JP2014125142A - 座席仕切機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シートが移動しても、シートと仕切部材との間に隙間が生じにくく、しかも、仕切部材が乗員に干渉することを防止できる座席仕切機構を提供する。
【解決手段】本発明に係る座席仕切機構20Aは、車両1のシート4と天井7との間を車両1の前後方向で仕切る仕切カーテン30と、シート4に支持され、仕切カーテン30の下方領域30Aがヘッドレスト4cよりも車両1の前方側に向かうことを規制する仕切位置規制部材50とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば前席のシートと後席のシートとの間を仕切る座席仕切機構に関する。
従来から、車両用空調装置としては、例えば、車両前部に設けられた熱交換器に外気或いは内気を通過させ、この熱交換器で熱交換された空調風を車室内に吹き出している。
ところで、近年においては、車両用空調装置の空調負荷を低減して省エネルギー化を実現するために、図17に示すように、2つの前席(運転席や助手席)のシート101と後席のシート102との間で天井103から下方垂れ流された仕切部材としての仕切りカーテン100を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。これにより、車両用空調装置の空調風が後席のシート102へ流れにくくなり、前席のシート101の周囲のみを集中的に空調できる。
特開昭58−56911号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、図18(a)に示すように、前席のシート101が車両前方に移動すると、仕切りカーテン100とシート101のシートバック101Aとの間に隙間Aが生じてしまう。一方、図18(b)に示すように、前席のシート101が車両後方に移動すると、仕切りカーテン100が乗員に干渉してしまう。
そこで、本発明は、上述した課題を解決すべくなされたものであり、シートが移動しても、シートと仕切部材との間に隙間が生じにくく、しかも、仕切部材が乗員に干渉することを防止できる座席仕切機構の提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、車両のシートと天井との間を車両前後方向で仕切る仕切部材と、前記シートに支持され、少なくとも前記シートのヘッドレストの上端よりも下方側に位置する前記仕切部材の下方領域が前記ヘッドレストよりも車両前方側に向かうことを規制する仕切位置規制部材とを備えることを要旨とする。
その他の特徴として、前記仕切部材は、車両上下方向に対して屈曲自在であり、
前記仕切位置規制部材は、前記ヘッドレストより上方位置で、前記仕切部材が前記ヘッドレストより車両前方側に向かうことを規制する仕切屈曲部を有するものであってもよい。
その他の特徴として、前記仕切部材の上端は、前記シートの車両最前方位置での前記ヘッドレストよりも車両前方側で前記天井に固定され、前記仕切部材の下端側は、前記シート側に余長箇所が収容できるよう構成されるものであってもよい。
その他の特徴として、前記仕切位置規制部材は、前記仕切屈曲部が上下方向に移動自在に設けられるものであってもよい。
その他の特徴として、前記仕切屈曲部は、駆動源の動力によって車両上下方向に移動するものであってもよい。
その他の特徴として、前記仕切位置規制部材は、前記シートに固定される固定部と、前記固定部に対して車両上下方向に沿って移動する断面U字状のスライド部とを備え、前記仕切屈曲部は、前記スライド部の上端に設けられるものであってもよい。
その他の特徴として、前記仕切位置規制部材は、車両上下方向に沿った支持部と、前記支持体に回転自在に支持された回転部とを備え、前記回転部は、上方位置で前記仕切部材と接触するように配置され、下方位置で前記ヘッドレストに収容されるものであってもよい。
その他の特徴として、前記仕切位置規制部材は、前記シートの車両前後方向の移動に連動し、前記シートの車両前方への移動では前記仕切屈曲部が下方に移動し、前記シートの車両後方への移動では前記仕切屈曲部が上方に移動するものであってもよい。
その他の特徴として、前記仕切部材は、前記シートに支持され、且つ、前記シートの車両前後方向の移動に連動して車両前後方向に移動自在に設けられるものであってもよい。
その他の特徴として、前記仕切位置規制部材は、前記シートの車両前後方向の移動に連動して車両前後方向に変位する移動部を有し、前記移動部に前記仕切部材の上端が固定されるものであってもよい。
その他の特徴として、前記シートと前記天井との間で前記仕切部材をガイドするガイド部材をさらに備えるものであってもよい。
本発明の特徴によれば、シートの車両前後方への移動に連動して仕切部材が移動するため、シートと仕切部材との間に隙間が生じにくくなる。また、仕切位置規制部材により仕切部材の下方領域がヘッドレストよりも車両前方側に向かうことを規制されることによって、仕切部材が乗員に干渉することを防止できる。
図1は、第1実施形態に係る車両を示す概略側面図である。 図2は、第1実施形態に係る車両の運転席を示す概略側面図である。 図3は、第1実施形態に係る車両の運転席を示す概略正面図である。 図4は、第1実施形態に係る座席仕切機構を示す模式図である。 図5は、第1実施形態に係る仕切位置規制部材を示す斜視図である。 図6は、第2実施形態に係る車両の運転席を示す概略側面図である。 図7は、第2実施形態に係る車両の運転席を示す概略背面図である。 図8は、第2実施形態に係る仕切位置規制部材の一部を示す斜視図である。 図9は、第2実施形態の変更例1に係る車両の運転席を示す概略側面図である(その1)。 図10は、第2実施形態の変更例1に係る仕切位置規制部材の一部を示す斜視図である。 図11は、第2実施形態の変更例1に係る車両の運転席を示す概略側面図である(その2)。 図12は、第2実施形態の変更例2に係る車両の運転席を示す概略側面図である。 図13は、第3実施形態に係る車両の運転席を示す概略側面図である。 図14は、第3実施形態に係る車両の運転席を示す概略背面図である。 図15は、第4実施形態に係る車両の運転席を示す概略側面図である。 図16は、第4実施形態に係る車両の運転席を示す概略背面図である。 図17は、背景技術に係る車両を示す概略側面図である。 図18は、背景技術に係るシートの移動を示す概略側面図である。
次に、本発明に係る座席仕切機構を備えた車両の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
[第1実施形態]
(車両の概略構成)
まず、第1実施形態に係る座席仕切機構20Aを備えた車両1の概略構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る車両1を示す概略側面図である。図2は、第1実施形態に係る車両1の運転席を示す概略側面図である。図3は、第1実施形態に係る車両1の運転席を示す概略正面図である。図4は、第1実施形態に係る座席仕切機構20Aを示す模式図である。図5は、第1実施形態に係る仕切位置規制部材50を示す斜視図である。なお、各図面では、説明の便宜を図るために、運転席側のみを図示している。
図1に示すように、車両1は、車室2内の最前部に設けられるインストルメントパネル3内に設けられた車両用空調装置10と、2つの前席(運転席、助手席)のシート4と
と1つの長い後席のシート5との間を仕切る座席仕切機構20Aとを備えている。なお、各シート4は、シートクッション4aと、シートバック4bと、ヘッドレスト4cとを有し、同様に、シート5は、シートクッション5aと、シートバック5bと、2つのヘッドレスト5cとを有している。
車両用空調装置10は、インストルメントパネル3内に設けられた熱交換器(不図示)に空気(外気或いは内気)を通過させ、この熱交換器で熱交換された所望の空調風を空調風吹出口6から車室2内に向けて吹き出している。
座席仕切機構20Aは、運転席及び助手席のそれぞれに設けられている。座席仕切機構20Aは、図1〜図3に示すように、シート4と天井7との間を車両前後方向で仕切る仕切部材としての仕切カーテン30と、シート4に支持される仕切位置規制部材50と、シートバック4bと天井7との間で仕切カーテン30をガイドするガイド部材としてのガイドワイヤ70とを備えている。
仕切カーテン30は、車両上下方向に対して屈曲自在に構成されている。仕切カーテン30の上端31は、シート4の車両1の最前方位置でのヘッドレスト4cよりも車両1の前方側で天井7に固定されている。仕切カーテン30の下端32は、シート4側の収容ボックス33に余長箇所が収容できるよう構成されている。仕切カーテン30には、ガイドワイヤ70が挿通するカーテン金具34が車両1の上下方向に間隔を開けて複数設けられている。
このような仕切カーテン30は、シート4と天井7との間を仕切る必要がある場合(例えば、前席のシート4のみを空調する場合)には、収容ボックス33から引き出される。一方、仕切カーテン30は、シート4と天井7との間を仕切る必要がない場合(例えば、車室2の全域を空調する場合)、収容ボックス33内に収容される。仕切カーテン30は、図4(a)に示すように、巻き取り方式によって収容ボックス33に収容されてもよく、図4(b)に示すように、折り畳み方式によって収容ボックス33に収容されてもよい。
仕切位置規制部材50は、シートバック4bに固定され、仕切カーテン30の下方領域30Aがヘッドレスト4cよりも車両1の前方側に向かうことを規制している。なお、第1実施形態では、仕切カーテン30の下方領域30Aとは、ヘッドレスト4cの上端と天井7との中間位置で仕切カーテン30が屈曲した箇所よりも下方側の領域であるものとして説明するが、少なくともヘッドレスト4cの上端よりも下方側に位置する領域であればよい。
仕切位置規制部材50は、図3に示すように、ヘッドレスト4cを挟んで左右位置にそれぞれ設けられている。仕切位置規制部材50には、図5に示すように、断面U字状に形成されている。すなわち、仕切位置規制部材50は、長手方向に沿ってガイドワイヤ70が挿通するU字溝51を有している。
また、仕切位置規制部材50は、ヘッドレスト4cより上方位置で、仕切カーテン30がヘッドレスト4cより車両1の前方側に向かうことを規制(すなわち、仕切カーテン30を屈曲)する仕切屈曲部としての上端52を有している(図1及び図2参照)。この上端52側には、上述したカーテン金具34やガイドワイヤ70が挿入しやすいように、天井7側に向かって除々に広がるテーパ部53が設けられている(図5参照)。
ガイドワイヤ70は、シートバック4bと天井7との間で、仕切位置規制部材50と同様にヘッドレスト4cを挟んで左右位置にそれぞれ設けられている。ガイドワイヤ70の上端71は、シート4の車両1の最前方位置でのヘッドレスト4cよりも車両1の前方側で天井7に固定されている。ガイドワイヤ70の下端72は、巻き取り方式等によってシート4側に余長箇所が収容できるよう構成されている(図1及び図2参照)。
(座席仕切機構の動き)
次に、上述した座席仕切機構20Aの動きについて、図2を参照しながら説明する。
図2(実線)に示すように、シート4が車両1の前方側に移動した場合、シート4に固定された仕切位置規制部材50の移動に連動して、仕切位置規制部材50に支持された仕切カーテン30も車両1の前方に移動する。この場合、仕切カーテン30の上端31から仕切位置規制部材50の上端52までの距離が近くなり、収容ボックス33内に仕切カーテン30の下端32の余長箇所が収納される。
一方、図2(二点鎖線)に示すように、シート4が車両1の後方側に移動した場合、シート4に固定された仕切位置規制部材50の移動に連動して、仕切位置規制部材50に支持された仕切カーテン30も車両1の後方に移動する。この場合、仕切カーテン30の上端31から仕切位置規制部材50の上端52までの距離が遠くなり、収容ボックス33から仕切カーテン30が引き出される。
(作用・効果)
以上説明した第1実施形態では、シート4が車両1の前方に移動した場合(図2の実線)でも、仕切カーテン30がシート4に固定された仕切位置規制部材50の移動に連動するため、シートバック4bと仕切カーテン30との間に隙間が生じくい。このため、仕切カーテン30により仕切られた前席のシート4側の空調エリアが低減して省エネルギー化を図れる。
一方、シート4が車両1の後方に移動した場合(図2の二点鎖線)でも、仕切位置規制部材50により仕切カーテン30の下方領域30Aがヘッドレスト4cよりも車両1の前方側に向かうことを規制されることによって、仕切カーテン30が乗員に干渉することを防止できる。
第1実施形態では、仕切カーテン30の上端31及びガイドワイヤ70の上端71がシート4の車両1の最前方位置でのヘッドレスト4cよりも車両1の前方側で天井7に固定されることによって、前席のシート4側の空調エリアの低減による省エネルギー化と、仕切カーテン30の乗員への干渉の防止とを両立できる。
第1実施形態では、仕切位置規制部材50の上端52側にテーパ部53が設けられることによって、仕切カーテン30のカーテン金具34やガイドワイヤ70が仕切位置規制部材50のU字溝51に挿入され易くなり、仕切カーテン30の収納をスムーズに行える。
第1実施形態では、仕切カーテン30がシートバック4bと天井7との間でガイドワイヤ70によりガイドされるため、車両1の上下方向に対する仕切カーテン30の移動が容易となる。その上、仕切カーテン30がシート4とシート5とを仕切っている場合に、仕切カーテン30の乗員への干渉を確実に防止できる。
[第2実施形態]
以下において、第2実施形態に係る座席仕切機構20Bについて、図面を参照しながら説明する。図6は、第2実施形態に係る車両1の運転席を示す概略側面図である。図7は、第2実施形態に係る車両1の運転席を示す概略背面図である。図8は、第2実施形態に係る仕切位置規制部材50の一部を示す斜視図である。なお、上述した第1実施形態に係る座席仕切機構20Aと同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
第2実施形態に係る座席仕切機構20Bでは、第1実施形態に係る座席仕切機構20Aと比較すると、仕切位置規制部材50の構成が異なっており、仕切位置規制部材50の一部が車両1の上下方向に移動自在に設けられている。
具体的には、図6及び図7に示すように、仕切位置規制部材50は、シートバック4bに固定されてスライド突起54Aが形成された固定部54と、固定部54に対して車両1の上下方向に沿って移動する断面U字状のスライド部55とを備えている。
スライド部55は、上述した仕切位置規制部材50の構成とほぼ同様であるが、次の構成が異なっている。すなわち、図8に示すように、スライド部55の上端55Aは、仕切屈曲部としての構成されている。スライド部55の底面55Bには、固定部54のスライド突起54Aがスライドするスライド溝55Cが形成されている。このスライド部55には、車室2内の床面8まで延びるスライド部移動用ワイヤ56が取り付けられている。
スライド部移動用ワイヤ56の上端56Aは、スライド部55に固定されている。スライド部移動用ワイヤ56の下端56Bは、床面8に固定されている。このようなスライド部移動用ワイヤ56は、シートバック4bに設けられたシート側プーリ57と、床面8に設けられた床面側プーリ58とに架け渡されている。
このような仕切位置規制部材50のスライド部55は、シート4の車両1の前後方向の移動に連動している。シート4の車両1の車両前方への移動では、スライド部55(上端55A)が下方に移動し、シート4の車両1の後方への移動では、スライド部55(上端55A)が上方に移動する。
具体的には、シート4が車両1の前方側に移動した場合(図6の実線)には、シート側プーリ57と床面側プーリ58との距離が遠くなり、スライド部移動用ワイヤ56によりスライド部55が下方に引っ張られて、スライド部55が下方に移動する。
一方、シート4が車両1の後方側に移動した場合(図6の二点鎖線)には、シート側プーリ57と床面側プーリ58との距離が近くなり、スライド部移動用ワイヤ56によりスライド部55が上方に引き上げられて、スライド部55が上方に移動する。
以上説明した第2実施形態では、仕切位置規制部材50のスライド部55がシート4の移動に連動して車両1の上下方向に移動自在に設けられることによって、スライド部55の上端55Aの位置(すなわち、仕切カーテン30の屈曲位置)を変更できるため、前席のシート4側の空調エリアの低減による省エネルギー化と、仕切カーテン30の乗員への干渉の防止とを両立できる。
(第2実施形態の変更例)
次に、上述した第2実施形態に係る座席仕切機構20Bの変更例について、図面を参照しながら説明する。なお、上述した第2実施形態に係る座席仕切機構20Bと同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
(変更例1)
まず、変更例1に係る座席仕切機構20Bの構成について、図面を参照しながら説明する。図9は、変更例1に係る車両の運転席を示す概略側面図である。図10は、変更例1に係る仕切位置規制部材50の一部を示す斜視図である。
上述した第2実施形態では、スライド部移動用ワイヤ56は、シート側プーリ57と床面側プーリ58とに架け渡されている。これに対して、変更例1では、図9及び図10に示すように、スライド部移動用ワイヤ56は、固定部54から床面8にかけてガイドレール56Aによってガイドされている。
このガイドレール56Aは、シートバック4bの裏面側に固定されている。具体的には、ガイドレール56Aの上端は、固定部54に固定されている。一方、ガイドレール56Aの下端は、床面8に固定されていなく、シート4の移動に連動して、車両1の前後方向に移動可能に設けられている。
なお、変更例1では、図10に示すように、固定部54は、スライド部55の周囲を覆うように設けられており、スライド部55の底面55Bには、上述したスライド溝55Cが形成されていない。
以上説明した変更例1では、第2実施形態と同様に、仕切位置規制部材50のスライド部55がシート4の移動に連動して車両1の上下方向に移動自在に設けられることによって、スライド部55の上端55Aの位置(すなわち、仕切カーテン30の屈曲位置)を変更できる。
ここで、ガイドレール56Aは、必ずしも一部材によって構成される必要はなく、例えば、二部品によって構成されていてもよい。この場合、図11に示すように、ガイドレール56Aは、シートバック4bに固定されたシードバック側レール56A−1と、シートクッション4aに固定されたクッション側レール56A−2とによって構成されている。これにより、シートバック4bの傾斜角度の変化に連動し易くなる。
(変更例2)
次に、変更例2に係る座席仕切機構20Bの構成について、図面を参照しながら説明する。図12は、変更例2に係る車両の運転席を示す概略側面図である。
上述した第2実施形態や変更例1では、仕切位置規制部材50のスライド部55は、スライド部移動用ワイヤ56により車両1の上下方向に移動している。これに対して、変更例2では、図12に示すように、仕切位置規制部材50のスライド部55は、駆動源としてのモータ59の動力によって車両1の上下方向に移動している。
以上説明した変更例2では、第2実施形態や変更例1と同様に、仕切位置規制部材50のスライド部55がシート4の移動に連動して車両1の上下方向に移動自在に設けられることによって、スライド部55の上端55Aの位置(すなわち、仕切カーテン30の屈曲位置)を変更できる。
[第3実施形態]
以下において、第3実施形態に係る座席仕切機構20Cについて、図面を参照しながら説明する。図13は、第3実施形態に係る車両1の運転席を示す概略側面図である。図14は、第3実施形態に係る車両1の運転席を示す概略背面図である。なお、上述した第1,第2実施形態に係る座席仕切機構20A,20Bと同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
第3実施形態に係る座席仕切機構20Cでは、第1,第2実施形態に係る座席仕切機構20A,20Bと比較すると、仕切位置規制部材50の構成が異なっており、第2実施形態と同様に、仕切位置規制部材50が車両1の上下方向に移動自在に設けられている。
具体的には、図13及び図14に示すように、仕切位置規制部材50は、車両1の上下方向に沿った棒状の支持体60と、支持体60に回転自在に支持された仕切屈曲部としての回転体61とを備えている。支持体60は、シートバック4b内で車両1の上下方向に移動可能に設けられている。回転体61は、上方位置で仕切カーテン30と接触するように配置され、下方位置でヘッドレスト4cの上端後方に収容される。
以上説明した第3実施形態では、第2実施形態と同様に、仕切位置規制部材50の支持体60及び回転体61が車両1の上下方向に移動自在に設けられることによって、回転体61の位置(すなわち、仕切カーテン30の屈曲位置)を変更できるため、前席のシート4側の空調エリアの低減による省エネルギー化と、仕切カーテン30の乗員への干渉の防止とを両立できる。その上、回転体61の上方位置では回転体61の回転によって仕切カーテン30を滑らかに案内できるとともに、回転体61の上方位置では回転体61がヘッドレスト4cに収容されるため邪魔にならない。
ここで、第3実施形態では、回転体61は、仕切カーテン30と接触するように構成されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、ガイドワイヤ70と接触するように構成されていてもよい。また、支持体60及び回転体61は、例えば、駆動源としてのモータ(不図示)の動力によって車両1の上下方向に移動するものであってもよい。
[第4実施形態]
以下において、第4実施形態に係る座席仕切機構20Dについて、図面を参照しながら説明する。図15は、第4実施形態に係る車両1の運転席を示す概略側面図である。図16は、第4実施形態に係る車両1の運転席を示す概略背面図である。なお、上述した第1〜第3実施形態に係る座席仕切機構20A〜20Cと同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
第4実施形態に係る座席仕切機構20Dでは、第1〜第3実施形態に係る座席仕切機構20A〜20Cと比較すると、仕切位置規制部材50の構成が異なっており、仕切カーテン30は、シート4に支持され、且つ、シート4の車両1の前後方向の移動に連動して車両1の前後方向に移動自在に設けられている。
具体的には、図15及び図16に示すように、仕切位置規制部材50は、仕切カーテン30及びガイドワイヤ70を支持する前後移動用ワイヤ62と、天井7と外装パネル(不図示)との間の天井内スペース9に設けられた伸縮可能なスプリング63とを備えている。
前後移動用ワイヤ62の上端62Aは、スプリング63と固定されている。前後移動用ワイヤ62の下端62Bは、シートバック4bに固定されている。このような前後移動用ワイヤ62は、天井内スペース9に設けられた反転ローラ64と、天井7に設けられた天井側プーリ65と、シート4の側方(例えば、Bピラー)に設けられた側部プーリ66(図16参照)とに架け渡されている。
前後移動用ワイヤ62の天井内スペース9内には、シート4の車両1の前後方向の移動に連動して車両1の前後方向に変位する移動部としての棒状部材67(図16参照)が設けられている。
棒状部材67の一端(図16の右側)は、上端62Aから反転ローラ64との接触部分までの間に位置する前後移動用ワイヤ62に固定されている。棒状部材67の他端(図16の左側)には、車両1の前後方向に回転するローラ67Aが設けられている。この棒状部材67には、仕切カーテン30の上端31及びガイドワイヤ70の上端71がそれぞれ固定されている。
このような仕切位置規制部材50の棒状部材67は、シート4の車両1の前後方向の移動に連動している。シート4の車両1の前方への移動では、棒状部材67が前方に移動し、シート4の車両1の後方への移動では、棒状部材67が後方に移動する。
具体的には、シート4が車両1の前方側に移動した場合(図15の二点鎖線)には、スプリング63が収縮することに伴って、棒状部材67に固定された仕切カーテン30及びガイドワイヤ70が車両1の前方に移動する。
一方、シート4が車両1の後方側に移動した場合(図15の実線)には、スプリング63が伸張することに伴って、棒状部材67に固定された仕切カーテン30及びガイドワイヤ70が車両1の後方に移動する。
以上説明した第4実施形態では、仕切カーテン30及びガイドワイヤ70がシート4の移動に連動して車両1の前後方向に移動することによって、前席のシート4側の空調エリアを調整できる。
ここで、第4実施形態では、仕切カーテン30の上端31は、シート4の移動に連動して車両1の前後方向に移動するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、ポテンショメータ等によってシート4の位置やシートバック4bの傾斜角度の検出結果に基づいて、車両1の前後方向に移動するものであってもよい。
[その他の実施形態]
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。具体的には、座席仕切機構20A〜20Dは、各実施形態に記載したものに限定されるものではなく、各実施形態での記載事項はあくまでも一例に過ぎず、各構成の一部をそれぞれ組み合わせてもよい。
また、座席仕切機構20A〜20Dは、シート4の車両1の前後方向に移動した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、シートバック4bの傾斜角度の変化についても同様のことが言えることは勿論である。
また、座席仕切機構20A〜20Dは、ガイドワイヤ70を備えるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、仕切位置規制部材50のみで仕切カーテン30を支持できれば、ガイドワイヤ70が設けられていなくてもよい。
また、座席仕切機構20A〜20Dは、運転席及び助手席のそれぞれに設けられるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、運転席のみや助手席のみに設けられるものであってもよい。
また、座席仕切機構20A〜20Dは、前席のシート4と後席のシート5との間を仕切るものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、ワンボックスカータイプの車両の場合には2列目のシートと3列目のシートとの間を仕切るものであってもよい。
また、仕切部材としては、カーテン状であるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、ブラインド状であってもよく、形状や材質については任意に設定できる。
また、仕切カーテン30は、シート4とシート5とを仕切るものとして説明したが、これに限定されるものではなく、シート4とこのシート4よりも車両1の後方を仕切るものであればよく、例えば、ワンボックスタイプの車両の場合にも適用できることは勿論である。
また、仕切カーテン30の上端31は、シート4の車両1の最前方位置でのヘッドレスト4cよりも車両1の前方側に設けられるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、シート4の車両1の最前方位置でのヘッドレスト4cの上方に設けられるものであってもよい。同様に、ガイドワイヤ70の上端71も、必ずしもシート4の車両1の最前方位置でのシート4のヘッドレスト4cよりも車両1の前方側に配置される必要もない。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められる。
1…車両
4…シート
4c…ヘッドレスト
7…天井
10…車両用空調装置
20A〜20D…座席仕切機構
30…仕切カーテン(仕切部材)
30A…下方領域
31…上端
32…下端
50…仕切位置規制部材
52…上端(仕切屈曲部)
54…固定部
55…スライド部
55A…上端(仕切屈曲部)
59…モータ(駆動源)
60…支持体
61…回転体(仕切屈曲部)
67…棒状部材(移動部)
70…ガイドワイヤ(ガイド部材)

Claims (11)

  1. 車両(1)のシート(4)と天井(7)との間を車両前後方向で仕切る仕切部材(30)と、
    前記シート(4)に支持され、少なくとも前記シート(4)のヘッドレスト(4c)の上端よりも下方側に位置する前記仕切部材(30)の下方領域(30A)が前記ヘッドレスト(4c)よりも車両前方側に向かうことを規制する仕切位置規制部材(50)と
    を備えることを特徴とする座席仕切機構(20A,20B,20C,20D)。
  2. 請求項1に記載の座席仕切機構(20A,20B,20C)であって、
    前記仕切部材(30)は、車両上下方向に対して屈曲自在であり、
    前記仕切位置規制部材(50)は、前記ヘッドレスト(4c)より上方位置で、前記仕切部材(30)が前記ヘッドレスト(4c)より車両前方側に向かうことを規制する仕切屈曲部(52,55A,61)を有することを特徴とする座席仕切機構(20A,20B,20C)。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の座席仕切機構(20A,20B,20C)であって、
    前記仕切部材(30)の上端(31)は、前記シート(4)の車両最前方位置での前記ヘッドレスト(4c)よりも車両前方側で前記天井(7)に固定され、
    前記仕切部材(30)の下端側(32)は、前記シート(4)側に余長箇所が収容できるよう構成されることを特徴とする座席仕切機構(20A,20B,20C)。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の座席仕切機構(20B,20C)であって、
    前記仕切位置規制部材(50)は、前記仕切屈曲部(55A,61)が上下方向に移動自在に設けられることを特徴とする座席仕切機構(20B,20C)。
  5. 請求項4に記載の座席仕切機構(20B,20C)であって、
    前記仕切屈曲部(55A,61)は、駆動源(59)の動力によって車両上下方向に移動することを特徴とする座席仕切機構(20B,20C)。
  6. 請求項2乃至請求項5の何れかに記載の座席仕切機構(20B)であって、
    前記仕切位置規制部材(50)は、前記シート(4)に固定される固定部(54)と、前記固定部(54)に対して車両上下方向に沿って移動する断面U字状のスライド部(55)とを備え、
    前記仕切屈曲部(55A)は、前記スライド部(55)の上端に設けられることを特徴とする座席仕切機構(20B)。
  7. 請求項2乃至請求項5の何れかに記載の座席仕切機構(20C)であって、
    前記仕切位置規制部材(50)は、車両上下方向に沿った支持部(60)と、前記支持体(60)に回転自在に支持された回転部(61)とを備え、
    前記回転部(61)は、上方位置で前記仕切部材(30)と接触するように配置され、下方位置で前記ヘッドレスト(4c)に収容されることを特徴とする座席仕切機構(20C)。
  8. 請求項2乃至請求項7の何れかに記載の座席仕切機構(20B,20C)であって、
    前記仕切位置規制部材(50)は、前記シート(4)の車両前後方向の移動に連動し、前記シート(4)の車両前方への移動では前記仕切屈曲部(55A,61)が下方に移動し、前記シート (4)の車両後方への移動では前記仕切屈曲部(55A,61)が上方に移動することを特徴とする座席仕切機構(20B,20C)。
  9. 請求項1に記載の座席仕切機構(20D)であって、
    前記仕切部材(30)は、前記シート(4)に支持され、且つ、前記シート(4)の車両前後方向の移動に連動して車両前後方向に移動自在に設けられることを特徴とする座席仕切機構(20D)。
  10. 請求項9に記載の座席仕切機構(20D)であって、
    前記仕切位置規制部材(50)は、前記シート(4)の車両前後方向の移動に連動して車両前後方向に変位する移動部(67)を有し、前記移動部(67)に前記仕切部材(30)の上端(31)が固定されることを特徴とする座席仕切機構(20D)。
  11. 請求項1乃至10の何れかに記載の座席仕切機構(20A,20B,20C,20D)であって、
    前記シート(4)と前記天井(7)との間で前記仕切部材(30)をガイドするガイド部材(70)をさらに備えることを特徴とする座席仕切機構(20A,20B,20C,20D)。
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