JP2014127232A - 基板用コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】固定部材の板形状を廃止し、コストを低減する。
【解決手段】基板用コネクタは、相手ハウジング90に嵌合可能なハウジング10と、このハウジング10を基板100に取り付ける金属製の固定部材30とを備える。固定部材30は、ハウジング10に装着されるハウジング装着部35と、基板100に半田付けにより固定される基板装着部34とを一体に有し、全体として線状、好ましくは角線状に形成されている。したがって、固定部材30の板形状が廃止され、コストが低減される。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板用コネクタに関する。
特許文献1に記載の基板用コネクタは、ハウジングと、ハウジングを回路基板に固定するための固定部材とを備えている。固定部材は、金属製の板材で構成され、ハウジングの両側面に取り付けられる平板状のハウジング装着部と、回路基板の板面に半田付けにより取り付けられる平板状の基板装着部とを有している。
特開2008−135314号公報
ところで、上記固定部材を製造するに際し、金属板をプレスで打ち抜いた後、打ち抜かれた部分を曲げ加工等して固定部材を成形することになるが、このとき、固定部材が板状をなすことから材料の歩留りが悪く、コストが上昇するという問題がある。また、固定部材がキャリアから切り離された後、半田濡れ性を確保するべく破断面をめっき層で覆うための後めっき処理を施さなければならず、これもコスト上昇の一因となっている。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、固定部材の板形状を廃止し、コストを低減することを目的とする。
本発明は、相手ハウジングに嵌合可能なハウジングと、このハウジングを回路基板に取り付ける金属製の固定部材とを備え、前記固定部材は、前記ハウジングに装着されるハウジング装着部と、前記回路基板に半田付けにより固定される基板装着部とを一体に有し、全体として線状に形成されているところに特徴を有する。
固定部材が全体として線状に形成されているため、材料の歩留りが良好となり、且つ後めっき処理も省略可能となる結果、コストが安価に抑えられる。
実施例1の基板用コネクタの断面図である。 基板用コネクタの正面図である。 (A)基板用コネクタの背面図である。(B)基板用コネクタの要部拡大断面図である。 (A)固定部材の平面図である。(B)固定部材の側面図である。 実施例2の基板用コネクタの背面図である。 (A)基板用コネクタの別態様の要部拡大断面図である。(B)基板用コネクタのまた別態様の要部拡大断面図である。(C)基板用コネクタのさらに別態様の要部拡大断面図である。 実施例3の基板用コネクタの断面図である。 基板用コネクタの背面図である。 実施例4の基板用コネクタの一部破断側面図である。 基板用コネクタの正面図である。 固定部材が装着されていない基板用コネクタの正面図である。 実施例5の基板用コネクタの正面図である。 実施例6の基板用コネクタの正面図である。 実施例7の基板用コネクタの一部破断側面図である。 実施例8の基板用コネクタの一部破断側面図である。 実施例9の基板用コネクタの一部破断側面図である。 実施例10の基板用コネクタの一部破断側面図である。 実施例11の基板用コネクタの一部破断側面図である。 実施例12の基板用コネクタの一部破断側面図である。 実施例13の基板用コネクタの一部破断側面図である。 実施例14の基板用コネクタの一部破断側面図である。 実施例15の基板用コネクタの一部破断側面図である。 実施例16の基板用コネクタの一部破断側面図である。 実施例4の固定部材の詳細な側面図である。
本発明の好ましい形態を以下に示す。
前記固定部材が角線材からなり、前記基板装着部が前記回路基板の板面に対面する面を有している。これにより、回路基板に対する固定部材の固定強度を確保することができる。
前記基板装着部が、前記回路基板の板面に沿って両ハウジングの嵌合方向に延びる部分を有している。これにより、ハウジングが回路基板に対して嵌合方向に安定して支持される。
前記基板装着部の端部が曲げられ、この曲げの外側面に半田が付着する面が形成されている。基板装着部の端部における曲げの外側面に半田が付着するため、良好な半田濡れ性が確保される。
前記ハウジングには、端子金具が挿入されて装着される端子挿入部が形成されているとともに、前記ハウジング装着部が前記端子金具の挿入方向に沿って挿入されて装着される線材挿入部が形成されている。固定部材のハウジング装着部がハウジングの線材挿入部に対して端子金具の挿入方向に沿って挿入されて装着されるため、組み付け時の作業性が良好となる。
前記線材挿入部が、前記ハウジングの両側面間の幅内に形成されている。したがって、ハウジングが幅方向に大型化するのが回避され、ひいては回路基板上のハウジングの設置領域も大きくなるのが回避される。
前記ハウジング装着部には、前記線材挿入部に係止されることで前記固定部材が前記ハウジングから抜け出るのを規制する抜け止め部が形成されている。これにより、固定部材を抜き方向に引っ張っても、固定部材がハウジングから抜け出るのが防止される。
前記ハウジングの側面には、前記ハウジング装着部が係止される線材保持部が突出して形成されている。かかる線材保持部によってハウジング装着部をハウジングに様々な態様で取り付けることが可能となる。
前記ハウジング装着部が前記線材保持部に周回する形態で装着されている。こうすると、線材保持部を格別複雑な構造にする必要がない。
前記基板装着部が前記回路基板の板面に沿って両ハウジングの嵌合方向に延びる形態をなし、前記ハウジング装着部が前記線材保持部に係止された状態では、前記線材保持部が前記基板装着部の延出方向中央部に位置している。このような構成であれば、線材保持部を中心として基板装着部の延出方向両側に作用する回転モーメントがバランスして相殺されるため、ハウジングが回路基板に対して嵌合方向により安定して支持される。
<実施例1>
本発明の実施例1を図1〜図4によって説明する。実施例1の基板用コネクタは、プリント回路基板(以下、基板100という)の板面に実装されるものであって、ハウジング10と、固定部材30と、端子金具60とを備えている。ハウジング10は、相手ハウジング90に嵌合可能とされている。なお、以下の説明において、前後方向については、嵌合時に相手ハウジング90と対向する面側を前方とし、上下方向については、実装時に基板100と対向する面側を下方とする。
ハウジング10は合成樹脂製であって、図2に示すように、前方に開口する角筒状のフード11を有している。フード11には、図1に示すように、角ブロック状の相手ハウジング90が内嵌されるようになっている。
フード11の奥壁には、複数の端子金具60が圧入により装着されている。各端子金具60は、角ピン状をなし、図2に示すように、上下2段で且つ幅方向に千鳥状に並列配置されている。各端子金具60の後部は、図1に示すように、フード11の後面後方に露出して配置され、2度曲げによってその後端部が基板100の板面に前後方向に沿って載置可能となっている。各端子金具60の後端部は、基板100の板面に形成された図示しない導電部に半田付けして接続されるようになっている。一方、各端子金具60の前部は、フード11の内側にほぼ水平に突出して配置され、両ハウジング10、90の嵌合時に、相手ハウジング90に装着された図示しない相手端子金具と接続されるようになっている。なお、相手端子金具は、電線80の端末部に接続されている。
フード11の底壁には、図1及び図3(A)に示すように、線材挿入部12が形成されている。線材挿入部12は、フード11の底壁の幅方向両端部に対をなして配置され、前後方向に延びてフード11の後面に開口するとともにフード11の下面に開口する溝状の形態とされている。また、両線材挿入部12は、各端子金具60を挟んだ幅方向両側に配置され、且つ、フード11の両側面間の距離に相当するハウジング10の幅寸法の範囲内に配置されている。
固定部材30は、導電金属製であって全体として線状をなし、図3(A)に示すように、両線材挿入部12と対応する位置に対をなして設けられている。具体的には、固定部材30は、黄銅等の端子金具60と同一材料からなる角線材として構成され、図4(A)に示すように、前後方向に直線状に延びる断面矩形の線材本体31と、線材本体31に前後方向に間隔をあけて配置された複数の抜け止め部32とを有している。線材本体31は、端子金具60より一回り小さくされ、線材挿入部12に適合して嵌合可能とされている。
図4(A)及び(B)に示すように、各抜け止め部32は、線材本体31の両側面で且つ上下方向中央部にリブ状に突設されている。この場合、各抜け止め部32は、断面台形状をなし、その突出端面が前後方向に沿ってフラット状に形成され、その前後両面が突出端面に向けてテーパ状に傾斜して形成されている。線材本体31が線材挿入部12に挿入されると、図3(B)に示すように、各抜け止め部32が線材挿入部12の内側面に形成された嵌合溝13に嵌合され、これによって固定部材30がハウジング10から抜け出るのが防止されるようになっている。
ここで、図3(B)に示すように、線材本体31の下面は、基板100の板面に半田付けされる基板装着部34として機能し、線材本体31の両側面及び上面並びに各抜け止め部の外面は、線材挿入部12に圧入保持されるハウジング装着部35として機能する。つまり、実施例1の場合、ハウジング装着部35及び基板装着部34は、線材本体31にまとめて設けられている。
次に、実施例1の作用を説明する。
両固定部材30は、対応する線材挿入部12に対し、端子金具60と同様に後方から圧入により装着される。固定部材30が正規状態で装着されると、線材本体31の前端が線材挿入部12の前端内面に当て止めされるとともに、基板装着部34がフード11の下面とほぼ面一で連続して配置される(図1を参照)。
次いで、各端子金具60及び両固定部材30を装着したハウジング10が基板100の板面に載置される。基板100の板面には、あらかじめ各端子金具60及び両固定部材30の設置領域にペースト半田が塗布されている。その状態で、ハウジング10が基板100とともにリフロー炉に入れられ、ペースト半田が溶解することにより、各端子金具60及び両固定部材30に対してリフロー半田付けがなされる。その後、半田が冷却硬化され、各端子金具60が基板100の導電部に電気的に接続されるとともに、両固定部材30が基板100に接合され、さらに両固定部材30を介してハウジング10が基板100に固定される。この場合、両固定部材30が線状をなすという事情があっても、基板装着部34が基板100に対して接合されることにより、所定のせん断強度及び剥離強度が得られることが確認されている。
以上説明したように、実施例1によれば、固定部材30が全体として線状に形成されているため、成形時に金属板から打ち抜く際に材料の無駄が少なく、歩留りが良好となる。また、固定部材30の表面全体に元々めっきが施されていることから、後めっき処理が不要となる。その結果、コストが安価に抑えられる。
また、固定部材30が角線材からなり、基板装着部34が基板100の板面に対面する面とされるため、基板100に対する固定部材30の固定強度が確保される。
また、基板装着部34が基板100の板面に沿って前後方向に延びる形態とされるため、ハウジング10が基板100に対して前後方向に安定して支持される。
また、基板装着部34が端子金具60の挿入方向に沿って線材挿入部12に挿入されて装着されるため、両固定部材30の組み付け時の作業性が良好となる。
さらに、線材挿入部12がハウジング10の両側面間の幅内に形成されているため、ハウジング10が幅方向に大型化するのが回避され、ひいては基板100上のハウジング10の設置領域も大きくなるのが回避される。
さらにまた、ハウジング装着部35には複数の抜け止め部32が形成され、各抜け止め部32が線材挿入部12に係止されることにより、固定部材30がハウジング10から抜け出るのが防止される。
<実施例2>
図5及び図6は、実施例2を示す。実施例2は、固定部材30A〜D及び線材挿入部12Aのそれぞれの形態が実施例1とは異なる。その他は、実施例1と同様である。よって、構造上の変更点が特に無い構造は、図面上、実施例1と同様の符号を付す。なお、以下の実施例3〜16も、基準となる実施例からの変更点が特に無い場合、その基準となる実施例と同様の符号を付すことにする。
図5に示すように、線材挿入部12Aは、フード11の幅方向両端部において前後方向に延びてフード11の後面及び下面に開口する断面台形、詳細には断面等脚台形の溝状をなしている。線材挿入部12Aの内側面は、上方に向けてテーパ状に拡開する形態とされている。
また、固定部材30Aは、線材挿入部12Aに対応する形状であって、全体として前後方向に直線状に延びる断面台形、詳細には断面等脚台形の角線材とされている。固定部材30Aの両側面は、上方に向けてテーパ状に拡開する一対の抜け止め部32Aとされている。固定部材30Aの下面は、基板100の板面に半田付けされる基板装着部34Aとして機能し、固定部材30Aの両側面(両抜け止め部32A)及び上面は、線材挿入部12Aに圧入保持されるハウジング装着部35Aとして機能する。
ここで、図5に示すように、固定部材30Aは線材挿入部12Aにアリ嵌合状態で挿入される。すると、両抜け止め部32Aが線材挿入部12Aの内側面に対面し、ハウジング10に対して固定部材30Aが抜け出るのが防止される。
なお、図示する場合、基板装着部34Aはフード11の下面と面一で連続する形態とされるが、図6(A)に示すように、固定部材30Bの基板装着部34Bはフード11の下面より下方に突出する位置に配置される形態であってもよい。また、図6(B)に示すように、固定部材30Cの上部は下方に向けて次第に幅狭となる一方、固定部材30の下部は上下方向にほぼ同一幅で連なるものであってもよい。さらに、図6(C)に示すように、固定部材30Dの上部は下方に向けて次第に幅狭となる一方、固定部材30Dの下部は下方に向けて次第に幅広となる形態とされるものであってもよい。このように、固定部材30C、30Dの下部が同幅の形態又は拡幅する形態であっても、その下部がフード11の下面より下方に突出して配置されることにより、上記線材挿入部12Aの形状変更を伴うことはない。
<実施例3>
図7及び図8は、実施例3を示す。実施例3は、固定部材30E及び線材挿入部12Eのそれぞれの形態が実施例1とは異なる。
線材挿入部12Eは、フード11の幅方向両端部において前後方向に延びてフード11の後面及び下面に開口するとともに、図8に示すように、上下方向に細長いスリット溝状の形態とされている。図7に示すように、線材挿入部12Eの前端内面には、上下一対の装着溝15が前方に延出して形成されている。このうち、下側の装着溝15は、フード11の下面に開口している。
固定部材30Eは、断面矩形の角線材を上下方向に沿って複数回折り曲げて形成されるものである。具体的には、固定部材30Eは、図7に示すように、前後方向に沿った上辺部36と、上辺部36の後端から下方に延びる垂直部37と、垂直部37の下端から前方に延びたあと折り返されて後方に延びて上下2段に重なり、さらに垂直部37の下端を越えて後方に延びる下辺部38と、下辺部38の後端から上方に曲げられて折り返される折り返し部39とからなる。この場合、下辺部38の下段及び折り返し部39は、基板100の板面に半田付けされる基板装着部34Eとして機能し、下辺部38の上段、垂直部37及び上辺部36は、線材挿入部12Eに圧入保持されるハウジング装着部35Eとして機能する。
ここで、固定部材30Eは線材挿入部12Eに圧入状態で挿入される。すると、下辺部38の前部及び上辺部36が対応する装着溝15に嵌合されるとともに、垂直部37が線材挿入部12Eの前端内面に当て止めされ、且つ、下辺部38がフード11の下面の幅方向両端部に沿って配置される。この場合、下辺部38の下段は、その厚み分、フード11の下面よりも下方に突出して配置される。また、ハウジング装着部35Eの上辺部36及び下辺部38が装着溝15に嵌合挿入されることにより、固定部材30Eがハウジング10から抜け出るのが防止される。さらに、基板装着部34Eの後端部が曲げられて折り返し部39が形成され、折り返し部39の後面(曲げの外側面)に半田が付着するため、破断面に半田が付着することがなく、良好な半田濡れ性が確保される。
<実施例4>
図9〜図11は、実施例4を示す。実施例4は、固定部材30Fの形態が実施例1とは異なり、且つ、ハウジング10には線材挿入部12に代わって線材保持部16が設けられている点で実施例1とは異なる。
線材保持部16は、図11に示すように、フード11の両側面の下端部に対をなして突設されている。具体的には、線材保持部16は、角柱状をなし、図9に示すように、ハウジング10の前寄りの位置に配置されている。線材保持部16の4角のうちの下辺後端の1角には、前後方向に延びる凹所17が切り欠いて形成されている。そして、線材保持部16の突出量は、少なくとも固定部材30の幅寸法(太さ)よりも大きくされている。
固定部材30は、断面矩形の角線材を上下方向に沿って複数回折り曲げて形成されるものである。具体的には、固定部材30は、図9に示すように、前後方向に沿った突片部41と、突片部41の後端から上方に延びる後方垂直部37FRと、後方垂直部37FRの上端から前方に延びる上辺部36Fと、上辺部36Fの前端から下方に延びる前方垂直部37FFと、前方垂直部37FFの下端から後方に延び、途中で突片部41と上下で重なり、さらに後方垂直部37FRの下端を越えて後方に延びる下辺部38Fと、下辺部38Fの後端から上方に曲げられて折り返される折り返し部39Fとからなる。下辺部38F及び折り返し部39Fは、基板100の板面に半田付けされる基板装着部34Fとして機能し、突片部41、後方垂直部37FR、上辺部36F、前方垂直部37FF及び下辺部38Fの前部で区画される周回領域は、線材保持部16に嵌め付けられるハウジング装着部35Fとして機能する。また、突片部41が下辺部38Fに重なることにより、固定部材30の周回領域が開き変形するのが防止されるようになっている。
ここで、固定部材30は、図10に示すように、線材保持部16に側方から圧入状態で外嵌される。すると、線材保持部16の外周面に固定部材30の周回領域が緊密に当接して、図9に示すように、凹所17には突片部41が嵌合されるとともに、下辺部38Fがフード11の下面の幅方向両端部に沿って配置される。この場合、下辺部38Fは、その厚み分、フード11の下面よりも下方に突出して配置される。また、ハウジング装着部35Fの周回領域が線材保持部16に圧入状態で外嵌されることにより、固定部材30がハウジング10から抜け出るのが防止される。さらに、折り返し部39Fの後面(曲げの外側面)に半田が付着するため、良好な半田濡れ性が確保される。
<実施例5>
図12は、実施例5を示す。実施例5は、実施例4の構成に対し、固定部材30Gの周回領域が幅方向に2重に巻回された形態とされ、且つ、結果的に幅広になった周回領域と対応するように、線材保持部16の突出量が増加させられた形態とされている。このように固定部材30Gの周回領域が2重巻きされることにより、ハウジング10に対して固定部材30の保持力が向上するようになっている。
<実施例6>
図13は、実施例6を示す。実施例6は、実施例4の構成に対し、固定部材30Hの幅寸法が2倍に増加させられ、且つ、幅広になった周回領域と対応するように、線材保持部16Hの突出量が増加させられた形態とされている。このように固定部材30全体の幅寸法が増加させられることにより、ハウジング10及び基板100に対する固定部材30の保持力が向上するようになっている。なお、この場合に、固定部材30が端子金具60と同一の断面形状を有するものであれば、固定部材30を端子金具60とともに成形することができる。
<実施例7>
図14は、実施例7を示す。実施例7は、実施例4の構成に対し、線材保持部16Iがフード11の両側面のそれぞれの下端部に前後一対ずつ全部で4つ設けられ、且つ、各線材保持部16Iと対応するように、固定部材30Iの下辺部38Iが短寸とされている。このように固定部材30Iの個数が増加させられることにより、ハウジング10及び基板100に対する固定部材30Iの保持力が向上するようになっている。
<実施例8>
図15は、実施例8を示す。実施例8は、線材保持部16J及び固定部材30Jのそれぞれの形態が実施例4とは異なる。
線材保持部16Jは、フード11の両側面の下端部に対をなして突設されている。具体的には、線材保持部16Jは、前後方向にやや長い角柱部分の上面中央部に、断面T字形の装着溝15Jのうちの縦溝15JAが開口する形態とされている。
固定部材30Jは、断面矩形の角線材を上下方向に沿って複数回折り曲げて形成されるものである。具体的には、固定部材30Jは、前後方向に沿い且つ互いに背合わせに配置される一対の突片部41Jと、両突片部41Jの突き合わせ位置からそれぞれ上方に延びて前後で重なる一対の内側垂直部37JIと、両内側垂直部37JIの上端から前後両方向にそれぞれ延びる一対の上辺部36Jと、両上辺部36Jの前後両端から下方にそれぞれ延びる一対の外側垂直部37JPと、両外側垂直部37JPの下端同士を連なる下辺部38Jとからなる。下辺部38Jは、基板100の板面に半田付けされる基板装着部34Jとして機能し、両突片部41J、両内側垂直部37JI、両上辺部36J、両外側垂直部37JP及び下辺部38Jによって区画される周回領域は、線材保持部16Jに嵌め付けられるハウジング装着部35Jとして機能する。両内側垂直部37JIが上下方向に沿って互いに当接することにより、固定部材30Jの周回領域が開き変形するのが防止されるようになっている。
ここで、固定部材30Jは、線材保持部16Jに側方から圧入状態で外嵌される。すると、線材保持部16Jの外周面に固定部材30Jの周回領域が緊密に当接して、装着溝15Jには両突片部41J及び両内側垂直部37JIが内嵌されるとともに、下辺部38Jがフード11の下面の幅方向両端部に沿って配置される。この場合、下辺部38Jは、その厚み分、フード11の下面よりも下方に突出して配置される。また、両突片部41J及び両内側垂直部37JIが装着溝15Jに内嵌されることにより、固定部材30Jがハウジング10から抜け出るのが確実に防止される。
<実施例9>
図16は、実施例9を示す。実施例9は、線材保持部16Kの形成位置及び固定部材30Kの形態が実施例4とは異なる。
線材保持部16Kは、実施例4と同形状であるが、その形成位置が実施例4と異なり、フード11の両側面における前後方向略中央部に位置している。
固定部材30Kは、断面矩形の角線材を上下方向に沿って複数回折り曲げて形成されるものである。具体的には、固定部材30Kは、前後方向に沿った突片部41Kと、突片部41Kの後端から上方に延びる後方垂直部37KRと、後方垂直部37KRの上端から前方に延びる上辺部36Kと、上辺部36Kの前端から下方に延びる前方垂直部37KFと、前方垂直部37KFの下端から前方に延びたあと折り返されて上下2段に重なり、さらに後方に延びて途中で突片部41Kと重なりながら後方垂直部37KRを越えて延びる下辺部38Kと、下辺部38Kの後端から上方に曲げられて折り返される折り返し部39Kとからなる。下辺部38K及び折り返し部39Kは、基板100の板面に半田付けされる基板装着部34Kとして機能し、突片部41K、後方垂直部37KR、上辺部36K、前方垂直部37KF及び下辺部38Kの前後方向略中央部で区画される周回領域は、線材保持部16Kに嵌め付けられるハウジング装着部35Kとして機能する。また、突片部41Kが上辺部36Kに重なることにより、固定部材30Kの周回領域が開き変形するのが防止される。
ここで、固定部材30Kは、線材保持部16Kに側方から圧入状態で外嵌される。すると、線材保持部16Kの外周面に固定部材30Kの周回領域が緊密に当接して、凹所17Kには突片部41Kが嵌合されるとともに、下辺部38Kがフード11の下面の幅方向両端部に沿って配置される。この場合、下辺部38Kは、その厚み分、フード11の下面よりも下方に突出して配置される。また、ハウジング装着部35Kの周回領域が線材保持部16Kに圧入状態で外嵌されることにより、固定部材30Kがハウジング10から抜け出るのが防止される。さらに、折り返し部39Kの後面(曲げの外側面)に半田が付着するため、良好な半田濡れ性が確保される。
さらにまた、ハウジング装着部35Kが線材保持部16Kに係止された状態では、線材保持部16Kが基板装着部34Kの前後方向略中央部に位置しているため、線材保持部16Kを中心として基板装着部34Kの前後両側に作用する回転モーメントがバランスして相殺され、ハウジング10が基板100に対して前後方向に安定して支持される。
<実施例10>
図17は、実施例10を示す。実施例10は、実施例9の構成に対し、固定部材30Lの突片部41Lがさらに前方に延びて前方垂直部37LFに当接し、且つ、その当接位置にて折り返された折り曲げ部42を有する形態とされ、線材保持部16Lが固定部材30Lの周回領域に対応する形態とされている。これにより、固定部材30の周回領域の形状安定性がより高められる。
<実施例11>
図18は、実施例11を示す。実施例11は、固定部材30M及び線材保持部16Mのそれぞれの形態が実施例4とは異なる。
線材保持部16Mは、フード11の両側面の下端部に対をなして突設されている。具体的には、線材保持部16Mは、前後方向にやや長い断面矩形の角柱状をなしている。
固定部材30Mは、断面矩形の角線材を上下方向に沿って複数回折り曲げて形成されるものである。具体的には、固定部材30Mは、前後方向に沿った上辺部36Mと、上辺部36Mの前後両端からそれぞれ下方に延びる一対の垂直部37Mと、両垂直部37Mの下端から互いに接近して前後方向略中央部で当接し、且つその当接位置から折り返されて互いに離間して両垂直部37Mを越えて前後両方向に延び、全体として前後方向に直線状をなす下辺部38Mと、下辺部38Mの前後方向両端からそれぞれ上方に曲げられて折り返される一対の折り返し部39Mとからなる。下辺部38M及び両折り返し部39Mは、基板100の板面に半田付けされる基板装着部34Mとして機能し、上辺部36M、両垂直部37M及び下辺部38Mの前後方向略中央部で区画される周回領域は、線材保持部16Mに嵌め付けられるハウジング装着部35Mとして機能する。
ここで、固定部材30Mは、線材保持部16Mに側方から圧入状態で外嵌される。すると、線材保持部16Mの外周面に固定部材30Mの周回領域が緊密に当接するとともに、下辺部38Mがフード11の下面の幅方向両端部に沿って配置される。この場合、下段の下辺部38Mは、その厚み分、フード11の下面よりも下方に突出して配置される。また、ハウジング装着部35Mが線材保持部16Mに係止された状態では、線材保持部16Mが基板装着部34Mの前後方向略中央部に位置しているため、線材保持部16Mを中心として基板装着部34Mの前後両側に作用する回転モーメントがバランスして相殺され、ハウジング10が基板100に対して前後方向に安定して支持される。さらに、折り返し部39Mの後面(曲げの外側面)に半田が付着するため、良好な半田濡れ性が確保される。
<実施例12>
図19は、実施例12を示す。実施例12は、実施例11の構成に対し、固定部材30Nの上下2段の下辺部38Nが高さ方向の連結部43を介することにより互いに離間する形態とされ、且つ、両折り返し部39Mが省略された形態とされ、線材保持部16Nが固定部材30Nの周回領域に対応する形態とされている。この場合、下辺部38Nが上下で密着重ねされないため、製造容易で生産性を向上させることができる。
<実施例13>
図20は、実施例13を示す。実施例13は、実施例11の構成に対し、固定部材30Pの上下2段の下辺部38Pのうち、上段の下辺部38Pが両垂直部37Pの下端から下向きに傾斜しつつ互いに接近するように延びる形態とされ、且つ、線材保持部16Pの下面における前後両端部が上段の下辺部38Pと対応するように下向き傾斜のテーパ面19とされ、線材保持部16P全体として5角形状を呈する形態とされている。この場合、実施例12と同様、下辺部38Pが上下で密着重ねされないため、製造容易で生産性を向上させることができる。
<実施例14>
図21は、実施例14を示す。実施例14は、固定部材30Q及び線材保持部16Qのそれぞれの形態が実施例4とは異なる。
線材保持部16Qは、フード11の両側面の下端部に対をなして突設されている。具体的には、線材保持部16Qは、装着溝15Qと、装着溝15Qを挟んだ前後両側に分割して配置される一対の分割保持部18とからなり、装着溝15Qが上下方向に延びる部分とその下端から前方に延びる部分とを有することで全体としてL字形をなし、且つ装着溝15Qの上部が下部よりも前方に拡幅された形態とされている。
固定部材30Qは、断面矩形の角線材を上下方向に沿って複数回折り曲げて形成されるものである。具体的には、固定部材30Qは、上下方向に沿った突片部41Qと、突片部41Qの上端から下方に折り返されて突片部41Qと前後で重なり、さらに突片部41Qの下端を越えて下方に延びる垂直部37Qと、垂直部37Qの下端から前方に延びたあと後方に折り返されて上下2段に重なり、さらに垂直部37Qの下端を越えて後方に延びる下辺部38Qと、下辺部38Qの後端から上方に曲げられて折り返される折り返し部39Qとからなる。下辺部38Q及び折り返し部39Qは、基板100の板面に半田付けされる基板装着部34Qとして機能し、突片部41Q、垂直部37Q及び下辺部38Qの前後方向略中央部は、線材保持部16Qに嵌め付けられるハウジング装着部35Qとして機能する。
ここで、固定部材30Qのハウジング装着部35Qは、線材保持部16Qの装着溝15Qに側方から圧入状態で内嵌される。すると、装着溝15Qに固定部材30Qのハウジング装着部35Qが緊密に当接するとともに、下辺部38Qがフード11の下面の幅方向両端部に沿って配置される。この場合、装着溝15Qの拡幅部分には突片部41Qと垂直部37Qの上部が嵌り込み、下段の下辺部38Qは、その厚み分、フード11の下面よりも下方に突出して配置される。また、ハウジング装着部35Qが線材保持部16Qに係止された状態では、線材保持部16Qが基板装着部34Qの前後方向略中央部に位置しているため、線材保持部16Qを中心として基板装着部34Qの前後両側に作用する回転モーメントがバランスして相殺され、ハウジング10が基板100に対して前後方向に安定して支持される。さらに、折り返し部39Qの後面(曲げの外側面)に半田が付着するため、良好な半田濡れ性が確保される。
<実施例15>
図22は、実施例15を示す。実施例15は、固定部材30R及び線材保持部16Rのそれぞれの形態が実施例4とは異なる。
線材保持部16Rは、フード11の両側面の下端部に対をなして突設されている。具体的には、線材保持部16Rは、装着溝15Rと、装着溝15Rを挟んだ前後両側に分割して配置される一対の分割保持部18Rとからなり、装着溝15Rが全体として上下方向に延びてその上部が下部よりも前後両側に拡幅された形態とされている。
固定部材30Rは、断面矩形の角線材を上下方向に沿って複数回折り曲げて形成されるものである。具体的には、固定部材30Rは、上下方向に延びる一対の突片部41Rと、両突片部41Rの上端からそれぞれ下方に折り返されて前後で重なりつつ延びる一対の垂直部37Rと、前後方向に延びたあと前後両端で折り返されて上下2段に重なり、上段の前後方向略中央部で両垂直部37Rの下端にそれぞれ一体に連結される下辺部38Rとからなる。下辺部38Rの下段は、基板100の板面に半田付けされる基板装着部34Rとして機能し、両突片部41R、両垂直部37R及び下辺部38Rの前後方向略中央部は、線材保持部16Rに嵌め付けられるハウジング装着部35Rとして機能する。
ここで、固定部材30Rのハウジング装着部35Rは、線材保持部16Rの装着溝15Rに側方から圧入状態で内嵌される。すると、装着溝15Rに固定部材30Rのハウジング装着部35Rが緊密に当接するとともに、下辺部38Rがフード11の下面の幅方向両端部に沿って配置される。この場合、装着溝15Rの拡幅部分には両突片部41Rと両垂直部37Rの上部が嵌り込み、下段の下辺部38Rは、その厚み分、フード11の下面よりも下方に突出して配置される。また、ハウジング装着部35Rが線材保持部16Rに係止された状態では、線材保持部16Rが基板装着部34Rの前後方向略中央部に位置しているため、線材保持部16Rを中心として基板装着部34Rの前後両側に作用する回転モーメントがバランスして相殺され、ハウジング10が基板100に対して前後方向に安定して支持される。
<実施例16>
図23は、実施例16を示す。実施例16は、実施例15の構成に対し、固定部材30Sの両突片部41Sの下端からそれぞれ前後両側に張り出す張出片44が付設された形態とされ、線材保持部16Sの装着溝15Sには張出片44が嵌合可能となるよう前後両側に張り出す領域が付設された形態とされている。張出片44が装着溝15Sに嵌り込むことにより、固定部材30Sがハウジング10から抜け出るのが確実に防止されるようになっている。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施例1では、固定部材がハウジングに装着された状態で、基板装着部がフードの下面よりも下方に突出する位置に配置されるものであってもよい。
(2)実施例1及び3では、固定部材が、端子金具と同一の断面形状を有するように拡幅されてもよい。こうすると、固定部材を端子金具とともに成形することができる。
(3)端子金具は、フードの奥壁にインサートにより装着されるものであってもよい。
(4)実施例12及び13では、下辺部の端部に折り返し部を設けてもよい。逆に、実施例3〜7、9、10、11及び13では、下辺部の端部から折り返し部を省略してもよい。
(5)固定部材の断面形状は、正方形、長方形、台形及びその他の多角形状などいずれでも対応可能である。
(6)図24に示すように、例えば、実施例4の固定部材30Fの場合、曲げの外側面が曲面状のアール部45となるように成形されるのが通常である。これは、固定部材を曲げ成形する実施例3〜16について同様のことが言え、曲げの外側面には、通常、アール部が形成される。なお、折り返し部の曲げの外側面がアール部とされることにより、半田の濡れ上がりが良好となる。
10…ハウジング
11…フード
12、12A、12E…線材挿入部
16、16H、16I、16J、16K、16L、16M、16N、16P、16Q、16R、16S…線材保持部
30、30A、30B、30C、30D、30E、30F、30G、30H、30I、30J、30K、30L、30M、30N、30P、30Q、30R、30S…固定部材
32、32A…抜け止め部
34、34A、34B、34E、34F、34J、34K、34M、34Q、34R…基板装着部
35、35A、35E、35F、35J、35K、35M、35Q、35R…ハウジング装着部
60…端子金具
90…相手ハウジング
100…基板

Claims (10)

  1. 相手ハウジングに嵌合可能なハウジングと、このハウジングを回路基板に取り付ける金属製の固定部材とを備え、
    前記固定部材は、前記ハウジングに装着されるハウジング装着部と、前記回路基板に半田付けにより固定される基板装着部とを一体に有し、全体として線状に形成されていることを特徴とする基板用コネクタ。
  2. 前記固定部材が角線材からなり、前記基板装着部が前記回路基板の板面に対面する面を有していることを特徴とする請求項1記載の基板用コネクタ。
  3. 前記基板装着部が、前記回路基板の板面に沿って両ハウジングの嵌合方向に延びる部分を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の基板用コネクタ。
  4. 前記基板装着部の端部が曲げられ、この曲げの外側面に半田が付着する面が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の基板用コネクタ。
  5. 前記ハウジングには、端子金具が挿入されて装着される端子挿入部が形成されているとともに、前記ハウジング装着部が前記端子金具の挿入方向に沿って挿入されて装着される線材挿入部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の基板用コネクタ。
  6. 前記線材挿入部が、前記ハウジングの両側面間の幅内に形成されていることを特徴とする請求項5記載の基板用コネクタ。
  7. 前記ハウジング装着部には、前記線材挿入部に係止されることで前記固定部材が前記ハウジングから抜け出るのを規制する抜け止め部が形成されていることを特徴とする請求項5又は6記載の基板用コネクタ。
  8. 前記ハウジングの側面には、前記ハウジング装着部が係止される線材保持部が突出して形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の基板用コネクタ。
  9. 前記ハウジング装着部が前記線材保持部に周回する形態で取り付けられていることを特徴とする請求項8記載の基板用コネクタ。
  10. 前記基板装着部が前記回路基板の板面に沿って両ハウジングの嵌合方向に延びる形態をなし、前記ハウジング装着部が前記線材保持部に係止された状態では、前記線材保持部が前記基板装着部の延出方向中央部に位置していることを特徴とする請求項8又は9記載の基板用コネクタ。
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