JP2014127226A - 車両用灯具 - Google Patents
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Abstract
【課題】LEDが発生する熱を効率良く放熱させてLEDの温度上昇を効果的に抑えることができる車両用灯具を提供すること。
【解決手段】ハウジング2とその開口部を覆うレンズ3によって画成された灯室4内に、LED5とこれを実装するLED基板6を収容して成るターンシグナルランプ(車両用灯具)1において、前記LED基板6を前記灯室4外の意匠部以外の隠れた部分へと延長し、その延長部6Aを固定する。又、前記LED基板6の延長部6Aを金属部材9にネジ10によって固定する。
【選択図】図2
【解決手段】ハウジング2とその開口部を覆うレンズ3によって画成された灯室4内に、LED5とこれを実装するLED基板6を収容して成るターンシグナルランプ(車両用灯具)1において、前記LED基板6を前記灯室4外の意匠部以外の隠れた部分へと延長し、その延長部6Aを固定する。又、前記LED基板6の延長部6Aを金属部材9にネジ10によって固定する。
【選択図】図2
Description
本発明は、光源としてLED(発光ダイオード)を使用する車両用灯具に関するものである。
近年、例えば自動二輪車のターンシグナルランプ(ウインカー)等においても、光源として省電力で高寿命であるLEDが使用されてきているが、LEDの最大の問題は、投入した電力の大部分が熱となり、自身が発する熱によって発光効率と寿命が低下するという点である。
ここで、LEDを光源とする自動二輪車のターンシグナルランプの一例を図3に示す。
即ち、図3は従来のターンシグナルランプ101の断面図であり、図示のターンシグナルランプ101においては、樹脂製のハウジング102とその開口部を覆う透明なレンズ103によって画成される灯室104内に、光源であるLED105と、該LED105を実装したLED基板106が収容されている。
ところで、ターンシグナルランプ101の意匠部を構成する部分であるレンズ103は、ハウジング102の筒状の基端部102Aと該基端部102Aに接続されたゴム部材107によって構成されるステー108の先端に配置されている。ここで、ゴム部材107の内部には金属部材109がインサート成形によって埋設されており、該金属部材109のゴム部材107から突出する突出部109aがハウジング102の基端部102A内に差し込まれ、ハウジング102の基端部102Aが金属部材109にネジ110によって固定されることによってハウジング102の基端部102Aにゴム部材107が連結されてステー108が構成される。尚、LED基板106はネジ111によってハウジング102に固定されている。
又、LED基板106から延びる電源コード112は、ハウジング102に保持されたグロメット113を通過してステー108の内部を通ってステー外108へと引き出されており、その端部は不図示のバッテリ電源に接続されている。
以上のように構成されたターンシグナルランプ101において、不図示のバッテリ電源から電源コード112及びLED基板106を経てLED105に電流が供給されると、該LED105が起動されて発光し、図3においてLED105から上方に向かう光は、レンズ103を透過することによって配光が制御された後に出射して点滅し、自動二輪車の旋回方向を報知する。そして、LED105の発光によって発生する熱は、LED基板106からハウジング102及びレンズ103へと伝導し、これらのハウジング102とレンズ103から周囲に放熱され、この放熱によってLED105の温度上昇が抑えられる。
ところで、LEDの発光によって発生する熱の放熱に関して、例えば特許文献1には、灯具本体である露出した金属製灯体の内部に固定部を一体的に形成し、LEDの発光面裏面側を金属基板を介して固定部と面接触させて固定し、LEDが発生する熱を金属基板を介して固定部から金属製灯体に放熱させる構成が提案されている。
ところで、図3に示す従来のターンシグナルランプ101においては、LED基板106が灯室104内にのみ収容されているため、その放熱面積が制限されるとともに、熱伝導域がハウジング102とレンズ103の領域に限定され、LED105の冷却効果が限定的であるという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、LEDが発生する熱を効率良く放熱させてLEDの温度上昇を効果的に抑えることができる車両用灯具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ハウジングとその開口部を覆うレンズによって画成された灯室内に、LEDとこれを実装するLED基板を収容して成る車両用灯具において、前記LED基板を前記灯室外の意匠部以外の隠れた部分へと延長し、その延長部を固定したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記LED基板の延長部を金属部材にネジ止めによって固定したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、LED基板を灯室外の意匠部以外の隠れた部分へと延長し、その延長部を固定したため、LED基板の放熱面積が拡大するとともに、LEDで発生する熱の伝導領域も拡大するため、LEDが発生する熱を効率良く放熱させてLEDの温度上昇を効果的に抑え、LEDの発光効率の向上と耐久寿命の延長を図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、LED基板の延長部を金属部材にネジ止めによって固定したため、金属部材がヒートシンクとして機能し、LEDからLED基板を経て金属部材へと伝導した熱が金属部材から効率良く放熱され、LEDが一層効果的に冷却されてその温度上昇が低く抑えられる。又、熱の一部はネジから外気へと放熱されるため、LEDの冷却効果が高められる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る車両用灯具の正面図、図2は図1のA−A線断面図であって、図示の車両用灯具1は、自動二輪車の左右に配置されるターンシグナルランプである。尚、左右のターンシグナルランプ1の基本構成は同じであるため、以下、一方のターンシグナルランプ1についてのみ図示及び説明する。
本実施の形態に係るターンシグナルランプ1は、光不透過性の樹脂によって有底六角筒状に一体成形されたハウジング2とその開口部を覆う透明な六角形状のレンズ3によって画成される灯室4内に、光源であるLED5と、該LED5を実装したLED基板6を収容して構成されている。尚、レンズ3の内面には、配光制御用のプリズム状のレンズカットが施されている。
ところで、当該ターンシグナルランプ1の意匠部を構成する部分であるレンズ3は、ハウジング2の筒状の基端部2Aと該基端部2Aに接続されたゴム部材7によって構成されるステー8の先端に配置されている。ここで、ゴム部材7の内部には筒状の金属部材9がインサート成形によって埋設されており、該金属部材9のゴム部材7から突出する突出部9aはハウジング2の基端部2A内に差し込まれて固定されている。
而して、本実施の形態に係るターンシグナルランプ1においては、図2に示すように、前記LED基板6は灯室4外の意匠部以外の隠れた部分、つまり、ステー8の内部の隠れた部分へと延長されており、その延長部6Aは金属部材9に密着した状態で延びている。そして、このLED基板6の延長部6Aとハウジング2の基端部2Aとは金属製のネジ10によって金属部材9に固定されており、これによってハウジング2の基端部2Aにゴム部材7が連結されてステー8が構成されるとともに、LED基板6が金属部材9に固定される。尚、LED基板6の灯室4内に臨む部分はネジ11によってハウジング2に固定されている。
又、LED基板6から延びる電源コード12は、ハウジング2に保持されたグロメット13を通過してステー8の内部を通ってステー8外へと引き出されており、その端部は不図示のバッテリ電源に接続されている。
以上のように構成されたターンシグナルランプ1において、不図示のバッテリ電源から電源コード12及びLED基板6を経てLED5に電流が供給されると、該LED5が起動されて発光し、図2においてLED5から上方に向かう光は、レンズ3を透過することによって配光が制御された後に出射して点滅し、自動二輪車の旋回方向を報知する。そして、LED5の発光によって発生する熱は、LED基板6からハウジング2、レンズ3及び金属部材9へと伝導して周囲に放熱され、この放熱によってLED5の温度上昇が抑えられる。
而して、本実施の形態においては、LED基板6を灯室4外の意匠部以外の隠れた部分であるステー8の内部へと延長し、その延長部6Aをネジ10によって金属部材9に固定したため、LED基板6の放熱面積が延長部6A分だけ拡大するとともに、LED5で発生する熱の伝導領域も拡大するため、LED5が発生する熱を効率良く放熱させて該LED5の温度上昇を効果的に抑え、LED5の発光効率の向上と耐久寿命の延長を図ることができる。
又、本実施の形態では、LED基板6の延長部6Aを金属部材9にネジ10によって固定したため、金属部材9がヒートシンクとして機能し、LED5からLED基板6を経て金属部材9へと伝導した熱が金属部材9から効率良く放熱され、LED5が一層効果的に冷却されてその温度上昇が低く抑えられる。そして、熱の一部はネジ10から外気へと放熱されるため、LED5の冷却効果が更に高められるという効果も得られる。
尚、以上は本発明を自動二輪車のターンシグナルランプに対して適用した形態について説明したが、本発明は、それ以外の任意の車両用灯具に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 ターンシグナルランプ(車両用灯具)
2 ハウジング
2A ハウジングの基端部
3 レンズ
4 灯室
5 LED
6 LED基板
6A LED基板の延長部
7 ゴム部材
8 ステー
9 金属部材
9a 金属部材の突出部
10,11 ネジ
12 電源コード
13 グロメット
2 ハウジング
2A ハウジングの基端部
3 レンズ
4 灯室
5 LED
6 LED基板
6A LED基板の延長部
7 ゴム部材
8 ステー
9 金属部材
9a 金属部材の突出部
10,11 ネジ
12 電源コード
13 グロメット
Claims (2)
- ハウジングとその開口部を覆うレンズによって画成された灯室内に、LEDとこれを実装するLED基板を収容して成る車両用灯具において、
前記LED基板を前記灯室外の意匠部以外の隠れた部分へと延長し、その延長部を固定したことを特徴とする車両用灯具。 - 前記LED基板の延長部を金属部材にネジ止めによって固定したことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012280515A JP2014127226A (ja) | 2012-12-25 | 2012-12-25 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012280515A JP2014127226A (ja) | 2012-12-25 | 2012-12-25 | 車両用灯具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014127226A true JP2014127226A (ja) | 2014-07-07 |
Family
ID=51406591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012280515A Pending JP2014127226A (ja) | 2012-12-25 | 2012-12-25 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014127226A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011198680A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両のウィンカ装置 |
-
2012
- 2012-12-25 JP JP2012280515A patent/JP2014127226A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011198680A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両のウィンカ装置 |
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