JP2002124329A - 基板実装型コネクタ - Google Patents
基板実装型コネクタInfo
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- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/7005—Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
- H01R12/7011—Locking or fixing a connector to a PCB
- H01R12/707—Soldering or welding
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- H01R12/79—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures
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- H01R13/639—Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造で、ハウジングとスライダや相手
方コネクタとの結合及び離脱時においても各端子と回路
基板との接続部位にかかる強度的負担を有効に軽減す
る。 【解決手段】 端子１０を保持する樹脂製ハウジング２
０の幅方向両側部に、基板固定部５４及びハウジング固
定部５５を一体に有する補強用金属板５０の当該ハウジ
ング固定部５５が固定される基板実装型コネクタ。前記
ハウジング２０の幅方向両側部に、ハウジング底面側に
開口する挿入用挿入用スリット２４ａが形成される。そ
して、この挿入用スリット２４ａに前記ハウジング固定
部５５がハウジング底面側から挿入された状態で、この
ハウジング固定部５５がハウジング２０の拘束部２５に
よって前後両側から拘束されるようにする。
方コネクタとの結合及び離脱時においても各端子と回路
基板との接続部位にかかる強度的負担を有効に軽減す
る。 【解決手段】 端子１０を保持する樹脂製ハウジング２
０の幅方向両側部に、基板固定部５４及びハウジング固
定部５５を一体に有する補強用金属板５０の当該ハウジ
ング固定部５５が固定される基板実装型コネクタ。前記
ハウジング２０の幅方向両側部に、ハウジング底面側に
開口する挿入用挿入用スリット２４ａが形成される。そ
して、この挿入用スリット２４ａに前記ハウジング固定
部５５がハウジング底面側から挿入された状態で、この
ハウジング固定部５５がハウジング２０の拘束部２５に
よって前後両側から拘束されるようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板上に実装
される基板実装型コネクタに関するものである。
される基板実装型コネクタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、基板実装型のコネクタでは、そ
の各端子に脚部が設けられ、これらの脚部が回路基板上
に半田付け等で接続及び固定される構成となっている。
しかし、このような端子脚部と回路基板との半田付けの
みでコネクタを固定するのでは、当該コネクタに加わる
外力がそのまま前記半田付け部分（端子接続部分）に伝
わるため、当該半田付け部分の強度的負担が大きく、高
い接続信頼性が得られにくい。そこで従来は、前記コネ
クタのハウジングに補強用の金具を固定し、この金具を
前記端子とは別に回路基板上に半田付け等で固定するこ
とにより、前記端子接続部分の強度的負担を減らす工夫
がなされている。
の各端子に脚部が設けられ、これらの脚部が回路基板上
に半田付け等で接続及び固定される構成となっている。
しかし、このような端子脚部と回路基板との半田付けの
みでコネクタを固定するのでは、当該コネクタに加わる
外力がそのまま前記半田付け部分（端子接続部分）に伝
わるため、当該半田付け部分の強度的負担が大きく、高
い接続信頼性が得られにくい。そこで従来は、前記コネ
クタのハウジングに補強用の金具を固定し、この金具を
前記端子とは別に回路基板上に半田付け等で固定するこ
とにより、前記端子接続部分の強度的負担を減らす工夫
がなされている。
【０００３】その構造の一例を図９〜図１１に示す。図
示のコネクタは、図１０に示す回路基板Ｃに偏平でフレ
キシブルなフラット配線材４０を電気的に接続するため
のものであり、多数の端子１０と、これを保持するハウ
ジング２０と、このハウジング２０に取付けられたスラ
イダ３０とを備えている。
示のコネクタは、図１０に示す回路基板Ｃに偏平でフレ
キシブルなフラット配線材４０を電気的に接続するため
のものであり、多数の端子１０と、これを保持するハウ
ジング２０と、このハウジング２０に取付けられたスラ
イダ３０とを備えている。
【０００４】各端子１０は、金属等の導体材料で構成さ
れ、図１０に示すような回路基板Ｃ上に実装される略Ｌ
字状の脚部１２と、この脚部１２の上端から水平方向に
延びる上側水平部１４と、この上側水平部１４の基端か
ら下方に分岐し、かつ、当該上側水平部１４と平行に延
びる下側水平部１６と、この下側水平部１６の端部から
鋭角に反転する導体接触部１８とを一体に有している。
そして、これらの端子１０が前後方向を向き、かつ、幅
方向一列に並べられた状態でハウジング２０に保持され
ている。
れ、図１０に示すような回路基板Ｃ上に実装される略Ｌ
字状の脚部１２と、この脚部１２の上端から水平方向に
延びる上側水平部１４と、この上側水平部１４の基端か
ら下方に分岐し、かつ、当該上側水平部１４と平行に延
びる下側水平部１６と、この下側水平部１６の端部から
鋭角に反転する導体接触部１８とを一体に有している。
そして、これらの端子１０が前後方向を向き、かつ、幅
方向一列に並べられた状態でハウジング２０に保持され
ている。
【０００５】ハウジング２０は、その全体が合成樹脂で
一体に成形され、左右に延びる本体部２１と、この本体
部２１の後半部上方において当該本体部２１と平行に延
びる天壁部２２とを有し、これら本体部２１及び天壁部
２２がハウジング後部及び左右側部で上下につながって
いる。本体部２１には、前記各端子１０の下側水平部１
６を収容する前後方向の端子収容溝２１ａが形成され、
この端子収容溝２１ａから端子１０の導体接触部１８が
上方に突出するようになっている。天壁部２２の下面に
は、各端子１０の上側水平部１４が嵌め込まれる端子嵌
入溝２２ａが形成されている。
一体に成形され、左右に延びる本体部２１と、この本体
部２１の後半部上方において当該本体部２１と平行に延
びる天壁部２２とを有し、これら本体部２１及び天壁部
２２がハウジング後部及び左右側部で上下につながって
いる。本体部２１には、前記各端子１０の下側水平部１
６を収容する前後方向の端子収容溝２１ａが形成され、
この端子収容溝２１ａから端子１０の導体接触部１８が
上方に突出するようになっている。天壁部２２の下面に
は、各端子１０の上側水平部１４が嵌め込まれる端子嵌
入溝２２ａが形成されている。
【０００６】スライダ３０も絶縁材料で一体に形成さ
れ、フラット配線材４０の幅方向に延びる形状を有して
いる。具体的には、前後方向に延びる左右一対の側壁３
２と、両側壁３２を連結する左右方向の連結部３４とを
一体に有し、この連結部３４から後方に配線材押え片３
５が延びている。また、前記両側壁３２の内側面には、
内方に突出する被係止部３６が形成されている。
れ、フラット配線材４０の幅方向に延びる形状を有して
いる。具体的には、前後方向に延びる左右一対の側壁３
２と、両側壁３２を連結する左右方向の連結部３４とを
一体に有し、この連結部３４から後方に配線材押え片３
５が延びている。また、前記両側壁３２の内側面には、
内方に突出する被係止部３６が形成されている。
【０００７】一方、ハウジング２０内に挿入されるフラ
ット配線材４０の端末では、その下面側の絶縁層が剥さ
れて中の導体が下方に露出した状態とされる一方、同端
末上側面には補強板４２が接着等の手段によって固定さ
れている。
ット配線材４０の端末では、その下面側の絶縁層が剥さ
れて中の導体が下方に露出した状態とされる一方、同端
末上側面には補強板４２が接着等の手段によって固定さ
れている。
【０００８】このコネクタでは、ハウジング２０からス
ライダ３０を手前側に完全に引き出した状態で、スライ
ダ３０における連結部３４及び配線材押え片３５の下側
からハウジング２０内の端子１０における上側水平部１
４と導体接触部１８との間の空間に向けてフラット配線
材４０の端末を挿入し、その後にスライダ３０をハウジ
ング２０内にその後端側に向けて押し込むことにより、
図１０に示すようにスライダ３０の配線材押え片３５が
フラット配線材４０の端末を上側の導体接触部１８に押
付ける状態になる。これにより、フラット配線材端末の
導体露出部分が導体接触部１８に圧接して両者が電気的
に接続される。また、スライダ３０を完全に挿入する
と、その被係止部３６がハウジング２０の側壁側に設け
られた係止突起２８に係合し、スライダ３０の抜け止め
がなされる。
ライダ３０を手前側に完全に引き出した状態で、スライ
ダ３０における連結部３４及び配線材押え片３５の下側
からハウジング２０内の端子１０における上側水平部１
４と導体接触部１８との間の空間に向けてフラット配線
材４０の端末を挿入し、その後にスライダ３０をハウジ
ング２０内にその後端側に向けて押し込むことにより、
図１０に示すようにスライダ３０の配線材押え片３５が
フラット配線材４０の端末を上側の導体接触部１８に押
付ける状態になる。これにより、フラット配線材端末の
導体露出部分が導体接触部１８に圧接して両者が電気的
に接続される。また、スライダ３０を完全に挿入する
と、その被係止部３６がハウジング２０の側壁側に設け
られた係止突起２８に係合し、スライダ３０の抜け止め
がなされる。
【０００９】そして、このコネクタにおいては、図１１
（ａ）（ｂ）に示すような左右一対の補強用金属板５０
が固定されるようになっている。この補強用金属板５０
は、単一の金属板を曲げ加工することにより形成された
もので、回路基板Ｃ上に固定される基板固定部５１と、
この基板固定部５１の後端側部から上方に立ち上がるハ
ウジング固定部５２とを一体に有し、ハウジング固定部
５２の前縁部の中段位置には切欠５２ａが形成されてい
る。
（ａ）（ｂ）に示すような左右一対の補強用金属板５０
が固定されるようになっている。この補強用金属板５０
は、単一の金属板を曲げ加工することにより形成された
もので、回路基板Ｃ上に固定される基板固定部５１と、
この基板固定部５１の後端側部から上方に立ち上がるハ
ウジング固定部５２とを一体に有し、ハウジング固定部
５２の前縁部の中段位置には切欠５２ａが形成されてい
る。
【００１０】一方、ハウジング２０の幅方向両端部に
は、後方に開口するスリット２３がハウジング２０の上
下方向全域にわたって形成され、このスリット２３の奥
側面の中段位置に後方に突出する突出部２３ａが形成さ
れている。
は、後方に開口するスリット２３がハウジング２０の上
下方向全域にわたって形成され、このスリット２３の奥
側面の中段位置に後方に突出する突出部２３ａが形成さ
れている。
【００１１】この構造において、前記各スリット２３に
補強用金属板５０のハウジング固定部５２を後方から差
込んで圧入する（換言すれば切欠５２ａ内に突出部２３
ａを圧入する）ことにより、補強用金属板５０がハウジ
ング２０に固定される。そして、この補強用金属板５０
の基板固定部５１を図略の回路基板Ｃ上に半田付け等で
固定することにより、前記各端子１０の脚部１２と回路
基板Ｃとの接続部位にかかる強度的負担を軽減すること
ができる。
補強用金属板５０のハウジング固定部５２を後方から差
込んで圧入する（換言すれば切欠５２ａ内に突出部２３
ａを圧入する）ことにより、補強用金属板５０がハウジ
ング２０に固定される。そして、この補強用金属板５０
の基板固定部５１を図略の回路基板Ｃ上に半田付け等で
固定することにより、前記各端子１０の脚部１２と回路
基板Ｃとの接続部位にかかる強度的負担を軽減すること
ができる。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】前記コネクタ、特に自
動車用コネクタは、近年多極化が進んでおり、その分、
前記のようなスライダ３０あるいは相手方のコネクタの
挿脱に要する力が大きくなっている。ここで、前記従来
のコネクタでは、補強用金属板５０のハウジング固定部
５２がハウジング２０のスリット２３に対して後方から
差し込まれるため、当該ハウジング２０を前方へ引張る
力、すなわち、当該コネクタからスライダ３０を引き抜
く時（相手方がコネクタの場合には当該コネクタを離脱
させる時）にハウジング２０に作用する力（図１１
（ａ）（ｂ）では左向きの力）に対抗するのが難しく、
その力によって前記各端子１０の脚部１２と回路基板Ｃ
との接続部位に大きな強度的負担がかかるおそれがあ
る。
動車用コネクタは、近年多極化が進んでおり、その分、
前記のようなスライダ３０あるいは相手方のコネクタの
挿脱に要する力が大きくなっている。ここで、前記従来
のコネクタでは、補強用金属板５０のハウジング固定部
５２がハウジング２０のスリット２３に対して後方から
差し込まれるため、当該ハウジング２０を前方へ引張る
力、すなわち、当該コネクタからスライダ３０を引き抜
く時（相手方がコネクタの場合には当該コネクタを離脱
させる時）にハウジング２０に作用する力（図１１
（ａ）（ｂ）では左向きの力）に対抗するのが難しく、
その力によって前記各端子１０の脚部１２と回路基板Ｃ
との接続部位に大きな強度的負担がかかるおそれがあ
る。
【００１３】本発明は、このような事情に鑑み、簡単な
構造で、ハウジングとスライダや相手方コネクタとの結
合及び離脱時においても各端子と回路基板との接続部位
にかかる強度的負担を有効に軽減できる基板実装型コネ
クタを提供することを目的とする。
構造で、ハウジングとスライダや相手方コネクタとの結
合及び離脱時においても各端子と回路基板との接続部位
にかかる強度的負担を有効に軽減できる基板実装型コネ
クタを提供することを目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明は、回路基板に接続される複数の
端子を、各端子が前後方向を向き、かつ、幅方向に配列
された状態で保持する樹脂製のハウジングと、この樹脂
製ハウジングの幅方向両側部に固定されるハウジング固
定部及び回路基板上に固定される基板固定部を一体に有
する補強用金属板とを備えた基板実装型コネクタにおい
て、前記ハウジングの幅方向両側部に、当該ハウジング
の底面側に開口して当該底面側から前記ハウジング固定
部が挿入されかつ固定される挿入用スリットが形成さ
れ、このスリットに挿入されたハウジング固定部が前後
両側から前記ハウジングによって拘束されるように当該
ハウジングのスリットの形状が設定されているものであ
る。
の手段として、本発明は、回路基板に接続される複数の
端子を、各端子が前後方向を向き、かつ、幅方向に配列
された状態で保持する樹脂製のハウジングと、この樹脂
製ハウジングの幅方向両側部に固定されるハウジング固
定部及び回路基板上に固定される基板固定部を一体に有
する補強用金属板とを備えた基板実装型コネクタにおい
て、前記ハウジングの幅方向両側部に、当該ハウジング
の底面側に開口して当該底面側から前記ハウジング固定
部が挿入されかつ固定される挿入用スリットが形成さ
れ、このスリットに挿入されたハウジング固定部が前後
両側から前記ハウジングによって拘束されるように当該
ハウジングのスリットの形状が設定されているものであ
る。
【００１５】この構成によれば、ハウジングに形成され
た挿入用スリットに補強用金属板が挿入、固定された状
態で、当該補強用金属板の基板固定部を回路基板上に固
定することにより、当該回路基板と端子との接続部位の
強度的負担を軽減することができる。しかも、前記挿入
用スリットはハウジング底面側に開口するものであり、
その底面側から前記ハウジング固定部が挿入されて当該
ハウジングにより前後両側から拘束されるようになって
いるので、その前後方向に加えられる外力、すなわち、
前記端子及びハウジングに対してスライダあるいは相手
方コネクタが挿脱される時に加えられる力にも充分に対
抗することができ、前記端子と回路基板との接続部位の
強度的負担を有効に軽減することができる。
た挿入用スリットに補強用金属板が挿入、固定された状
態で、当該補強用金属板の基板固定部を回路基板上に固
定することにより、当該回路基板と端子との接続部位の
強度的負担を軽減することができる。しかも、前記挿入
用スリットはハウジング底面側に開口するものであり、
その底面側から前記ハウジング固定部が挿入されて当該
ハウジングにより前後両側から拘束されるようになって
いるので、その前後方向に加えられる外力、すなわち、
前記端子及びハウジングに対してスライダあるいは相手
方コネクタが挿脱される時に加えられる力にも充分に対
抗することができ、前記端子と回路基板との接続部位の
強度的負担を有効に軽減することができる。
【００１６】具体的には、前記補強用金属板のハウジン
グ固定部が当該補強用金属板の前後方向両側部に形成さ
れ、前記挿入用スリットがハウジングの前後方向両側部
位に形成され、これら挿入用スリット同士の間に前記ハ
ウジング固定部を内側から拘束する拘束部が形成されて
いるものが好適である。
グ固定部が当該補強用金属板の前後方向両側部に形成さ
れ、前記挿入用スリットがハウジングの前後方向両側部
位に形成され、これら挿入用スリット同士の間に前記ハ
ウジング固定部を内側から拘束する拘束部が形成されて
いるものが好適である。
【００１７】この構成によれば、各ハウジング固定部が
ハウジングの前後両側に挿入されるので、当該前後方向
全域にわたって有効な補強ができる。しかも、両ハウジ
ング固定部の間に介在するハウジング部分（拘束部）に
よって、各ハウジング固定部を前後両側から有効に拘束
することができる。
ハウジングの前後両側に挿入されるので、当該前後方向
全域にわたって有効な補強ができる。しかも、両ハウジ
ング固定部の間に介在するハウジング部分（拘束部）に
よって、各ハウジング固定部を前後両側から有効に拘束
することができる。
【００１８】さらに、前記両補強用金属板が互いに同一
の形状を有する構成とすることにより、当該金属板の量
産性を高めてコストを削減することができる。
の形状を有する構成とすることにより、当該金属板の量
産性を高めてコストを削減することができる。
【００１９】特に、前記両補強用金属板がハウジング幅
方向から見て左右対称の形状を有するものにすれば、バ
ランスのとれた構成を維持しながら両補強用金属板の共
通化を実現することができる。
方向から見て左右対称の形状を有するものにすれば、バ
ランスのとれた構成を維持しながら両補強用金属板の共
通化を実現することができる。
【００２０】本発明において、ハウジング固定部をハウ
ジングに固定するための具体的な手段は問わないが、前
記ハウジング固定部の表面に、前記スリットの内壁部分
と係合する爪が形成されている構成にすれば、当該爪の
係合により、簡単な構成でありながら確実な固定をする
ことができる。
ジングに固定するための具体的な手段は問わないが、前
記ハウジング固定部の表面に、前記スリットの内壁部分
と係合する爪が形成されている構成にすれば、当該爪の
係合により、簡単な構成でありながら確実な固定をする
ことができる。
【００２１】
【発明の実施の形態】本発明の第１の実施の形態を図１
〜図５に基づいて説明する。なお、この実施の形態にお
いて、補強用金属板５０の形状及び当該補強用金属板５
０をハウジング２０に固定する構造以外は前記図９〜図
１１に示したものと同等であるため、ここではその説明
を省略する。
〜図５に基づいて説明する。なお、この実施の形態にお
いて、補強用金属板５０の形状及び当該補強用金属板５
０をハウジング２０に固定する構造以外は前記図９〜図
１１に示したものと同等であるため、ここではその説明
を省略する。
【００２２】この実施の形態では、図１及び図２に示す
ように、ハウジング２０の幅方向両側部に、後方に開口
するスリット２４が形成されている。このスリット２４
内の前後方向中間部には、当該前後方向両端部を区画す
る拘束部２５ａが残されており、この拘束部２５ａで区
画された前後両側部分が挿入用スリット２４ａとされて
いる。また、拘束部２５ａの上端部位（根元部位）に
は、拘束部２５の中央側に凹む凹部２５ａが形成されて
いる。このスリット２４は、図２の二点鎖線に示すよう
に、当該スリット２４を前後方向中間部で半割にした形
状の部分６２Ａ，６２Ｂをもつ金型６０Ａ，６０Ｂを用
い、これらの金型６０Ａ，６０Ｂを前後方向に抜くこと
によってハウジング２０に形成することができる。
ように、ハウジング２０の幅方向両側部に、後方に開口
するスリット２４が形成されている。このスリット２４
内の前後方向中間部には、当該前後方向両端部を区画す
る拘束部２５ａが残されており、この拘束部２５ａで区
画された前後両側部分が挿入用スリット２４ａとされて
いる。また、拘束部２５ａの上端部位（根元部位）に
は、拘束部２５の中央側に凹む凹部２５ａが形成されて
いる。このスリット２４は、図２の二点鎖線に示すよう
に、当該スリット２４を前後方向中間部で半割にした形
状の部分６２Ａ，６２Ｂをもつ金型６０Ａ，６０Ｂを用
い、これらの金型６０Ａ，６０Ｂを前後方向に抜くこと
によってハウジング２０に形成することができる。
【００２３】一方、補強用金属板５０は、単一の金属板
を曲げ加工することにより形成され、前記ハウジング２
０の前後方向略全域にわたって延びる基板固定部５４
と、この基板固定部５４の前後両側部分から立ち上がる
一対のハウジング固定部５５とを一体に有している。各
ハウジング固定部５５は、前記各挿入用スリット５４内
に挿入可能な形状を有し、各ハウジング固定部５５の内
側端面上端には内側に突出する爪５５ａが形成されてい
る。
を曲げ加工することにより形成され、前記ハウジング２
０の前後方向略全域にわたって延びる基板固定部５４
と、この基板固定部５４の前後両側部分から立ち上がる
一対のハウジング固定部５５とを一体に有している。各
ハウジング固定部５５は、前記各挿入用スリット５４内
に挿入可能な形状を有し、各ハウジング固定部５５の内
側端面上端には内側に突出する爪５５ａが形成されてい
る。
【００２４】このような構造において、ハウジング２０
の各端子収容溝２１ａ内に各端子１０を嵌め込むととも
に、前記各補強用金属板５０のハウジング固定部５５を
各挿入用スリット２４内に挿入し、当該ハウジング固定
部５５の爪５５ａを拘束部２５の凹部２５ａに嵌め込む
ことにより、各補強用金属板５０をハウジング２０に固
定することができる（図３〜図５の状態）。そして、前
記各端子１０の脚部１２を回路基板Ｃ上の適当な部位に
半田付け等で接続するとともに、各補強用金属板５０の
基板固定部５４を同じく回路基板Ｃ上の適当な部位に半
田付け等で固定することにより、前記脚部１２の接続部
位にかかる強度的負担を軽減することができる。
の各端子収容溝２１ａ内に各端子１０を嵌め込むととも
に、前記各補強用金属板５０のハウジング固定部５５を
各挿入用スリット２４内に挿入し、当該ハウジング固定
部５５の爪５５ａを拘束部２５の凹部２５ａに嵌め込む
ことにより、各補強用金属板５０をハウジング２０に固
定することができる（図３〜図５の状態）。そして、前
記各端子１０の脚部１２を回路基板Ｃ上の適当な部位に
半田付け等で接続するとともに、各補強用金属板５０の
基板固定部５４を同じく回路基板Ｃ上の適当な部位に半
田付け等で固定することにより、前記脚部１２の接続部
位にかかる強度的負担を軽減することができる。
【００２５】しかも、この構造では、前記図９〜図１１
に示した従来構造と異なり、各ハウジング固定部５５は
ハウジング２０の挿入用スリット２４ａ内に対してハウ
ジング底面側から挿入され、かつ、両ハウジング固定部
５５の間に介在する拘束部２５によって前後両側から拘
束された状態にあるので、ハウジング２０に対してスラ
イド３０を前後に挿脱する際に加えられる外力に対して
も十分に対抗することができ、前記各脚部１２の接続部
位を有効に保護することができる。
に示した従来構造と異なり、各ハウジング固定部５５は
ハウジング２０の挿入用スリット２４ａ内に対してハウ
ジング底面側から挿入され、かつ、両ハウジング固定部
５５の間に介在する拘束部２５によって前後両側から拘
束された状態にあるので、ハウジング２０に対してスラ
イド３０を前後に挿脱する際に加えられる外力に対して
も十分に対抗することができ、前記各脚部１２の接続部
位を有効に保護することができる。
【００２６】なお、前記スリット２４は必ずしもハウジ
ング２０の前後方向全域にわたって形成されていなくて
もよく、例えば前記拘束部２５によって前後に完全に分
断された形状にしてもよい。この場合でも、図示の構造
と同様に各挿入用スリット２４ａがハウジング２０の前
後にも開口する構造とすれば、図２に示すように成形用
の金型６０Ａ，６０Ｂを前後方向（すなわち端子挿入方
向と平行な方向）に抜くことができ、金型設備が簡素化
される利点がある。
ング２０の前後方向全域にわたって形成されていなくて
もよく、例えば前記拘束部２５によって前後に完全に分
断された形状にしてもよい。この場合でも、図示の構造
と同様に各挿入用スリット２４ａがハウジング２０の前
後にも開口する構造とすれば、図２に示すように成形用
の金型６０Ａ，６０Ｂを前後方向（すなわち端子挿入方
向と平行な方向）に抜くことができ、金型設備が簡素化
される利点がある。
【００２７】また、図示のように各補強用金属板５０の
形状をハウジング幅方向からみて左右対称の形状とし、
両補強用金属板５０に互いに同一形状のものを使用する
ことにより、その量産性を高めてコストをより低減する
ことが可能である。
形状をハウジング幅方向からみて左右対称の形状とし、
両補強用金属板５０に互いに同一形状のものを使用する
ことにより、その量産性を高めてコストをより低減する
ことが可能である。
【００２８】第２の実施の形態を図６〜図８に示す。こ
の実施の形態では、ハウジング２０の前後方向中間部に
挿入用スリット２６が形成され、この挿入用スリット２
６に挿入されるハウジング固定部５６が各補強用金属板
５０における基板固定部５４の前後方向中間部から立ち
上がっている。また、各ハウジング固定部５６の前後両
端面上端に爪５６ａが突設され、この爪５６ａが挿入用
スリット２６の内壁に食い込むことによってハウジング
固定部５６がハウジング２０に固定されるようになって
いる。
の実施の形態では、ハウジング２０の前後方向中間部に
挿入用スリット２６が形成され、この挿入用スリット２
６に挿入されるハウジング固定部５６が各補強用金属板
５０における基板固定部５４の前後方向中間部から立ち
上がっている。また、各ハウジング固定部５６の前後両
端面上端に爪５６ａが突設され、この爪５６ａが挿入用
スリット２６の内壁に食い込むことによってハウジング
固定部５６がハウジング２０に固定されるようになって
いる。
【００２９】この構造においても、前記挿入用スリット
２６の前後に位置するハウジング２０の肉部分が前記ハ
ウジング固定部５６を前後から拘束する拘束部２７とな
るため、ハウジング２０に対するスライド３０の挿脱に
より加えられる外力にも十分に対抗することが可能であ
る。
２６の前後に位置するハウジング２０の肉部分が前記ハ
ウジング固定部５６を前後から拘束する拘束部２７とな
るため、ハウジング２０に対するスライド３０の挿脱に
より加えられる外力にも十分に対抗することが可能であ
る。
【００３０】ただし、前記第１の実施の形態で示したよ
うにハウジング固定部５５がハウジングの前後両側に位
置する構造にすれば、ハウジング２０を前後両側で補強
できるので、強度的により好ましいコネクタを実現する
ことができる。
うにハウジング固定部５５がハウジングの前後両側に位
置する構造にすれば、ハウジング２０を前後両側で補強
できるので、強度的により好ましいコネクタを実現する
ことができる。
【００３１】なお、以上の実施の形態では、フラット配
線材４０の端末が直接ハウジング２０に挿入されるコネ
クタを示したが、本発明にかかる基板実装型コネクタは
これに限らず、そのハウジング２０に相手方コネクタの
ハウジングが嵌合されるような通常のコネクタにも適用
可能である。この場合でも、前記相手方コネクタの挿脱
により加えられる前後方向の外力に十分に対抗できる効
果が得られる。
線材４０の端末が直接ハウジング２０に挿入されるコネ
クタを示したが、本発明にかかる基板実装型コネクタは
これに限らず、そのハウジング２０に相手方コネクタの
ハウジングが嵌合されるような通常のコネクタにも適用
可能である。この場合でも、前記相手方コネクタの挿脱
により加えられる前後方向の外力に十分に対抗できる効
果が得られる。
【００３２】
【発明の効果】以上のように本発明は、ハウジングの幅
方向両側部に、当該ハウジングの底面側に開口して当該
底面側から前記ハウジング固定部が挿入されかつ固定さ
れる挿入用スリットが形成され、このスリットに圧入さ
れたハウジング固定部が前後両側から前記ハウジングに
よって拘束されるように当該ハウジングのスリットの形
状が設定されているものであるので、簡単な構造で、前
後方向の外力に有効な補強をすることができ、これによ
り、ハウジングとスライダ等との結合及び離脱時におい
ても各端子と回路基板との接続部位にかかる強度的負担
を有効に軽減できる効果がある。
方向両側部に、当該ハウジングの底面側に開口して当該
底面側から前記ハウジング固定部が挿入されかつ固定さ
れる挿入用スリットが形成され、このスリットに圧入さ
れたハウジング固定部が前後両側から前記ハウジングに
よって拘束されるように当該ハウジングのスリットの形
状が設定されているものであるので、簡単な構造で、前
後方向の外力に有効な補強をすることができ、これによ
り、ハウジングとスライダ等との結合及び離脱時におい
ても各端子と回路基板との接続部位にかかる強度的負担
を有効に軽減できる効果がある。
【図１】本発明の第１の実施の形態にかかるコネクタの
ハウジングを底面側から見た分解斜視図である。
ハウジングを底面側から見た分解斜視図である。
【図２】前記ハウジング及びその成形のための金型を示
す断面側面図である。
す断面側面図である。
【図３】前記コネクタに設けられる補強用金属板の斜視
図である。
図である。
【図４】前記補強用金属板を前記ハウジングに固定した
状態を示す断面側面図である。
状態を示す断面側面図である。
【図５】前記補強用金属板を前記ハウジングに固定した
状態を底面側から見た斜視図である。
状態を底面側から見た斜視図である。
【図６】本発明の第２の実施の形態にかかる補強用金属
板の斜視図である。
板の斜視図である。
【図７】図６の補強用金属板をコネクタのハウジングに
固定した状態を示す断面側面図である。
固定した状態を示す断面側面図である。
【図８】図７の状態を底面側から見た斜視図である。
【図９】従来の基板実装型コネクタの一例を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図１０】図９に示すコネクタの断面側面図である。
【図１１】（ａ）は（ｂ）のＡ−Ａ線断面図、（ｂ）は
図９に示すコネクタのハウジングとこれに固定される補
強用金属板とを示す平面図である。
図９に示すコネクタのハウジングとこれに固定される補
強用金属板とを示す平面図である。
１０ 端子 ２０ ハウジング ２４ａ，２６ 挿入用スリット ２５，２７ 拘束部 ５０ 補強用金具 ５４ 基板固定部 ５５，５６ ハウジング固定部 ５５ａ，５６ａ 爪 Ｃ 回路基板
フロントページの続き (72)発明者 猪上 琢也 愛知県名古屋市南区菊住１丁目７番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Ｆターム(参考） 5E023 AA04 AA16 AA18 BB02 BB22 BB23 BB29 CC23 CC26 GG02 GG08 HH16 HH18 HH21 HH22
Claims (5)
- 【請求項１】 回路基板に接続される複数の端子を、各
端子が前後方向を向き、かつ、幅方向に配列された状態
で保持する樹脂製のハウジングと、この樹脂製ハウジン
グの幅方向両側部に固定されるハウジング固定部及び回
路基板上に固定される基板固定部を一体に有する補強用
金属板とを備えた基板実装型コネクタにおいて、前記ハ
ウジングの幅方向両側部に、当該ハウジングの底面側に
開口して当該底面側から前記ハウジング固定部が挿入さ
れかつ固定される挿入用スリットが形成され、このスリ
ットに挿入されたハウジング固定部が前後両側から前記
ハウジングによって拘束されるように当該ハウジングの
スリットの形状が設定されていることを特徴とする基板
実装型コネクタ。 - 【請求項２】 請求項１記載の基板実装型コネクタにお
いて、前記補強用金属板のハウジング固定部は当該補強
用金属板の前後方向両側部に形成され、前記挿入用スリ
ットはハウジングの前後方向両側部位に形成され、これ
ら挿入用スリット同士の間に前記ハウジング固定部を内
側から拘束する拘束部が形成されていることを特徴とす
る基板実装型コネクタ。 - 【請求項３】 請求項２記載の基板実装型コネクタにお
いて、前記両補強用金属板が互いに同一の形状を有して
いることを特徴とする基板実装型コネクタ。 - 【請求項４】 請求項３記載の基板実装型コネクタにお
いて、前記両補強用金属板がハウジング幅方向から見て
左右対称の形状を有することを特徴とする基板実装型コ
ネクタ。 - 【請求項５】 請求項１〜４のいずれかに記載の基板実
装型コネクタにおいて、前記ハウジング固定部の表面
に、前記スリットの内壁部分と係合する爪が形成されて
いることを特徴とする基板実装型コネクタ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000313434A JP2002124329A (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | 基板実装型コネクタ |
| US09/972,861 US6699069B2 (en) | 2000-10-13 | 2001-10-10 | On-board type connector |
| EP01124533A EP1198031A3 (en) | 2000-10-13 | 2001-10-12 | Connector with reinforcing structure for securing the connector housing to a circuit board |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000313434A JP2002124329A (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | 基板実装型コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002124329A true JP2002124329A (ja) | 2002-04-26 |
Family
ID=18792853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000313434A Withdrawn JP2002124329A (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | 基板実装型コネクタ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6699069B2 (ja) |
| EP (1) | EP1198031A3 (ja) |
| JP (1) | JP2002124329A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006185712A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Yazaki Corp | 固定金具および当該固定金具を備えたコネクタ |
| JP2008135314A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 表面実装コネクタ |
| JP2014127232A (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-07 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 基板用コネクタ |
Families Citing this family (13)
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| JP3969229B2 (ja) * | 2002-07-23 | 2007-09-05 | 松下電工株式会社 | コネクタ |
| EP1981124B1 (en) * | 2002-07-23 | 2010-11-17 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Low profile connector |
| JP4286579B2 (ja) * | 2002-08-30 | 2009-07-01 | モレックス インコーポレイテド | フレキシブル基板用コネクタ |
| CN100409493C (zh) * | 2002-08-30 | 2008-08-06 | 莫列斯公司 | 用于互接平板电路的电连接器 |
| JP2004273270A (ja) * | 2003-03-07 | 2004-09-30 | Jst Mfg Co Ltd | 電気コネクタ |
| JP4013914B2 (ja) * | 2004-04-12 | 2007-11-28 | 住友電装株式会社 | 基板用コネクタ |
| US7064296B1 (en) * | 2005-03-15 | 2006-06-20 | Culinary Logic, Llc | Oven with an articulating and retractable door |
| JP4560727B2 (ja) * | 2005-05-20 | 2010-10-13 | 住友電装株式会社 | 基板用コネクタ |
| JP4262708B2 (ja) * | 2005-09-26 | 2009-05-13 | 住友電装株式会社 | 基板用コネクタ |
| JP5233959B2 (ja) * | 2009-11-05 | 2013-07-10 | 住友電装株式会社 | 機器用コネクタ |
| JP5251840B2 (ja) * | 2009-11-17 | 2013-07-31 | 住友電装株式会社 | 機器用コネクタ |
| JP5641345B2 (ja) * | 2011-03-15 | 2014-12-17 | 住友電装株式会社 | 機器用コネクタ |
| DE102018000207A1 (de) | 2018-01-12 | 2019-07-18 | Kostal Kontakt Systeme Gmbh | Steckverbinderanordnung |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4640562A (en) * | 1984-12-19 | 1987-02-03 | Amp Incorporated | Surface mounting means for printed circuit board |
| DE69230497T2 (de) * | 1991-07-16 | 2000-06-21 | Berg Electronics Mfg. B.V., 's-Hertogenbosch | Befestigungsvorrichtung für ein verbindergehäuse |
| US5194017A (en) * | 1992-02-24 | 1993-03-16 | Amp Incorporated | Connector for a flexible circuit |
| US5259789A (en) * | 1993-02-23 | 1993-11-09 | Molex Incorporated | Retention system for circuit board mounted electrical connector |
| US5354214A (en) * | 1993-07-23 | 1994-10-11 | Molex Incorporated | Printed circuit board electrical connector with mounting latch clip |
| JP2583670Y2 (ja) * | 1993-09-20 | 1998-10-27 | 住友電装株式会社 | サーフェイスマウントコネクタ |
| US5626482A (en) * | 1994-12-15 | 1997-05-06 | Molex Incorporated | Low profile surface mountable electrical connector assembly |
| WO1997022164A1 (en) * | 1995-12-11 | 1997-06-19 | The Whitaker Corporation | Surface mountable retention bracket for electrical connectors |
| DE29613694U1 (de) * | 1996-08-08 | 1997-12-18 | ITT Cannon GmbH, 71384 Weinstadt | Steckverbinder |
| US6042420A (en) * | 1999-02-23 | 2000-03-28 | The Whitaker Corporation | Electrical connector and boardlock with minimal footprint |
| US6152765A (en) * | 1999-05-04 | 2000-11-28 | Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. | Electrical connector |
| US6227906B1 (en) * | 1999-12-21 | 2001-05-08 | Hon Nai Precision Ind. Co., Ltd. | Connector to circuit board securing arrangement |
| US6231386B1 (en) * | 1999-12-29 | 2001-05-15 | Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. | Electrical connector with improved solder pads |
-
2000
- 2000-10-13 JP JP2000313434A patent/JP2002124329A/ja not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-10-10 US US09/972,861 patent/US6699069B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-10-12 EP EP01124533A patent/EP1198031A3/en not_active Withdrawn
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| JP2006185712A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Yazaki Corp | 固定金具および当該固定金具を備えたコネクタ |
| JP4498914B2 (ja) * | 2004-12-27 | 2010-07-07 | 矢崎総業株式会社 | 固定金具 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20020045367A1 (en) | 2002-04-18 |
| US6699069B2 (en) | 2004-03-02 |
| EP1198031A3 (en) | 2004-05-26 |
| EP1198031A2 (en) | 2002-04-17 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080108 |