JP2014128431A - ゲームシステム、プレイ制御方法及びそれらに用いるコンピュータプログラム - Google Patents

ゲームシステム、プレイ制御方法及びそれらに用いるコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】同一ゲームがプレイ可能な複数のゲーム機の利用状況を適切に調和させることが可能なゲームシステムを提供する。
【解決手段】稼動時間帯と休止時間帯とが存在するゲーム機3と、ゲーム機3のゲームと同一ゲームがプレイ可能なユーザ端末装置4と、ゲーム機3及びユーザ端末装置4が接続可能なサーバ装置とを備えたゲームシステムにおいて、ゲーム機3にてゲームをプレイするユーザに対応付けてチケット情報を生成し、記録する手段と、ゲーム機3の時間帯に基づいてユーザ端末装置4におけるプレイの許可時間帯か禁止時間帯かを判別する手段と、ユーザに対応するチケット情報が存在し、かつ許可時間帯であることを必須条件としてユーザ端末装置4によるゲームのプレイが許可され、必須条件が満たされない場合にはユーザ端末装置4によるゲームのプレイが禁止されるようにプレイを管理する手段とを設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のゲーム機のそれぞれで同一のゲームをプレイ可能としたゲームシステムに関する。
業務用のゲーム機とパーソナルコンピュータといったプラットフォームが異なる複数のゲーム機のそれぞれでゲームデータ等を共用させることにより同一ゲームをプレイできるようにしたゲームシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3578344号公報
複数種類のゲーム機にて同一ゲームをプレイできる環境を構築することはユーザの利便性の面では好ましい。しかし、ゲーム機の種類の組み合わせによっては不都合が生じることがある。例えば、業務用のゲーム機には、ゲーム店舗等に出向かないとプレイできず、かつ店舗等の営業時間外ではプレイが不可能であるといった制約が存在する。一方、家庭用の据え置き型のゲーム機、パーソナルコンピュータ、あるいは携帯電話機等のモバイル機器ではユーザがその都合に合わせて気軽にプレイすることができる。このような差が存在すると、ユーザは、相対的に制約の少ないゲーム機に偏ってゲームをプレイするようになり、相対的に制約が多いゲーム機の利用が減退するおそれがある。
そこで、本発明は複数種類のゲーム機にて同一のゲームをプレイすることができる環境を用意した場合でも、各種類のゲーム機の利用状況を適切に調和させることが可能なゲームシステム等を提供することを目的とする。
本発明のゲームシステムは、所定のゲームのプレイに関して状態(一例として稼働時間帯と休止時間帯)が時間的に変化する第1のゲーム機(3)と、前記第1のゲーム機のゲームと同一ゲームがプレイ可能な第2のゲーム機(4)と、前記第1及び第2のゲーム機がネットワーク(5)を介して接続可能なサーバ装置(2)とを備えたゲームシステム(1)であって、前記第1のゲーム機にて前記ゲームをプレイするユーザに対し、前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイに関する許可情報(101)を生成し、該許可情報を前記ユーザの識別情報と対応付けて所定の記憶手段(22)に記憶させる許可情報生成手段(23、S22)と、前記第1のゲーム機の前記状態に基づいて、前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを許可すべき時期か否かを判別する時期判別手段(24、S44)と、前記ユーザの識別情報に対応する許可情報が存在し、かつ前記時期判別手段により前記許可すべき時期と判断されたことを必須条件として前記ユーザに前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを許可し、前記必須条件が満たされない場合には前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイに制限が生じるように、前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを管理するプレイ管理手段(24、S45、S47)とを備えたものである。
また、本発明のゲームのプレイ制御方法は、所定のゲームのプレイに関して状態(一例として稼働時間帯と休止時間帯)が時間的に変化する第1のゲーム機(3)と、前記第1のゲーム機のゲームと同一ゲームがプレイ可能な第2のゲーム機(4)と、前記第1及び第2のゲーム機がネットワーク(5)を介して接続可能なサーバ装置(2)とを備えたゲームシステム(1)に適用されるゲームのプレイ制御方法であって、前記第1のゲーム機にて前記ゲームをプレイするユーザに対し、前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイに関する許可情報を生成し、該許可情報を前記ユーザの識別情報と対応付けて所定の記憶手段に記憶させる手順(S22)と、前記第1のゲーム機の前記状態に基づいて、前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを許可すべき時期か否かを判別する手順(S44)と、前記ユーザの識別情報に対応する許可情報が存在し、かつ前記許可すべき時期と判断されたことを必須条件として前記ユーザに前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを許可し、前記必須条件が満たされない場合には前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイに制限が生じるように、前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを管理する手順(S45、S47)と、を備えたものである。
さらに、本発明のコンピュータプログラムは、所定のゲームのプレイに関して状態が時間的に変化する第1のゲーム機(3)、前記第1のゲーム機のゲームと同一ゲームがプレイ可能な第2のゲーム機(4)、及び前記第1及び第2のゲーム機がネットワーク(5)を介して接続可能なサーバ装置(2)としてそれぞれ機能する複数のコンピュータ装置を備えたゲームシステム(1)に適用されるコンピュータプログラムであって、前記複数のコンピュータ装置のうち、少なくとも一部のコンピュータ装置を、前記第1のゲーム機にて前記ゲームをプレイするユーザに対し、前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイに関する許可情報(101)を生成し、該許可情報を前記ユーザの識別情報と対応付けて所定の記憶手段(22)に記憶させる許可情報生成手段(23、S22)、前記第1のゲーム機の前記状態に基づいて、前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを許可すべき時期か否かを判別する時期判別手段(24、S44)、及び前記ユーザの識別情報に対応する許可情報が存在し、かつ前記時期判別手段により前記許可すべき時期と判断されたことを必須条件として前記ユーザに前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを許可し、前記必須条件が満たされない場合には前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイに制限が生じるように、前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを管理するプレイ管理手段(24、S45、S47)として機能させるように構成されたものである。
本発明によれば、第1のゲーム機にてゲームをプレイするユーザに対して許可情報が生成される。ユーザが第2のゲーム機にて同一ゲームをプレイすることを希望した場合には、そのユーザに対応して許可情報が記録され、かつ、第2のゲーム機によるゲームを許可すべき時期と判断されたことを必須条件として、当該ユーザに対して第2のゲーム機を利用した同一ゲームのプレイが許可される。必須条件が満たされない場合、第2のゲーム機を利用した同一ゲームのプレイは制限される。つまり、ユーザが第2のゲーム機にてゲームを制限なくプレイするためには、前提としてユーザが第1のゲーム機にてゲームをプレイすることが必要である。しかも、第2のゲーム機を利用した同一ゲームのプレイを許可すべき時期か否かは、第1のゲーム機のゲームに関する状態に基づいて判断される。ゲームに関する状態は、例えば、第1のゲーム機がゲームのプレイに適した状態にあるか否か、第1のゲーム機を利用したゲームのプレイをユーザに促したい状態にあるか否かといったように、第1のゲーム機へとユーザを誘導する必要性が相対的に高い状態にあるか否かの観点から適宜に定めることができる。そして、必要性が相対的に高い状態にあるときは第2のゲーム機によるゲームのプレイが制限され、第1のゲーム機にユーザを誘導する必要性が相対的に低い状態(例えば、第1のゲーム機がゲームのプレイに適しない状態)にあるときは第2のゲーム機による同一ゲームのプレイが制限なく許可されるように第1のゲーム機の状態と許可すべき時期の判別条件とを関連付けることができる。それにより、第1のゲーム機の利用状況と第2のゲーム機の利用状況とを適切に調和させることができる。
本発明において、「同一ゲーム」の概念は、ユーザからみて同一として認識される程度にゲーム内容が一致していれば足り、プログラムのレベルでゲーム内容が完全に一致していることまでは必ずしも要しない。例えば、ゲームタイトル、ゲームに登場するキャラクタ、ゲームの進め方、操作方法、評価方法等が一致していれば、ユーザに同一のゲームとして認識させることができる。第2のゲーム機におけるゲームのプレイの制限は、「許可すべき時期」と判断された場合に第2のゲーム機にてプレイ可能となるゲームの内容や範囲と比較して、何らかの制限が存在することを意味する。例えば、プレイ可能なステージ、レベル、プレイ時間等を制限することが可能である。この場合の制限は、第1のゲーム機にてプレイ可能なゲームの内容、範囲に対する制限を必ずしも意味しない。さらに、「許可すべき時期」と判断された場合にプレイ可能となるゲームの内容や範囲は、第1のゲーム機にてプレイ可能な内容や範囲に対して制限されていてもよい。
本発明の一形態において、前記サーバ装置には、前記第1のゲーム機の前記状態を判別するための状態判別情報(111)が予め与えられ、前記時期判別手段は、前記状態判別情報に基づいて前記許可すべき時期か否かを判別するものとしてもよい。これによれば、第1のゲーム機の状態を予め時間と対応付けて定義し、その定義に従って第2のゲーム機によるゲームのプレイを的確に管理することができる。
本発明の一形態において、前記プレイ管理手段は、前記必須条件が満たされない場合に前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを禁止するものとしてもよい。これによれば、第1のゲーム機にユーザを誘導したい状態のとき第2のゲーム機による同一ゲームのプレイを禁止することにより、第1のゲーム機へのユーザの誘導効果をさらに高めることができる。
前記第1のゲーム機の前記状態として、当該第1のゲーム機にユーザを誘導する必要性が相対的に高い第1の状態(例えば、第1のゲーム機の稼動時間帯)と、誘導する必要性が相対的に低い第2の状態(例えば、第1のゲーム機の休止時間帯)とが存在し、前記時期判別手段は、前記第1のゲーム機が前記第1の状態にある場合に前記許可すべき時期ではないと判断するものとしてもよい。これによれば、少なくとも第1のゲーム機が第1の状態にあるときは第2のゲーム機による同一ゲームのプレイに制限が生じ、その制限を好まないユーザを第1のゲーム機へと誘導することができる。
上記の形態においては、前記第1のゲーム機として業務用のゲーム機(3)が設けられ、前記第2のゲーム機としてユーザが個人的に利用可能なユーザ端末装置(4)が設けられ、前記第1の状態が前記業務用のゲーム機の稼動時間帯であり、前記第2の状態が前記業務用ゲーム機の休止時間帯であってもよい。業務用のゲーム機には、設置された店舗等の施設の都合により、稼動時間帯と休止時間帯とが存在する。少なくとも業務用ゲーム機の稼動時間帯においてユーザ端末装置による同一ゲームのプレイが制限されることにより、業務用のゲーム機へとユーザを誘導し、業務用ゲーム機の稼動率、集客率を高めることができる。一方、休止時間帯には業務用のゲーム機にてゲームをプレイすることができないので、その時間帯に対応して、ユーザ端末装置による同一ゲームのプレイの制限を解除すれば、休止時間帯でもゲームをプレイしたいユーザの希望に応え、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本発明の一形態においては、前記第1のゲーム機として業務用のゲーム機(3)が設けられ、前記第2のゲーム機としてユーザが個人的に利用可能なユーザ端末装置(4)が設けられ、前記第1のゲーム機の前記状態として、前記業務用のゲーム機の稼動時間帯に対応する第1の状態と、前記業務用ゲーム機の休止時間帯である第2の状態とが存在し、前記状態判別情報は、前記業務用のゲーム機が設置された施設(6)における前記第1の状態及び前記第2の状態を判別することができるように前記施設の識別情報と対応付けて記録され、前記許可情報生成手段は、前記ユーザが前記ゲームをプレイした第1のゲーム機の施設を判別する情報(一例として店舗ID)を含むように生成され、前記プレイ管理手段は、前記許可情報に含まれている前記施設を判別する情報を参照して前記ユーザが前記ゲームをプレイした施設を特定し(S21)、特定された施設の識別情報に対応付けられた状態判別情報を参照して前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを許可すべき時期か否かを判別するものとしてもよい。この形態によれば、業務用のゲーム機が設置された施設の識別情報と対応付けられた状態判別情報を参照することにより、許可情報が生成されたときにユーザがゲームをプレイしたゲーム機が置かれた施設におけるゲーム機の稼動時間帯及び休止時間帯を判別し、その判別結果に従ってユーザ端末装置によるゲームのプレイを許可すべき時期か否かを判別することができる。これにより、ユーザが出向いてゲームをプレイした施設の都合に合わせてユーザ端末装置による同一ゲームのプレイの許可又は制限を管理し、ユーザを業務用ゲーム機が設置された施設へと適切に誘導することができる。
本発明の一形態においては、前記第1のゲーム機による前記ゲームのプレイと関連付けられた所定の生成条件が満たされた場合に限って前記許可情報生成手段に前記許可情報を生成させる情報生成制限手段(31、S10)をさらに備えてもよい。これによれば、生成条件を適切に設定することにより、許可情報の生成を適度に制限し、第2のゲーム機による同一ゲームのプレイに対して適切な抑制効果を生じさせることができる。生成条件は、ゲームがプレイされた時間帯(例えば、稼動時間帯の終了間近の一定時期等)に関連付けて設定し、ゲームのプレイ成績、プレイ回数、ゲームで消費したプレイ料金の額等、プレイと関連付けられる限りにおいて適宜に設定することができる。
本発明の一形態において、前記許可情報には有効期限が設定され、前記プレイ管理手段は、前記許可情報が前記有効期限内であることを前記必須条件に加えて前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを許可すべきか否かを判別してもよい。これによれば、有効期限内に第2のゲーム機にて同一ゲームをプレイしなければ許可情報が利用不可能となり、その後はユーザを再度第1のゲーム機へと誘導することができる。また、第2のゲーム機によるゲームのプレイを適度に促すこともできる。
なお、以上の説明では本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
以上に説明したように、本発明によれば、第1のゲーム機にてゲームをプレイするユーザに対して生成された許可情報をユーザの識別情報と対応付けて記録し、ユーザが第2のゲーム機にて同一ゲームをプレイすることを希望した場合には、そのユーザに対応して許可情報が記録され、かつ第2のゲーム機によるゲームを許可すべき時期と判断されたことを必須条件として、当該ユーザに対して第2のゲーム機を利用した同一ゲームのプレイを許可し、必須条件が満たされない場合にはプレイに制限を生じさせ、しかも、第2のゲーム機を利用した同一ゲームのプレイを許可すべき時期か否かを第1のゲーム機のゲームに関する状態に基づいて判断するものとしたので、第1のゲーム機の利用状況と第2のゲーム機の利用状況とを適切に調和させることができる。
本発明の一形態に係るゲームシステムの全体構成を示す図。 業務用のゲーム機の休止時間帯にユーザ端末装置によるゲームのプレイを許可する仕組みの概念図。 図1のゲームシステムの制御系における要部の機能ブロック図。 チケット情報の生成に関連してゲーム機のゲーム制御部が実行するチケット発行要求処理、及びゲームサーバ部のチケット発行処理部が実行するチケット発行処理のそれぞれの手順を示すフローチャート。 仮想ゲーム機制御部が実行する店舗外プレイ制御処理の手順を示すフローチャート。 ゲームサーバ部の店舗外プレイ管理部が実行する店舗外プレイ管理処理の手順を示すフローチャート。 チケット情報の発行時期を制限する変形例の概念図。 図7に対応するチケット発行要求処理の手順を示すフローチャート。 チケット情報に有効期限を設定する変形例の概念図。 図9に対応する店舗外プレイ管理処理の手順を示すフローチャート。
以下、本発明の一形態に係るゲームシステムを説明する。本形態では、利用可能な時間帯が制限されたゲーム店舗にて運営される業務用(商業用)のゲーム機を第1のゲーム機として設定する一方で、ユーザが個人的に利用するパーソナルコンピュータ(以下、PCと表記する。)等のユーザ端末装置を第2のゲーム機として設定し、第1のゲーム機にてゲームをプレイしたユーザに対して、店舗の営業時間外であって第1のゲーム機が商業的に稼動していない時間帯(休止時間帯)に第2のゲーム機によるゲームのプレイが許可され、その他の場合、例えば、店舗の利用時間内であって第1のゲーム機が商業的に稼動している時間帯(稼動時間帯)には第2のゲーム機によるゲームのプレイを制限する。
まず、図1を参照して、ゲームシステムの全体構成を説明する。ゲームシステム1は、サーバ群2と、サーバ群2に所定のネットワーク5を介して接続可能な多数のゲーム機3と、同じくサーバ群2にネットワーク5を介して接続可能な多数のユーザ端末装置4とを含む。サーバ群2は本発明のサーバ装置として機能するコンピュータ装置の集合である。そのサーバ群2には、第1のゲーム機としてのゲーム機3及び第2のゲーム機としてのユーザ端末装置4に対して提供すべき機能に応じて、ゲームサーバ部2A、仮想ゲーム機サーバ部2B等といった各種のサーバ部が含まれている。サーバ部2A、2Bが提供する機能については後述する。なお、サーバ部2A、2B…のそれぞれは、単一の物理的なサーバユニットによって構成されてもよいし、複数の物理的なサーバユニットを組み合せた論理的な装置として構成されてもよい。
ゲーム機3は、所定のプレイ料金の支払いと引き換えに、そのプレイ料金に対応した範囲でユーザにゲームをプレイさせる業務用(商業用)のゲーム機として構成されている。この種のゲーム機3は、アーケードゲーム機と呼ばれることがある。ゲーム機3は、多数のユーザにゲームを繰り返しプレイさせて収益を上げることを主たる目的に、所定の施設の一例としてのゲーム店舗6に設置されるコンピュータ装置である。なお、店舗6には一以上の適宜数のゲーム機3が設置される。図1では、ゲーム機3を区別せずに描いているが、そのハードウエア構成やゲームの内容は適宜に選択されてよい。ゲーム機3は、特定のゲームに適合する物理的構成(例えば操作部等)を備えた専用機として構成されてもよいし、ソフトウエアの書き換えにより種々のゲームに対応可能な汎用機として構成されてもよい。
一方、ユーザ端末装置4は、ネットワーク接続が可能でかつユーザの個人用途に供されるコンピュータ装置である。例えば、据置型又はブック型のパーソナルコンピュータ(以下、PCと表記する。)4a、あるいは携帯電話(スマートフォンを含む。)のようなモバイル端末装置4bがユーザ端末装置4として利用される。その他にも、据置型の家庭用ゲーム機、携帯型ゲーム機、携帯型タブレット端末装置といった、ネットワーク接続が可能でかつユーザの個人用途に供される各種のコンピュータ装置がユーザ端末装置4として利用されてよい。ユーザ端末装置4は、各種のコンピュータソフトウエアを実装することにより、サーバ群2が提供する種々のサービスをユーザに享受させることが可能である。
ネットワーク5は、サーバ群2の各サーバ部2A、2B…に対してゲーム機3及びユーザ端末装置4をそれぞれ接続させることができる限り、適宜に構成されてよい。一例として、ネットワーク5は、TCP/IPプロトコルを利用してネットワーク通信を実現するように構成される。典型的には、WANとしてのインターネット5Aと、サーバ群2及びゲーム機3のそれぞれとインターネット5Aとを接続するLAN5B、5Cとがルータ5Dを介して接続されることにより構築される。ユーザ端末装置4も適宜の構成によりインターネット5Aに接続される。なお、ゲーム機3と店舗6のルータ5Dとの間にローカルサーバが設置され、そのローカルサーバを介してゲーム機3がサーバ群2と通信可能に接続されてもよい。サーバ群2のサーバ部2A、2B…は、LAN5Cに代えて、又は加えてWAN5Aにより、相互に接続されてもよい。
ゲームサーバ部2Aは、ゲーム機3及びユーザ端末装置4のそれぞれのユーザに対して、所定のゲームをプレイするために必要な各種のサービスを提供する。例えば、ゲームサーバ部2Aは、ゲーム機3等からユーザの識別情報を受け取ってそのユーザを識別するサービス、ユーザがゲームをプレイした結果(進行状況、成績、スコア、獲得アイテム等)を記録したプレイデータをゲーム機3から受け取って保存し、あるいはゲーム機3のユーザに提供するサービス、ネットワーク5を介して複数のユーザが共通のゲームをプレイする際にユーザ同士をマッチングさせるサービス、ネットワーク5を介してゲーム機3のプログラムあるいはデータを更新するサービス等を提供することができる。なお、ユーザの識別情報は、ユーザを一意に識別できるものであればよい。例えば、ユーザ毎にユニークに設定されるユーザID、ユーザが所持するカード等の記憶媒体に記録された媒体ID等がユーザの識別情報として利用される。
一方、仮想ゲーム機サーバ部2Bは、ゲーム機3にてプレイ可能なゲームと同一のゲームをユーザ端末装置4のユーザにプレイさせるサービスを提供する。そのサービスの実現のため、仮想ゲーム機サーバ部2Bは、サーバ用のオペレーティングシステム上にゲーム機3と同一のアプリケーション動作環境を構築し、その動作環境にてゲーム機3と同一のゲームを実行するためのアプリケーションプログラムを動作させる。アプリケーションの動作により、仮想ゲーム機サーバ部2Bは、ユーザ端末装置4からユーザの入力操作の情報を受け取り、その情報を参照しつつゲームの進行に必要な演算処理を実行する。さらに、仮想ゲーム機サーバ部2Bは、演算処理の結果として得られたゲーム画像や音声のデータをユーザ端末装置4に送信し、ユーザ端末装置4の表示装置や音声再生装置にゲーム画像やゲーム音声を出力させる。つまり、仮想ゲーム機サーバ部2Bは、ユーザ端末装置4を遠隔入出力端末として利用しつつ、ゲーム機3と同様の仮想的なゲーム機を論理的装置として生成し、その仮想的なゲーム機の制御の下でユーザ端末装置4のユーザにゲーム機3と同様のゲームをプレイさせる機能を備えている。ユーザ端末装置4のユーザは、仮想ゲーム機サーバ部2Bによって生成される仮想ゲーム機を介して、ゲーム機3と同様にゲームサーバ部2Aが提供する上述したサービスを享受することができる。したがって、ユーザ端末装置4のユーザは、ゲーム機3のユーザと同様に、ゲームサーバ部2Aのサービスを利用して他のユーザと共通のゲームに参加し、対戦プレイや協力プレイを楽しむことができる。
さらに、図示を省略したが、サーバ群2には、ユーザ端末装置4からアクセスするユーザに対して各種のWebサービスを提供するサーバ部、ユーザに対して、有償サービスを提供する対価としての料金を徴収するサービスを提供するサーバ部も設けられている。Webサービスとしては、例えば、Webサイトを通じてゲームに関する各種の情報をユーザに提供するゲーム情報サービス、ユーザによる情報発信、交換、共有といった交流の場を提供するコミュニティサービスといったサービスがある。また、課金サービスは、例えば、ユーザ毎の仮想通貨の口座をサーバ群2上に開設し、ユーザが現金やクレジットカード等の決済手段を利用して所定の代金を支払うと、その代金に相当する量の仮想通貨をそのユーザの口座に加算される。一方、ユーザが有償サービスを利用する場合には、そのユーザの口座から利用料金に相当する量の仮想通貨を消費する、といった手法により実現される。ゲームのプレイ料金もその利用料金の一種に含まれている。したがって、ユーザは自己の口座に保持されている仮想通貨を消費させることによりゲームのプレイ料金を支払うことが可能である。
次に、図2を参照して、ゲーム機3の状態に応じてユーザ端末装置4によるゲームのプレイの可否を制御する仕組みの概要を説明する。図2では、ユーザPが店舗Aのゲーム機3にてゲームXをプレイし、その後、同一ユーザPがユーザ端末装置4にて同一のゲームXをプレイする場合を例示している。店舗Aでは例えば午前10時〜午後10時といったように営業時間が定められている。その営業時間に従って、ゲーム機3には稼動時間帯(第1の状態)と休止時間帯(第2の状態)とが交互に存在する。一般的に、稼動時間帯は、店舗Aの開店時刻から閉店時刻の間の時間帯である。図2では、時刻T2、T4が開店時刻、時刻T1、T3が閉店時刻である。店舗Aにおけるゲーム機3の稼動時間帯及び休止時間帯は店舗Aの営業情報に格納され、ゲームサーバ部2Aの所定の記憶装置に予め記録される。
ゲーム機3の稼動時間帯及び休止時間帯にそれぞれ対応して、ユーザ端末装置4によるゲームXのプレイに関しては、禁止時間帯と許可時間帯とが設定される。禁止時間帯はゲーム機3の稼動時間帯に対応し、許可時間帯はゲーム機3の休止時間帯に対応する。ただし、禁止時間帯は稼動時間帯よりも幾らか長く設定されている。つまり、禁止時間帯の開始時刻は稼動時間帯の開始時刻よりも所定時間早く、禁止時間帯の終了時刻は稼動時間帯の終了時刻よりも所定時間遅い。許可時間帯と禁止時間帯との切り替え時刻が、稼動時間帯と休止時間帯との切り替え時刻からずれている場合でも、そのずれ量(時間長)が一定値に設定されていれば、許可時間帯及び禁止時間帯は店舗Aの営業情報に基づいて特定することができる。なお、ずれ量は店舗の区別に関わりなく一定値であってもよいし、店舗毎に設定可能であってもよい。ずれ量が店舗毎に設定可能な場合には、そのずれ量も店舗の営業情報に記録される。また、禁止時間帯の終了時刻は、稼動時間帯の終了時刻より必ずしも遅く設定する必要はない。禁止時間帯の終了時刻と稼動時間帯の終了時刻とを一致させてもよい。あるいは、禁止時間帯の終了時刻を稼動時間帯の終了時刻よりも早く設定してもよい。例えば、ユーザPがゲーム機3にて所定時間以上ゲームをプレイした場合、所定額以上のプレイ料金を支払った場合のように、ユーザPのゲーム機3の利用状況が所定レベルを超えると判断される場合には、そのユーザPに対して許可時間帯の開始時刻を稼動時間帯の終了時刻より早める、といった設定が可能である。つまり、許可時間帯及び禁止時間帯は、店舗毎に限らず、ユーザ毎に設定することもできる。
ゲーム機3は、その稼動時間帯にてユーザPからユーザ端末装置4によるゲームXのプレイの希望を受け付ける。例えば、店舗Aの閉店時刻T1が迫っている状況でユーザPがゲームXのプレイを続けたい場合、ユーザPはユーザ端末装置4を利用したゲームXのプレイを希望することができる。ユーザPからのプレイ希望を受け付けると、ゲーム機3からゲームサーバ部2Aに対してチケット発行が要求される。ゲームサーバ部2Aは、ゲーム機3からのチケット発行要求に応答してチケット発行処理を実行する。チケット発行処理では、店舗A、及びゲームXに対応したチケット情報(許可情報に相当する。)が生成され、そのチケット情報がユーザPの識別情報と対応付けてゲームサーバ部2Aの所定の記憶装置に記録される。この場合、店舗Aはチケット発行元であり、ゲームXはチケットが通用する対象のゲームである。なお、上記ではゲーム機3がユーザPからユーザ端末装置4によるゲームXのプレイの希望を受け付けるものとしたが、ユーザPの希望の有無に関わりなく、ゲーム機3からゲームサーバ部2Aに対してチケット発行が要求されてもよい。
チケット情報の生成後、ユーザPがユーザ端末装置4から仮想ゲーム機サーバ部2BにアクセスしてゲームXのプレイを指示した場合、仮想ゲーム機サーバ部2Bは、ゲームサーバ部2Aに対してゲームXのプレイを要求する。ゲームサーバ部2Aは、仮想ゲーム機サーバ部2Bからのプレイ要求に対応して店舗外プレイ管理処理を開始する。その処理では、ユーザPのユーザ識別情報及びゲームXに対応付けられているチケット情報が検索される。そのようなチケット情報が存在している場合、ゲームサーバ部2Aは、チケット情報を参照してチケット発行元の店舗Aを特定し、その店舗Aの営業情報に記録された店舗Aの稼動時間帯及び休止時間帯の区分に従って、現在の時刻が、ユーザ端末装置4を利用したゲームXのプレイ許可時間帯又は禁止時間帯のいずれに属するかを判別する。そして、仮想ゲーム機サーバ部2BからゲームXのプレイが要求された時刻が許可時間帯であれば、ゲームサーバ部2Aは仮想ゲーム機サーバ部2Bに対してゲームXのプレイ許可を通知し、禁止時間帯であればゲームXのプレイ禁止を通知する。図2において、例1又は例3のいずれか一方の段階でゲームXのプレイが要求された場合にはプレイ許可が通知され、例2の段階でゲームXのプレイが要求された場合にはプレイ禁止が通知される。
ゲームXのプレイ許可が通知された場合には、ユーザ端末装置4を遠隔入出力端末装置として利用しつつ仮想ゲーム機サーバ部2Bを制御主体としてゲームXのプレイが開始される。ゲームXのプレイ禁止が通知された場合には、仮想ゲーム機サーバ部2BはゲームXを開始させることなくユーザ端末装置4を介してユーザPにプレイ禁止を通知する。なお、図2において例1又は例3は択一的であり、例1の段階でチケット情報に基づくゲームXのプレイが許可された場合、そのチケット情報は消費され、例3の段階で再びゲームXをプレイすることはできない。一方、例2の段階でプレイが禁止された場合にはチケット情報が消費されず、例3の段階でゲームXをプレイすることができる。上記の説明では、チケット情報を利用してゲームXをプレイすることが可能な条件として、現在時刻が許可時間帯に属することのみを挙げたが、チケット情報に基づくプレイの許可条件がさらに加重されてもよい。この点は後述する。
以上の仕組みによれば、ユーザがユーザ端末装置4を利用してゲームXをプレイするためには、まず、ユーザが店舗Aに出向いてゲーム機3でゲームXをプレイし、ゲーム機3を通じてチケット発行を要求する必要がある。しかも、チケット情報に基づくユーザ端末装置4によるゲームXのプレイは、そのゲームXをゲーム機3にてプレイすることができない休止時間帯に制限される。休止時間帯は、ゲーム機3にてゲームXをプレイすることができないので、その間は、ユーザ端末装置4にてゲームXがプレイされても、ゲーム機3の稼動率が低下するおそれがない。そのため、ゲーム機3とユーザ端末装置4とで同一のゲームXをプレイすることができる環境が用意されていても、ユーザ端末装置4に偏ってゲームXがプレイされるおそれがなく、ゲーム機3によるゲームXのプレイと、ユーザ端末装置4によるゲームXのプレイとを適切に調和させることができる。店舗Aの集客力の維持、向上を図りつつ、ゲームXのプレイ機会を店舗Aの営業時間外に拡張してユーザの利便性を向上させることができる。
次に、図3を参照して、上述したチケット発行処理及び店舗外プレイ管理処理を制御するためのゲームシステム1の制御系の要部を説明する。図3に示すように、ゲームサーバ部2Aには、ゲームサービス管理部21及び記憶部22が設けられている。ゲームサービス管理部21は、ゲームサーバ部2Aのコンピュータハードウエア(CPU及びその動作に必要な内部記憶装置としてのメモリを含む。)と所定のサーバ用コンピュータプログラムとの組み合わせによって実現される論理的装置である。ゲームサービス管理部21は上述した各種のゲームサービス(ユーザの認証やマッチング等のサービス)をゲーム機3及びユーザ端末装置4のユーザに対して提供する。ゲームサービス管理部21には、さらなる論理的装置として、チケット発行処理部23及び店舗外プレイ管理部24が設けられている。チケット発行処理部23は上述したチケット発行処理を担当する。店舗外プレイ管理部24は上述した店舗外プレイ管理処理を担当する。それらの処理の手順は後述する。
記憶部22はハードディスクアレイ等の記憶ユニットによって実現される外部記憶装置である。記憶部22は、一の記憶ユニット上に全てのデータを保持するように構成されてもよいし、複数の記憶ユニットにデータを分散して記憶するように構成されてもよい。記憶部22には各種のデータが記録されるが、図3ではプレイデータ100及び店舗データ110が示されている。プレイデータ100は、各ユーザのゲームのプレイ状況(履歴、進度、結果、成績、レベル等を含む。)を保存し、ユーザに前回の続きからゲームをプレイさせるためのデータである。プレイデータ100はユーザ毎に作成され、ユーザの識別情報と対応付けて記憶部22に記録される。プレイデータ100は、ユーザがゲームを前回の続きからプレイする場合の他にも、レベルが近似したユーザ同士をマッチングさせるといった目的から、サーバ群2のゲーム処理において適宜に参照される。プレイデータ100にはチケット情報101が格納される。ただし、チケット情報101は、プレイデータ100とは区別された状態でユーザ識別情報と対応付けて記憶部22に記録されてもよい。なお、チケット情報101には、チケット発行元の店舗を特定する情報及びチケットが通用する対象となるゲームの情報が含まれる。
店舗データ110は、各店舗6におけるゲーム機3の設置状況、あるいは各ゲーム機3にて提供されるゲームの種類といった店舗6の構成を特定するためのデータである。例えば、ゲーム機3毎にユニークなゲーム機ID、ゲームの種類(タイトル等と呼ばれることがある。)にユニークなタイトルコードが、店舗6毎にユニークな店舗ID(店舗の識別情報)と対応付けて店舗データ110に記録される。これにより、ゲームサーバ部2Aは、ゲーム機IDを取得すれば、そのゲーム機3に対応する店舗やゲームを判別することができる。店舗データ110には営業情報111が含まれる。営業情報111は、店舗に設置されたゲーム機3の稼動時間帯及び休止時間帯を判別する情報を含み、本発明の状態判別情報に相当する。
一方、仮想ゲーム機サーバ部2Bには、仮想ゲーム機制御部25が設けられている。仮想ゲーム機制御部25は、仮想ゲーム機サーバ部2Bのコンピュータハードウエア(CPU及びその動作に必要な内部記憶装置としてのメモリを含む。)と所定のサーバ用コンピュータプログラムとの組み合わせによって実現される論理的装置である。仮想ゲーム機制御部25は、上述したように、ゲーム機3と同様の仮想的なゲーム機を生成し、ユーザ端末装置4から取得したユーザの操作情報に従って仮想ゲーム機を動作させてゲームに必要な演算制御等を実行し、演算結果としてのゲーム画像等をユーザ端末装置4に提供する主体となる論理的装置である。また、仮想ゲーム機制御部25は、ゲームサーバ部2Aのゲームサービスをユーザ端末装置4のユーザに提供するために、ゲーム機3と同様にゲームサーバ部2Aのゲームサービス管理部21に適宜にアクセスする。それにより、ユーザ端末装置4のユーザもゲーム機3のユーザと同様にゲームサーバ部2Aの処理に従ってユーザ認証を受け、マッチングサービス等を利用することができる。
なお、ゲーム機3には、コンピュータハードウエア(CPU及びその動作に必要な内部記憶装置としてのメモリを含む。)と所定のゲーム用アプリケーションプログラムとの組み合わせによって実現される論理的装置としてゲーム制御部31が設けられる。ゲーム制御部31は、ゲーム機3にてユーザにゲームをプレイさせるために必要な各種の演算処理を実行するとともに、必要に応じてゲームサービス管理部21にアクセスしてプレイデータの送受信等を実行する。一方、ユーザ端末装置4には、ゲーム入出力制御部(図ではゲームIO制御部と表記する。)41が設けられる。ゲーム入出力制御部41は、ユーザ端末装置4のコンピュータハードウエア(CPU及びその動作に必要な内部記憶装置としてのメモリを含む。)と所定のアプリケーションプログラムとの組み合わせによって実現される論理的装置である。ゲーム入出力制御部41は、ユーザ端末装置4を仮想ゲーム機制御部25に対する入出力端末装置として動作させるために必要な処理を実行する。
次に、図4〜図6を参照して、上述したチケットの発行及び店舗外におけるゲームのプレイの許否を制御するための処理について説明する。図4は、チケットの発行に関連して、ゲーム機3のゲーム制御部31及びゲームサーバ部2Aのチケット発行処理部23が実行する処理の手順を示している。ゲーム機3のゲーム制御部31は、ユーザがゲームをプレイしている間の適宜の時期に図4のチケット発行要求処理を開始し、まずはユーザに対して店舗外でのゲームのプレイを希望するか否かを確認し(ステップS11)、続いて、ユーザからの応答に従ってユーザが希望したか否かを判別する(ステップS12)。希望なしの場合、ゲーム制御部31はチケット発行要求処理を終える。一方、ユーザが店舗外のプレイを希望した場合、ゲーム制御部31は、ゲームサーバ部2Aに対してチケット発行を要求する(ステップS13)。この場合、ゲーム機3はユーザの識別情報やゲーム機IDといった、チケット発行に必要な情報をゲームサーバ部2Aに提供する。チケット発行の要求後、ゲーム制御部31はチケット発行要求処理を終える。
ゲームサーバ部2Aのチケット発行処理部23は、ゲーム機3からチケット発行が要求されると、図4のチケット発行処理を開始し、まずゲーム機3から提供された情報に従って、店舗外のプレイを希望したユーザ、及びチケット発行元の店舗及びチケットが通用する対象となるべきゲームを確認する(ステップS21)。ユーザは、ゲーム機3から提供されるユーザの識別情報を参照して特定すればよい。チケット発行元の店舗、及びゲームは、例えばゲーム機3から取得したゲーム機IDを手がかりとして店舗データ110を検索することにより、特定することができる。ただし、ゲーム機3に店舗6及びゲームを識別する情報を予め登録し、チケット発行要求にそれらの情報をゲーム機3からゲームサーバ部2Aに提供することにより、チケット発行処理部23による店舗及びゲームの判別を行えるようにしてもよい。
ユーザ等の確認後、チケット発行処理部23はステップS21の確認結果に従ってチケット情報101を生成し、これをユーザのプレイデータ100に記録する(ステップS22)。その記録が完了した後、チケット発行処理部23は今回のチケット発行処理を終える。なお、チケット情報101には、発行元店舗、通用する対象としてのゲームをそれぞれ特定する情報以外にも、発行の日付その他、チケット情報101の管理に必要な適宜の情報を含めてよい。
次に、図5及び図6を参照して、チケット情報に基づくゲームのプレイ制御を説明する。図5は、仮想ゲーム機サーバ部2Bの仮想ゲーム機制御部25が実行する店舗外プレイ制御処理を示し、図6は、図5の処理をトリガーとしてゲームサーバ部2Aの店舗外プレイ管理部24が実行する店舗外プレイ制御処理を示している。まず、図5から説明する。ユーザがユーザ端末装置4を介して仮想ゲーム機制御部25にゲーム開始を指示すると、仮想ゲーム機制御部25はユーザ認証に必要な情報(一例として識別情報とパスワード。)をユーザから取得し、その情報をゲームサーバ部2Aのゲームサービス管理部21に通知してユーザ認証を要求する(ステップS31)。なお。ゲームサービス管理部21によるユーザ認証の手順は公知のゲームシステムの手順と同様でよく、本発明の要旨ではないので詳細は省略する。
ユーザ認証が完了すると、仮想ゲーム機制御部25はゲームサーバ部2Aに対し、ゲームを指定してチケット情報を利用したプレイを要求する(ステップS32)。この要求をトリガーとして、ゲームサーバ部2Aの店舗外プレイ管理部24が図6の店舗外プレイ管理処理を開始する。図6の手順は後述する。ステップS32でプレイを要求した後、仮想ゲーム機制御部25は、ゲームサーバ部2Aからプレイ許可が通知されたか否かを判別する(ステップS33)。プレイの許可が通知された場合、仮想ゲーム機制御部25はユーザにゲームをプレイさせるために必要な処理(ゲーム処理)を開始し(ステップS34)、その後、図5の処理を終える。一方、ステップS33でプレイ許可が通知されていないと判断された場合、仮想ゲーム機制御部25はユーザに対してプレイ不可能であることを通知し(ステップS35)、その後、図5の処理を終える。
ゲームサーバ部2Aの店舗外プレイ管理部24は、図6の店舗外プレイ管理処理を開始すると、まずユーザ認証で取得されたユーザの識別情報を手がかりとしてユーザのプレイデータ100を読み取り(ステップS41)、続いて、プレイデータ100に、仮想ゲーム機制御部25から指定されたゲームに対応したチケット情報101が存在するか否か判別する(ステップS42)。チケット情報が存在する場合、店舗外プレイ管理部24は店舗データ110にアクセスして、チケット情報の発行元となる店舗の営業情報を読み取る(ステップS43)。続いて、店舗外プレイ管理部24は、現在時刻が発行元店舗に関して店舗外でのプレイが許可された時間帯、つまり図2における休止時間帯に対応した許可時間帯に属するか否かを判別する(ステップS44)。許可時間帯であった場合、店舗外プレイ管理部24は仮想ゲーム機制御部25に対してプレイ許可を通知し(ステップS45)、続いて、今回参照したチケット情報101を消費させる(ステップS46)。例えば、チケット情報101に対して利用済であることを示す情報を付加し、同一のチケット情報が重複して利用されないように手当する。
ステップS42でチケット情報が存在しないと判断された場合、又はステップS44でプレイ禁止時間帯であると判断された場合、店舗外プレイ管理部24はプレイ禁止を仮想ゲーム機制御部25に通知する(ステップS47)。ステップS45の通知、又はステップS47の通知は仮想ゲーム機制御部25により図5のステップS33で参照される。店舗外プレイ管理部24は、ステップS46又はS47の処理が完了すると、今回の店舗外プレイ管理処理を終える。
以上の形態では、ゲームサーバ部2Aのチケット発行処理部23が図4のステップS22の処理を実行することにより本発明の許可情報生成手段として機能し、店舗外プレイ管理部24が図6のステップS44の処理を実行することにより本発明の時期判別手段として機能し、同部24が図6のステップS45及びS47の処理を選択的に実行することにより本発明のプレイ管理手段として機能する。ただし、本発明における許可情報生成手段、時期判別手段及びプレイ管理手段は、サーバ装置を構成する一又は複数のコンピュータ装置のハードウエア資源とコンピュータプログラムとによって実現されるべき論理的装置に限定されず、第1又は第2のゲーム機の少なくともいずれか一方として機能するコンピュータ装置のハードウエア資源とコンピュータプログラムとによって実現されてもよいし、少なくともいずれか一方のゲーム機として機能するコンピュータ装置及びサーバ装置として機能するコンピュータ装置のそれぞれのハードウエア資源と、それらのコンピュータ装置に実装されるべきコンピュータプログラムとの組み合わせによって実現されてもよい。
本発明は上述した形態に限らず、適宜に変更又は変形した形態にて実施することができる。例えば、上記の形態では、ゲーム機3の稼働時間帯であれば、許可情報としてのチケット情報101の生成を特に制限していない。言い換えれば、許可情報を生成するために必要な条件(生成条件)は、第1のゲーム機にてゲームをプレイしたことである。しかし、図7に例示したように、稼働時間帯の終了時刻T1から所定時間Taだけ遡った閉店直前の時間帯を発行許可時間帯として設定し、その発行許可時間帯に限ってチケット情報101の生成を許可し、その他の時間帯はチケット情報101の生成を禁止するといったように、生成条件が加重されてもよい。図7の制限を加える場合には、図4に示したゲーム機3のチケット発行要求処理を図8のように変形すればよい。すなわち、ユーザに対して店舗外でのゲームのプレイを希望するか否かを確認するステップS11に先行して、現在時刻が発行許可時間帯か否かを判別する処理(ステップS10)を追加し、発行許可時間帯であればステップS11以降の処理へと進み、発行許可時間帯でなければチケット発行要求処理を終える。ゲーム機3のゲーム制御部31は、図8のステップS10の処理を実行することにより、本発明の情報生成制限手段として機能する。ただし、チケット発行許可時間帯か否かは、営業情報111を参照してゲームサーバ部2Aのチケット発行処理部23が判別することも可能である。
許可情報を生成する条件はさらなる視点から加重することが可能である。例えば、第1のゲーム機にてユーザが所定時間以上プレイした場合、所定レベル以上の成績を挙げた場合、所定額以上のプレイ料金を支払った場合、ユーザのスキルが所定以上のレベルに達した場合等に許可情報の生成が認められるといった変形が可能である。
チケット情報101について有効期限が設定されてもよい。例えば、図9に示したように、チケット情報101の発行時点から一回の許可時間帯のみを含むように有効期限を設定した場合には、その許可時間帯にユーザ端末装置4にてユーザPがゲームXをプレイしないとチケット情報101が失効し、以降は許可時間帯又は禁止時間帯のいずれかを問わず、ユーザ端末装置4によるゲームXのプレイは不可能となる。この場合には、図6に示した店舗外プレイ管理処理を図10のように変形すればよい。すなわち、店舗外プレイ管理部24は、ステップS43で営業情報111を読み取った場合、それに続いてチケット情報101が有効期限内か否かを判別し(ステップS51)、有効期限外であればそのチケット情報101に失効を記録し(ステップS52)、その後、店舗外プレイ管理処理を終える。チケット情報101が有効期限内であれば、店舗外プレイ管理部24はステップS44以降の処理へと進む。なお、有効期限の時間長は適宜に設定してよい。
上記の形態では、チケット情報101が存在すること、及びユーザ端末装置4によるプレイに関して許可時間帯であることを必須条件として、ユーザ端末装置4によるゲームのプレイを許可し、必須条件が満たされない場合にはゲームのプレイを禁止している。しかしながら、必須条件が満たされていない場合には、その必須条件が満たされた場合に許可されるべきゲームのプレイに対して何らかの制限が生じればよい。例えば、第2のゲーム機にて選択可能なゲームのモード、レベル等に制限を生じさせ、第2のゲーム機にて利用可能なデータに制限を生じさせる、といった設定が可能である。
上記の形態では、ゲーム機3の稼働時間帯を第1のゲーム機の第1の状態、休止時間帯を第1のゲーム機の第2の状態として定め、それらの状態に応じて第2のゲーム機のプレイ許可時間帯及び禁止時間帯を設定している。しかし、第1のゲーム機の状態は、ゲームのプレイに関する状態であって、かつ時間的に変化する状態である限りにおいて、種々の観点から定めることができる。例えば、新規のゲーム、新規なバージョン、又は新規なモードが提供された後、一定期間が経過するまでの間を、第1のゲーム機にユーザを誘導する必要性が相対的に高い状態として定め、その一定期間経過後は、第1のゲーム機にユーザを誘導する必要性が低下した状態と定めて本発明を適用してもよい。第1のゲーム機が設置された店舗等にユーザが出向きやすい平日夕方以降の時間帯、休日の時間帯を、誘導する必要性が相対的に高い第1の状態、それ以外の時間帯を誘導する必要性が相対的に低い第2の状態と定めて本発明を適用することにより、集客が見込める時間帯は第2のゲーム機によるゲームのプレイが制限されるものとしてもよい。あるいは、第1のゲーム機が混雑している時間帯を第2の状態、混在していない時間帯を第1の状態として設定することにより、多客時には第2のゲーム機のプレイを認めて混雑の解消を図り、閑散時には第2のゲーム機のプレイを制限して第1のゲーム機によるゲームのプレイを促すといった変形も可能である。
第1のゲーム機は業務用のゲーム機に限らない。ゲームのプレイに関する状態が時間的に変化する傾向を有するゲーム機であれば、適宜に第1のゲーム機として設定することができる。例えば、時間を定めて有償でユーザに貸与されるゲーム装置(PC、携帯型端末装置等を含む。)を第1のゲーム機として設定し、その第1のゲーム機の利用が可能な時間帯には第2のゲーム機によるゲームのプレイを制限し、第1のゲーム機の利用が不可能か又は困難な時間帯には第2のゲーム機によるゲームのプレイの制限を解除することもできる。第2のゲーム機もユーザ端末装置に限らない。例えば、営業時間が限られた第1の施設の業務用ゲーム機を第1のゲーム機として設定し、営業時間が制限されていないか、又は第1の施設の営業時間外に営業している第2の施設の業務用ゲーム機を第2のゲーム機として設定して本発明を適用することもできる。第2のゲーム機は、上記の形態のように、ゲームの演算制御をサーバ装置上の仮想ゲーム機サーバ部に依拠し、そのサーバ部に対する遠隔操作端末装置として利用されるゲーム機に限定されない。ゲームの演算制御を自ら実行する機能を備えた適宜のコンピュータ装置を第2のゲーム機として設定して本発明を適用することができる。
1 ゲームシステム
2 サーバ群(サーバ装置)
2A ゲームサーバ部
2B 仮想ゲーム機サーバ部
3 業務用のゲーム機(第1のゲーム機)
4 ユーザ端末装置(第2のゲーム機)
5 ネットワーク
6 店舗(施設)
22 記憶部(記憶手段)
23 チケット発行処理部(許可情報生成手段)
24 店舗外プレイ管理部(時期判別手段、プレイ管理手段)
25 仮想ゲーム機制御部
31 ゲーム制御部(情報生成制限手段)
101 チケット情報(許可情報)
111 営業情報(状態判別情報)

Claims (10)

  1. 所定のゲームのプレイに関して状態が時間的に変化する第1のゲーム機と、前記第1のゲーム機のゲームと同一ゲームがプレイ可能な第2のゲーム機と、前記第1及び第2のゲーム機がネットワークを介して接続可能なサーバ装置とを備えたゲームシステムにおいて、
    前記第1のゲーム機にて前記ゲームをプレイするユーザに対し、前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイに関する許可情報を生成し、該許可情報を前記ユーザの識別情報と対応付けて所定の記憶手段に記憶させる許可情報生成手段と、
    前記第1のゲーム機の前記状態に基づいて、前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを許可すべき時期か否かを判別する時期判別手段と、
    前記ユーザの識別情報に対応する許可情報が存在し、かつ前記時期判別手段により前記許可すべき時期と判断されたことを必須条件として前記ユーザに前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを許可し、前記必須条件が満たされない場合には前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイに制限が生じるように、前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを管理するプレイ管理手段と、
    を備えたゲームシステム。
  2. 前記サーバ装置には、前記第1のゲーム機の前記状態を判別するための状態判別情報が予め与えられ、
    前記時期判別手段は、前記状態判別情報に基づいて前記許可すべき時期か否かを判別する請求項1に記載のゲームシステム。
  3. 前記プレイ管理手段は、前記必須条件が満たされない場合に前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを禁止する請求項1又は2に記載のゲームシステム。
  4. 前記第1のゲーム機の前記状態として、当該第1のゲーム機にユーザを誘導する必要性が相対的に高い第1の状態と、誘導する必要性が相対的に低い第2の状態とが存在し、
    前記時期判別手段は、前記第1のゲーム機が前記第1の状態にある場合に前記許可すべき時期ではないと判断する請求項1〜3のいずれか一項に記載のゲームシステム。
  5. 前記第1のゲーム機として業務用のゲーム機が設けられ、前記第2のゲーム機としてユーザが個人的に利用可能なユーザ端末装置が設けられ、
    前記第1の状態が前記業務用のゲーム機の稼動時間帯であり、前記第2の状態が前記業務用ゲーム機の休止時間帯である請求項4に記載のゲームシステム。
  6. 前記第1のゲーム機として業務用のゲーム機が設けられ、前記第2のゲーム機としてユーザが個人的に利用可能なユーザ端末装置が設けられ、
    前記第1のゲーム機の前記状態として、前記業務用のゲーム機の稼動時間帯に対応する第1の状態と、前記業務用ゲーム機の休止時間帯である第2の状態とが存在し、
    前記状態判別情報は、前記業務用のゲーム機が設置された施設における前記第1の状態及び前記第2の状態を判別することができるように前記施設の識別情報と対応付けて記録され、
    前記許可情報生成手段は、前記ユーザが前記ゲームをプレイした第1のゲーム機の施設を判別する情報を含むように生成され、
    前記プレイ管理手段は、前記許可情報に含まれている前記施設を判別する情報を参照して前記ユーザが前記ゲームをプレイした施設を特定し、特定された施設の識別情報に対応付けられた状態判別情報を参照して前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを許可すべき時期か否かを判別する、請求項2に記載のゲームシステム。
  7. 前記第1のゲーム機による前記ゲームのプレイと関連付けられた所定の生成条件が満たされた場合に限って前記許可情報生成手段に前記許可情報を生成させる情報生成制限手段をさらに備えている請求項1〜6のいずれか一項に記載のゲームシステム。
  8. 前記許可情報には有効期限が設定され、前記プレイ管理手段は、前記許可情報が前記有効期限内であることを前記必須条件に加えて前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを許可すべきか否かを判別する請求項1〜7のいずれか一項に記載のゲームシステム。
  9. 所定のゲームのプレイに関して状態が時間的に変化する第1のゲーム機と、前記第1のゲーム機のゲームと同一ゲームがプレイ可能な第2のゲーム機と、前記第1及び第2のゲーム機がネットワークを介して接続可能なサーバ装置とを備えたゲームシステムに適用されるゲームのプレイ制御方法であって、
    前記第1のゲーム機にて前記ゲームをプレイするユーザに対し、前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイに関する許可情報を生成し、該許可情報を前記ユーザの識別情報と対応付けて所定の記憶手段に記憶させる手順と、
    前記第1のゲーム機の前記状態に基づいて、前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを許可すべき時期か否かを判別する手順と、
    前記ユーザの識別情報に対応する許可情報が存在し、かつ前記許可すべき時期と判断されたことを必須条件として前記ユーザに前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを許可し、前記必須条件が満たされない場合には前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイに制限が生じるように、前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを管理する手順と、
    を備えたゲームシステムのプレイ制御方法。
  10. 所定のゲームのプレイに関して状態が時間的に変化する第1のゲーム機、前記第1のゲーム機のゲームと同一ゲームがプレイ可能な第2のゲーム機、及び前記第1及び第2のゲーム機がネットワークを介して接続可能なサーバ装置としてそれぞれ機能する複数のコンピュータ装置を備えたゲームシステムに適用されるコンピュータプログラムであって、
    前記複数のコンピュータ装置のうち、少なくとも一部のコンピュータ装置を、
    前記第1のゲーム機にて前記ゲームをプレイするユーザに対し、前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイに関する許可情報を生成し、該許可情報を前記ユーザの識別情報と対応付けて所定の記憶手段に記憶させる許可情報生成手段、
    前記第1のゲーム機の前記状態に基づいて、前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを許可すべき時期か否かを判別する時期判別手段、及び
    前記ユーザの識別情報に対応する許可情報が存在し、かつ前記時期判別手段により前記許可すべき時期と判断されたことを必須条件として前記ユーザに前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを許可し、前記必須条件が満たされない場合には前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイに制限が生じるように、前記第2のゲーム機による前記同一ゲームのプレイを管理するプレイ管理手段、
    として機能させるように構成されたゲームシステムのコンピュータプログラム。
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