JP2014126515A - 圧力センサおよびその製造方法 - Google Patents

圧力センサおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】センサチップを覆う封止部材の厚さばらつきを抑制する。
【解決手段】基板10の一面10aにセンサチップ20を搭載し、両端が開口端60a、60bとされ、内部が空洞60cとされた枠状の補助部材60を用意する。そして、センサチップ20を空洞60cに収容し、かつ、基板10の一面10aに対する法線方向から基板10および補助部材60を視たとき、基板10と補助部材60との間に隙間70が形成されるように、補助部材60の一部を基板10から基板10の平面方向に突出させた状態で基板10の一面10aに配置する。その後、補助部材60における他方の開口端60bを閉塞部材90、91を用いて閉塞し、基板10、補助部材60、閉塞部材90、91にて囲まれる空間に、隙間70から液状部材80aを充填する。
【選択図】図5

Description

本発明は、圧力に応じたセンサ信号を出力するセンサチップが封止部材に覆われた圧力センサおよびその製造方法に関するものである。
従来より、この種の圧力センサとして、例えば、特許文献1には、有底箱状のケースに圧力に応じたセンサ信号を出力するセンサチップが収容され、このセンサチップがゲル等で構成される封止部材に覆われた圧力センサが提案されている。
これによれば、センサチップが封止部材に覆われているため、センサチップが外部雰囲気に曝されない。したがって、センサチップが腐食することを抑制でき、センサチップの耐久性を向上させることができる。
このような圧力センサは、次のように製造される。すなわち、ケースにセンサチップを収容し、このセンサチップを覆うように、硬化されることで封止部材となる液状部材をディスペンサ等で所定量だけ注入する。そして、液状部材を硬化させて封止部材を構成することにより、圧力センサが製造される。
特表2007−532865号公報
しかしながら、上記製造方法では、液状部材を所定量だけ注入しているが、実際には、製品毎に液状部材を注入する際の温度や粘土等が微妙に異なるため、液状部材の注入量も微妙に異なる。
このため、製品毎にセンサチップを覆う液状部材の量が異なり、この液状部材を硬化させて構成される封止部材の厚さも異なる。したがって、製品毎にセンサチップに封止部材から印加される力(質量)が異なり、検出精度がばらついてしまう。特に、封止部材の質量および加速度に依存する慣性力がセンサチップに印加される状態で圧力センサが使用される場合には、封止部材の厚さのばらつきが無視できないものとなる。
本発明は上記点に鑑みて、センサチップを覆う封止部材の厚さばらつきを抑制できる圧力センサおよびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、基板(10)を用意する工程と、基板の一面(10a)にセンサチップ(20)を搭載する工程と、両端が開口端(60a、60b)とされ、内部が空洞(60c)とされた枠状の補助部材(60)を用意する工程と、基板の一面に補助部材における一方の開口端を配置する工程と、液状部材(80a)にてセンサチップを覆う工程と、液状部材を硬化させて封止部材(80)を構成する工程とを行う。そして、一方の開口端を配置する工程では、センサチップを空洞に収容し、かつ、基板の一面に対する法線方向から基板および補助部材を視たとき、基板と補助部材との間に隙間(70)が形成されるように、補助部材の一部を基板から基板の平面方向に突出させた状態で補助部材を基板の一面に配置し、一方の開口端を配置する工程の後であって、センサチップを覆う工程の前に、補助部材における一方の開口端と反対側の他方の開口端を閉塞部材(90、91)を用いて閉塞する工程を行い、センサチップを覆う工程では、基板、補助部材、閉塞部材にて囲まれる空間に、隙間から液状部材を充填すること特徴としている。
これによれば、センサチップ上に配置される液状部材の量(厚さ)は補助部材の高さに依存し、注入時の液状部材の温度や粘土等に依存しない。そして、液状部材が硬化されて構成される封止部材の厚さも補助部材の高さに依存する。したがって、製品毎に封止部材の厚さがばらつくことを抑制できる。
また、請求項5に記載の発明では、圧力に応じたセンサ信号を出力するセンサチップ(20)と、一面(10a)にセンサチップが搭載される基板(10)と、センサチップを覆う封止部材(80)と、両端が開口端(60a、60b)とされていると共に内部が空洞(60c)とされ、一方の開口端が基板の一面に配置される補助部材(60)と、を備え、補助部材は、センサチップを空洞に収容し、かつ、基板の一面に対する法線方向から基板および補助部材を視たとき、基板と補助部材との間に隙間(70)が形成されるように、一部が基板から基板の平面方向に突出した状態で基板の一面に配置されており、封止部材は、基板および補助部材にて囲まれる空間に充填されていることを特徴としている。
これによれば、補助部材を用いることによってセンサチップ上に配置される封止部材の厚さばらつきを抑制できる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態における圧力センサの平面図である。 図1中のII−II線に沿った断面図である。 図1中のIII−III線に沿った断面図である。 図1に示す圧力センサの製造工程を示す断面図である。 図4に続く圧力センサの製造工程を示す断面図である。 (a)は本発明の第2実施形態における補助部材の断面図、(b)は(a)に示す補助部材を基板に嵌合させたときの状態を示す図である。 本発明の第3実施形態における圧力センサの製造工程を示す断面図である。 本発明の他の実施形態における補助部材を基板に嵌合させたときの状態を示す図である。 本発明の他の実施形態における圧力センサの断面図である。 本発明の他の実施形態における圧力センサの断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態の圧力センサは、例えば、車両のドア内のスペースに取り付けられ、車両のドア内の圧力を検出するのに適用されると好適である。つまり、車両の衝突判定に用いられるドア内の圧力を検出するのに適用される好適である。
図1〜図3に示されるように、本実施形態の圧力センサは、一面10aおよび他面10bを有する矩形板状の基板10を備えている。基板10は、特に限定されるものではないが、本実施形態では、多層セラミック基板等の回路基板とされている。そして、一面10aにセンサチップ20や回路チップ30等が搭載され、他面10bにコンデンサ等が形成されたICチップ40が搭載されている。
本実施形態のセンサチップ20は、圧力検出素子21とガラス等で構成される台座22とによって構成されている。
圧力検出素子21は、例えば、裏面に凹部23が形成されることで構成される薄肉のダイヤフラム24を有し、このダイヤフラム24に図示しないブリッジ回路を構成するようにゲージ抵抗が形成されたものである。すなわち、圧力検出素子21は、ダイヤフラム24に圧力が印加されるとゲージ抵抗の抵抗値が変化してブリッジ回路の電圧が変化し、この電圧の変化に応じてセンサ信号を出力する半導体ダイヤフラム式のものである。
そして、台座22は、凹部23との間に基準圧力室25が形成されるように、圧力検出素子21の裏面に陽極接合されている。
また、センサチップ20と回路チップ30とはボンディングワイヤ50を介して電気的に接続され、回路チップ30と基板10とはボンディングワイヤ51を介して電気的に接続されている。
そして、基板10の一面10aには、両端が開口端60a、60bとされていると共に内部が空洞60cとされた矩形枠状の補助部材60が、センサチップ20や回路チップ30を空洞60cに収容するように接着剤(図示せず)を介して接合されている。具体的には、補助部材60は、長手方向の長さが基板10の短手方向の長さより長くされており、長手方向(図1中紙面上下方向)が基板10の長手方向(図1中紙面左右方向)と直交し、長手方向の両端部が基板10から基板10の平面方向に突出するように、一方の開口端60aが基板10の一面10aに接合されている。そして、基板10の一面10aに対する法線方向から視たとき、基板10と、補助部材60のうち基板10から突出している部分との間には隙間70が形成されている。
なお、このような補助部材60は、例えば、耐熱樹脂材料であるPPS(ポリフェニレンサルファイド)等の樹脂を型成形することによって形成されている。
また、基板10および補助部材60にて囲まれる空間には、センサチップ20を覆うようにフッ素ゲルやシリコンゲル等からなる封止部材80が配置されている。
以上が本実施形態における圧力センサの構成である。次に、このような圧力センサの製造方法について図4および図5を参照しつつ説明する。なお、図4および図5は、図1中のII−II線に対応する断面図である。
まず、図4(a)に示されるように、基板10の他面10bに図示しない導電性ペーストを介してICチップ40を搭載する。そして、図4(b)に示されるように、基板10の一面10aに図示しない接着剤を介してセンサチップ20および回路チップ30を搭載する。なお、図4(a)および図4(b)の工程は、いずれの工程を先に行ってもよい。
次に、図4(c)に示されるように、ワイヤボンディングを行い、センサチップ20と回路チップ30、回路チップ30と基板10とをそれぞれボンディングワイヤ50、51を介して電気的に接続する。
なお、ボンディングワイヤ50、51の形成は、金やアルミニウム等のワイヤを用いたボールボンディング、ウェッジボンディング等のワイヤボンディングにより行うことができる。
その後、図4(d)に示されるように、上記補助部材60を用意する。そして、センサチップ20および回路チップ30を空洞60cに収容し、かつ基板10の一面10aに対する法線方向から基板10および補助部材60を視たとき、基板10と補助部材60との間に隙間70が形成されるように、補助部材60の一方の開口端60aを基板10の一面10aに接合する。具体的には、本実施形態では、補助部材60の長手方向が基板10の長手方向と直交し、長手方向の両端部が基板10から基板10の平面方向に突出するように、補助部材60を基板10の一面10aに接着剤(図示せず)を介して接合する。
そして、図5(a)に示されるように、補助部材60のうち基板10側と反対側の他方の開口端60bを閉塞部材としての治具90に押し付けることにより、補助部材60の他端の開口端60bを閉塞する。なお、本実施形態の治具90は、封止部材80との接着性が低いテフロン等の材質を用いて構成されている。
続いて、図5(b)に示されるように、基板10、補助部材60、治具90で囲まれる空間に、硬化されることで上記封止部材80となる液状部材80aをディスペンサ100を用いて隙間70から注入する。なお、本実施形態では、基板10、補助部材60、治具90で囲まれる空間と補助部材60の空洞60cとが一致している。
そして、図5(c)に示されるように、基板10、補助部材60、治具90で囲まれる空間に液状部材80aを充填する。この場合、センサチップ20上に配置される液状部材80aの量は、注入時の液状部材80aの温度や粘土に依存せず、補助部材60の高さに依存する。続いて、液状部材80aを硬化させることで封止部材80を形成する。
その後、図5(d)に示されるように、補助部材60の他方の開口端60bおよび封止部材80を治具90から離間させることにより、上記図1に示す圧力センサが製造される。なお、治具90は、上記のように封止部材80との接着性が低くされているため、補助部材60および封止部材80を容易に治具90から離間させることができる。
以上説明したように、本実施形態では、隙間70が形成されるように基板10に補助部材60を配置し、補助部材60のうち基板10と反対側の他方の開口端60bを治具90にて閉塞している。そして、基板10、補助部材60、治具90で囲まれる空間に隙間70から液状部材80aを注入することにより、当該空間を液状部材80aで充填している。
このため、センサチップ20上に配置される液状部材80aの量(厚さ)は補助部材60の高さに依存し、注入時の液状部材80aの温度や粘土等に依存しない。そして、液状部材80aが硬化されて構成される封止部材80の厚さも補助部材60の高さに依存する。したがって、製品毎に封止部材80の厚さがばらつくことを抑制できる。
また、このように基板10、補助部材60、治具90で囲まれる空間に液状部材80aを充填することにより、液状部材80aを注入する際の温度や粘土等の厳密な工程管理が必要なくなり、製造工程の簡略化を図ることもできる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して補助部材60の構造を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図6(a)に示されるように、本実施形態では、補助部材60として、一方の開口端60aのうち長手方向に延びる部分に基板10の短手方向の長さに対応する凹部61が形成されたものを用意する。
そして、図6(b)に示されるように、上記図4(d)の工程を行う際、凹部61を基板10に嵌合させた状態で、補助部材60を基板10に配置する。つまり、補助部材60を凹部61および接着剤にて基板10に配置する。なお、図6は、図1中のVI−VI線に相当する断面図である。
これによれば、補助部材60が基板10の短手方向にずれることを抑制しつつ、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施形態では上記のように補助部材60に凹部61が形成されているため、基板10、補助部材60、治具90で囲まれる空間と補助部材60の空洞60cとは一致していない。つまり、本実施形態のような場合には、補助部材60の空洞60cのうち一方の開口端60a側の部分に封止部材80が配置されていなくてもよい。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して閉塞部材を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態では、上記図4の工程を行った後、図7(a)に示されるように、補助部材60の他方の開口端60bに閉塞部材としてのフィルム部材91を貼り付けることによって当該開口端60bを閉塞する。
なお、このフィルム部材91は、紫外線硬化性樹脂等で構成されており、封止部材80と接触する領域(補助部材60の他方の開口端60bで囲まれた領域)は、予め紫外線が照射されて硬化され、封止部材80との接着性が低くされている。
その後は、図7(b)および図7(c)に示されるように、上記図5(b)および図5(c)と同様の工程を行うことにより、基板10、補助部材60、フィルム部材91で囲まれる空間に封止部材80を配置する。
そして、図7(d)に示されるように、フィルム部材91を補助部材60の他方の開口端60bから剥離することにより、上記図1に示す圧力センサが製造される。なお、フィルム部材91のうち封止部材80と接触する領域は、予め硬化されて封止部材80との接着剤が低くされているため、フィルム部材91を補助部材60の他方の開口端60bから容易に剥離することができる。
このように、閉塞部材としてフィルム部材91を用いて補助部材60の他方の開口端60bを閉塞しても、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、上記第1実施形態では、治具90の全体がテフロン(テフロンは登録商標)の材質を用いて構成されたものを例に挙げて説明したが、治具90は少なくとも封止部材80と接触する領域(補助部材60の他方の開口端60bにて囲まれた領域)が封止部材80との接着性が低くされていればよい。
また、上記第2実施形態において、図8に示されるように、凹部61の深さを基板10の厚さよりも深くし、図4(d)の工程を行って補助部材60を基板10に嵌合させたとき、補助部材60の一方の開口端60aが基板10の他面10bから突出するようにしてもよい。言い換えると、基板10が凹部61内に収容されるように、補助部材60を基板10に嵌合させてもよい。なお、図8は、図1中のVI−VI線に対応する断面図である。
これによれば、基板10、補助部材60、治具90で囲まれた空間に液状部材80aを充填する際、液状部材80aの注入量が多くなっても液状部材80aが溢れることを抑制できる。言い換えると、液状部材80aの注入量を多めに設定することができ、基板10、補助部材60、治具90で囲まれた空間が液状部材80aで充填されないことを抑制できる。
そして、上記第3実施形態において、フィルム部材91は、例えば、所定厚さを有し、封止部材80よりも剛性が低くなるポリオレフィンフィルム等を用いて構成してもよい。ポリオレフィンフィルム等の低弾性材料を用いてフィルム部材91を構成した場合には、フィルム部材91が圧力伝達を阻害しないため、図9に示されるように、補助部材60の他方の開口端60bにそのまま接合しておいてもよく、工程数の削減を図ることができる。
また、上記第1〜第3実施形態において、図4(d)の工程を行う際、補助部材60を長手方向における一端部のみが基板10から突出するように基板10の一面10aに接合してもよい。そして、補助部材60は、枠状であればよく、環状であってもよい。すなわち、基板10の一面10aに対する法線方向から基板10および補助部材60を視たとき、基板10と補助部材60との間に隙間70が形成されるように、補助部材60が基板10の一面10aに接合して配置されることにより、本発明の効果を得ることができる。
そして、上記各実施形態を組み合わせることもできる。例えば、上記第3実施形態に上記第2実施形態を組み合わせ、補助部材60の一方の開口端60aに凹部61を形成してもよい。
さらに、図10に示されるように、ICチップ40も封止部材80に覆われた圧力センサに本発明を適用することも可能である。なお、この圧力センサでは、基板10の他面10b側から液状部材80aを注入してICチップ40を覆う封止部材80が形成されるため、ICチップ40を覆う封止部材80の厚さはばらつく。しかしながら、ICチップ40は印加された圧力に応じたセンサ信号を出力するものではないため、検出精度が悪化するという問題はない。
10 基板
10a 一面
20 センサチップ
60 補助部材
70 隙間
80 封止部材
80a 液状部材
90 治具(閉塞部材)
91 フィルム部材(閉塞部材)

Claims (5)

  1. 圧力に応じたセンサ信号を出力するセンサチップ(20)と、
    一面(10a)に前記センサチップを搭載する基板(10)と、
    前記センサチップを覆う封止部材(80)と、を備える圧力センサの製造方法において、
    前記基板を用意する工程と、
    前記基板の一面に前記センサチップを搭載する工程と、
    両端が開口端(60a、60b)とされ、内部が空洞(60c)とされた枠状の補助部材(60)を用意する工程と、
    前記基板の一面に前記補助部材における一方の開口端を配置する工程と、
    液状部材(80a)にて前記センサチップを覆う工程と、
    前記液状部材を硬化させて前記封止部材を構成する工程と、を行い、
    前記一方の開口端を配置する工程では、前記センサチップを前記空洞に収容し、かつ、前記基板の一面に対する法線方向から前記基板および前記補助部材を視たとき、前記基板と前記補助部材との間に隙間(70)が形成されるように、前記補助部材の一部を前記基板から前記基板の平面方向に突出させた状態で前記補助部材を前記基板の一面に配置し、
    前記一方の開口端を配置する工程の後であって、前記センサチップを覆う工程の前に、前記補助部材における一方の開口端と反対側の他方の開口端を閉塞部材(90、91)を用いて閉塞する工程を行い、
    前記センサチップを覆う工程では、前記基板、前記補助部材、前記閉塞部材にて囲まれる空間に、前記隙間から前記液状部材を充填すること特徴とする圧力センサの製造方法。
  2. 前記補助部材を用意する工程では、前記一方の開口端に凹部が形成されたものを用意し、
    前記一方の開口端を配置する工程では、前記補助部材の凹部を前記基板に嵌合させることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサの製造方法。
  3. 前記補助部材を用意する工程では、前記凹部の深さが前記基板の厚さよりも深いものを用意し、
    前記一方の開口端を配置する工程では、前記凹部内に前記基板を収容することを特徴とする請求項2に記載の圧力センサの製造方法。
  4. 前記閉塞する工程では、前記閉塞部材(91)として前記封止部材よりも剛性が低いフィルム部材を前記他方の開口端に配置し、
    前記封止部材を構成する工程の後、前記フィルム部材を残すことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の圧力センサの製造方法。
  5. 圧力に応じたセンサ信号を出力するセンサチップ(20)と、
    一面(10a)に前記センサチップが搭載される基板(10)と、
    前記センサチップを覆う封止部材(80)と、
    両端が開口端(60a、60b)とされていると共に内部が空洞(60c)とされ、一方の開口端が前記基板の一面に配置される補助部材(60)と、を備え、
    前記補助部材は、前記センサチップを前記空洞に収容し、かつ、前記基板の一面に対する法線方向から前記基板および前記補助部材を視たとき、前記基板と前記補助部材との間に隙間(70)が形成されるように、一部が前記基板から前記基板の平面方向に突出した状態で前記基板の一面に配置されており、
    前記封止部材は、前記基板および前記補助部材にて囲まれる空間に充填されていることを特徴とする圧力センサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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