データと、該複数の処理対象データのそれぞれに対して予め記憶されている参照用データとを組にした複数の組データを表示させる表示画面における前記複数の組データそれぞれの表示位置を、処理対象データと当該処理対象データに対する参照用データとの比較によって得られる、前記処理対象データが前記参照用データに一致すると判定される確からしさの度合いに基づいて決定する表示位置決定手段と、
    前記表示位置決定手段で決定した各表示位置に、前記複数の組データをそれぞれ並べて表示させる表示制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記表示位置決定手段は、前記確からしさの度合いが低い処理対象データを、前記確からしさの度合いが高い処理対象データよりも、前記表示画面の外側の表示位置に配置することを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  3. 前記表示位置決定手段は、更に、前記表示画面に表示された処理対象データの誤りを、前記処理対象データと組にされた前記参照データを参照して訂正するオペレータごとに算出される、前記表示位置ごとの訂正の誤り率、又は、各オペレータが、前記表示画面に複数表示された組データの中から訂正の処理を行う順序に基づいて、前記記複数の組データを表示させる前記表示画面の表示位置を決定することを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  4. 前記確からしさを表す度合いは、前記複数の処理対象データが印影データである場合は、各印影データが、登録された照合用の印影データに一致する割合を示す照合率、又、前記複数の処理対象データが、画像データに文字認識処理を行って得られた認識文字である場合には、前記認識文字が、画像データに表示された文字に一致する確からしさを示す認識率であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のプログラム。
  5. 複数の処理対象データと、該複数の処理対象データのそれぞれに対して予め記憶されている参照用データとを組にした複数の組データを表示させる表示画面における前記複数の組データそれぞれの表示位置を、処理対象データと当該処理対象データに対する参照用データとの比較によって得られる、前記処理対象データが前記参照用データに一致すると判定される確からしさの度合いに基づいて決定する決定ステップと、
    決定した各表示位置に、前記複数の組データをそれぞれ並べて表示させる表示ステップと、
    を有することを特徴とする表示制御方法。
  6. 複数の処理対象データと、該複数の処理対象データのそれぞれに対して予め記憶されている参照用データとを組にした複数の組データを表示させる表示画面における前記複数の組データそれぞれの表示位置を、処理対象データと当該処理対象データに対する参照用データとの比較によって得られる、前記処理対象データが前記参照用データに一致すると判定される確からしさの度合いに基づいて決定する表示位置決定手段と、
    前記表示位置決定手段で決定した各表示位置に、前記複数の組データをそれぞれ並べて表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする表示制御装置。
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