JP2014127617A - 熱電発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を増大することなしに伝熱部材の酸化を防止することができ、製造コストが増大するのを防止することができる熱電発電装置を提供すること。
【解決手段】熱電発電装置17は、排気管部31に形成された凹部43が受熱基板35によって閉止されて閉空間45が形成され、この閉空間45に伝熱部材41が設置される。また、伝熱部材42および放熱基板36の間の摩擦係数μ1が、冷却タンク34および伝熱部材42の間の摩擦係数μ2よりも大きく構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、高温媒体と低温媒体との温度差に応じて発電を行う熱電発電装置に関する。
一般に、熱電変換モジュールは、ゼーベック効果により温度差に応じた起電力を発生する複数の熱電変換素子が高温側の受熱基板と低温側の放熱基板との間に複数個設置されており、熱電変換モジュールの受熱基板に高温熱源である熱回収部材を接触させ、放熱基板に低温熱源を接触させることで熱電発電装置が構成される。
この熱電発電装置においては、熱回収部材から熱電変換モジュールの受熱基板への熱伝導性が発電性能に大きく影響することが知られている。
従来、発電性能を向上できる熱電発電装置としては、熱電変換モジュールの受熱基板に対向する熱回収部材の対向面に錫(Sn)等の低融点金属体を収容する凹部を形成し、凹部に充填された低融点金属体の表面をモリブデン等の酸化防止用の高融点金属皮膜で覆うようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このように構成することで高融点金属皮膜を受熱基板に均一な面圧で密着させて熱回収部材から受熱基板への熱伝導性を高めることができる。
特開2007−116086号公報
しかしながら、このような従来の熱電発電装置にあっては、酸素雰囲気中で低融点金属体の酸化を防止するために、低融点金属体の表面を高融点金属皮膜で覆うようにしているので、高融点金属皮膜を設ける分だけ熱電発電装置の部品点数が増大してしまい、熱電発電装置の製造コストが増大してしまうという問題があった。
本発明は、上述のような従来の問題を解決するためになされたもので、部品点数を増大することなしに伝熱部材の酸化を防止することができ、製造コストが増大するのを防止することができる熱電発電装置を提供することを目的とする。
本発明に係る熱電発電装置は、上記目的を達成するため、(1)高温媒体が導入される高温側支持部材に第1の伝熱部材を介して接触する第1の絶縁基板と、低温媒体が導入される低温側支持部材に第2の伝熱部材を介して接触する第2の絶縁基板と、前記第1の絶縁基板と前記第2の絶縁基板との間に介装された複数の熱電変換素子とを有し、前記第1の絶縁基板と前記第2の絶縁基板との温度差に応じて発電を行う熱電変換モジュールを備えた熱電発電装置であって、少なくとも前記第1の絶縁基板と前記高温側支持部材とによって画成される閉空間に前記第1の伝熱部材を設置したものから構成されている。
この熱電発電装置は、少なくとも第1の絶縁基板と高温側支持部材とによって画成される閉空間に第1の伝熱部材が設けられるので、第1の伝熱部材を閉空間に密閉することができる。
このため、酸素雰囲気中に熱電変換モジュールが設置される場合に、少なくとも第1の伝熱部材が酸化するのを防止することができる。
また、少なくとも第1の絶縁基板または高温側支持部材の形状を変更するだけで、少なくとも第1の伝熱部材が酸化するのを防止することができるため、熱電発電装置の部品点数が増大するのを防止することができ、熱電発電装置の製造コストが増大するのを防止することができる。
上記(1)に記載の熱電発電装置において、(2)前記第1の絶縁基板の一部と前記高温側支持部材の一部とが接触し、前記第2の絶縁基板と前記低温側支持部材が非接触となるように構成されている。
この熱電発電装置は、高温媒体が作用する高温側支持部材と低温媒体が作用する低温側支持部材との熱膨張の違いにより低温側支持部材に対して高温側支持部材がより大きく熱膨張した場合に、第1の絶縁基板および第1の伝熱部材が第2の絶縁基板および第2の絶縁基板に対して相対移動してしまい、熱電変換素子が剪断変形するおそれがある。
本発明の熱電発電装置は、第1の絶縁基板の一部と高温側支持部材の一部とが接触し、第2の絶縁基板と低温側支持部材が非接触となるので、低温側支持部材に対して高温側支持部材がより大きく熱膨張した場合に、第2の絶縁基板および第2の伝熱部材が高温側支持部材に引きずられて低温側支持部材に対して相対移動する。このため、熱電変換素子が剪断変形するのを防止することができる。
上記(1)、(2)に記載の熱電発電装置において、(3)前記第2の伝熱部材および前記第2の絶縁基板の間の摩擦係数が、前記低温側支持部材および前記第2の伝熱部材の間の摩擦係数よりも大きく構成されている。
この熱電発電装置は、第2の伝熱部材と第2の絶縁基板の間の摩擦係数が、低温側支持部材および第2の伝熱部材の間の摩擦係数よりも大きく構成されているので、低温側支持部材に対して高温側支持部材がより大きく熱膨張した場合に、第2の絶縁基板および第2の伝熱部材が高温側支持部材に引きずられて低温側支持部材に対して相対移動する。このため、熱電変換素子が剪断変形するのを防止することができる。
また、熱伝導性を考慮すると、第2の伝熱部材を第2の絶縁部材よりも大きくすることが好ましいが、第2の伝熱部材を第2の絶縁部材よりも大きくすると、第2の絶縁基板および第2の伝熱部材が高温側支持部材に引きずられて低温側支持部材に対して相対移動するときに、第2の絶縁基板と第2の伝熱基板の相対移動により第2の伝熱部材が第2の絶縁基板のエッジ部に擦られて磨耗してしまうおそれがある。
本実施の形態の熱電発電装置は、第2の伝熱部材と第2の絶縁基板の間の摩擦係数が、低温側支持部材および第2の伝熱部材の間の摩擦係数よりも大きく構成されているので、第2の絶縁基板および第2の伝熱部材が高温側支持部材に引きずられて低温側支持部材に対して相対移動するときに、第2の伝熱部材および第2の絶縁部材が一体となって低温側支持部材に対して相対移動する。このため、第2の伝熱部材と第2の絶縁部材とが相対移動するのを抑制することができ、第2の伝熱部材が第2の絶縁部材のエッジ部によって擦られて磨耗するのを抑制することができる。
上記(1)〜(3)に記載の熱電発電装置において、(4)少なくとも前記高温側支持部材が、前記第1の絶縁基板から離隔する方向に窪んだ凹部を有し、前記凹部が前記第1の絶縁基板によって閉止されることにより、前記閉空間が形成されるものから構成されている。
この熱電発電装置は、高温側支持部材に形成された凹部を第1の絶縁基板によって閉止して閉空間に形成し、この閉空間に第1の伝熱部材を設置したので、高温側支持部材の形状を変更することによって少なくとも第1の伝熱部材が酸化するのを防止することができる。したがって、熱電発電装置の部品点数が増大するのを防止することができ、熱電発電装置の製造コストが増大するのを防止することができる。
また、第1の伝熱部材を高温側支持部材の凹部に収容しているため、高温側支持部材が熱膨張によって変形した場合に、第1の伝熱部材を高温側支持部材と共に移動させることができる。このため、高温側支持部材と第1の伝熱部材とが相対移動するのを防止することができ、第1の伝熱部材が高温側支持部材に擦られてしまうのを防止して第1の伝熱部材が磨耗するのを抑制することができる。
上記(1)〜(3)に記載の熱電発電装置において、(5)少なくとも前記高温側支持部材に対向する前記第1の絶縁基板の対向面に凹部が形成され、前記凹部が前記高温側支持部材によって閉止されることにより、前記閉空間が形成され、前記高温側支持部材が、前記高温側支持部材から前記低温側支持部材に向かって突出し、第1の絶縁基板の延在方向両端を挟持する突部を有するものから構成されている。
この熱電発電装置は、第1の絶縁基板に形成された凹部を高温側支持部材によって閉止して閉空間に形成し、この閉空間に第1の伝熱部材を設置したので、第1の絶縁基板の形状を変更することによって少なくとも第1の伝熱部材が酸化するのを防止することができる。したがって、熱電発電装置の部品点数が増大するのを防止することができ、熱電発電装置の製造コストが増大するのを防止することができる。
また、高温側支持部材が、高温側支持部材から低温側支持部材に向かって突出し、第1の絶縁基板の延在方向両端を挟持する突部を有するので、高温側支持部材が熱膨張によって変形した場合に、第1の伝熱部材を高温側支持部材と共に移動させることができる。このため、高温側支持部材と第1の伝熱部材とが相対移動するのを防止することができ、第1の伝熱部材が高温側支持部材に擦られてしまうのを防止して第1の伝熱部材が磨耗するのを抑制することができる。
本発明によれば、部品点数を増大することなしに伝熱部材の酸化を防止することができ、製造コストが増大するのを防止することができる熱電発電装置を提供することができる。
本発明に係る熱電発電装置の第1の実施の形態を示す図であり、熱電発電装置を備える内燃機関の概略構成図である。 本発明に係る熱電発電装置の第1の実施の形態を示す図であり、熱電発電装置の側面断面図である。 本発明に係る熱電発電装置の第1の実施の形態を示す図であり、熱電変換モジュールの斜視図である。 本発明に係る熱電発電装置の第1の実施の形態を示す図であり、熱電変換モジュールの要部断面図である。 本発明に係る熱電発電装置の第1の実施の形態を示す図であり、熱電変換モジュールに面圧を加える前の熱電発電装置の側面断面図である。 本発明に係る熱電発電装置の第1の実施の形態を示す図であり、面圧を加える前の熱電変換モジュールの付近の要部断面図である。 本発明に係る熱電発電装置の第2の実施の形態を示す図であり、熱電発電装置の側面断面図である。 本発明に係る熱電発電装置の第2の実施の形態を示す図であり、熱電変換モジュールの要部断面図である。
以下、本発明に係る熱電発電装置の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では、熱電発電装置を、自動車等の車両に搭載される水冷式の多気筒の内燃機関、例えば4サイクルガソリンエンジン(以下、単にエンジンという)に適用した場合について説明している。また、エンジンは、ガソリンエンジンに限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1〜図6は、本発明に係る熱電発電装置の第1の実施の形態を示す図である。
まず、構成を説明する。
図1に示すように、自動車等の車両に搭載される内燃機関としてのエンジン1は、吸気系から供給される空気と燃料供給系から供給される燃料とを適宜の空燃比で混合して成る燃焼室に供給して燃焼させた後、この燃焼に伴って発生する排気ガスを排気系から大気に放出するようになっている。
吸気系は、エンジン1に接続された吸気マニホールド2と、吸気マニホールド2に接続された吸気管2aとから構成されており、吸気管2aは、吸気管2aの上流側に設けられた図示しないエアダクトから取り入れた空気を図示しないエアクリーナで浄化して吸気マニホールド2に導入するようになっている。
吸気マニホールド2は、吸気管2aから導入された空気をエンジン1の各気筒の燃焼室3に分配するようになっており、エンジン1の気筒数に応じた数の分岐管を備えている。例えば、4気筒エンジンであれば、分岐管が4つ設けられている。但し、エンジン1の気筒数は、特に4気筒に限定されるものではない。
吸気管2aにはスロットルバルブ4が設けられており、スロットルバルブ4は、燃焼室3に導入される吸入空気量を調整するようになっている。また、吸気マニホールド2の各分岐管には燃料噴射弁5が設けられており、この燃料噴射弁5は、エンジン1の各燃焼室3に燃料を噴射供給するようになっている。
燃料噴射弁5から各燃焼室3に燃料が噴射されると、吸気管2aから吸気マニホールド2に導入される空気と燃料とからなる混合気が燃焼室3内に充填され、この混合気が各気筒に設けられた点火プラグ6の点火によって燃焼される。このときの燃焼エネルギーによってエンジン1のピストン7が往復移動し、ピストン7の往復移動がエンジン1のクランクシャフト8の回転運動に変換される。
一方、排気系は、エンジン1に取付けられたエキゾーストマニホールド9と、このエキゾーストマニホールド9に球面継手10を介して連結された排気管11とを含んで構成されており、エキゾーストマニホールド9の内周部および排気管11の内周部には排気通路が形成されている。
球面継手10は、エキゾーストマニホールド9と排気管11との適度な揺動を許容するとともに、エンジン1の振動や動きを排気管11に伝達させないか、あるいは減衰して伝達するように機能する。
排気管11上には、2つの触媒12、13が直列に設置されており、この触媒12、13により排気ガスが浄化されるようになっている。
この触媒12、13のうち、排気管11において排気ガスの排気方向の上流側に設置される触媒12は、所謂、スタートキャタリスタ(S/C)と呼ばれるものであり、排気管11において排気ガスの排気方向の下流側に設置される触媒13は、所謂、メインキャタリスタ(M/C)またはアンダーフロアキャタリスタ(U/F)と呼ばれるものである。
これらの触媒12、13は、例えば三元触媒により構成されている。この三元触媒は、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)を一括して化学反応により無害な成分に変化させるといった浄化作用を発揮する。
エンジン1の内部には、ウォータジャケットが形成されており、このウォータジャケットにはロングライフクーラント(LLC)と呼ばれる低温媒体としての冷却液(以下、単に冷却水と言う)が充填されている。
この冷却水は、エンジン1に取付けられた導出管14から導出された後、ラジエータ15に供給され、このラジエータ15から上流側配管16に導入される。上流側配管16に導入された冷却水は、熱電発電装置17の後述する冷却タンクに導入された後、下流側配管18を経てエンジン1に戻されるようになっている。
ラジエータ15は、ウォータポンプ19によって循環される冷却水を外気との熱交換により冷却するものである。
また、導出管14にはバイパス管20が連結されており、このバイパス管20と導出管14との間にはサーモスタット21が介装され、このサーモスタット21によって、ラジエータ15を流通する冷却水量とバイパス管20を流通する冷却水量とが調節されるようになっている。
例えば、エンジン1の暖機運転時においてはバイパス管20側の冷却水量が増加されて暖機が促進され、暖機完了後にはバイパス管20側の冷却水量を減少、または、バイパス管20側に冷却水をバイパスしないようにしてエンジン1の冷却性能を向上させる。
一方、エンジン1の排気系には、熱電発電装置17が設けられており、この熱電発電装置17は、エンジン1から排出される高温媒体としての排気ガスの熱を回収し、排気ガスの熱エネルギーを電気エネルギーに変換するようになっている。
図2に示すように、熱電発電装置17は、エンジン1から排出された排気ガスGが導入される高温側支持部材としての排気管部31を備えている。この排気管部31の上流端は、排気管11からバイパスされたバイパス管22の上流配管22aに接続されており、排気管部31の下流端は、バイパス管22の下流配管22bを介して排気管11に接続されている(図1参照)。
排気管部31の内部には排気通路32が形成されており、排気通路32は、上流配管22aの内部に形成された排気通路22cを介して排気管11の内部に形成された排気通路11aに連通しているとともに、下流配管22bの内部に形成された排気通路22dを介して排気通路11aに連通している。
このため、排気通路32には排気通路11aから排気通路22cを介して排気ガスが導入され、排気通路32に導入された排気ガスは、排気通路22dを介して排気通路11aに排出される。
また、熱電発電装置17は、排気ガスGの排気方向に設置される複数の熱電変換モジュール33と、排気管部31と同軸上に設けられた低温側支持部材としての筒状の冷却タンク34とを備えている。排気管部31および冷却タンク34は、例えば、ステンレス等から構成されている。
図3に示すように、熱電変換モジュール33は、第1の絶縁基板を構成する絶縁セラミックス製の受熱基板35と、第2の絶縁基板を構成する絶縁セラミックス製の放熱基板36との間に、ゼーベック効果により温度差に応じた起電力を発生する熱電変換素子としてのN型熱電変換素子37および熱電変換素子としてのP型熱電変換素子38が複数個設置されており、N型熱電変換素子37およびP型熱電変換素子38が電極39a、39bを介して交互に直列に接続されている。また、隣接する熱電変換モジュール33は、配線40を介して電気的に連結されている。
図1、図4に示すように、熱電変換モジュール33は、第1の伝熱部材としての伝熱部材41および第2の伝熱部材としての伝熱部材42を備えている。伝熱部材41は、受熱基板35と排気管部31との間に介装されており、受熱基板35は、伝熱部材41を介して排気管部31に接触している。
伝熱部材42は、放熱基板36と冷却タンク34との間に介装されており、放熱基板36は、伝熱部材42を介して冷却タンク34に接触している。
伝熱部材41、42は、例えば、熱伝導性の高いグラファイトシートから構成されており、受熱基板35および放熱基板36よりも大きい面積を有している。
また、熱電変換モジュール33に対向する排気管部31の部位には折り曲げ部44a、44bおよび段部44c、44dを介して凹部43が形成されており、この凹部43は、受熱基板35から離隔する方向に窪んている。また、凹部43には伝熱部材41が収容されており、凹部43は、受熱基板35が段部44c、44dに接触することにより、受熱基板35によって閉止されている。
このため、伝熱部材41は、受熱基板35と排気管部31の凹部43とによって画成される閉空間45に設置されている。また、凹部43の側面43a、43bは、テーパ形状に形成されている。
本実施の形態の熱電発電装置17の受熱基板35の両端部は、排気管部31の段部44c、44dに接触しており、放熱基板36は、冷却タンク34に非接触となっている。
また、伝熱部材42に対向する放熱基板36の対向面の表面粗さに対して伝熱部材42に対向する冷却タンク34の対向面の表面粗さが細かく構成されており、伝熱部材42および放熱基板36の間の摩擦係数μ1は、冷却タンク34および伝熱部材42の間の摩擦係数μ2よりも大きく構成されている。
例えば、伝熱部材42に対向する放熱基板36の対向面の表面は、粗く形成されており、伝熱部材42に対向する冷却タンク34の対向面は、鏡面に形成されている。そして、熱電変換モジュール33は、受熱基板35と放熱基板36との温度差に応じて発電を行うことにより、ケーブル46を介して後述する補機バッテリに発電電力を供給(充電)するようになっている。
熱電変換モジュール33は、略正方形のプレート形状をしており、排気管部31および冷却タンク34の間に密着させる必要があるため、排気管部31および冷却タンク34は、多角形に形成されている。
また、排気管部31および冷却タンク34は、円形であってもよい。この場合には、熱電変換モジュール33の受熱基板35および放熱基板36等を湾曲させるようにすればよい。
冷却タンク34は、上流側配管16に連結される冷却水導入部34aおよび下流側配管18に連結される冷却水排出部34bを備えている。
この冷却タンク34は、冷却水導入部34aから冷却タンク34に導入された冷却水Wが排気ガスGの排気方向と同方向に流れるように、冷却水排出部34bに対して冷却水導入部34aが排気方向上流側に設けられている。
また、冷却タンク34の上流側と排気管部31との間には連結部材47が設けられており、この連結部材47の両端部は冷却タンク34と排気管部31に溶接されている。また、冷却タンク34の下流側と排気管部31との間には連結部材48が設けられており、連結部材48の両端部は冷却タンク34と排気管部31に溶接されている。ここで、熱電変換モジュール33が設置される空間は、密閉されておらず、熱電変換モジュール33は、酸素雰囲気中、すなわち、大気に晒されている。
図1に示すように、排気管11には開閉弁49が設けられており、この開閉弁49は、バイパス管22の上流配管22aと下流配管22bとの間に設けられ、排気管11を開閉するように排気管11に回動自在に取付けられている。
この開閉弁49は、アクチュエータ50によって開閉されるようになっている。アクチュエータ50は、ECU(Electronic Control Unit)51によって制御されるようになっており、アクチュエータ50は、ECU51からの駆動信号によって開閉弁49を開閉制御する。
すなわち、アクチュエータ50は、励磁電流がデューティ制御されることで開閉弁49の開度を変化させるようになっており、ECU51は、アクチュエータ50をデューティ制御するようになっている。
このため、開閉弁49が排気管11を閉塞することにより、上流配管22aから排気通路32に導入される排気ガスの流量が増大し、開閉弁49が解放されて開閉弁49の解放量が多くなるにつれて排気管11の開度が大きくなることにより、上流配管22aから排気通路32に導入される排気ガスの流量が低下されることになる。
ここで、開閉弁49は、電磁式のアクチュエータ50ではなく、冷却水温に応じて作動するサーモアクチュエータから構成されてもよく、排気ガスの流速に応じて開閉するものであってもよい。
次に、作用を説明する。
まず、図5、図6に基づいて熱電変換モジュール33を排気管部31と冷却タンク34に取付ける方法を説明する。
予め、圧縮される前の厚みを有する伝熱部材41、42を準備し、伝熱部材41を凹部43に位置決めするようにして熱電変換モジュール33を排気管部31と冷却タンク34の間に介装する。
次いで、冷却タンク34を上下方向から押圧して伝熱部材41、42に面圧を加えると、伝熱部材41、42が圧縮する。伝熱部材41は、凹部43内で上面が段部44c、44dと同一面上に位置するように圧縮されながらテーパ形状の凹部43の側面43a、43bに倣って変形する。
このため、伝熱部材41の上下面の全面が排気管部31および受熱基板35に密着し、伝熱部材42の上下面の全面が冷却タンク34および放熱基板36に密着する。また、伝熱部材41は、受熱基板35の両端が段部44c、44dに当接することによって凹部43および受熱基板35によって囲まれる閉空間45に密閉された状態で設置される。
ここで、伝熱部材41は、面圧が加えられて圧縮する前の状態において、伝熱部材41に面圧が加えられて圧縮後に、伝熱部材41の上下面の全面が排気管部31および受熱基板35に密着して高い熱伝導性を得られ、かつ、閉空間45に効率よく収容されるような厚みに設定されている。
特に、本実施の形態の熱電発電装置17は、凹部43の上部に折り曲げ部44a、44bを介して段部44c、44dが形成されているため、受熱基板35を段部44c、44dに当接させるときに、受熱基板35を折り曲げ部44a、44bに沿って段部44c、44dに案内することができる。このため、受熱基板35の位置決め精度を高くすることができ、結果的に熱電変換モジュール33の取付け作業の作業性を向上させることができる。
次に、熱電発電装置17の動作について説明を行う。
エンジン1の冷間始動時には、触媒12、13、エンジン1の冷却水の全てが低温(外気温程度)になっている。
この状態からエンジン1が始動されると、エンジン1の始動に伴いエンジン1からエキゾーストマニホールド9を経て排気管11に、低温の排気ガスが排出されることになり、2つの触媒12、13が排気ガスにより昇温されることになる。
また、エンジン1の冷間始動時には、例えば、エンジン1のアイドリングが行われて冷却水の温度がエンジン1の暖機温度未満と低いため、サーモスタット21か導出管14とバイパス管20を連通する位置に切換られる。
このため、冷却水がラジエータ15を通らずにバイパス管20、上流側配管16および下流側配管18を経てエンジン1に戻されることによって暖機運転が行われることになる。
また、冷間始動時にはエンジン1の負荷が小さいため、ECU51は、アクチュエータ50を制御してアクチュエータ50により開閉弁49を閉じた状態にする。
このため、排気管11から排気管部31の排気通路32に導入された排気ガスによって冷却タンク34を流通する冷却水が昇温され、エンジン1の暖機が促される。
また、排気通路32に導入される排気ガスの熱が伝熱部材41を介して受熱基板35に高い熱伝導性で作用し、冷却タンク34に導入される冷却水の熱が伝熱部材42を介して放熱基板36に作用する。このため、受熱基板35と放熱基板36との温度差によって熱電変換モジュール33が発電を行う。
また、暖機完了後には、冷却水の温度がエンジン1の暖機温度以上になるため、サーモスタット21か導出管14とバイパス管20を連通する位置に切換られ、冷却水がラジエータ15を通らずにバイパス管20、上流側配管16および下流側配管18を経てエンジン1に戻され、エンジン1が冷却される。
このとき、熱電発電装置17は、受熱基板35と放熱基板36との温度差によって熱電変換モジュール33が発電を行う。
また、例えば、エンジン1の運転状態が高負荷および高回転となると、ECU51は、アクチュエータ50を制御してアクチュエータ50により開閉弁49を開放する。このため、排気ガスは、熱電発電装置17を通過せずに排気管11からそのまま大気に排出され、冷却水が高温の排気ガスで過度に昇温されるのを防止することができるとともに、排気ガスの背圧が上昇するのを抑制することができる。
一方、本実施の形態の熱電発電装置17は、酸素雰囲気中に設置されているため、伝熱部材41が酸化して劣化するおそれがある。
本実施の形態の熱電発電装置17は、受熱基板35と排気管部31とによって画成される閉空間45に伝熱部材41が設置されるので、伝熱部材41を閉空間45に密閉することができる。このため、酸素雰囲気中に熱電変換モジュール33を設置した場合であっても、伝熱部材41が酸化するのを防止することができる。
特に、本実施の形態の熱電発電装置17は、排気管部31に形成された凹部43を受熱基板35によって閉止して閉空間45に伝熱部材41を設置したので、排気管部31の形状を変更することによって伝熱部材41が酸化するのを防止することができる。したがって、熱電発電装置17の部品点数が増大するのを防止することができ、熱電発電装置17の製造コストが増大するのを防止することができる。
一方、本実施の形態の熱電発電装置17は、排気管部31および冷却タンク34がステンレスから構成されており、排気管部31に、例えば、500℃程度の高温の排気ガスが導入され、冷却タンク34に、例えば、100℃程度の低温の冷却水が導入される。
このため、排気管部31が冷却タンク34に対して大きく熱膨張する。ここで、図4において、冷却タンク34が変形せず、排気管部31が冷却タンク34に対して右側に熱膨張したものを想定する。
伝熱部材41は、凹部43に収容されているため、排気管部31の熱膨張により排気管部31と伝熱部材41とが右方に移動し、この移動に伴って受熱基板35の左端が折り曲げ部44aに当接して受熱基板35が排気管部31と共に右側に移動する。
このとき、N型熱電変換素子37およびP型熱電変換素子38の受熱基板35側が放熱基板36側に対して右方に移動してしまい、N型熱電変換素子37およびP型熱電変換素子38が剪断変形してしまうおそれがある。
本実施の形態の熱電発電装置17は、放熱基板36と冷却タンク34とが非接触となっているとともに、伝熱部材42および放熱基板36の間の摩擦係数μ1が、冷却タンク34および伝熱部材42の間の摩擦係数μ2よりも大きく構成されている。
このため、冷却タンク34に対して排気管部31がより大きく熱膨張した場合に、伝熱部材42および放熱基板36が排気管部31の右側への移動に引きずられて冷却タンク34に対して右側に相対移動する。この結果、N型熱電変換素子37およびP型熱電変換素子38が剪断変形するのを防止することができる。
また、本実施の形態の熱電発電装置17は、伝熱部材41、42の熱伝導性を高くするために受熱基板35および放熱基板36に対する伝熱部材41、42の接触面積を大きくしている。
このため、排気管部31の熱膨張により伝熱部材42および放熱基板36が排気管部31に引きずられて冷却タンク34に対して右方に相対移動するとき、および排気ガスが低温となることで伝熱部材42および放熱基板36が排気管部31に引きずられて冷却タンク34に対して左方に復帰するときに、伝熱部材42と放熱基板36との相対移動により伝熱部材42が放熱基板36のエッジ部(放熱基板36の角部)に擦られて磨耗してしまうおそれがある。
これに対して、本実施の形態の熱電発電装置17は、伝熱部材42および放熱基板36の間の摩擦係数μ1が、冷却タンク34および伝熱部材42の間の摩擦係数μ2よりも大きく構成されている。
このため、伝熱部材42および放熱基板36が排気管部31に引きずられて冷却タンク34に対して左右方向に相対移動するときに、伝熱部材42および放熱基板36を一体的に冷却タンク34に対して相対移動させることができる。したがって、伝熱部材42および放熱基板36が相対移動するのを抑制することができ、伝熱部材42が放熱基板36のエッジ部によって擦られて磨耗するのを抑制することができる。
また、伝熱部材41にあっては、凹部43に収容されて排気管部31と一体的に左右方向に移動することになるため、伝熱部材41が受熱基板35によって擦られて磨耗するのを抑制することができる。
ここで、本実施の形態の熱電発電装置17は、冷却タンク34にも凹部を形成して凹部を放熱基板36によって密閉することで閉空間を形成し、この閉空間に伝熱部材42を設置してもよい。
このようにすれば、排気管部31および冷却タンク34の形状を変更するだけで伝熱部材41、42が酸化するのを防止することができ、熱電発電装置17の部品点数が増大するのを防止して、熱電発電装置17の製造コストが増大するのを防止することができる。
(第2の実施の形態)
図7、図8は、本発明に係る熱電発電装置の第2の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態と同一の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図7、図8において、排気管部31に対向する受熱基板35の対向面には凹部35aが形成されており、この凹部35aが排気管部31によって閉止されることにより、閉空間61が形成されている。この閉空間61には伝熱部材41が設置されており、伝熱部材41は、外気と密閉されている。
排気管部31の外周部には複数の突部31a、31bが形成されており、この突部31a、31bは、排気管部31から冷却タンク34に向かって突出し、放熱基板36の延在方向両端を挟持するようになっている。
このように本実施の形態の熱電発電装置17は、受熱基板35に形成された凹部35aを排気管部31によって閉止して閉空間45に伝熱部材41を設置したので、受熱基板35の形状を変更することによって伝熱部材41が酸化するのを防止することができる。したがって、熱電発電装置17の部品点数が増大するのを防止することができ、熱電発電装置17の製造コストが増大するのを防止することができる。
また、排気管部31が、排気管部31から冷却タンク34に向かって突出し、受熱基板35の延在方向両端を挟持する突部31a、31bを有するので、排気管部31が熱膨張によって変形した場合に、伝熱部材41を排気管部31と共に移動させることができる。このため、排気管部31と伝熱部材41とが相対移動するのを防止することができ、伝熱部材41が排気管部31に擦られてしまうのを防止して伝熱部材41が磨耗するのを抑制することができる。
ここで、放熱基板36にも凹部を形成して凹部を冷却タンク34によって閉止することで、凹部と冷却タンク34とによって閉空間を形成し、この閉空間に伝熱部材42を設置してもよい。
このようにすれば、放熱基板36の形状を変更するだけで伝熱部材41、42が酸化するのを防止することができ、熱電発電装置17の部品点数が増大するのを防止することができ、熱電発電装置17の製造コストが増大するのを防止することができる。
なお、本実施の形態の熱電発電装置17は、伝熱部材41、42として、グラファイトシートを用いているが、これに限定されるものではなく、錫、鉛、亜鉛、銀等の金属、あるいは、シリコン等の樹脂等から構成されてもよい。要は、伸縮自在で熱伝導性が高い材料であれば、どのような材料であってもよい。
ここで、各実施の形態の熱電発電装置17を車両に適用しているが、これに限定されるものではなく、高温媒体が導入される高温側支持部材と低温媒体が導入される低温側支持部材との間に介装されるものであれば、その他の装置に適用することができる。
以上のように、本発明に係る熱電発電装置は、部品点数を増大することなしに伝熱部材の酸化を防止することができ、製造コストが増大するのを防止することができるという効果を有し、高温媒体と低温媒体との温度差に応じて発電を行う熱電発電装置等として有用である。
17…熱電発電装置、31…排気管部(高温側支持部材)、31a,31b…突部、33…熱電変換モジュール、34…冷却タンク(低温側支持部材)、35…受熱基板(第1の絶縁基板)、35a…凹部(第1の絶縁基板の凹部)、36…放熱基板(第2の絶縁基板)、37…N型熱電変換素子(熱電変換素子)、38…P型熱電変換素子(熱電変換素子)、41…伝熱部材(第1の伝熱部材)、42…伝熱部材(第2の伝熱部材)、43…凹部(高温側支持部材の凹部)、45,61…閉空間

Claims (5)

  1. 高温媒体が導入される高温側支持部材に第1の伝熱部材を介して接触する第1の絶縁基板と、低温媒体が導入される低温側支持部材に第2の伝熱部材を介して接触する第2の絶縁基板と、前記第1の絶縁基板と前記第2の絶縁基板との間に介装された複数の熱電変換素子とを有し、前記第1の絶縁基板と前記第2の絶縁基板との温度差に応じて発電を行う熱電変換モジュールを備えた熱電発電装置であって、
    少なくとも前記第1の絶縁基板と前記高温側支持部材とによって画成される閉空間に前記第1の伝熱部材を設置したことを特徴とする熱電発電装置。
  2. 前記第1の絶縁基板の一部と前記高温側支持部材の一部とが接触し、前記第2の絶縁基板と前記低温側支持部材が非接触となるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の熱電発電装置。
  3. 前記第2の伝熱部材および前記第2の絶縁基板の間の摩擦係数が、前記低温側支持部材および前記第2の伝熱部材の間の摩擦係数よりも大きく構成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱電発電装置。
  4. 少なくとも前記高温側支持部材が、前記第1の絶縁基板から離隔する方向に窪んだ凹部を有し、前記凹部が前記第1の絶縁基板によって閉止されることにより、前記閉空間が形成されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1の請求項に記載の熱電発電装置。
  5. 少なくとも前記高温側支持部材に対向する前記第1の絶縁基板の対向面に凹部が形成され、前記凹部が前記高温側支持部材によって閉止されることにより、前記閉空間が形成され、
    前記高温側支持部材が、前記高温側支持部材から前記低温側支持部材に向かって突出し、第1の絶縁基板の延在方向両端を挟持する突部を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1の請求項に記載の熱電発電装置。
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