JP2014126804A - 表示検査装置及び表示検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】一つの側面として、電子機器に設けられ回転機構を有する表示器を予め定められた向きに向けた状態で表示器の表示の検査を行うことができるようにすることを目的とする。
【解決手段】表示検査装置10は、一対の距離センサ68と、可動レール18と、駆動ユニット20と、制御ユニット74と、カメラ22とを備えている。一対の距離センサ68は、ディスプレイ装置32に設けられ回転機構38を有する表示器36の向きを計測する。可動レール18は、表示器36の向きを変更する。制御ユニット74は、表示器36が予め定められた向きに向けられるように一対の距離センサ68による計測結果に基づいて駆動ユニット20を制御し可動レール18を駆動する。カメラ22は、予め定められた向きに向けられた表示器36の表示の検査を行う。
【選択図】図1

Description

本願の開示する技術は、表示検査装置及び表示検査方法に関する。
従来、電子機器に設けられた表示器の表示の検査を行う表示検査装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−19763号公報 特開2002−12317号公報 実開平2−22907号公報 実開平1−44495号公報
この種の表示検査装置において、検査を精度良く行うためには、表示器が予め定められた向きを向いている必要がある。ところが、回転機構を有する表示器の場合には、表示器を予め定められた向きに向けることが難しい場合がある。
そこで、本願の開示する技術は、一つの側面として、電子機器に設けられ回転機構を有する表示器を予め定められた向きに向けた状態で表示器の表示の検査を行うことができるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本願の開示する技術によれば、一例として、計測部と、可動部材と、補正部と、検査部とを備えた表示検査装置が提供される。計測部は、電子機器に設けられ回転機構を有する表示器の向きを計測する。可動部材は、表示器の向きを変更する。補正部は、表示器が予め定められた向きに向けられるように計測部による計測結果に基づいて可動部材を駆動する。検査部は、予め定められた向きに向けられた表示器の表示の検査を行う。
本願の開示する技術によれば、電子機器に設けられ回転機構を有する表示器を予め定められた向きに向けた状態で表示器の表示の検査を行うことができる。
表示検査装置の平面図である。 表示検査装置の斜視図である。 パレットの斜視図である。 表示検査装置のブロック図である。 表示検査装置の動作の前半を説明する図である。 表示検査装置の動作の後半を説明する図である。 表示検査装置の動作を説明するフローチャートである。 可動レールの移動量を説明する図である。
以下、本願の開示する技術の一実施形態を説明する。
図1に示されるように、本実施形態に係る表示検査装置10は、複数のパレット12、コンベア14、固定レール16、可動レール18、駆動ユニット20、及び、カメラ22を備えている。
複数のパレット12は、コンベア14の長手方向(矢印L方向)に並んで配置されている。各パレット12は、図2に示されるように、固定盤24及び回転盤26を有している。コンベア14の長手方向に隣り合うパレット12の固定盤24は、連結部材28によって連結されている。各固定盤24は、コンベア14上に保持されており、回転盤26は、固定盤24の上方に配置されている。
回転盤26は、図3に示されるように、回転機構30を介して固定盤24に回転可能に支持されている。回転機構30の回転軸は、コンベア14の高さ方向(矢印H方向)に沿って延びている。回転盤26は、平面視にて四角形状に形成されており、回転盤26の回転中心は、回転盤26の平面視における中心部に位置されている。
この回転盤26には、電子機器の一例であるディスプレイ装置32が搭載される。ディスプレイ装置32は、支持台34及び表示器36を有している。表示器36は、回転機構38を有しており、この回転機構38を介して支持台34に回転可能に支持されている。この回転機構38の回転軸は、ディスプレイ装置32の高さ方向(矢印H方向)に延びている。
このディスプレイ装置32が搭載される回転盤26には、ディスプレイ装置32の搭載位置を規定する規定部40が設けられている。この規定部40は、一例として、色付きのテープとされている。この規定部40は、回転盤26の所定の位置にディスプレイ装置32が搭載された場合に、支持台34の角部に沿うように配置されている。また、規定部40に従って回転盤26の所定の位置にディスプレイ装置32が搭載されたときには、回転盤26の回転軸線とディスプレイ装置32に設けられた回転機構38の回転軸線とが一致するように、規定部40の位置は設定されている。
この回転盤26における回転中心からコンベア14の長手方向及び横幅方向(矢印L方向及びW方向)にずれた位置(一例として、回転盤26の角隅部)には、係止部の一例であるハンドル42が設けられている。このハンドル42は、回転盤26の軸方向に沿って上方に延びる棒状に形成されている。このハンドル42は、回転盤26を貫通しており、この回転盤26にハンドル42の軸周りに回転可能に支持されている。
コンベア14は、一例としてベルトコンベアとされている。このコンベア14は、図1,図2に示されるように、このコンベア14の長手方向に複数のパレット12を搬送する。表示検査装置10には、表示器36の向きを計測するための計測領域44と、表示器36の表示の検査を行うための検査領域46がコンベア14の長手方向に沿って設けられている。複数のパレット12は、コンベア14によって計測領域44及び検査領域46に順に搬送される。
固定レール16は、回転盤26の回転を規制する規制部材の一例である。この固定レール16は、コンベア14に対する相対的な位置が変わらないように、パレット12とは異なる場所(例えば、コンベア14が載置された載置台など)に固定されている。また、この固定レール16は、コンベア14の上方に配置されている。この固定レール16とコンベア14上の回転盤26との間には、ディスプレイ装置32の高さ以上の隙間が確保されている。この固定レール16は、一対の側壁部48を有している。この一対の側壁部48は、コンベア14の横幅方向(矢印W方向)に対称に設けられている。この一対の側壁部48の間には、コンベア14の長手方向に延びるスリット50が形成されている。
このスリット50を形成する一対の側壁部48のうち、スリット50の入口50A側に位置する傾斜部分は、案内部52として形成されている。この案内部52は、スリット50の入口50A側に向かうに従って幅が広がるテーパ状に形成されている。パレット12が計測領域44に差し掛かったときには、ハンドル42が案内部52の内側に挿入されるように、案内部52の位置は設定されている(図5A中図参照)。
一方、一対の側壁部48のうち、案内部52からスリット50の出口50Bに至るまでの直線部分は、規制部54として形成されている。この規制部54は、コンベア14の長手方向に沿って直線状に延びている。パレット12が計測領域44内にあるときには、規制部54によってハンドル42が案内されるように、規制部54の位置や長さは設定されている(図5B下図参照)。また、図1に示されるように、回転盤26は、その中心線26Aがコンベア14の移動軸線14Aと平行となる状態を正規の位置としている。回転盤26が正規の位置に位置しているときには、ハンドル42が規制部54の内側に位置されるように、規制部54の位置は設定されている。
可動レール18は、後述する如く回転盤26を回転させて表示器36の向きを変更するための可動部材の一例である。この可動レール18は、後述する駆動ユニット20の駆動軸66の先端に固定されている。図1,図2に示されるように、この可動レール18は、上述の固定レール16と同様に、コンベア14の上方に配置されている。この可動レール18とコンベア14上の回転盤26との間には、ディスプレイ装置32の高さ以上の隙間が確保されている。この可動レール18は、一例として、上述の固定レール16と同一の形状とされている。つまり、この可動レール18は、一対の側壁部58を有しており、この一対の側壁部58の間には、コンベア14の長手方向に延びるスリット60が形成されている。
このスリット60を形成する一対の側壁部58のうち、スリット60の入口60A側に位置する傾斜部分は、案内部62として形成されている。この案内部62は、スリット60の入口60A側に向かうに従って幅が広がるテーパ状に形成されている。パレット12が検査領域46に差し掛かったときには、ハンドル42が案内部62の内側に挿入されるように、案内部62の位置は設定されている(図5B中図参照)。
一方、一対の側壁部58のうち、案内部62からスリット60の出口60Bに至るまでの直線部分は、保持部64として形成されている。この保持部64は、コンベア14の長手方向に沿って直線状に延びている。パレット12が検査領域46内にあるときには、保持部64によってハンドル42が案内されるように、保持部64の位置や長さは設定されている(図5B下図参照)。
なお、図1に示されるように、固定レール16の全長に亘る区間T1は、後に詳述するように、ディスプレイ装置32に設けられた表示器36の向きを計測する区間として設定されている。また、可動レール18に設けられた案内部62の全長に亘る区間T2は、後に詳述するように、可動レール18を移動させて表示器36の向きを補正する区間として設定されている。さらに、可動レール18に設けられた保持部64の全長に亘る区間T3は、後に詳述するように、可動レール18を保持して表示器36の向きを保持する区間として設定されている。
駆動ユニット20は、例えば、ボールねじ機構や油圧機構等を有するアクチュエータである。この駆動ユニット20は、コンベア14の横幅方向(矢印W方向)に進退動する駆動軸66を有している。この駆動軸66が進退動することにより、上述の可動レール18は、コンベア14の横幅方向にスライドする。この駆動ユニット20は、上述の固定レール16と同様に、コンベア14に対する相対的な位置が変わらないように、パレット12とは異なる場所(例えば、コンベア14が載置された載置台など)に固定されている。
カメラ22は、表示器36の表示の検査を行う検査部の一例である。このカメラ22は、検査領域46に配置されている。パレット12が検査領域46内にあるときには、このパレット12上のディスプレイ装置32に設けられた表示器36の画面全体をカメラ22によって撮影することができるように、カメラ22の向き及び配置位置は設定されている。
また、コンベア14の平面視にてカメラ22の光軸22Aがコンベア14の横幅方向(矢印W方向)と一致するように、カメラ22の向きは設定されている。また、規定部40に従って回転盤26の所定の位置にディスプレイ装置32が搭載され且つ表示器36がカメラ22に向けられている状態での表示器36とカメラ22との間の距離がカメラ22の焦点距離と一致するように、カメラ22は配置されている。
また、本実施形態に係る表示検査装置10は、一対の距離センサ68、第一位置センサ70、第二位置センサ72、及び、制御ユニット74を備えている。
一対の距離センサ68は、表示器36の向きを計測する計測部の一例である。この一対の距離センサ68は、計測領域44に配置されている。各距離センサ68は、一例として、発光素子及び受光素子を有する光学式センサとされている。この一対の距離センサ68は、コンベア14の長手方向に並んで配置されている。パレット12が計測領域44内にあるときには、このパレット12上のディスプレイ装置32の表示器36に対して一対の距離センサ68の各々が受発光できるように、この一対の距離センサ68は配置されている。この一対の距離センサ68は、計測結果の一例として、表示器36との距離に応じた距離測定信号をそれぞれ出力する。
第一位置センサ70は、一対の距離センサ68よりもパレット12の搬送方向の下流側に配置されている。この第一位置センサ70は、発光素子76及び受光素子78を有している。この発光素子76及び受光素子78は、コンベア14の横幅方向の両側に配置されている。パレット12が計測領域44内にあるときには、パレット12上のディスプレイ装置32における検査領域46側の縁部32Aが第一位置センサ70の光軸上に位置するように、第一位置センサ70は配置されている。
第二位置センサ72は、第一位置センサ70よりもパレット12の搬送方向の下流側に配置されている。この第二位置センサ72は、第一位置センサ70と同様に、発光素子80及び受光素子82を有している。この発光素子80及び受光素子82は、コンベア14の横幅方向の両側に配置されている。パレット12が検査領域46に差し掛かったときには、パレット12上のディスプレイ装置32における検査領域46側の縁部32Aが第二位置センサ72の光軸上に位置するように、第二位置センサ72は配置されている(図5B中図参照)。
また、パレット12は、コンベア14によって搬送されることで検査領域46内に配置される(図5B下図参照)。このときには、このパレット12上のディスプレイ装置32における計測領域44側の縁部32Bよりも計測領域44側に第二位置センサ72の光軸が位置するように、第二位置センサ72は配置されている。
制御ユニット74は、上述の一対の距離センサ68、第一位置センサ70、第二位置センサ72、駆動ユニット20、及び、カメラ22と電気的に接続されている。この制御ユニット74は、一対の距離センサ68、第一位置センサ70、及び、第二位置センサ72から出力された信号に基づいて駆動ユニット20及びカメラ22を駆動させる。
この制御ユニット74は、より具体的には、図4に示されるように、第一位置検出部84、第二位置検出部86、距離測定部88、移動量計算部90、駆動制御部92、及び、カメラ制御部94を有している。この制御ユニット74には、例えば、演算素子や記憶装置等を有する電子回路が設けられている。上述の第一位置検出部84、第二位置検出部86、距離測定部88、移動量計算部90、駆動制御部92、及び、カメラ制御部94は、例えば、上述の演算素子や、記憶装置に記憶されたプログラム等によって構成されている。
第一位置検出部84は、第一位置センサ70からの出力信号に基づいて位置検出を行う機能を有しており、第二位置検出部86は、第二位置センサ72からの出力信号に基づいて位置検出を行う機能を有している。距離測定部88は、一対の距離センサ68からの出力信号に基づいて距離測定を行う機能を有しており、移動量計算部90は、距離測定部88による測定結果に基づいて可動レール18の移動量を計算する機能を有している。
駆動制御部92は、移動量計算部90による計算結果に基づいて駆動ユニット20を駆動する機能を有している。この駆動制御部92を有する制御ユニット74及び駆動ユニット20は、可動レール18を駆動する補正部の一例である。カメラ制御部94は、カメラ22を駆動する機能を有している。これら第一位置検出部84、第二位置検出部86、距離測定部88、移動量計算部90、駆動制御部92、及び、カメラ制御部94の機能については、後に詳述する。
また、制御ユニット74は、上述の一対の距離センサ68を用いた距離測定機能、駆動ユニット20を制御する補正機能、カメラ22を制御する表示検査機能の他に、図1に示されるコンベア14を制御する搬送機能を有している。以下では、制御ユニット74が有する距離測定機能、補正機能、及び、表示検査機能について説明し、搬送機能については、説明を省略する。
次に、表示検査装置10を用いた表示検査方法について説明する。
図3に示されるように、パレット12に設けられた回転盤26には、ディスプレイ装置32が搭載される。このとき、ディスプレイ装置32は、回転盤26に設けられた規定部40に支持台34の角部が沿うように、回転盤26に搭載される。また、このように規定部40に支持台34の角部が沿った状態でディスプレイ装置32が回転盤26に搭載されたときには、回転盤26の回転軸線とディスプレイ装置32に設けられた回転機構38の回転軸線とが一致される。
そして、図5Aの上図に示されるように、制御ユニット74によってコンベア14が駆動される。コンベア14が駆動すると、このコンベア14によってパレット12が計測領域44及び検査領域46に順に搬送される。このとき、例えば異常停止や非常停止等が行われない限り、制御ユニット74は、コンベア14の駆動を継続する。これにより、コンベア14は、パレット12が計測領域44及び検査領域46をノンストップで通過するようにパレット12を搬送する。
そして、図5Aの中図に示されるように、パレット12が計測領域44に差し掛かると、ハンドル42が固定レール16に形成された案内部52の内側に挿入される。ここで、回転盤26は、その中心線26Aがコンベア14の移動軸線14Aと平行となる状態を正規の位置としている。しかしながら、コンベア14に揺れが生じたり、ディスプレイ装置32を回転盤26の上に搭載したりしたときに、回転盤26が正規の位置から回転してしまうことがある。このように回転盤26が正規の位置から回転した状態にあるときには、コンベア14の長手方向に移動するハンドル42が案内部52によってコンベア14の横幅方向に案内されることにより、回転盤26が正規の位置に戻される。
そして、図5Aの下図に示されるように、パレット12が計測領域44内に配置されたときには、コンベア14の長手方向に延びる規制部54にハンドル42が案内されることにより、回転盤26の回転が規制される。これにより、パレット12が計測領域44を通過する間、回転盤26は、その中心線26Aがコンベア14の移動軸線14Aと平行となる状態に維持される。
なお、コンベア14に揺れが生じたり、ディスプレイ装置32を回転盤26の上に搭載したりしたときに、表示器36はディスプレイ装置32の正面に対して左右のどちらか一方に回転してしまうことがある。この場合には、回転盤26の中心線26Aがコンベア14の移動軸線14Aと平行となる状態に維持されていても、コンベア14の平面視において表示器36がコンベア14の移動軸線14Aに対して傾斜した状態となる(図5A下図参照)。ところが、検査を精度良く行うためには、コンベア14の平面視において表示器36がコンベア14の移動軸線14Aに沿って配置されている必要がある。
そこで、制御ユニット74は、コンベア14を駆動しているときに、次の処理を行う。つまり、先ず、制御ユニット74は、第一位置センサ70からの出力信号を検出し、第一位置センサ70から位置検出信号が出力されたか否かを判断する(図6のステップS1)。第一位置センサ70は、パレット12上のディスプレイ装置32における検査領域46側の縁部32Aが第一位置センサ70の光軸上に位置した場合には、位置検出信号を出力する。
パレット12が計測領域44に収まっておらず、第一位置センサ70から位置検出信号が出力されていない場合(図6のステップS1:NO)、制御ユニット74は、位置検出信号が出力されたか否かを判断する処理(図6のステップS1)を繰り返し行う。この第一位置センサ70から位置検出信号が出力されたか否かを判断する処理は、具体的には、制御ユニット74のうちの第一位置検出部84(図4参照)によって行われる。
そして、図5Aの下図に示されるように、ディスプレイ装置32を搭載したパレット12が計測領域44に収まると、パレット12上のディスプレイ装置32における検査領域46側の縁部32Aが第一位置センサ70の光軸上に位置する。すると、第一位置センサ70から位置検出信号が出力される。制御ユニット74は、第一位置センサ70から出力された位置検出信号を検出した場合(図6のステップS1:YES)には、図5Bの上図に示されるように、一対の距離センサ68を作動させる(図6のステップS2)。
一対の距離センサ68は、作動すると、ディスプレイ装置32の表示器36との距離に応じた距離測定信号を出力する。制御ユニット74は、一対の距離センサ68から出力された距離測定信号を検出し、一対の距離センサ68の各々と表示器36との間の距離を測定する(図6のステップS3)。この一対の距離センサ68の各々と表示器36との間の距離を測定する処理は、具体的には、制御ユニット74のうちの距離測定部88(図4参照)によって行われる。
続いて、制御ユニット74は、一対の距離センサ68の各々と表示器36との間の距離の測定結果から、可動レール18の移動量を計算する(図6のステップS4)。この可動レール18の移動量を計算する処理は、具体的には、制御ユニット74のうちの移動量計算部90(図4参照)によって行われる。この可動レール18の移動量Leは、下記(1)式により計算される。
なお、(1)式の中のLa、Lb,Lc,Ld,Leは、図7に示されている。長さLaは、コンベア14の横幅方向(矢印W方向)に沿った一方の距離センサ68と表示器36との間の距離であり、長さLbは、コンベア14の横幅方向に沿った他方の距離センサ68と表示器36との間の距離である。また、長さLcは、コンベア14の長手方向(矢印L方向)に沿った一対の距離センサ68の間の距離である。長さLdは、コンベア14を平面視した場合のハンドル42の中心軸とディスプレイ装置32の回転機構38の中心軸との間の距離である。
Figure 2014126804
・・・(1)
続いて、制御ユニット74は、第二位置センサ72からの出力信号を検出し、第二位置センサ72から位置検出信号が出力されたか否かを判断する(図6のステップS5)。第二位置センサ72は、パレット12上のディスプレイ装置32における検査領域46側の縁部32Aが第二位置センサ72の光軸上に位置した場合には、位置検出信号を出力する。
一方、パレット12が検査領域46に差し掛かっていない場合には、第二位置センサ72から位置検出信号が出力されない。この場合(図6のステップS4:NO)、制御ユニット74は、位置検出信号が出力されたか否かを判断する処理(図6のステップS5)を繰り返し行う。この第二位置センサ72から位置検出信号が出力されたか否かを判断する処理は、具体的には、制御ユニット74のうちの第二位置検出部86(図4参照)によって行われる。
そして、図5Bの中図に示されるように、ディスプレイ装置32を搭載したパレット12が検査領域46に差し掛かると、パレット12上のディスプレイ装置32における検査領域46側の縁部32Aが第二位置センサ72の光軸上に位置する。すると、第二位置センサ72から位置検出信号が出力される。なお、パレット12が検査領域46に差し掛かったときには、ハンドル42が可動レール18の案内部62の内側に挿入される。制御ユニット74は、第二位置センサ72から出力された位置検出信号を検出した場合(図6のステップS5:YES)には、駆動ユニット20を駆動させる(図6のステップS6)。この駆動ユニット20を駆動させる処理は、具体的には、制御ユニット74のうちの駆動制御部92(図4参照)によって行われる。
そして、駆動ユニット20が駆動すると、この駆動ユニット20の駆動軸66が作動する。また、駆動軸66が作動すると、この駆動軸66の先端に固定された可動レール18がコンベア14の横幅方向に移動する。このとき、制御ユニット74は、可動レール18(ハンドル42)の移動量が上述の(1)式で算出された値になるように駆動ユニット20を駆動させる。
そして、このように駆動ユニット20が駆動して可動レール18が移動すると、コンベア14の長手方向に移動するハンドル42が案内部62によってコンベア14の横幅方向に案内される。ハンドル42は、回転盤26における回転中心からコンベア14の長手方向及び横幅方向にずれた位置に設けられている。このため、ハンドル42が案内部62に案内されてコンベア14の横幅方向に移動されると、回転盤26が回転される。
そして、図5Bの下図に示されるように、コンベア14の平面視において表示器36がコンベア14の移動軸線14Aに沿って配置される。つまり、回転盤26上のディスプレイ装置32に設けられた表示器36の法線がカメラ22の光軸22Aと平行になるように、表示器36がコンベア14の横幅方向の一方側(カメラ22側)に向けられた状態とされる。この表示器36がコンベア14の横幅方向の一方側(カメラ22側)を向く向きは、予め定められた向きの一例である。
そして、制御ユニット74は、上述のように可動レール18によって回転盤26が回転されて表示器36の向きが変更された後には、可動レール18の位置が保持されるように駆動ユニット20を制御する。
続いて、制御ユニット74は、第二位置センサ72からの出力信号を検出し、この第二位置センサ72から位置検出信号の出力が停止されたか否かを判断する(図6のステップS7)。パレット12が検査領域46内にあるときには、パレット12上のディスプレイ装置32における計測領域44側の縁部32Bよりも計測領域44側に第二位置センサ72の光軸が位置する。従って、このようにディスプレイ装置32における計測領域44側の縁部32Bよりも計測領域44側に第二位置センサ72の光軸が位置した場合、第二位置センサ72は、位置検出信号の出力を停止する。
一方、パレット12が検査領域46内に配置されておらず、パレット12上のディスプレイ装置32における計測領域44側の縁部32Bよりも検査領域46側に第二位置センサ72の光軸が位置している場合がある。この場合には、第二位置センサ72から位置検出信号が出力される。第二位置センサ72から位置検出信号が出力されている場合(図6のステップS7:NO)、制御ユニット74は、第二位置センサ72から位置検出信号の出力が停止されたか否かを判断する処理(図6のステップS7)を繰り返し行う。この第二位置センサ72から位置検出信号の出力が停止されたか否かを判断する処理は、具体的には、制御ユニット74のうちの第二位置検出部86(図4参照)によって行われる。
そして、図5Bの下図に示されるように、ディスプレイ装置32を搭載したパレット12が検査領域46内に配置される。このときには、パレット12上のディスプレイ装置32における計測領域44側の縁部32Bよりも計測領域44側に第二位置センサ72の光軸が位置する。すると、第二位置センサ72から位置検出信号の出力が停止される。制御ユニット74は、第二位置センサ72から位置検出信号の出力が停止されたことを検出した場合(図6のステップS7:YES)には、カメラ22を駆動させる(図6のステップS8)。このカメラ22を駆動させる処理は、具体的には、制御ユニット74のうちのカメラ制御部94(図4参照)によって行われる。
そして、カメラ22が駆動すると、回転盤26上のディスプレイ装置32に設けられた表示器36の画面全体がカメラ22によって撮影される。このカメラ22による撮影は、表示器36の表示の検査の一例である。このカメラ22から出力された撮影データは、例えば、解析装置に出力される。この解析装置では、カメラ22から出力された撮影データに基づいて、表示器36に表示された画面の解析(画質ムラ、欠点、輝度、及び、異物の有無等の確認)が行われる。
そして、制御ユニット74は、カメラ22を駆動させると、一つのディスプレイ装置32に対する一連の処理を終了する。以上の一連の処理は、コンベア14上を搬送される各ディスプレイ装置32に対して行われる。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、コンベア14の平面視において表示器36がコンベア14の移動軸線14Aに対して傾斜した状態とされていても、駆動ユニット20によって可動レール18が駆動されることで回転盤26が回転される。そして、回転盤26が回転されることにより表示器36の向きを補正することができる。また、表示器36の向きが補正されることにより、コンベア14の平面視において表示器36がコンベア14の移動軸線14Aと平行に配置された状態(カメラ22に向けられた状態)で、表示器36の表示の検査を行うことができる。従って、表示器36の表示の検査を精度良く行うことができる。
また、上述のように回転盤26が回転されて表示器36の向きが補正された後には、可動レール18の位置が駆動ユニット20によって保持される。そして、この可動レール18に設けられた保持部64によってハンドル42がコンベア14の長手方向に案内されることにより、回転盤26の回転が規制される。従って、例えばコンベア14に揺れ等が生じた場合でも、回転盤26の回転を抑制することができるので、表示器36を補正後の向きに保持した状態で検査を行うことができる。
また、回転盤26と共にコンベア14の長手方向に移動するハンドル42を可動レール18の案内部62によってコンベア14の横幅方向に案内することで回転盤26を回転させる。従って、コンベア14の駆動を継続させながら表示器36の向きを補正することができる。これにより、コンベア14を停止させる場合に比して、検査を効率良く行うことができる。特に、コンベア14の長手方向に延びる固定レール16及び可動レール18によりハンドル42を案内するので、パレット12が計測領域44及び検査領域46をノンストップで通過するように、このパレット12を搬送することができる。これにより、検査をより効率良く行うことができる。
また、可動レール18及び駆動ユニット20により回転盤26を回転させることができるので、回転盤26を回転させるための機構をパレット12毎に設ける必要性を無くすことができる。これにより、各パレット12を簡素化することができるので、表示検査装置10のコストを低減することができる。
また、可動レール18の案内部62は、スリット60の入口60A側の部分に形成されると共に、この入口60A側に向かうに従って幅が広がるテーパ状に形成されている。従って、例えば、可動レール18の全体がコンベア14の長手方向に直線状に延びる場合に比して、ハンドル42をコンベア14の横幅方向に案内する際の可動レール18の移動量を少なくすることができる。これにより、駆動ユニット20を軸方向に小型化することができる。
また、パレット12が計測領域44内にあるときには、固定レール16の規制部54によってハンドル42がコンベア14の長手方向に案内されることにより、回転盤26の回転が規制される。従って、例えばコンベア14に揺れ等が生じた場合でも、回転盤26の回転を抑制することができるので、表示器36の向きを精度良く計測することができる。
また、回転盤26には、回転盤26の回転軸線とディスプレイ装置32に設けられた回転機構38の回転軸線とが一致するようにディスプレイ装置32の搭載位置を規定する規定部40が設けられている。従って、この規定部40に従って回転盤26の所定の位置にディスプレイ装置32が搭載されることにより、回転盤26の回転軸線とディスプレイ装置32に設けられた回転機構38の回転軸線とを一致させることができる。これにより、回転盤26が回転されることで表示器36の向きが変更されるので、表示器36の向きを容易に補正することができる。
なお、本実施形態では、一例として、表示器36の向きを計測するために一対の距離センサ68が用いられている。一般に、このような一対の距離センサ68で計測できる距離には制限がある。しかしながら、上述のように、回転盤26には、ディスプレイ装置32の搭載位置を規定する規定部40が設けられている。従って、規定部40に従って回転盤26の所定の位置にディスプレイ装置32が搭載されることにより、表示器36と一対の距離センサ68との間の距離を一定の範囲内に収めることができる。これにより、一対の距離センサ68で表示器36の向きを計測することができる。
また、規定部40に従って回転盤26の所定の位置にディスプレイ装置32が搭載された状態では、回転盤26の回転軸線とディスプレイ装置32に設けられた回転機構38の回転軸線とが一致する。従って、回転盤26が回転されて表示器36の向きが補正されても、表示器36とカメラ22との間の距離をカメラ22の焦点距離に保つことができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
本実施形態では、表示器36の向きを計測する計測部の一例として、一対の距離センサ68が用いられていたが、その他の計測センサが用いられても良い。
また、表示器36の向きを変更するための可動部材の一例として、可動レール18が用いられていたが、その他の可動部材が用いられても良い。
また、回転盤26の回転を規制するための規制部材の一例として、固定レール16が用いられていたが、その他の規制部材が用いられても良い。
また、第一位置検出部84、第二位置検出部86、距離測定部88、移動量計算部90、駆動制御部92、及び、カメラ制御部94は、一例として、演算素子や記憶装置に記憶されたプログラム等によって構成されていた。しかしながら、これら第一位置検出部84、第二位置検出部86、距離測定部88、移動量計算部90、駆動制御部92、及び、カメラ制御部94は、ロジック回路によって構成されていても良い。
また、表示器36の表示の検査を行う検査部の一例として、カメラ22が用いられていたが、その他の検査器が用いられても良い。
また、規定部40の一例として、色付きテープが用いられていたが、例えば、回転盤26に形成された凹凸部などのその他の規定部が用いられても良い。
また、表示検査装置10の検査対象は、電子機器の一例として、デスクトップ型のパーソナルコンピュータに用いられるディスプレイ装置32とされていた。しかしながら、回転機構を有する表示器を備えたその他の電子機器が表示検査装置10の検査対象とされても良い。
なお、上記複数の変形例は、組み合わされて実施可能である。
以上、本願の開示する技術の一実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
なお、上述の本願の開示する技術の一態様に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
電子機器に設けられ回転機構を有する表示器の向きを計測する計測部と、
前記表示器の向きを変更する可動部材と、
前記表示器が予め定められた向きに向けられるように前記計測部による計測結果に基づいて前記可動部材を駆動する補正部と、
前記予め定められた向きに向けられた前記表示器の表示の検査を行う検査部と、
を備えた表示検査装置。
(付記2)
前記電子機器を搭載する回転盤を有するパレットと、
前記表示器の向きを計測する計測領域、及び、前記表示器の表示の検査を行う検査領域に前記パレットを搬送するコンベアと、
をさらに備えた付記1に記載の表示検査装置。
(付記3)
前記コンベアは、前記パレットが前記計測領域及び前記検査領域をノンストップで通過するように前記パレットを搬送する、
付記2に記載の表示検査装置。
(付記4)
前記可動部材は、前記回転盤を回転させて前記表示器の向きを変更する、
付記2又は付記3に記載の表示検査装置。
(付記5)
前記回転盤は、係止部を有し、
前記可動部材は、前記係止部を案内する案内部を有すると共に、前記コンベアの横幅方向に移動して前記係止部を前記案内部によって案内することにより前記回転盤を回転させる、
付記4に記載の表示検査装置。
(付記6)
前記案内部は、前記可動部材に形成され前記コンベアの長手方向に延びるスリットの側壁部に形成されている、
付記5に記載の表示検査装置。
(付記7)
前記案内部は、前記スリットの入口側の部分に形成されると共に、該入口側に向かうに従って幅が広がるテーパ状に形成されている、
付記6に記載の表示検査装置。
(付記8)
前記補正部は、前記可動部材によって前記回転盤が回転されて前記表示器の向きが変更された後に前記可動部材の位置を保持する、
付記4〜付記7のいずれか一項に記載の表示検査装置。
(付記9)
前記回転盤は、係止部を有し、
前記可動部材は、前記コンベアの長手方向に沿って延びて前記係止部を案内する保持部を有している、
付記8に記載の表示検査装置。
(付記10)
前記保持部は、前記可動部材に形成され前記コンベアの長手方向に延びるスリットの側壁部に形成されている、
付記9に記載の表示検査装置。
(付記11)
前記補正部は、前記可動部材を前記コンベアの横幅方向に移動させる駆動ユニットを有している、
付記4〜付記10のいずれか一項に記載の表示検査装置。
(付記12)
前記パレットが前記計測領域内にあるときに前記回転盤の回転を規制する規制部材をさらに備えた、
付記2〜付記11のいずれか一項に記載の表示検査装置。
(付記13)
前記回転盤は、係止部を有し、
前記規制部材は、前記コンベアの長手方向に沿って延びる規制部を有し、前記パレットが前記計測領域内にあるときに前記規制部により前記係止部を前記コンベアの長手方向に案内することにより前記回転盤の回転を規制する、
付記12に記載の表示検査装置。
(付記14)
前記規制部は、前記可動部材に形成され前記コンベアの長手方向に延びるスリットの側壁部に形成されている、
付記13に記載の表示検査装置。
(付記15)
前記係止部は、前記回転盤の軸方向に沿って延びるハンドルである、
付記5、付記9、及び、付記13のいずれか一項に記載の表示検査装置。
(付記16)
前記回転盤には、前記回転盤の回転軸線と前記回転機構の回転軸線とが一致するように前記電子機器の搭載位置を規定する規定部が設けられている、
付記2〜付記15のいずれか一項に記載の表示検査装置。
(付記17)
電子機器に設けられ回転機構を有する表示器の向きを計測し、
前記計測した結果に基づいて前記表示器の向きを予め定められた向きに補正し、
前記予め定められた向きに向けられた前記表示器の表示の検査を行う、
ことを含む表示検査方法。
(付記18)
前記表示器の向きの計測、前記表示器の向きの補正、及び、前記表示器の表示の検査を、前記電子機器を搬送しながら行う、
付記17に記載の表示検査方法。
(付記19)
前記表示器の向きの計測、前記表示器の向きの補正、及び、前記表示器の表示の検査を、前記電子機器をノンストップで搬送しながら行う、
付記18に記載の表示検査方法。
(付記20)
前記電子機器をパレットの回転盤に搭載し、
前記回転盤を回転させて前記表示器の向きを変更する、
付記17〜付記19のいずれか一項に記載の表示検査方法。
(付記21)
前記表示器の向きを補正した後に、前記回転盤の回転を規制した状態で前記表示器の表示の検査を行う、
付記20に記載の表示検査方法。
(付記22)
前記回転盤の回転を規制した状態で前記表示器の向きの計測を行う、
付記20又は付記21に記載の表示検査方法。
(付記23)
前記回転盤の回転軸線と前記表示器の回転機構の回転軸線とが一致するように、前記回転盤に前記電子機器を搭載する、
付記20〜付記22のいずれか一項に記載の表示検査方法。
10 表示検査装置
12 パレット
14 コンベア
16 固定レール(規制部材の一例)
18 可動レール(可動部材の一例)
20 駆動ユニット(補正部の一部の一例)
22 カメラ(検査部の一例)
26 回転盤
32 ディスプレイ装置(電子機器の一例)
36 表示器
38 回転機構
40 規定部
42 ハンドル(係止部の一例)
44 計測領域
46 検査領域
48 側壁部
50 スリット
52 案内部
54 規制部
58 側壁部
60 スリット
62 案内部
64 保持部
68 一対の距離センサ(計測部の一例)
70 第一位置センサ
72 第二位置センサ
74 制御ユニット(補正部の一部の一例)

Claims (16)

  1. 電子機器に設けられ回転機構を有する表示器の向きを計測する計測部と、
    前記表示器の向きを変更する可動部材と、
    前記表示器が予め定められた向きに向けられるように前記計測部による計測結果に基づいて前記可動部材を駆動する補正部と、
    前記予め定められた向きに向けられた前記表示器の表示の検査を行う検査部と、
    を備えた表示検査装置。
  2. 前記電子機器を搭載する回転盤を有するパレットと、
    前記表示器の向きを計測する計測領域、及び、前記表示器の表示の検査を行う検査領域に前記パレットを搬送するコンベアと、
    をさらに備えた請求項1に記載の表示検査装置。
  3. 前記可動部材は、前記回転盤を回転させて前記表示器の向きを変更する、
    請求項2に記載の表示検査装置。
  4. 前記回転盤は、係止部を有し、
    前記可動部材は、前記係止部を案内する案内部を有すると共に、前記コンベアの横幅方向に移動して前記係止部を前記案内部によって案内することにより前記回転盤を回転させる、
    請求項3に記載の表示検査装置。
  5. 前記案内部は、前記可動部材に形成され前記コンベアの長手方向に延びるスリットの側壁部に形成されている、
    請求項4に記載の表示検査装置。
  6. 前記補正部は、前記可動部材によって前記回転盤が回転されて前記表示器の向きが変更された後に前記可動部材の位置を保持する、
    請求項3〜請求項5のいずれか一項に記載の表示検査装置。
  7. 前記回転盤は、係止部を有し、
    前記可動部材は、前記コンベアの長手方向に沿って延びて前記係止部を案内する保持部を有している、
    請求項6に記載の表示検査装置。
  8. 前記保持部は、前記可動部材に形成され前記コンベアの長手方向に延びるスリットの側壁部に形成されている、
    請求項7に記載の表示検査装置。
  9. 前記パレットが前記計測領域内にあるときに前記回転盤の回転を規制する規制部材をさらに備えた、
    請求項2〜請求項8のいずれか一項に記載の表示検査装置。
  10. 前記回転盤は、係止部を有し、
    前記規制部材は、前記コンベアの長手方向に沿って延びる規制部を有し、前記パレットが前記計測領域内にあるときに前記規制部により前記係止部を前記コンベアの長手方向に案内することにより前記回転盤の回転を規制する、
    請求項9に記載の表示検査装置。
  11. 前記規制部は、前記可動部材に形成され前記コンベアの長手方向に延びるスリットの側壁部に形成されている、
    請求項10に記載の表示検査装置。
  12. 電子機器に設けられ回転機構を有する表示器の向きを計測し、
    前記計測した結果に基づいて前記表示器の向きを予め定められた向きに補正し、
    前記予め定められた向きに向けられた前記表示器の表示の検査を行う、
    ことを含む表示検査方法。
  13. 前記表示器の向きの計測、前記表示器の向きの補正、及び、前記表示器の表示の検査を、前記電子機器を搬送しながら行う、
    請求項12に記載の表示検査方法。
  14. 前記電子機器をパレットの回転盤に搭載し、
    前記回転盤を回転させて前記表示器の向きを変更する、
    請求項12又は請求項13に記載の表示検査方法。
  15. 前記表示器の向きを補正した後に、前記回転盤の回転を規制した状態で前記表示器の表示の検査を行う、
    請求項14に記載の表示検査方法。
  16. 前記回転盤の回転を規制した状態で前記表示器の向きの計測を行う、
    請求項14又は請求項15に記載の表示検査方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015081156A (ja) * 2013-10-21 2015-04-27 東急建設株式会社 側面位置制御装置、物体の側面撮影システム及び物体の側面撮影方法
CN114180300A (zh) * 2020-09-15 2022-03-15 株式会社斯库林集团 工件接收装置、工件搬运装置、检查装置、载置辅助方法以及检查方法

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