JP2014127236A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の半導体発光素子を好適に配置することのできる車両用灯具を提供する。
【解決手段】クリアランスランプ20は、絶縁材料を雨樋形状に成形するとともにその内表面21aに導体パターンを形成したインナーボディ21と、インナーボディ21の内表面21a上に、その長さ方向に沿って配列された複数のLED23a,23b,23cと、インナーボディ21の開口部を覆うインナーレンズ22とを備える。インナーボディ21の内表面21aには反射面が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用灯具に関し、特に光源としてLED等の半導体発光素子を用いた車両用灯具に関する。
従来より、LED等の半導体発光素子を用いた車両用灯具が知られている。例えば特許文献1には、複数のLEDが前面レンズおよびランプボディに沿って配設された車両用灯具が開示されている。
上記特許文献1に開示された車両用灯具では、曲面形状の前面レンズおよびランプボディに沿って複数のLEDを配置するために、階段状に屈曲形成されたメタルベースFPC(フレキシブルプリント基板)を用いている。このメタルベースFPCは、導光体をフィルムに一体化して形成したフレキシブルプリント基板を可撓性を有する金属性ベースにさらに一体化したものである。
特開2012−160430号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された車両用灯具においては、可撓性を有するとはいってもメタルベースを階段状に屈曲形成するのは容易ではない。また、メタルベースFPCの屈曲部分にはLEDを配置できないなど、LEDの配置に制限が生じる可能性がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の半導体発光素子を好適に配置することのできる車両用灯具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の車両用灯具は、絶縁材料を雨樋形状に成形するとともにその内表面に導体パターンを形成したインナーボディと、インナーボディの内表面上に、その長さ方向に沿って配列された複数の半導体発光素子と、インナーボディの開口部を覆うインナーレンズとを備える。
車両用灯具は、少なくとも一部が湾曲したアウターレンズを備えてもよい。インナーボディおよびインナーレンズは、アウターレンズの湾曲形状に沿って湾曲していてもよい。
インナーボディの内表面に反射面が形成されていてもよい。複数の半導体発光素子は、インナーボディ内表面に形成された反射面で多重反射するように配置されてもよい。
本発明によれば、複数の半導体発光素子を好適に配置することのできる車両用灯具を提供できる。
本発明の実施形態に係る車両用前照灯を説明するための概略正面図である。 図1に示す車両用前照灯のA−A断面図である。 図1に示す車両用前照灯10のB−B断面図である。 クリアランスランプの一部の正面図を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る車両用灯具について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用前照灯10を説明するための概略正面図である。
図1に示すように、車両用前照灯10は、アウターボディ12と透明なアウターレンズ13とにより構成される灯室14内に、ロービームランプ16、ハイビームランプ18、およびクリアランスランプ20が収容されたコンビネーションヘッドランプである。図1に示す車両用前照灯10は、車両の左前方に装着されるコンビネーションヘッドランプである。
ロービームランプ16およびハイビームランプ18は、灯室14内において車幅方向に並んで配置されている。ロービームランプ16およびハイビームランプ18の種類は特に限定されず、例えば反射型やプロジェクタ型の車両用灯具を利用できる。反射型やプロジェクタ型の車両用灯具は公知であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
クリアランスランプ20は、図1に示すように長尺状のランプであり、灯室14内において、ロービームランプ16およびハイビームランプ18の下方に設けられている。
図2は、図1に示す車両用前照灯10のA−A断面図である。図2は、主にクリアランスランプ20の水平方向(車幅方向)断面を示す。また、図3は、図1に示す車両用前照灯10のB−B断面である。図3は、クリアランスランプ20の鉛直方向断面を拡大して示す。また、図4は、クリアランスランプ20の一部の正面図を示す。
アウターレンズ13は、車両の外形に合わせて湾曲するように形成されている。より具体的には、アウターレンズ13は、図2に示すように車幅方向中心側から側方にかけて車両後方に湾曲するように形成されている。
クリアランスランプ20は、湾曲するアウターレンズ13に沿って湾曲するように形成されている。クリアランスランプ20は、図2〜図4に示すように、インナーボディ21と、該インナーボディ21の開口部を覆うインナーレンズ22と、複数のLED23とを備える。インナーボディ21とインナーレンズ22は、灯室24を形成しており、該灯室24内に複数のLED23が設けられている。
インナーボディ21は、図2および図3に示すように、雨樋形状に形成されている。雨樋形状とは、延設方向(長手方向)に垂直な断面が図3に示すように曲面凹形状に形成された形状である。図3に示すように、インナーボディ21の内表面21aは曲面凹形状に形成されている。インナーボディ21は、図2に示すように、アウターレンズ13の湾曲形状に沿って湾曲するように車幅方向に延設されている。
本実施形態において、インナーボディ21は、MID(Molded Interconnect Device)技術を用いた立体回路部品として形成されている。MIDは、樹脂やセラミックスなどの絶縁材料を用いた射出成形品の表面に、立体的に回路パターンを形成する技術である。
複数のLED23は、インナーボディ21の内表面21a上に列状に配置されている。本実施形態では、図3および図4に示すように、インナーボディ21の内表面21aの底部に複数のLED23aがインナーボディ21の延設方向(長手方向)に列状に配置されている。また、インナーボディ21の内表面21aの上側部に複数のLED23bがインナーボディ21の延設方向(長手方向)に列状に配置されている。また、インナーボディ21の内表面21aの下側部に複数のLED23cがインナーボディ21の延設方向(長手方向)に列状に配置されている。
図4に示すように、インナーボディ21の内表面21aの底部には、列状に配置された複数のLED23aを電気的に直列に接続するように導体パターン25aが形成されている。また、インナーボディ21の内表面21aの上側部には、列状に配置された複数のLED23bを電気的に直列に接続するように導体パターン25bが形成されている。また、インナーボディ21の内表面21aの下側部には、列状に配置された複数のLED23cを電気的に直列に接続するように導体パターン25cが形成されている。
また、本実施形態においては、インナーボディ21の内表面21aは、可視光を反射する反射面とされている。この反射面は、例えば内表面21aにアルミ蒸着処理を施すことにより形成されてもよい。当然のことながら、アルミ蒸着処理を施す際には、導体パターンにアルミが蒸着されないよう導体パターンをマスクする必要がある。
インナーレンズ22は、インナーボディ21の凹部を覆うように透明樹脂により形成された部材である。図2に示すように、インナーレンズ22は、インナーボディ21と同様にアウターレンズ13の湾曲形状に沿って湾曲するように車幅方向に延設されている。
次に、上述のように形成されたクリアランスランプ20の動作について説明する。インナーボディ21の内表面21aに形成された導体パターン25a,25b,25cを介してLED23a,23b,23cに電流が供給されると、LED23a,23b,23cが発光する。図3には、LED23a,23b,23cから出射された光が図示されている。本実施形態においては、図3に示すように、LED23a,23b,23cから出射された光の一部は直接インナーレンズ22を透過した後、アウターレンズ13から灯具前方に出射される。また、LED23a,23b,23cから出射された光の他の一部は、インナーボディ21の内表面21aに形成された反射面で多重反射した後、インナーレンズ22を透過し、アウターレンズ13から灯具前方に出射される。
このように、本実施形態では、LED23a,23b,23cから出射された光がインナーボディ21の内表面21aで多重反射することにより、実際のLED列は3列であるにもかかわらず、より多くのLEDを配置したかのような発光を達成できる。インナーボディ21の内表面21aに反射面を形成しない場合、各LEDから直接灯具前方に出射される光の強度が高く、各LEDが点状に発光しているような状態となる。しかしながら、本実施形態のように、インナーボディ21の内表面21aに反射面を形成し、該反射面で多重反射が生じるようにLED23a,23b,23cを配置することで、あたかもインナーボディ21の内表面21a全体が光源として発光しているかのような見栄えを実現できる。
以上、本実施形態に係る車両用前照灯10について説明した。車両用前照灯10のクリアランスランプ20では、雨樋形状のインナーボディ21をMID技術を用いた立体回路部品として形成した。本実施形態によれば、車両外形に合わせて湾曲した形状の灯具(クリアランスランプ20)にLEDを搭載するためにメタルベースFPCを階段状に屈曲形成する必要はないので、製造が容易となり、コストを低減できる。また、メタルベースFPCを用いた場合と異なり、LED23の配置位置も特に制限されないので、メタルベースFPCの屈曲部分にはLEDを配置できないといった不都合も生じない。このように本実施形態においては、湾曲形状の灯具であっても、複数のLEDを好適に配置することができる。
上述の実施形態では、クリアランスランプを例として本発明を説明したが、本発明はクリアランスランプだけでなく、他の長尺状の車両用灯具にも適用できる。
また、上述の実施形態では、光源としてLEDを例示したが、光源は半導体発光素子であればLEDに限定されず、例えば半導体レーザが用いられてもよい。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。これらの実施形態は例示であり、各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
10 車両用前照灯、 12 アウターボディ、 13 アウターレンズ、 14 灯室、 16 ロービームランプ、 18 ハイビームランプ、 20 クリアランスランプ、 21 インナーボディ、 22 インナーレンズ、 23 LED。

Claims (4)

  1. 絶縁材料を雨樋形状に成形するとともにその内表面に導体パターンを形成したインナーボディと、
    前記インナーボディの内表面上に、その長さ方向に沿って配列された複数の半導体発光素子と、
    前記インナーボディの開口部を覆うインナーレンズと、
    を備えることを特徴とする車両用灯具。
  2. 少なくとも一部が湾曲したアウターレンズを備え、
    前記インナーボディおよび前記インナーレンズは、前記アウターレンズの湾曲形状に沿って湾曲していることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記インナーボディの内表面に反射面が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用灯具。
  4. 前記複数の半導体発光素子は、前記インナーボディの内表面に形成された反射面で多重反射するように配置されることを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具。
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